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00/ 1/31(更新情報へ)

 生き延びたよ!(挨拶)

 という訳で、色々あって1:7の不利な戦闘比の戦いを日々強いられつつも、「おジャ魔女どれみ」の最終回で『魔法は失ったけど、魔法よりももっと大切なものを見付け、そして魔法がなくてもやりたい事ができるようになった自分に気が付いた』という結論を導き出したのに感心したり、でもすぐその後に流れた「おジャ魔女どれみ#」の予告編でどれみ達がニューコスチューム+ニューペペルトポロン(魔法の鈍器)でブリブリ魔法使ってるっぽい姿を見てその変わり身の早さに仰天したり、NHKのBSアニメ劇場で「女神候補生」と「おにいさまへ…」というある意味最強のラインナップなアニメの紹介を担当させられているアニメのお姉さんの髪の寝癖っぷりに仰天したり、テレ東の深夜アニメ「ブギーポップは笑わない」にギャルゲーのやりすぎで現実と妄想の区別が付かなくなった男子高校生が出て来て、ギャルゲーの女子に現実社会の女子の名前を付けたり、ディスプレイを見ながら「ポニーテール! ポニーテール! オレだけのう・な・じ!」とつぶやいたり、現実女子が『だってぇー、これ着てこいって言ったじゃなーい(はぁと)』とか言いながらスクール水着着て微笑んでいる様を想像してへらへら笑う、という狼藉の数々を働いているホンモノっぷりを見て仰天したりしながら、どうにか今週も生き延びることができました。
 やっぱり猫よりアニメが好き。


 それにしても、アニメ版の「ブギーポップは笑わない」を観ていると、今はもうこの手のサイコっぽいドラマを高校生とかが平気で受け入れられる時代になったんだよな、と思います。
 「ブギーポップ」シリーズ(上遠野浩平,電撃文庫)は、知っている方ならご存知の通り、電撃文庫で今ナウな若者にバカ受け(←注:笑うところ)しているジュニア向けノベルです。この小説、基本的な構造は「日常の中の非日常」や「異端的な超能力」や「世界の安定を目的に異端者を排除しようとする巨大な組織」など、極めてジュブナイルな小説の基本に沿ったものなのですけど、それに加えて斬新で現代的なアイデア(都市伝説とか)を要所に取り入れているのが特徴であり、作者独特の軽快で巧妙な言葉回しの魅力と相まって、とても時代感覚に溢れたお話になっています。「この時代に出るべくして出た」と言っても良いでしょう。
 今放送されているアニメ版では、その「斬新で現代的なアイデア」を、脚本家が自分なりの解釈で表現しようとしている、という感じがします(参考:SFオンラインに掲載されていた脚本家へのインタビュー)。

 で、その結果どんなアニメになったかと言えば、「過去に男子に告白できなかったトラウマを持った超潔癖性の女子」「頭が良くてスポーツ万能で正義感もある男子が突然難病に掛かってしまって人生が一変、転落へ」「宗教/自己啓発セミナーっぽいフレーズを連呼する友人に影響されて自分もその世界に引きずり込まれた女子」「ギャルゲーのやりすぎで現実と妄想の区別が付かなくなった男子」と、なんかこう「確かにこんな奴は身近にいそうだけど、でも何かこいつら明らかにおかしい(頭が)ですよ?」と思えてしまって仕方がないキャラが毎週毎週出てくるという、なんか「現代的」というよりも「病的」と言った方が適切なドラマになっている感じが、ヒシヒシとします。
 画面のトーンを意図的に落として映像を暗くする、という演出を含め、全体的なイメージはかなり景気が悪いと言えます。

 でもまぁ、「ブギーポップ」に出てくるキャラが抱えている悩みは、高校生という年代なら誰でも少しは持っているものであり、そういう部分をクローズアップしたのが今の人気に繋がっているというのも確かでしょう。
 かの「新世紀エヴァンゲリオン」は、主人公のシンジ君に代表される13歳の少年少女が抱える心の悩みに焦点を当てたことがヒットに繋がった要因の一つと言われています。今のいわゆるジュニア向けの作品は、これらの心の問題により深く踏み込むことによって読者の共感を得ようとし、またそれを受け取る読者の方も作品で提示された問題を自分のモノと捉えて共感する――という手法が普通に取られるようになって来ているのかも知れません。

 勿論、単に「心の問題により深く踏み込む」だけではなく、提示した問題に対してはそれなりの解決策を物語の方で提示してやる必要はありますけどね。そうじゃないとお話に救いがなくなってしまい、視聴者への単なる嫌がらせと取られてしまう危険性が高くなります。「エヴァ」とかな(ドクロ)。


 で、翻って我らが週刊少年サンデーの方に強引に話を持って行く訳ですが、今のサンデーに足りないものの一つは、この手のナウな若者(←注:笑うところ)に共感を得てバカ受けできるようなセンスなのかしらん、とか思っております。
 何か、今のサンデーって、(「勝手に改蔵」のような例外を除けば)「今の少年少女」に向けた雑誌ではなく、あくまで「編集部が理想としている少年少女」に向けて雑誌を作っているんじゃないのだろうか? とか思ってしまう訳ですよ。爽やかな青春を描いたスポーツマンガに素直に喜び、高橋留美子やあだち充の描く美少女に(萌えではなく)憧れを感じ、「名探偵コナン」のアニメを毎週欠かさず観るような、そういう優等生タイプのジュニアを仮想して雑誌作っているんじゃないか、という気がします。要は、サンデーに載っているマンガ世界を「理想像」として認識してくれる読者ですね。

 この手の方法論(読者の理想とする世界を見せる)で作られて最も成功したマンガは、おそらく「ドラえもん」や「サザエさん」を代表とする、いわゆる「一昔前の古き良き時代を舞台とした」作品でしょう。どちらも昭和30〜40年代くらいの日本(東京近郊)を舞台とし、典型的な日本の家族や下町をベースにほのぼのとした作品世界を構築したこれらのマンガは、もはや日本人の理想・原風景と言っても良いくらいの影響力を持っているのではないかと思います。
 これと同様に、「うる星やつら」も、今考えてみれば、日本がまだ平和だった80年代当時の軽薄で脳天気な雰囲気を反映しているような気がします。更に言えば「GS美神・極楽大作戦!」も、日本がまだ景気の良かった90年代初期のバブルな時代の風潮を反映した世界観を持っていました。
 こういう作品が、サンデーの好みなのかも知れません。

 ただ、このような「時代」を感じさせてかつ読者の「理想」と成り得るような世界観を持つ作品を作り出すのは容易ではないのも確かであり、結果的に今のサンデーは、特に時代設定を『現代』にする必要性が薄い「普遍的な理想の世界」を舞台にしたマンガが多くなっているような気がしてなりません。脚本作成に編集部の意向が混ざっているに違いないと思われる「マーベラス」や「リベロ革命!」なんかを読むと、特にそう思います。
 まぁ、読者の理想像を提示するのは少年マンガの使命の一つでもあるので、その辺のバランスを取るのが難しいのは確かなんですけど。と、一応フォローを入れてみました(エラそう)。


 とは言うものの、「ブギーポップ」「エヴァ」「lain」「ベターマン」などの神経症っぽい作品が次々と登場して一定以上の評価を得ている今、この手のナウな若者の心の悩みに焦点を合わせた不景気なマンガの一つくらいはあっても良いでしょう。

 例えば、「歩武の駒」をこの手の不景気な作品にしてみた場合、歩武が将棋盤を前にして「歩が……歩が取れないんだよう……」と言って錯乱しておかしくなったり、桂子は元々影が薄かったのでそれに影響されて尚更おかしくなったり、実はマイク君は奨励会の厳しい三段リーグのプレッシャーからの逃避したいという願望が生み出した歩武と桂子と黒伏の共同妄想意識の産物だったりとかする展開になると思います。

 ……ナウい?(←注:笑うところ)


更新情報:

* 「煩悩の部屋」画像コーナーに、裏町片菜さんの新作イラスト・「Great Dragon Queen!!」を掲載しました。今となっては何もかも懐かしい、大竜姫強化月間対応イラストです。
 手のひらサイズの乳+ショートカットを信条とする裏町さんの好みとは真っ向から反するキャラですが、ちゃんと大竜姫さまの(妄想上の)特徴である、長い髪+大きい乳を描写して下さいました。

(裏町さんのコメントより)
>今後の参考までに、そういう格好は、
>紳士淑女御用達のおハイソなサイト、C-WWWとしてはOKですか?

 「そういう格好」は紳士のたしなみとして許容致します。
 というか、するべき。紳士淑女なら。

* あと、緒理さんから、おキヌと美神の4コママンガが届きました。
 これはどっちかと言えばイラストコーナーよりもこっちの更新情報で掲載した方が雰囲気としては良さそうなネタだと判断したので、こっちに掲載します。

 →「GS4コマ jpg, 545×900, 122K」

(作者解説)
すみません。ネタは皆様にお任せします。
2コマ目:ネタ振り
3コマ目:おキヌちゃんのボケ&美神さんのソフトツっ込み
のセリフを適当に考えてやって下さい。私は、
「そーいえば、連載、終わっちゃいましたねー。」
「美神さん、新連載は、いつ始まるんでしょう?」
で始めよーとしましたが、ロクなモノが出来ませんでした。

 ……2コマ目の『そういえば美神さん、・・・ですねっ』のところに、「最近、生理不順」とか「ラブひなアニメ化決定」とかいうワードを入れようとした私は、どうでしょうか(人として)。


お知らせ:
 近日中に、C-WWW のサイトそのものをリムネットから pos.to ネットに移住させる計画を立てています。
 準備ができたらお知らせします。


00/ 1/24(更新情報へ)

「我輩をあのような大飯喰らいで犬嫌いズッコケ慌てんぼオバケと一緒にするとは!
 軍曹 超絶メチャ切れでありまーす!」
(『ケロロ軍曹』/少年エースコミックより)


 というか、最近少年エースで連載しているコミックス『ケロロ軍曹』(作者:吉崎観音氏)を読んで、いわゆる藤子Fパターン(東京郊外の小田急線や中央線沿線に住み平凡な日常を営んでいる家庭に、突如として非日常な存在がやって来て居候→非日常キャラ巻き起こす騒動とそれに巻き込まれる周りの人達のドタバタをおもしろおかしく描写するパターンのマンガ<長い)でもまだこんなに面白いマンガを作れるんだよなぁ、と再確認している今日この頃です。

 主役であるところのケロロ軍曹(地球を侵略するためにやって来たカエル型宇宙人という設定)が何故か異様なまでのガンプラマニアだったり、軍曹の語尾に付く「〜であります!」が妙に面白おかしかったり、ネットや iMac などの最新テクノロジーが小道具として使われていたり、そのくせ家の中に着物姿の美少女の幽霊が住み着いていたり、突然女の子が空から落ちて来たり、などのグッと来る要素の数々がどれも実に上手いバランスでミックスされており、作品世界を読者にとって心地よいものに仕上げています。
 幼少の頃から藤子F不二雄系のマンガを読んで育ったタイプの人なら、素直にオススメできる良作だと思いました。

 あと、主人公の姉や母親がかなりの巨乳なのを見て、「おお、巨乳キャラも十分イケるじゃん! 『巨乳である』というアドバンテージを活かしたキャラ造りってのも、基本に忠実でいいよなぁ!」とか思いました(結局)。
 やっぱり猫より乳が好き。


 それにしても、『ケロロ軍曹』を始めとして、ここんところは「読みたい!」というよりも、むしろ「読まなければならない!」と思うマンガやコミック誌が多くなっており、時間的・資金的余裕に乏しい私としては「そこに宝の山があるのは判っているんだけど、手が出せない」という心理的な牢獄感をヒシヒシと味わっております。
 っつうか、やはり仮にもマンガ系の Web ページを作っている人間が、「普段読んでるマンガ雑誌は、週刊少年サンデーとコロコロコミックだけです。いやもう、コロコロ連載の「デュエルマスターズ」さいこう! 第1話でいきなり主人公が激レアの絶版カード Library of Alexandria をセットしたり、『これがオレの秘密兵器だ!』とか言いながら Horseshoe CrabHermetic Study のコンボを格好良くキメるんですよ? ンもうシビれますよね! 読むしか!」とか言い出すのは、ちょっと立場上マズイですよね?(手遅れ)

 オタク評論家として名高い岡田斗司夫氏は、かつて「オタクというのは基本的にフィールドワークが重要」と申しておりました。つまり、マンガのことを沢山知りたかったら、実際に本屋とかコンビニに出向いてマンガを読むのが肝要だ、という訳ですね。
 ですので、かつて美神令子の父親・美神公彦氏が妻子をほったらかして南米に虫を探してフィールドワークに出かけたように、私も現実をほったらかして本屋にフィールドワークに出かけたい所存です。

 と、一応義務的に美神ネタを出してみました。どう?(ダメ)


 という訳で、毎日毎日オモロいマンガを探して本屋を練り歩いて(現実社会に)迷惑を掛けたい今日この頃な訳ですが、一応ここのホームポジションたる週刊少年サンデーの話題にもタッチしておかなければなりません。

 今のサンデーが雑誌としてのパッワーを失いつつあるような気がしてならない、という懸念は前にも書きましたけど、特に今年に入ってからそのパッワーを明らかに落としていると私が今思っているマンガが、何を隠そう「歩武の駒」なのです。「歩武の駒」。

 サンデーをご覧になっている方ならご存じの通り、今年に入ってからは、なんか『東京郊外の小田急線や中央線沿線に住んで平和な日常を営んでいた歩武や桂子の前に、突如として「今まで何をやってもダメだったボクだけど、将棋なら好きになれそうだ!」と語りながらも、実際に将棋に負けると将棋盤を平気で破壊する謎のアメリカ人・マイク君という非日常的な存在がやって来て居候→非日常キャラ巻き起こす騒動とそれに巻き込まれる周りの人達のドタバタをおもしろおかしく描写する』という、かなり藤子Fチックな展開(強引解釈)を見せております。
 でも、なんつうか、この展開になってからの「歩武の駒」は、どうも面白くないんですよ。個人的に。

 何がつまらないかと言えば、まず上げられるのは、「マイク君」というキャラはあのマンガの中の「日常」を崩す「非日常」となり得る程のパワーを持っていない、という点でしょうか。
 「非日常キャラ」としての彼の最大の特徴は、「何やってもダメなんだけど、将棋で自信を取り戻そうとするアメリカ人」という点である訳なのですが、でも単に「何やってもダメ」なキャラを出すだけだったら特に彼がアメリカ人である必然性はない訳であり、キャラ効果を活かせていないようにも思えます。
 アメリカ出身というからには、せめて藤子不二雄パターンを確立した名作「オバケのQ太郎」に登場し、「アメリカオバケ」の肩書きで一世を風靡したドロンパ級のキャラ特性(例:おなかの赤い星を取られるとオバケの特殊能力がなくなる、ペロンパという名前の妹がいる、など)は持ち合わせて欲しかったところですね。

 が、それより何より重要なのは、「マイク君がマンガに登場したことにより、『歩武の駒』というマンガそのもののストーリーの進行が阻害されている」という点だと思うのです。
 本来『歩武の駒』は、主人公である歩武が様々なライバルと出会って戦いながらプロ棋士を目指すという、至ってシンプルで判りやすい構造のマンガです。以前ここで『歩武の駒』の事を書いた時は、当時の新キャラであった「柘植 樹」を取り上げて大絶賛したのですけど、このキャラが何故優れているかと言えば、やはり「小さめの乳がいい」とか「小さめの尻がいい」とかいう萌え要素 彼女が「今後のストーリーの方向性を決定付け、それを加速する」意味合いが極めて大きいキャラだったからに他なりません。

 つまり、彼女がこのマンガに登場したことにより、「樹が登場→樹の憎むべき兄・大が歩武のライバルとして登場→大が四段に昇格→それを追う歩武が三段リーグで桂子・樹・縦岡・黒伏らのライバルと戦う→歩武が四段に昇格、倒したライバル達の思い(特に桂子と樹)を胸に大とプロの舞台で戦う」 というストーリーの大まかな流れが提示された訳であり、それくらい彼女は重要なキャラだと思ったからこそ、「凄いぞ『歩武の駒』! ついにストーリーを大きく動かす決意をしたんだな! やる気あるじゃん!」と喝采した訳なのですよ。
 ……それなのに。ああ、それなのに。

 個人的には、マイク君が登場した以降の『歩武の駒』を読んでいると、「先に進むべき方向が明らかに提示されているのに、何故君はそこから先に進もうとしないの?」という苛立ちを感じてしまいます。
 「サンデーは他誌より漫画を早いうちに切らないので、それだけじっくり描ける」と言われてはいますし、これはサンデーの利点の一つだとは思うのですが、「じっくり描く」のと「話を停滞させる」のはまったく別の問題でしょう。何故、今あえてこのような何時でもできる(と言って良い)展開を何週間も続けるのかという、サンデーの意図が判りません。


 いやホント、今の『歩武の駒』の停滞っぷりを見ていると、

 「かつて『水戸黄門』は連続ドラマのように話が続いていたのだが、主力視聴者層であるお年寄りから『話を続き物にされても、こっちは来週まで生きていられるかどうか判らない身体なので、観ていて困る』という苦情が寄せられ、結果として今のような1週単位でオチが付くエピソードになった

 って逸話を、何故か思い出してしまいますね。何となく。

 ――何故こんな話を思い出したか?
 それは勿論、オレだって来週まで生きていられるかどうか判らないからであります!

 私は男である以上、「男は外に出れば七人の敵がいる」の法則に従って毎日毎日生きるか死ぬかの戦いを強いられている訳であり、即ち彼我の戦闘比は1:7! 1:7なので圧倒的に不利なのであります! しかも、3月には重要な補給源であるNHK−BS版「カードキャプターさくら」の放送が終了してしまうのでキャラ萌え要素補給もままならず、こちらの練度が下がってさらに不利な方向にコラム修正が発生!
 なので、戦闘になったらどう考えても戦闘結果はDEとなってオレだけが除去されてしまう上に、敵ユニットが戦闘後2ヘクスも前進して来るので大変にピンチ! ピンチなのであります!(注意:ここのセンテンスが全部判る人とは、友達にならない方がいいです)

 なので、『歩武の駒』には、ぜひオレが死ぬ前に早く三段リーグ編に突入して頂きたい! そして、歩武に負けた桂子が「ついに追い越されちゃったね! でも、アタシは絶対歩武君に追いつくから! あなたを諦めないから!」と涙ながらに告白したり、歩武に負けた樹が「あたしの兄が本当にあなたの言うような男なのか、あたしの代わりに確かめて来て……」と歩武に兄への思いを託したり、そんなライバル達の思いの重圧に苦しむ歩武を見かねた最上師匠が、歩武を自分のアパートの部屋に招いて(以下略)! とか、そういう燃える展開を毎週毎週オレに見せろ! 見せろキシャー!

 さらに言うなれば、今週のサンデーで『歩武の駒』の次に載っていた『神聖モテモテ王国』のファーザーの台詞「男同士の友情って奴を、同人少女が素敵な方向に想像力をめぐらせて、何と言うかぅぉぉ……」は正に金言であり、関係者はこの言葉に頭を垂れつつ、肝に銘じるべしであります!
 っつうか、もし、現実の奨励会に掛け算大好きな同人少女がいたら、ぜひ『歩武の駒』の成人女性向け同人誌を監修を行っている深浦六段に見せつけ、「このマンガは読者から一体何を期待されているか」という真実を見せてやるべき!(←迷惑なのでやらないで下さい)


更新情報:

* 「煩悩の部屋」画像コーナーに、帆足 実さんの新作イラスト・「お茶が入りましたよ」を掲載しました。ポットとティーセットを持ったおキヌちゃんのイラストです。帆足さんの描く女性キャラには独特の可愛らしさがありますね。
 なお、このイラストの別バージョンが、青山さんとこの『心はいつもおキヌちゃん』に掲載されているそうです。そちらも併せてご覧下さい。

* 「煩悩の部屋」創作作品コーナーに、もうすっかりお馴染みとなったまきしゃさんの新作・『飢えた狼!』を掲載しました。
 例によって、端的に言えばシロがヒドイ目に遭うお話ですが、どちらかと言えば端的に言えない部分の方に話の主眼があると思いました。

* C-WWW 設置以来あまりメンテしないでほったらかしにしていた「煩悩の部屋」の「著者一覧」のページを、久しぶりにリニューアル致しました。コメントと共に、その人が作った作品名の一覧の参照、およびその作品の紹介部分への直リンクを張ってあります。
 今まで私のサイトに作品をお寄せ下さった方の中で、「著者一覧」の作者コメントがないので自分のコネントを掲載して欲しい方、「著者一覧」に載せているコメントを新しいものに差し替えて欲しいという方、および名前からリンクされているメールアドレスや URL を修正して欲しいという方がられましたら、メールで連絡をお願いします。

*椎名高志秘宝館」のアニメグッズのコーナーに、M383さんという方から寄せられた「連載200回記念テレカ」の画像を頂きましたので、掲載しました。かなりレアリティの高いグッズの情報の提供、どうもありがとうございました。

*GS-Mikami Cool Sites Link」(要はリンク集)に、タマモのファンページ(のはずだったけど、今ではすっかり「歩武の駒」のファンが集うサイトになった感がある)「山奥寒村お食事処」を追加しました。
 また、「絵たま」の通称で親しまれていた匿名のiさんの Web サイト・「絵魂 −Art Spirits−」は、サイト移転+管理者充電のため、しばらくお休みするそうです。ですので、リンクページから一時的にはずさせて頂きました。

お知らせ:
 しばらくの間、ここのサイトの定期更新日を「月曜日深夜」とさせて頂きます。



00/ 1/17(更新情報へ)

 近況:Yahoo! オークションをよく覗くようになりました。(挨拶)


 私の場合、普段は趣味でやってる Magic: the Gathering のカードの流通価値を調べたり安く入手しようとしたりする思惑でオークションサイトを覗いているのですけど、この前ここで話題にしたおキヌちゃんのセル画オークションの件以後、IRC や掲示板などでも「GS美神」関連のオークションに関する話題とかも出てくるようになったので、時々は「GS美神」ネタもチェックするようになりました。

 「GS美神」などのコレクターグッズがこの手のオークションで取り引きされている事に関しては、色々と意見がある方も多いとは思いますけど、でもこれもまたネットが個人にもたらした大きな力の一つであると、私なんかは思う訳ですよ。
 特に私の場合、住んでいる土地が中途半端に大都市圏から離れていたためにゲームとかアニメとかマンガとかのソレ系のブツの流通が悪く、それ故に小さい頃からそういう趣味を持ってしまった私は