まぁ、メアリーとの会話は高校レベルなので、わざわざ訳すほどの事もないでしょうが、マッスルとの会話は誤植や英語の表現が混ざっているので、難しいですね。
こんな時はgoogle翻訳〜!
マ「Любовъ моя,(正:Любовь моя)
Приди ко мне
Хочу, чтобы ты была моей」
(直訳すると、「私の愛 私のところへ来なさい。私は、あなたが私になりたい
」まぁ、言わんとしている事はわかりますわな)
皆「Niet!! (正:Нет)
Позвоните, в милицию!!!」
(直訳すると「やめろ!!警察を呼べ!!!」)
あのコとスキャンダル!!(3)
さぷりめんと(124)
「グリシャム大佐は、若い頃に小夜ちゃんという幼女に惚れたんだよね?」
「そのとおりデース!」
「ずっと前から愛してましたーっ」
「突然流暢なロビエト語で口説く前にするべきことがあるでしょうっ!!!」
ふふふ、たとえ読めなくても内容はカンペキに解りますw
そして皆本は知的好奇心が旺盛すぎると思います。正直、羨ましいですw
思春期の子供の部屋の掃除は、99%嫌がられると思いますw
と言いますか、これは隅々まで物色されただけでは…w
本編は、紅葉さんと皆本・賢木のデートが始まりました。
パンドラとバベルの境界線は決して消えないでしょうけど、百戦錬磨の賢木と恋愛レベルが1上がった皆本がどこまでやれるか楽しみにしたいと思います。
ただ、やはり最大の注目点は紅葉さんの言動ですね。
ノーブラ…じゃなくてw、今回の様子を見るに、パンドラはバベルの事を知り尽くしているので、このデートはパンドラにとってメリットが少ないように思いました。
それでも応じた紅葉さんの真意がどこにあるのか…楽しみにしています。どうか「暇つぶし」じゃありませんように…(苦笑)。
あと「強い女性の男性観」みたいなものも、密かに楽しみにしています。
それにしても、野次馬は澪と桃太郎と葉クンだけですか…。
兵部や真木さんには知らせなかったのカナ?
とりあえず、自分の知らない紅葉さんの表情を見てちょっぴり寂しそうな葉クンにニヨニヨしようと思いますw
ちなみに、今号のアンケートは『絶チル』に1位票を入れませんでした。
1位は平野綾さんのグラビアです☆ 水着とたれ目にやられましたw
でも、この投票は椎名ファンとして正しいものだと確信していますw
まぁ、メアリーとの会話は高校レベルなので、わざわざ訳すほどの事もないでしょうが、マッスルとの会話は誤植や英語の表現が混ざっているので、難しいですね。
こんな時はgoogle翻訳〜!
マ「Любовъ моя,(正:Любовь моя)
Приди ко мне
Хочу, чтобы ты была моей」
(直訳すると、「私の愛 私のところへ来なさい。私は、あなたが私になりたい
」まぁ、言わんとしている事はわかりますわな)
皆「Niet!! (正:Нет)
Позвоните, в милицию!!!」
(直訳すると「やめろ!!警察を呼べ!!!」)
問題は谷崎とナオミちゃんの会話ですが、標準語に直訳しますと
谷「連休は何をなさるつもりですか?実家が近いので一緒に帰るのはいかがでしょう!」
ナ「ハゲしく遠慮します!」
う〜む、二人とも福岡県の出身だったか。
高校生の頃、実家から送ってきたイチゴはとよのかだったのか?
ダブルデートはよく聞きますがイケメン男子二人を従えてデートとは紅葉姐さんマジぱねぇす、と思う今日この頃です。こんにちは、感想です。
現代版若者言葉を使うナオミちゃんも違和感ありまくりだと思いました。谷崎はどこの方言だと思ったら博多弁のようです。出身福岡なんですか谷崎。里帰りのお土産に辛子明太子とか買って帰ってくるのでしょうか?
おかしな成り行きで始まった紅葉デートミッション、私をバベル本部に連れてって!しかし皆本と賢木は女性に甘いのかエスパーに甘いのかわかりませんが激甘対応です。どうなるバベル本部、なにかたくらみ事があるのか紅葉!でもヒキの葉の「あんな顔しねーもん」の紅葉は死亡フラグみたい(笑)
予想外の楽しみ様とお茶目ぷりを振りまく紅葉。皆本には中○悠一ヴォイスで最後にこう叫んで欲しいです。
「パンドラの紅葉がこんなにかわいい訳がない!!」
>「グリシャム大佐は、若い頃に小夜ちゃんという幼女に惚れたんだよね?」
>「そのとおりデース!」
>ふふふ、たとえ読めなくても内容はカンペキに解りますw
やばいグリシャム大佐までそんな特殊な性癖を!!ただでさえ変態だらけなのに!!
念のために訳すとこんな感じ?
「明日の晩グリシャム大佐をレストランに招待したいんだ。すまないけど予定空いてるか大佐に聞いてくれないかな?」
「了解!」
いや今翻訳ソフトもありますしアレなんですけど。大佐に誤解が広まるとマズイ(笑)。
その他感想
*フェザー意味深ですね、やはり何かあるのでしょうか。チルドレンたちの皆本に対する好感度が低いと戦争の未来一直線とか。攻略できなきゃ世界が滅ぶ!とかなんでしょうか。
*賢木の運転する車はジャガーXFがモデル?
*葉の格好がスナフキンみたい。
*柏木さんグーで殴った!柏木さんマジぱねぇす!
あのコとスキャンダル!!(2)
議論の結果、賢木と皆本が紅葉さんを誘惑する事になりました。
僕の率直な感想は「野次馬の数が半端ないのでは?」という事です。バベル側はともかく、パンドラ側は全員見に来るのでは?w 特に兵部なんてヒュプノで黒巻さんあたりに変身して参加しそうな感じですw
紅葉さんの性格、賢木たちのアクション、周囲のリアクション、面白そうな要素だらけですので、ちょっとニヤニヤしながら次回(11/24)を待ちたいと思いますw
あとは、P.17の「はっ」とする薫が可愛いです☆
でもちょっと考えてみたんですけど、女子として料理スキルを磨くのはいいのですが、皆本の域には届かないのでは…? 料理はもう皆本に任せちゃって、他の部分…たとえば皆本に欠けている部分を補えるようなスキルを磨くのがいいように思いました。
…でも考えてみたら、皆本に生活レベルの欠点は見当たりませんでした…(汗)。仕事も家事もハイレベルでこなすこの男の攻略は容易ではありません…。
とりあえず僕ができるアドバイスは「科学博物館を楽しめるようになりなさい」という事くらいです…(汗)。
薫、がんば☆
さぷりめんと(123)
明クンの抗議活動により初音ちゃんが下着着用を決心しました。してしまいました…。
勿論、明クンの主張は正当かつ健全なものなのですが、いち読者としてはどーしようもないガッカリ感があるのも否めない事実です…。くぅ、よかったね明クンっ(涙)!!
コレミツさんのお仕事は「シークレットサービス」が良いと思います(響きが)。
あれ? 今パンドラでまともに働いてるのってマッスルだけ?w
あ、でも一応、全員「活動中」と言える…カナ?
そして当然の流れとして(?)、次回の紅葉さんには「元祖ノーブラ」としても期待したいと思います。
………パンツは……はいてますよね…?
祝紅葉姐さん初ヒキ!パンドラ幹部影の支配者活躍の予感・・・・・・!
スポットがあたりそうで中々あたらなかった紅葉姐さんがいよいよ活躍しそうな気がする今日この頃です。こんにちは、感想です。
個人的には20巻オマケ漫画の「がんばって、真木ちゃーん!!」の紅葉姐さんが好きなんですがこの頃からかなりマセていたと言うかオトナだったんですねぇ。
紅葉姐さんはテクニックでレベル7を子供扱いする超能力者なのでまったく油断できません。真木と戦ったらどっちが強いんでしょうか?
なんか本当に皆本が手玉に取られてしまいそうな展開です。皆本が心配なバベルサイドと紅葉が心配なパンドラサイドとなると皆本お見合い編みたいな感じになりそうですね。
どう考えても兵部が大喜びしそうなシチュなんですけどやはり関わってくるのでしょうか。呼んでも無いのにやって来た賢木はどうなるのか?薫のヤキモチ大爆発なのか?澪たちは?待てよ次号!・・・・は休載です。
その他感想
*「明日からやる」は大抵やりません。明、真面目だなぁ。あまりに幼馴染だと妹みたいな感覚ってやつでしょうか?
*賢木登場時の「日本じゃ2番!!」は何か覚えがあるなぁとググってみたらズバッと参上!ズバッと解決!の快傑ズバットでした。賢木のカッコもパロディなんだ・・・・・・・・・・・・古過ぎるにもほどがあると思います。賢木の年齢では再放送も見たことあるか怪しいです。谷崎でも難しいかも。実は賢木はオールドヒーローマニア?椎名先生世代のヒーローですね。
*そんな賢木も紅葉姐さんに手は出したくないようです。意外と賢明と言うか場慣れしている人には危険が嗅ぎ分けられるんでしょうか?
あのコとスキャンダル!!(1)
さぷりめんと(122)
一応、賢木は葉クンだけじゃなくメイド喫茶の子も診療していたので、あまり取り繕う必要もないように思うのですが…。なにかもう女の子にウソをつくのが習慣になっているように見えますね…(苦笑)。
しかし「バレないように賢木は皆本のお尻から透視すればよかったのに」とか思っちゃって、そんな自分に軽くショックでしたw
以前から「ハンゾーさんは武士ではなく忍者なのでは?」と思っていたのですが、今回なんとなく「もしや大河ドラマのファンなのでは…?」という思いが頭をよぎりましたw
そして兵部の勧誘スキルは見事なのですが、個人的にはここでハンゾーさんに「二君に仕える気はない!」と言って忠義っぷりを発揮してほしかったです。
本編は、ちさとちゃんと東野くんのキスでした☆
ちさとちゃんが可愛い☆ 超可愛いっ☆ 中の人にも見てもらいたいくらい超可愛いです☆
という事で、次回は「紅葉さんは誰とキスをするのか?」という見方でいいのでしょうか?w
なにか最終的に「ティムくんと皆本がキスをする」というエンディングが見えたのですが、果たしてこれは的中するのでしょうか?w
あとは、隙の無い皆本の攻略法は夜這いなんじゃないかと思いました。
まぁ成功しても後でマジ説教されそうですけどw
内閣は、チルドレンやバベルの連中はパンドラに面が割れてるという事を知らないのか…(笑)
誘惑なら、普通は賢木の出番なんでしょうが、きっと皆本がやらされると思うなww
で、皆本が紅葉に真っ正面からこう言うわけ
「こんな事をいうのは ぶしつけだとわかっているんだが…
僕に誘惑させてくれないか?」
で、結局監視にまわったチルドレンが嫉妬に狂ってぶち壊しにする。
騒ぎが終わって、マッスルが紅葉に
マ「どぉ?皆本って いい男だったでしょ」
紅「まぁね…ノーマルにしてはね
でも、いい男(ひと)ってだけじゃ」
マ「あら、いい男ってだけで 十分じゃない」
とかいう会話がありそうな、(ないか)
日本とロビエト、外交の行く末はパンドラ最強の変態が握っている!!
将を射るにはまず馬から!ザ・チルドレンが打倒紅葉を目指す!!!
・・・・・・・・・・・突っ込みどころ満載な新展開が今週から始まりました。いかに我が国最強のエスパーとは言え女性秘書官をなんとかするのに女子中学生を使えってのは。捕まえろか殺せって命令ならまだわかるけど。
人間追い詰められると正常な判断ができなくなるよなぁと思う今日この頃です。こんにちは、感想です。
で、3ページ目に出てきた美人秘書官が紅葉姐さんですか。真木も秘書みたいな事やっていたし葉は運転手だし皆ロビエト外交官絡みで逮捕できないのでしょう。
今週の展開からするとチューで大騒ぎ(昭和の漫画みたいだ)な女子中学生対大人の女紅葉姐さんの対決になるのでしょうか。チルドレンの敗北は確実ですね。
しかしアクシデントでキスとかかなりベタな展開です。正統派少年漫画みたいです。椎名先生はあまりやらなかったので珍しいと思います。不二子さんを除けばデカデカとキスシーンを描くのもかなり珍しいかと。まともなキスシーンって横島ルシオラ以外では思い出せません。
最近は何かとても少年漫画らしい表現を使ってるな、と思います。王道?
どんな方向に話が転がってくのかわからない新シリーズ、楽しみですね。紅葉が逆に皆本にせまったりするのでしょうか?
紅葉は誰が好きなんですかね。やっぱり真木?
その他感想
*ナイチンゲールの魂が町娘に宿った!顔が好みならそれでいいんじゃないんだ!・・・・・・でも都合よく町娘がソックリってのも。元の町娘の魂どうなっちゃったの?とか中学生の演劇は細かいことはどうでもいいのです。
*ブシでニンジャは外国人がごっちゃにしやすいことだと思います。ハンゾーはリアル外国人。しかしハンゾーはまだマシなほうで「日本人は誰でも責任とってハラキリする」と信じてる外国人のほうがずっと多い感じがします。
*オカマノフ大使の目は獲物を狩るトリフェザーのようだと思いました。
*カガリと悠里、フラグは立たない?
*澪、意外と口が軽くて見栄っ張りでロマンチスト。あと案外庶民的だと思いました。
*薫の妄想はかなりこっぱずかしい・・・・・・
幻影の肖像(9)
さぷりめんと(121)
狂喜…じゃなくて驚愕の事実が判明しましたww
とりあえず僕が思いつく対策は、肌触りのいい下着を探すか、いっそのこと明クンも下着をつけずに生活するか、という事くらいです。
まぁ初音ちゃんの能力は野生的なので、自然体でいた方が力を発揮できるようにも思うのですが…、これは間違いなく「初音ちゃんはそのままでいいっ!!」という心の声に従うためのこじつけ論ですねぇ…w
これが皆本の主夫力…! ぱないの!
でも、あえて指摘するなら野菜が足りない…カナ?
将来の薫たちの豊満なボディは皆本の料理のおかげなのかも知れません。
…いや、葵はきっと栄養が頭脳に……(汗)。
本編は文化祭のエピローグ。
おそらく今回で最も注目するべきは、図らずも皆本と薫に礼を言われてしまった兵部の心の機微なのでしょうけど…、なにぶん僕はその辺の理解が不得手なので、正直ちょっと困惑しています(汗)。
なので、ちょっと別角度からのアプローチになります。
なんと言いますか、薫はともかく皆本が礼を言うのはまだ早いかなと思いました。
今エピソードの兵部はユーリちゃんを救うための処置を秘密裏に行った訳ですが、あくまでそれは「パンドラ流の荒療治」であり、ユーリちゃんを救うにあたっての最善でも唯一の方法でもないように思うのです。
もしバベル側がユーリちゃんの事情を知ったなら、きっと別のやり方で救おうとしたはずです。残念ながら、兵部の独断専行により、その機会はほぼ失われてしまいました。皆本がその事を自覚せずに礼を言うのは何か違うと言いますか…。
おそらく僕は…、皆本にもっと兵部と対立や衝突をしてほしいのだと思います。今回の件で兵部に出し抜かれた事を知らずに礼を言う皆本の姿が、ボンクラを通り越してやや滑稽に映り(おそらく兵部と違う意味で)ムカつくのです。
そして、その事と表裏一体的に、兵部に対して「実はいい人」になってほしくないとも思っているのです。最終的な印象がそうなるのは良いのですが、現段階ではまだ思いたくないと言いますか…。椎名先生の心の中で兵部のウェイトが大きくなるのは、(誠に身勝手ながら)個人的に好ましくないと言いますか…。
うーん…、詰まるところ、おそらく「兵部の方が正しい」という事になってほしくないのだと思います。
…と、以上、我ながらなかなか不完全燃焼的な感想でした…。
この『幻影の肖像』シリーズは色んな意味で感想が難しいです…。
さて、それはともかく、今回の個人的MVPはコレミツさんです☆
「自分が子供の姿になって娘に手を引かれる」という、なんだか萌えるシチュエーションなのに、いたって平静なのが凄いですw
今週から新展開じゃないじゃん!なんてこった!薫が漫画家目指すんじゃないかと期待してたのに!!
・・・・・・・・・・まぁよくある事ですよね。新鮮な状態でお届けされていると起こりやすいことです。こんにちは、感想です。
今週はミラージュの幻影シリーズのエピローグ。なので特に書くべきことも無いかと。兵部のツンデレぶりが見所ですか。ヤオイ属性のまったく無い自分にはどうでもいいのですが。
ナイとハンゾーはパンドラ預かりとなったようです。一緒に住むわけではないとのことなので完全な支配下ということではないようです。悠里は飼い猫のナイを失うことになるのか記憶が消されているのかどうなるのでしょうか?しばらくの間悠里は友人Bってあたりの役どころなんでしょうか?先が気になるところです。
フェザーが切ないですね。救いがあって欲しいと思います。
今週のヒキも兵部でした。今シリーズはほんと兵部シリーズであったと思います。次週バカ話シリーズのようですがどうなるんでしょうね。澪は登場するようですが・・・・・薫が即売会で売り子やらされるとかだったらどうしよう。楽しみにしています。
その他感想
*モモタロウはトリフェザーにいつ喰われてもおかしくないと思いました。
*初音にハイテナイ属性が加わった!野生美少女系キャラにありがちですね・・・・・・・・・すいません誰得だと思ってしまいました。
*ヒト型フェザーの服の胸元がすごい。初音だけじゃなくてフェザーもハイテナイ属性なのか?
*客席から「ミオさまー」の声が。え、ミオって学校でそんな立ち位置なのか?!女の子に大人気とか?
*ようやく23巻を買いました。もっとも予想された男チクビネタでした。最初から全員なのか一人なのかわからないと言われていましたけどね。どんなガッカリネタを仕掛けてくるかと思っていましたが・・・・・男チクビと言えば絶望先生の「チクビにスクリーントーン」ネタを思い出します。やはりサンデーコミックスの壁は厚かったのか。チクビ投票薫に10万クリックされた方々お疲れ様でした。現実はこんなものなので強く生きて欲しいと思います。しかし10万クリックか・・・・・・
幻影の肖像(8)
かくして舞台は終演。
大方のファンの見方通り、演劇の改変ラスト(ナイチンゲール/町娘と言う生まれ代わりに仮託するハッピーエンドの構図)を、ユーリ/悠理の行く末に重ねる形でしたね。
落し所としては、恐らくこれが最も美しく…そして無難なのでしょうし、私も異論なく楽しめました。
ただ、敢えて疑問を一つ提示するのなら…。
ユーリの退場は、兵部のヒュプノによりユーリ自身が “自分は死んだ” と思い込んだ事で起こった “自意識喪失” に依るワケです。
ですから、悠理の意識の底で眠り続けるユーリには、果たして自意識的なものが存在し得るのだろうか?、と言う事です。
…うーん、解かり難い言い回しですいません (^^;;;;
つまり、一端「封印」された人格として、ずっと止まった時間の中で眠り続ける事になるこれからのユーリにとって、自分の意識の外界(=悠理の過ごす日常)は認識し得るのだろうか…と。
もっと具体的に言えば、これから悠理が経験して行くことになる「まともな人生」を、ユーリは共有して自分の人生の糧とする事が出来るのだろうか、と言う事です。
いつの日か「お父さま」のピンチをトリガーとして目覚めた時に、兵部に “殺された” 瞬間から再覚醒までの間の記憶も経験も感情の変遷も、そんなユーリ自身を変革し得る “これからの悠理の日常” の記憶がスッポリ抜け落ちていたとしたら、それはユーリにとって余りにも惨い状態ですから。
これから悠理として「ただの女の子としてすご」す事になる、そんな “幸せな経験” を共有できずに、突然の目覚めと共に、「お父さま」と友達との選択を再度迫られる事になっては哀し過ぎます。
まあ、一方のファントムは、どうやら意識の底でこれからの悠理の生活を見て行く(=共有していく)事になりそうなのですから、ファントム経由でユーリ(ミラージュ)が共有する事も可能だとは思うのですけどね。
願わくば、ユーリにも悠理の幸せを共有して行って欲しいです。
“死んだ様に” 眠り続ける中、これから悠理が経て行く日常を、“とても幸せな夢” としてでも良いので共有し、自らの想い出としていって欲しい…切にそう願います。
ところで、いざ物語が閉じてみると…今回のエピソードでキーとなるべき点は、実はユーリではありませんでした。
何よりも(おや?)っと思ったのが、兵部のセリフ…
> 「非エスパー(ノーマル)たちの…いや、大人たちの歪んだ呪縛から自由になるための―――ね。」
…の箇所です。
兵部は、基本的に過去と未来に囚われて “現在を生きていない” と言う点が、彼自身の最大の問題点であり、そして恐らくは彼がそんな頑なな想いの虜囚である事こそが未来を変える為の最大の障壁なのだと私は思ってます。
(この辺は、「オーバー・ザ・フューチャー」編などからも実感できますが。)
そして、その問題がより深刻なのは、その核として常に兵部のノーマルへの抜き難い憎悪があった所以、なのです…が。
しかし、そんな彼が、今回は断罪の対象を単なるノーマルから別の方向に見出しているのが、このセリフなんですよね。
皆本と言う存在を通じて彼にも少しずつの変化は感じられていましたが、これ程までにそのスタンスの変化を表に出したのは、恐らく初めての事じゃないでしょうか?
或いは、今回のエピソードで最もその内心の変化を私たちの前に晒してしまったのは、ユーリではなく兵部だったのかもしれないな…皆本の述懐に呼応して可愛いクシャミをしている兵部を見て、しみじみそう思うましたw
金の力の勝利ですねッ!!愛だの恋だのくだらぬッ!!金最高!!カネカネキンコ!!!
とっさのアドリブでついウッカリ人間の本性が表れてしまうことはよくある事です・・・・カズラの見てはならない一面を見てしまったような気がする今日この頃です。こんにちは、感想です。
もっとも美神さんで耐性が付いてるのでなんとも思いませんが・・・・現実とはかくもツライものです。
このパティ版超展開演劇のオチも「女は階級でも性格でもない!顔だ!!」なオチであるので実に世知辛い演劇だよなぁと思いました。死んだナイチンゲールを哀れんだ神様が人として生き返らせた、みたいな描写でもあれば意外性は無くとも演劇として納得できたのではないかと思います。
まぁでも中学生の演劇ってこんな感じですよね。その点はわりとリアルです。
さて、メインストーリーの方なのですが副題と相反して出て来ないのではないかと心配していたファントムがやっと登場しました。地味で副題にするほどの出番ではなかったように感じますがファントムはユーリ内人間関係において重要なことを話しました。これでやっとハッキリしました。考えてみればファントムは最初から無意識下の反抗心が私、と言っていましたっけ。ファントムは悠里がミラージュに対抗するために生み出された存在だったわけですね。子供の反抗期の具現化と言いますか、言いなりになる自分、ミラージュに対抗するために生み出されたわけで、基本ミラージュは嫌いで悠里の味方なわけです。フェザーが「ミラージュは消えるべき」と言っていたのは正当だったわけです。ファントムではなくミラージュが消えるべきだったわけです。
でもファントムはミラージュに協力したりフェザーは当初ファントムを消耗させたりとユーリの設定が迷走していたのだと思います。つじつまが合わない部分はありましたが今週で最終決定なのではないかと。で、ミラージュファントムコンビはスリーピングビューティーとなりました。重要な復活を遂げる気がしますがとりあえずユーリ編は一旦終了なのだと思います。
しかし悠里今後どうなるんでしょうか。能力使えないとナイは猫の姿でいられないし、ブラックファントムから資金が得られるのかもわからないし・・・・ハンゾーは忍者的に大丈夫だと思いますが。パンドラの保護下に入るのでしょうか?
兵部がユーリを助けた理由もやはり身勝手な大人に振り回されたユーリへの自己投影だったからのようです。そりゃ美少女だからなわけ無いですよね(笑)。
次号から新展開!意外と早く一時退場したユーリ後の絶チル世界を待つものは!!新展開で薫が漫画家目指したりしないですよね?!
その他感想
*ユーリ等身大フィギュアは暴れまわったりしませんでした。残念。
*このシリーズでは皆本全然活躍しませんでしたねー
*「ノーマル」の意味が「普通人」から「非エスパー」に変更になった模様。差別を助長する的なクレームがあったかマズイと判断されたかそんな理由なのでしょう。「普通の人々」も変更になるのかも。
*しばらくミラージュやファントム出てこないと寂しいものがありますね。おきぬちゃんが一時退場した頃を思い出したり。
なんとか無事に『ナイチンゲールとバラ』が終演を迎えました。
僕の受け止め方としては、「ナイチンゲールは死んでしまったけれど、その想いの結晶であるバラの花は見知らぬ誰かの心に響き、受け継がれ再び輝く」という、いわゆる『ネクサス』なのだと解釈しました。
転じて、「ミラージュちゃんの想いを悠理ちゃんが受け継ぐ」という事も暗示しているのでしょうけど、これには個人的に重大な懸念があるのです…。
それは「超能力(才能)は人を幸せにするのか」という事です。
実は、ユーリちゃんに対する僕の最大の関心はここでした。
ミラージュちゃんを超能力、ファントムちゃんを感情・本音、悠理ちゃんを純心として、ミラージュちゃんが消える事で悠理ちゃんが幸せになるのなら、ミラージュちゃんが不幸の象徴になってしまいます…。
勿論、椎名先生は第1巻P.150で、才能には難儀や苦労が伴う事を提言しているのですけど、「才能を失う事によって幸せになる」という事を僕は認めたくないのです…。
僕が思うユーリちゃんのベストの幸せは、お父さまを説得・改心させて親子で仲良く暮らす事なのですが…、限りなく夢物語に近いですね…。
いっその事お父さまを洗脳しちゃえば…という黒い考えもあるのですが、それは色んな意味で反則だと思うので無しにしたいと思います(汗)。
例外要素として、ユーリちゃんの超能力は先天的にしろ後天的にしろ、人工交配を駆使してお父さまから与えられたものなので、最初からマイナス面の方が大きかったという見方もあります。
いずれにしましても、ユーリちゃんがお父さまにこだわる理由、お父さまは本当にユーリちゃんに愛情が無いのか、お父さまの「黒い幽霊」設立の動機、お父さまの本名など、まだまだ不確定要素がありますので、これからも注意深くユーリちゃんの物語を見守りたいと思います。
一方で、兵部の措置は公正かつ現実的だったと思います。
兵部は「どう生きるか」という選択をユーリちゃんに委ねたのですね。
「雲居悠理」として生きるなら(たぶん)今後の生活はパンドラが支援するし、「黒い幽霊の娘」として生きるならエスパーだろうと敵として全力で相手をすると…。
「どう生きようと君の自由だ。君が決めろ」というのは、もはや善意や愛情ではなく基本的人権の尊重に近い気もするのですが、ともかく僕はこの措置にとても好感を覚えます。やはり幸せというのは与えられるものではなく、自ら選んで掴むものだと思いますから。
…でも、それでも、現在の僕は「雲居悠理として生きる」事を選んでほしくはないのです…。
次回はエピローグとの事ですが、まず気になるのはパンドラの動向ですね。
今回の一件をバベル側に知らせるのかどうか…。まぁたぶん知らせないのでしょうけど、その場合は「黒い幽霊」に対してバベルが部外者っぽくなりそうなのが不安です…。
もうひとつは、劇のラストで薫と悠理ちゃんはチューしたのかどうかですねw 下りる幕の向こうで薫がやや仰け反っているように見えるので期待大ですw GO!GO!悠理ちゃん☆