ここは、椎名高志先生が週刊少年サンデーで連載している、「絶対可憐チルドレン」に関する意見や感想を書き込むための掲示板です。 詳しくは、この掲示板についてをご覧下さい。
桃太郎の気持ちが分かるファンタジー小説 「魔法使いとリリス」というファンタジー小説があります。作者はシャロン・シン、訳者は中野善夫でハヤカワ文庫から出ています。これを読むと、「生物兵器」とされた桃太郎の苦しみがよく分かる・・・と思うなあ、なんとなく。300ページ近くありますが、退屈はしないと思います・・・たぶん。
我らは少佐に従う者(06/51号) 「禁断の」と訳されていますが、"forbidden"ではなく"untouchable"――触る事が出来ない、触れてはいけない――正に、紫穂の為にあるような形容詞。三人の異名の中では彼女のものが一番しっくりします。 あと、"ANGEL or DEVIL!?"の文句を読んでふと思ったのですが、三人が未来においてパンドラ側につかなかった場合は、これらの異名はバベルでのコードネームのように使われるのかもしれませんね。
大鎌の「ビッグ・マグナム」が比喩ではなく本当にあった事に噴き出し、次のページでお亡くなりになった事に乾いた笑いが止まりませんでした。……「グシャッ!!」ですか。「グシャッ!!」……。この点に関しては、男に生まれついた事を呪う彼に、深い同情を禁じ得ません。
兵部と蕾見が使っていたのは、面ではなく線や点に収束した念動能力のようですね。薫が兵部の手ほどきを受けて身に付けた「ピンポイントシュート」を突き詰めていけば、ああなるのでしょうか。先のビッグ・マグナムとも対照的で、2人の技が群を抜いて極まっている事が窺えます。
そんな対決に介入したパンドラの新キャラ3人、もとい、シルエットだけなら澪編のチャットのシーンで登場していた3人ですよね。リーダー格っぽい長髪の彼がお披露目した能力は、髪を自在に伸ばし操る能力、でいいのかな? 女性が使いそうな能力ですが、ごつい男性が使用しても違和感は余りなかったです。理由は多分、眉毛と顎鬚。実は、体毛なら何でもOKだったりして。
色々考えさせられたり、ハラハラさせられたりしましたが、7週にもわたる長いエピソードも、最後に薫のフォローを入れて綺麗に締め。大変に楽しませて頂きました。心残りはエロコメ展開が無くなった事でしょうか。初音と明くんの。 報われない世話係に、合掌。
時間が取れなくて、ちょっと取り急ぎ味ですが、取り敢えず羅列気味に5連発いってみます(dryさんの感想と一部被っちゃってますが、ご容赦ネ ^^;)
#1. 紫穂 @ UNTOUCHABLE EMPRESS!! あんたっちゃぼー!!www 「禁断の女帝」…薫&葵の二つ名に比べて、何やら次元が異なるステージにいっちゃってる様なんですが? 紫穂、アンタ未来で何をやらかしたん? f(^^;
#2. マッスル @ こいつホントにビッグ・マグナム打ちやがったー!www 技のあまりなバカバカしさの一方、ナレーション・パートで故 富山敬さんの優しきお声が脳内自動再生…お陰で、泣き笑い状態な私は如何に? (^^)
#3. 蕾見vs.兵部+α @ サイキックバトル!! 正味5ページ程かけて描かれたハイレベル異能者バトル! ここ最近におけるサンデー作品のどのバトルシーンよりも迫力溢れる展開でした。 異能の力場が周辺に及ぼす影響描写のディティールの凝り様、小気味良い技の応酬、何よりキャラの躍動感…ベテランが描くとバトルシーンもこうなるんですね! 眼福、眼福 (^^)
#4. 明クン @ 彼の報われなさは既に萌え対象www 初音タンの心象スケッチ… つ【おなかすいた!!>>>∥越エラレナイ壁∥>>>ネズミいぢり>>明の怪我】 あ、明クン… つД`) …辛くなったら私ンチへおいで?(んでもって、ゴハン作って?<をぃ)
#5. 柱アオリ @ 「誠に残念ですが(中略)エロコメ展開はなくなりました。」 ぜ…絶望した!!!
うーん、本筋絡みのまともな感想も書きたかったけど…後日に時間とれたら再訪します f(^^; 以上、〔るかるか @ 『アルバ』が終わっちゃって超落ち込みモードだよ~〕でした。 …でも、若木ブログを漸く発見出来てちょっと嬉しいノダ (^^)
え~、昔どこかの雑誌のネタで「大声あげて技の名前を宣言してたら攻撃が読まれてかわされるわい!」というツッコミがありましたが、今回のマッスル・大鎌がまさにそれ。まあ、彼は今シリーズの癒し系だったので別に構わないのですが。それから、大鎌の最期の叫び(笑い)は「わたしはどうして男なの!」の方が良かったような気がします。 それにしても、「硬さやサイズにこだわる男は嫌いよ」って、蕾見姐さんエロ過ぎます。 なお、エロコメ展開が無くなったのは「朧さんの良心」によるものでしょうか? それはともかく、今シリーズで皆本がブラスターを撃たなかったのは「不実行という名の実行」だと思います。何だか、ロマン・ポランスキーの「戦場のピアニスト」におけるシュピルマンを連想させますねえ。
トップ会談! 興味深いような、そうでもなさそうなw議論ですね。 少し気になるのは「あのコたち」の中に皆本は入っているのでしょうか? バッドエンドでは皆本だって不幸な訳ですし。うーん、微妙ですね…。 2人の「望み」は平行線と言うよりは何回も衝突して何回も弾き合ってる感じですね。う~ん…何と言いますか…、お互い目指すゴール(結果)は同じといいますか似てるといいますか…、過程や方法論の相違点で衝突している雰囲気です………。 そんな議論の締め「ちがうっつってんでしょ、このガキ!!」が面白すぎですw このコマ大好きです!
「ビィィィ――――ッグ、マグナァァア―――――ム!!」 こんなモノをめくりで見せられたら吹き出すしかないですw いや、普通にやったんじゃ不二子管理官は硬質化できないから大技を使ったんでしょうけど。見事に玉砕されましたw 実際問題、この技は使えるんでしょうかね? Fukazawaさんの言う通り、密着して発射するしかないのでしょうか?
そういえば、前回マッスル大鎌は皆本に迫りましたが、あの使い方が鋼の能力の原点な気がしてならないですw 好きな人(男)にいつも必死の抵抗に遭う大鎌。それを防ぐ為に超能力に目覚めたような気がします。大鎌―――恐ろしい子w
ラストの「難しいのはわかってて、ワガママ言うてたんは―――」ですが…、え!!? 薫もどこかで「死刑も止む無し」と思っていたって事ですか?? えーー? ちょっと納得いかないですぅ。
UNTOUCHABLE EMPRESS ―禁断の女帝― dryさんとほとんど一緒ですが、「禁断」という和訳が上手いと思いました。さらに、異名はそれぞれの能力に由来しているので「UNTOUCHABLE」もバッチリ決まっています。さすがは椎名先生!
エロコメ展開は「おぼろンち」が登場するまで決して諦めませんっw 朧さんが巨乳であるかぎり、諦める事は不可能ですっw
ところで……、「ヒョーブ セッキン!」「ヒョーブ セッキン!」と喋る目覚まし時計が欲しいと思いました。「きゃああーーーっ☆」と絶叫して鼻血噴き出しながら1日を始めたいです(大嘘)。 もしも万が一奇跡的に何かの間違いでアニメ化された際には是非とも商品化してほしいです。 エ…!??? ナニコノ声……?? (それはない…!! ないんだよ、おキヌちゃん…!!) (あっ、血の涙。)
> 「禁断」という和訳が上手いと思いました。
創作の過程としては、逆じゃないかな。先に「禁断の」という称号を思いついて、後からそれにふさわしい英単語を探したんだと思います。もちろん、「称号は、かっこいい英単語が存在するようなものでなければならない」という制約のもとで考えたんでしょうから、多少は同時進行的な部分もあったんでしょうが、「後から和訳が作られた」ってことはたぶんないでしょう。
「リス」は「宇宙少年ソラン」では http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/news/061117/061117.htm より
椎名氏は「光速エスパー」を意識しておられるようですが、こちらに出てくるのは「チカ」という 小鳥の形をしたロボット(エスパー星人が意識を乗り移させて主人公をサポートする)ですね また、「光速エスパー」の主人公自体は超能力は持っていません。
で、「宇宙少年ソラン」には「チャッピー」という「宇宙リス?」が出てくるのでこちらと混同されてるのでは ないかと・・・ちなみにこちらの主人公も「サイボーグ」ですが超能力者では・・・
ちなみに「地底少年チャッピー」っていうのはひょっとして・・・(笑)
「光速エスパー」も「宇宙少年ソラン」も2001年と2002年にDVDで出てはいますが、どうして混同なさったのでしょうね。実写とアニメですから見間違えることはないはずですが。
二つとも1967年から68年にかけて放映されたもので、椎名先生は当時2〜3歳なのでご覧になっても覚えているとは思えません。 最近になって立て続けに見られたので混同されたのかもしれません。
実は年齢詐称で本当はもっと年上なのかもw 根拠は、 GS美神でマリアと横島が衛星軌道から落ちる時、「どこに落ちたい?」という「サイボーグ009」ネタを振ってきたり、 MISTERジパングの鷹狩りの話で「紫電改のタカ」ネタを振ってきたり、 元ネタが1965年生まれにしては古いというか、リアルタイムで読んでなければ少年期には読めなくなっていたはずのネタを振ってくる事があるからです。 お家にそういう古本があったのでお読みだったのかもしれませんが、「光速エスパー」と「宇宙少年ソラン」のビデオが1980年代にあったとはちょっと考えにくいですよね。
「光速エスパー」というのはこじつけじゃないですかねぇ。 主人公と小動物の組み合わせは、先生のお好きな世界名作劇場の常套手段ですから、むしろそっちからの発想かもしれません。
>>鼎 さん 既にソランについては触れられていたんですね、SPAMが大量だったため見落としてしまいました。 すみません
>お家にそういう古本があったのでお読みだったのかもしれませんが、「光速エスパー」と「宇>宙少年ソラン」のビデオが1980年代にあったとはちょっと考えにくいですよね。
うーん、年がばれそうな話はあまりしたくはないのですが、 70年代にはビデオやDVDはなくてもアニメや特撮の「再放送」がしょっちゅうありました。 今ほど番組数もなかったため、人気があった作品はリアルタイムで見ていなくても 目にする機会はむしろ今より多かったと思います。
また、マンガについても今ほど出版数が多くなかったためか、人気作品のコミックス はかなり長い間本屋の棚に存在しました。(009とか) また、今ほど「立ち読み」に対して厳しいこともなく、その気になれば「忍者武芸帳」を 何日かかけて全巻読破!なんてこともできました(笑)
ということで、椎名氏が年齢を詐称しているといったことは別にないのではと思います。 今と比べると絶対的な情報量が少なかったこともあるのか、古いマニアやオタクは 自分がリアルタイムで見た以前の作品についても結構詳しいんではないかと・・・。
http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/news/061124/061124.htm
つうわけで、椎名先生ご本人から事情が明かされましたね。幼稚園に上がる前…というわけでやっぱり年齢詐称じゃないと思います(笑)。
なお、 > 二つとも1967年から68年にかけて放映されたもので、 についてですが、「ソラン」の方は1965~67年放映が正しいようです。Wikipedia の記述(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%82%BD%E3%83%A9%E3%83%B3 )および、当方の所有している「テレビアニメ全集」(杉山 卓、秋元文庫 1978)いずれの記述も合致しています。
「…まぎらわしいぞ!!」 逆ギレする先生がステキです。
桃太郎はカワイク仕上がってるので、このままでもいいと思いますー。
椎名先生が混同したと思われる作品がもう一つ。 「戦え!オスパー」 詳細は http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E3%81%88%21%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC http://natsukashi.blog62.fc2.com/blog-entry-186.html を参照していただくとして、 1965年12月から1967年10月までTV放映していたアニメで、こちらの主人公は間違いなくエスパーです。 テレキネシス、テレパシー、テレポート、クレヤボアンス、プレコグニションの5つの超能力をはっきり謳っていました。 おそらく超能力の用語を日本の少年達に定着させたのはこの作品だと思います。 これは1965年当時の超心理学研究者ラインの分類に沿ったものであり、原作の山野浩一氏がニューウェーブ派のSF作家であった事と関係あると思います。 (他にも音楽に冨田勲とか、演出に富野喜幸の名前があったりして) ちなみに、主人公の名前がオスパーなのは、東芝が光速エスパーの版権を持っていたから。
この点から考えて、椎名先生の超能力観はやはりちょっと古典的かつ学術的(というか教育的?)かもしれません。
無茶しないで・・・ 速報見ました。 いまさらながら漫画家ってハードな仕事だなと。 余計なお世話とは思うけど言わずにはいられない。体を大事にしてくれと。
兵部京介という男… 重~い雰囲気が一気に軽くなりました…。ややもすると強引に見えかねない流れも、兵部京介と椎名先生の魅力と実力で、充分な説得力を持っています。すごいなぁ、この2人は…。
兵部の逆ギレっぷりは、もう清々しいですねっ。桃太郎の耳を引っ張ったり、蹴っ飛ばしたり、尻尾を噛んだり…、遠慮が見当たりませんw 皆本には真似できなさそうです。
「だが、それは誰のための社会なんだ?」 この言葉を聞いて、兵部はつくづく超能力者の為に尽力していると再認識しました。 簡単に言うと、法律の改正、ルールの是正。
皆本の結論は……撃てませんでした…。「撃たない」ではなく「撃てない」という所が奥が深いなぁ…と感じました。 細かい分析はキライなのですが…、兵部を射殺しようとした皆本の行動は正しい!と思います。でも、結果的に事態を平和的解決に導いた兵部を、あの局面で殺す事は「正しい!」と思えなかったんでしょうね…。チルドレンとハウンドが不安そうに見つめてるし……。桃太郎もバベルでは安全と言い切れませんし…。 僕的には過程がちょっと気に食わないのですがw、皆本の行動は不二子管理官の言う通り「正解」だと思えます。 いっその事、マッスル大鎌とちゅうしてカタイ性格をやわらかくしてもらえばいいと少し思いましたw
不二子管理官の任務が明らかに…。 ちゃんと未来を変える為に動いてたんですね。やはり未来を変えるのは簡単ではなさそうなので、頑張って皆本。苦悩の連続みたいです…。
そして次回、ぅおおおお……! ついに対峙したこの2人! もう活目しっぱなしですっ。
マッスルの積極的アプローチにジェラった兵部がさり気に皆本を救うマジラヴ展開ですかー!?(←多分違います)
いや~、見事な構成でした (^^) 先週号までの緊迫した展開を、“キレる兵部”で一気に弛緩させるテクニックは見事! 計算された落差に、思わず吹きました(w しかも、単にギャグ回収したってワケではなくて、ちゃんとシリアス部分に含みを持たせながら、それでもエピソードの〆として適度にコミカルな部分を入れつつオチにまで持って行ってるのは流石。
で、今回最大の要点としては、蕾見姐さんの意図が明らかになった事でしょうか。 こうしてみると、彼女が皆本にブラスターを渡した意図も推測できそうですね。 皆本に“力”としてのブラスターを与えておきながら、しかし、その“力”を実際に行使する事を望んでるワケではない…のかもしれません、蕾見姐さんは。 これからも皆本は「少しずつ引き寄せ」られた「小さな戦い」の中で兵部一派と対峙し続け、その都度悩みながらも、それでもブラスターによってエスパーたちを殺めない選択を積み重ねていく事になるのかな…とか。 破滅的な“力”を持ちながら、しかしそれを行使しない事による事態の解決を図る…って図式は、皆本だけではなくて女王・薫にもそのまま転写できる構図になってるんですよね。 ブラスターを手にする事で初めて、皆本は薫をより理解する為の共通の足場を持てたのかもしれません。
それにしてもラストの蕾見姐さん、カッコ良すぎ! カッコ良すぎて(これって退場フラグじゃないよねー?)と余計な心配をしてしまう私です f(^^; 次号は壮絶な超能力バトルか? はたまた、凄惨な痴話ゲンカか?www
尚、今週号の私的最上カットは…鼻息混じりに(つまらん)と呟く初音ちゃん! 初音かわいいよ初音!(をぃ
そうでした。兵部京介という男はこういう人間でした。エスパー・アニマルと噛み付き合うとは、普通人の皆本には二重三重の意味で無理な方法ですね(^^;
精神的に色々と追い詰められていたとはいえ、皆本があっさりと熱線銃を抜いてしまったのには少々驚きました。「どんなエスパーが相手でも、こんなもの絶対に使うもんか…!!」と決意していたので、もっと苦悩なり逡巡なりするかと思っていたのですが。 熱線銃を抜いた理由には、相手が殺人犯だからではなく兵部だからという部分が幾らか含まれているのかも。そして熱線銃を撃てなかったのは、自分のそうした心理を心のどこかで自覚してもいたから?
薫は最後まで個人的感情のみで動きました。それは常に良い、または常に悪いというものではなく、良い時もあるし悪い時もある、というもの。彼女はこれまでもずっとそのように振舞っていましたが、今シリーズではそれが顕著だったように思えます。バベルとパンドラ、ノーマルとエスパーといった構図の外で行動する彼女に、非常に危ういものを感じました。彼女が破壊の女王になるとしたら、それは兵部の誘惑ではなく彼女自身の性質によるもののような気がします。
さて、戦前生まれ二人による、子供(チルドレン)には見せられない対決の行方や如何に。
不二子ちゃん、言ってることが以前と少し違わない!?(笑)
………いや、はっきりと矛盾してるわけじゃないんですが、ちょっと椎名先生が軌道修正をしてきた感があります。なんつーか、不二子って、あんまり先の見通しはっきり立てずに出しちゃったキャラなんじゃないかなー(「とりあえず巨乳出しとけ」くらいの感じで)、という感じがしますね(椎名先生すみません)。
願わくば、次回の彼女が「さすが!」と思わせる活躍をしてくれんことを(………って、でもそれだと薫や兵部を喰っちゃうんだよな。このキャラ、意外と活用しづらい?)。
「それは誰のための社会なんだ?」だからと言って、兵部がそれに代わる社会を提供できるわけでもないんだよなあ…。「他人(特に、同じエスパー)のために自分の力を使わなきゃ」という意識を持ってる薫はともかく、今の兵部に葵と紫穂を籠絡できる器があるよーには見えない。
※ 兵部がすぐ飽きて取っ組み合いになるのは、その少し前から予想がついたので意外ではありませんでした。こーいうマンガ描く人ですよ、椎名先生って!(笑)
> でもそれだと薫や兵部を喰っちゃうんだよな。
じゃなくて、
でもそれだと薫や皆本を喰っちゃうんだよな。
でした。
はじめまして、井汲さん。いつも楽しく拝見しています。 が、ひとつだけツッコミを入れさせてください。
>でもそれだと薫や皆本を喰っちゃうんだよな。
不二子ちゃんへのツッコミに「喰っちゃう」なんて入れられると、 どうしてもどうしてもどーーしても違う意味に見えてしまうんですっ!
以上です。……すみません(笑)。
> どうしてもどうしてもどーーしても違う意味に見えてしまうんですっ!
いやいやいやいやいや………いやいやいや!!(笑)
どうも、初コメントありがとうございます。今後ともよしなに(笑)。
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桃太郎の気持ちが分かるファンタジー小説
「魔法使いとリリス」というファンタジー小説があります。作者はシャロン・シン、訳者は中野善夫でハヤカワ文庫から出ています。これを読むと、「生物兵器」とされた桃太郎の苦しみがよく分かる・・・と思うなあ、なんとなく。300ページ近くありますが、退屈はしないと思います・・・たぶん。
我らは少佐に従う者(06/51号)
「禁断の」と訳されていますが、"forbidden"ではなく"untouchable"――触る事が出来ない、触れてはいけない――正に、紫穂の為にあるような形容詞。三人の異名の中では彼女のものが一番しっくりします。
あと、"ANGEL or DEVIL!?"の文句を読んでふと思ったのですが、三人が未来においてパンドラ側につかなかった場合は、これらの異名はバベルでのコードネームのように使われるのかもしれませんね。
大鎌の「ビッグ・マグナム」が比喩ではなく本当にあった事に噴き出し、次のページでお亡くなりになった事に乾いた笑いが止まりませんでした。……「グシャッ!!」ですか。「グシャッ!!」……。この点に関しては、男に生まれついた事を呪う彼に、深い同情を禁じ得ません。
兵部と蕾見が使っていたのは、面ではなく線や点に収束した念動能力のようですね。薫が兵部の手ほどきを受けて身に付けた「ピンポイントシュート」を突き詰めていけば、ああなるのでしょうか。先のビッグ・マグナムとも対照的で、2人の技が群を抜いて極まっている事が窺えます。
そんな対決に介入したパンドラの新キャラ3人、もとい、シルエットだけなら澪編のチャットのシーンで登場していた3人ですよね。リーダー格っぽい長髪の彼がお披露目した能力は、髪を自在に伸ばし操る能力、でいいのかな? 女性が使いそうな能力ですが、ごつい男性が使用しても違和感は余りなかったです。理由は多分、眉毛と顎鬚。実は、体毛なら何でもOKだったりして。
色々考えさせられたり、ハラハラさせられたりしましたが、7週にもわたる長いエピソードも、最後に薫のフォローを入れて綺麗に締め。大変に楽しませて頂きました。心残りはエロコメ展開が無くなった事でしょうか。初音と明くんの。
報われない世話係に、合掌。
時間が取れなくて、ちょっと取り急ぎ味ですが、取り敢えず羅列気味に5連発いってみます(dryさんの感想と一部被っちゃってますが、ご容赦ネ ^^;)
#1. 紫穂 @ UNTOUCHABLE EMPRESS!!
あんたっちゃぼー!!www
「禁断の女帝」…薫&葵の二つ名に比べて、何やら次元が異なるステージにいっちゃってる様なんですが?
紫穂、アンタ未来で何をやらかしたん? f(^^;
#2. マッスル @ こいつホントにビッグ・マグナム打ちやがったー!www
技のあまりなバカバカしさの一方、ナレーション・パートで故 富山敬さんの優しきお声が脳内自動再生…お陰で、泣き笑い状態な私は如何に? (^^)
#3. 蕾見vs.兵部+α @ サイキックバトル!!
正味5ページ程かけて描かれたハイレベル異能者バトル!
ここ最近におけるサンデー作品のどのバトルシーンよりも迫力溢れる展開でした。
異能の力場が周辺に及ぼす影響描写のディティールの凝り様、小気味良い技の応酬、何よりキャラの躍動感…ベテランが描くとバトルシーンもこうなるんですね!
眼福、眼福 (^^)
#4. 明クン @ 彼の報われなさは既に萌え対象www
初音タンの心象スケッチ…
つ【おなかすいた!!>>>∥越エラレナイ壁∥>>>ネズミいぢり>>明の怪我】
あ、明クン… つД`) …辛くなったら私ンチへおいで?(んでもって、ゴハン作って?<をぃ)
#5. 柱アオリ @ 「誠に残念ですが(中略)エロコメ展開はなくなりました。」
ぜ…絶望した!!!
うーん、本筋絡みのまともな感想も書きたかったけど…後日に時間とれたら再訪します f(^^;
以上、〔るかるか @ 『アルバ』が終わっちゃって超落ち込みモードだよ~〕でした。
…でも、若木ブログを漸く発見出来てちょっと嬉しいノダ (^^)
え~、昔どこかの雑誌のネタで「大声あげて技の名前を宣言してたら攻撃が読まれてかわされるわい!」というツッコミがありましたが、今回のマッスル・大鎌がまさにそれ。まあ、彼は今シリーズの癒し系だったので別に構わないのですが。それから、大鎌の最期の叫び(笑い)は「わたしはどうして男なの!」の方が良かったような気がします。
それにしても、「硬さやサイズにこだわる男は嫌いよ」って、蕾見姐さんエロ過ぎます。
なお、エロコメ展開が無くなったのは「朧さんの良心」によるものでしょうか?
それはともかく、今シリーズで皆本がブラスターを撃たなかったのは「不実行という名の実行」だと思います。何だか、ロマン・ポランスキーの「戦場のピアニスト」におけるシュピルマンを連想させますねえ。
トップ会談! 興味深いような、そうでもなさそうなw議論ですね。
少し気になるのは「あのコたち」の中に皆本は入っているのでしょうか? バッドエンドでは皆本だって不幸な訳ですし。うーん、微妙ですね…。
2人の「望み」は平行線と言うよりは何回も衝突して何回も弾き合ってる感じですね。う~ん…何と言いますか…、お互い目指すゴール(結果)は同じといいますか似てるといいますか…、過程や方法論の相違点で衝突している雰囲気です………。
そんな議論の締め「ちがうっつってんでしょ、このガキ!!」が面白すぎですw このコマ大好きです!
「ビィィィ――――ッグ、マグナァァア―――――ム!!」
こんなモノをめくりで見せられたら吹き出すしかないですw いや、普通にやったんじゃ不二子管理官は硬質化できないから大技を使ったんでしょうけど。見事に玉砕されましたw
実際問題、この技は使えるんでしょうかね? Fukazawaさんの言う通り、密着して発射するしかないのでしょうか?
そういえば、前回マッスル大鎌は皆本に迫りましたが、あの使い方が鋼の能力の原点な気がしてならないですw 好きな人(男)にいつも必死の抵抗に遭う大鎌。それを防ぐ為に超能力に目覚めたような気がします。大鎌―――恐ろしい子w
ラストの「難しいのはわかってて、ワガママ言うてたんは―――」ですが…、え!!? 薫もどこかで「死刑も止む無し」と思っていたって事ですか?? えーー? ちょっと納得いかないですぅ。
UNTOUCHABLE EMPRESS ―禁断の女帝―
dryさんとほとんど一緒ですが、「禁断」という和訳が上手いと思いました。さらに、異名はそれぞれの能力に由来しているので「UNTOUCHABLE」もバッチリ決まっています。さすがは椎名先生!
エロコメ展開は「おぼろンち」が登場するまで決して諦めませんっw
朧さんが巨乳であるかぎり、諦める事は不可能ですっw
ところで……、「ヒョーブ セッキン!」「ヒョーブ セッキン!」と喋る目覚まし時計が欲しいと思いました。「きゃああーーーっ☆」と絶叫して鼻血噴き出しながら1日を始めたいです(大嘘)。
もしも万が一奇跡的に何かの間違いでアニメ化された際には是非とも商品化してほしいです。
エ…!??? ナニコノ声……??
(それはない…!! ないんだよ、おキヌちゃん…!!)
(あっ、血の涙。)
> 「禁断」という和訳が上手いと思いました。
創作の過程としては、逆じゃないかな。先に「禁断の」という称号を思いついて、後からそれにふさわしい英単語を探したんだと思います。もちろん、「称号は、かっこいい英単語が存在するようなものでなければならない」という制約のもとで考えたんでしょうから、多少は同時進行的な部分もあったんでしょうが、「後から和訳が作られた」ってことはたぶんないでしょう。
「リス」は「宇宙少年ソラン」では
http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/news/061117/061117.htm
より
椎名氏は「光速エスパー」を意識しておられるようですが、こちらに出てくるのは「チカ」という
小鳥の形をしたロボット(エスパー星人が意識を乗り移させて主人公をサポートする)ですね
また、「光速エスパー」の主人公自体は超能力は持っていません。
で、「宇宙少年ソラン」には「チャッピー」という「宇宙リス?」が出てくるのでこちらと混同されてるのでは
ないかと・・・ちなみにこちらの主人公も「サイボーグ」ですが超能力者では・・・
ちなみに「地底少年チャッピー」っていうのはひょっとして・・・(笑)
「光速エスパー」も「宇宙少年ソラン」も2001年と2002年にDVDで出てはいますが、どうして混同なさったのでしょうね。実写とアニメですから見間違えることはないはずですが。
二つとも1967年から68年にかけて放映されたもので、椎名先生は当時2〜3歳なのでご覧になっても覚えているとは思えません。
最近になって立て続けに見られたので混同されたのかもしれません。
実は年齢詐称で本当はもっと年上なのかもw
根拠は、
GS美神でマリアと横島が衛星軌道から落ちる時、「どこに落ちたい?」という「サイボーグ009」ネタを振ってきたり、
MISTERジパングの鷹狩りの話で「紫電改のタカ」ネタを振ってきたり、
元ネタが1965年生まれにしては古いというか、リアルタイムで読んでなければ少年期には読めなくなっていたはずのネタを振ってくる事があるからです。
お家にそういう古本があったのでお読みだったのかもしれませんが、「光速エスパー」と「宇宙少年ソラン」のビデオが1980年代にあったとはちょっと考えにくいですよね。
「光速エスパー」というのはこじつけじゃないですかねぇ。
主人公と小動物の組み合わせは、先生のお好きな世界名作劇場の常套手段ですから、むしろそっちからの発想かもしれません。
>>鼎 さん
既にソランについては触れられていたんですね、SPAMが大量だったため見落としてしまいました。
すみません
>お家にそういう古本があったのでお読みだったのかもしれませんが、「光速エスパー」と「宇>宙少年ソラン」のビデオが1980年代にあったとはちょっと考えにくいですよね。
うーん、年がばれそうな話はあまりしたくはないのですが、
70年代にはビデオやDVDはなくてもアニメや特撮の「再放送」がしょっちゅうありました。
今ほど番組数もなかったため、人気があった作品はリアルタイムで見ていなくても
目にする機会はむしろ今より多かったと思います。
また、マンガについても今ほど出版数が多くなかったためか、人気作品のコミックス
はかなり長い間本屋の棚に存在しました。(009とか)
また、今ほど「立ち読み」に対して厳しいこともなく、その気になれば「忍者武芸帳」を
何日かかけて全巻読破!なんてこともできました(笑)
ということで、椎名氏が年齢を詐称しているといったことは別にないのではと思います。
今と比べると絶対的な情報量が少なかったこともあるのか、古いマニアやオタクは
自分がリアルタイムで見た以前の作品についても結構詳しいんではないかと・・・。
http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/news/061124/061124.htm
つうわけで、椎名先生ご本人から事情が明かされましたね。幼稚園に上がる前…というわけでやっぱり年齢詐称じゃないと思います(笑)。
なお、
> 二つとも1967年から68年にかけて放映されたもので、
についてですが、「ソラン」の方は1965~67年放映が正しいようです。Wikipedia の記述(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%82%BD%E3%83%A9%E3%83%B3 )および、当方の所有している「テレビアニメ全集」(杉山 卓、秋元文庫 1978)いずれの記述も合致しています。
「…まぎらわしいぞ!!」
逆ギレする先生がステキです。
桃太郎はカワイク仕上がってるので、このままでもいいと思いますー。
椎名先生が混同したと思われる作品がもう一つ。
「戦え!オスパー」
詳細は
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E3%81%88%21%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC
http://natsukashi.blog62.fc2.com/blog-entry-186.html
を参照していただくとして、
1965年12月から1967年10月までTV放映していたアニメで、こちらの主人公は間違いなくエスパーです。
テレキネシス、テレパシー、テレポート、クレヤボアンス、プレコグニションの5つの超能力をはっきり謳っていました。
おそらく超能力の用語を日本の少年達に定着させたのはこの作品だと思います。
これは1965年当時の超心理学研究者ラインの分類に沿ったものであり、原作の山野浩一氏がニューウェーブ派のSF作家であった事と関係あると思います。
(他にも音楽に冨田勲とか、演出に富野喜幸の名前があったりして)
ちなみに、主人公の名前がオスパーなのは、東芝が光速エスパーの版権を持っていたから。
この点から考えて、椎名先生の超能力観はやはりちょっと古典的かつ学術的(というか教育的?)かもしれません。
無茶しないで・・・
速報見ました。
いまさらながら漫画家ってハードな仕事だなと。
余計なお世話とは思うけど言わずにはいられない。体を大事にしてくれと。
兵部京介という男…
重~い雰囲気が一気に軽くなりました…。ややもすると強引に見えかねない流れも、兵部京介と椎名先生の魅力と実力で、充分な説得力を持っています。すごいなぁ、この2人は…。
兵部の逆ギレっぷりは、もう清々しいですねっ。桃太郎の耳を引っ張ったり、蹴っ飛ばしたり、尻尾を噛んだり…、遠慮が見当たりませんw
皆本には真似できなさそうです。
「だが、それは誰のための社会なんだ?」
この言葉を聞いて、兵部はつくづく超能力者の為に尽力していると再認識しました。
簡単に言うと、法律の改正、ルールの是正。
皆本の結論は……撃てませんでした…。「撃たない」ではなく「撃てない」という所が奥が深いなぁ…と感じました。
細かい分析はキライなのですが…、兵部を射殺しようとした皆本の行動は正しい!と思います。でも、結果的に事態を平和的解決に導いた兵部を、あの局面で殺す事は「正しい!」と思えなかったんでしょうね…。チルドレンとハウンドが不安そうに見つめてるし……。桃太郎もバベルでは安全と言い切れませんし…。
僕的には過程がちょっと気に食わないのですがw、皆本の行動は不二子管理官の言う通り「正解」だと思えます。
いっその事、マッスル大鎌とちゅうしてカタイ性格をやわらかくしてもらえばいいと少し思いましたw
不二子管理官の任務が明らかに…。
ちゃんと未来を変える為に動いてたんですね。やはり未来を変えるのは簡単ではなさそうなので、頑張って皆本。苦悩の連続みたいです…。
そして次回、ぅおおおお……! ついに対峙したこの2人!
もう活目しっぱなしですっ。
マッスルの積極的アプローチにジェラった兵部がさり気に皆本を救うマジラヴ展開ですかー!?(←多分違います)
いや~、見事な構成でした (^^)
先週号までの緊迫した展開を、“キレる兵部”で一気に弛緩させるテクニックは見事!
計算された落差に、思わず吹きました(w
しかも、単にギャグ回収したってワケではなくて、ちゃんとシリアス部分に含みを持たせながら、それでもエピソードの〆として適度にコミカルな部分を入れつつオチにまで持って行ってるのは流石。
で、今回最大の要点としては、蕾見姐さんの意図が明らかになった事でしょうか。
こうしてみると、彼女が皆本にブラスターを渡した意図も推測できそうですね。
皆本に“力”としてのブラスターを与えておきながら、しかし、その“力”を実際に行使する事を望んでるワケではない…のかもしれません、蕾見姐さんは。
これからも皆本は「少しずつ引き寄せ」られた「小さな戦い」の中で兵部一派と対峙し続け、その都度悩みながらも、それでもブラスターによってエスパーたちを殺めない選択を積み重ねていく事になるのかな…とか。
破滅的な“力”を持ちながら、しかしそれを行使しない事による事態の解決を図る…って図式は、皆本だけではなくて女王・薫にもそのまま転写できる構図になってるんですよね。
ブラスターを手にする事で初めて、皆本は薫をより理解する為の共通の足場を持てたのかもしれません。
それにしてもラストの蕾見姐さん、カッコ良すぎ!
カッコ良すぎて(これって退場フラグじゃないよねー?)と余計な心配をしてしまう私です f(^^;
次号は壮絶な超能力バトルか? はたまた、凄惨な痴話ゲンカか?www
尚、今週号の私的最上カットは…鼻息混じりに(つまらん)と呟く初音ちゃん!
初音かわいいよ初音!(をぃ
そうでした。兵部京介という男はこういう人間でした。エスパー・アニマルと噛み付き合うとは、普通人の皆本には二重三重の意味で無理な方法ですね(^^;
精神的に色々と追い詰められていたとはいえ、皆本があっさりと熱線銃を抜いてしまったのには少々驚きました。「どんなエスパーが相手でも、こんなもの絶対に使うもんか…!!」と決意していたので、もっと苦悩なり逡巡なりするかと思っていたのですが。
熱線銃を抜いた理由には、相手が殺人犯だからではなく兵部だからという部分が幾らか含まれているのかも。そして熱線銃を撃てなかったのは、自分のそうした心理を心のどこかで自覚してもいたから?
薫は最後まで個人的感情のみで動きました。それは常に良い、または常に悪いというものではなく、良い時もあるし悪い時もある、というもの。彼女はこれまでもずっとそのように振舞っていましたが、今シリーズではそれが顕著だったように思えます。バベルとパンドラ、ノーマルとエスパーといった構図の外で行動する彼女に、非常に危ういものを感じました。彼女が破壊の女王になるとしたら、それは兵部の誘惑ではなく彼女自身の性質によるもののような気がします。
さて、戦前生まれ二人による、子供(チルドレン)には見せられない対決の行方や如何に。
不二子ちゃん、言ってることが以前と少し違わない!?(笑)
………いや、はっきりと矛盾してるわけじゃないんですが、ちょっと椎名先生が軌道修正をしてきた感があります。なんつーか、不二子って、あんまり先の見通しはっきり立てずに出しちゃったキャラなんじゃないかなー(「とりあえず巨乳出しとけ」くらいの感じで)、という感じがしますね(椎名先生すみません)。
願わくば、次回の彼女が「さすが!」と思わせる活躍をしてくれんことを(………って、でもそれだと薫や兵部を喰っちゃうんだよな。このキャラ、意外と活用しづらい?)。
「それは誰のための社会なんだ?」だからと言って、兵部がそれに代わる社会を提供できるわけでもないんだよなあ…。「他人(特に、同じエスパー)のために自分の力を使わなきゃ」という意識を持ってる薫はともかく、今の兵部に葵と紫穂を籠絡できる器があるよーには見えない。
※ 兵部がすぐ飽きて取っ組み合いになるのは、その少し前から予想がついたので意外ではありませんでした。こーいうマンガ描く人ですよ、椎名先生って!(笑)
> でもそれだと薫や兵部を喰っちゃうんだよな。
じゃなくて、
でもそれだと薫や皆本を喰っちゃうんだよな。
でした。
はじめまして、井汲さん。いつも楽しく拝見しています。
が、ひとつだけツッコミを入れさせてください。
>でもそれだと薫や皆本を喰っちゃうんだよな。
不二子ちゃんへのツッコミに「喰っちゃう」なんて入れられると、
どうしてもどうしてもどーーしても違う意味に見えてしまうんですっ!
以上です。……すみません(笑)。
> どうしてもどうしてもどーーしても違う意味に見えてしまうんですっ!
いやいやいやいやいや………いやいやいや!!(笑)
どうも、初コメントありがとうございます。今後ともよしなに(笑)。