ここは、椎名高志先生が週刊少年サンデーで連載している、「絶対可憐チルドレン」に関する意見や感想を書き込むための掲示板です。 詳しくは、この掲示板についてをご覧下さい。
07/15号 どこに反応したらよいか どうもみなさん、いつものような食いつきがありませんね。 私もどう食いついていいのか分からずにいます。
もちろん、この調子だとエピソード完結にあと2話かかるペースですので、この段階での評価を差し控えたいという事でしょう。
しかし、どういうオチに持っていくかは興味のあるところで、 1.結局、マサラおばばは負けて、チルドレンたちに何か力を与えてくれるのでょうが、歴代エスパーの能力の蓄積がどう話にからんでくるのか。 紫穂がセラに変わって、最強のエスパーなるとか。 逆にマサラに乗っ取られるのを契機に、幽霊嫌いを克服してしまうのか。 2.セラが殿下より年上って、いったいいくつ?今の姿は本当の姿なのか? 3.3人に与えられた「超能力を攻撃力に変換する」武器って何をどうしてるの? 弓矢はテレポーテーションを利用して必ず当たる魔弾、サーベルは敵の太刀筋を読み無敵の切れ味を誇る、と解釈しましたが、薫のモーニングスターは念動力をどのように攻撃に利用するのでしょう。しかもあっさりリング攻撃に割られてしまいましたが。
また、元ネタの疑問も、 1.マサラの能力が宇宙エースのネタなのは、オチと関係するのか? 2.レアメタルの神像の形が、どこかで見覚えがあります。「ムーン」という唸り声もどこかで。(ジョージ秋山の「ザ・ムーン」とはたぶん無関係だと思いますが) 元ネタ不明のこのデザインがオチと関係するのか? 3.能力が拡大する闘技場というのは、GS美神で小竜姫の修業場として使ってますし、蕾見管理官が歳がバレるので入れないというのも人工幽霊第1号(元渋鯖男爵邸、新しい事務所)のネタで使ってますね。この設定を使った新しいアイデアが出るのでしょうか?
食いつきどころは多々あるのですが、今のところ展開の予測がつきません。 どうなるんでしょう。
そうだ、きっと皆本が飛び込んで、小学生になってしまうんだ。(それじゃ8巻おまけだって<自分) 見かけは子ども。頭脳は大人!w
まる一話が戦闘シーンでしたが、予想通りと言いますか、やはり絶チルは能力バトル漫画にはならないようです。そういったものとして読んだ場合、今号の展開はかなり淡白な印象を受けます。 個人的なイメージで恐縮ですが、能力バトル漫画と言えば、
・ 作品独特の非現実的あるいは超常的な能力 ・ 能力を厳密に定義する法則とそれによる能力の制限 ・ 能力者同士の戦闘、特に戦術的な駆け引きの描写がメイン ・ 非能力者は能力者に勝てず、戦闘でも日常でも活躍に乏しい
といったものを連想するのですが、絶チルでは、
・ もっぱらオーソドックスな超能力が登場し、意外性や目新しさには欠ける ・ 合成能力等の新設定によって能力の定義は曖昧になり応用の幅も広がっている ・ 戦闘は力押しな展開が多く、戦闘自体もストーリーを彩る1シーンに過ぎない ・ 非能力者は能力者に対抗できる存在であり、両者の関係がテーマの一つ
といった感じで、定石を尽く外しているかと思います。 今回も、基本的にサイコキネシスで攻撃しテレポートで移動するという感じで、超能力の使い方は至極単純です。役立たずとなった紫穂へのフォローも兼ねて、「超能力を攻撃力に変換できる武器」なる物が登場しましたが、それらへの超能力の応用の仕方はともかく、ビジュアル的に地味な戦闘シーンとなってしまった感があります。特にこれといった駆け引きがマサラとの間で行われた訳でもありません。
やはり絶チルは「超能力少女育成コメディー」として楽しむべきなのでしょう。で、そういう視点で読み直した場合、見所はpp. 423-427の葵の弓捌き、紫穂の剣捌き、そして決めのポーズに尽きるのではないでしょうか。 大人Ver. となっている事でこれらのシーンは派手さに欠けるものの、華麗さという点ではかなり様になっています。特に弓を構えるコマの、葵の引き締まった表情のアップなんかは凛としていて、本当はまだ小学生である事を感じさせません。逆に言えば、チルドレンがまだ小学生だからこそできる演出であり、今後成長するにつれてこうした大人と子供のビジュアルの使い分けをどうするのか、と言うより中高生くらいのチルドレンが描かれる日が本当に来るのか、色々な意味で気になります。 ともあれ、こうした形で彼女らの成長を皆本に再認識させるのがシナリオ上のポイントのようですが、それがどのような結果をもたらすのか。今シリーズはその辺りに注目したいと思います。
モーニングスターで「ケガをさせないように」するのは難しいと思います。 それにしても、今回の紫穂かっこいい。これからは「アイテム・コレクション」(昔、富士見文庫からでていました。もう絶版かなあ)に出て来るカシュー王(になる前の剣闘士)のように様々な武器に挑戦して下さい(何か間違い)。
前回分のBSの「つーわけで次号はおねーさんチルドレンのバトル描きますんで、お楽しみにー。」という御言葉通り、一話がっつりバトルでしたね。 「地味」、「淡白」と言われると完全否定はしづらいですけど…、僕は満足感充分ですかねぇ。紫穂の「剣の舞→決めポーズ」がとっっても華麗です! う、美しい…!!! 葵もお見事でした。テレポートアローなんて回避不能の攻撃、心底恐ろしいです。 このインパラヘン製武器は「超能力を攻撃力に変換できる」との事。つまり、使用者の超度に応じて威力が変わるという事でいいのでしょうか? いえ、そう思わないとムーン像を破壊できる説得力が足りないのですよ僕的に。
今回のエピソードはこのバトルの為に作られたと言っても過言ではないでしょうね。普段と違う「おねーさんチルドレン」のバトル、しかも「ドレスアップ」しているので、なんだか誌面の隅々まで観察してしまいます(変な意味ではなく)w ちょっとお気に入りなのは紫穂の背中です。
今回の不二子ちゃんはオモシロイと言いますか…、もぅ可愛いくて仕方ありませんっ! 「ヴン!!」と手を入れる時の深刻な表情がツボです☆
マサラさんは、なにやらワルが付きそうなほど賢い人みたいですね。 「3対1ではハンデがある」と助っ人を召喚し、チルドレンから「ズルいっ!!」と指摘されれば「4対1でもオッケー」と参戦できない不二子ちゃんを促してます。常に有利な状況を造り出す事は“勝利者”の常套手段です。 それとも、本当に4対1でも勝算があったのでしょうか? 不二子ちゃんはチルドレンより強いと思うのですが…。 あと、チャクラムが高度なサイコキネシスだと今さら気付きました。パワーを凝縮した形状だったんですね。変化させて強化して放出するとは…ハイレベルです…。
次回は、薫の兵部直伝「ピンポイントシュート」が炸裂するのでしょうか? ちなみにアレって“貫通”じゃなくて凝縮された“押す力”なんですよねw 結界の外に押し出して勝ち…かな…??
それと…、最近の懸案事項を少し…。 巻頭方面の予告に“18号(4/4発売)以降に2本の新連載あり!”との事…。 え、え~~と、つまり「2本、終了する作品がある」という事ですよね…? えーと、え~っと、『妖逆門』と『ブリアク』という解釈でいいんですよね!? 『絶チル』は終わらないですよね!!? 完成原稿速報がアップされないのはウィニーを警戒しているからですよね!!? …4月がこんな怖ろしい季節だなんて知らなかったヨ………。
何にせよ、紫穂の剣技が素晴らしいなぁ…これは叶うことなら動画で見てみたいです。 特に、反したシャムシールを半月状に地に這わせての正対ポーズ…カッコ良過ぎ!
>3人に与えられた「超能力を攻撃力に変換する」武器って何をどうしてるの? この辺、武器特性の描き方が少し解かりにくい感じはしますね。 “テレポーター=空間認知のスペシャリスト”である葵の手に掛かれば、普通の弓矢でも命中精度は相当なモノになりそうに思えますし、武器や道具の使い方を認知できる紫穂の能力も以前から提示されてるものですから、彼女たちがこれらの武器を操る描写としては“特殊な武器である”と言う特異性が見られないんですよね…。 ただ、考えてみれば、子供の腕力だけで石像を弓矢で貫通したり、刀でぶった切れるとは思えませんし (^^; …単純に、超能力を貫通力や切れ味といった物理的な力に変換すると言う、言わばアシストシステムみたいなモノなのでしょうか?
>それと…、最近の懸案事項を少し…。 ここ暫くの先生の音信不通ぶりが重なっているもので、少し不安感が伴いますよね。 4月期はコミックスの発売も無いのですけど…単純にスケジュールが圧しているのかなぁ…或いは、お体とか悪くされてなければ良いのですけれど…。 原稿速報の更新がホントに待ち遠しいですね。
なぜ今回のエピソードにひっかかりを感じるのか、しばらく考えてみました。
このエピソード、皇太子殿下とサラの恋愛を成就させるため、チルドレンが一肌脱ぐというお話ですよね。 「美形で金持ちの王子様と、美人の恋愛を取り持つ」? ありえねえ!天が許しても、椎名先生が許すはずがない! これが違和感の原因です。 きっと裏があるに違いない。
その面で注目するのは、マサラのこの言葉。 「私だって、死んだ後を楽しみにしてたのよ!?」 という事は、インパラへンの巫女は死ぬまで国家護持の役目を負わされていたのでしょう。 で、死んだら自由になれる、という事ですか? 死んだら若い肉体に取りついて人生を楽しめるという意味ですよね。
ここで悪い妄想が。 皇太子とのロマンスやってるのは、本当にセラなんでしょうか? 実はセラとマサラが適当に入れ替わってやってるのではないでしょうか? セラも自由になりたい、マサラもセラの体で人生を楽しみたい。 彼女らを拘束しているのは、インパラへンの国家護持システムである。 彼女らが自由になるには 1 神像よりなるシステムを強力なエスパーに壊してもらう 2 同レベルのエスパーを拘束して、巫女を交代する という2つの方法がある。 そこで、皇太子をたぶらかして強力なエスパーを日本から連れてこさせて、マサラが戦う事で、 1 戦闘に乗じて神像を破壊する。 2 負ければ、晴れて巫女から解放。皇太子はチルドレンを次の巫女に指名。 すったもんだは皇太子の問題で、セラとマサラは自由の身 なんて事を考えているのでは、ないでしょうか。
とにかく、顔が良くて家柄が良くて金を持ってる(それだけで十分嫌味な)奴を素直に幸福にしてやるほど、天も神(=椎名先生)も甘くないんで、きっと落とし穴が仕掛けられてるに違いありません。
続・葵タン定点観測 そうかッ、「弓」なら控えめな方が有利になるッ! 邪魔にならない分、狙いが定まるから! 控えめで良かったネ、葵タン!
「 や か ま し い っ ! 放 っ と い て ん か !」
ヒュ!パッ! バシッッ!
どくどくどく・・・
畑先生、宣伝ありがとうございます。 畑先生のバックステージパス http://websunday.net/backstage/hata.html (Vol.121/2007年3月7日)
>で、温泉でハプニングというと >『絶対可憐チルドレン』の四巻の巻末漫画でもつっこまれてましたが、
やっぱり温泉ネタなんで、畑先生も意識されてたんですね。
主人公をそそのかす悪友というと、ハヤテのキャラでは……タマしか思いつかないですよ。 つまり、賢木センセイはタマと同じ魂を持つということで(笑)。
『絶対可憐チルドレン』 と 『のび太の恐竜2006』 先日のTV放映を観て思った事をつらつらと…。
カンタンに言いますと、“のび太とピー助”を“皆本とチルドレン”にややダブらせてみました。椎名先生もこの作品をお子さんと一緒に映画館で観たとの事。いったい何を感じ思ったのか…、非常に興味があります。 http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/news/060305/060305.htm
「どっちにしてもここはピー助にとって暮らしにくい世界だよ…。」 「本当にピー助の幸せを願うなら、取るべき道は1つ!」 「ピー助…、ここが、おまえの世界なんだよ…。 ここで…、ここで、幸せに暮らすんだよ…。 じゃ、元気でな…!」 そりゃあ一概には当てはめられませんし、皆本とチルドレンはこんな(1回目の)別れ方はしないでしょうけど…、無い可能性もゼロではありません…。やはり異種族と一緒に居るよりは同類と一緒に居た方が幸せなのかも知れません…。いや、人間と恐竜は全然、ホンット全然違うのは解っているんですけど…。それにエスパーとノーマルを“異種族”としたくはないんですけど…。 幸福論はムツカシイです…。
ドラえもん型ポップコーンバケットのフタのように、構造的問題があると“世界”からハミ出してしまうモノが出てきます…。そしてそれは排除(淘汰)される運命です…。 法律が、つまりは“世界の構造”がオカシイと幸福は得難くなってしまいます。だから改良しないと! 不幸を減らす為に! 悲劇を避ける為に! バベルが政治的に改良するのが先か、パンドラが強行的に改良するのが先か…、運命の分かれ道な気がします。
…とまぁ、歪曲した深読みでした。 でもきっと椎名先生も少し考えたと思うのですが どうなんでしょうねぇ………。
ついでに『ドラえもん』の感想を少し…。 いいワカモノを2回も泣かすとは、やっぱり『ドラえもん』は凄いです。 描写は良くも悪くも“子供向け”でしたね。立派なスタッフ陣です。 皆本もあの“あたたかい眼”を見習えばいいのにと思いましたw
今やってる『のび太の新魔界大冒険』はヤバイです…。エンディングとかであの主題歌が流れたら絶対泣いてしまうと思います。あの歌はドラえもんとのび太の事を歌っていると思うのは僕だけですかねぇ…。まぁ映画館には行きませんがw 来年のTV放映を楽しみにしていますっ。 チンカラホイ☆
パンドラ、特に兵部少佐は常識的な意味での「エスパーの解放」とか「世界の改革」を望んでいないと思います。彼の場合、60年以上「静かに絶望して」「エスパーとノーマルの世界を救うには世界が滅ぶしかない」と考えているのではないでしょうか?人類滅亡こそ真の平和、てな具合に。佐藤大輔の「地球連邦の興亡」に出て来る政治家の場合、「人類が生き残るためなら連邦政府が瓦解しても構わない」と逆の発想で危機に対処しとりますが。
>彼の場合、60年以上「静かに絶望して」「エスパーとノーマルの世界を救うには世界が滅ぶしかない」と考えているのではないでしょうか?
う~ん…、それだとなにか本末転倒な感じに……。ほんっとあのヒト、何考えてるか解らんですw
僕が述べた“世界の改良”は「エスパーとノーマルが共に幸福に暮らせる社会の為」ではなく、只々「10年後にチルドレンが死なないように」が焦点なのです。 不二子ちゃんも兵部も色々と画策していますが、変化を起こせなければ「あの未来」を迎えてしまう訳でして…。一番効果的なのが「法律の改正」かなぁ…と思った次第です。
あと…、「ドラえもん型ポップコーンバケット」を絡ませたかったという欲もちょっぴりありましたw 実物を見ていないので詳細は知らないのですが。 現在公開中の劇場ではまた販売しているのでしょうか? しているのならば、“改良”が施されているのか、ちょっと興味があります。知っている人がいたら誰か教えてくれませんか?w
『絶チル』世界の未来は不明な部分が多い為、なんかもう“イロイロ予想が出来そうで出来ないミライ”です。しかも不安要素の方が圧倒的に多くて心配事が尽きません。戦争へ至る経緯もさっぱり判りませんし。 …まぁ、椎名先生なら絶対にバッドエンドにしない! と100%信じて疑わないのですけれど。
まっがーれ↓(未来が)
葵タン定点観測 今回のアダルト・チルドレン(用語違う)の見所は、「瞳の中の悪魔」や「サイコ・ダイバー ズ」の時みたいなイメージ像の延長ではなく、仮とはいえ、生身で本格的な超能力戦が 展開される様子です。 彼女達を頑なに「子供」と認識しているムッツリな皆本が、チラリやポロリにどこまで耐え られるかが、勝負ですよ(何の?)
それはさておき(おくのか・・・)
葵タンの「フケツ」発言も久々ですが、何やらニュアンスが少し違ってきています。 この頃、興味が異性より同性に向いている気がします(そうか?) 百合の萌芽が芽生えつつあるのか?(ないない) そういう方向性になってきているのか?(きてません) そこんトコ、どうなっていくのか、今後も観測を続けていきます(ご自由に)
「私ね、葵ちゃんがどうなっていくんだろうって考えるべきだと思った、 そうしてずっと考えていたら、わかっちゃったんだ。 究極、私は葵ちゃんがメガネでツンデレで控えめで白衣であればいいんだ、って」
「 こ れ 以 上 、 近 づ か な い で ! 」
ワタシモサガシテ・・・
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07/15号 どこに反応したらよいか
どうもみなさん、いつものような食いつきがありませんね。
私もどう食いついていいのか分からずにいます。
もちろん、この調子だとエピソード完結にあと2話かかるペースですので、この段階での評価を差し控えたいという事でしょう。
しかし、どういうオチに持っていくかは興味のあるところで、
1.結局、マサラおばばは負けて、チルドレンたちに何か力を与えてくれるのでょうが、歴代エスパーの能力の蓄積がどう話にからんでくるのか。
紫穂がセラに変わって、最強のエスパーなるとか。
逆にマサラに乗っ取られるのを契機に、幽霊嫌いを克服してしまうのか。
2.セラが殿下より年上って、いったいいくつ?今の姿は本当の姿なのか?
3.3人に与えられた「超能力を攻撃力に変換する」武器って何をどうしてるの?
弓矢はテレポーテーションを利用して必ず当たる魔弾、サーベルは敵の太刀筋を読み無敵の切れ味を誇る、と解釈しましたが、薫のモーニングスターは念動力をどのように攻撃に利用するのでしょう。しかもあっさりリング攻撃に割られてしまいましたが。
また、元ネタの疑問も、
1.マサラの能力が宇宙エースのネタなのは、オチと関係するのか?
2.レアメタルの神像の形が、どこかで見覚えがあります。「ムーン」という唸り声もどこかで。(ジョージ秋山の「ザ・ムーン」とはたぶん無関係だと思いますが)
元ネタ不明のこのデザインがオチと関係するのか?
3.能力が拡大する闘技場というのは、GS美神で小竜姫の修業場として使ってますし、蕾見管理官が歳がバレるので入れないというのも人工幽霊第1号(元渋鯖男爵邸、新しい事務所)のネタで使ってますね。この設定を使った新しいアイデアが出るのでしょうか?
食いつきどころは多々あるのですが、今のところ展開の予測がつきません。
どうなるんでしょう。
そうだ、きっと皆本が飛び込んで、小学生になってしまうんだ。(それじゃ8巻おまけだって<自分)
見かけは子ども。頭脳は大人!w
まる一話が戦闘シーンでしたが、予想通りと言いますか、やはり絶チルは能力バトル漫画にはならないようです。そういったものとして読んだ場合、今号の展開はかなり淡白な印象を受けます。
個人的なイメージで恐縮ですが、能力バトル漫画と言えば、
・ 作品独特の非現実的あるいは超常的な能力
・ 能力を厳密に定義する法則とそれによる能力の制限
・ 能力者同士の戦闘、特に戦術的な駆け引きの描写がメイン
・ 非能力者は能力者に勝てず、戦闘でも日常でも活躍に乏しい
といったものを連想するのですが、絶チルでは、
・ もっぱらオーソドックスな超能力が登場し、意外性や目新しさには欠ける
・ 合成能力等の新設定によって能力の定義は曖昧になり応用の幅も広がっている
・ 戦闘は力押しな展開が多く、戦闘自体もストーリーを彩る1シーンに過ぎない
・ 非能力者は能力者に対抗できる存在であり、両者の関係がテーマの一つ
といった感じで、定石を尽く外しているかと思います。
今回も、基本的にサイコキネシスで攻撃しテレポートで移動するという感じで、超能力の使い方は至極単純です。役立たずとなった紫穂へのフォローも兼ねて、「超能力を攻撃力に変換できる武器」なる物が登場しましたが、それらへの超能力の応用の仕方はともかく、ビジュアル的に地味な戦闘シーンとなってしまった感があります。特にこれといった駆け引きがマサラとの間で行われた訳でもありません。
やはり絶チルは「超能力少女育成コメディー」として楽しむべきなのでしょう。で、そういう視点で読み直した場合、見所はpp. 423-427の葵の弓捌き、紫穂の剣捌き、そして決めのポーズに尽きるのではないでしょうか。
大人Ver. となっている事でこれらのシーンは派手さに欠けるものの、華麗さという点ではかなり様になっています。特に弓を構えるコマの、葵の引き締まった表情のアップなんかは凛としていて、本当はまだ小学生である事を感じさせません。逆に言えば、チルドレンがまだ小学生だからこそできる演出であり、今後成長するにつれてこうした大人と子供のビジュアルの使い分けをどうするのか、と言うより中高生くらいのチルドレンが描かれる日が本当に来るのか、色々な意味で気になります。
ともあれ、こうした形で彼女らの成長を皆本に再認識させるのがシナリオ上のポイントのようですが、それがどのような結果をもたらすのか。今シリーズはその辺りに注目したいと思います。
モーニングスターで「ケガをさせないように」するのは難しいと思います。
それにしても、今回の紫穂かっこいい。これからは「アイテム・コレクション」(昔、富士見文庫からでていました。もう絶版かなあ)に出て来るカシュー王(になる前の剣闘士)のように様々な武器に挑戦して下さい(何か間違い)。
前回分のBSの「つーわけで次号はおねーさんチルドレンのバトル描きますんで、お楽しみにー。」という御言葉通り、一話がっつりバトルでしたね。
「地味」、「淡白」と言われると完全否定はしづらいですけど…、僕は満足感充分ですかねぇ。紫穂の「剣の舞→決めポーズ」がとっっても華麗です! う、美しい…!!! 葵もお見事でした。テレポートアローなんて回避不能の攻撃、心底恐ろしいです。
このインパラヘン製武器は「超能力を攻撃力に変換できる」との事。つまり、使用者の超度に応じて威力が変わるという事でいいのでしょうか? いえ、そう思わないとムーン像を破壊できる説得力が足りないのですよ僕的に。
今回のエピソードはこのバトルの為に作られたと言っても過言ではないでしょうね。普段と違う「おねーさんチルドレン」のバトル、しかも「ドレスアップ」しているので、なんだか誌面の隅々まで観察してしまいます(変な意味ではなく)w ちょっとお気に入りなのは紫穂の背中です。
今回の不二子ちゃんはオモシロイと言いますか…、もぅ可愛いくて仕方ありませんっ! 「ヴン!!」と手を入れる時の深刻な表情がツボです☆
マサラさんは、なにやらワルが付きそうなほど賢い人みたいですね。
「3対1ではハンデがある」と助っ人を召喚し、チルドレンから「ズルいっ!!」と指摘されれば「4対1でもオッケー」と参戦できない不二子ちゃんを促してます。常に有利な状況を造り出す事は“勝利者”の常套手段です。
それとも、本当に4対1でも勝算があったのでしょうか? 不二子ちゃんはチルドレンより強いと思うのですが…。
あと、チャクラムが高度なサイコキネシスだと今さら気付きました。パワーを凝縮した形状だったんですね。変化させて強化して放出するとは…ハイレベルです…。
次回は、薫の兵部直伝「ピンポイントシュート」が炸裂するのでしょうか? ちなみにアレって“貫通”じゃなくて凝縮された“押す力”なんですよねw 結界の外に押し出して勝ち…かな…??
それと…、最近の懸案事項を少し…。
巻頭方面の予告に“18号(4/4発売)以降に2本の新連載あり!”との事…。 え、え~~と、つまり「2本、終了する作品がある」という事ですよね…? えーと、え~っと、『妖逆門』と『ブリアク』という解釈でいいんですよね!? 『絶チル』は終わらないですよね!!? 完成原稿速報がアップされないのはウィニーを警戒しているからですよね!!?
…4月がこんな怖ろしい季節だなんて知らなかったヨ………。
何にせよ、紫穂の剣技が素晴らしいなぁ…これは叶うことなら動画で見てみたいです。
特に、反したシャムシールを半月状に地に這わせての正対ポーズ…カッコ良過ぎ!
>3人に与えられた「超能力を攻撃力に変換する」武器って何をどうしてるの?
この辺、武器特性の描き方が少し解かりにくい感じはしますね。
“テレポーター=空間認知のスペシャリスト”である葵の手に掛かれば、普通の弓矢でも命中精度は相当なモノになりそうに思えますし、武器や道具の使い方を認知できる紫穂の能力も以前から提示されてるものですから、彼女たちがこれらの武器を操る描写としては“特殊な武器である”と言う特異性が見られないんですよね…。
ただ、考えてみれば、子供の腕力だけで石像を弓矢で貫通したり、刀でぶった切れるとは思えませんし (^^; …単純に、超能力を貫通力や切れ味といった物理的な力に変換すると言う、言わばアシストシステムみたいなモノなのでしょうか?
>それと…、最近の懸案事項を少し…。
ここ暫くの先生の音信不通ぶりが重なっているもので、少し不安感が伴いますよね。
4月期はコミックスの発売も無いのですけど…単純にスケジュールが圧しているのかなぁ…或いは、お体とか悪くされてなければ良いのですけれど…。
原稿速報の更新がホントに待ち遠しいですね。
なぜ今回のエピソードにひっかかりを感じるのか、しばらく考えてみました。
このエピソード、皇太子殿下とサラの恋愛を成就させるため、チルドレンが一肌脱ぐというお話ですよね。
「美形で金持ちの王子様と、美人の恋愛を取り持つ」?
ありえねえ!天が許しても、椎名先生が許すはずがない!
これが違和感の原因です。
きっと裏があるに違いない。
その面で注目するのは、マサラのこの言葉。
「私だって、死んだ後を楽しみにしてたのよ!?」
という事は、インパラへンの巫女は死ぬまで国家護持の役目を負わされていたのでしょう。
で、死んだら自由になれる、という事ですか?
死んだら若い肉体に取りついて人生を楽しめるという意味ですよね。
ここで悪い妄想が。
皇太子とのロマンスやってるのは、本当にセラなんでしょうか?
実はセラとマサラが適当に入れ替わってやってるのではないでしょうか?
セラも自由になりたい、マサラもセラの体で人生を楽しみたい。
彼女らを拘束しているのは、インパラへンの国家護持システムである。
彼女らが自由になるには
1 神像よりなるシステムを強力なエスパーに壊してもらう
2 同レベルのエスパーを拘束して、巫女を交代する
という2つの方法がある。
そこで、皇太子をたぶらかして強力なエスパーを日本から連れてこさせて、マサラが戦う事で、
1 戦闘に乗じて神像を破壊する。
2 負ければ、晴れて巫女から解放。皇太子はチルドレンを次の巫女に指名。
すったもんだは皇太子の問題で、セラとマサラは自由の身
なんて事を考えているのでは、ないでしょうか。
とにかく、顔が良くて家柄が良くて金を持ってる(それだけで十分嫌味な)奴を素直に幸福にしてやるほど、天も神(=椎名先生)も甘くないんで、きっと落とし穴が仕掛けられてるに違いありません。
続・葵タン定点観測
そうかッ、「弓」なら控えめな方が有利になるッ!
邪魔にならない分、狙いが定まるから!
控えめで良かったネ、葵タン!
「 や か ま し い っ ! 放 っ と い て ん か !」
ヒュ!パッ! バシッッ!
どくどくどく・・・
畑先生、宣伝ありがとうございます。
畑先生のバックステージパス
http://websunday.net/backstage/hata.html (Vol.121/2007年3月7日)
>で、温泉でハプニングというと
>『絶対可憐チルドレン』の四巻の巻末漫画でもつっこまれてましたが、
やっぱり温泉ネタなんで、畑先生も意識されてたんですね。
主人公をそそのかす悪友というと、ハヤテのキャラでは……タマしか思いつかないですよ。
つまり、賢木センセイはタマと同じ魂を持つということで(笑)。
『絶対可憐チルドレン』 と 『のび太の恐竜2006』
先日のTV放映を観て思った事をつらつらと…。
カンタンに言いますと、“のび太とピー助”を“皆本とチルドレン”にややダブらせてみました。椎名先生もこの作品をお子さんと一緒に映画館で観たとの事。いったい何を感じ思ったのか…、非常に興味があります。
http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/news/060305/060305.htm
「どっちにしてもここはピー助にとって暮らしにくい世界だよ…。」
「本当にピー助の幸せを願うなら、取るべき道は1つ!」
「ピー助…、ここが、おまえの世界なんだよ…。 ここで…、ここで、幸せに暮らすんだよ…。 じゃ、元気でな…!」
そりゃあ一概には当てはめられませんし、皆本とチルドレンはこんな(1回目の)別れ方はしないでしょうけど…、無い可能性もゼロではありません…。やはり異種族と一緒に居るよりは同類と一緒に居た方が幸せなのかも知れません…。いや、人間と恐竜は全然、ホンット全然違うのは解っているんですけど…。それにエスパーとノーマルを“異種族”としたくはないんですけど…。 幸福論はムツカシイです…。
ドラえもん型ポップコーンバケットのフタのように、構造的問題があると“世界”からハミ出してしまうモノが出てきます…。そしてそれは排除(淘汰)される運命です…。
法律が、つまりは“世界の構造”がオカシイと幸福は得難くなってしまいます。だから改良しないと! 不幸を減らす為に! 悲劇を避ける為に!
バベルが政治的に改良するのが先か、パンドラが強行的に改良するのが先か…、運命の分かれ道な気がします。
…とまぁ、歪曲した深読みでした。 でもきっと椎名先生も少し考えたと思うのですが どうなんでしょうねぇ………。
ついでに『ドラえもん』の感想を少し…。
いいワカモノを2回も泣かすとは、やっぱり『ドラえもん』は凄いです。
描写は良くも悪くも“子供向け”でしたね。立派なスタッフ陣です。
皆本もあの“あたたかい眼”を見習えばいいのにと思いましたw
今やってる『のび太の新魔界大冒険』はヤバイです…。エンディングとかであの主題歌が流れたら絶対泣いてしまうと思います。あの歌はドラえもんとのび太の事を歌っていると思うのは僕だけですかねぇ…。まぁ映画館には行きませんがw 来年のTV放映を楽しみにしていますっ。
チンカラホイ☆
パンドラ、特に兵部少佐は常識的な意味での「エスパーの解放」とか「世界の改革」を望んでいないと思います。彼の場合、60年以上「静かに絶望して」「エスパーとノーマルの世界を救うには世界が滅ぶしかない」と考えているのではないでしょうか?人類滅亡こそ真の平和、てな具合に。佐藤大輔の「地球連邦の興亡」に出て来る政治家の場合、「人類が生き残るためなら連邦政府が瓦解しても構わない」と逆の発想で危機に対処しとりますが。
>彼の場合、60年以上「静かに絶望して」「エスパーとノーマルの世界を救うには世界が滅ぶしかない」と考えているのではないでしょうか?
う~ん…、それだとなにか本末転倒な感じに……。ほんっとあのヒト、何考えてるか解らんですw
僕が述べた“世界の改良”は「エスパーとノーマルが共に幸福に暮らせる社会の為」ではなく、只々「10年後にチルドレンが死なないように」が焦点なのです。
不二子ちゃんも兵部も色々と画策していますが、変化を起こせなければ「あの未来」を迎えてしまう訳でして…。一番効果的なのが「法律の改正」かなぁ…と思った次第です。
あと…、「ドラえもん型ポップコーンバケット」を絡ませたかったという欲もちょっぴりありましたw 実物を見ていないので詳細は知らないのですが。
現在公開中の劇場ではまた販売しているのでしょうか? しているのならば、“改良”が施されているのか、ちょっと興味があります。知っている人がいたら誰か教えてくれませんか?w
『絶チル』世界の未来は不明な部分が多い為、なんかもう“イロイロ予想が出来そうで出来ないミライ”です。しかも不安要素の方が圧倒的に多くて心配事が尽きません。戦争へ至る経緯もさっぱり判りませんし。 …まぁ、椎名先生なら絶対にバッドエンドにしない! と100%信じて疑わないのですけれど。
まっがーれ↓(未来が)
葵タン定点観測
今回のアダルト・チルドレン(用語違う)の見所は、「瞳の中の悪魔」や「サイコ・ダイバー
ズ」の時みたいなイメージ像の延長ではなく、仮とはいえ、生身で本格的な超能力戦が
展開される様子です。
彼女達を頑なに「子供」と認識しているムッツリな皆本が、チラリやポロリにどこまで耐え
られるかが、勝負ですよ(何の?)
それはさておき(おくのか・・・)
葵タンの「フケツ」発言も久々ですが、何やらニュアンスが少し違ってきています。
この頃、興味が異性より同性に向いている気がします(そうか?)
百合の萌芽が芽生えつつあるのか?(ないない)
そういう方向性になってきているのか?(きてません)
そこんトコ、どうなっていくのか、今後も観測を続けていきます(ご自由に)
「私ね、葵ちゃんがどうなっていくんだろうって考えるべきだと思った、
そうしてずっと考えていたら、わかっちゃったんだ。
究極、私は葵ちゃんがメガネでツンデレで控えめで白衣であればいいんだ、って」
「 こ れ 以 上 、 近 づ か な い で ! 」
ワタシモサガシテ・・・