ここは、椎名高志先生が週刊少年サンデーで連載している、「絶対可憐チルドレン」に関する意見や感想を書き込むための掲示板です。 詳しくは、この掲示板についてをご覧下さい。
第10巻感想 ………と言いつつ、「ツッコミと懺悔」の方が適切かもしれない(笑)。
表紙のナオミの愛くるしさが絶妙な10巻です。見返しの4コマのギャグセンスはやっぱり椎名マンガ♪だけど2コマ目、いくら何でも皆本に比べナオミの背が低すぎない…?(笑)(とゆーよーな「アレ?」感もまた、単行本オマケとして楽しむべき要素の一環なんでしょうけどね)
改めて読み直すと、兵部が「あの連中はみんな同じ」と薫を揺さぶっている場面は、ちょっと腑に落ちない気がします。だって、兵部の「隊長」は予知のビジョンを見ただけで手の平を返してためらいなく兵部を撃ったのに対し、皆本は同じく破滅の予知のビジョンを見ても、未来が変わる可能性を心の底から信じ、チルドレンを導こうとしているのですから。このエピソードだけ見ると、皆本はむしろ兵部にとって救いとなる人物でさえあるはずで、なぜそんなに皆本のことをムキになって否定するのか、イマイチ見えて来ません。
ひとつは、「ここに居ていい」と言ってくれて、信頼していた人物に「化け物」呼ばわりされた所こそが、兵部の絶望感の源で、そこが他を圧倒するほどに大きい…と補完して読める部分がありますが、本命はたぶん現在進行中の「黒い幽霊」編にあるんですね、きっと。エスパーを駒として虐げるノーマルの組織の存在を知ったことが、兵部のノーマルに対する不信感を決定的にしたのでしょう。そして、それを目にしたからこそ将来の薫もパンドラ側についた、と。そう考えると、「とっておきの日(1)」での、薫の葵と千穂へのセリフに自然につながりますね。
だとすると、「隊長」に撃たれた兵部は、それだけだったらまだ「皆本の存在」を目の当たりにすることによって救われた可能性もあったんでしょうかね…。
【 その他10巻ネタ 】 ・結局、マサラの「死んだ後楽しみにしていたこと」って何だったんだろう?(セラの身体を乗っ取っての自由恋愛?でもそれは「たまたま」超度7というサイコメトリーだったからこそ完全に人格が蘇らせられただけで、アテにはできないことだし、そもそも結界外ではセラの体を自由にはできない決まりみたいだし…)
・「ワタシの伏兵があのババア仕留めるからデース!」って狙撃兵を伏せてるけど、セラの身体を傷つけてしまっちゃまずいのでは…。ついさっき自分で「ただし、セラの体には傷つけないでくだサーイ!!」って言ってるくせに(笑)。
・何か見落としてたかもしれないと思って9巻のときは触れずにいたんだけど、何で旧蕾見男爵家別邸では、兵部が撃たれた当時の血痕や弾痕が後始末もせずに何十年もほったらかしになってたんだろう?
・ナオミの万引き疑惑画像って、谷崎自身が撮ったものだったんですね。店の監視カメラか何かの映像かと思い込んでいて、当時的外れな考察を力いっぱい繰り広げてしまいました(笑)。お恥ずかしや。
遂に『絶チル』も二桁巻に突入! 連載開始からこっち、どれだけ連載し続けられるのか常にドキドキしてましたけど、良くぞココまで到達して下すった…ホント感無量です (つω`) <ウッウゥ…
今回は残念ながら購入特典付けてる店舗は確認できてないのですが…強いて言えば、とらのあなさんが一端ログ落ちしてた先月のサンデー応援フェアを再びアップデートされてました。 つ【http://www.toranoana.jp/shop/070710_sun/070710_sun.html】 (『絶チル』発売月でもないのに何で?)と先月は疑問だったのですが、こうして見ると、今月の『絶チル』刊行も考慮し兼ねていた企画だったって事なのかな?…なんて合理的なwww
第10巻では、ざっと読み通して見た感じでは、特に加筆された様子はないですね。 一箇所、本誌掲載時に書き落とされていた谷崎主任のヒゲが、描き加えられていた位で (^^)
ただ、一点、セリフ部分で面白い修正が入っていたので書き留めておきます。 修正箇所は、「とっておきの日(2)」…コミックスのP.145の2コマ目と3コマ目の紫穂のセリフで、本誌掲載時は以下の通りでした。
兵部「…君はクールなんだね。楽しくないかい?」(←コミックスも同じ) 紫穂「私はサイコメトラーだから、普段あの2人ほど規制されてないもの。」
紫穂「ゲームの類は禁止されてたけど、他は別に…… 遊園地も全く初めてってわけじゃないわ。 それに──あなたと一緒より皆本さんの方がいいの。」
この様に本誌掲載時のセリフは、紫穂が自分の境遇を一方的に述べてて、その前段の(そろそろ帰った方が良いんじゃないか)と言う紫穂の気持ちと上手く繋げてない感じでした。
コミックス修正版のセリフでは、むしろ兵部への警戒感を滲ませる事で、そこから皆本との比較も自然に入っていて、後段の兵部の「…デートの最中に他の男の話はよくないなあ。」と言うセリフにも上手く繋がってます。 加えて、全体のセリフ回しの流れだけでなく、紫穂のキャラキターとしても、修正版の油断の無い感じの彼女の方が “らしい” なあ、と思いました。 些少な部分ですけど、かなり的確な修正だなぁと感心した次第です。
ところで、おまけまんがの東野クンのアホっぷりは素晴らしい! …ちさとちゃんも将来、苦労しそうwww
すごいどーでもいいツッコミですけど(←いつもですけど)。
>2コマ目、いくら何でも皆本に比べナオミの背が低すぎない…?(笑)
まず、ナオミはかなり前の方に立ってるんじゃないか、と思います。 この距離感が皆本の遠慮を示してる、というトコまで考え抜かれた構図 ……なのかどうかわかりませんけども。
それと、5th sense.「絶対可憐ワイルド・キャット(2)」で、 皆本を女子高生に変装させようとして葵が持っている制服は、 新品であるため、「LL 178〜186」というタグが付きっぱなしになっています。 てことは、中肉中背って感じの皆本さんですが、実は180cm前後、 けっこう長身なのではないかと思われます(実際に着てしまったドクター賢木も)。
おまけまんがで、東野君が >東野:水たまりで おみ足が 汚れては いけない!!!(以下略) >葵:どこの国の アホ紳士や のくだりですが、 これは、エリザベス1世が水たまりに立ち往生した時、サー・ウォルター・ローリーが外套を水たまりに投じて、渡り道を作ったという故事を踏まえたものですね。 聞くところでは「恋に落ちたシェークスピア」で、 水たまりの傍に止まった馬車に乗ろうとしたエリザベス1世が、周囲の者が何もしないので、「なってない」とかぶつくさ言いながら、水たまりをばしゃばしゃ歩いて馬車に乗り、周囲の者が気付いた時は手遅れだった、というシーンがあるそうです。
「どこの国の」と言っているあたり、この故事を知ってていてしかけたギャグ臭いです。
ってか、葵のツインテール萌え〜!
兵部の設定に一部変更がありましたね。3巻のときは「創立間もない BABEL で相棒その他を殺害して逃亡」だったのが、新たに「陸軍超能部隊で指揮官を殺害(して逃亡)」になりました。超能部隊は BABEL の前身とは言える組織でしょうけど、「創立後に」逃亡、という以前の情報とは明らかに違っています。
…まあ、前のときは皆本がちょっと記憶違いをしていた、ということになるのかな?(笑)
> ナオミはかなり前の方に立ってるんじゃないか > 実は180cm前後、けっこう長身なのではないか
そういう色々な考察もまた、楽しめる要素の一環ですね。まあ、「正解」なんて出さなくていい類の話です♪
第10巻を読みかして気がついたけど、独身寮に出てきたナオミと奈津子以外の二人って、黒い幽霊編で殺された特務エスパーぽい。だとしたら悲しいし、ナオミも奈津子も一緒に住んでいた二人が死んで、特務エスパーのつらさを知るのだろうか?
10巻表紙折り返しの4コマまんがの4コマ目。
知人のオールドSFファンが言うには、 平井和正の『狼のレクイエム』で、犬神明がJACIAの秘密基地に潜入した時、落ちてくる鋼鉄のドアを支えて虎4が言ったセリフではないかとの事です。
でも、この掲示板に出入りする方で第一期ウルフガイの読者っているかな?
どーでもいいことですけど、おまけ漫画のちさとちゃんは安達洋介先生(この字で合ってたけっけ?)の「QUICK START!」(ゲーマーズ・フィールドに掲載中)の女性キャラに似ているよーな気がしました・ それからさらにどーでもいいことですけど、私は「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」の方がさらにぶっとんでて好きです。
え〜と、その発言は 「『独身寮に出てきた二人』は、ローゼンクランツとギルデンスターンだ」 という風に解して良いのでしょうか?
でも、「黒い幽霊」に殺された金髪の子はサイコキノで、独身寮の金髪の子はテレポーターでしたけど。
確か…サイン会直後の単行本作業でしたので、先生がノリで表紙やおまけに局長を描いてくるかも…とひとりで思っていて、実物を見てやたらニヤニヤしてしまいましたw(違う意味で) でも考えてみたら、局長、今巻では完全に出番無いですねww さすがにそんな暴挙は反発が強そうなので自重したのかも知れませんw いつか朧さんと一緒に表紙を飾る日を心待ちにしております。
加筆・修正点は るかるかさんが挙げた箇所で間違いなさそうですね。 しっかし「触りたくないから」って…容赦無いなぁw
四コマ 呉竹寮の警備ってこんなに厳しかったんですね…。 超度6と同等ですか……。税金ってスゴイですw 今巻には表紙通りにナオミちゃんの魅力が沢山詰まってますね☆
おまけ。 先生もお気に入りのエクステンションですね。 ストレートっぽい髪の紫穂がフツーに可愛いです☆ なにか毒気を感じさせませんw 薫はともかく、葵の変化がイマイチ判らないのですが…。エクステ着けてます?? ちさとちゃんは…僕はショートの方が好みかもです…ゴメンナサイ。 東野君がいまひとつ ちさとちゃんに素直になれないのは髪の長さが原因だったんですねw ちさとちゃん、攻略の糸口発見ッ! 中学生、高校生になった時の2人の関係が楽しみです。ちさとちゃんの髪が長くなるにつれて東野君の立場が弱くなっていったりしてw とゆーことは、現在の東野君は葵が気になるのでしょうか?w
さて、この巻が國友さん最後のお仕事になってしまいました。 ふむぅ…、なんとも名残惜しいです……。 …が、ドアタマから(小さいんですけども)ミス(誤字)を発見してしまい、なんだかガッカリというよりは「あはw」と脱力してしまいました。 かつてペロ先生が描かれた國友さんの様々な所業は事実だったのかも知れませんね…。あの風貌でドジッコですかぁ………。ちょっとマニアックな好みになってしまうかも知れませんね…w そんな國友さんに送る言葉。 「ああッ…!! 思い出は美しいままにしといて!!」ww 改めまして、國友さん、ありがとうございましたっ!!
歯切れ悪くなりますが余談をひとつ。 運良く立ち読みできた『メテオド』の巻末おまけを読んだ感想です。 創造主のインスピレーションを超えるモノは中々無いと思いましたっ!
10巻ネタで井汲さんの疑問に対する書き込みが無いようなので書き込ませていただきます。
>皆本はむしろ兵部にとって救いとなる人物でさえあるはずで、 >なぜそんなに皆本のことをムキになって否定するのか、イマイチ見えて来ません。 確かにそうですね。 でも結局 予知の中では薫を撃つという行為は変わっていないから信じられない。 因って 頭ごなしに否定・拒絶のでは・・・?
予知が変われば態度も変わるのでしょうかね?
兵部は自分が裏切られた事への絶望と疑念の強さも影響していると思われますが 10年後に自分の力は及ばない・・・(??)であろう事への不安からなのか。
改めて 読み返して私が疑問に感じたのは
隊長が銃を突き付け、兵部に対して「我々が君のような化け物を作った」と発言したのは 一体、何を差すのだろう?
伊号はじめ実験によってエスパーとなった動物達を指すのか、 もしかして他の人間も人体実験によって強制的にエスパーとしての力を目覚めさせていたのでしょうか? (実際、兵部も隊長に撃たれて複合能力に目覚めましたし。)
ま、きっと動物実験を意味しているのだと思うのですが。
ただ、隊長が兵部を撃った事によって「世界」が少し変わったから 時間の修復力が働いて2世代ほど後に強力なサイコキノの資質を持って生まれた 「薫」が 破壊の女王になる事になったのか?
なんて疑問が湧いて来ました。
>・結局、マサラの「死んだ後楽しみにしていたこと」って何だったんだろう?
GS美神の最終回にあったように、本人の魂自体はとっくに成仏していて、(→死んだ後、楽しみ) マサラとして残っているのはレアメタルに記録された本人残留思念なのでは? (「魂がイッパイデス。」と表現はしているけれど実際はデータの焼付けで本人ではない。) で、 サラがレベル7のサイコメトリー、 加えて一番最近亡くなったオババ様でパワーも強いとか 好条件が重なって 生きていた時と同じパワーを持って表に出て来ている。 (結界外活動は美神令子さんと同じ条件ってことで。)
>「ワタシの伏兵があのババア仕留めるからデース!」
前出の状況から彼が「仕留める」のは 「マサラの残留思念を記録したレアメタルの賢者の像」だと思います。 そしたらサラは自分の身体を取り戻せますし。 ・自国の存続を危険に晒す →世界を敵に回す
・歴代のオババ様に反旗を翻して掟を破る →クーデター なのかと。
井汲さんが ご納得頂けるかわかりませんが 自分はこんな感じで納得していました。
どうも私が言葉足らずだったようです。「私は『恋におちたシェイクスピア』よりも『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』の方が好きだ」という意味での書き込みです。「ローゼンクランツ~」は「ハムレット」に登場する端役を主人公にした不条理劇ですから(映画化もされてます)。これでよろしいでしょうか?
上田洋一様
ほんとにこっちも思いつきの発言でして。 独身寮で出てきた無名の女子職員2人が取り上げられたタイミングで 『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』をおっしゃられたので、 この二人の本筋に並行するエピソードをご希望かと思いまして。
> 10巻ネタで井汲さんの疑問に対する書き込みが無いようなので書き込ませていただきます。
どもです~。楽しく考察していきましょう。
>でも結局 >予知の中では薫を撃つという行為は変わっていないから信じられない。 >因って >頭ごなしに否定・拒絶のでは????
そこら辺、兵部の行動原理にはまだ想像の余地が残っていますね。こうやって色々と考えられるのは楽しいことです。
>予知が変われば態度も変わるのでしょうかね?
そういう可能性もあるのだとすると、そこら辺が連載の終着点として想定されているのかな?という気もしますね。
>隊長が銃を突き付け、兵部に対して「我々が君のような化け物を作った」と発言したのは一体、何を差すのだろう?
これ、興味深いですよね。前後の文脈と当時の兵部の年齢、伊-九号が実験で作られたことを考え合わせると、「兵部もまた、人体実験によって人為的に作られたエスパーだった」という線が有力だろうと思います。おそらく不二子も。
>>・結局、マサラの「死んだ後楽しみにしていたこと」って何だったんだろう?
> GS美神の最終回にあったように、本人の魂自体はとっくに成仏していて、(→死んだ後、楽しみ)マサラとして残っているのはレアメタルに記録された本人残留思念なのでは?
ん、ちょっと話が伝わってないみたいなので補足しときますね。これは9巻 p.179 2コマ目、マサラの「私だって死んだ後を楽しみにしてたのよ!?」というセリフを踏まえた話なのです。
「残っているのは残留思念であって、厳密には本人ではない」という件には何ら異論はないのですが、そうだとしても「ここでマサラが『楽しみにしていた』ということは、具体的には何だったのか?」という疑問が残ることに変わりはありません…と言うか、残留思念に過ぎないのであればなおさら、「いったい、『何を』楽しみにしていたのか?」ということが不思議になってきます。
> 前出の状況から彼が「仕留める」のは「マサラの残留思念を記録したレアメタルの賢者の像」だと思います。そしたらサラは自分の身体を取り戻せますし。
それも考えたんですけど、それだとまずライフルを持った狙撃兵がいるのがよくわからないんですよね。あの像のぶっとさだと、ライフルくらいでは壊れそうにないので(バズーカを持ってたり、象がいたりするのはわかるんですけど)。そしてレアメタル像が標的なのだとすると、やっぱり「あのババア」を仕留める、という言い方が不自然さを拭えません。
>井汲さん 前回 挨拶も無くイキナリ書き込み失礼しました。 長文だったのでテキストに書きまくって コピペで書き込んだのですがあまりに長かったので 挨拶部分をコピペしてませんでした!!
にも関わらず レス有難うございました。
>そこら辺、兵部の行動原理にはまだ想像の余地が残っていますね。 >こうやって色々と考えられるのは楽しいことです。
はい、確かに!
>「ここでマサラが『楽しみにしていた』ということは、 >具体的には何だったのか?」という疑問が残ることに変わりはありません…
マサラの発言は踏まえて考えたつもりだったのですが、ご指摘通り、確かに・・・。 う~ん、難しいですね。 生身を捨て、気楽に歴代のオババ様と座談会・・・ もしくは 管理人様の表現で言うところの レズビア(ry 身体が無いから無理か・・・ (–)
>あの像のぶっとさだと、ライフルくらいでは壊れそうにないので >(バズーカを持ってたり、象がいたりするのはわかるんですけど)。 >そしてレアメタル像が標的なのだとすると、 >やっぱり「あのババア」を仕留める、という言い方が不自然さを拭えません
確かに不自然ですね・・・ 何だか今になって何故書き込みが無かったのか理解しました。 さすがC-WWW掲示板・・・皆さん理解したうえで書き込みが無かったんですね~ お手上げです。
先生はノリで描いてて 本筋とはあまり関係無さそうですし 王子としてもバズーカ等で本気で粉砕するとマズイからメインは象でヒビ入れる・脅し程度。 ライフル隊は隙を作る役割と考える・・・ってサイコキノには銃は効かないかぁ~・・・。
これに懲りずたまに書き込ませて下さい。
黒い幽霊(4) ものっすごく濃い内容でした。 これで18pなのですから もう神業ですネ。 椎名先生、凄いですっ!!!
真木 vs ザ・チルドレン
なんなんだ この真木さんの渋カッコイイ振る舞いは…(嬉)。 子供とはいえ超度7相手にまったくひるまずに圧倒的でした。 …が、紫穂の知略によって崩されていきますね…。この辺のやり取りは、超度7の念力・瞬間移動・透視、そして天才指揮官を擁する「ザ・チルドレン」のチーム力が流石でしたっ。 いくら真木さんでも ここまでチームワークを発揮されては分が悪いですネ…。 でも紫穂がスタンガンを装備していたのは大誤算だったと思いますw コワイ…紫穂コワイw スタンガンを当てている時に悦の表情を浮かべているのが一番コワイです…w あえなく真木さんは撃墜…! でも最後まで漢でしたっ! ファン急増中だと思いますっ。
「炭素単結晶繊維」って…平たく言うと「カーボン」的なモノですか? 軽くて丈夫というイメージだけはあります…。 なんとなく銃弾も弾けそうですね…。
例のワードも通ったみたいですね。 大きめの文字でちょっとドキドキですw
そして、皆本も援護に向かうみたいですね。 うーん、でも皆本に活躍の場は無さそうです。なんとなく…。
少しづつ見えてきました。 『とっておきの日(1)』の冒頭の紫穂のセリフ「パンドラの仲間になってノーマルたちと闘う」というのは、やはりバベルではなく、ノーマルによる「犯罪組織」の事を指していたんですね。 となると構図は「エスパー vs 反エスパー」でしょうか。ここで奇妙な事はどっちも主力武器がESPなんですよね…。 そして、それらを鎮圧できるのがESP研究に長けたバベル…。 なにか本当にテロリズムですね……。武力衝突をする両者…、それを鎮圧しようとする国の正規部隊…。泥沼です。流れる血が止まりそうにありません……。現実世界でもこういう三つ巴の武力衝突って解決が困難ですもんね……。 あくまで僕の推論ですが、「未来の悲劇」と言うよりは「泥沼の未来」という風になってきました…。もうこの現象自体を防いで欲しいです…!
皆本が「破壊の女王」を射殺したのは、おそらく各組織の幹部クラスには射殺命令が出ていたんでしょうね。予知された未来においては、皆本は「命令に従う」ままですね…。 うーん、しかし見逃してどうなるというのでしょうか…!?? 難しいです。極めて難しいです。 なので保留します…。
別方向でふと思ったのは、皆本もパンドラに入って反エスパー組織の撲滅に加わればいいのでは…?? つまり、バベルより薫を取ると…。バベルと薫、どっちを選ぶか!? どっちが大切か!? 皆本がパンドラに加入すれば軍師を得たようなもので、頭脳を駆使した戦略で戦況は優位になりそうですし。3人の安全性も高まりそうです。 …一般的には「正しくない事」ですが、個人間では「正しいと思う事」だと思います。 うーーん…、どうなりますやら……………。
真木さんのセリフはどれも印象的でズンと来ます…。 「そういう連中と戦うことこそが我々の存在理由だ。」 「何十人も殺した相手だが、 そいつを殺せばお前たちの手も血にまみれることになる。」
思い出すのが あるゲームのセリフです。 「平和とは作り上げるものなのだ。 決して、自然に出来上がるものではない。 そして、その平和を作る手はいつも、血にまみれている。 …だが誰かが、それをやらなければ… 力弱き者は、いつまでも虐げられ続けることになる。」
新しい時代において、エスパーたちが「平和」を手にするには、その手を血に染めなければいけないのかも知れません…。 むむむ…、他の平和的解決方法を模索してみます………。
合併号なのに負のイメージばかり浮かんでしまいました(苦笑)。 合併号なのに当日に感想してしまいました(苦笑)。 このまま2週間過ごすのはイヤーーッ!w
まぁでも、第10巻がありますからネっ。 大丈夫です☆ 今回はどこも特典は無しなのでしょうか? 明後日発売ですヨーー!?
強度が必要な部分だけ、狙いすまして炭素に変成させる…とかじゃなくて、最初っから最後まで、地毛が全部炭素なの!?………………それは凄すぎます、真木さん(笑)。
ハム太郎(←間違い)の使い方が非常にうまかったですね。パンドラはあそこでペラペラと目論見を喋っちゃうような組織じゃない一方、ここらで読者にある程度の情報を明かさないといけない場面。最初に登場させたときにこんな活用法までは絶対考えてなかったはずで、先生の手練の技に感服でした。
「ブーストに賭ける!」で少年マンガっぽくなってきましたね。よーし行け行けー。
「我慢するしかないってことかあああ!!」に爆笑です(笑)。
この齧歯類めがーっ!!(←侮蔑と愛情を込めてwww
で、今号でチルドレンが「黒い幽霊」の実態を知らされた事で、エピソード的にも当初予想していた流れとは転回した部分も出てきました。
一つには、このエピソードではここまで脇役的な位置に置かれていた皆本ですが、彼の立位置の重要性に再度焦点が入った事。
バベルと言う(ノーマルの理屈に基づく)体制側組織に籍を置き、しかしエスパーであるチルドレンを愛し守るという、ある意味でノーマルとエスパーの狭間に立っているのが皆本です。 その皆本が、「黒い幽霊」を生み出した“ノーマルの暗い意思”と、それに対してエスパーを守ろうとする“薫の女王としての資質”に関して、今回はかなり自覚した模様…これからの彼はこれまで以上に、ノーマルとエスパーの狭間で自分がどうすべきかを悩み、そして自問してゆく事になるのでしょうね。
今号の段階では、未だ皆本自身はどうすべきか答えを持っているとは思えません。 でも、薫の “自分たちには何かができるかもしれない” と言う強い意志に触れ、それを信じて背中を押した姿に、皆本の中に何らかの覚悟が生まれつつある様にも思えました…それは、最悪の場合、自らの手を汚す(相手を射殺する)事も辞さない程に。 皆本がどう生きて、どう答えを出してゆくのかを考えると…今回のエピソードは、今後の『絶チル』の展開の中で “中盤の基点” 的な位置づけになるのかもしれませんね。
もう一点。 久々に薫と紫穂の個性の違いが明瞭に描き分けられました。
「黒い幽霊」の実態を知った薫は、素直に傷つき、その上でいつもと同じくその “資質” に沿って猛進します。
一方、紫穂は…やはりと言うべきか…かなりドライにこの “現実” を理解してしまった様ですね f(^^; 自分がこれまで透視してきた “現実” の延長線上で受け止めている様子に、実に紫穂らしさが窺えますし、加えて、皆本の(「黒い幽霊」の狙撃手の射殺をも覚悟した)意思を透視しても、感情的な脊髄反射をせずに冷静に受け止めている姿には、彼女の精神の強靭さを見ました。
紫穂のブラックな部分はコメディとしての相性が良いのでこれまでも多く描かれてますが(w …今回の様な精神面の強さ(…成熟度とも言えるかな?)は、ここ暫くはあまり描かれてなかったので、紫穂ファンとしては嬉しい限りです。 (ただ、年齢不相応な紫穂の強さは、イコール、彼女がこれまで透視してきた人間の醜さの裏返し…なので、私には痛々しくも感じてしまうのですが…)
惜しむらくは…薫と紫穂の反応の描き分けが見事だっただけに、同じ場面での葵の描写が明らかに欠落していたのが残念でした。 葵が、「黒い幽霊」の実態を知った場合、その反応は他の二人とは受け止め方からして異なると思えるのですが…。 チルドレンの中では最も普通な感覚の持ち主である葵だけに、その彼女がどんな反応をみせるのか…そういった角度からの描写も入れておいて欲しかったですね。
ところで… >最初っから最後まで、地毛が全部炭素なの!? …真木さん実はスキンヘッド説に一票www
展開の濃さに比例してまた妄想が暴走しています(笑)
「黒い幽霊」の背景が兵部サイドからしか語られないのが、 もう一枚裏があるためのような気がしてなりません・・・
「普通の人々」とは異なり「黒い幽霊」の場合、必ずしも主体が ノーマルである必要はないわけで、兵部の持つ世界観、 「エスパー VS ノーマル」の枠組みに収まるとは限らないのでは?
現在、出番に向けて準備に余念のない(笑)管理官、 兵部とは異なる世界観を持つと思われるも、今までその内容が 明確に描かれることはなかったのですが、今回のエピソードでは その一端が明らかになったりするのかな?
黒いなあ、紫穂は。次のサイン会でも人気はビ(以下略)ですね。いや、私は紫穂も好きですよ。 ところで、真木はあの高さから落ちたら死ぬと思うんですけど。む、あの髪翼でグライダーのように滑空するのかな?
10巻の表紙はナオミ嬢ですよね?裏をかいて朧さん、つーのはないでしょう。まあ、8月11日には書店で確認できることですが(私の地域では単行本は原則的に1日遅れ)。
黒い幽霊(3) 2週間ぶりの絶チル!!…嗚呼、長かったなぁ (^^)
前々回の兵部による「本物の『汚い仕事』」と言うセリフ…『絶チル』世界の裏面を感じさせるそのセリフ…から、恐らくノーマルも何らかの形で絡んでくる可能性は考えていたのですけど、私の拙い想像力では精々、ノーマルが「黒い幽霊」の後ろ盾(或いは、協力者や依頼主)となってエスパーを利用している…その程度に思ってました。 ですが! 正直言って、予想以上。 ここまで“エスパーの「天敵」”たる“ノーマルの「黒い意思」”の存在へと、その描写を踏み込んでくるとは思いませんでした。
何の事は無い…恐らくは、「黒い幽霊」の本体たる「貴様ら」とは“ノーマルによる犯罪組織”であって、暗殺者として実働しているエスパーは文字通りの傀儡でしかなかったのですね… orz 狙撃者の彼(もう本名も素性も判りません ^^;)の能力について、前に合成能力として九具津のそれとの対照にも言及してみましたけど、まさか彼自身が本物の“傀儡(くぐつ)”だったとはなぁ…。
取り合えず…真木さんには、チルドレンの足止めガンバレ! と、言っておこう(w 本来なら、チルドレンにノーマルへの不信感を植え付ける絶好の好機なのでしょうけど…敢えて、こういう汚い“現実”から子供である彼女らを守ろうとする兵部は、やっぱり根っ子の部分ではイイヤツなんでしょうね。 兵部には兵部なりに、薫らをパンドラに迎えるのは、もっと大人として判断が出来る様になってからの彼女たちの自立的な意思を望んでいるのかもしれません…ま、その間、イロイロと小細工には労は惜しまないのでしょうけどwww
「とっておきの日」編の冒頭パートから察するに、未だ今回のエピソードでは、チルドレンが世界の現実(ノーマルによるエスパーに対する非道な扱い)を知ってしまう所までは踏み込まないだろうとは思うのですが…特に薫は、エスパー絡みだと意外にカンが良いみたいだし…はてさて?
ところで、以下は私事で申し訳ないのですけど…実はこの1週間、気分がドンゾコ状態に落ち込んでました。 原因は我が愛猫の死…車にハネラレて逝ってしまいました (TT) 『犬になりたくなかった犬』の主役・マットのネコ版の様な変なヤツで、愛して止まない存在だったのですが…まさか、その最期までマットのそれをなぞるとは思いもせず。 亡骸の発見・回収からこっち、洒落じゃない落ち込み状態だったのですが、漸く気分も回復してきて、どうにかペットロスト症候群には陥らずに済みそうです f(^^;
しかし…ついさっきまで同じ時間を共有していた存在が、突然その歩みを強制終了させられて目の前で唯の物体と化している現実は、それが例えペットであってもキツ過ぎる…将来に共有される事がなくなった時間の重さは、そのまま過去へ逆送して、思い出への追憶で補完されるものなんだなぁ、などとこの一週間で実感してました。 当然ながら、それがペットではなく、自分らの大事な家族の事なら尚更でしょう。 折りしも、今は子供たちがこれまでとは違うサイクルの中で生活する夏休み中…お子さんたちは交通安全には重々気をつけて欲しいものですし、車を運転する側も注意してし過ぎる事はないなぁと思った次第(実は先日、運転中にイキナリ子供が飛び出してきて肝を冷やしたばかりだったり…)。
私たちがこうやってマンガを楽しめるのも、平穏な日常の中にあってこそ…それをシミジミ実感したものですから、脇道にそれた話でしたが失礼しました m(_ _)m
「絶体チルドレン」において「生命」というのは重要なキーフレーズだと思いますので。 「黒い幽霊」は自分が何者であり、何のために行動しているのかも「分かることができない」みたいですね。「攻殻」風に言うと「ゴースト・ハックされてる」状態?でも、レベル7 ヒュプノなんてどうやって調達したんだろ。 あー、それから今週は何だか「スタンド使いの戦い」みたいでしたね。
想像以上に黒い展開になってきました………。 「黒い幽霊」はエスパーによる非合法組織だと思っていたのですが…、なんとノーマルによる非人道的組織でした……。 た、確かにこれはチルドレンは知るべき事柄ではないです……。チルドレンを遠ざけた兵部の手腕に感服いたします…。今回の主役はあなたです…。「黒い幽霊」の壊滅、よろしくお願いします…!
ただ1つ気になる事があります…。 「黒い幽霊」の“作り方”です。兵部の説明だとイマイチ腑に落ちないんですけど…。 僕にはなんとなく「可能さ。 宝くじ、ただしジャンボ級の1等賞を前後賞併せて当てればいいんだ。」と同義の難易度な印象を受けるんですけど…(汗)。 ム、ムツカシイ事をサラリと言ってません…?? さらに、超度7の催眠能力者をどうやって従わせているのか…?? 下手すれば催眠かけられちゃいますし…、ECMを使っているにしても 使いっ放しでは超度7の洗脳はかけられない…。 そして、その催眠能力者は“同胞を傀儡にする”という自害したくなるような屈辱にどうやって、なぜ、耐えているのか…?? …世界の“陰の部分”…、深く 暗く 黒い …嫌な世界です……。
はてさて、「鉛の操作系能力者」とは考えが及びませんでした。 でもなにか単純明快で、とても納得がいきます。 銃を使っているのは「都合が良いから」ですね。
終わりの方で、紫穂をかばう薫に感激しました。 薫のこーいう所が大好きですっ。 そして真木さんは今回もカッコイイかったです☆
>るかるかさんへ
おぉ…、なんて声をかけたらいいのか………。 こんな時に『GS美神』最終巻のおキヌちゃんの言葉が救いの手に成るのかも知れません……。 突然に生を終了してしまった猫クンの心の安息を願っております。キミのご主人様はとてもステキな方で、一緒に居て幸せだったハズ、楽しかったハズ。 どうか安らかに…。
今回はシリアス一辺倒の兵部。「我々エスパー全員の、天敵だ!!」と訴えかける表情からはエスパー解放の強い意志が感じられ、個人的には今までで一番格好いいシーンだと思います。
一方、前のシリーズでは主役を張っていただけに、今シリーズに皆本の出番はあまりないのでしょうか。さっそく置いてきぼりになっていますね。
>「黒い幽霊」の“作り方” 嫌な想像をしてしまいました。“伊‐八號”のように、ノーマルでもその能力を利用できるような手術を施されてしまった催眠能力者。最初の一人もまた「人格も記憶も奪われて、組織の道具に変えられた」存在だったとしたら……。
幾つかパターンは有りそうですが…取り合えず思いついたのを列挙してみました。
件の催眠能力者が…
①不本意ながら「黒い幽霊」に従っている場合。 …例えば、身内を人質に取られているとか、何らかの弱みを握られている中で、「黒い幽霊」に“従わざるを得ない状況”に置かれてるパターン。
②積極的に「黒い幽霊」に加担している場合。 …当の催眠能力者自身が自己の利益or目的の為に、自身が「黒い幽霊」とその行動を一体化してしまっているパターン。
③何らかの形で「黒い幽霊」捕らえられた上で、自身が洗脳or処置を施され、傀儡として働いている場合。 …これが一番、有り得そうなパターンかな?
④実は、ノーマルによって創られた存在であった場合。 …元々、伊号シリーズの様に人工的な手法でエスパーを創りだす実験は昔から行われていた模様ですから、そんな研究実験の過程で創りだされたエスパー(こうなると、必ずしもその催眠能力者は人間とは限らなくなりますが ^^;)を「黒い幽霊」が奪取し組織の管理化に置いた…って言うパターン。
他にもイロイロ考えられそうですけど…うーん、いずれにしても余り愉快な状況ではないですね (^^;;;;
ついでに今回のベストな一コマをば… (^^) p.340の1コマ目~「君を救うには、殺すしかないようだ。」~この兵部の表情が絶品です! 物凄く悲しそうで…何だか泣いている様にも見えます。 それまでの何とか彼を救おうとしていた様子から一転、同じエスパー=仲間であるはずの彼を自ら切り捨てざるを得ない覚悟に切り替わった瞬間が、とても巧く表現出来てます。 次のページの「来いよ、小僧!!」の表情では、既に狂気じみた戦闘モードの表情に移っているのと対照的で、この表情の流れも見事。
ところで! ゴルゴ31さんとヤマカムさんの夏コミ合同誌「ゴルカム萌王」の表紙に気になる煽りが…www つ【http://golcome.blog72.fc2.com/blog-entry-8.html】 曰く、「絶チルの葵は何故萌えキャラとしてブレイクしたのか」 ゲスト参加陣としてC-WWWさんも上げられているのですけど、もしかして深沢さんもゲスト執筆されているのでしょうか? うーん、気になります…つか、ごっつ読んでみたいっ!! (いえ、他の煽り文も物凄く気になるものばかりなんですがwww) 冬コミ本の時みたく委託販売してくれれば有り難いのだけどなぁ… (^^)
最後になりましたが… >上田さん&peaceyさん お気遣いありがとうございますぅぅぅ… (つω`)<ホロリ
完成原稿速報 36・37合併号 おお、更新が追加されてましたね (^^) http://cnanews.asablo.jp/blog/2007/07/23/1675250 合併号も描き上げて、これで先生も少し夏休み出来るのかな? 因みに私は、今日突然お休みが頂けました。 (←誰も聞いてません さて、「長く糸状に伸ばして風に乗って蜘蛛のように飛ぶ」真木さんってのも是非見てみたい気持ちですがwww…今回は俎上に上げたい件は… >分類学上正しくは『齧歯目』 結論から言えば、これは編集部側が正しいんですよね。
生物分類の関係では↓のサイトさんが具体的で詳しいですが… http://www.kanpira.com/iriomote_museum/scientific_name.htm こちらで記されているところでは、 >なお、分類用語には“種類”や“~類”という語はありません。これらは定義が極めて曖昧、あるいは意味が広すぎる一般語なので専門用語としては用いられないのです。
また、「類」に関してより具体的な記述が見られたのは↓のサイトさんの1997年12月3日の記事で… http://www.jeilus.co.jp/~mitsuki/sil/sil9712.htm > 「類」っていうのが無いと思われる方がいるかもしれませんが、実は分類単位に「類」ってのは無いんです。では、どういう時に使われるかと言うと大まかに分けて2通りの使われ方をします。 > 一つは、明確な分類がされて無い等の時、取りあえず分類したグループを指す場合。例えば恐竜等の分類する為の情報が乏しい時に、「こいつはマニラプトラ類の恐竜」等と言う使われ方をします。 > もう一つは、「鋼」や「目」といった分類に含まれる物全てをグループとして扱う等分類を省略したい場合。例えば「哺乳類の動物」と言うように哺乳鋼全ての動物を指す場合や、「あの動物は鳥類」と言うようにそれ以下の分類を省略する時などです。 (引用者注:見易い様に、一部こちらで改行をいれましたので、お断りしておきます。)
何れにしろ、分類学上での正式な単位ではない、って事ですね。 但し。 椎名先生が作品の中で使われたかったニュアンスって、そう言った正式な分類に基づく名称じゃなくて、それこそ「意味が広すぎる一般語」としての「齧歯類」の中にあったハズです…別に桃太郎を通して、齧歯目に関する講義をされたかったワケじゃないでしょうし (^^) 一般語としては認められてるからこそ、広辞苑にだって載っていたのでしょうしね。 とすれば、この件に関する編集部のツッコミは、ちょっとスクエア過ぎた気がします。
省みれば、以前の「外人さん」もそうだったのですけど、 http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/news/060131/060131.htm マンガと言えど「物語」である以上、文脈上でのニュアンスって大事だと思うのですけどね…私は、未だに関西少女が他意も無く発する「外人さん」ってセリフには、差別的なニュアンスが有るとは思えないんですよ。 まあ、編集部的にはスクエアな対応した方が問題化しにくくて良いのでしょうけど、それが結果として作品を雰囲気を殺す事の無い様に、個別のケースで留意はして頂きたいと思います。
齧歯目はそのまま変換できません。 つまり、一般的な用語ではないと言うことですね。 ちなみに齧歯類はそのまま変換できます。
あと、検索すると、齧歯類の方がやはりヒット数が齧歯目の二倍以上あります。
そして、学術論文でも結構一般的に使われてるようです。
差別用語にも当たらないようなので、そのまま使っても問題ないような気がします。
そのうち、『名もなき花=名前のない植物はない』とか『無名戦士=氏名が登録されてなければテロリスト扱い』とか言い出しかねませんね。
それ以前に子供向け漫画にこういう厳密さを求めること自体やってることが役不足かと。
>髪の毛で空を飛ぶ男
オモシロイ文章ですねぇw 真木さんは自力で飛べる事が判明。「髪の毛を操る」だけの合成能力なのですが、応用範囲が想像以上に広いですね…。さすがはパンドラ幹部です。
>齧歯類と齧歯目
言葉の正しさとニュアンスって必ずしも一致しないんですよね。 例えば「豹変」。これは元々良い意味の変化なんですけど、もう一般的には完全に悪い変化を指しますもんね…。当然、日常会話で「オマエ豹変したなぁw」って言っても感じ悪いです。 なので、言葉の本質って本来の正式の意味よりも、もはやニュアンスの方に在るのではないか…と思う今日この頃です。
一方で、「子供が間違った覚え方をしてはいけない」という編集部の配慮も解ります。でも漫画ですので、「内容が全部正しくなくてはいけない」という事はないと思います。表現の方法(ニュアンス)が間違ってなければいいと思います。 なんとなく、「侮蔑用語はNG」という理屈を通す為の屁理屈に聞こえなくもないですが…。大人の事情ってシチメンドクサイです…。
先生も「まー向こうも本当はかなりどうでもいい箇所のはずだし」と言ってますし、あまり波風立てずに行きたいです…。
今回の件のおもしろさは、その直前の(というか、同時にアップされた)エントリに 担当さん交代のニュースがあるところじゃないかと。
連載での初代担当・有井さんについては、いろいろと書かれてましたが、 国友さんについては、ここまであまり触れられることはありませんでした。 それが、わざわざこういう時期に、今さらのように「所業(笑)」を書くことが、 椎名センセ独特の壮行の仕方なんじゃないかと思ったりします。 こうした素材のイジリ方は、もう椎名作品そのものだなー、という感じもしますしねw
それと、前回「齧歯類」という言葉が使われたのは、まだ桃太郎の存在が謎の時期に 初音の分析に対して、明が「小さいな。齧歯類か?」と言うシーンだと思います(8巻・3rd)。 この台詞だと、用語的正しさが要求されるかもしれないので、 今回の「ペットへの侮蔑と愛情を込めた呼び方」というのとは、 担当としての判断基準も、かなり違うんじゃないかと思います。 そのへんは、頭の片隅にちょこっと置いておいた方がいい鴨。
まぁ、「齧歯類」「齧歯目」のどっちが本当は正しいのか、なんてトコまで踏み込むと、 私のささやかな脳みそには判断つきかねる部分ですけどもw コミックスでは前回も「齧歯類」になってますしね。
GS美神19巻 『犬には向かない職業!』で シロとマーロウが追いかけたネクロマンサーネズミに対して 横島が言った
『て・・・てめえ、このゲッシ類がああーーーっ!』
ってのが椎名漫画では初出だった気がしますが そのときは何も言われなかったのかな? まあ、あれはカタカナだったけど。
げっしるい、変換できなーい(><;
完成原稿速報 35号 http://cnanews.asablo.jp/blog/2007/07/23/1675249
く、國友さんが交代…………!! サイン会のあの雰囲気を体験した國友さんなら、絶対に椎名先生を支えてくれると安心していましたのに……。 くぅ…! 新しい担当のMさんの正体が判るのは第11巻でしょうか?
去年の9月から着任でしたでしょうか…。 短い間でしたがお疲れ様でした、國友さん。 サイン会での貴方の雄姿は忘れません。 新しい部署でも頑張って下さいっ。(T_T)ゝ
ホント残念ですね。 國友さん、煽り文やキャラ紹介とかでは前任者程のインパクトや仕掛けは無かったですが(むしろ、チョンボっぽいのが目立ったかな? ^^)、でも何か憎めない感じがツボに来る編集さんでした。 サイン会の終盤、恐らくかなりお疲れになってたのか顔は笑顔なのに目が笑ってない状態を見て、申し訳ないと思いつつも相棒と(め、目が…怖いヨ、國友さん!)と笑いを堪えるのに必死でした (^^) 新しい任地での御活躍を期待しております。 (次は何処の編集部なんでしょ?…「盆栽日本」とか?www それとも同じ週刊サンデー内での異動なのかな???)
でもって、新担当さま、椎名先生と『絶チル』をよろしくお願いします m(_ _)m
そういえば、若木先生の担当さんも人事異動で代わったとか…って、新担当さん、手掛けてたのがK○n○nのアンソロかいっ!?www いや、むしろ適材適所と言うか…若木先生に相応しい強烈な御方がついたなぁ、と (^^;;;; でも、この担当さんのお名前が判る為には、若木先生が新単行本を出せなきゃ確認出来ないんですよね…ガ、ガンバレ!若木先生!!
尚、若木先生ご自身が、当のエントリを「セキララな内輪話」としてログ送りされてますので記事へのリンクは控えておきます。 でも、編集さんと漫画家さんの関係について書かれたこの7/18付けのエントリは中々興味深いものでした。 こういった漫画家サイドのホンネで構成された記事も中々見られないと思いますので、興味を持たれた方は若木先生のブログへどうぞ。
何で「K氏」とか「M氏」とかイニシャルで記すんでしょうね?少なくとも今のサンデーコミックスなら、担当氏のフルネームは奥付で確認できるわけですから、本気で隠そうとしているつもりは全然ないはずで。
「単行本を買ってくれたよい子向けのサービス」………にもなりっこないですよねえ、これ(笑)。
何はともあれ、國友さん、ごくろーさまでしたっ!
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第10巻感想
………と言いつつ、「ツッコミと懺悔」の方が適切かもしれない(笑)。
表紙のナオミの愛くるしさが絶妙な10巻です。見返しの4コマのギャグセンスはやっぱり椎名マンガ♪だけど2コマ目、いくら何でも皆本に比べナオミの背が低すぎない…?(笑)(とゆーよーな「アレ?」感もまた、単行本オマケとして楽しむべき要素の一環なんでしょうけどね)
改めて読み直すと、兵部が「あの連中はみんな同じ」と薫を揺さぶっている場面は、ちょっと腑に落ちない気がします。だって、兵部の「隊長」は予知のビジョンを見ただけで手の平を返してためらいなく兵部を撃ったのに対し、皆本は同じく破滅の予知のビジョンを見ても、未来が変わる可能性を心の底から信じ、チルドレンを導こうとしているのですから。このエピソードだけ見ると、皆本はむしろ兵部にとって救いとなる人物でさえあるはずで、なぜそんなに皆本のことをムキになって否定するのか、イマイチ見えて来ません。
ひとつは、「ここに居ていい」と言ってくれて、信頼していた人物に「化け物」呼ばわりされた所こそが、兵部の絶望感の源で、そこが他を圧倒するほどに大きい…と補完して読める部分がありますが、本命はたぶん現在進行中の「黒い幽霊」編にあるんですね、きっと。エスパーを駒として虐げるノーマルの組織の存在を知ったことが、兵部のノーマルに対する不信感を決定的にしたのでしょう。そして、それを目にしたからこそ将来の薫もパンドラ側についた、と。そう考えると、「とっておきの日(1)」での、薫の葵と千穂へのセリフに自然につながりますね。
だとすると、「隊長」に撃たれた兵部は、それだけだったらまだ「皆本の存在」を目の当たりにすることによって救われた可能性もあったんでしょうかね…。
【 その他10巻ネタ 】
・結局、マサラの「死んだ後楽しみにしていたこと」って何だったんだろう?(セラの身体を乗っ取っての自由恋愛?でもそれは「たまたま」超度7というサイコメトリーだったからこそ完全に人格が蘇らせられただけで、アテにはできないことだし、そもそも結界外ではセラの体を自由にはできない決まりみたいだし…)
・「ワタシの伏兵があのババア仕留めるからデース!」って狙撃兵を伏せてるけど、セラの身体を傷つけてしまっちゃまずいのでは…。ついさっき自分で「ただし、セラの体には傷つけないでくだサーイ!!」って言ってるくせに(笑)。
・何か見落としてたかもしれないと思って9巻のときは触れずにいたんだけど、何で旧蕾見男爵家別邸では、兵部が撃たれた当時の血痕や弾痕が後始末もせずに何十年もほったらかしになってたんだろう?
・ナオミの万引き疑惑画像って、谷崎自身が撮ったものだったんですね。店の監視カメラか何かの映像かと思い込んでいて、当時的外れな考察を力いっぱい繰り広げてしまいました(笑)。お恥ずかしや。
遂に『絶チル』も二桁巻に突入!
連載開始からこっち、どれだけ連載し続けられるのか常にドキドキしてましたけど、良くぞココまで到達して下すった…ホント感無量です (つω`) <ウッウゥ…
今回は残念ながら購入特典付けてる店舗は確認できてないのですが…強いて言えば、とらのあなさんが一端ログ落ちしてた先月のサンデー応援フェアを再びアップデートされてました。
つ【http://www.toranoana.jp/shop/070710_sun/070710_sun.html】
(『絶チル』発売月でもないのに何で?)と先月は疑問だったのですが、こうして見ると、今月の『絶チル』刊行も考慮し兼ねていた企画だったって事なのかな?…なんて合理的なwww
第10巻では、ざっと読み通して見た感じでは、特に加筆された様子はないですね。
一箇所、本誌掲載時に書き落とされていた谷崎主任のヒゲが、描き加えられていた位で (^^)
ただ、一点、セリフ部分で面白い修正が入っていたので書き留めておきます。
修正箇所は、「とっておきの日(2)」…コミックスのP.145の2コマ目と3コマ目の紫穂のセリフで、本誌掲載時は以下の通りでした。
兵部「…君はクールなんだね。楽しくないかい?」(←コミックスも同じ)
紫穂「私はサイコメトラーだから、普段あの2人ほど規制されてないもの。」
紫穂「ゲームの類は禁止されてたけど、他は別に……
遊園地も全く初めてってわけじゃないわ。
それに──あなたと一緒より皆本さんの方がいいの。」
この様に本誌掲載時のセリフは、紫穂が自分の境遇を一方的に述べてて、その前段の(そろそろ帰った方が良いんじゃないか)と言う紫穂の気持ちと上手く繋げてない感じでした。
コミックス修正版のセリフでは、むしろ兵部への警戒感を滲ませる事で、そこから皆本との比較も自然に入っていて、後段の兵部の「…デートの最中に他の男の話はよくないなあ。」と言うセリフにも上手く繋がってます。
加えて、全体のセリフ回しの流れだけでなく、紫穂のキャラキターとしても、修正版の油断の無い感じの彼女の方が “らしい” なあ、と思いました。
些少な部分ですけど、かなり的確な修正だなぁと感心した次第です。
ところで、おまけまんがの東野クンのアホっぷりは素晴らしい!
…ちさとちゃんも将来、苦労しそうwww
すごいどーでもいいツッコミですけど(←いつもですけど)。
>2コマ目、いくら何でも皆本に比べナオミの背が低すぎない…?(笑)
まず、ナオミはかなり前の方に立ってるんじゃないか、と思います。
この距離感が皆本の遠慮を示してる、というトコまで考え抜かれた構図
……なのかどうかわかりませんけども。
それと、5th sense.「絶対可憐ワイルド・キャット(2)」で、
皆本を女子高生に変装させようとして葵が持っている制服は、
新品であるため、「LL 178〜186」というタグが付きっぱなしになっています。
てことは、中肉中背って感じの皆本さんですが、実は180cm前後、
けっこう長身なのではないかと思われます(実際に着てしまったドクター賢木も)。
おまけまんがで、東野君が
>東野:水たまりで おみ足が 汚れては いけない!!!(以下略)
>葵:どこの国の アホ紳士や
のくだりですが、
これは、エリザベス1世が水たまりに立ち往生した時、サー・ウォルター・ローリーが外套を水たまりに投じて、渡り道を作ったという故事を踏まえたものですね。
聞くところでは「恋に落ちたシェークスピア」で、
水たまりの傍に止まった馬車に乗ろうとしたエリザベス1世が、周囲の者が何もしないので、「なってない」とかぶつくさ言いながら、水たまりをばしゃばしゃ歩いて馬車に乗り、周囲の者が気付いた時は手遅れだった、というシーンがあるそうです。
「どこの国の」と言っているあたり、この故事を知ってていてしかけたギャグ臭いです。
ってか、葵のツインテール萌え〜!
兵部の設定に一部変更がありましたね。3巻のときは「創立間もない BABEL で相棒その他を殺害して逃亡」だったのが、新たに「陸軍超能部隊で指揮官を殺害(して逃亡)」になりました。超能部隊は BABEL の前身とは言える組織でしょうけど、「創立後に」逃亡、という以前の情報とは明らかに違っています。
…まあ、前のときは皆本がちょっと記憶違いをしていた、ということになるのかな?(笑)
> ナオミはかなり前の方に立ってるんじゃないか
> 実は180cm前後、けっこう長身なのではないか
そういう色々な考察もまた、楽しめる要素の一環ですね。まあ、「正解」なんて出さなくていい類の話です♪
第10巻を読みかして気がついたけど、独身寮に出てきたナオミと奈津子以外の二人って、黒い幽霊編で殺された特務エスパーぽい。だとしたら悲しいし、ナオミも奈津子も一緒に住んでいた二人が死んで、特務エスパーのつらさを知るのだろうか?
10巻表紙折り返しの4コマまんがの4コマ目。
知人のオールドSFファンが言うには、
平井和正の『狼のレクイエム』で、犬神明がJACIAの秘密基地に潜入した時、落ちてくる鋼鉄のドアを支えて虎4が言ったセリフではないかとの事です。
でも、この掲示板に出入りする方で第一期ウルフガイの読者っているかな?
どーでもいいことですけど、おまけ漫画のちさとちゃんは安達洋介先生(この字で合ってたけっけ?)の「QUICK START!」(ゲーマーズ・フィールドに掲載中)の女性キャラに似ているよーな気がしました・
それからさらにどーでもいいことですけど、私は「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」の方がさらにぶっとんでて好きです。
え〜と、その発言は
「『独身寮に出てきた二人』は、ローゼンクランツとギルデンスターンだ」
という風に解して良いのでしょうか?
でも、「黒い幽霊」に殺された金髪の子はサイコキノで、独身寮の金髪の子はテレポーターでしたけど。
確か…サイン会直後の単行本作業でしたので、先生がノリで表紙やおまけに局長を描いてくるかも…とひとりで思っていて、実物を見てやたらニヤニヤしてしまいましたw(違う意味で)
でも考えてみたら、局長、今巻では完全に出番無いですねww
さすがにそんな暴挙は反発が強そうなので自重したのかも知れませんw
いつか朧さんと一緒に表紙を飾る日を心待ちにしております。
加筆・修正点は るかるかさんが挙げた箇所で間違いなさそうですね。
しっかし「触りたくないから」って…容赦無いなぁw
四コマ
呉竹寮の警備ってこんなに厳しかったんですね…。
超度6と同等ですか……。税金ってスゴイですw
今巻には表紙通りにナオミちゃんの魅力が沢山詰まってますね☆
おまけ。
先生もお気に入りのエクステンションですね。
ストレートっぽい髪の紫穂がフツーに可愛いです☆ なにか毒気を感じさせませんw
薫はともかく、葵の変化がイマイチ判らないのですが…。エクステ着けてます??
ちさとちゃんは…僕はショートの方が好みかもです…ゴメンナサイ。
東野君がいまひとつ ちさとちゃんに素直になれないのは髪の長さが原因だったんですねw ちさとちゃん、攻略の糸口発見ッ! 中学生、高校生になった時の2人の関係が楽しみです。ちさとちゃんの髪が長くなるにつれて東野君の立場が弱くなっていったりしてw
とゆーことは、現在の東野君は葵が気になるのでしょうか?w
さて、この巻が國友さん最後のお仕事になってしまいました。
ふむぅ…、なんとも名残惜しいです……。
…が、ドアタマから(小さいんですけども)ミス(誤字)を発見してしまい、なんだかガッカリというよりは「あはw」と脱力してしまいました。
かつてペロ先生が描かれた國友さんの様々な所業は事実だったのかも知れませんね…。あの風貌でドジッコですかぁ………。ちょっとマニアックな好みになってしまうかも知れませんね…w
そんな國友さんに送る言葉。
「ああッ…!! 思い出は美しいままにしといて!!」ww
改めまして、國友さん、ありがとうございましたっ!!
歯切れ悪くなりますが余談をひとつ。
運良く立ち読みできた『メテオド』の巻末おまけを読んだ感想です。
創造主のインスピレーションを超えるモノは中々無いと思いましたっ!
10巻ネタで井汲さんの疑問に対する書き込みが無いようなので書き込ませていただきます。
>皆本はむしろ兵部にとって救いとなる人物でさえあるはずで、
>なぜそんなに皆本のことをムキになって否定するのか、イマイチ見えて来ません。
確かにそうですね。
でも結局
予知の中では薫を撃つという行為は変わっていないから信じられない。
因って
頭ごなしに否定・拒絶のでは・・・?
予知が変われば態度も変わるのでしょうかね?
兵部は自分が裏切られた事への絶望と疑念の強さも影響していると思われますが
10年後に自分の力は及ばない・・・(??)であろう事への不安からなのか。
改めて 読み返して私が疑問に感じたのは
隊長が銃を突き付け、兵部に対して「我々が君のような化け物を作った」と発言したのは
一体、何を差すのだろう?
伊号はじめ実験によってエスパーとなった動物達を指すのか、
もしかして他の人間も人体実験によって強制的にエスパーとしての力を目覚めさせていたのでしょうか?
(実際、兵部も隊長に撃たれて複合能力に目覚めましたし。)
ま、きっと動物実験を意味しているのだと思うのですが。
ただ、隊長が兵部を撃った事によって「世界」が少し変わったから
時間の修復力が働いて2世代ほど後に強力なサイコキノの資質を持って生まれた
「薫」が 破壊の女王になる事になったのか?
なんて疑問が湧いて来ました。
>・結局、マサラの「死んだ後楽しみにしていたこと」って何だったんだろう?
GS美神の最終回にあったように、本人の魂自体はとっくに成仏していて、(→死んだ後、楽しみ)
マサラとして残っているのはレアメタルに記録された本人残留思念なのでは?
(「魂がイッパイデス。」と表現はしているけれど実際はデータの焼付けで本人ではない。)
で、
サラがレベル7のサイコメトリー、
加えて一番最近亡くなったオババ様でパワーも強いとか
好条件が重なって 生きていた時と同じパワーを持って表に出て来ている。
(結界外活動は美神令子さんと同じ条件ってことで。)
>「ワタシの伏兵があのババア仕留めるからデース!」
前出の状況から彼が「仕留める」のは
「マサラの残留思念を記録したレアメタルの賢者の像」だと思います。
そしたらサラは自分の身体を取り戻せますし。
・自国の存続を危険に晒す →世界を敵に回す
・歴代のオババ様に反旗を翻して掟を破る →クーデター なのかと。
井汲さんが ご納得頂けるかわかりませんが
自分はこんな感じで納得していました。
どうも私が言葉足らずだったようです。「私は『恋におちたシェイクスピア』よりも『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』の方が好きだ」という意味での書き込みです。「ローゼンクランツ~」は「ハムレット」に登場する端役を主人公にした不条理劇ですから(映画化もされてます)。これでよろしいでしょうか?
上田洋一様
ほんとにこっちも思いつきの発言でして。
独身寮で出てきた無名の女子職員2人が取り上げられたタイミングで
『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』をおっしゃられたので、
この二人の本筋に並行するエピソードをご希望かと思いまして。
> 10巻ネタで井汲さんの疑問に対する書き込みが無いようなので書き込ませていただきます。
どもです~。楽しく考察していきましょう。
>でも結局
>予知の中では薫を撃つという行為は変わっていないから信じられない。
>因って
>頭ごなしに否定・拒絶のでは????
そこら辺、兵部の行動原理にはまだ想像の余地が残っていますね。こうやって色々と考えられるのは楽しいことです。
>予知が変われば態度も変わるのでしょうかね?
そういう可能性もあるのだとすると、そこら辺が連載の終着点として想定されているのかな?という気もしますね。
>隊長が銃を突き付け、兵部に対して「我々が君のような化け物を作った」と発言したのは一体、何を差すのだろう?
これ、興味深いですよね。前後の文脈と当時の兵部の年齢、伊-九号が実験で作られたことを考え合わせると、「兵部もまた、人体実験によって人為的に作られたエスパーだった」という線が有力だろうと思います。おそらく不二子も。
>>・結局、マサラの「死んだ後楽しみにしていたこと」って何だったんだろう?
> GS美神の最終回にあったように、本人の魂自体はとっくに成仏していて、(→死んだ後、楽しみ)マサラとして残っているのはレアメタルに記録された本人残留思念なのでは?
ん、ちょっと話が伝わってないみたいなので補足しときますね。これは9巻 p.179 2コマ目、マサラの「私だって死んだ後を楽しみにしてたのよ!?」というセリフを踏まえた話なのです。
「残っているのは残留思念であって、厳密には本人ではない」という件には何ら異論はないのですが、そうだとしても「ここでマサラが『楽しみにしていた』ということは、具体的には何だったのか?」という疑問が残ることに変わりはありません…と言うか、残留思念に過ぎないのであればなおさら、「いったい、『何を』楽しみにしていたのか?」ということが不思議になってきます。
> 前出の状況から彼が「仕留める」のは「マサラの残留思念を記録したレアメタルの賢者の像」だと思います。そしたらサラは自分の身体を取り戻せますし。
それも考えたんですけど、それだとまずライフルを持った狙撃兵がいるのがよくわからないんですよね。あの像のぶっとさだと、ライフルくらいでは壊れそうにないので(バズーカを持ってたり、象がいたりするのはわかるんですけど)。そしてレアメタル像が標的なのだとすると、やっぱり「あのババア」を仕留める、という言い方が不自然さを拭えません。
>井汲さん
前回 挨拶も無くイキナリ書き込み失礼しました。
長文だったのでテキストに書きまくって
コピペで書き込んだのですがあまりに長かったので
挨拶部分をコピペしてませんでした!!
にも関わらず レス有難うございました。
>そこら辺、兵部の行動原理にはまだ想像の余地が残っていますね。
>こうやって色々と考えられるのは楽しいことです。
はい、確かに!
>「ここでマサラが『楽しみにしていた』ということは、
>具体的には何だったのか?」という疑問が残ることに変わりはありません…
マサラの発言は踏まえて考えたつもりだったのですが、ご指摘通り、確かに・・・。
う~ん、難しいですね。
生身を捨て、気楽に歴代のオババ様と座談会・・・
もしくは
管理人様の表現で言うところの レズビア(ry
身体が無いから無理か・・・ (–)
>あの像のぶっとさだと、ライフルくらいでは壊れそうにないので
>(バズーカを持ってたり、象がいたりするのはわかるんですけど)。
>そしてレアメタル像が標的なのだとすると、
>やっぱり「あのババア」を仕留める、という言い方が不自然さを拭えません
確かに不自然ですね・・・
何だか今になって何故書き込みが無かったのか理解しました。
さすがC-WWW掲示板・・・皆さん理解したうえで書き込みが無かったんですね~
お手上げです。
先生はノリで描いてて
本筋とはあまり関係無さそうですし
王子としてもバズーカ等で本気で粉砕するとマズイからメインは象でヒビ入れる・脅し程度。
ライフル隊は隙を作る役割と考える・・・ってサイコキノには銃は効かないかぁ~・・・。
これに懲りずたまに書き込ませて下さい。
黒い幽霊(4)
ものっすごく濃い内容でした。
これで18pなのですから もう神業ですネ。
椎名先生、凄いですっ!!!
真木 vs ザ・チルドレン
なんなんだ この真木さんの渋カッコイイ振る舞いは…(嬉)。
子供とはいえ超度7相手にまったくひるまずに圧倒的でした。
…が、紫穂の知略によって崩されていきますね…。この辺のやり取りは、超度7の念力・瞬間移動・透視、そして天才指揮官を擁する「ザ・チルドレン」のチーム力が流石でしたっ。
いくら真木さんでも ここまでチームワークを発揮されては分が悪いですネ…。
でも紫穂がスタンガンを装備していたのは大誤算だったと思いますw
コワイ…紫穂コワイw スタンガンを当てている時に悦の表情を浮かべているのが一番コワイです…w
あえなく真木さんは撃墜…! でも最後まで漢でしたっ! ファン急増中だと思いますっ。
「炭素単結晶繊維」って…平たく言うと「カーボン」的なモノですか?
軽くて丈夫というイメージだけはあります…。
なんとなく銃弾も弾けそうですね…。
例のワードも通ったみたいですね。
大きめの文字でちょっとドキドキですw
そして、皆本も援護に向かうみたいですね。
うーん、でも皆本に活躍の場は無さそうです。なんとなく…。
少しづつ見えてきました。
『とっておきの日(1)』の冒頭の紫穂のセリフ「パンドラの仲間になってノーマルたちと闘う」というのは、やはりバベルではなく、ノーマルによる「犯罪組織」の事を指していたんですね。
となると構図は「エスパー vs 反エスパー」でしょうか。ここで奇妙な事はどっちも主力武器がESPなんですよね…。
そして、それらを鎮圧できるのがESP研究に長けたバベル…。
なにか本当にテロリズムですね……。武力衝突をする両者…、それを鎮圧しようとする国の正規部隊…。泥沼です。流れる血が止まりそうにありません……。現実世界でもこういう三つ巴の武力衝突って解決が困難ですもんね……。
あくまで僕の推論ですが、「未来の悲劇」と言うよりは「泥沼の未来」という風になってきました…。もうこの現象自体を防いで欲しいです…!
皆本が「破壊の女王」を射殺したのは、おそらく各組織の幹部クラスには射殺命令が出ていたんでしょうね。予知された未来においては、皆本は「命令に従う」ままですね…。 うーん、しかし見逃してどうなるというのでしょうか…!?? 難しいです。極めて難しいです。 なので保留します…。
別方向でふと思ったのは、皆本もパンドラに入って反エスパー組織の撲滅に加わればいいのでは…??
つまり、バベルより薫を取ると…。バベルと薫、どっちを選ぶか!? どっちが大切か!?
皆本がパンドラに加入すれば軍師を得たようなもので、頭脳を駆使した戦略で戦況は優位になりそうですし。3人の安全性も高まりそうです。
…一般的には「正しくない事」ですが、個人間では「正しいと思う事」だと思います。
うーーん…、どうなりますやら……………。
真木さんのセリフはどれも印象的でズンと来ます…。
「そういう連中と戦うことこそが我々の存在理由だ。」
「何十人も殺した相手だが、
そいつを殺せばお前たちの手も血にまみれることになる。」
思い出すのが あるゲームのセリフです。
「平和とは作り上げるものなのだ。
決して、自然に出来上がるものではない。
そして、その平和を作る手はいつも、血にまみれている。
…だが誰かが、それをやらなければ…
力弱き者は、いつまでも虐げられ続けることになる。」
新しい時代において、エスパーたちが「平和」を手にするには、その手を血に染めなければいけないのかも知れません…。
むむむ…、他の平和的解決方法を模索してみます………。
合併号なのに負のイメージばかり浮かんでしまいました(苦笑)。
合併号なのに当日に感想してしまいました(苦笑)。
このまま2週間過ごすのはイヤーーッ!w
まぁでも、第10巻がありますからネっ。 大丈夫です☆
今回はどこも特典は無しなのでしょうか?
明後日発売ですヨーー!?
強度が必要な部分だけ、狙いすまして炭素に変成させる…とかじゃなくて、最初っから最後まで、地毛が全部炭素なの!?………………それは凄すぎます、真木さん(笑)。
ハム太郎(←間違い)の使い方が非常にうまかったですね。パンドラはあそこでペラペラと目論見を喋っちゃうような組織じゃない一方、ここらで読者にある程度の情報を明かさないといけない場面。最初に登場させたときにこんな活用法までは絶対考えてなかったはずで、先生の手練の技に感服でした。
「ブーストに賭ける!」で少年マンガっぽくなってきましたね。よーし行け行けー。
「我慢するしかないってことかあああ!!」に爆笑です(笑)。
この齧歯類めがーっ!!(←侮蔑と愛情を込めてwww
で、今号でチルドレンが「黒い幽霊」の実態を知らされた事で、エピソード的にも当初予想していた流れとは転回した部分も出てきました。
一つには、このエピソードではここまで脇役的な位置に置かれていた皆本ですが、彼の立位置の重要性に再度焦点が入った事。
バベルと言う(ノーマルの理屈に基づく)体制側組織に籍を置き、しかしエスパーであるチルドレンを愛し守るという、ある意味でノーマルとエスパーの狭間に立っているのが皆本です。
その皆本が、「黒い幽霊」を生み出した“ノーマルの暗い意思”と、それに対してエスパーを守ろうとする“薫の女王としての資質”に関して、今回はかなり自覚した模様…これからの彼はこれまで以上に、ノーマルとエスパーの狭間で自分がどうすべきかを悩み、そして自問してゆく事になるのでしょうね。
今号の段階では、未だ皆本自身はどうすべきか答えを持っているとは思えません。
でも、薫の “自分たちには何かができるかもしれない” と言う強い意志に触れ、それを信じて背中を押した姿に、皆本の中に何らかの覚悟が生まれつつある様にも思えました…それは、最悪の場合、自らの手を汚す(相手を射殺する)事も辞さない程に。
皆本がどう生きて、どう答えを出してゆくのかを考えると…今回のエピソードは、今後の『絶チル』の展開の中で “中盤の基点” 的な位置づけになるのかもしれませんね。
もう一点。
久々に薫と紫穂の個性の違いが明瞭に描き分けられました。
「黒い幽霊」の実態を知った薫は、素直に傷つき、その上でいつもと同じくその “資質” に沿って猛進します。
一方、紫穂は…やはりと言うべきか…かなりドライにこの “現実” を理解してしまった様ですね f(^^;
自分がこれまで透視してきた “現実” の延長線上で受け止めている様子に、実に紫穂らしさが窺えますし、加えて、皆本の(「黒い幽霊」の狙撃手の射殺をも覚悟した)意思を透視しても、感情的な脊髄反射をせずに冷静に受け止めている姿には、彼女の精神の強靭さを見ました。
紫穂のブラックな部分はコメディとしての相性が良いのでこれまでも多く描かれてますが(w …今回の様な精神面の強さ(…成熟度とも言えるかな?)は、ここ暫くはあまり描かれてなかったので、紫穂ファンとしては嬉しい限りです。
(ただ、年齢不相応な紫穂の強さは、イコール、彼女がこれまで透視してきた人間の醜さの裏返し…なので、私には痛々しくも感じてしまうのですが…)
惜しむらくは…薫と紫穂の反応の描き分けが見事だっただけに、同じ場面での葵の描写が明らかに欠落していたのが残念でした。
葵が、「黒い幽霊」の実態を知った場合、その反応は他の二人とは受け止め方からして異なると思えるのですが…。
チルドレンの中では最も普通な感覚の持ち主である葵だけに、その彼女がどんな反応をみせるのか…そういった角度からの描写も入れておいて欲しかったですね。
ところで…
>最初っから最後まで、地毛が全部炭素なの!?
…真木さん実はスキンヘッド説に一票www
展開の濃さに比例してまた妄想が暴走しています(笑)
「黒い幽霊」の背景が兵部サイドからしか語られないのが、
もう一枚裏があるためのような気がしてなりません・・・
「普通の人々」とは異なり「黒い幽霊」の場合、必ずしも主体が
ノーマルである必要はないわけで、兵部の持つ世界観、
「エスパー VS ノーマル」の枠組みに収まるとは限らないのでは?
現在、出番に向けて準備に余念のない(笑)管理官、
兵部とは異なる世界観を持つと思われるも、今までその内容が
明確に描かれることはなかったのですが、今回のエピソードでは
その一端が明らかになったりするのかな?
黒いなあ、紫穂は。次のサイン会でも人気はビ(以下略)ですね。いや、私は紫穂も好きですよ。
ところで、真木はあの高さから落ちたら死ぬと思うんですけど。む、あの髪翼でグライダーのように滑空するのかな?
10巻の表紙はナオミ嬢ですよね?裏をかいて朧さん、つーのはないでしょう。まあ、8月11日には書店で確認できることですが(私の地域では単行本は原則的に1日遅れ)。
黒い幽霊(3)
2週間ぶりの絶チル!!…嗚呼、長かったなぁ (^^)
前々回の兵部による「本物の『汚い仕事』」と言うセリフ…『絶チル』世界の裏面を感じさせるそのセリフ…から、恐らくノーマルも何らかの形で絡んでくる可能性は考えていたのですけど、私の拙い想像力では精々、ノーマルが「黒い幽霊」の後ろ盾(或いは、協力者や依頼主)となってエスパーを利用している…その程度に思ってました。
ですが! 正直言って、予想以上。
ここまで“エスパーの「天敵」”たる“ノーマルの「黒い意思」”の存在へと、その描写を踏み込んでくるとは思いませんでした。
何の事は無い…恐らくは、「黒い幽霊」の本体たる「貴様ら」とは“ノーマルによる犯罪組織”であって、暗殺者として実働しているエスパーは文字通りの傀儡でしかなかったのですね… orz
狙撃者の彼(もう本名も素性も判りません ^^;)の能力について、前に合成能力として九具津のそれとの対照にも言及してみましたけど、まさか彼自身が本物の“傀儡(くぐつ)”だったとはなぁ…。
取り合えず…真木さんには、チルドレンの足止めガンバレ! と、言っておこう(w
本来なら、チルドレンにノーマルへの不信感を植え付ける絶好の好機なのでしょうけど…敢えて、こういう汚い“現実”から子供である彼女らを守ろうとする兵部は、やっぱり根っ子の部分ではイイヤツなんでしょうね。
兵部には兵部なりに、薫らをパンドラに迎えるのは、もっと大人として判断が出来る様になってからの彼女たちの自立的な意思を望んでいるのかもしれません…ま、その間、イロイロと小細工には労は惜しまないのでしょうけどwww
「とっておきの日」編の冒頭パートから察するに、未だ今回のエピソードでは、チルドレンが世界の現実(ノーマルによるエスパーに対する非道な扱い)を知ってしまう所までは踏み込まないだろうとは思うのですが…特に薫は、エスパー絡みだと意外にカンが良いみたいだし…はてさて?
ところで、以下は私事で申し訳ないのですけど…実はこの1週間、気分がドンゾコ状態に落ち込んでました。
原因は我が愛猫の死…車にハネラレて逝ってしまいました (TT)
『犬になりたくなかった犬』の主役・マットのネコ版の様な変なヤツで、愛して止まない存在だったのですが…まさか、その最期までマットのそれをなぞるとは思いもせず。
亡骸の発見・回収からこっち、洒落じゃない落ち込み状態だったのですが、漸く気分も回復してきて、どうにかペットロスト症候群には陥らずに済みそうです f(^^;
しかし…ついさっきまで同じ時間を共有していた存在が、突然その歩みを強制終了させられて目の前で唯の物体と化している現実は、それが例えペットであってもキツ過ぎる…将来に共有される事がなくなった時間の重さは、そのまま過去へ逆送して、思い出への追憶で補完されるものなんだなぁ、などとこの一週間で実感してました。
当然ながら、それがペットではなく、自分らの大事な家族の事なら尚更でしょう。
折りしも、今は子供たちがこれまでとは違うサイクルの中で生活する夏休み中…お子さんたちは交通安全には重々気をつけて欲しいものですし、車を運転する側も注意してし過ぎる事はないなぁと思った次第(実は先日、運転中にイキナリ子供が飛び出してきて肝を冷やしたばかりだったり…)。
私たちがこうやってマンガを楽しめるのも、平穏な日常の中にあってこそ…それをシミジミ実感したものですから、脇道にそれた話でしたが失礼しました m(_ _)m
「絶体チルドレン」において「生命」というのは重要なキーフレーズだと思いますので。
「黒い幽霊」は自分が何者であり、何のために行動しているのかも「分かることができない」みたいですね。「攻殻」風に言うと「ゴースト・ハックされてる」状態?でも、レベル7
ヒュプノなんてどうやって調達したんだろ。
あー、それから今週は何だか「スタンド使いの戦い」みたいでしたね。
想像以上に黒い展開になってきました………。
「黒い幽霊」はエスパーによる非合法組織だと思っていたのですが…、なんとノーマルによる非人道的組織でした……。 た、確かにこれはチルドレンは知るべき事柄ではないです……。チルドレンを遠ざけた兵部の手腕に感服いたします…。今回の主役はあなたです…。「黒い幽霊」の壊滅、よろしくお願いします…!
ただ1つ気になる事があります…。
「黒い幽霊」の“作り方”です。兵部の説明だとイマイチ腑に落ちないんですけど…。
僕にはなんとなく「可能さ。 宝くじ、ただしジャンボ級の1等賞を前後賞併せて当てればいいんだ。」と同義の難易度な印象を受けるんですけど…(汗)。 ム、ムツカシイ事をサラリと言ってません…??
さらに、超度7の催眠能力者をどうやって従わせているのか…??
下手すれば催眠かけられちゃいますし…、ECMを使っているにしても 使いっ放しでは超度7の洗脳はかけられない…。
そして、その催眠能力者は“同胞を傀儡にする”という自害したくなるような屈辱にどうやって、なぜ、耐えているのか…??
…世界の“陰の部分”…、深く 暗く 黒い …嫌な世界です……。
はてさて、「鉛の操作系能力者」とは考えが及びませんでした。
でもなにか単純明快で、とても納得がいきます。
銃を使っているのは「都合が良いから」ですね。
終わりの方で、紫穂をかばう薫に感激しました。
薫のこーいう所が大好きですっ。
そして真木さんは今回もカッコイイかったです☆
>るかるかさんへ
おぉ…、なんて声をかけたらいいのか………。
こんな時に『GS美神』最終巻のおキヌちゃんの言葉が救いの手に成るのかも知れません……。
突然に生を終了してしまった猫クンの心の安息を願っております。キミのご主人様はとてもステキな方で、一緒に居て幸せだったハズ、楽しかったハズ。 どうか安らかに…。
今回はシリアス一辺倒の兵部。「我々エスパー全員の、天敵だ!!」と訴えかける表情からはエスパー解放の強い意志が感じられ、個人的には今までで一番格好いいシーンだと思います。
一方、前のシリーズでは主役を張っていただけに、今シリーズに皆本の出番はあまりないのでしょうか。さっそく置いてきぼりになっていますね。
>「黒い幽霊」の“作り方”
嫌な想像をしてしまいました。“伊‐八號”のように、ノーマルでもその能力を利用できるような手術を施されてしまった催眠能力者。最初の一人もまた「人格も記憶も奪われて、組織の道具に変えられた」存在だったとしたら……。
幾つかパターンは有りそうですが…取り合えず思いついたのを列挙してみました。
件の催眠能力者が…
①不本意ながら「黒い幽霊」に従っている場合。
…例えば、身内を人質に取られているとか、何らかの弱みを握られている中で、「黒い幽霊」に“従わざるを得ない状況”に置かれてるパターン。
②積極的に「黒い幽霊」に加担している場合。
…当の催眠能力者自身が自己の利益or目的の為に、自身が「黒い幽霊」とその行動を一体化してしまっているパターン。
③何らかの形で「黒い幽霊」捕らえられた上で、自身が洗脳or処置を施され、傀儡として働いている場合。
…これが一番、有り得そうなパターンかな?
④実は、ノーマルによって創られた存在であった場合。
…元々、伊号シリーズの様に人工的な手法でエスパーを創りだす実験は昔から行われていた模様ですから、そんな研究実験の過程で創りだされたエスパー(こうなると、必ずしもその催眠能力者は人間とは限らなくなりますが ^^;)を「黒い幽霊」が奪取し組織の管理化に置いた…って言うパターン。
他にもイロイロ考えられそうですけど…うーん、いずれにしても余り愉快な状況ではないですね (^^;;;;
ついでに今回のベストな一コマをば… (^^)
p.340の1コマ目~「君を救うには、殺すしかないようだ。」~この兵部の表情が絶品です!
物凄く悲しそうで…何だか泣いている様にも見えます。
それまでの何とか彼を救おうとしていた様子から一転、同じエスパー=仲間であるはずの彼を自ら切り捨てざるを得ない覚悟に切り替わった瞬間が、とても巧く表現出来てます。
次のページの「来いよ、小僧!!」の表情では、既に狂気じみた戦闘モードの表情に移っているのと対照的で、この表情の流れも見事。
ところで!
ゴルゴ31さんとヤマカムさんの夏コミ合同誌「ゴルカム萌王」の表紙に気になる煽りが…www
つ【http://golcome.blog72.fc2.com/blog-entry-8.html】
曰く、「絶チルの葵は何故萌えキャラとしてブレイクしたのか」
ゲスト参加陣としてC-WWWさんも上げられているのですけど、もしかして深沢さんもゲスト執筆されているのでしょうか?
うーん、気になります…つか、ごっつ読んでみたいっ!!
(いえ、他の煽り文も物凄く気になるものばかりなんですがwww)
冬コミ本の時みたく委託販売してくれれば有り難いのだけどなぁ… (^^)
最後になりましたが…
>上田さん&peaceyさん
お気遣いありがとうございますぅぅぅ… (つω`)<ホロリ
完成原稿速報 36・37合併号
おお、更新が追加されてましたね (^^)
http://cnanews.asablo.jp/blog/2007/07/23/1675250
合併号も描き上げて、これで先生も少し夏休み出来るのかな?
因みに私は、今日突然お休みが頂けました。 (←誰も聞いてません
さて、「長く糸状に伸ばして風に乗って蜘蛛のように飛ぶ」真木さんってのも是非見てみたい気持ちですがwww…今回は俎上に上げたい件は…
>分類学上正しくは『齧歯目』
結論から言えば、これは編集部側が正しいんですよね。
生物分類の関係では↓のサイトさんが具体的で詳しいですが…
http://www.kanpira.com/iriomote_museum/scientific_name.htm
こちらで記されているところでは、
>なお、分類用語には“種類”や“~類”という語はありません。これらは定義が極めて曖昧、あるいは意味が広すぎる一般語なので専門用語としては用いられないのです。
また、「類」に関してより具体的な記述が見られたのは↓のサイトさんの1997年12月3日の記事で…
http://www.jeilus.co.jp/~mitsuki/sil/sil9712.htm
> 「類」っていうのが無いと思われる方がいるかもしれませんが、実は分類単位に「類」ってのは無いんです。では、どういう時に使われるかと言うと大まかに分けて2通りの使われ方をします。
> 一つは、明確な分類がされて無い等の時、取りあえず分類したグループを指す場合。例えば恐竜等の分類する為の情報が乏しい時に、「こいつはマニラプトラ類の恐竜」等と言う使われ方をします。
> もう一つは、「鋼」や「目」といった分類に含まれる物全てをグループとして扱う等分類を省略したい場合。例えば「哺乳類の動物」と言うように哺乳鋼全ての動物を指す場合や、「あの動物は鳥類」と言うようにそれ以下の分類を省略する時などです。
(引用者注:見易い様に、一部こちらで改行をいれましたので、お断りしておきます。)
何れにしろ、分類学上での正式な単位ではない、って事ですね。
但し。
椎名先生が作品の中で使われたかったニュアンスって、そう言った正式な分類に基づく名称じゃなくて、それこそ「意味が広すぎる一般語」としての「齧歯類」の中にあったハズです…別に桃太郎を通して、齧歯目に関する講義をされたかったワケじゃないでしょうし (^^)
一般語としては認められてるからこそ、広辞苑にだって載っていたのでしょうしね。
とすれば、この件に関する編集部のツッコミは、ちょっとスクエア過ぎた気がします。
省みれば、以前の「外人さん」もそうだったのですけど、
http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/news/060131/060131.htm
マンガと言えど「物語」である以上、文脈上でのニュアンスって大事だと思うのですけどね…私は、未だに関西少女が他意も無く発する「外人さん」ってセリフには、差別的なニュアンスが有るとは思えないんですよ。
まあ、編集部的にはスクエアな対応した方が問題化しにくくて良いのでしょうけど、それが結果として作品を雰囲気を殺す事の無い様に、個別のケースで留意はして頂きたいと思います。
齧歯目はそのまま変換できません。
つまり、一般的な用語ではないと言うことですね。
ちなみに齧歯類はそのまま変換できます。
あと、検索すると、齧歯類の方がやはりヒット数が齧歯目の二倍以上あります。
そして、学術論文でも結構一般的に使われてるようです。
差別用語にも当たらないようなので、そのまま使っても問題ないような気がします。
そのうち、『名もなき花=名前のない植物はない』とか『無名戦士=氏名が登録されてなければテロリスト扱い』とか言い出しかねませんね。
それ以前に子供向け漫画にこういう厳密さを求めること自体やってることが役不足かと。
>髪の毛で空を飛ぶ男
オモシロイ文章ですねぇw
真木さんは自力で飛べる事が判明。「髪の毛を操る」だけの合成能力なのですが、応用範囲が想像以上に広いですね…。さすがはパンドラ幹部です。
>齧歯類と齧歯目
言葉の正しさとニュアンスって必ずしも一致しないんですよね。
例えば「豹変」。これは元々良い意味の変化なんですけど、もう一般的には完全に悪い変化を指しますもんね…。当然、日常会話で「オマエ豹変したなぁw」って言っても感じ悪いです。
なので、言葉の本質って本来の正式の意味よりも、もはやニュアンスの方に在るのではないか…と思う今日この頃です。
一方で、「子供が間違った覚え方をしてはいけない」という編集部の配慮も解ります。でも漫画ですので、「内容が全部正しくなくてはいけない」という事はないと思います。表現の方法(ニュアンス)が間違ってなければいいと思います。
なんとなく、「侮蔑用語はNG」という理屈を通す為の屁理屈に聞こえなくもないですが…。大人の事情ってシチメンドクサイです…。
先生も「まー向こうも本当はかなりどうでもいい箇所のはずだし」と言ってますし、あまり波風立てずに行きたいです…。
今回の件のおもしろさは、その直前の(というか、同時にアップされた)エントリに
担当さん交代のニュースがあるところじゃないかと。
連載での初代担当・有井さんについては、いろいろと書かれてましたが、
国友さんについては、ここまであまり触れられることはありませんでした。
それが、わざわざこういう時期に、今さらのように「所業(笑)」を書くことが、
椎名センセ独特の壮行の仕方なんじゃないかと思ったりします。
こうした素材のイジリ方は、もう椎名作品そのものだなー、という感じもしますしねw
それと、前回「齧歯類」という言葉が使われたのは、まだ桃太郎の存在が謎の時期に
初音の分析に対して、明が「小さいな。齧歯類か?」と言うシーンだと思います(8巻・3rd)。
この台詞だと、用語的正しさが要求されるかもしれないので、
今回の「ペットへの侮蔑と愛情を込めた呼び方」というのとは、
担当としての判断基準も、かなり違うんじゃないかと思います。
そのへんは、頭の片隅にちょこっと置いておいた方がいい鴨。
まぁ、「齧歯類」「齧歯目」のどっちが本当は正しいのか、なんてトコまで踏み込むと、
私のささやかな脳みそには判断つきかねる部分ですけどもw
コミックスでは前回も「齧歯類」になってますしね。
GS美神19巻 『犬には向かない職業!』で
シロとマーロウが追いかけたネクロマンサーネズミに対して
横島が言った
『て・・・てめえ、このゲッシ類がああーーーっ!』
ってのが椎名漫画では初出だった気がしますが
そのときは何も言われなかったのかな?
まあ、あれはカタカナだったけど。
げっしるい、変換できなーい(><;
完成原稿速報 35号
http://cnanews.asablo.jp/blog/2007/07/23/1675249
く、國友さんが交代…………!!
サイン会のあの雰囲気を体験した國友さんなら、絶対に椎名先生を支えてくれると安心していましたのに……。 くぅ…!
新しい担当のMさんの正体が判るのは第11巻でしょうか?
去年の9月から着任でしたでしょうか…。
短い間でしたがお疲れ様でした、國友さん。
サイン会での貴方の雄姿は忘れません。
新しい部署でも頑張って下さいっ。(T_T)ゝ
ホント残念ですね。
國友さん、煽り文やキャラ紹介とかでは前任者程のインパクトや仕掛けは無かったですが(むしろ、チョンボっぽいのが目立ったかな? ^^)、でも何か憎めない感じがツボに来る編集さんでした。
サイン会の終盤、恐らくかなりお疲れになってたのか顔は笑顔なのに目が笑ってない状態を見て、申し訳ないと思いつつも相棒と(め、目が…怖いヨ、國友さん!)と笑いを堪えるのに必死でした (^^)
新しい任地での御活躍を期待しております。
(次は何処の編集部なんでしょ?…「盆栽日本」とか?www それとも同じ週刊サンデー内での異動なのかな???)
でもって、新担当さま、椎名先生と『絶チル』をよろしくお願いします m(_ _)m
そういえば、若木先生の担当さんも人事異動で代わったとか…って、新担当さん、手掛けてたのがK○n○nのアンソロかいっ!?www
いや、むしろ適材適所と言うか…若木先生に相応しい強烈な御方がついたなぁ、と (^^;;;;
でも、この担当さんのお名前が判る為には、若木先生が新単行本を出せなきゃ確認出来ないんですよね…ガ、ガンバレ!若木先生!!
尚、若木先生ご自身が、当のエントリを「セキララな内輪話」としてログ送りされてますので記事へのリンクは控えておきます。
でも、編集さんと漫画家さんの関係について書かれたこの7/18付けのエントリは中々興味深いものでした。
こういった漫画家サイドのホンネで構成された記事も中々見られないと思いますので、興味を持たれた方は若木先生のブログへどうぞ。
何で「K氏」とか「M氏」とかイニシャルで記すんでしょうね?少なくとも今のサンデーコミックスなら、担当氏のフルネームは奥付で確認できるわけですから、本気で隠そうとしているつもりは全然ないはずで。
「単行本を買ってくれたよい子向けのサービス」………にもなりっこないですよねえ、これ(笑)。
何はともあれ、國友さん、ごくろーさまでしたっ!