What's Old


03/02/26  (更新情報へ)

 シャーリー」の買い逃しに成功!(挨拶)

 もはやコミックの買い逃しがステータスになりつつある自分の社会的な立場を客観的に見つめながらこんにちは。
 こちらは、椎名高志ファンのためのサイト C-WWW の更新情報ページです。

 24日発売の森薫氏のコミックスのうち、「エマ」は何とか本屋をハシゴして最後の一冊を入手できたのですが、「シャーリー」の方は完璧なまでに完売してました。やっぱり、成熟した大人の女性のメイド姿よりも、13歳の少女のメイド姿の方が好きなのですね皆さん。
 ネットのマンガ系サイトを読むと、「シャーリー」と「エマ」2巻は24日を待たずにその前の土日にはもう入手可能状態だったそうなのですが、どのみち土日は本屋へ行く暇がなかったので、その時点で既に私の運命は決していたと言えましょう。とりあえず、まだ版元には在庫がある(らしい)というのが救い。そんなに間をおかずに買えるといいなぁ。

 いやでも、実は「シャーリー」に掲載されているマンガが載ってる同人誌を全て持っているので、そんなに悔しくないんですけどNE!
 「エマ」1巻が発売された後に森薫氏の人気が急上昇し、氏が「県文緒」名義で出していた同人誌も軒並み値を上げていた、という話を聞いた時は、「数年前のコミティアで見かけた "Shirley Medison" を発見して衝動買いした、あの時のオレの目利きに間違いはなかった!」と妙な優越感に浸れましたYO!(狭い)


 そんな感じで今週は個人的に大注目なマンガ(エマ/羊のうた/江戸狼浪伝/ネギま!)が立て続けに発売されたので、マンガサイトらしく購入した順番に簡単な感想を載っけておきます。
 購入した順番に掲載しているので、ここは椎名高志ファンサイトであるにも関わらず「江戸狼浪伝」の感想が下の方に行ってしまっていますが、他意はないので気にしないで下さい(´Д`;)。

「エマ」2巻(森薫エンターブレイン

 ビクトリア朝時代のイギリスの魅力がメイドだけではないことを教えてやる!(池田秀一の声で)
 と言わんばかりにエマさんがメイド服をかなぐり捨てて汽車に乗ってロンドンを脱出して大変なことになる物語。それが「エマ」2巻のあらすじです(ウソです)。

 1巻は主人公のエマとウィリアムが出会ってから徐々に心を通じ合わせて行く様子を描くのがメインだったので、比較的穏やかな雰囲気だったのですが、この巻では雰囲気が一変。1巻では「ビクトリア朝時代のイギリス」を演出するフレーバー程度の使われ方をしていた貴族とメイドという「階級」の違いが、二人のラブストーリーにおける最大の障害としていよいよ立ちはだかって来る様子が描かれます。特に、上流階級社会に属し、「階級」があることを当然のものと認識しているウィリアムの家族達からの彼に対するプレッシャーは相当なもので、これからの二人の恋が前途多難なものになる予兆がヒシヒシと。
 一方の当事者のエマも色々あって恋を諦めてロンドンを後にしてしまいますし、このマンガはこれから相当長くなりそうな予感がします。

 そして、そんなイギリス貴族社会の埒外に位置し、普段は非常識でやんちゃでエキセントリックな行動をするキャラとして描かれているインドの王族・ハキムが、エマに対して言った台詞――「変だな。エマはウィリアムが好きで、ウィリアムはエマが好きなのだろう? 何故ひとりで遠い所へ行く?」――が、この作品世界の中において一番説得力を持っている言葉として聞こえてくるのが興味深いです。こんなところにも、作者の巧さが感じられるなぁと思いました。
 2巻に登場した新キャラの若くて元気なメイドさんも、今後の活躍を期待して良いのかな(結局メイドですか?)。

羊のうた7巻(冬目景/幻冬舎コミックス

 千砂がエロい!(感想)

 いやマジですマジ。このマンガの感想を私が一言で表現するとこうなります。
 このマンガが描いているのは吸血病という奇妙な病に侵された一族の末裔・千砂を巡る哀しい物語なのですが、そんな重い彼女の背景に説得力を持たせているのが、はかなげであやしい魅力を放つ、彼女の存在そのものです。

 長い黒髪、白い肌、少しつり上がった瞳、泣きホクロ、そしてセーラー服に和服。「吸血」という行為が意味するメタファー。常に死と向き合い、「一族の呪いは自分の死で終わらせる」と言い放つ彼女の強い意志。それでいて、死別した父親と母親への想いを断ち切れず、同じ血を引き同じ病を持つ弟の一砂を愛そうとする、少女らしい感情。そして、それらを繊細に描写できるだけの表現力を持つ、作者の冬目景氏の漫画家としての力量。
 それら全ての要素が相まって、千砂というキャラの何とも言えない妖艶さというかエロさというか、そういうものを感じさせることに成功しています。千砂の破滅的な力を内包した美しさが描写できているからこそ、この物語はここまで説得力を持つことができたと言えましょう。

 更にこの7巻では、このマンガのアイドル的な存在である八重樫さん(彼女には「さん」を付けるのが慣わしです)までなんかエロく! 首から血を流しながら微笑む八重樫さんのあまりのエロさ加減なんかもう! もう! って感じで合掌。
 あと、このマンガの終わり方についてはなんか各論ありそうな感じですが、結果的に千砂の願いは叶い、この作品の世界と登場人物達はほんの少しだけ救われ、そして強くなった(あるいは、なろうとする)様が描かれているので、概ねハッピーエンドと呼べるのではないのでしょうか。冬目景はやっぱり凄いマンガを描く人だなぁと思いました。

江戸浪狼伝(椎名高志サンデー超増刊2003年3月号)

 俺はこの漫画オモシロイと思うのだが、読者はどうか。(コピペであり感想)

 サンデー超増刊では、先月から週刊少年サンデー執筆陣による読み切りマンガを掲載し始めました。これもその中の一作です。
 『駒木博士の社会学講座』さんに「実はこのマンガは大傑作なのさ〜」(要約)とまで評された2月号掲載の藤田和日郎氏の「美食王の到着」や、来月発売の4月号で掲載が予定されている井上和郎氏の「葵DESTRUCTION!!」の続編に比べるとさすがに話題性の面では落ちる感もありますが、でも椎名高志の名はまだまだ伊達じゃありません。キッチリと面白いマンガを提供してくれました。
 それも、「椎名高志」のマンガのブランドイメージとも言える『パロディ』や『コメディ』の路線とは一線を画し、読者に対して真っ向勝負なテーマを掲げた、至ってシリアスな雰囲気を持った作品です。

 なんか例によってサンデー超増刊の出回りが悪く、まだこのマンガを読んでいない方も結構いるようなので直接的なネタバレは避けますが、この作品を一言で説明するとすれば、「まつろわぬ者たちが『帰る』場所を探し求める」物語ということになると思います。
 こう書くとなんか『自分探し』がテーマの泣かせ系ギャルゲーみたいで萌えて来ますが(来るな)、このマンガにおける「まつろわぬ者」=人狼達の生き様は正にハード。居場所を求めて放浪を続けて江戸にやって来た主人公・藪月と、「自分の居場所は此処だ」と決めたが故に彼と対立しなければならない女性・おりょうとの対比構造が、このマンガの肝でしょう。そして、そういう構造を持ったマンガだからこそ、最後のページのあのコマが映えてくるというものです。
 (週刊サンデーに比べれば)読者が限定されるサンデー超増刊というマイナー気味な雑誌に、あえてこんな直球勝負な作品を持ってきた椎名氏の度胸に敬意を表したい気分。よくやった!(エラそう)

 あと、「椎名先生の新企画は続々登場予定です!」と書かれているということは、例の4巻の発売も期待して良いのでしょうかサンデー編集部。
 「江戸浪狼伝」と同じく人狼がテーマの『百貨店』未収録作品「眠る牙」を収録したコミックをとっとと出しやがれと思いました。

魔法先生 ネギま!(赤松健週刊少年マガジン2003年13号)

 「パイパン」ってマガジンだとオッケーなの?(挨拶)

 かつてゲームラボのインタビューで、同人界との関わりを聞かれて「(同人界とは)最新のエッセンスを吸収する場所として関わって行きたい」「ほかのアニメを吸収しながら、最先端のところに居続けたい」と語った赤松健氏の最新作が、ついに週刊少年マガジン誌上で連載開始。
 世間的には美少女わんさかコメディーの「ラブひな」で一発当てたマンガ家、という見られ方が一般的っぽいのですが、上記のコメントからも判るように、氏は「時代」に対する意識をかなり強く持っていることを伺わせます。「ラブひな」は90年代後半におけるオタクムーブメントに迎合した(悪口じゃないよ)形でスマッシュヒットを飛ばして見事に連載を成功させた以上、その次の連載も当然今の「時代」の趨勢を読んだ形の作品になるであろうことは、容易に想像できました。
 大げさに言えば、この連載は自分のスタジオを率いる企画屋としての氏の才能が試される機会でもあるのです。

 そんな感じで色々と注目された新連載第一話ですが、なんかアンタ今度の主人公は10歳でショタ全開のめがねっ子(=メガネが「聡明」や「知性」の象徴ではなく、あくまで「可愛らしさ」を強調する為のアイテムとして機能している少年キャラクターのことを指す専門用語。試験に出ますと来ましたよ!
 今が旬のショタなメガネ少年に目を付けるとは、さすがは時代の寵児・赤松健! 目の付け所が的確過ぎますな! イエッヒー!

 という訳で、個人的にはもうバッチオッケーですこのマンガ。そんなショタな少年が女子中学校のクラスの担任になってしまう無茶な展開とか、恐ろしいことに第一話の段階でクラスの30人の女子の顔や名前が全て決定されているというバトルロワイヤルっぷりとかも、徹底的にエンターテイメントに拘った姿勢として評価してやりたい所存。どこまでこの調子で突っ走れるか注目です。

 あとマンガの話から外れますが、前にこのページで紹介した「Emily: the Strange」の日本語翻訳版「エミリー・ザ・ストレンジ ちょっと変な女の子」が、メディアファクトリーから3/20 頃に発売されるそうです。
 しかも翻訳は、何の因果かあの宇多田ヒカルが担当。

 個人的なイメージだと、この本が好きそうなタイプは宇多田ヒカルのファンというよりも、むしろ20年くらい前の松任谷由実のラジオ番組のリスナーみたいな印象があったのですが(どういう比喩ですか?)、でも宇多田ヒカルのセンスを持ってすれば 、Emily の不思議かつおかしい世界を彼女独特の言葉で翻訳してくれるのではないかと期待しています。
 「アメリカ西海岸の名取羽美」の異名を持つ(持ってません)Emily の赤と黒で彩られた異常な世界に興味がある方、および不思議少女になりたい方は是非! という感じで一つ。

 なんか今回は普通のマンガサイトの更新日記っぽくね?
 最初のマンガの買い逃し自慢を除けば(ダメ)。


 

更新情報:

 


03/02/18  (更新情報へ)

 聖バレンチノに先週の「エイケン」を読ませてやりたいです(挨拶)

 ウケる少年マンガのセオリーとして「美少女キャラをわんさか出して主人公をモテモテにさせれば良い」なんてよく言われますが、先週の週刊少年チャンピオンに掲載された「エイケン」は、『このマンガはそんな定説に対するアンチテーゼを掲げているのではないか?』と思ってしまいそうになる程でした。
 楽しい楽しいバレンタインデーを題材にしたマンガのはずなのに、理不尽なまでにダメな主人公が理不尽なボディバランスの美少女達に理不尽にモテまくる大理不尽な展開を読んでいるうちに、何というかこう漠然とした不安感に苛まれそうに。いや、元々これはそういうマンガだというのは頭では理解しているのですが。

 でも、これ間違ってるよ! こいつ必要以上にモテ過ぎ!(結局)

 そんなピュアな心(ピュア?)を、いつまでも忘れないで生きていきたい。
 こちらは、そんな私こと深沢が管理運営を行っている、椎名高志ファンホームページ C-WWW の更新情報ページです。

 なお、今週19日に発売される「サンデーGX」3月号に、4月号から短期集中連載される椎名氏のマンガ「パンドラ」の予告が掲載されるはずですので、ファンの方はお見逃しなくっつうことで。
 ファンサイトとしての情報は以上(´Д`;)。早くこれ以上の情報が欲しいです。


ワイルドネガネ

 で、いきなり話は先週のサンデーに変わります。

 去年のコミケで「ビバ!メガネくん」(渡辺由美子氏の同人誌)を読んで以来、いわゆる創作作品における眼鏡を掛けた男性キャラ(以下、メガネ)の存在や役割についての認識を改めつつある最近の私なのですが、そんな中、先週のサンデーの「ワイルドライフ」に、眼鏡+白衣+長身+歪んだ性格というコンボ要素満載のメガネキャラ・鞍智が参上。
 これまでのこのマンガに対する主な感想は「絵柄が少年マガジン系統だなぁ」「動物を少年マンガ的に表現するのって難しそうだなぁ」くらいだったのですが、そんな中に如何にもネタにして下さいと言わんばかりのオーラに満ちあふれたメガネが登場したことにより、俄然興味が湧いてきました。

 いやその、マンガとして面白くなるというよりも、読者が色々な妄想をしやすくなった、という意味での面白さですが(失礼)。

 まず彼のルックスですが、ドラマなどに良く出てくる「病院の若きエリート医師」のオーソドックスなスタイルのイメージを引き継いだ、極めて標準的なものであると言えます。白衣と横長楕円眼鏡の組み合わせは、理系の職業に就いている男性の記号的な表現方法として定着しているのはご存じの通り(主に少女マンガの世界で)。
 本来、このタイプのキャラは眼鏡を光らせながら周囲を冷静に観察して計算高く理知的な行動をする、比較的クールな役回りをするものなのですが、彼にとっては災難なことに「ワイルドライフ」は基本的にコメディベースなマンガであるため、下手に常識があるばっかりに周囲(特に主人公)の異常な状況に対してツッコミを入れなければ気が済まない性格にされてしまっているのが特徴と言えます。

 更に、それ以上にこの鞍智というキャラを特徴付けているのが、彼の陵刀先生(主人公の上司)に対する複雑な感情です。
 彼は心から陵刀先生を尊敬しており、彼に認めてもらいたいと常に思っているのですが、しかしその陵刀は既に主人公である鉄生に傾倒。鞍智に対しては「お前はこいつに比べれば無能(要約)」と冷たく言い放つわ、鞍智に鉄生のアシスタントをさせることを強要して自分の無能っぷりをイヤでも自覚させようと仕組むわと、登場一回目から散々な扱われ方をしています。そんな陵刀の態度からは、自分を慕う鞍智を内心では鬱陶しいと思っているに違いない様子が伺えます。

 でも鞍智は、顔を真っ赤にしたり真っ青にしたりしながらも、ひたすらそんな屈辱に耐え続けます。こんな屈辱に彼が耐えられるのは、陵刀に対する想いがそれだけ強いからという理由以外は考えられません。あまりにその愛が深すぎる為、彼の横長楕円眼鏡には、陵刀先生(および、その陵刀に気に入られている憎いアンチキショウな鉄生)しか写らなくなってしまっているのです。
 そんな彼にとっては、本来の客である患畜なんて存在は最初からアウトオブ眼中なのであり、それは劇中でも示されている通りです。勿論、そんな狭い視野が彼を陵刀から遠ざけている原因になってしまっているのですが、陵刀に対する想いはそれを認識できないくらい強いのです。恋は盲目とはよく言ったものですネ。ハハハ。

 つうか、どうですかこのやおいっぷりは。

 陵刀登場以後は意図的にやおい臭さを演出し、それをギャグにしている傾向が見られるこのマンガではありますが、しかしこんな歪んだ愛をン百万部も刷られるサンデーで読めてしまって良いのでしょうか。他人事ながら心配になってきます。
 最近のサンデーは容赦が無いなぁ。


 なお、これまでサンデーに登場したメガネ男の中で、この鞍智というキャラに(私が思い出す範囲で)一番似ていると思われるのが、「歩武の駒」に登場したメガネキャラ・赤川 "データマン" 真一郎です。
 赤川の場合は、彼の意中の人は同期で元ライバル棋士の霧島大というキャラ(主人公の最終的なライバル)でしたが、その霧島から「そんな将棋ではお前は勝てない(要約)」と冷たく言い放たれて放置されたり、その霧島が傾倒する主人公の歩武に露骨なライバル意識を燃やしたりと、キャラクターの立場としては結構似ているものを感じます。

 この赤川というキャラ、マンガの中では主人公にやられるだけのザコキャラ扱いをされてあっけなくフェードアウトしてしまいましたが、その反面同人的な人気はあったらしく、赤川の霧島に対する屈折した感情に着目してネタにしたやおい同人誌を作ったサークルが現れる、という快挙(?)を成し遂げました。この手のタイプのメガネキャラにグッと来るファンが、サンデー読者の中にも確実に存在することが証明されたのです。
 ですので、「ライルドライフ」の鞍智君には、サンデーにおける貴重なメガネとして、この調子でどんどんひねくれて行って欲しいと思いました。

 まぁ、そんな「ライルドライフ」の今後の問題は、そんな局所的な人気を、より一般的なものに広げられるかどうかという気がします。
 やおい的な人気とマンガの一般的な人気は必ずしも一致しないことは、結局1年くらいで連載が終了してしまった「歩武の駒」が証明してしまいましたしね(ドクロ)。

(;´Д`)

 以下は余談になりますが、個人的に今一番熱いメガネは、絶賛放送中のアニメ「ガンダムSEED」に登場するサイで決定です。

 最初のうちの彼は、ワガママな許嫁・フレイに対してもイヤな顔一つせずに細かい気配りを見せる「いい人」系のキャラだったのですが、フレイの父親が敵方の組織ザフトに殺害され、彼女が復讐を誓ってからは、彼女の彼に対する態度が豹変。フレイは自らの復讐を果たすため、主人公のガンダムパイロット・キラ女の武器を総動員して急接近、ただのいい人だったサイは彼女にフラれて自暴自棄に。級友だったキラに殴りかかって返り討ちにされた挙げ句にフレイに罵倒されたり、それでも諦めきれずにキラが乗るガンダムを奪って操縦してみたけどフラフラするだけで大失敗して懲罰房に監禁された挙げ句にフレイに哀れまれたりと、やることなすことがいちいち切なくて泣けてきます。
 わがままで我の強い女の子の注意を一生懸命惹こうと頑張る男の情けなさと哀しさを、メガネの存在がより際だたせているなぁと思いました。

 なので、彼は「ガンダムSEED」における、我々のような情けない男達の代表と認定。耐えろメガネ。がんばれメガネ。フレイを復讐の泥沼から救えるのは多分お前だけだメガネ。でも、そんなメガネなんかほっといて、人を殺す決意を秘めたステキな瞳の輝きを失わず、どこまでも突っ走れフレイ。男性視聴者はみんなフレイにメロメロよ! 今年はヨゴレながら野望を果たそうとする女の子がクるね! というか、もう男の子達の間じゃかなりキてるよ!

 という訳で、私にとっての「ガンダムSEED」は、キラとアスランのための物語ではなく、もはやフレイとサイのための物語なのです。
 歪んでますか?(歪んでます)


 

更新情報:


お知らせ:

 次週の更新は、早くても26日以降になる予定です。

 このところ色々と忙しかったのでちょっと休暇を取ってゆっくりしたいというのが主な理由なのですが、それよりなにより来週は24日に「エマ」2巻とメイドもの短編集「シャーリー」(森薫)、および「羊のうた」7巻(冬目景)が発売、25日は椎名高志氏の読み切りマンガ「江戸浪狼伝」が掲載されるサンデー超増刊3月号が発売、そして26日は週刊少年マガジン赤松健氏の新連載が開始と、個人的に重大なイベントが集中的に発生して大変なことになりそうな予感が!
 休んでる場合じゃねぇじゃん!(矛盾)

 ということでご了承を。

 


03/02/11  (更新情報へ)

TOO FULL WITH LOVE

 ハッピーバレンタイン!(普通の挨拶)

 聖人バレンタインの名の下に、愛する人の元へチョコレートを年貢に見立てて納める日本特有の儀式が執り行われようとしている今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。色々な意味で年貢を納める心の準備はできましたか?
 こちらは、私こと深沢が管理運営を行っている、椎名高志ファンホームページですがようこそ。

 なお、個人的に今年のバレンタインのプレゼントは、「七人の侍トレーディングカード」のコンプリートセットが良いと思います。
 これで喜ばない男の子はいないヨ!(アドバイスに失敗)