第25話『ヤマタイ国のヒミコ』


<スタッフ&キャスト>
脚本   :岸間信明
演出   :川田武範
作画監督 :加々美高浩
ゲスト声優:
      西原久美子(六道冥子)
      茶 風 林(厄 珍)
      富沢美智恵(小笠原エミ)
      三田ゆう子(ヒミコ)
      西川宏美(バニーガール)
      林 延年(ミイラの男)
      山口奈々(冥子の母)
(敬称略)

 原作(『魔女たちの集い!!(5巻リポート1)』)との大きな違いは、原作
では出てこない横島と厄珍が出てくること。原作そのままだととても30分持つ
話ではないので、これはしょうがないか(^_^;

 しかし原作では六道邸であったはずなのに、アニメでは別荘になってるのは
何故?やはりヒミコを呼び出すには都会の喧噪の中より、大自然の中の方がや
り易いという事か?それとも話作りの上で何か不都合でもあるのか?

 「高齢会=爺さん婆さんの集まり」って、普通爺ぃ婆ぁに集まりを高齢会な
んて言うか?普通いわねーだろ(って今回は愚痴が多いぞ俺。何か嫌なことで
もあったのか?(^_^;)。

 ゴキブリが出て驚く冥子に、「いい子だからゴキブリくらいでいちいち驚か
ないの!」と言う美神。ゴキブリ見ただけでネズミを見たドラ○もんみたいに
前後不覚に陥ったのはあんたでしょうが!!(まぁ、あの話の前に作られただ
けに、そんなこと言ってもしょうがないが(^_^;)

 冥子の母に仕込まれたマコラの得意技、「酔っぱらいの真似」。あまりにも
ステレオタイプ過ぎるぞ(まぁ、冥子の母の「酔っぱらい」のイメージがああ
言うもんだと言うことなんだろうが)。真の酔っぱらいの真似を会得するのな
ら、終電間近の渋谷あたりとか、真っ昼間のジャンジャン横町とかに行って勉
強してこいってなに言ってるんだ俺?(笑)

 宝の部屋を守るロボット(アニメではまもっとくんという変な名称がついて
たが)に吹き込んである冥子の父の声、何処かで聞いたような・・・原作に登
場したときの怪しげな髭といい、もしかして背の低い弟とかいない?

 ヒミコが冥子に書いた色紙(ここでは何故か名前の表記が「卑弥呼」になっ
てる。まぁ、これが正しいんだけども)、絵心あるなぁ・・・、俺より上手い
ぞ(^_^;

第26話『勇者・美神の冒険!』


<スタッフ&キャスト>
脚本   :松井亜弥
演出   :山田 徹
作画監督 :横山健次
ゲスト声優:
      西原久美子(六道冥子)
      岸野幸正(室 長)
      掛川裕彦(ボスキャラン)
      江川央生(祈とう師)
      緒方恵美(プログラマー)
      住友七絵(娘)
(敬称略)

 おおっ!電脳物だ、ト○ンだっ(^_^;

 のっけからプログラマーのお姉さんが魂を吸い込まれるのはいいんだが、こ
の時打ち込んでたプログラムって、本当はどういう内容なの?プログラミング
に関して全然解らない私に誰か教えて(などと言ってる私も一時期「SE」と
称される仕事についてたなんて信じられる?(^_^;)。

 原作(「電子の要塞かいしんのいちげき!!」)ではRPG世界の中で2頭
身になったのに、アニメの方では普通の頭身になってるのは何故?やっぱりテ
レビで○人はヤバイのか?(^_^;

 アニメオリジナルで冥子登場。お陰でクライマックスもお約束のプッツン登
場。しかし、ここであっさりと妖怪にコンピューターの中に引っぱり込まれて
ると言うことは、最終回(当然、アニメの方ね)でスクリーンの中に引っぱり
込まれるまで、何の反省もなく暮らしてた訳ね。ま、それが冥子の冥子たる所
以って奴っスかね(^_^;

 しかし今回気になったのは次の予告編。いつもと音楽が違うぞオイ!!スタ
ッフ完全に気合い入ってんなぁ・・・(あぁ、俺もマリアに「お願い、私だけ
見つめて・・・」なんて言われたいもんだなぁ、ね、ラ○○ーロ○さん(^_^;)

第27話『マリア純情一直線!』


<スタッフ&キャスト>
脚本   :野呂昌史
演出   :岡 佳広
作画監督 :入好さとる
美術監督 :襟立智子
ゲスト声優:
      千葉 繁(ドクターカオス)
      山崎和佳奈(マリア)
      茶 風 林(厄 珍)
      鈴木れい子(大 家)
      江川央生(石 像)
      里内信夫(低級霊)
(敬称略)

 ↑てな訳で、一部グレードアップしました(笑)
(あぁ、初めて『ゴーストスイーパーの秘密』が役に立った(^_^;)

 さぁ、遂にマリア主役の回が登場!みんな、マリア好きだよね?(^_^;


☆厄珍「ロボットだったあるか、わからなかったある!」


 今週号のサンデー読んでたら、すぐにロボットだったと見抜かれてたぞ。厄
珍に見る目がないのか?

★ホレ薬を使って美神を滅茶苦茶にするところを想像し、透過光の鼻血を流す
横島。どうでもいいが後頭部叩くその姿が妙に爽やかだな・・・


☆美神「今は只のキレた爺ぃだけど・・・」

 ひょっとして、テレビアニメでは「ボケた」ってのは、放送禁止なの(後日
書くが、別の話でも「キレた」と言ってたし・・・)?

★一寸不満なのが、おキヌちゃんがマリアを足止めするシーン。原作ではあれ
ほど格好良かったおキヌちゃんなのに、アニメでは急にセコイ手になっちゃっ
たなぁ。

☆しかし、マリアってつくづく可哀想だよなぁ。ロボットであるが故に人を好
きになることもままならないなんて、余りにももの悲しいじゃないです
か・・・。最後の台詞なんて、悲しすぎて涙出ちゃうよ、マジで。ある意味、
マリアって『美神』全キャラクター中で、最も不幸な女の子だよなぁ(好きに
なった男には逃げられるは、折角出来た妹は、世界制覇をたくらむ悪玉で、な
おかつ海中に没しちゃうし、何よりも毎日、生みの親とはいえボケ爺さんの世
話をしなきゃならないのが、一番不幸だし・・・)。いつかきっとマリアに
も、女の幸せが来ることを祈ろうじゃないですか>該当者(^_^;

(近々映画が公開されることもあり、シェリーの「フランケンシュタイン」と
の共通性について書こうと思ったが、それだけの知識がなかったので断念しま
した(笑)誰か自分に代わって書いてくれる?)

第28話『ドラゴンの王子!!』


<スタッフ&キャスト>
脚本   :岸間信明
演出   :志水淳児
作画監督 :菊池城二
美術   :塩崎広光
ゲスト声優:
      山崎和佳奈(小竜姫)
      江川央生(右の鬼門)
      田中一成(左の鬼門)
      浦和めぐみ(天龍童子)
      川浪葉子(メドゥーサ)
      田中和実(イーム)
      飛田展男(ヤーム)
(敬称略)

☆久々に小竜姫様登場。ぼ、ぼ、ぼかーもー!!(って以前も同じようなコト
やったよーな(^_^;)

★天龍童子を捜索するため、美神一行が町中を歩き回るシーンで、いきなりト
○ーズの雅のアップとともに、「NIGHT SCOOP」の文字が。流石は朝日放送が
キー局のことだけあるね(笑)(しかし右(左?)の鬼門は何をあんなに驚い
たんだろう?やっぱり実物大でも通常時の自分よりデカい雅の顔にビビッたの
か?(^_^;)

☆しかし今回の話は、原作と比べて今一物足りない思いがするのは自分だけで
しょうか?爆破される美神事務所が、原作では雑居ビルの一室だったのが、ア
ニメでは第1話からお馴染みの一戸建てだったり(お陰で渋鯖人工幽霊壱号の
出る必然性が無くなってしまい、非常に残念)東京デジャブーランドのとか、
不良に絡まれる件もカットされてしまい(恐らく放映時間の関係でしょうが)
一寸残念な感じがしますね。

★遂にメドゥーサ(「メドーサ」じゃないのね(^_^;)登場。流石にちちはで
かいが年増だけに垂れてるねってこれは次の回の話でしたね(^_^;

☆しかし、小竜姫様の若く明るいミニスカ姿は、見てるだけでも、も、もうっ
っ!!(あぁ、いつになったら病気が治るんだろう・・・(笑))

オマケ『美神 除霊美術館』


 以前から募集していた『美神』関連のイラスト、コスプレ写真を一同に公開したのが今回のおまけ、全国から寄せられた中から、100点の作品が紹介されています。

 しかし、意外だったのが若い人の投稿が多かったこと。最低は8歳(ちなみに年齢が解る限りでは、最高は33歳)で、これは例外としても、半数近くが十代前半(年齢が表記されてない分に関しても、かなりこの年代とおぼしき絵柄が多く見られますし)というのはある意味希望のもてる数字じゃないでしょうか?以前、小林よしのりが、『東大一直線』を読んで感銘を受けた世代が今大人になって、『ゴーマニズム宣言』を支えてくれるように、『おぼっちゃまくん』で子供たちの支持を得ることが出来たので、彼等が大人になる頃に再び支持を得易くなったというような旨のことを言ってたのを記憶してるんですが、小さな世代に『美神』がこれだけ支持されてることを考えると、『美神』と椎名先生の未来は明るいかな?とも思います(まぁ、あの頃の世代は結構移り気だったりもしますが(^_^;)。

 ちなみにイラストで描かれるのが一番多かったのがやはりというか何というか美神で、次いでおキヌちゃんという当然の結果ですね(ちなみに横島は殆どのイラストで上記の二人とセットで描かれる事が殆どでしたね)。

 イラストに比べると少なかったのがコスプレ写真。年齢層の高い方には余り人気がないのかな?とも思ったりもしますが、そこら辺はどうなんでしょうね?(ちなみに一番最後には、おキヌちゃんのコスプレが登場するんですが、投稿者の名前を見るとどう見ても男!!(T-T)


※この文章は、編者が著者である天野裕之氏の許可を得て、Nifty-Serve FANOVA GS美神会議室より転載したものです。

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