ゆうわくオフィス恋愛課!(挨拶・ギャルゲー風味)
という訳で、恋に仕事に頑張ってますか? それとも、ヘタレてますか?
あと、学生の皆さんはすっかり夏休みに突入されましたが、ご機嫌は如何でしょうか。恋も学業もヘタレてますか?
っつうか、私も今はかなりヘタレており、今週もまた更新が遅れてしまいました。多分、来週も遅れます(笑)。ごめん。で、先週のサンデーと言えば、まず「GS美神」でかなりショッキングな出来事が発生したのは未だに皆様の記憶に新しいところだと思われますが、他にも「DANDOH!!」で主人公の弾道が先々週で死んだにも関わらず奇跡の復活を見せ、その上全裸のシャワーシーンを披露してショタ萌えな読者層にアピールしたり(一部ウソ)、「俺たちのフィールド」でもやはり先々週で死んだカズヤが鬼の復活を遂げてゾンビになって帰ってきたリ(一部ウソ)、「デビデビ」ではついに誘い受けキャラ・イオスのソソる拷問シーンが登場したあげくに瀕死の重傷を負って燃え上がったりしたりして(これホント)、色々と見所があって良かったですよ。
っつうか、今週はサンデーの主要キャラクターが死んだり復活したりした話が多かったような。節目に差し掛かっているマンガが多い、という事なんでしょうか?
更新情報:
- 「What's New! for Interactive page」を更新しました。
- 「煩悩の部屋」の創作文集ページに、以前「北珪山綺譚」を書かれた shinsho さんの新作・「二十三の瞳」を掲載しました。前回に引き続き、原作とはちょっと違った shinsho さん独自の世界が描かれています。 個人的には「二十三の瞳」って聞くと、筋肉少女帯の同名の妙な歌を思い出します(笑)。
- 「美神令子・その人生・その愛」を更新しました。
今回は、「美神令子・その人生・その愛」スペシャル第二弾として、「GS美神」ファンを震撼させた「レポート334・『ジャッジメント・デイ!!』その7騒動」を取り上げます。サンデーを読んでいない方はご遠慮下さい。
- 今週の緒理さんのイラストですが、サンデー34号の展開が尾を引いたのか、今週は「お詫びイラストでお願いします」という連絡がありました。ですので、ここで掲載致します。
今はこんなルシオラの姿を見るのも辛いという方もいると思いますけど……
博識な人って憧れちゃうナ!(藤崎詩織@ときめきの放課後)
っつう訳で、コナミがライトユーザーの多いプレステで「ときめきの放課後」を発売し、コアゲーマーが多いサターンで「コナミアンティークス」を発売するという商売上手を展開する一方で、ときメモのエロ同人ビデオを制作していた同人サークルを訴えるという、企業の光と影の二面性を象徴する行動を目の当たりにしてアンビバレントなものを感じる今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
今週は更新が遅れてすみません。ちょっと法事と MTG の大会が重なったもので(笑)。
しかし、コナミの「エロ同人アニメ訴訟事件」には驚きました。
コナミは以前にも「ときメモ」のエロパロアンソロジー本を出版した会社に対して訴訟を起こした実績はあるものの、訴訟の対象はあくまでも商業誌を出している出版社そのものでした。が、今回の訴訟の対象は同人ビデオを作成していた同人サークル、すなわち個人が対象となっている点が異なります。
この訴訟に対しては、巷では「叩きやすい相手を選んで叩いただけ」とか「XLサイズのきらめき高校のブルマを販売している会社が何を今更」という見解が多いようですし、それはそれでもっともな意見だと思うのですが(笑)、まぁこれは早い話が「ときメモに出てくるキャラクター」という商品のイメージを(例え相手が同人サークルだろうが)守ろうとする企業のポリシーの現れであると取るべきでしょう。ピカチュウやキティちゃんの例を挙げるまでもなく、今や「キャラクター」は巨大な利権を生み出す企業の財産であると言えます。特にコナミの場合、現在はあまり経営状態が良くないと言う噂がインターネットでは流れているだけに(株価は高いみたいだけど)、確実に利益に繋がる「ときメモ」のキャラクターの清純なイメージを保護したいという経営判断が働いたとしても無理はないでしょう。
でも、実際に「ときメモ」のキャラクターグッズ(「ときめきの放課後」のようなゲームも含む)を支えているのは、今回訴えたエロ同人アニメを「これってサターン版ときメモのOPアニメよりもキレイじゃないんスか? ぐふふふ」とか言いながら喜んで見る層が多いのではないのか? と言われると、まぁアレなんですけどね(笑)。
しかし、コナミのように強固に自社のキャラクターのイメージを守ろうとする企業がある一方で、「To Heart」で有名なリーフのように二次創作物や同人誌でのCG素材の引用・転用を認めている企業もあったりするのが面白いところではあります。
これは、リーフとコナミの企業規模や商品内容の差と言われれば確かにその通りではあるのですが、それよりも「自社製品のキャラクター」をあくまで自社でコントロールし、自社の望む形で消費者に売りたいというコナミと、「自社製品のキャラクター」を消費者に開放し、消費者がキャラクターを自由な形で使えるようにしたリーフとでは、「自社製品のキャラクター」に対する考え方に大きな考え方の違いがある、という風に見た方が良いのではないのでしょうか。
同じキャラクタービジネスとは言えども、コナミとリーフとでは、その戦略性はまったく異なります。リーフのオープンな考え方は、ある意味でソフト業界で現在大きな波になりつつある「オープンソース化」(ソフトのソースプログラムを一般に公開し、世界中のプログラマ達がそのソースを元にて改良・改造を行い、フィードバックさせるやり方。Netscape Communicator 5.0 や Linux 等が有名)に考え方が似ているような気もします。
キャラクターの二次利用制限を緩やかにすれば、リーフのゲームを買い支えている層(=ホームページとか同人誌とかの二次創作物を生産する層)からは当然の如く支持されますし、さらに彼らがステキなホームページや同人誌を作ってリーフのキャラクターを宣伝してくれればファン層も増えてさらに二次創作物が生産されるし、リーフも彼らの趣向をリサーチして次回作品に生かすことができると、まぁ上手く回れば良いこと尽くめっぽくはあります(ここまでリーフが考えているかどうかは謎だが)。実際、今は結構上手く回っているようですし。
私なんかは元々フリーウェアを作るのが趣味の人間ですし、このサイトだって椎名高志先生の作品の二次創作物の塊みたいなものですので、今回のリーフのオープンな考え方には大いに賛同します。コナミの方も、ただ自社のキャラクター戦略をユーザーに押しつけるだけではなく、自社キャラクターの消費者が何を望んでいるのかという点も考慮していただきたいと思うのですが。っつうか、要は私はエロパロ見たいんですが(笑)。
あと、「ときメモ」の売り方も、今はなんか明らかにエロパロを喜んで見るような男オタク層のみに向けたマーケッティングをしているように見えるのですが、この辺も(本当にオタク層以外の顧客に売りたいなら)もうちょっと何とかならないかとも思っています。
以前、おもちゃ屋で小学生高学年っぽい女の子が「ときめきメモリアル対戦ぱずるだま」を遊んでいるのを見て、「ときメモの扱っているテーマは、女の子がイニチアチブを握った少女マンガにも通じる法則が支配する世界での恋愛なんだから、ちょっと工夫すればときメモでも女の子向け恋愛ゲームを作ることが可能なのではないか?」とか思った事がありますが、まだ工夫すればいくらでも展開できる可能性はあるのではないのでしょうかね。この辺、コナミの健闘を期待したいところです。
最後に余談ですが、今回訴えられた赤紙堂の方が、Nifty-Serve のあるフォーラムでアドバイスを求める発言をアップしました。
で、それに対する回答の一つに、こんなものがありました。「今回の訴訟を細大漏らさず記録し、後に出版することです。
足下を見られないよう、出版権はなるべく高く売りつけることです」……もっともな意見だと思います(笑)。
更新情報:
- 「What's New! for Interactive page」を更新しました。ただ、ちょっと情報が古い(先週土曜日時点のもの)です。
- 「煩悩の部屋」の画像ページに、緒理さんの今週の新作イラスト「お、落ちついて…」を掲載しました。
マイナーキャラをピックアップするのが得意な緒理さんが、今回おキヌのイラストを描いたという事は……いや、考えすぎですな(笑)。
今週の更新はこれだけです。今週になって投稿をされた方、および私宛にメールを出してくれた皆さん、掲載や返答が遅れてご迷惑をおかけしております。
なんか、コミケが終わるまでは色々と忙しい日々が続きそうなので、今後も更新が遅れることがあるかも知れません。ごめん。それにしても、今週のサンデーの展開には驚きましたよ。いつかはやると思っていたアレですが、ついにやってしまいましたねー。いよいよクライマックス間近ですか?
すっかり夏らしくなり、男子トイレにタマネギの香りにも似た刺激臭が漂うようになった今日この頃、皆様如何お過ごしですか?
私は、先週は参議院選挙で演説している立候補者に突然握手されちゃったりなんかしちゃって、もう大変でしたよ。
今回の選挙は不景気な中で行われる非常に重要な選挙である事は認識していますが、でもいかな厳しい選挙戦を戦っているとは言え、候補者の皆さんは爽やかさに欠けるにこやかな表情で私に迫らないで頂きたいと思う次第です。除く美少女候補者(ベタギャグ)。で、今日の What's new ですが、今回はちょっと趣向を変え、ここ最近になって「GS美神」をサンデーで読み始めた方のために、今現在のサンデー連載の展開を理解するために最低限必要なストーリーのダイジェストを書いてみました。
要所要所でウソが書いてあるのが問題ですが、とりあえず参考程度にお読み下さい。っつうか、ウソ書くなよ>オレ。
あらまし:
時は西暦199X年、日本の歪んだ金融政策が生み出した大怪獣バブルは、法外な地価上昇によって強化されたジャパンマネーや頑強な規制、そしてお立ち台で踊るイケイケなボディコン姉ちゃんを武器に暴れ回り、世界を恐怖と絶望のどん底に陥れていた。
この当事国の日本では、怨霊や自縛霊が住まう土地さえ地価上昇によって価値が急騰、再開発の妨げになっていた。それらを除霊して悪の土建会社とかから巨万のブラックマネーを得るモノ達、それがゴーストスィーパーである。まさに大怪獣バブルの申し子。我らが主人公美神令子は、そんな極悪非道な業界においてトップクラスの実力を誇る外道な霊能者であった。確か最初はこういう設定で良かったんだよな。ロクなマンガじゃないよなコレ(笑)。今1巻を読み返してみると、この美神さん額が広いッスよ。その美神の下で助手として働いているのが、横島忠夫という少年。彼は若者特有のギラギラした欲望を美神に向けていたが、だがしかし美神の誘惑にいいように操られて肉奴隷のようにコキ使われる始末。ギャグマンガの典型キャラだ。っつうか肉奴隷ってちょっと使い方が違うんじゃない? でもおキヌちゃんは幽霊だったが、かわいかった。それは確かだ。
その後、時代は次第にバブル崩壊に向かって行き、やがて大怪獣バブルは「ラブリーン!」と叫んでセーラームーンシリーズと共に滅亡するのだが、それでもおキヌちゃんかわいかったので許す。ここから先はもうバブル関係なし。だが、そんな彼らに敵対する勢力があった。悪い竜族メドーサを代表とする「魔族」と呼ばれる存在だ。彼らは最初は良い竜族・ミニスカがよく似合う清純派キャラ=小竜姫を代表する「神族」と美神達を巻き込みながら小競り合いをしているただの悪役だったのだが、なんかいつの間にやら美神を狙い出す。
実は、美神の母親・美神美智恵は「時間移動能力」という大層SFな能力を保持しており、その娘である美神令子は「魔族を滅ぼせる能力を持つモノ」としてマークされていたのだ。その時間移動能力は能力者が雷に直接撃たれるか、それに匹敵するエネルギーを受けなければ発動しないという厄介なシロモノなので、別に気にしなくても良いし別に無理してケンカを売らなくても良いと思うのだが、それでも魔族は「上層部」からの指示によって美神に襲いかかり、最後は採石場で爆発して果てるのであった。下っ端戦闘員はいつの時代でも大変だ。それでもおキヌちゃんはかわいかった。
その能力は当初は「美神にはない」ことになっていたのだが、結局「ピンチになるとヒロインの中に眠っていた超能力が目覚める」という有名なイヤボーンの法則に従い、美神が能力に覚醒。「ずっと前から愛してましたー!」と叫ぶ間もなく死んだ横島をその能力で救い出し、魔族の攻撃の窮地から脱する。が、もうここから先は時間移動能力はストーリーとはあんまり関係なくなる。
その後、おキヌが色々あって生き返る。生き返ってもかわいいおキヌちゃんであった。おめでとう。おわり。いや終わるなオレ。その頃魔族の内部では、民族主義の極右勢力が台頭していた。その勢力の頂点に立つのが、美神を襲っていた「上層部」のリーダー、アシュタロスだ。アシュタロスは超過激派なので、普通の右翼みたいに「宇宙戦艦ヤマト」のOPソングを右翼カーで流しながら街頭で演説するような事をせず、直接神や魔族の主流派にケンカを売りつつ執拗に美神を狙い出す。どてらい男じゃのう。爪長いけど。
美神に迫るアシュタロスの手下。それに対して美神を守るために「逃げちゃダメだ」と囁きながら立ち上がったのが、美神から肉奴隷扱い(語弊あり)されていた横島である。元々霊能力の素質があった彼は手から変なモノを出したり伸ばしたりして霊体とかをブッタ斬る能力があったのだが、途中色々あってそれが転じた「文珠」という能力を取得した。文殊ではないので注意。みんなまだよく間違えてます。
この「文珠」は、なんか念じると1文字のキーワードが表示されてキーワードに即した効果が発動するという、脚本を作る方からすると都合の良い能力を備えており、この能力を使って横島は美神の窮地を救う。少年はいつの日か戦士になるのだ。タマを自在に操って惚れた女を(以下略)! ひゃっほうカッコいいぞ!そんな横島に美神は次第に惹かれ始める様相を呈するが、そんな事しているうちに「美神の前世はアシュタロスが造り上げた魔族メフィストだった」「しかもメフィストは横島の前世とラブラブの関係にあった」という事実が明らかになり、美神はショックを受ける。私って何? 私の愛は何処へ行くの? 教えて母さん! とアダルトチルドレンな悩みを抱える彼女。だが、その事実を美神が知るきっかけを与えた神族・ヒャクメは、最近「〜のよねー」って言ってくれなくなって、私としては残念だ。
あと、この頃、アシュタロスは自らの野望達成のために巨大な魔族ボディを造ろうとしていたが、後に心変わりしてこの路線を放棄したので、忘れてよし。あとおキヌちゃんが美神と愉快な仲間達に復帰した。かわいかった。それからしばらくはミニ四駆で遊んだり月でメドーサを倒したり横島の母親が出てきて横島に「おキヌと美神とどっちと結婚するんだよ」と関西弁のアクセントで凄んだりしていて普通のマンガみたいになったこのマンガだったが、だが平和な日々はいつまでも続かない。
「美神の魂には、かつてメフィストがアシュタロスから盗み出した魂の結晶があり、その魂の結晶にはごっついパワーが秘められているので、それ奪って私が天下を取る」という行動設定になったアシュタロスは、美神から結晶を奪うためにベスパ(レザースーツでコスプレ)・ルシオラ(黒いパンツとストッキングと触角でコスプレ)・パピリオ(とんがり帽子と幼女スカートでコスプレ)という虫から造ったコスプレ魔族を引き連れて再度参戦。この蟲三人娘は今までの魔族とは比べモノにならないパワーとタフネスを誇っており、ダメージ呪文じゃビクともしないので困った。美神はどうにか一度は難を逃れたものの、横島は捕まってパピリオから首輪で調教されるという屈辱を受けてしまう。でもなんか嬉しそうだ横島。さすがは肉奴隷。
蟲三人娘はその圧倒的なパワーで、アシュタロスに頑強に抵抗する小竜姫達をもあっけなく滅ぼしてしまう。小竜姫は倒される前に、美神に対し「美神さん! あなたにならできるわ!」と言って変な武器を渡し、大人のキスをしてヒロイックに死亡する。ウソ。してないです。神々すら倒すアシュタロス達の圧倒的なパワーに、人類は屈してしまうのか? このマンガはもう最終回を迎えてしまうのか?
否! 退かぬ! 人類に後退はない! と叫びつつ、美神の母が突如としてバイクで突進しながら参上。時間移動能力を持つ彼女はこの危機を察して現代に駆けつけ、カメとか戦闘機とかを真っ二つにして人類の窮地に対抗しようとする。そのついでに、美神のパワーアップを目指して少年マンガチックな特訓を開始する。そして、おキヌもかわいいばかりでは活躍できないので、ヒャクメから「心眼」というアクセサリーをもらって視力アップに励むのであった。
その一方、アットーテキなパワーとタフネスを誇るビッグクリーチャーな蟲娘達には「パワーは強靱無比なんだけど、でもその替わりに寿命が残り1年しかないのよね〜」という泣かせる設定があることが消息筋からの告白で暴露され、各界に衝撃を与えた。その衝撃の余波で、なんかいつの間にやら横島は蟲娘達と仲良くなり、特にルシオラとは「夕日が見たい」をキーワードにして見事にラブラブになることに成功して一気に盛り上がって来た。やっぱ「GS美神」は戦闘メインじゃなくてラブラブメインじゃないとウケが取れないと制作者サイドが認識したらしい。その後横島は、下着姿でマクラを抱えて性急な肉体関係を迫るルシオラに対して「アシュタロスはオレが倒す!」という決め台詞でルシオラを宥め、少年誌らしい清い関係に止めることに成功。今まで女性の肉体に対して悶々として来た横島がこんな台詞を吐くほど男になったっつう事で、美神もその男っぷりに思わずときめき度が急上昇。グラフィックが頬を赤らめたものに変更になる。
そんな動きに危機感を感じたアシュタロスは、美神の母に致死性の毒を注入するというマイクロソフト商法と肩を並べるくらい悪辣でスゴイ事して瀕死の重傷を負わせ、美神に「母親を助けたければ南極に来い」と脅す。悪じゃのうアシュタロス。でもビル=ゲイツにはまだ負けてるぞ!そんなアシュタロスに対し、Mac ユーザーである椎名先生が描くマンガのキャラクターが黙っているはずもなく、美神達はそれに応じて南極に乗り込んでアシュタロスとタイマンを張り、そして色々あって南極からルシオラとパピリオを引き連れて脱出。その後、ルシオラと横島のラブラブは止めどもなく溢れ続けるが、しかし美神も横島に対して複雑な心境を抱き続けていた。その後、色々あってアシュタロスが頑張って美神をアレして今に至る。
って略しすぎ? でもこの辺って32巻以降にタッチする話だしい。詳しい事は8月に発売されるコミックス32巻を買ってね。残りは古本屋行脚で安く揃えてねん。とりあえず1・12・16・17・21〜23・28〜31巻を買えば、最低限のストーリーは把握できる。かも。ドスコイ。終わり。
更新情報:
- 「What's New! for Interactive page」を更新しました。
- 「煩悩の部屋」の画像ページに、緒理さんの今週の新作イラスト「ただいま授業中!!」を掲載しました。
原作よりもあきらかに若返ってますよ、この先生。でもまぁかわいいので良しと致しましょう(笑)。
- 「Anime/Manga/GS Mikami COOL SITES LINK」の「C-WWW にリンクを張ってくれてありがとう特集」ページに、Kei さんの個人ページ "Kei's Homepage" へのリンクを追加しました。
- コミックス32巻の発売日が 8/ 8 に決定したようですので、「ニュース・イベント情報」に情報を掲載しておきました。
32巻は絶対に9月にならないと出ないと思っていたので(笑)、ちょっと嬉しい誤算です。やるな小学館。
「ドラえもんを新規出力!」(サンデー30号のアシュ様の台詞←ウソ)
サッカーワールドカップもベスト4が出そろって大詰めに差し掛かって来ましたが、でも結局日本代表は予選で負けちゃったんですよねー。残念です。
日本が予選で1勝もできずに3連敗していることに対してはどうにも納得がいかない方も多いかとは思いますが、私から見れば、結構日本っぽいサッカーはちゃんとできていたと思いますよ。後はストライカー不足を何とかすれば、次回は何とかなるでしょう。何ともならないような気もしますが(笑)。
っつうか、たかが3連敗でガッカリしている場合じゃないですよ。お隣の韓国だって勝ち星を挙げられなくて苦しんでいるのは一緒ですし、千葉ロッテマリーンズに至っては15連敗ですよ15連敗! 千葉ロッテに比べれば、日本代表の3連敗など軽いもんッスよ! 千葉ロッテの方がサッカー日本代表よりも全然辛いッスよ! 千葉ロッテに比べれば!(しつこい)
それはそうと、今週のサンデーの「デビデビ」は凄かったですね。ええもう、いきなりロリキャラすっぽんぽん地獄開始ですよ。我々にどうしてくれと言うんでしょうかね(笑)。
このマンガは、「現代オタク系少年少女にウケる要素は何でも導入する」という戦略性を打ち出してからはもう何でもアリな様相を呈してはいたのですが、今週はついに「猫目」「トンガリ耳」「物理的に不可能ななびき方をする長髪」「童顔貧乳」「語尾に『だもん!』(CV:丹下桜)と付けるロリっぽさ」などの要素が入りまくった美少女キャラが突如全裸で出現し、再び人気マンガの座に返り咲きました。
いやもう、ここまで「こうもりネコ」以上に狙いまくったキャラが出てくると、もう私としては何も言うことはございません。デビデビ制作スタッフには、己の信じる道を突き進んで頂きたいと思うほかありません。ただこのマンガ、「オタクが好む要素を入れまくる」という狙いは良いとしても、なんかもう一つパッとしないんですよね。「こうもりネコ」とか「巨乳の女悪魔」とか「美形の敵キャラ」とか「どこか影のある少年」とかがとっかえひっかえ出ては来るんですが、でも「出てくるだけ」で終わってしまっているような気がしてなりません。せっかくのオタク向けキャラを、オタクが消費できるレベルにまで消化できていないような気がします。
今回の展開も、魔界に入るパーティーを男性キャラだけにして「これから女性向けやおい同人誌でネタにされるような人間関係を構築してくれるのか?」と邪な考えを持ちつつ読んでいったら、いきなり上記のロリ美少女が全裸で登場してビックリっつうか、期待(笑)を削がれたような気がしました。せっかく「受け」「攻め」「両方オッケー」と役割が分担できている男性キャラ3人でパーティーを組ませておきながら、その手のやおいな妄想をかき立ててくれるようなシーンはまったくなし。これじゃあ女の子は燃えないッスよ。
同人ウケを狙うなら、「ちょっとだけマンガの中でそういう関係っぽい雰囲気をほのめかせておき、後は読者の妄想で好き勝手に萌えて下さい」という要素を、さりげなく提示しなければいけません。「GS美神」でも、ピートや雪之丞が横島に対して友情以上の接し方をして来るシーンがありましたが、要するにああいう奴ですね。
で、このテクニックが極上のレベルに達しているのが「カードキャプターさくら」です。「カードキャプターさくら」が今子供層からオタク層まで巷でバカ受けなのも、この辺の演出の巧さによる部分が大きいですよ。マジでマジで。という訳で、「デビデビ」には、萌え萌え狙いで登場させたキャラをちゃんと読者が消化できるような、より妄想をかき立てる演出をバンバン行ってくれることを期待しております。
今のままだと、同じサンデーのショタ萌え狙いマンガ「DAN・DOH!!」にすら遅れを取ってしまいますよ! 「DAN・DOH!!」は女の子が萌えられる系の妄想のかき立て方が上手いッスからね! 「デビデビ」も負けずにガンバレ!(余計なお世話)
更新情報:
- 「What's New! for Interactive page」を更新しました。
- 「煩悩の部屋」の画像ページに、緒理さんの今週の新作イラスト「蛍は無慈悲な夜の女王!!」を掲載しました。
どことなく「攻殻機動隊」のクサナギっぽい雰囲気があるような……
- 「煩悩の部屋」の同人誌紹介ページに掲載している『天国KISS』の情報を修正しました。価格が 1,400円に引き下げられた模様です。残部数少。
- 「ベストカップルコンテスト」の第11ステージを開始しました。
第10ステージは横島・ルシオラ組の圧勝に終わりましたが、第11ステージ期間中はマンガの方もかなり激動する雰囲気が濃厚ですので、横島・ルシオラのラブラブカップルもまだ安泰とは言えないような気がします。果たして?
- 「Anime/Manga/GS Mikami COOL SITES LINK」に、千葉ロッテファンの山本けいた氏が主催するサンデー感想サイト・うぃっとねすサンデーを追加しました。
- 久しぶりに「美神令子・その人生・その愛」を更新しました。
今回は、今サンデーで連載している「ジャッジメント・デイ!!」の細かい部分に突っ込みを入れて遊んでしまえという趣向で迫ります。ですので、サンデーを読んでいない方は読まない方がいいかも。っつうか、読んでも意味が分からないかも知れません(笑)。
- 「GS美神・極楽大作戦!! コミックス未収録話一覧」も更新しています。いよいよ、今週の連載分から34巻掲載分に突入した模様。どこまでコミックスの巻数を伸ばせるでしょうか?
今週のサンデー(98年30号)連載の「GS美神」は、98年7号以来のカラーとなりましたね。しかも今週は美神がサンデーの表紙をこれまた久々に飾っているので、我々ファンとしては非常に嬉しいものがあります。
ただ、それだけに、サンデーが週末になっても売れ残っているのを見るのは辛いッスよ。サンデーってどうも、相変わらず売れ行き悪いですからね。サンデーって、発行部数が200万部も行ってないんですよ、確か。マガジンの半分以下くらいですかね。
この前の金曜日なんか、私が通勤で使っている駅のキオスクのおばちゃん達が、「サンデーよりもマガジンの方がよく売れるから、マガジンはもっと目立つ位置に置いた方がいいよ」「じゃあ、ここのサンデーは奥に動かせばいいのね? はぁどっこいしょ」とか会話をしながら、美神の載ったサンデーの束をマガジンの束の影になる位置に次々と移動させている様子を目撃してしまい、余計に悲しくなりました。てな訳ですので、皆さんサンデーをもうちょっと買ってあげて下さい。表紙の美神がかわいそうです(笑)。
で、そんなかわいそうなサンデーなのですが、巻頭カラーの美神も実は今かなりかわいそうな立場にあるんですよね。
まず、サンデーの表紙を開いた途端、いきなり始まる「―美神、(未読の方のために放送禁止)!? 運命の急展開!!!―」という悲観的なアオリ文句、そして最初のコマに書かれた「み……美神君が(放送禁止)…!?」というあられもない台詞の応酬。最初からかなり救われていません。で、その次のページのタイトルイラストでは、一応美神は勇ましい姿を見せていますが、なにしろ本編の方では既に(放送禁止)であるのは読んでいる方は判っているので、こちらはもう一抹の空しさだけがモリモリ沸いてきます。なんかこう、ほぼ最悪のタイミングで巻頭カラー化してしまったんじゃないのでしょうか。
少年サンデー史上、いや週刊少年マンガ誌史上で、巻頭カラーを飾ったマンガの主人公がここまで冷遇された例が、果たしてあったでしょうか?今週号から「GS美神」を読み始めた方が「このマンガの事実上の主人公は、美神ではなくエミではないか?」と誤解していたりしたら、どうするつもりなんでしょうかね。
いやまぁ、それはそれで面白いからいいけど(笑)。
あと、この美神の巻頭カラーの右の広告ページが「肉体開発物質バイオコラーゲンを一粒に濃縮配合!」を売り文句にしたプロテイン錠剤の通信販売だっつーのも、なんかこうマンガに漂うイヤっぽさをさりげなく演出しているような気がします。
特に、「下半身にスパッツを履いただけの姿で独特のポージングをしている、筋肉スリムな男子の後ろ姿の写真」なんかを見ていると、アンタ隣のページでせっかく世界の危機を演出しているのに、その横でわざわざ美しい肉体をさらけ出したりして、私にどうしろと言うんですか? って気になってきませんか?
更新情報:
- 「What's New! for Interactive page」を更新しました。
- 先週のC-WWW 掲示板に続き、「元ネタ大作戦!」「椎名作品Q&A」の各ボードを再オープンしました。
- 「煩悩の部屋」の画像ページに、緒理さんの今週の新作イラスト「夏のお約束」を掲載しました。
まぁ、確かに今年の夏は水着がどうとか言ってる場合じゃなさそうですな。おキヌちゃんのヘソが見られないのは残念至極(笑)。
ルシオラ!(挨拶)
先週は、「GS美神」のコミックス31巻は発売されたのを始めとして、「神聖モテモテ王国」4巻とか「ARMS」4巻とか「め組の大吾」13巻とかサンデー連載陣の良作コミックスがドカドカ発売されたり、W杯サッカーの日本×クロアチア戦があったり、Magic: the gathering の新エキスパンション「Exodus」が発売されたりとかして、色々と大変だったと思います(大変な対象が歪んでいるのは無視)。
え、私ですか? 私はもう、先週はサターンのゲーム「グランディア・デジタルミュージアム」ばっかりやってましたよ。ロクにマンガも読まず。
なんかこのソフト、本編のグランディアよりも面白いッスよ。特に、ダンジョンの難易度の設計は絶妙の域に達しており、本編では簡単なためにほとんど味わえなかった「程良い緊張感」「効率重視の頭を使う戦闘」が楽しめます。っつうか、最初からこのくらいの難易度にしておけば、もっとこのソフトも売れたと思うんですが(笑)。
思えば、グランディアというソフト、一番面白かったのは「主人公とその仲間達が、未知の世界に今旅立つ!」という雰囲気がムンムンしていた序盤部分だったんじゃないかと思います。
夢を膨らませて実際に冒険に出てみると、そこかしこにセーブポイントがあって妙に「冒険」が簡単だったり、こっちが苦労して越えた「世界の果て」(Not 少女革命)をライバルの軍隊は楽々と越えて来てむなしい気分になったり、主人公達を冒険に連れ出した「世界の歴史を見守っている謎の美少女」に会ってみたら、実は単なるお笑い天然ボケ系少女だったりしたりするのを観るうちに、私は「大冒険をRPGのフォーマットで演出する難しさ」とか「夢が現実になった時に感じるつまらなさ」とかを感じてしまいました。ゲームが扱っている「冒険」というテーマは素晴らしいですし、それに向けて色々と工夫しているのも判るんですが、どうもそれが「純粋な冒険の喜び」に直結していないというか何というか。どんなエピソードでも、結局は「マップのボスを殴り倒す」が目的になっちゃうのがRPGの悲しさですな。
いやまぁ、天然ボケ系少女は私も望むところなので、別にいいんですけどね(笑)。
という訳で、話はようやく「GS美神」のコミックス31巻になるのですが、私はこのコミックス31巻は、今までの「GS美神」コミックスの中でも、面白さという意味ではトップクラスに入るレベルであると思っています。
その理由としては、もちろん「セクシールシオラがマクラを持って突進」とか、やたらヒロイックに燃え上がる横島とか、そんな横島に対する美神の変化とか、アシュタロスが悪のボスキャラらしくイカした態度を取ったりとか、まぁ個々のシーンの秀逸さも勿論あります。
ですが、それ以上に読んでいてワクワクするのは、「おお、なんか最終決戦前って雰囲気が出てるじゃん? いよいよ物語も終盤に差し掛かって来たって感じじゃん? んー?」っていう面白さが、この31巻全体を包んでいるからなんですよ。オレ的には。「ルシオラが横島に惚れる」展開の結果としての横島の成長、それを悟って横島を対等のパートナーとして認めた美神。31巻 P.87 の、序盤の頃と現在の二人を対比させる事による、「変化」「成長」の演出。この二人の最終必殺技である「合体」の存在の示唆。追いつめられ、人類に宣戦を布告したアシュタロス。決戦の地へ向かって旅立つ、選ばれた戦士達……。
これらの要素は、我々読者に「あらゆるものが最後の地点に向かっている」事を意識させるに十分です。いわば、「グランディア」タイプのRPGでよく観られる、最後の戦い直前の盛り上がりに似ている雰囲気とも申せましょうか(注:ここで話が最初の前振りに繋がる点に気付いて下さい)。私は、こういう「何かが始まろうとしている」系の雰囲気が大好きなので、31巻部分の盛り上がり方は凄い好きです。この部分がサンデーで連載されていた時は、長い間読んで来た物語が終盤に向かってダイナミックに動いていく様をリアルタイムで観られたこともあり、非常に萌えました。いや、燃えました(変換ミス)。
っつうか、この頃は、ここまで盛り上げたんだからこのマンガももうそろそろ終わってくれるんだろうなー、最終回になったら C-WWW でどんな企画立てようかなー、とか不謹慎な楽しさで一杯だったです。すみません(笑)。
でもまぁ結局、今回の「最後の戦い」への期待は、結論から言うと(言葉は悪いですが)肩すかしで終わりました。今回の「最後の戦い」は実は最後の戦いではなく、「最後の戦い」と思っていたモノは単なる「本当の最後の戦い」へ繋がるものに過ぎなかった事が、後で明らかになったからです。
冒険に対するオマージュを題材にした作品(例:グランディア)は、実際に冒険に出てみるとなかなか冒険に出る前の期待に添うような冒険を用意できないものですが、32巻以降の展開は、なんかこう本物の冒険そのものを先送りにしている様なものを感じて、ちょっとスッキリしないものがあるんですよ。
まぁ、今のGS美神の「冒険」に当たるモノは、そのまま「最終回」に直結するので、そう簡単にそっちの展開に持っていけないのは判るんですけどね。ええ、もう今は最終回になったら C-WWW でどんな企画立てようかなー、とか不謹慎な楽しさは持っていませんよ。ホントですよ(笑)。ただ、今サンデー上で行われている展開は、前にも増して「最後の戦い」を臭わせる雰囲気を持っています。色々と張られた伏線も徐々に回収されつつあるようですし、今度こそ行くところまで行ってくれるのではないかと思っています。
ただ、31巻であれだけ盛り上げちゃった以上、今後31巻を上回る盛り上がりを作れるかどうかに注目したいですね。その辺りが、今後の展開を読者が「真の冒険」と捉えるか、それとも「単なる最終展開への引き延ばし」と捉えるかの分かれ目になるのではないかと思います。横島とルシオラのロマンスは爆発的な盛り上がりを演出しましたが、果たして美神と横島の関係をこれからどう演出して行くのか? 期待しておきましょう。
更新情報:
- 「What's New! for Interactive page」を更新しました。
- cirklo 氏のサイト上にあった「元ネタ大作戦」「Q&A掲示板」「C-WWW 掲示板」の各コンテンツが、(事情は説明しませんが)事故によって使用不能になってしまいました。ですので、これらのコンテンツを、随時私 (fukazawa) の方で再構築する予定です。
とりあえず、「C-WWW 掲示板」を仮オープンしました。他のボードも、準備が出来次第開設する予定です。
- 「おキヌちゃん連続突撃」の過去ログを編集して掲載しました。
しかし、これ編集して思ったのですが……皆さん、もっと冷静になりましょうぜ。みんな頭悪いッスよ(笑)。色々な意味で。
- なお、今週の緒理さんのイラストですが、ご本人から「一発モノなので、『お詫びイラスト』扱いが適当かと…」と連絡がありましたので、正式登録ではなくオマケとしてここで紹介しておきます。
ルシオラのコスプレをするエミ (Animation GIF, 68k)
さて今回は、訳の分からないヘンなものになってます。
ルシオラのコスプレをする冥子を描こうとして、
エミも一緒に…と考えて、いろんな表情を描いてたら、
沢山できたので、アニメーションGIFにしようと思ったら
…7コマまんがという感じになってしまいました。
(まーったくアニメの長所を使ってない!…でも使おうと
すると、また、かさばるんです。これが!)
……エミの場合、無理してルシオラにチャレンジするよりも、レザースーツを着せて脱色させれば立派にベスパのコスプレができると思うのですが、如何でしょうか(笑)。
アレ! アレアレ! アレアレアレ?
ジャポーネ!
(だったっけ? 例のW杯の日本の応援歌)
っつう訳で、ついに「世界最大のお祭り」と評される世紀の祭典・ワールドカップサッカーが始まりました。
サッカー好きな皆様方におかれましては、毎晩毎晩NHK−BSから止めどもなく溢れ出る中継を夜が明けるまで何度も何度も貪り続け、それはそれはもう大変な事になっていると思います。私は寝不足が死に直結する体質なので、残念ながら中継は観られないのが残念です。っつうか、ウチは実はBS映らないので、あんまりサッカー観れないんスよ。私のようなオタク系の者にとっては、サッカーはともかく(笑)、カードキャプターさくらもBSマンガ夜話も観られないのは辛いッスよ! はにゃ〜ん!(ダメ)
で、私は静岡県在住なのですが、ご存じの通り今回のW杯日本代表チームには静岡県出身の選手がメンバーの約半数を占めている事もあり、ここ静岡でのW杯に対するはしゃぎっぷりは目を見張るモノがあります。
何と言っても静岡は日本に名高い「サッカー王国」であり、既に静岡県産のサッカー選手は、お茶とミカンに並ぶ特産物として全国のお茶の間でもお馴染みになっているのはご存じの通りですね。他県産に比べてツルッとした食感が魅力ですよ!(勘違い)まぁ、地元紙の静岡新聞に「サッカー王国静岡を世界に知らしめるため、県出身の選手達はフランスで戦う!」みたいな事が書いてある記事が載ってしまう辺りになると、何かW杯というモノを勘違いしているのではないかと思われるフシもありますが、それだけサッカーに対するプライドを持っていると言う感じで、好意的に解釈してやって下さい。
ただ、実際はサッカーは別に静岡特産という訳ではなく、隣の神奈川や愛知でも盛んに行われているのも確かです。実際強いですし。
もっとも、神奈川は別にサッカーのみならず野球も強い上、「神奈川」という言葉の響きから連想される「横浜」「湘南」「ベイブリッジサブレー」等のスカしたタームでアドバンテージを取れてますし、愛知の場合は「名古屋」という言葉の響きから連想される「シャチホコ」「味噌カツ」「織田信長」等のお笑いタームでアドバンテージを取れるという利点があります。しかし、それに比べると静岡は他県に比べて今一印象を与えるモノが少なく、その辺が静岡県人のアイデンティティーに微妙な影響を与えているようです。
そんな印象の薄さが影響してか、恋愛系マンガで出身地が静岡県のキャラは「東京出身の主人公のハンサム男のデフォルト状態の彼女。でも最後にはフラれる」という設定になってしまう傾向があります(サンプル数=1)。そんな境遇にある静岡県が誇れる数少ないものの一つが、サッカーです。静岡県民が世界的なサッカーの祭典であるW杯で騒いで溜飲を下げずして、いつ溜飲を下げるのか!? っつうノリが、静岡のどこかにあるのではないかと思いますが、如何でしょうか。
違いますか? はぁそうですか。すみません。(自己完結)
何はともあれ、明日(6/14)はいよいよアルゼンチン=日本戦が始まります。勝ち負けはともかくとして、今回は「ワールドカップという世界規模のお祭りに、日本もついに参加できるんだ」というノリで楽しむのがよろしいのではないかと思います。
私なんかはもう、日本代表がフィールドに立っているのを観るだけで溜飲が下がる思いですね。しかも、一度下がった溜飲さんは、なんか下がったまま全く上がってくる気配を見せなさそうな雰囲気が濃厚です。これでいいのか静岡県民!(責任転嫁)
更新情報:
- 「What's New! for Interactive page」を更新しました。
- 「煩悩の部屋」の画像ページに、緒理さんの新作イラスト「カバーの下は別の顔」を掲載しました。今回は、コミックス第13巻の表紙のパロディという趣向で迫っています。
ここのイラストの掲載方針として、「マンガの白黒の絵に色を付けた等の、単なる模写は認めない」事にしていますが、今回のイラストは立派にパロディとして成立しているので、オッケーと致しました。
- 「煩悩の部屋」の創作文集ページに、初登場の shinsho さんによる「北珪山綺譚(ほくけいざんきたん)」を掲載しました。近未来の中国を舞台にした、ちょっと雰囲気が変わった作品です。
- 要望がありましたので、「ザ・グレート・展開予想ショー」の過去ログ(過去のベスト展開予想100のその1・2)を lzh 形式で圧縮し、ダウンロードできるようにしました。
以下独り言:
サンデー本編の方もかなりヤバイ展開になっているので、本当なら「美神令子・その人生・その愛」で最近のこのマンガに関する感想とかも書きたいんですけどね。まぁ時間があったら、こちらも大騒ぎ間違いなしのコミックス31巻の感想と一緒に書きたい所存です。では。
綴られる冬のアルバムはいつも、白く、切ないデスかー?
っつう訳で、今ゲーマーの心をやたらと切なくさせて大ヒット中の「White Album」をリリースしたリーフの出世作・「To Heart」を、現在知人から借りてプレイしています(長い前振り)。
まだホンの序盤しかプレイしていないので、ゲーム全体に対してどうこう言えるレベルではないのですが、それにしてもこのゲームの18禁の美少女ゲームとはとても思えないあまりに爽やかなオープニングには、ちょっと驚かされました。
それに、登場する女の子も「幼なじみ」とか「元気な女友達」とか「読書好きのメガネっ娘」とか「謎めいた上級生」とか、もう如何にも「男の子向け恋愛マンガ」に出てきそうな典型的タイプばかりで、序盤をプレイする限りはとてもこのゲームが18禁だとは思えませんね。
なんか、雰囲気的には「ときメモ」コンパチの、至って健全なゲームをプレイしている感じがします(ときメモが倫理的に健全かどうかの議論はさて置く)。でも、それだけに、プレイが進むにつれて「こんな爽やかな娘さん達が、いずれボクの目の前で脱いでくれるんだよな……」とか何とか思うようになってくると、なんかこう違う意味で切なくなって来ますッスよ。グッと来るって奴ですかね?
純情な付き合いをしていたカップルがどんなシチュエーションで行くところまで行ってしまうのか、マンガ的ラブ研究家の私としては非常に興味がありますよ! 先の展開が気になって気になって、ああもう辛抱たまりません! ム、ムホー!(←バカ)
更新情報:
- 「What's New! for Interactive page」を更新しました。
- 「煩悩の部屋」の画像ページに、緒理さんの新作イラスト「垂れ目若奥様」を掲載しました。
以前、私がここでお願いした『コミックス2巻 P.112 に出てきた垂れ目美女』を、本当に緒理さんが描いて下さいましたよ!
私の冗談を時間を割いて実行して頂き、ありがとうございました>緒理さん。私はもう、jda-trdi.go.jp に足を向けて眠れませんです(笑)。
- 先週「煩悩の部屋」の画像ページに掲載した SINJIRO さんのイラスト「こっち向いておキヌちゃん」の画像データが壊れていた様子なので、再登録しました。
- 「煩悩の部屋」のエッセイページに、北白川 玉砕先生より届いた考察シリーズ第2弾・「美神令子に潜むコンプレックス(及びそのアイデンティティ的考察と仮定)」を掲載しました。今回も玉砕先生の深い考察が唸ってます。
考察の深さと言い、「北白川 玉砕」というダメっぽい名前と言い、彼はタダモノじゃなさそうな雰囲気濃厚です。次回は横島編ですか、先生?(←巧妙な誘い)
- 「ニュース・イベント情報」に、以前ここで紹介した Nifty の美神パティオのイベント「Reiko・Mikami Collection 98」の結果報告を掲載しました。
- 「GS美神・極楽大作戦!! コミックス未収録話一覧」は、基本的に毎週更新しています。チェックしたい方はどうぞ。
- C-WWW のサポートBBS・Cna-BBS の URL が http://www.donburi.to/~from/cwww/nbbs.cgi に変更になりましたので、インデックスページのリンクを修正しておきました。
しかし……福井から一気にトンガに移動とは大胆ッスね、FROMさん(笑)。
- so-net のコンテンツ「SFオンライン」の98年5月号において、椎名高志氏と水玉螢之丞氏のSFに関するインタビューが掲載されていましたので、「椎名高志秘宝館」の「真・椎名高志語録」のコーナーにこのインタビューへのリンクを追加しました。
インタビューの内容は、基本的にはSFと椎名先生との関わりについてがメインになっていますが、他にも「GS美神」の生まれる経緯や、おキヌ・マリアに関する事、横島に対する思い入れ、そして「GS美神」の最終的な方向性についてなど、我々にとってかなり興味深い事が話題になっています。椎名ファンなら必見ですね。で、このインタビューの中で、「人間じゃない系」の話題の中で『現実感のない、男に都合のいいだけの女っていうのはあまり描きたくなかった』『いわゆるオナペットヒロインとか、そういうものは出したくなかった』という言葉が椎名氏から出てきますが、こういう考え方は、「ときメモ」や「To Heart」のような恋愛シミュレーションゲームのキャラ作りの主流である「『お約束』の範疇でキャラを作り、一見しただけでキャラのタイプや性格なんかが大体把握できるという馴染みやすさと分かりやすさと安心感を売りにする」方向性とは、かなり違っていますね。
こういう判りやすいキャラが少ないから、「GS美神」は同人誌が少ないんですよ、先生(笑)。最近の「GS美神」は、なんか「従来のGS美神のキャラクター観を崩す」方向性で話が作られている雰囲気が濃厚なのですが、こんな話作りをするのも、椎名氏には「お約束を打破したい」という願望があるのかも知れないな、と、このインタビュー記事を読んで感じた次第です。
美神をどこまで「壊して」くれるのか、個人的に非常に楽しみですよ!
……という訳で、「SFオンライン」からいらっしゃった皆様、はじめまして。
ここの管理運営を行っている深沢と申します。私は、SFに関しては「SFコミックの傑作は何か」と問われたら、まず真っ先に藤子不二雄先生の「T・Pぼん」が出てくるレベルの薄いSF者ではありますが(次点はもちろん「エスパー魔美」と「モジャ公」)、でも椎名マンガに脈々と流れる藤子SFマンガのテイストを愛する気持ちは人一倍ッスよ、奥さん! 夜露死苦!