カマトト上等!(挨拶)
っつうか、サンデー8号でおキヌちゃんがユニコーン(=要するに作者)に「カマトト」とか「最近影薄い」とか判定された事に端を発して「おキヌちゃん連続突撃」に集うおキヌファン達がやたらとアツくなっている今日この頃ですが、皆様如何お過ごしでしょうか?
いやまぁ、何にしろこのサイトが盛り上がるのは私としては嬉しいことですよ。ルシオラの時もそうでしたが、やっぱマンガの方が盛り上がると、このサイトも盛り上がりますね! 己の萌えキャラ相手の話題となると、みんなテンション高いですね! でも、盛り上がり方がなんかネガティブな方向なのは、こちらとしてはちょっと困りますけどね!(ドクロ)
で、話は先週「精子」ネタの迫力に負けて語れなかった、34巻のルシオラについてに移るのですけれども。
まぁ、ルシオラに関しては、今では私も随分と冷静なモノの見方ができるようになりまして、例えば:
……そもそも、ルシオラというキャラクターは、非常に端的に言ってしまえば、『大した脈略もなく突如として登場したお姉さん風の美少女が、大した理由もなく突然主人公に惚れてしまい、なんか盲信的なまでに主人公に奉仕する』という、「うる星やつら」「女神さま」「守護月天」系のマンガでその有効性が実証されている、手堅くウケる美少女のパターンに分類することができる訳ですよ。
ルシオラとは、言うなれば椎名高志氏が創造した現代版の「ラムちゃん」である訳でして、従ってルシオラの台詞を読者は脳内で平野 文の声に変換する必要があるわけです(無謀だが断言)。「ウチィィィ、ラムだっちゃぁぁぁ」、の平野文ヴォイスですよ! ラブ!
同じく、ベスパはやっぱりキャラ的に弁天に近いので、その声は弁天役の三田ゆう子に変換するべきであり、パピリオは同じくランを演じた井上 瑤ヴォイスに変換するのが妥当でしょう。ドグラ様とアシュタロス様は意見が分かれるところとは思いますが、個人的な好みからするとドグラ様=千葉 繁、アシュタロス様=神谷 明辺りが有力ではないかと推測します。でも、弁天役の三田ゆう子さんは「YAT安心!宇宙旅行」ではおばあさんの声の役をやってましたし、神谷 明氏はテレ東の深夜特撮番組「ボイスラッガー」で悪の中間管理職なんていう役を嬉しがってやってますからねぇ。つくづく、「うる星」のアニメを放映していた80年代は遠くになったと思いますよ。
っつうか、あのスーパーロボット大戦のCMはもうちょっと何とかならなかったんですか? あの神谷明が叫んでいるのに、整備員がラーメン喰ってるとは何事ですか! どうにもこうにも堪らないオジャー!
と、なんか話がルシオラからダメ系声優ネタになめらかにシフトする砕けた思考を演出できたりする程、今の私はこの件に対しては冷静なのです。判っていただけたでしょうか?(ダメ)
で、こう言っては何なのですが、この34巻の掲載部分をリアルタイムで読んでいた時は、実はそれほど「ルシオラの死」にはショックを受けませんでした。
「ルシオラの死」はある程度ストーリー的には予想されていた事態であり、かつルシオラが死んだ週の演出は「作者がルシオラの死という事実を読者に印象付けようとする」という意図がハッキリと出ていたので、「まぁ、ここまで説得力のある演出をされると、ルシオラの死を認めるしかないよなぁ」と、それなりに納得していました。そして、それと同時に、ルシオラの死をヒロイックに演出することにより、横島を中心として物語がダイナミックに展開するに違いない、という期待感を抱きました。が、ルシオラの死後の展開――ルシオラの意識が「霊体構造に残留している」という理屈で解説者役として突然復活したりとか、醜くキレまくるアシュタロスの兄貴とか、存在自体がかなり無茶な「奥の手」の文珠とか――があまりに私にとってはメロメロだったため、「ひょっとして、作者はルシオラを死なせた後の展開を全然考えていなかったのではないのだろうか?」と思うこと仕切りでした。
私個人がルシオラの死後の展開で一番残念に思っているのが、「ルシオラの死」という展開が、「美神の救出とアシュタロスへの反撃」という、アシュタロス編最大のカタルシスとなり得る可能性を持った要素にほとんど結びついていない点です。
この辺の不満については、以前同人誌「紙の砦」に書いたものがありますので、それを引用します:
……そのビジョン不足を象徴していると思われるのが、アシュタロス編のクライマックスに当たる「ジャッジメント・デイ」(その12)です。
アシュタロスによって魂を崩壊させられた美神を救出するため、横島は様々な困難を突破し、ルシオラというかけがえのない存在を途中で失いながらも、どうにかコスモプロセッサを逆操作して美神を復活させる事に成功します。ルシオラは「アシュ様の世界支配を止めるには、やはり美神さんがカギだわ!」と言ってその身を犠牲にした以上、美神にはアシュタロスの野望を止めるだけの「何か」が存在しているはずだと期待していました。
しかし、アシュタロスと最後の決着を付けるべくアシュタロスと相対した美神が、そこで何をしたかと言うと……結局は、「屁理屈」と取られかねない口上を言っただけでした。その後は、「宇宙の意志」なる存在が現れて美神の味方をし始め、アシュタロスは自滅することになります。
要するに、ルシオラの死という重大イベントがその後の美神の救出部分の展開にあまり活かされていない点が、なんか非常に勿体ないのではないのか? と思います。
ルシオラの死は確かに横島の発奮材料にはなりましたが、「ルシオラの残留思念」という存在をルシオラの死んだ直後に登場させるんだったら、別にルシオラをホタル状態にして横島に同伴させて解説者役をやらせても良かったのではないか、とか考えてしまう訳ですよ。私のようなひねくれたファンは(笑)。
まぁ、美神を救出してアシュタロスと横島が直接対峙するアシュタロス編最大最期の見せ場・「ジャッジメント・デイ」(その13)になると、ようやく「ルシオラの死」がストーリーに大きく関わってくるようになるのですけど。
あと、この34巻で個人的に不満だったのが、「ジャッジメント・デイ」(その12)における美神の主張です。っつうか、要するに例の「宇宙の意志」ですよ! 「宇宙の意志」!
まぁ、これと似たような概念を持ち出すマンガや小説は他にもありますし、己の思惑通りに事が進まないことに対してアシュタロスが「宇宙の意志」に対して懸念を示す伏線もあったので、単純に「ご都合主義だ!」と糾弾するのもどうかなとは思うのですが……でも、やっぱここで文句言っておかないともう文句言えないので(笑)、一応苦言を呈することにしておきます。
ここについては何が不満だったかと言えば、これも「紙の砦」に書いたものの引用ですが:
……美神令子にとってアシュタロスは前世からの因縁であり、正面から対峙しなければならなかった存在であるはずです。そして、美神令子というキャラクターは、あくまで彼女自身の過剰なまでの自信が言動や実力となって現れているが故に「美神令子」としての個性の価値があるのであり、それ故に彼女は「宇宙の意志」ではなく、「自らの意志」で運命を切り開かなければいけないキャラクターであるはずです。しかし、アシュタロスに問いつめられて、「な、なんとなくよっ!」とギャグ顔で叫ぶ彼女の姿には、彼女本来の自信に満ちた面影はありません。
このマンガが長い時間をかけて「美神対魔族」の構図を作り上げていき、アシュタロス編を1年以上に渡って継続して来たのは、最後のクライマックスで「宇宙の意志」なる概念を登場させて、美神にそれを論拠にした屁理屈を言わせるためだったのでしょうか?
少なくとも、アシュタロス編を始める前の段階では、作者が想定していた最終目的は、こんな事では断じてなかったはずです。
――個人的には、この「宇宙の意志」っていう概念は、どうも美神令子というパーソナリティに似合っていないような気がするんですよね。やっぱ美神には、自分自身の存在を論拠にした理屈でアシュタロスをうち負かして欲しかった所存です。
あと、これが連載されている時は、ここや Cna-BBS や Nifty-Serve のGS美神PATIO の発言が荒れに荒れまくったのも、とりあえず記憶しておくべきでしょう。
その時の余韻のためか、GS美神PATIO はいまだに発言数がなかなか回復しない不毛の大地と化していますよ。どうしましょう>PATIO の皆さん(笑)。
っつう感じで、コミックス34巻は、個人的には不満点が多いお話が多かったです。残念ながら。
コミックス35巻で「アシュタロス編」は完結しますが、その時に感じたことはまた後日書かせていただきます、っつう事で。今回は久しぶりにマジメなファンサイトっぽく終わります。オジャ!
更新情報:
あと、次の週刊サンデーでは、「GS美神」が巻頭カラーで登場します。
今週号の広告のアオリ文句によると『下心と金欲が支配する、オトコとオンナのハーモニー!?』なんだそうですので、何年経ってもスケベと強欲のレッテルを張られっぱなしなダメ主人公・横島と美神の関係に、今度こそ大きな影響を与える話になるやも知れません。期待して待ちましょう。
っつうか、コミックスでしか読んでいない方々も、たまにはサンデー本誌を買ってあげて下さい。売れ残ったサンデーの表紙に印刷されている美神がマジで可哀想ですので(笑)。
「CLAMPを読むんだったら、まずは『CLAMP学園探偵団』を読むのが基本です!
読まなきゃダメですよ! 絶対!」
と、十歳近く年下の女の子(注:雪兎さんラブ!)にこの前居酒屋で説教されてしまい、マンガファンサイト運営者として面目が立たなくなってしまった近頃の私ではございますが、皆様如何お過ごしでしょうか?
っつうか、まぁ、「何を読むのが基本か」というのは人によってそれぞれ違うものなのですよ。彼女にとっての基本がCLAMPであり『CLAMP学園探偵団』であり雪兎さんはにゃ〜んであるのと同様、私によっての基本は手塚治虫や藤子不二雄であり、『ブッダ』や『火の鳥』や『ドラえもん』や『T・Pぼん』であり、やっぱ「GS美神」のメフィストのモデルは手塚治虫の「ファウスト」だよなー、やっぱ人造美女が背徳的な欲望を叶えてあげるわよんウフ☆彡って誘惑して来るっていうシチュエイションは燃えるよなー、とか思う一方で、エスパー魔美が父親の前であられもなく脱いでるシーンで無闇に興奮してしまった過去を恥じつつ生きている訳です。判って頂けるでしょうか?(判りません)
それはそれと(笑)、今日は「GS美神」コミックス34巻の発売日です。
この34巻、表の表紙に「蛇」(=そこそこ太くて長い物体)と「日本刀」(=そこそこ太くて長い物体)という、いきなり先週ここで紹介した性的な暗示をブリブリ与えるオブジェクトが描かれており、なんかヤバい雰囲気をイヤが上にも増長させてくれるのですが、その表紙の折り返しの作者コメント欄の自画像はさらにヤバいです。
何と言ってもアンタ!
精子 ――負けました(精神的に)。
いやもう、今回はこの自画像で決まりですよ決まり。あまりに直球勝負のえげつなさ! 裏表紙のルシオラと横島の美しい「最後のキス」も、この自画像の威力の前では霞んで見えますね!
いやぁ、やっぱ少年週刊誌で連載期間のトップを張っている、オトナのマンガの作者はやること違うなぁ! いやもう、「やっぱり椎名先生のファンサイトを今まで運営してきて良かった! やはり先生はホンモノだよ!」と思いましたよ! アニキって呼ばせて下さい!
……えーと、本当は今週は34巻での「ルシオラの死」とかについて考えてみる予定でしたが、もはや何書いても「精子」のインパクトに勝てるとは思えなかったので断念しました。やっぱ笑いの基本はえげつなさにあるんだなぁと再確認した次第です。また来週。
更新情報:
- 「煩悩の部屋」の画像ページに、織理さんの今週の新作「マッチ売りの少女 in GS」、「よく似合いますよ。」の二つを掲載しました。
個人的には、「マッチ売りの少女」のいかにも幸が薄そうなおキヌちゃんの表情が良いと思いました。織理さんの「ばっど・がーる」のイラストもそうですが、おキヌってこの手の「薄幸の美少女」的シチュエーションがよく似合うんですよね。これも役得と言うべきなのでしょうか?
- 同じく「煩悩の部屋」の画像ページに、こちらは久しぶりのSINJIROさんの新作である「VS!ミニスカ!!」「夢見る中竜姫さま」の二つを掲載しました。
なお、「夢見る中竜姫さま」の中竜姫は、Nifty-Serve GS美神PATIO の「小竜姫と大竜姫がいるなら、その中間の中竜姫もいるに違いない!」っていう議論から生まれた妄想キャラだった、と記憶しております(笑)。
- 「GS-Mikami Conventional Wisdom」の第3次中間発表を掲載しました。
- 「ニュース・イベント情報」に、もの書き屋さん制作GS美神小説集「風恋歌」のリリース開始のお知らせを掲載しました。
まだ多少の在庫があるようですので、興味のある方は「アムリタ」までどうぞ。
「『なぎさMe公認』や『ラブひな』を読んで育った男子じゃあ、『彼氏彼女の事情』とかを読んで育った女子には、人間的なレベルでゼッタイに勝てないと思うよ!」
という訳でこんにちは(何故?)。こちら椎名高志ファンホームページこと C-WWW です。
皆様方におかれましては、正月休みも明けて職場や学校に復帰して恋に仕事にハッスルハッスルしている頃ではないかと思われますが、皆様如何お過ごしでしょうか?(ハッスルを2回繰り返すのがオヤジ風味を出すポイント!)
私ですか? 私はまだ年始めという事で仕事がそれほど多くなかったので、仕事の暇を見て職場サーフィンとかしてましたよ。いやぁ、職場でネット検索しながら仕事すると、作業がはかどるなぁ!(ダメ)
で、最近見つけたページでなかなか面白かったというか興味を惹かれたのが、「ジーザス」や「ARMS」の原案を書いている七月鏡一氏のホームページの掲示板・「雁の巣」BAR COUNTER です。
ここは七月鏡一氏本人の掲示板ということもあり、掲示板の過去ログにはゆうきまさみ氏や楠桂氏といったマンガ家の方々が書き込まれた文章が残っていたりして、我々からするともうそれだけで結構凄かったりするのですが、それ以上に感心したのが、この掲示板に参加している一般のファンの方々が、比較的落ち着いた感じで七月鏡一氏やその他の方々と歓談しているところです。
この掲示板の名称・「雁の巣」こと NEST OF GEESE は、元々は「ジーザス」に出てきたバーの名前が由来なのですが、この掲示板に参加されている方はさすが七月鏡一氏のファンらしく、大人の社交場であるバーでの振る舞い方(=掲示板での書き込み方やスタンス)が判っている人が多いんだな、という感じがしますよ。七月鏡一氏を「マスター」と称するところなんか、ホント良い雰囲気出していると思います。こういう場所って、素直にあこがれちゃいますよ。このサイトもいつかはそんな雰囲気を目指したいものですが、でもページ名称に「煩悩の部屋」とか付けてる時点で大人の社交場失格ですかね?
あと、ネットと言えば、現役の原作者やマンガ家だけではなく、現在マンガ家を目指しているU−MAさんという方のページを見つけたのも収穫でした(うぃっとねすGM氏のページ経由で発見)。以前マンカレで佳作を取ったことがあるという事なので、実力的には将来有望なのかも。絵柄も今のサンデーにはないタイプっぽいですし。
私はマンガ界に疎いので、マンガ家を目指すという事がどれだけ大変なのかに関しては何も言える立場ではないのですが、今のサンデーは主力作家陣が固定してしまって雑誌としてやや停滞気味である事を考えると、新人作家の台頭はサンデー読者としても大いに歓迎するべきでしょう。頑張って欲しいものですねー。
でも、このサイトはイラストが主体である点を差し引いても全体的にかなり重いので、もう少し改善を望みたい所存(笑)。
で、あとマンガ関連では、「しろはた」というサブカル系サイトの中にある、レビュー記事・「本田透の生でダラダラ書かせて」というページが結構面白いです。
ここにはコミックや映画のレビューが掲載されているのですが、ライターの本田透氏が独自の心理学的な視点でマンガや映画を考察したレビュー記事が書かれており、興味深く読めます。特に、手塚治と梶原一騎という二大作家のヒロイン像をエヴァンゲリオンのレイとアスカに置換して考察する「手塚系と梶原系 二大ヒロインの系譜」や、サファイア王子を精神分析する「リボンの騎士」辺りが面白いです(文章的にも、内容も)。
これらのレビューでのライター氏の独特の視点は、作品批評を書きたい方には参考になると思います。
いやでも、こういう精神分析的なスタンスで書かれた文章を読んでいると、ホント人間ってエロ方面の事ばっかり考えているというのがよく判りますね。何でもかんでもエロの象徴になっちゃんだもんなぁ。
「フロイト的には笛はペニスの象徴」とか「半裸な女性キャラが剣を振り回すのは男根主義的な趣向だ」とか言われると、「ンじゃあ、心理学の世界ではそこそこ太くて長い物体はみんなアレの象徴なんですか!?」とか言い返したくなるのですが、でもその一方で夕刊ゲンダイの連載マンガとかでオットセイ(=そこそこ太くて長い物体)が出てきて「お、おやびーん! アッシ、もうガマンできないでやんす〜!」とか言って思わず昇天するんだっち! なマンガを喜んで読んでいたりする訳で、やっぱ人間はエロからは逃れられない宿命を背負っていると解釈した方が気楽に生きられそうです。しかし、そうすると、美神が神通棍(=そこそこ太くて長い物体)を持ってボディコン姿で悪霊と戦う姿というのは、美神というキャラは女性的な魅力と男性的な力強さを兼ね備えた性別を超越した力でもって、悪霊という形でメタ的に描かれた人間の無意識下の願望を男性女性双方の魅力でうち砕くことによって快楽を得るサディスティック的な性癖の持ち主であることを意味していたり、おキヌがネクロマンサーの笛(=そこそこ太くて長い物体)でもって悪霊を調伏する姿は、一見おキヌは男性に従順そうに見えても、実は男性の持つ無意識下の願望を意のままに操って調伏する意志を持っていたりすることを意味していたりするとか、そういう方向に分析できてしまうのでしょうか?
キャーエッチ! スケッチ! マイペッチ!
……っつうか、何故おすすめ Web ページの紹介文章が、最後でこんな形になってしまうんですかね>オレ。
まぁ、これもライブ感覚の一環と言うことでカンベンして下さい。多分、今年もこんな感じで運営して行くと思いますよこのページ。トホホ。おわり。
更新情報:
- 「煩悩の部屋」の画像ページに、織理さんの今年初めての作品、「美神さんのお正月」と「ほたるゆき」を掲載しました。
なお、織理さんは、なんか去年の大晦日から今年の元旦に渡って職場で仕事をしていたそうですよ。私と違って、新年早々飛ばしてますね! やるなぁ織理さん!(ウソ)
- 「GS美神・極楽大作戦!! コミックス未収録話一覧」を更新しました。
- ここ最近イマイチ不調だった「C-WWW 掲示板」ですが、思い切って掲示板システムを "KY.PLAZA" で公開されている軽量掲示板システム "Basic BBS/KY" に差し替えました。多少は動作が軽くなっていると思います。
多少掲示板の使い方が変わっているので、その点注意して下さい。
- おまけ:アシュタロス編を Magic: the Gathering のカードっぽくしてみました第4弾
なお、来週は「GS美神」はお休みですね。
アシュ編終了以降もずっと休載しないで描き続けてきた椎名先生やスタッフの方々の努力には、ホント感心させられます。ゆっくり休めましたか?
初詣での願い事:
「神サマ!
ボクを将来、清川元夢の声がよく似合うダンディなオヤジにして下さい!」
という訳で皆様、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくご愛顧の程をお願い致します。皆様方におかれましては、今頃は初詣のニュースを見ながら「ええいもう振り袖姿のギャルはいいからもっと巫女さん映せよな! 巫女を! 視聴者のニーズってものが判ってないよな!」とか言いつつ、年の初めから制服フェチっぷりを存分に発揮して気炎を上げていると思われますが、如何お過ごしでしょうか。
私は、この年末年始はおかげさまで教育テレビでゴン太君やノッポさんが出てくる特集番組を観たり、NHK−BSで放送されている「甲殻機動隊」やら「ダーティーペア FLASH」やらを観ながらゴロゴロするという、やたらとくつろいだ休日を過ごさせていただきました。やっぱ人間は何もしないでゴロゴロするのが一番ですよ(堕落)。
しかし、「甲殻機動隊」は判るとしても、何故今NHKで「ダーティーペア FLASH」ですか? 番組編成を決めているスタッフに國府田マリ子のファンでもいるんですかね? ロリ萌えアニメの決定版「カードキャプターさくら」も放送延長が決定したそうだし、最近のNHKはなんかどっかおかしいデスよ! どうした国営放送!
それはそうと、今年はついに1999年、いわゆる「人類破滅の年」と言われている年です(主にMMR方面で)。
が、「人類滅亡」とかいうスケールの大きな空想は、生活が安定して世の中が平和である時であるからこそ耽られる妄想に過ぎず、この不景気な世の中でそんな悠長な事言ってる場合じゃないッスよね。「衣食足りて礼節を知る」と申しますが、「景気はどうやっても年内中には回復しないネ!」と言われている今、我々には残念ながら地球規模の危機を真剣に考える暇はありません。
人類滅亡のネタとしては、核戦争とか細菌兵器とかサタンの降臨とか色々言われており、私も少年時代にはノストラダムスの大予言本とかを読んで素直に恐怖したりなんかしたものですが、立派なオヤジに育ってしまった今となっては、どっちかと言うと住宅ローン減税の行方とか公共投資が景気に与える影響とかコンピュータ業界の2000年問題とかの現実的な問題の方が全然プライオリティが高い問題になってしまっています。少年はいつの日か大人(=オヤジ)になってしまうのですよノストラさんに五島さんにMMRさん。夢がないなぁ。トホホ。まぁ、景気以外でも、アシュ編終了以降の「GS美神」は今年はどんな内容になるのだろうかとか、掲載誌である少年サンデーもなんか全体的に連載陣のテンションが下がっている上に作家のローテーションも上手くいっておらず新人も育ってなさそうで将来不安だとか、サンライズのインターネット上での二次著作権の徹底的な規制に他のアニメ会社や出版社が追随し始めたらどうしようとか、例の毒宅配事件のインターネットへの影響とか、心配事は尽きません。
が、それでも未来だけは確実にやって来る以上、こちらとしては「今年はなんか凄いことが色々と起こりそうだ」と覚悟を完了した上で、色々と起こるであろう事象を客観的に観察して面白がってやろうじゃないか、と意地悪く思っている今日この頃です。
っつう訳で、早く来い来いアンゴルモアの大王! あとマクロスもな! フェナリナーサもな!
更新情報:
- GS Mikami 1998 Conventional Wisdom の第2回中間発表を掲載しました。
いやぁ、ルシオラ絶好調ですなぁ。初タイトル奪取なるか?
- 昨年の「GS美神」の顔であったルシオラに敬意を表する意味で、「ルシオラ・オンライン」に「1998: The Age of Lucciola - ルシオラの時代」といおう特集記事を作成しました。昨年中に「ルシオラ・オンライン」や「GS美神ベストカップルコンテスト」に寄せられた意見を時間順にまとめ、ルシオラに対するファン心理が如何に変化していったのかをまとめた(つもりの)ものです。
いやもう、昨年はルシオラファンにとっては天国と地獄、希望と絶望の間を行ったり来たりした、二度と忘れられない体験をなさった事だと思いますが、このサイトには、そんな方々からあの時の切ない感情が詰まったコメントを数多く頂きました。
個人的には、リアルタイムに進行して行くマンガを後世で評するためには、マンガを結末まで読んだ上で一般的な「評論」としてまとめる、という形態だけではなく、この手の「生の情報」をそのままの形で集めてまとめることも大切な事だと考えていますので、そういう意味でも皆さんが貴重な意見を惜しげなくこのサイトに投稿して下さった事には非常に感謝しています。あらためて感謝致します。
あと、昨年末に行われたコミケでは、藤宮さんや裏町さん、「紙の砦」のアイベックスさんや羊田中さん、「穢れた魂」の本田さんを始めとした色々な方にお会いできて、非常に楽しかったです。
今年もヨロシクねみんな! 仲良くしてね! ラブ!(ドクロ)
「もらってもらって! お願い僕をもらって〜〜」
(サンデー4号掲載・「DAN DOH!!」作者からの年賀状より)
いやしかし、いくらショタ萌えお姉さま方に大好評な「DAN DOH!!」だからと言えども、これはちょっとやり過ぎなのではないかと思われる今日この頃ですが、皆様如何お過ごしでしょうか?
という訳で、いよいよ明日からはダンドー激ラブなショタ萌えお姉さまや、木之本さくら激ラブなロリ萌えお兄さんが全国各地から集まり、同人誌を巡って壮大なグラップルを繰り広げる同人コミック界の肉の祭典・有明マンガ祭りこと「コミックマーケット」が開催されます。コミケに出向く皆さんは、今頃はサークルチェックに余念がなかったり、コンビニに出向いて当日配布用の中綴じ本のコピーに明け暮れていたり、有明に出向いて徹夜で騒いで近辺の治安を悪化させていたりする(注:徹夜待ちは禁止されています)のではないかと思われます。
ただ、同人誌即売会としては国内最大規模のコミケットとは言え、例え興味はあっても関東在住の人以外はそう簡単に参加できるようなイベントではないことも確かです。何しろ有明は遠いですし。……ですので、今回はそんなコミケに疎遠な人達のために、サンデー連載マンガの同人誌がどんな内容であるのかというのを簡単に紹介し、同人の世界がどんなものであるのかを知っていただきTai! と、リリカルに迫りたい所存であります。
と言っても、私はサンデー関係でマジメに同人誌を買っているのは普段資料として入手している「GS美神」だけであるので、他のマンガについては完全に創造の範疇です。なので内容は信用しないで下さい(こんなのばっかりだな最近)。
【名探偵コナン】
【め組の大吾】
【DAN DOH!!】
今回のコミケで比較的ブースが多いマンガがこれらだ。特にコナンは、今愛のコミケではサンデー連載系サークルの中でもダントツのサークル数を誇っており、その人気の程を伺わせる。烈火もそうだけど、やっぱアニメ化されてる作品は人気の面で強い。
それでその内容だが、基本的には「やおい」と呼ばれているタイプの、いわゆる男性キャラ同士の同性愛を扱ったエロチックなものが多い。ただ、だからと言っても単純に「やおい」が女性向けのポルノに対するニーズを満たすためだけに存在しているという訳でもなく(まぁそういう側面があるのは認めるが)、やおい系同人誌は基本的に作者のキャラに対する思い入れを反映した形で作成されているので、原作の内容を踏まえた上で作者独自の視点からのストーリーを構築しているものも多く、単なる「女のエロ」という視点以上で読めることができれば、なかなか興味深い世界であると言える。
でもまぁ、とりあえずは同人誌内で繰り広げられているカップルの組み合わせを見て、「うわぁこんな組み合わせでヤッちゃうんですか!」とか「やっぱこの二人、原作の中でもなんか怪しい雰囲気だったんだよな! これでこそ!」とか言いつつ驚愕してみるのが正しい楽しみ方かも。
という訳で、これらのマンガの主なカップリングは、
名探偵コナン:服部平次×工藤新一、服部平次×コナン
め組の大吾:神田×大吾、大吾×甘粕
DAN DOH!!:赤野拓也×弾道、新庄樹靖×弾道、新庄樹靖×赤野拓也
という感じが主流だ(多分)。
なお、このキャラ同士の掛け算表記だが、これは「左にいる方が攻め(ヤる方)、右にいる方が受け(ヤられる方)」を意味する。例えば「ダンドー総受け本!」とかいう表記があった場合は、ダンドーがもう色々なキャラから様々なあんな事やそんな事をされてしまう本だ、という事を意味する。この表記はやおい同人誌に特有の書き方であるので、知らない方はぜひ一般常識として知っておこう。
攻めと受けの関係については、他にも「主人公総受けの法則」とか色々とあるのだが、その辺の説明はここがやおい系サイトではないのでパスする。Infoseek などで「やおい」をキーワードにして検索すればその手の情報が載ったサイトが万単位で発見できるはずなので、。興味のある方はぜひ「やおい」をキーワードにネットサーフを敢行し、やおいディスカバリーの旅に出てもらいたい。
【烈火の炎】
【デビデビ】
この二つも基本的には「やおい」系なのだが、上3つと違って男性向けエロにもマンガの内容が対応している点が強い(同人方面には)。特に「烈火の炎」は原作の方でも猟奇的なエロティシズムを意図的に強調する演出が目立っており、デビデビも女性キャラのテコ入れを計っている節があるので、この動きが同人誌界隈にも少なからぬ影響を与える……かも知れない。
烈火の炎:水鏡×烈火、小金井受け全般
デビデビ:イオス×ソード、神無×双魔
【じゃじゃ馬グルーミン☆UP!】
じゃじゃ馬本だけではなく、それ以前のゆうきまさみ氏のファンサークルが発行する「あ〜る」「パトレイバー」系の本も相変わらず多い。この辺は作者のキャリアの長さ、そしてゆうき氏の作品ファンの息の長さを感じさせる。やはり「あ〜る」は偉大な作品だったのね。
やおい的には私が詳しくないのでノーコメント(笑)。
【GS美神・極楽大作戦!!】
やおい的には、相変わらずの横島を受けの軸にし、その上でピートと雪之丞が絡むという構図が強い。というか、もうこの図式はこのマンガが終わるまで続くのではないかと思われる。つくづく、アシュタロスのやおい方面的な不発が悔やまれる(笑)。
男性・一般向けでは、やはりおキヌちゃんが強そうだ。あと、ルシオラの同人誌方面でのブレイクはおそらくこの冬が最後であると思われるので、ルシオラーな方は今のうちにチェックしておいた方が良いかも。
【からくりサーカス】
これも「じゃじゃ馬」のゆうき氏の場合と同様、「からくりサーカス」よりも「うしおととら」がメインになりそう。
ただ、「からくりサーカス」は勝というキャラがやおい的な価値観で言うところの「受けキャラ」としての素質が十分にあるので要注意。鳴海×勝なんていう組み合わせのやおい本は実際にどこかが作っていそうだ。鳴海の崩拳が勝の(放送禁止)に炸裂、とかな!
……ファンの人、すみません。
【神聖モテモテ王国】
絵柄が絵柄なので非常にマネがし易いのが幸いしてというか災いしてというか、モテモテ王国のパロディ本は結構出回っている。が、絵柄は真似られてもオリジナルの独特なネームのセンスまではそうそう真似られるものではなく、正直言ってモテモテ王国のパロディ本は面白くないものが多い。
「神聖モテモテ王国」については、オリジナルのパロではなく、他の作品のパロディをモテモテ王国風に作る、というアプローチの方が面白いモノが多いので、ソッチ方面で探してみるのが吉かも。あと、さすがにこのマンガで「やおい」は無理です。っつうか、恍惚としたファーザーの表情はヤバいので止めて下さい(笑)。
【H2】
【犬夜叉】
あだち充・高橋留美子の両氏と言えば、サンデーを古くから支えてきた二本柱であり、そのファンサークルの数も今もなお多いと思うのだが、今回のコミケではこれらのマンガの同人サークルはそれほどないみたいだ。これも時代ですかね?
【スピンナウト】
作者の西森氏の前作・「今日から俺は!」の人気がいまだに高い。三橋×伊藤、今井×谷川という組み合わせは尚も健在だ。
というか、「スピンナウト」は個人的にはどうも面白さが盛り上がらずにくすぶっている印象がある。大原×田中なんていうカップリングの本がガンガン出るようになる日は来るのか?
【MAJOR】
高校編に入ってかなりヤバイ雰囲気が漂って来ているマンガになりつつあるMAJORだが、同人界隈では作者の意図通りに(笑)吾郎×寿也のやおい本が作られつつある様子だ。今後の寿也の原作の活躍(やおい方面での)が期待される。
【ARMS】
今回はなんか見かけないですね。同人界での人気と世間一般での人気は必ずしも比例しないというのも事実なので、仕方ないのですが。
個人的には、隼人×アル、キース×隼人なんかがイケそうだと思う(何がだ)。
【ガンバ! Fly High】
個人的にだが、このマンガを真のホモセクシャル趣向の人向けにアレンジしたバージョンというものを作ってみたら面白いと思う。
白いフンドシを履いただけの姿で独特のポージングを取る平成学園の男性キャラ一団! 駿(フンドシ姿)と真田(フンドシ姿)の臑毛を交えた絡み合い! やおい好きお姉さまを震撼させる、真の同性愛を見せるのだ! サブー!
……ファンの人、すみません。
更新情報:
- C-WWW の更新状況が一目見ただけで判る、「C-WWW:椎名高志ファンホームページ更新状況」ページを作成しました。
自分で言うのも何ですが、これはなかなか便利です。このページさえあれば、もうこの What's new! は不要ですよ!(笑)
なお、このページの作成に伴い、今まで CGI ページの更新情報をお伝えしていた「What's new! for Interactive Page」は廃止しました。
という訳で、98年はこれが最後の更新となります。
皆さま、よいお年を。
サンタさんにお願い:
納豆食べてるおキヌちゃんの姿が見たいです。
(理由:健康的だから)
という訳でこんにちは。こちらは、椎名高志ファンホームページ C-WWW です。
なんか、ウッカリしている間にもう年末も押し迫って来てしまっており、皆様方におかれましては「ああ、また今年も無駄な時を過ごしてしまった……」と、自らの不甲斐なさやダメっぷりさに呆れ果てて絶望の淵にその身を横たえつつある今日この頃だと思いますが、如何お過ごしでしょうか? 生きてることが辛いですか?
クリスマスソングって、落ち込んでいる時に聞くと、尚更落ち込むんですよね……
(暗転) ……まぁ、何はともあれ、不甲斐なくてダメな貴方や私たちでも時間だけは平等に流れ去るのであり、人は全てを失ってしまっても未来と希望だけは残されている以上、もう幾つ寝るとお正月ですよ! ビバ! 正月!(強引)
ですので、そろそろ皆さんも、お正月のお約束・年賀状をバリバリ作成している頃ではないかと思います。特に、来年は干支が「卯」である関係上、いわゆるオタク系な関係者間の年賀状にバニーガールが描かれるのは、もはや必至の有様ですね。来年の正月には、日本全国に大量のバニーガールが飛び交うものと推測されます。「年賀状は郵政一家への政治献金だ!」とか言われて郵政事業の民営化が行革のシンボルとなりつつある昨今ですが、こんなことでニッポンのオタクは大丈夫なのでしょうか?
いやしかし、私は残念ながらというか何というか、コスチュームに萌えるという属性(専門用語)をあまり持っていないためか、単にバニーさんのイラストを見ても、あまりグッと来るものがないんですよね。
それに、基本的にバニーガールの衣装っつうのは、キャバレーなどのアダルティな場所でウェイトレスが客である男性(=オヤジ)に対して媚びを売る用途の服装であると定義されるものであり、この「媚びる」というコンセプトが硬派じゃない以上、根が硬派な私にはダメな衣装なんです。
かつて、「GS美神」コミックス16巻の「ドキョー・オブ・ドリームス!」で、美神がいかにもなアミタイツ系ボンテージファッションで登場した時には、「美神にこんなオトコに媚びまくった衣装を着せてはイカン! イカンですよ! ウハー!(悲鳴)」とネット上で怒りまくった経験がある硬派な私としては、なんかこうただ単にBGMに「うっふ〜ん、あっは〜ん」系の曲が似合いそうな衣装は、どうもイマイチ許容できません。
でも、「じゃあ、今時になってもまだボディコン着ている美神の普段の格好はどうよ?」と言われるとアレなのですが。まぁ「GS美神」はそういうマンガですし(自己矛盾)。っつうか、どっちかと言うと、私は単なるコスチュームよりもシチュエーション(例:閉鎖的な環境で繰り広げられる同性同士の禁断の恋愛)や、コンセプト(例:Jリーグ百年構想)を重視するタイプであるので、単に「バニーガール」という衣装をポンと持って来て、「どうよ!?」と来られてもダメなのです。ダメなのです! 萌えないのです! 感じないのです!
いやその、別にバニーが嫌いじゃないんですよ! むしろ好きな部類に入りますよ! でも、同じ衣装だったら、服装だけでその人物のキャラクター性が表現できる、コンセプトを持った方がもっと好きなんですよ! 巫女装束(設定:清純派。神社の神主の一人娘。なんか凄いサイコな力を持っており、それ故に争いに巻き込まれる)とかな! メイド服(設定:親が抱えた借金とかの弱みをダンナ様に握られているので立場が弱い薄幸の少女)とかな!
それでもあえてバニー系で行くなら、せめてNHK−BSのアニメ「白鯨伝説」に出てくる宇宙船のボディペイントみたいに、バニーガールに極太の髭をコーディネートするくらいの発想の転換が欲しいですね。知っちゃいけない知られちゃいけない、バニーの道は地獄道! なのです!
いやなんか、来年の卯年は色々な意味で荒れそうな予感ですね! ダムス(ノストラ)も来るしな! マクロスも落ちてくるしな! フェナリナーサも落ちてくるしな! ラブラブミンキーモモー! お願い聞いてぇー!
……最近おかしいです、私。どうしたんでしょう?
とりあえず、今週の更新情報ですが:
更新情報:
- Web 「アムリタ」を運営している「もの書き屋」さんから、『GS美神小説集Vol.2「風恋歌」リリース延期のお知らせ』が入りましたので、ニュース・イベント情報に掲載しました。
なんでも、印刷所関係の問題による遅れが発生した、という事です。コミケで買えないのは残念です。
- しばらくほったらかしになっていた(笑)、「A Castle of Favorites」の掲示板システムを手直ししました。多少見てくれがよくなったと思います。
このコーナーの立案者である井汲景太さんも、今頃は草葉の陰から喜んでくれるに違いありません(笑)。
- 「C-WWW にリンクをはってくれてありがとう特集」を更新しました。
デッドリンクの廃棄とリンクの追加(JONNYさんのページ)を行っています。
- 煩悩の部屋の創作文集ページに、MOZA さんの作品・「紅白大決戦!!」を掲載しました。
ジェームズ伝次郎はともかく、セイレーンに目を付ける辺りの着眼点はスゴイです(笑)。
あとは余談ですが、別冊宝島421「空想美少女大百科」(宝島社)に、おキヌちゃんが美少女の一人として紹介されています。昨年に発売された別冊宝島349「空想美少女読本」に続く快挙で、根強い人気がある事を伺わせますね。
ついでに、おキヌの記事書いたライター氏が、相変わらず死んだおキヌちゃんラブなのが笑えます。「おキヌちゃん、ボクのためにもう一度死んでくれー」じゃないっつの(笑)。興味のある方はどうぞ。で、この「空想美少女大百科」ですが、これは単に様々なゲームやアニメの美少女を紹介しているだけではなく、それぞれのキャラクターを「よいこ」「めがね」「ぷに」「幼なじみ」等のキーワードで分類し、系譜の形でまとめている点が評価できます。マンガのキャラクターは人間を記号化したものだ、とよく言われますが、この本はその「記号化」がどんな形で進んでいるのかを判りやすい形で分類しており、これはなかなか興味深い試みだと思います。できれば、今後も年に1回ペースくらいで発行して頂、美少女キャラの系譜のリファレンス的な方向に発展して欲しい所存です。
なお、この本の分類では、おキヌちゃんは「清楚・おっとり・純真」の象徴である『青髪系』というタイプの始祖的な存在である、と定義されています。同じ系統には「YAT安心!宇宙旅行」の天上院桂、「ケロケロちゃいむ」のミモリなどがいます。何となく納得できるラインナップなような。
っつうか、『青髪系』というキャラジャンルが存在すること自体知りませんでした(笑)。美少女キャラの世界は奥が深いッスね! ケロケロ! それでは。
サンデー編集者は、もっともっと椎名を鞭打って描かせてほしい!
椎名は生かさず殺さず・・・の路線である。
絞れるだけ絞り取ってわれわれを楽しませてほしいぞ!!
(GS-Mikami Conventional Wisdom Contest の投票より)
と、いきなり死の香りが漂う意見を紹介しながらこんにちは。
こちらは、椎名高志先生を心の底から応援しているファンが集うウェブサイト(自称)・C-WWW です。いやしかし、こういうまったく屈託がないオレ的ナイスなコメントが投票されると、ホントやり甲斐が出ますよ! 「椎名は生かさず殺さず」なんて発想は、さすがの私ですらできませんですよ(笑)。
こんな大胆不敵な発想ができる人がこのサイトに参加されている事を、密かに嬉しく思う今日この頃です。椎名ファンって裾野が広いですね!でも、もし私がマンガ家で、しかも「ファン」を自称する人間がこんなサイトを作っていたとしたら、私は絶対イヤだけどな!(ドクロ)
更新情報:
- GS-Mikami Conventional Wisdom Contest の第1次中間発表を掲載しました。
今日現在で、既に31票の投票がありました。投票して下さった方々に感謝します。
- 「煩悩の部屋」のイラストコーナーに、コミケ原稿も仕上がって久しぶりに登場の緒理さんの新作「闇の中の光」を掲載しました。今回は、この前のサンデー増刊に掲載された外伝に登場したエミを描いています。
しかし、緒理さんも仰っておられますが、外伝のエミと今のエミってキャラクターが全然違いますよね。たった5年で何が彼女をシリアスからギャグへ変えてしまったのでしょうか? 次回の外伝はコレがテーマですか?(ウソ)
- しばらく更新が滞っていた「GS美神・極楽大作戦!! コミックス未収録話一覧」を更新しました。
アシュ編終了後って、タイトルの語尾に「!!」が入ってないんですが……これって作者の心境の変化なのでしょうか?
- 「GS美神」のコミックス34巻が 1/18 に発売される事が決定した様ですので、「ニュース・イベント情報」に発売日情報を追加しました。
コミックス派な皆さんは、34巻を読んでから Conventional Wisdom に投票して下さいね。34巻の展開はスゴイですからね! 色々な意味で! ヒィィィ(悲鳴)
- 同じく「ニュース・イベント情報」で、毎度おなじみとなった藤宮ケイさんによる「コミックマーケット55・GS美神サークル情報」へのリンクを張らせて頂きました。
今回の冬コミ参加サークルのうち、C-WWW に関連がある方のサークルは、
- 裏町さんの「宿借部隊」(1日目、東6−テ2a)
- 緒理さんと松楠御堂さんが参加されている、アムリタさんの「もの書き屋」(2日目、東3−イ48b)
- 私が原稿を依頼されたサークル「文珠」(1日目、東6−テ1b)
ですね。
GS美神関連の同人誌の宣伝に関しては、ここの掲示板を自由に使用して一向に構いませんので、ガシガシ宣伝して下さい。あと、先週言っていた美神評論系同人誌「神の砦!」(サークル「文珠」発行)への原稿ですが、なんとか書き終わることに成功しました。実質1週間の突貫作業で書いたため、一部で自分の主張がどうしても文章の形に落とせずにもどかしい思いをしたまま放ったらかしにしてしまった箇所もあったのが気がかりと言えば気がかりですが、何はともあれ一応完成したので良かったです。
とりあえず、今回の原稿を書き上げるまでの一週間の苦労の日々を『火の七日間戦争』と名付け、後の世代まで語り継ぎたい所存です。どうした化け物、さっさと撃たぬかー! プシ〜!(発射音)
ネコミミ!(挨拶)
という訳で、皆さん愛くるしいですか? こちら、椎名高志ファンホームページ C-WWW ですけれども。
まずお詫びですが、先週に申し上げた通り、今週の更新はありませんです。ご了承をお願いします。
で、更新のない理由なのですが……実は今、以前ここで紹介した評論系同人誌・「紙の砦!」さんからのお招きを受けて、ちょっと評論っぽい記事を書いている最中なんですよ。この私が再び同人誌を作る側に身を置く者になるなんて事はついこの間までまったく思っていませんでしたので、正直言って結構緊張してますよ私。マジな話。
いやホント、私が同人誌に原稿を寄稿するなんてのは、十年前にファンロードの仲間募集コーナーで知り合った日本ファルコムファン系サークルに在籍していた時に、イースのパロディ短編小説を書いて以来ですよ! いやぁ、なんか話が古い上に、かなりのダメタームが並んでいるなぁ! さすがオレ!
いやしかし、同人誌とは言え、紙媒体に印刷されて配布されるモノに掲載される文章を書くってのは、ネットでこのようなお笑い駄文を書くのとはかなり質が違いますね。最初の見積もりでは「原稿用紙にして25枚程度の分量を書くと仮定すれば、だいたい3日もあれば何とかなるだろう」と思っていたのですが、なんか
書き出す→直ぐに詰まる→気分転換にゲームやる→ビール飲む→寝る→起きる→書き出す
のエヴァーラスティング・ループ(歌:Supersonic Float/作詞作曲:NONKI)を繰り返すばかりで、全然マジメな文章が書けませんですよ。何だかんだで、まだ半分くらいしか仕上がってませんです。しかも推敲やってないので文章メチャクチャですよ! どうするのよオレ!
考えてみれば、私は仕事でドキュメントを作る時ですら、
書き出す→直ぐに詰まる→気分転換にネットサーフィンする→コーヒー飲む→トイレで寝る→起きる→書き出す
の繰り返しをやっている訳でして、そんな私が「GS美神」の真面目な文章を書こうと思っても、そうそう上手くいくはずがないのでした。ショボーン。
それに、評論誌に掲載する以上は一応マジメな文章を書くつもりではいるのですが、なんか事ある毎に「(笑)」とか「(ドクロ)」とかを使いたくなってしまって困ります。っつうか、「(笑)」はまだしも、「(ドクロ)」はマズイだろよ>オレ。
ああもう、なんかマトモな文章が一生書けない身体になってしまったかと思うと悲しいですよ。生まれてすみませんの心境です。いやしかし、コミケで本を出す人達は今頃みんな似たような事をやっているんですよね。今頃はきっと、日本全国のコアなオタク達がこの青い冬空の下、一斉に同人誌の原稿作成に勤しんでいるに違いないんですよ! スピチュアルなレベルで全国のアレな人達がシンクロナイズしてますよ! これぞ本当の大同人物語であり、すなわち気分はもうコミックパーティー(注:リーフの新作ギャルゲー)なのです! 気になる同人女子のあの娘にさりげなくゲスト原稿(専門用語)を依頼して、恋のチャンスを掴むんですよ!
以上、かなり本格的にダメテイストでお送りした近況報告でした。生まれてすみません。
なお、毎週イラストを投稿して下さっている緒理さんも、ここしばらくはアムリタさんから依頼されたイラスト+ショートコミックの作成に専念しているという事です。こっちへの投稿は後回しで良いですから(笑)、原稿の方頑張って下さいねー。あと、「GS-Mikami Conventional Wisdom」の方ですが、既に16通の投票を頂いています。投票して下さった皆さんのご協力に感謝致します。
追伸:
今週中には仕上げてメールで送りたいと思います……>アイベックスさん
締め切りのデッドラインが近付いても私が何も送ってこない場合は、連絡を下さい(ドクロ)