ここは、椎名高志先生が週刊少年サンデーで連載している、「絶対可憐チルドレン」に関する意見や感想を書き込むための掲示板です。 詳しくは、この掲示板についてをご覧下さい。
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セブンス・ヘブン(1)
鎮魂
中学生編の最終章のようですね・・・。
ともあれ、チルドレンが激闘のあとでも、学校に行って友達と話すという「日常」を楽しんでいる姿が印象的でした。 運命を変えるために戦う超度7のエスパーと、学校に通う中学生とが、きちんと両立しているように見えて、なんだかとても微笑ましい気持ちになります。 大人たちの思惑や世界の情勢はどうあれ、この光景こそ中学生編を象徴しているのかなと思いました。
そして澪は愛おしいですねw ずっとこのままでいてほしいですw こーいうおバカ・・・もとい細かく考え(られ)ないタイプが状況を打破する事はままありますからね。 カズラちゃんとカガリくんは、おそらく何が起こっても「パンドラの一員」であり続けるのだと思いました。
フェザーについては・・・、彼女がもう一度会いたいのはこの皆本ではないのだろうと思いました。 お互いにとって別人というのは・・・、なんと言いますか、健全なのですけどちょっぴり複雑ですね・・・。 ○ ○ ○ 余談を少し。 最近の楽しみなアニメはBS11で再放送されている『ガールズ&パンツァー』だったりします。 本放送時は戦車と女子高生のミスマッチのあざとさに嫌悪したものですが、椎名先生がネタにした事をきっかけに観なおしてみたところ、戦車を楽しんでいる姿と続きが気になる構成がとても魅力的でした。 全話観たあとにOVAを観るのが今から楽しみです☆ げ、劇場版・・・だと!?
レター・フロム・ファントム(4)
安息
伊八号が安らかに息を引き取りました・・・。 しかし伊号たちの能力が罪とは僕も思えないので、ここは小賢しい皆本に小難しい理論を小気味よく解説してもらいたいと思います。 あと・・・、やはり伊九号は既に死亡していると考えていいのでしょうか? 九号は皆本に、八号は兵部に未来を託した・・・と解釈する事もできそうなので、僕はそうしようと思います。 伊号たちの冥福は祈るまでもなく決まっているので、あとはもう単行本のおまけなどで存分にはっちゃけちゃってほしいと思います☆
さて、フェザーを「白紙の未来に帰す」との事ですが・・・。 いまいちピンと来ませんねぇ・・・。 フェザーが過去へ行く事が「逆行」ではなく「前進」という所までは解るのですが・・・「帰す」とは? そもそもフェザーとは何でしたっけ? 「未来のエスパーの統合思念が現代のレアメタル結晶に宿った意識体」でしたよね? でも未来からリアルタイムで操作している訳でも、能力が一部低下している訳でもなさそうで、「戻る」必要を感じないのですよね・・・。
ま、まさか皆本の精・・・もとい遺伝子を未来に持ち帰って人工授精を!? と少年誌の枠からはみ出した事を考えましたけど、きっと違うでしょうし(苦笑)。 ・・・。 ・・・フェザーが帰る事で、女王が生き返るのでしょうか・・・? そんな事が・・・?
正直なところ、今でもフェザーに否定的な気持ちがあるので、立つ鳥があとを濁さないのか、見届けたいと思います。 皆本の白(自主規制)
レター・フロム・ファントム(3)
白
未 来 が 変 わ り ま し た ・ ・ ・ ・ ・ ・ ! ! !
それこそ伊八号が望んでいた事のようです・・・。 しかし・・・、どうやら兵部を中心に据えて未来を描いていた様子ですね・・・。 個人的には、伊八号にとって皆本光一という男は重要人物ではないような気がして、残念に思います。
「ラプラス」とは、乱暴に言ってしまえば「予定調和」という感じでしょうか。 「伊号たちが兵部少年に予知を見せたから現在に至っている」のであり、「兵部の人生は伊号たちの掌の上にあった」と、これまた乱暴に言う事も出来てしまうのです。 もっと言いますと、『一番湯のカナタ』が打ち切られる事も『THE UNLIMITED 兵部京介』がアニメ化される事も、椎名先生が生まれる前から決まっていた・・・とも言えてしまうのです。 とどのつまり、非常に面白くない考え方だと思われます。 だもんで、兵部も面白くない表情をしていますしね。
伊八号がまさかの攻勢に出ましたが・・・。 僕はこれを、兵部の反撃によって自身の生に幕を引きたいという伊八号の願望かなと、深読みしています。 予知への残酷とも言えるアプローチで数えきれないほどのものを失う結果になりましたが、それでも伊八号が兵部を気にかけていた事は紛れもない事実のようですし・・・。 「僕を殴れ」のような感じで「僕に終焉を」というのが、本当の狙いかなと思っております。 フェザーは遅かれ早かれ成仏するでしょうし・・・たぶん。
伊号たちの「回避不能の予知」という宿命との、全身全霊を賭した長い長い戦いが終わろうとしています・・・。 今となっては、彼らが「ラプラスの呪縛」から解放される事を、願わずにいられません・・・。 能力ゆえに苦しんだけれど、能力なりの喜びがあったと、思って欲しいです・・・!!
レター・フロム・ファントム(2)
よっちよちにしてやんよ!
2014年の初『絶チル』です。 そしていきなり予知の動向確認・・・! 山場です・・・。 まぁこの辺りの感想は第36巻の時にしてしまったので、書く事は特に無いのですが・・・。
仮に今回の予知で伊号ポッドが壊れるなら、今後の予知は超度6の姫子ちゃんに託されるのでしょうか? 伊号たちより精度は劣るでしょうけど、その分誤差の許容幅など柔軟性がありそうですが・・・、どうなるカナ?
個人的には、フェザーは亡霊、伊八号は死霊、不二子ちゃんは生霊(×なまれい)、兵部は怨霊という感じです。 幽霊と言うと・・・やっぱりおキヌちゃんのイメージでしょうか。 「大丈夫! 死んでも生きられます! ちょっと死ぬほど苦しいけど」と笑顔で言える事が幽霊の条件な気がしますw
では次回、出来る限り落ち着いて読みたいと思います・・・。
THE UNLIMITED 兵部京介 BD 6
OUTLAWS
では、終わりを始めるとしましょう・・・。
この巻の見どころは、やはり第11話の修正点でしょうか。 兵部とアンディが敵地で包囲されて、ようやく本音で語るシーンです。 簡単に言いますと、椎名先生の修正案が採用されていますねw 現実空間ではなく心象風景での会話になっていて、なんと言いますか、「あぁ、これが先生がイメージしていた画面なんだな」と納得する描写になっています。 そして勿論、こちらの方が断然良いです☆
オーディオコメンタリーは、遊佐さん、諏訪部さん、東山さん。 ラストは『UNLIMITED』の顔であるお三方です。 シリーズが終了しているためか、のびのびと楽しそうにコメンタリーしています♪ 僕が印象的だったのは、最終回のアフレコの画面が限りなく白に近かった件です。 作画作業がアフレコに間に合わないゆえの事態で、遊佐さん曰く「みんなの「最後まで手を加えたい」という意志の表れ」の副作用みたいな現象なのですが、僕はそこにスタッフさんの執念や情熱を超えた何かを感じずにいられませんでした。 僕はひとりの人間として、この世界に素晴らしい仕事をする人がいる事を、とても誇りに思います。
ライナーノーツは、筆者松田さんが想いを解き放っています☆ 関わってくれた皆様への感謝と・・・謝罪と・・・w その情熱の嵐のような奔流は、読んでいる者にも伝播して、熱く・・・温かい気持ちになります。 この想いこそ『UNLIMITED』とアニメ『絶チル』の屋台骨になっていたのだと強く思います。 松田さん・・・、こちらこそ本当にありがとうごさいましたっ!! そして、これからもよろしくお願い致しますっ☆
兵部のモノローグ『TOWARD THE WIND』 『UNLIMITED』のエピローグのような語りです。 兵部の心境で変わったものと変わらないもの・・・。 こんな晴れやかな気持ちで日本に戻って来たのですね・・・。 そして皆本たちにちょっかい出すのですねぇ・・・。厄介ですねぇ(苦笑)。 ○ ○ 公式ガイドブック『ARCHIVE』 白状しますと、発売から今までまともに読んだ事ないです・・・(汗)。 いえ、読み始めると引き込まれて止まらなくなるので、意識して断片的に読んでいたのです。 物凄く濃密な内容で完全読破は難しそうなので、もうこのタイミングで感想を行かせていただきます。
序盤のストーリー紹介。 もう絵と文字のバランスが絶妙で、最高に読みやすいです☆ ずーーーっと読んでいられますw だからこそ断片的にならざるを得なかったのですが・・・(苦笑)。
遊佐さん、諏訪部さん、東山さんの鼎談。 僕的には、東山さんの気後れしない発言が清々しくて好きですw 3人ともご自身が演じたキャラクターを大事にしてくださっている事が伝わってきて、ひたすら嬉しいです。 ちなみに、本誌に掲載された「チロチロ」のくだりも、しっかりと保存してありますw
松田さんや椎名先生たちのスペシャルトーク。 全体の印象としては、松田さんがユウギリを、五十嵐監督(残念ながらご欠席)がアンディを、椎名先生が兵部を、殊更に愛している感じです。 それと原作者である椎名先生が突飛・・・もとい斬新なアイディアを出す事で、硬派一辺倒ではなく、もう少し遊び心のある内容になったのかなと思いました。しかし兵部が自転車って・・・w ともあれ、こういう制作秘話は僕の大好物です☆
設定資料集。 毎ページにコメントがあり読み応えが十二分です・・・! ゆえに僕はまだ十分に読めていません・・・。ごめんなさい(汗)。
メッセージ。 濃密さ此処に極まれり・・・!! 皆さんの想いが解き放たれています・・・!!
第1話絵コンテ。 これまた僕の好物です。 ト書きを読んで思わぬ発見があるのが嬉しいんですよね☆ サイズが小さめなのでまだじっくり読んでいませんが・・・。
パーカープレゼント。 限定1万部の本で50名にプレゼント・・・。確率的には1/200・・・。 結果・・・、当たりませんでした・・・。 きっと本当に欲しい人へ届いたのでしょう・・・。おめでとうございます☆ ○ ○ さて、僕の『UNLIMITED』関連の感想はこれで一区切りとさせていただきます。 僕にとって『THE UNLIMITED 兵部京介』という作品は、「『絶対可憐チルドレン』を愛してくれる人たちがこんなに沢山いるんだ!」という事を認識させてもらった作品です。 それはネットでネタにする等の即物的なものではなく、テーマや魅力をきちんと理解して好きになってくれる本物の愛でした。 孤立無援の玉砕覚悟のような形で始まった『絶チル』がこんなに愛されるようになった事を、いちファンとしてとても嬉しく思います☆ そして、ここまで到達したからこそ「もっと高いところ」を期待して待ちたいと思います。 せめて薫の父親をあの人の声で聴きたいと考えていますのでw、もろもろよろしくお願い致します☆ 椎名先生の活動を多くの人が楽しめますように・・・☆
THE UNLIMITED 兵部京介 BD 5
DARKNESS NIGHT
あり得ないほど遅いですが、感想を書かせていただきます。
収録内容が第9話『カタストロフ -Pandora’s box opens-』、第10話『遠い楽園 -Original Sin-』で、シリーズ最大の山場とあって、こころなしかライナーノーツも濃密です☆ 僕的には、「これが僕らの力だ」という台詞を考案した兵頭さんを凄いと思いました。 なんと言いますか、兵部京介から・・・、エスパーから普通人への叫びをこの上なく表現していると思います☆
オーディオコメンタリーは、遊佐さん、落合さん、大原さん、羽多野さんのパンドラ幹部たち。 いやもう、遊佐さんが落合さんを頼ったり羽多野さんをイジったり、大原さんがフォローしたりと・・・、なにか兵部たちとのシンクロ率が高くて、聴いててニヤニヤしてしまいますw
可憐GUY’sの『Break+Your+Destiny ver.2』 オリジナル版が音を強調して激情を表現する仕様なら、 ver.2は声を強調して情熱を表現しているように感じました。 どちらかと言いますと・・・、僕は後者の方が好みカナ? どことなくシックな雰囲気が♪ ○ ○ つづいて、ザ・チルドレンの『Ambitious』
葵の『CRESCENT MOON』 凛々しさが全面に出ています♪ 聡明さがにじみ出ている歌声も素敵です♪
紫穂の『星のPULSE』 根っこにある仲間への信頼を歌っています♪ 腹黒さを押し込んで、可憐さを前面に出したような歌声が魅力的です♪(褒めてます)
薫の『RAY OF THE SUN』 3人の中で唯一、兵部へ向けて歌っています♪ 女性の持つ強さを見事に表現した歌声が素晴らしいです♪
ザ・チルドレンの『☆Seventh★Heaven☆ ver.2』 オリジナル版は中学1年生のトキメキを、ver.2は中学2年生のワクワクを表現している・・・ような気がします。 僕は・・・どっちも好きですネ♪
『Triple Message』のPV ザ・チルドレンというチームをとても良く表現していると思います☆ ただ、「葵が眼鏡を外す意味が解らない」という声が多数あるような気がしてなりませんw ○ ○ BD第6巻と『ARCHIVE』はまた後日に・・・。 今月・・・あるいは今年中には・・・(汗)。
第36巻
永いお別れ
新年あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。 ○ ○ 遅ればせながら、昨年10月に発売された第36巻の感想を書かせていただきます。
表紙は兵部京介上等兵。 思えば、兵部は少年時代に戦争を体験したのですね・・・。
4コマは皆本と早乙女隊長の因縁について。 インテリで眼鏡で背が高くて優男で、エスパーが子供の頃からの指揮官・・・。 そして、いずれ担当エスパーを撃ち殺す・・・など、確かに共通項は多いのですよね。 決定的な違いは野心の有無でしょうか・・・? それでも僕は早乙女隊長を悪人と思えませんけれど・・・。 とりあえず、皆本は丸眼鏡禁止ですねw
中トビラは、兵部の背負うものですね・・・。 うーん、こうなりますと皆本の決意はまだまだ軽いなぁと思ってしまいますね・・・。 寂しい時に美少女に励まされてきた人生とも表現できますし・・・(苦笑)。 もちろん、悲劇を背負えばいいというものではないのでしょうが・・・。
加筆・修正点は、大きいのが2つ。 1つ目はP.55からの 偵察機 。 椎名先生はああおっしゃってますけど、こだわってくれた方がファンも嬉しいでしょうし、僕的にも有言実行に魅せられていますので、喜んでいるファンは多いと思います☆ ちなみに先生の名誉のために注釈しておきますと、修正は『終わりの始まり(3)』の分のみです。第4話冒頭(P.61)は本誌掲載の時から大型飛行艇が描写されていました。
2つ目は、P.164にて、志賀さんの葬儀に宇津美さんが参列していなかった点を修正。 いや、僕はこれ、後々になって先生のツイートを見るまで気付かなったんですけどね・・・(苦笑)。 たしか先生は「描くのを忘れただけで参列はしている」というような事をおっしゃっていた気がするので、僕も「カメラアングルと立ち位置を修正した」と解釈しております。
あと今気付きましたけど、P.162の2コマ目、帰国の描写が雨模様になっていました。
おまけは、再び伊八号w とにかく不二子ちゃんの困惑っぷりがサイコーですww そして『ストライクウィッチーズ』、『ガールズ&パンツァー』、『艦隊これくしょん』に着目し、笑いに仕上げる先生のセンスが凄いです・・・! しかも「★一期」と注釈し、『ストライクウィッチーズ』一期で坂本美緒役を、『絶チル』一期(小学生編)で紅葉さん役を演じてくださった千葉紗子さんへのリスペクトも忘れない素晴らしさ・・・☆ まぁ最大の理由は、ユウギリを『艦これ』のネタにしたかっただけかも知れませんが・・・w ともあれ、僕の一番の感想は「超能部隊が楽しそう☆」です。 彼らは実に生き生きと人生を謳歌したのだと・・・、そう思います。 それにしても、伊八号は恐ろしいですねw 今まで百発百中の鉄板キャラはパティちゃんでしたが、強力なライバル出現ですw
あと、おまけの前のページに洗濯物をたたむ3人が描き下ろされていますが、ティムくんの持っているパンツは葵のものであるに一票を投じますw ○ ○ では・・・、フェザーの功罪について。 本誌連載では、フェザーの働きによりユーリちゃんを黒い幽霊から救い出しました。 その功績により未来が変化すると思われるのです。 少なくとも、皆本が薫を射殺するシーンは変わらなければおかしいと思っています。 あそこまでやって変わらなければ、皆本どんだけ病んでいるんだという話になってしまいますからね・・・(苦笑)。 つまり・・・、伊九号の予知が解決してしまうのです・・・!! 物語を最初期から引っ張ってきた縦軸が、パラレルワールドからの使者により解消してしまう事態は、決して軽くないと思うのです・・・。
さらに言いますと、伊九号の予知は既にパラレルワールドで実現してしまい、兵部が女王を救う意義が希薄になってしまっているのです・・・! 「既に女王が殺されたからフェザーが現れた」のであり、その事象が現時空と関わってしまった以上、もはや兵部に女王を救う事は出来ません・・・! もちろん、現在の薫に全力を注ぐという選択肢はありますが、果たして積年の想いがそんな風に割り切れるものでしょうか・・・?
フェザーは薫を始めとするエスパーの想念の集合体だから、バッドエンドを回避してもいいという考え方もあるのでしょうけど、それでもこのままハッピーエンドに向かう訳にはいきません。 それではここまで積み重ねてきた物語があまりにも希薄になってしまいます・・・! 詰まるところ・・・、物語の目的や道標となる新たな予知が必要なのだと思うのです・・・。 もしかしたら、この時点で伊九号の予知が解決してしまう事も、伊八号の計算通りなのかも知れませんし・・・。
ただ、僕のこの感想は「皆本が薫を射殺する未来は変わるはず」という前提のものなので、そこが変わらないのであれば一蹴されるものなのですよね。 近々、高校生編が始まりそうな気配もありますし、先生がフェザーの活躍と未来に対してどのようにバランスを取っていくのか・・・、2014年の大きな山として注目したいと思います・・・! ○ ○ 第36巻は、超能部隊から初の戦死者が出るという痛切な内容です。 しかしそれほど暗くならないのは、ひとえに超能部隊の絆のおかげでしょうね。 あとを託せる仲間がいる事、想いを受け継ぐ仲間がいる事、とてもとても素晴らしいと思います。 きっと彼らは精一杯生きて命を全うしたのでしょう・・・。おそらく兵部や不二子ちゃんもそうなるのでしょうね・・・。 超能部隊の魅力が凝縮されている第36巻、しかと堪能させていただきました・・・! ○ ○ ちなみに・・・、限定版のちびキャラマグネットシートは未開封のままインテリアにする予定ですw あと、せっかくの生原稿プレゼントですが・・・、僕は応募しませんでした。 なんと言いますか、「喉から手が出るほど欲しいっ!!」という感じではなく、欲望が足りない気がしたので今回は見送らせていただきました。 ○ ○ それでは、今年も『絶対可憐チルドレン』を楽しめますように・・・☆
レター・フロム・ファントム(1)
Strings
黒い幽霊との決戦のエピローグのようですね。 ユーリちゃんの行き先が公的機関のバベルではなく、非合法組織のパンドラでもなく、非営利活動団体の「財団」というのは意外でした。 「もう1人のザ・チルドレン」と言うからにはバベルで皆本の英才教育の下、カップ麺の調理法をマスターする姿を想像していたのですがw あと、「財団」が思いのほか活躍していますね。 もともとは『THE UNLIMITED 兵部京介』から着想を得た椎名先生が考案したものなのですが、ここまで重要なポジションを得るとは思ってもみませんでした。 アンディとユウギリの出番も着々と増えていますし。そしてユウギリ可愛い☆
ギリアムが生み出したクローンたちの(言葉が悪いですが)「後始末」について、個人的に懸念していたのですが・・・。 ユーリちゃんが「家族」として迎えるなら、それはとても温かい結末だなと思いました・・・! あとは、ユウギリがユーリちゃんを次期司令官候補のライバルとみなしてギスギスしない事を祈るのみですw
ユーリちゃんに対する兵部の追及は、被害者としての自分から加害者としての早乙女隊長へ向けられたものという印象です。 そして無論、亡き早乙女隊長が兵部の幸せを願ったところで、兵部は許さないだろうと思いました。 しかしユーリちゃんに対しては、事情を考慮して、応えたのかなと思いました。 個人的には、ユーリちゃんが罪の意識を過不足なく抱えて生きる事が、求められる姿勢なのかなと思います。 ちなみに僕のイメージでは、「黒い幽霊の娘」は百人以上のエスパーを洗脳し、千人以上の命を奪う活動に加担していた・・・という印象です。その返り血はおびただしいものでしょう・・・・・・。 ティムくんたちの現在の姿は、あくまで稀有な例なのだと思います・・・。 ○ ○ さて、『リターン・オブ・ファントム』編では、僕はサブタイトルに曲名を引用してきました。 僭越ながら感想にサブタイトルを付けているのは、感想の芯となるワードを意識しやすいためですが、前エピソードでは「曲名縛り」という試みをさせていただきました。 もともとは第一話でユーリちゃんの背中を押す意味で『ココロノコンパス』を、第二話でアンディが登場して兵部を帰還させる任務だったので『Realize Mission』をチョイスしたのがきっかけで、第三話で『HEART STATION』をセレクトした時点で「曲名縛り」の覚悟を完了して、『Strings』で終わる決意をしたのですけど・・・、全23話構成とは夢にも思いませんでしたよ(苦笑)。 それでも僕のiPodには「リターン・オブ・ファントム」というプレイリストが追加されました。 『Strings』はエピローグにこぼれてしまいましたけど、この幻の楽曲が現実になる日を心待ちにしたいと思います。
この手法は選曲さえ済んでしまえば感想が半分構築されたようなもので、本文も短くて済むのですけど、曲が決まらないと全く手を付けられないという一長一短さで、なかなか面白かったです♪ 読む前から決まっていた時も、読んでから2~3日で決まる時も、書く直前まで決まらない時もありましたし・・・。 もちろん僕が選んだ曲がそのお話を100%象徴している訳ではなく、むしろワンフレーズ程度というのが多く、雰囲気というのもままあったりするのですが、「歌」に想いを託すという行為は、なんと言いますか・・・、とても素敵な気持ちでした♪ せっかくの機会ですので、感謝の気持ちも込めて一覧に記させていただきます。 興味の無い方は高速スクロールで飛ばしてくださいな。
リターン・オブ・ファントム (敬称略) 1. ココロノコンパス(Album Version) 槇原敬之 2. Realize Mission アンディ・ヒノミヤ(諏訪部順一) 3. HEART STATION 宇多田ヒカル 4. LOVE PHANTOM B’z 5. SWEET PAIN globe 6. メーデー BUMP OF CHICKEN 7. バトルクライ BUMP OF CHICKEN 8. フェイク Mr.Children 9. UNLIMITED ~reloaded~ 賢木修二(谷山紀章) 10. 遥か -album mix- スピッツ 11. SUPER LOVE SONG B’z 12. BEFORE FOREVER 兵部京介(遊佐浩二) 13. Triple Message ザ・チルドレン(平野綾、白石涼子、戸松遥) 14. ロストマン BUMP OF CHICKEN 15. About You 浜崎あゆみ 16. MY WINGS 可憐Girl’s 17. 優しい歌が歌えない 槇原敬之 18. Calling B’z 19. 66号線 BUMP OF CHICKEN 20. LOVE IS DEAD B’z 21. ROOTS B’z 22. 君がいるから 菅原紗由理 23. 愛のカケラ Every Little Thing and・・・『Strings』 ○ ○ さてさて、長い戦いに一区切りをつけて、新年を迎えるみたいですね。 次回掲載は休載を挟んでの第7号(1/15)のようです。 うわ~い☆ 椎名先生ったら正月気分の演出ありがどうございまずぅ・・・ッ(T皿T)(あっ、血の涙) 冗談はさておきw、こーなったらもー先生にはまったりと休養してほしいです。 思い返せば今年は1月の『UNLIMITED』放送から突っ走ってきましたからねぇ。 どうかごゆるりと心身をお休めくださいませ・・・☆
年内に・・・と言いますか明後日までにもうひとつ投稿するか判らないので、とりあえず言っておきます。 皆様、よいお年を。
リターン・オブ・ファントム(23)
愛のカケラ
ユーリちゃん完全救出の巻。 個人的には、彼女を救ったのは「女王」としての薫ではなく「友達」としての薫たちというのが印象的でした。 もちろんブースト自体が「エスパーを束ねて守る」女王の特殊能力なのですが、ユーリちゃん(大)の「かさねがさねゴメンねー」という言葉に、なんと言いますか、ママ友のような仲の良さを垣間見ましたw 「今度パフェおごるねー」で済んじゃうくらいの良好な関係なのかと☆ こうなりますと、兵部や皆本が「女王」という存在にこだわり過ぎているような気すらしてくるのですよねぇ・・・。特に兵部(苦笑)。
ユーリちゃんは心の中で両親とも和解しました。 しかし心の中であるがゆえに、それはあくまで理想であり幻想です。 それでも、ひとつの決着である事は確かなので、彼女は晴れやかな気持ちで前に進む事ができると思います。 惜しむらくは・・・、現実の2人が理想とはかけ離れている事でしょうか・・・。
ギリアムの切り札の地表殲滅爆弾は、結局誰ひとり傷つけられない不発の結果に終わりました。 強いて疑問を挙げるならば、薫たちはどうやって爆炎を突破してきたのか、という点でしょうか。 念動力でバリアを張って・・・、あるいは兵部のように直線の隙間を作って・・・ではあまりにも簡単すぎるので、おそらくフェザーの中の誰かが手を貸していると思われるのですが・・・、誰でしょう? とりあえず僕の予想は、本命マッスル、対抗カガリくん、大穴菊池さんで行きたいと思いますw
さて、次回が今年最後の掲載ですね。 僕的には、驚く事もできないくらい年末感が希薄なのですが(汗)。 ともあれ、注目はやはり「次回でこのエピソードは完結するのか」でしょうか。 年内でひと区切りつけるのか、それとも椎名先生はそんな事にはこだわらないのか、はたまた単行本の収録状況まで視野に入れているのか・・・、先生の采配に注目してみたいと思います。
リターン・オブ・ファントム(22)
君がいるから
ユーリちゃんを救うためにフェザーの中から現れたのは、ユーリちゃんでした。 あぁ・・・、前回の感想で野暮な事を書いてしまいました・・・(汗)。 休載だったりバタバタしていたりが要因で、半ば勢いで書いてしまったのですが、やはり黙って見守っているのがあるべき姿勢だったと反省しています・・・。
さて、今回で印象的だったのは、ユーリちゃん(大)が自分を含む家族を「可哀想な人たち」と断言した事でした。 果たしてそれはこの時空にも当てはまるのでしょうか? お父さまやギリアムは、もう救いようのない悪人(悪役)なのでしょうか? もしそうなら、判り易い勧善懲悪モノとして話は簡単なのですけど・・・、はてさて? 「黒い幽霊」というのは 椎名先生の信念 の対極を描いている部分もあると思うのです。 健全に成長しているチルドレンも、ひとつふたつ間違っていたら組織の道具になっていたかも知れない訳ですし・・・。 なので、お父さまやギリアムに対して椎名先生がどのような措置を取るのか、注目していきたいと思います・・・。
ひとつ気障な事を申しますと、ユーリちゃんが苦しんで流した涙で、彼女の血まみれの身体も少しは浄化されたのではないでしょうか・・・!
あと、前回で触れ損ないましたけど、前号で休載した事で新年の合併号での休載は回避できそうですね。ね? 手前勝手ながら、そのご配慮にいち読者としてお礼を言わせていただきます。 ありがとうございましたっ☆
リターン・オブ・ファントム(21)
ROOTS
皆本とギリアムの出逢いを兵部が妨害しました。(曲解) しかし、皆本が引けずにいるブラスターの引き金を、兵部はいとも簡単に引きますねぇ。
兵部にギリアムを救う意図が無かった事は、個人的に意外でした。 冥土の土産を与えるための気まぐれだったとは・・・、どこか納得できるところが、さすが兵部ですが。 ともあれ、2人の決着はおあずけになったのカナ。
京介は皆本の思想をトレースしているのですね。 皆本たちと生活する事で育まれたものなので、当然といえば当然なのですけど。 だとしますと、兵部の深層心理とは齟齬が生まれるはずなので、無理に受け入れる必要はなくなる・・・カナ?
皆本や兵部が早々に離脱した事も意外でした。 合理的な判断の下ですが・・・、ユーリちゃんをチルドレンに一任する意志もあるのカナ?
さて、フェザーの中にいる(少なくとも)2人とは誰なのでしょう? 普通に考えれば兵部と不二子ちゃんのような気がするのですが・・・、この2人は伊達に長く生きていないので、過去に行かなくてもいいように尽力しているとも思えるのです。 賢木や真木さんも・・・フェザーの中にいるでしょうけど、この場面には相応しいとは思えません。
やっぱり本命は・・・ユーリちゃん・・・カナ? 現在のユーリちゃんは血まみれの自分が誰より許せない心情だと思われるので、「だったら未来の自分に許してもらえばいい」という展開を予想するのですが・・・果たして・・・? 心を失った未来のユーリちゃんに思念があるのかという疑問は残りますが・・・。 まぁこうして書くのも野暮ですし、外していたら相当恥ずかしいので色々とアレなのですが・・・(汗)。
あと、爆弾への防御も処理もマッスルの能力が有効なんじゃないかと急に思ったので、僕の予想はユーリちゃんとマッスルですw まぁ次回掲載は12/4なのですけどネ。 個人的にも当分 ゲームしたい バタバタしそうで、単行本や『UNLIMITED』関連の感想が年末年始にもつれ込みそうな勢いなので、あんまり不都合は感じないカナ?(苦笑)
リターン・オブ・ファントム(20)
LOVE IS DEAD
殲滅爆弾が投下されました・・・! 素早く脱出の判断をした真木さんは、おそらく正しいのだと思います。 下手に合流してもテレポートの負担が増すなど、リスクの方が大きそうですし。 爆弾処理は、個人的に葵のブーストに期待したいと思います。 フェザーが虚数空間に送るというのもアリなのですが・・・。 ギリアムには地下シェルターに避難するくらいの狡猾さが欲しいですが、果たして・・・?
おそれながら申し上げますと・・・、実は僕はフェザーの未来にあまり興味が持てないのです。 それらは既に「起きた出来事」であり、同時にもはやこの時空では「起こらない出来事」だからです。 なんと言いますか・・・「仮想バッドエンド」のような印象になってしまい、もうひとつ危機感を覚えにくいのですよね・・・。 詳しくは第36巻の感想の時に触れたいと思います。
さて、兵部とギリアムの決着に皆本が闖入しました。 生粋のエスパーキラーである皆本とギリアムの初対面に大注目ですっ! とりあえず皆本の眼鏡が防弾製で、「僕はチームの弱点だからな!」とキメ顔で言ってくれたらサイコーなんですけどw 兵部がとっさに皆本を救けてしまうのか!? ギリアムはギャグの世界に引きずり込まれて三枚目として葬り去られてしまうのか!? 不謹慎ながら、次回はちょっとニヤニヤしながら読んでしまうと思います・・・。
リターン・オブ・ファントム(19)
66号線
ようやく薫がユーリちゃんの心に到達しました。 おそらくユーリちゃんの心に大人の言葉は響かないと思うので、薫たちだけが頼りです。
ところで、フェザーの言う「彼女」とは誰でしょう? やはり未来のユーリちゃんというのが最有力でしょうか? 一瞬ユーリちゃんの母親かなとも思いましたが、脳死では思念波が出ないかも知れませんので違うカナ?
あと今回は、薫が「紫穂や葵は・・・!?」と気にした事が、個人的に嬉しかったです。 ええもう・・・2人が半ば薫の付属品と化す寸前だった・・・と申しても、さほど過言ではありませんからねぇ・・・。 率直なところ、3人のバランスが悪い状態が長く続いていたのです・・・。 今回の一件で一気に解消するとは思っていませんが、なんとなく改善の兆しのようなものが見れた事は素直に嬉しかったです。 うーん、やっぱり葵や紫穂を中心としたブーストも必要なのカナ?
ギリアムの「審判」は、薫たちがユーリちゃんと和解した直後のタイミングと予想しております。 ゆえに「今さら誰が死ぬんだ・・・!?」という思いがまずあるのですが・・・。 奇跡的に全員生存というのも何か白々しいと言いますか・・・、ユーリちゃんが犠牲になるのが美しいけどイヤだと言いますか・・・(汗)。 あまり重要視はしていないのですけど、心の片隅に一抹の不安を覚えながら見届けたいと思います。
リターン・オブ・ファントム(18)
Calling
ついに、お父さまの動機が明かされました。 やはり、超能力を憎悪していたようです。 なんと言いますか・・・、そ う あ る べ き だ ・ ・ ・ ! です。 超能力を憎悪する黒い幽霊と、普通人を憎悪するパンドラの対決も見たかったですけど、兵部が丸くなりそうな気配なので、実現の可能性は低そうですねぇ。
現在のお父さまが妻や子供たちに愛情があるのか察するのは至難ですかね。 愛憎が入り混じって本人ですら把握不可能カナ・・・? 個人的には、お父さまは救われずに悪人のまま死ぬのが相応しいと思うのですが、それだと椎名作品にしては悲劇すぎるカナ・・・? 取り返しがつかないほど悪行を重ねたお父さまへの裁定は、椎名先生に委ねられるのであります・・・。
今回の京介の主張は、ちょっと詭弁に聞こえてしまいますネ。 なんと言いますか、「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」と言いますか・・・、「別のもので心を満たすべきだ」というふうに聞こえます。 確かに兵部にとって女王の存在は大事ですが、そのために憎悪や復讐を捨て去る事はできないでしょう。 兵部と京介の対話は思ったより長引きそう・・・カナ?
あとは、葵の未来への精一杯の抗議が印象的でしたw 自分の未来を知る以上の不幸は無いみたいですし・・・。 紫穂は・・・案外まんざらでもなかったのカナ?w
リターン・オブ・ファントム(17)
優しい歌が歌えない
兵部と京介の対話が続いていますね・・・。 もしも・・・兵部が京介を受け入れるなら・・・、憎しみと優しさが矛盾なく調和するなら・・・、それこそ兵部はもっと高いところへ行けるのだと思います。 例えるなら「兵部中佐」にパワーアップするという感じですが、「少佐」には特別な意味があるのでそれは無いでしょうね。 いえ、まぁ、「兵部」と「京介」が合わさって「兵部京介」となるなんて、考えてみたら瞭然なのですけれど。 うーん、兵部にとっての怨念は横島にとっての煩悩と同じく、必要不可欠なものなのかも・・・と思ったのですが、兵部から「その例えは心外だ」と抗議が来そうですネ・・・(苦笑)。 ともあれ、つまるところ、兵部が納得できるかが一番重要な気がします。
ギリアムは・・・うーん・・・狡猾さが足りないですね。 クローンの特攻は悪役として素敵でしたけど、色々と行き当たりばったりな感じが否めないです。 もっと悪知恵を働かせて、カメラ前で「計画通り・・・!!」と邪悪に笑うくらいしてほしいですねぇ。
兵部とギリアムの決着について、10秒で破棄した仮説をあえて書いてみます。 ギリアムの頭部の爆弾を除去するつもりなのかなと、ふと思いました。 ギリアムを“解放”すれば悪事を働く理由が弱くなるからです・・・が。 あの爆弾はファウストと総統の関係と同じく、ギリアムと父親の繋がりであり絆であり忠誠の証なので、その存在理由を脅かすような行為はさすがに兵部もしないだろうと思いました。 パンドラへ迎え入れて黒い幽霊から距離を置くプランもなくはないですけど、理念が相容れないでしょうし、なによりもギリアムは父親に必要とされ認められ愛されない事には、どこへも進めないと思われますので、実現の可能性は極めて低いと考えられます。 2人の関係に何らかの変化が起きそうなのですが・・・、ともかく決着を見届けたいと思います。
使命を果たしたフェザーの消滅は予期していましたが・・・。 まったく別の大きな懸念が急浮上しています・・・。 そのフェザーの功罪については第36巻の感想の時に触れたいと思います・・・。
リターン・オブ・ファントム(16)
MY WINGS
極大増幅、インフィニティ・ブースト炸裂です・・・!!!!! 現在のチルドレンと未来のチルドレンの必然のシンクロ・・・! おそらく今後この技を超えるものは現れないだろうと思えるほどの、凄まじい規模です・・・! それは裏を返せば、ウィザード級エスパーを凌駕するには、そして運命を変えるためには、これほどのパワーが要るという事なのでしょうね・・・!
残る問題は、ユーリちゃんの心でしょうか。 ギリアムの催眠の予想効果範囲が10~60%と振れ幅が大きいため、ユーリちゃんの反応がもうひとつ読めません。 なので、思うところを飲み込んで、僕は「もう大丈夫だから・・・!!」という言葉に全て託したいと思います。
皆本の秘策は・・・、えー・・・、ダイジョウブです(苦笑)。 そもそもケータイを奪われたままという事実を忘れていたと言いますか、個人的に弱点という認識が無かったと言いますか、アニメでも特にエフェクトがかかる事なく地味に・・・もとい堅実に描写されそうと言いますか・・・(苦笑)。 と、ともかく、中村さんの声が脳内再生できるので大丈夫です☆ たぶん。
そして、兵部とギリアムの再会・・・、決着へ・・・。 なんと言いますか、わざわざ「クックック」や「ニヤニヤ」と入っているところから、兵部が凄く楽しそうなのが伝わってきますね・・・w とは言いましても、この2人の「決着」が何を示すのかは、予測が難しいです。 なので、俎上の魚同然のギリアムの反撃をちょっとだけ期待しています。 ○ ○ さて、次号は休載で、次回が読めるのは10/23なのですよね。 最新刊発売の週に、その作業のための休載を充てるという、とても配慮の行き届いた休載だと思います。 でもそーなりますと、その次の第37巻と年末進行の心配をしてしまうのですよネ・・・(汗)。 簡潔に言いますと、発売が12月でも1月でも、本誌掲載が3週間おあずけになるのはキツイというのが読者の切なる本音であります(苦笑)。 いえ、まぁ、椎名先生の体調が何より大事というのが大前提なのですけどネ。 振り返ってみれば、今年は単行本作業以外の休載は無いのでは・・・? 先生は健康の大切さを理解されているでしょうし、寝食も忘れないでしょうから大丈夫だと信じていますけれど・・・、万が一倒れる時はベッドの上か、ちちしりふとももへお願いします☆
リターン・オブ・ファントム(15)
About You
ひょ・・・兵部って・・・ひょっとして、「甘えさせてくれる中年」に弱かったのか・・・!?w という訳で、兵部のツンデレが炸裂いたしました。 なんと言いますか・・・、パティちゃんじゃなくてもニヤニヤしてしまいますねw と言いますか、これがパティちゃんの日常なのでしょうかw
さて、しかし、兵部のこの癇癪は真木さんではなく、京介への反論なのですよね。 「今のあんたには失ったもの以上に、あたたかいものがあるはずだ」 この事に関しては軽々しく推察するべきではないのですが・・・、おそらく兵部は・・・満足したら死んでしまうんじゃないでしょうか。それこそ成仏するように。 それを無意識に解っているからこそ、あたたかさを必死に拒絶しているのではないかと・・・。
それでも、三幹部と再会した兵部は少なからず安心しているのですよね。 その事を自覚しつつも認識は拒否するといいますか・・・、なんとか心の均衡を保っているといいますか・・・。 つまるところ・・・、変わる事をおそれているような・・・気がしないでもないです・・・。 ダメだ。現状では兵部の心に潜るのはここまでにしておきます・・・。 ○ ○ 次回は、トリプルブーストが・・・来ないでしょうね。 フェザーがザ・チルドレンの形態をとっているこの現況、皆本ならそれ以上を狙うはず・・・! 京介の時のクアドラプル・ブーストよりも上を・・・! 心して括目したいと思います。
リターン・オブ・ファントム(14)
ロストマン
思った通りここが歴史の転換点のようで、自分の感性が正しかった事は素直に嬉しいです。 それにしても・・・、大局的にはこちらの方が重要な気がするのですが、兵部の方が大ゴマを使っているというのが・・・、なんと言いますか、流石ですw
ユーリちゃんは、もう大丈夫です。 ギリアムの催眠のせいでもうひとつ判然としませんが、ようやく本心を晒してくれました。 そのむき出しの心に、ありったけの想いに、薫たちはきっちりと応えてくれるはずです。 だから、もう大丈夫です☆
兵部の心は・・・まだ判りません。 兵部の目的は同志を得る事ではなく、普通人への復讐なのですから、京介の主張を易々と受け入れるとは思えません。 しかしながら、エスパーの解放と普通人の抹殺で、前者に重きを置くのなら、仲間の存在に癒される事もあるのかも知れません。 ほしいものより大切なものの存在に気付くのなら、兵部の中になにかしらの変化が訪れるのかも知れません・・・。 もともと兵部の根源的な力は憎しみではなく悲しみというのが、僕の見解ですし。
次回は・・・三幹部が来るゥゥゥ! 再会する4人が元通りのやり取りをするのか、はたまた微妙な変化があるのか、注目したいと思います。 ○ ○ (PTさんへのレスは該当スレにいたしました。)
リターン・オブ・ファントム(13)
Triple Message
兵 部 京 介 完 全 復 活 ・ ・ ・ ! チルドレンや三幹部でも苦戦しそうな最新兵器を、易々と攻略するのは流石です。
京介の影響も・・・「心の許容範囲をほんの少し拡張させるだけ」という予想通りです・・・。 しかし、思ったよりも兵部への・・・と言いますか、兵部のイメージへの影響が大きい感じです。 ズバリ「憎しみで人を殺さない」兵部って魅力半減なのではないでしょうか? 残酷な一面も確かに兵部の魅力のはずです。 たとえば、この先兵部が某剣客のように逆刃刀で不殺を貫くような姿勢をとったとしても、どうしても違和感が残ります。 むしろ不殺に飽きて殺っちゃう方がしっくり来るくらいです(苦笑)。 京介の影響が一時的なもので終わるとは考えにくいですし・・・。
京介の・・・、またはフェザーの・・・、あるいは未来のチルドレンの主張を通す事は、兵部のこれまでの生き方を否定する事につながってしまうのですよね・・・。 それは兵部京介という存在に「怨霊」という烙印を押す事と同義なのです・・・。 兵部はもともと「物事は綺麗事だけでは解決しない」という皆本への反発から生まれたようなキャラクターで、椎名先生がその考え方を撤廃するとも思えませんので、いずれ訪れる兵部への決着をなおさら注目したいと思います・・・。
さて、レアメタルからまさかのフェザー(ザ・チルドレン)登場・・・! これは・・・来るっ!! フェザーという力は全てこの局面のためにあったといっても過言ではありません・・・! 形勢を覆す渾身の妙手・・・! 未来を変える方法は、正確なポイントで充分な力を発揮する事。 思い違いも勘違いも飲み込んで僕は“確信”します・・・! こ こ が 歴 史 の 転 換 点 ・ ・ ・ っ ! ! 次回は心にブレーキをかけずに、ゾクゾクしながら読みたいと思います・・・!
第35巻
長いお別れ
発売から早1ヶ月・・・、新刊まであと1ヶ月・・・、そんなタイミングで感想いかせていただきます。
まず表紙から。 葵のパンチラ・・・もとい、前巻の漆黒から一転して、可愛らしい薄桃色に2人の戦士がメインです。 まさかこの2人が表紙を飾る日が来るとは・・・☆ 2人とも初登場時から外見が変化しているところがポイントですネ。 ・・・そーいえばダブルフェ(以下削除)
4コマは、財団設立の裏話。 ユウギリが最高責任者にw でも考えてみますと、ソフィー王女は公務がありますし、あまり表立って動けないのでツートップ体制は意外と合理的かと思います。 あとは、「幼女の下で働きたい」、「幼女に指図されたい」、「幼女のために頑張りたい」というニーズも少なからずありそうなので、この財団のエージェントの士気は高いと推察されますw
収録内容は、ユーリちゃんの反逆と、不二子ちゃんの冬眠という、ふたつの「お別れ」が描かれています。 また、掲載時期が『THE UNLIMITED 兵部京介』の放送中だった事から、『さぷり』に『UNLIMITED』関連のものが多く見受けられます。 さらに、表紙&巻頭カラーとセンターカラー、2回もカラー掲載がありました・・・!! なんと言いますか、物凄く豪華な内容だと思います・・・☆
加筆・修正点は微々たるものでした。 漢字変換だったり、セリフの文章の配置だったり、トーンの張り忘れだったりです。 でも次巻では大きな2つの修正点が既定事項としてありますので、不謹慎ながらちょっぴり楽しみにさせていただきます。
おまけは、紫穂の幽霊恐怖症の真相が明らかに・・・w 幼い頃の蛮勇が原因で一生もののトラウマに・・・。人生って怖いです(苦笑)。 そーいえば、椎名先生の漫画には寝起きの機嫌が悪いキャラが多いですね。いえ、まぁ、安眠を妨害されて嬉しい人なんてドM以外そうそういないのでしょうけど。 なんと言いますか、さすが「寝食を忘れた事がない漫画家」の椎名先生ですw
本編もさることながら、『さぷり』のアンリミネタを読むと放送中の気持ちを思い出して、どこかなつかしくなります・・・。 奇しくも、1冊で2度おいしい内容ですネ。 そんな豪華な第35巻をしかと堪能させていただきました☆ ○ ○ さて、最後にひとつ異議申し立てを。 アンディ・ヒノミヤは、まだ正式な可憐GUY’sのメンバーじゃありませんよね? だって可憐GUY’sには「ちくびを晒す」という鉄の掟があり(第23巻 巻末参照)、アンディはまだそれを実行していませんもの。 えー、とどのつまり・・・、アンディ・ヒノミヤ、 お ま え の ち く び は 何 色 だ ー ー ー っ ! ? w w
Peacey様 大変ご無沙汰しております、PTです。 毎週 大変楽しみにこちらの感想拝読しております。
深澤様やPeacey様のように深い洞察力や読解力、 深い知識や客観的視点を自分は持ち合わせていない事、 不二子ちゃん好きが高じて感情移入してしまいwww 「何よ!何よ!失礼ね~!特に皆本クン! まるで不二子が故人みたいに回想するのは止めてちょうだい!! これはある種の放置プレイで戦略的冬眠なんだからッ!」という 感情に支配されてしまいwww「”ふたつ”の長いお別れ」という視点には 自分独りではとても到達出来ませんでしたww
いや、本当に感想アップを有難うございます!!!
そこで・・・後から「こんな書き込みを!恥だーーッツ!!」ってなりそうなんですが どうしても35巻中で不二子ちゃんの設定で理解出来ない箇所がありまして・・・
皆様の深い洞察力や読解・判断力でご意見を頂きたいのです。
椎名先生がこの物語の冒頭で登場させ、重要な役どころである不二子ちゃんの設定を 煮詰めていないハズはないと思うのですが・・・ 今回の不二子ちゃんの能力設定で腑に落ちない箇所があるのです。
細胞を強制的に読み取られる事が、「読み取られた当人のチカラを奪う」という設定がイマイチ理解出来ません。
「他人の生命力を吸取るってのもウソ。」 「定期的に若くて健康な細胞の状態を透視して、強制的に自分の細胞をそれに近付けようとしてたってワケ。」
過去に暴走した薫と葵の力を吸取って暴走を止めていたし、敵対していたティムの力も吸い取ってますよね? ”おしおき”セクハラを受けていた皆本、賢木でも同じだと思います。
解説を略しているのかもしれませんが 「他人に強制的に細胞の状態を読み取られると疲労する」の意味でしょうか。
では不二子ちゃんの場合は??
「他人の細胞を読み取って強制的に自分の細胞も近付ける」だけなら 不二子ちゃんは自身のみの力を使っていて(超能力中枢が)疲労するだけなのでは?
不二子ちゃんが他人の細胞を読み取る際に、 「他人の力(生命力)を吸い取って(利用)る」=他人が疲労する なら少し納得行く気がするのですが・・・
何が「ウソ」なのでしょう???
うううーーーん!やっぱり独りでは「アンチエイジング」に命すら賭ける不二子ちゃんに感情移入してしまいw 冷静に分析出来ません! 皆様 お知恵をお貸しください!!!
アンチエイジング
PTさん、お久しぶりです。 2007年の七夕のサイン会でお会いした事はしっかり覚えていますよ~☆ 椎名先生に女性ファンがいるとは・・・もとい、女性というイメージが全く無かったために驚きすぎてスミマセンでした(苦笑)。
さて、不二子ちゃんの能力について、あくまで参考のひとつとして個人的見解を書かせていただきます。
他人の生命力を吸い取る=エナジードレインはありで、それとは別に合成能力でアンチエイジングしている・・・という感じでしょうか。
「他人の生命力を吸い取るってのもウソ」 これは第6巻P.108におけるバベルの極秘資料の記述の事かと。 「彼女の老化停止現象はエネルギーを吸収する際の副作用だ」 エナジードレインがそのままアンチエイジングに直結している訳ではないという事かなと。 補足的解釈として、自身の能力の核心部分なので、あえて偽の記述をしてカモフラージュしたのではないかと僕は考えています。
「定期的に若くて健康な細胞の状態を透視して、強制的に自分の細胞をそれに近付けようとしてたってワケ。」 こちらも補足しますと、「定期的に若くて健康な細胞の状態を透視して、 (合成能力で) 強制的に自分の細胞をそれに近付けようと (制御) してたってワケ。」という事かと。 ただし不二子ちゃんの生体制御能力では老化停止には足りないので、極秘資料にある「能力のキモは、そのエネルギーを本来の自分の能力に上乗せすることにある」(こっちはたぶん本当)の通り、自身の中で増幅して発動しているのではないかと。 その出力が超能力中枢に過度の負担をかけるため、人一倍の休養が必要なのではないでしょうか。 余談ですが、虚実織り交ぜるのが不二子ちゃんの培ってきたスタイルという印象です。
まとめますと、エナジードレインでエネルギーと細胞の情報を入手して、それを糧に合成能力でアンチエイジングを実行している、という感じでしょうか。
以上が僕の見解なのですが・・・。 始めからこう考えていた訳ではなく、PTさんのご指摘を受けて初めて深く考察してみた結果なのです・・・。 とどのつまり、考察して結論が出たのではなく、結論ありきで合理的にこじつけたに過ぎない・・・というのが正直なところです・・・。 なので、あまり鵜呑みにしないでくださいネ?w あくまで参考の種として扱ってください。 本当は椎名先生に『さぷり』などで解説してもらうのが一番いいんですけどねぇ。 本当は椎名先生に『さぷり』などで解説してもらうのが一番いいんですけどねぇ。
では、これからも椎名先生の活動をマイペースに楽しんでいきましょう☆
Peacey 様
ご返信有難うございます!!
あら やだ!!性別が判らないように書き込みしてたのに、バラしたわね?!
今度会った時は 不二子ちゃん流の”おしおき”ねッ♪
ちなみに私も年齢のコト言われるの嫌いよ??
BBAとか言ったら許さないんだから!!(ニヤリ)
ふ~む!! エナジードレイン自体は「アリ!」か!! ★ な~るほど! ★です!
「どこに老けたい女がいるのよ」ってのは多分 万人の女性に共通する真実ですけどww
(あーでも私は20代の頃は早く30代、40代になりたかったな!)←変わってるでしょ?
そのアンチエイジングも”自身の能力のピークだった頃の肉体を保っていないと”
常に超能力中枢が暴走しているにも関わらず その天才的な才能でパワーの暴走、自滅を防ぎ
かつ 戦闘能力、(表面的な)アンチエイジングをしている弟「 兵 部 」と
互角に戦う事は出来ない・・・という”必然の理由”なんだな。と理解していました。
ヨボヨボの身体になったら きっとその身体能力だって下り坂よね?
グリシャムさんやユーリちゃんみたいに他人の能力を拝借出来るワケじゃないし。
それに もしもパワーだけの問題だったら時間の問題でザ・チルドレンが
(多分皆本が居ればw)戦略的にも兵部と正面から向き合って勝てる日がそう遠くないと思うのです。
但し 彼女達(特に薫)は幼い頃から彼に護られ、彼のエスパーとしての孤独を肌で感じ
「大きくなっていつか護りたい大切なひとり」でもあるでしょうから どう考えても無理ですよね。
女の意地とかではなく、姉として必要であれば”愛情をもってして殺す覚悟”が持てる、
またその資格?(責任を感じている)があるのは、唯一不二子ちゃんだけなんですよね・・・。
そっか~!! エナジードレインはアリ!!と考えたら納得だわ!少し事柄を切り離して考えられなかったわ!!
彼女には リラックスしつつも女の意地で頑張って冬眠して貰いたい 所存です!
Peacey様、有難うございました!!
ホント!先生には
椎名先生に『さぷり』などで解説してもらうのが一番いいんですけどねぇ。
あら?大切な事だから2回言ったけど 合計4回になっちゃったわ★ テヘッ
そうそう!あと「おばーちゃんだからやたらと眠いんだろうなwww」って思ってたのは
不二子ちゃん、私が間違ってたわ!ごめんね~?? ほほほ!!
私も12時間位はマジで軽く寝ちゃうから!15~6時間寝て起きたら頭痛を伴わず
眠れるようになってくると、お肌がプルプルになってるのよね~!
(注:あくまで個人的感想であり、正しくは”元のお肌に比べて”が入りますw
あとその状態を維持出来る時間も短いwwwという罠もあり )
また暫くはログで楽しませて頂くコトになりそうですが、感想アップ楽しみにしております♪
ではまた~!(^^)ノシ THANK YOU!!
セブンス・ヘブン(1)
鎮魂
中学生編の最終章のようですね・・・。
ともあれ、チルドレンが激闘のあとでも、学校に行って友達と話すという「日常」を楽しんでいる姿が印象的でした。
運命を変えるために戦う超度7のエスパーと、学校に通う中学生とが、きちんと両立しているように見えて、なんだかとても微笑ましい気持ちになります。
大人たちの思惑や世界の情勢はどうあれ、この光景こそ中学生編を象徴しているのかなと思いました。
そして澪は愛おしいですねw
ずっとこのままでいてほしいですw こーいうおバカ・・・もとい細かく考え(られ)ないタイプが状況を打破する事はままありますからね。
カズラちゃんとカガリくんは、おそらく何が起こっても「パンドラの一員」であり続けるのだと思いました。
フェザーについては・・・、彼女がもう一度会いたいのはこの皆本ではないのだろうと思いました。
お互いにとって別人というのは・・・、なんと言いますか、健全なのですけどちょっぴり複雑ですね・・・。
○
○
○
余談を少し。
最近の楽しみなアニメはBS11で再放送されている『ガールズ&パンツァー』だったりします。
本放送時は戦車と女子高生のミスマッチのあざとさに嫌悪したものですが、椎名先生がネタにした事をきっかけに観なおしてみたところ、戦車を楽しんでいる姿と続きが気になる構成がとても魅力的でした。
全話観たあとにOVAを観るのが今から楽しみです☆ げ、劇場版・・・だと!?
レター・フロム・ファントム(4)
安息
伊八号が安らかに息を引き取りました・・・。
しかし伊号たちの能力が罪とは僕も思えないので、ここは小賢しい皆本に小難しい理論を小気味よく解説してもらいたいと思います。
あと・・・、やはり伊九号は既に死亡していると考えていいのでしょうか?
九号は皆本に、八号は兵部に未来を託した・・・と解釈する事もできそうなので、僕はそうしようと思います。
伊号たちの冥福は祈るまでもなく決まっているので、あとはもう単行本のおまけなどで存分にはっちゃけちゃってほしいと思います☆
さて、フェザーを「白紙の未来に帰す」との事ですが・・・。
いまいちピンと来ませんねぇ・・・。
フェザーが過去へ行く事が「逆行」ではなく「前進」という所までは解るのですが・・・「帰す」とは?
そもそもフェザーとは何でしたっけ?
「未来のエスパーの統合思念が現代のレアメタル結晶に宿った意識体」でしたよね?
でも未来からリアルタイムで操作している訳でも、能力が一部低下している訳でもなさそうで、「戻る」必要を感じないのですよね・・・。
ま、まさか皆本の精・・・もとい遺伝子を未来に持ち帰って人工授精を!? と少年誌の枠からはみ出した事を考えましたけど、きっと違うでしょうし(苦笑)。
・・・。
・・・フェザーが帰る事で、女王が生き返るのでしょうか・・・? そんな事が・・・?
正直なところ、今でもフェザーに否定的な気持ちがあるので、立つ鳥があとを濁さないのか、見届けたいと思います。
皆本の白(自主規制)
レター・フロム・ファントム(3)
白
未 来 が 変 わ り ま し た ・ ・ ・ ・ ・ ・ ! ! !
それこそ伊八号が望んでいた事のようです・・・。
しかし・・・、どうやら兵部を中心に据えて未来を描いていた様子ですね・・・。
個人的には、伊八号にとって皆本光一という男は重要人物ではないような気がして、残念に思います。
「ラプラス」とは、乱暴に言ってしまえば「予定調和」という感じでしょうか。
「伊号たちが兵部少年に予知を見せたから現在に至っている」のであり、「兵部の人生は伊号たちの掌の上にあった」と、これまた乱暴に言う事も出来てしまうのです。
もっと言いますと、『一番湯のカナタ』が打ち切られる事も『THE UNLIMITED 兵部京介』がアニメ化される事も、椎名先生が生まれる前から決まっていた・・・とも言えてしまうのです。
とどのつまり、非常に面白くない考え方だと思われます。
だもんで、兵部も面白くない表情をしていますしね。
伊八号がまさかの攻勢に出ましたが・・・。
僕はこれを、兵部の反撃によって自身の生に幕を引きたいという伊八号の願望かなと、深読みしています。
予知への残酷とも言えるアプローチで数えきれないほどのものを失う結果になりましたが、それでも伊八号が兵部を気にかけていた事は紛れもない事実のようですし・・・。
「僕を殴れ」のような感じで「僕に終焉を」というのが、本当の狙いかなと思っております。
フェザーは遅かれ早かれ成仏するでしょうし・・・たぶん。
伊号たちの「回避不能の予知」という宿命との、全身全霊を賭した長い長い戦いが終わろうとしています・・・。
今となっては、彼らが「ラプラスの呪縛」から解放される事を、願わずにいられません・・・。
能力ゆえに苦しんだけれど、能力なりの喜びがあったと、思って欲しいです・・・!!
レター・フロム・ファントム(2)
よっちよちにしてやんよ!
2014年の初『絶チル』です。
そしていきなり予知の動向確認・・・! 山場です・・・。
まぁこの辺りの感想は第36巻の時にしてしまったので、書く事は特に無いのですが・・・。
仮に今回の予知で伊号ポッドが壊れるなら、今後の予知は超度6の姫子ちゃんに託されるのでしょうか?
伊号たちより精度は劣るでしょうけど、その分誤差の許容幅など柔軟性がありそうですが・・・、どうなるカナ?
個人的には、フェザーは亡霊、伊八号は死霊、不二子ちゃんは生霊(×なまれい)、兵部は怨霊という感じです。
幽霊と言うと・・・やっぱりおキヌちゃんのイメージでしょうか。
「大丈夫! 死んでも生きられます! ちょっと死ぬほど苦しいけど」と笑顔で言える事が幽霊の条件な気がしますw
では次回、出来る限り落ち着いて読みたいと思います・・・。
THE UNLIMITED 兵部京介 BD 6
OUTLAWS
では、終わりを始めるとしましょう・・・。
この巻の見どころは、やはり第11話の修正点でしょうか。
兵部とアンディが敵地で包囲されて、ようやく本音で語るシーンです。
簡単に言いますと、椎名先生の修正案が採用されていますねw
現実空間ではなく心象風景での会話になっていて、なんと言いますか、「あぁ、これが先生がイメージしていた画面なんだな」と納得する描写になっています。
そして勿論、こちらの方が断然良いです☆
オーディオコメンタリーは、遊佐さん、諏訪部さん、東山さん。
ラストは『UNLIMITED』の顔であるお三方です。
シリーズが終了しているためか、のびのびと楽しそうにコメンタリーしています♪
僕が印象的だったのは、最終回のアフレコの画面が限りなく白に近かった件です。
作画作業がアフレコに間に合わないゆえの事態で、遊佐さん曰く「みんなの「最後まで手を加えたい」という意志の表れ」の副作用みたいな現象なのですが、僕はそこにスタッフさんの執念や情熱を超えた何かを感じずにいられませんでした。
僕はひとりの人間として、この世界に素晴らしい仕事をする人がいる事を、とても誇りに思います。
ライナーノーツは、筆者松田さんが想いを解き放っています☆
関わってくれた皆様への感謝と・・・謝罪と・・・w
その情熱の嵐のような奔流は、読んでいる者にも伝播して、熱く・・・温かい気持ちになります。
この想いこそ『UNLIMITED』とアニメ『絶チル』の屋台骨になっていたのだと強く思います。
松田さん・・・、こちらこそ本当にありがとうごさいましたっ!!
そして、これからもよろしくお願い致しますっ☆
兵部のモノローグ『TOWARD THE WIND』
『UNLIMITED』のエピローグのような語りです。
兵部の心境で変わったものと変わらないもの・・・。
こんな晴れやかな気持ちで日本に戻って来たのですね・・・。
そして皆本たちにちょっかい出すのですねぇ・・・。厄介ですねぇ(苦笑)。
○
○
公式ガイドブック『ARCHIVE』
白状しますと、発売から今までまともに読んだ事ないです・・・(汗)。
いえ、読み始めると引き込まれて止まらなくなるので、意識して断片的に読んでいたのです。
物凄く濃密な内容で完全読破は難しそうなので、もうこのタイミングで感想を行かせていただきます。
序盤のストーリー紹介。
もう絵と文字のバランスが絶妙で、最高に読みやすいです☆
ずーーーっと読んでいられますw
だからこそ断片的にならざるを得なかったのですが・・・(苦笑)。
遊佐さん、諏訪部さん、東山さんの鼎談。
僕的には、東山さんの気後れしない発言が清々しくて好きですw
3人ともご自身が演じたキャラクターを大事にしてくださっている事が伝わってきて、ひたすら嬉しいです。
ちなみに、本誌に掲載された「チロチロ」のくだりも、しっかりと保存してありますw
松田さんや椎名先生たちのスペシャルトーク。
全体の印象としては、松田さんがユウギリを、五十嵐監督(残念ながらご欠席)がアンディを、椎名先生が兵部を、殊更に愛している感じです。
それと原作者である椎名先生が突飛・・・もとい斬新なアイディアを出す事で、硬派一辺倒ではなく、もう少し遊び心のある内容になったのかなと思いました。しかし兵部が自転車って・・・w
ともあれ、こういう制作秘話は僕の大好物です☆
設定資料集。
毎ページにコメントがあり読み応えが十二分です・・・!
ゆえに僕はまだ十分に読めていません・・・。ごめんなさい(汗)。
メッセージ。
濃密さ此処に極まれり・・・!!
皆さんの想いが解き放たれています・・・!!
第1話絵コンテ。
これまた僕の好物です。
ト書きを読んで思わぬ発見があるのが嬉しいんですよね☆
サイズが小さめなのでまだじっくり読んでいませんが・・・。
パーカープレゼント。
限定1万部の本で50名にプレゼント・・・。確率的には1/200・・・。
結果・・・、当たりませんでした・・・。
きっと本当に欲しい人へ届いたのでしょう・・・。おめでとうございます☆
○
○
さて、僕の『UNLIMITED』関連の感想はこれで一区切りとさせていただきます。
僕にとって『THE UNLIMITED 兵部京介』という作品は、「『絶対可憐チルドレン』を愛してくれる人たちがこんなに沢山いるんだ!」という事を認識させてもらった作品です。
それはネットでネタにする等の即物的なものではなく、テーマや魅力をきちんと理解して好きになってくれる本物の愛でした。
孤立無援の玉砕覚悟のような形で始まった『絶チル』がこんなに愛されるようになった事を、いちファンとしてとても嬉しく思います☆
そして、ここまで到達したからこそ「もっと高いところ」を期待して待ちたいと思います。
せめて薫の父親をあの人の声で聴きたいと考えていますのでw、もろもろよろしくお願い致します☆
椎名先生の活動を多くの人が楽しめますように・・・☆
THE UNLIMITED 兵部京介 BD 5
DARKNESS NIGHT
あり得ないほど遅いですが、感想を書かせていただきます。
収録内容が第9話『カタストロフ -Pandora’s box opens-』、第10話『遠い楽園 -Original Sin-』で、シリーズ最大の山場とあって、こころなしかライナーノーツも濃密です☆
僕的には、「これが僕らの力だ」という台詞を考案した兵頭さんを凄いと思いました。
なんと言いますか、兵部京介から・・・、エスパーから普通人への叫びをこの上なく表現していると思います☆
オーディオコメンタリーは、遊佐さん、落合さん、大原さん、羽多野さんのパンドラ幹部たち。
いやもう、遊佐さんが落合さんを頼ったり羽多野さんをイジったり、大原さんがフォローしたりと・・・、なにか兵部たちとのシンクロ率が高くて、聴いててニヤニヤしてしまいますw
可憐GUY’sの『Break+Your+Destiny ver.2』
オリジナル版が音を強調して激情を表現する仕様なら、
ver.2は声を強調して情熱を表現しているように感じました。
どちらかと言いますと・・・、僕は後者の方が好みカナ? どことなくシックな雰囲気が♪
○
○
つづいて、ザ・チルドレンの『Ambitious』
葵の『CRESCENT MOON』
凛々しさが全面に出ています♪
聡明さがにじみ出ている歌声も素敵です♪
紫穂の『星のPULSE』
根っこにある仲間への信頼を歌っています♪
腹黒さを押し込んで、可憐さを前面に出したような歌声が魅力的です♪(褒めてます)
薫の『RAY OF THE SUN』
3人の中で唯一、兵部へ向けて歌っています♪
女性の持つ強さを見事に表現した歌声が素晴らしいです♪
ザ・チルドレンの『☆Seventh★Heaven☆ ver.2』
オリジナル版は中学1年生のトキメキを、ver.2は中学2年生のワクワクを表現している・・・ような気がします。
僕は・・・どっちも好きですネ♪
『Triple Message』のPV
ザ・チルドレンというチームをとても良く表現していると思います☆
ただ、「葵が眼鏡を外す意味が解らない」という声が多数あるような気がしてなりませんw
○
○
BD第6巻と『ARCHIVE』はまた後日に・・・。
今月・・・あるいは今年中には・・・(汗)。
第36巻
永いお別れ
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
○
○
遅ればせながら、昨年10月に発売された第36巻の感想を書かせていただきます。
表紙は兵部京介上等兵。
思えば、兵部は少年時代に戦争を体験したのですね・・・。
4コマは皆本と早乙女隊長の因縁について。
インテリで眼鏡で背が高くて優男で、エスパーが子供の頃からの指揮官・・・。
そして、いずれ担当エスパーを撃ち殺す・・・など、確かに共通項は多いのですよね。
決定的な違いは野心の有無でしょうか・・・? それでも僕は早乙女隊長を悪人と思えませんけれど・・・。
とりあえず、皆本は丸眼鏡禁止ですねw
中トビラは、兵部の背負うものですね・・・。
うーん、こうなりますと皆本の決意はまだまだ軽いなぁと思ってしまいますね・・・。
寂しい時に美少女に励まされてきた人生とも表現できますし・・・(苦笑)。
もちろん、悲劇を背負えばいいというものではないのでしょうが・・・。
加筆・修正点は、大きいのが2つ。
1つ目はP.55からの 偵察機 。
椎名先生はああおっしゃってますけど、こだわってくれた方がファンも嬉しいでしょうし、僕的にも有言実行に魅せられていますので、喜んでいるファンは多いと思います☆
ちなみに先生の名誉のために注釈しておきますと、修正は『終わりの始まり(3)』の分のみです。第4話冒頭(P.61)は本誌掲載の時から大型飛行艇が描写されていました。
2つ目は、P.164にて、志賀さんの葬儀に宇津美さんが参列していなかった点を修正。
いや、僕はこれ、後々になって先生のツイートを見るまで気付かなったんですけどね・・・(苦笑)。
たしか先生は「描くのを忘れただけで参列はしている」というような事をおっしゃっていた気がするので、僕も「カメラアングルと立ち位置を修正した」と解釈しております。
あと今気付きましたけど、P.162の2コマ目、帰国の描写が雨模様になっていました。
おまけは、再び伊八号w
とにかく不二子ちゃんの困惑っぷりがサイコーですww
そして『ストライクウィッチーズ』、『ガールズ&パンツァー』、『艦隊これくしょん』に着目し、笑いに仕上げる先生のセンスが凄いです・・・!
しかも「★一期」と注釈し、『ストライクウィッチーズ』一期で坂本美緒役を、『絶チル』一期(小学生編)で紅葉さん役を演じてくださった千葉紗子さんへのリスペクトも忘れない素晴らしさ・・・☆
まぁ最大の理由は、ユウギリを『艦これ』のネタにしたかっただけかも知れませんが・・・w
ともあれ、僕の一番の感想は「超能部隊が楽しそう☆」です。
彼らは実に生き生きと人生を謳歌したのだと・・・、そう思います。
それにしても、伊八号は恐ろしいですねw
今まで百発百中の鉄板キャラはパティちゃんでしたが、強力なライバル出現ですw
あと、おまけの前のページに洗濯物をたたむ3人が描き下ろされていますが、ティムくんの持っているパンツは葵のものであるに一票を投じますw
○
○
では・・・、フェザーの功罪について。
本誌連載では、フェザーの働きによりユーリちゃんを黒い幽霊から救い出しました。
その功績により未来が変化すると思われるのです。
少なくとも、皆本が薫を射殺するシーンは変わらなければおかしいと思っています。
あそこまでやって変わらなければ、皆本どんだけ病んでいるんだという話になってしまいますからね・・・(苦笑)。
つまり・・・、伊九号の予知が解決してしまうのです・・・!!
物語を最初期から引っ張ってきた縦軸が、パラレルワールドからの使者により解消してしまう事態は、決して軽くないと思うのです・・・。
さらに言いますと、伊九号の予知は既にパラレルワールドで実現してしまい、兵部が女王を救う意義が希薄になってしまっているのです・・・!
「既に女王が殺されたからフェザーが現れた」のであり、その事象が現時空と関わってしまった以上、もはや兵部に女王を救う事は出来ません・・・!
もちろん、現在の薫に全力を注ぐという選択肢はありますが、果たして積年の想いがそんな風に割り切れるものでしょうか・・・?
フェザーは薫を始めとするエスパーの想念の集合体だから、バッドエンドを回避してもいいという考え方もあるのでしょうけど、それでもこのままハッピーエンドに向かう訳にはいきません。
それではここまで積み重ねてきた物語があまりにも希薄になってしまいます・・・!
詰まるところ・・・、物語の目的や道標となる新たな予知が必要なのだと思うのです・・・。
もしかしたら、この時点で伊九号の予知が解決してしまう事も、伊八号の計算通りなのかも知れませんし・・・。
ただ、僕のこの感想は「皆本が薫を射殺する未来は変わるはず」という前提のものなので、そこが変わらないのであれば一蹴されるものなのですよね。
近々、高校生編が始まりそうな気配もありますし、先生がフェザーの活躍と未来に対してどのようにバランスを取っていくのか・・・、2014年の大きな山として注目したいと思います・・・!
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第36巻は、超能部隊から初の戦死者が出るという痛切な内容です。
しかしそれほど暗くならないのは、ひとえに超能部隊の絆のおかげでしょうね。
あとを託せる仲間がいる事、想いを受け継ぐ仲間がいる事、とてもとても素晴らしいと思います。
きっと彼らは精一杯生きて命を全うしたのでしょう・・・。おそらく兵部や不二子ちゃんもそうなるのでしょうね・・・。
超能部隊の魅力が凝縮されている第36巻、しかと堪能させていただきました・・・!
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ちなみに・・・、限定版のちびキャラマグネットシートは未開封のままインテリアにする予定ですw
あと、せっかくの生原稿プレゼントですが・・・、僕は応募しませんでした。
なんと言いますか、「喉から手が出るほど欲しいっ!!」という感じではなく、欲望が足りない気がしたので今回は見送らせていただきました。
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それでは、今年も『絶対可憐チルドレン』を楽しめますように・・・☆
レター・フロム・ファントム(1)
Strings
黒い幽霊との決戦のエピローグのようですね。
ユーリちゃんの行き先が公的機関のバベルではなく、非合法組織のパンドラでもなく、非営利活動団体の「財団」というのは意外でした。
「もう1人のザ・チルドレン」と言うからにはバベルで皆本の英才教育の下、カップ麺の調理法をマスターする姿を想像していたのですがw
あと、「財団」が思いのほか活躍していますね。
もともとは『THE UNLIMITED 兵部京介』から着想を得た椎名先生が考案したものなのですが、ここまで重要なポジションを得るとは思ってもみませんでした。
アンディとユウギリの出番も着々と増えていますし。そしてユウギリ可愛い☆
ギリアムが生み出したクローンたちの(言葉が悪いですが)「後始末」について、個人的に懸念していたのですが・・・。
ユーリちゃんが「家族」として迎えるなら、それはとても温かい結末だなと思いました・・・!
あとは、ユウギリがユーリちゃんを次期司令官候補のライバルとみなしてギスギスしない事を祈るのみですw
ユーリちゃんに対する兵部の追及は、被害者としての自分から加害者としての早乙女隊長へ向けられたものという印象です。
そして無論、亡き早乙女隊長が兵部の幸せを願ったところで、兵部は許さないだろうと思いました。
しかしユーリちゃんに対しては、事情を考慮して、応えたのかなと思いました。
個人的には、ユーリちゃんが罪の意識を過不足なく抱えて生きる事が、求められる姿勢なのかなと思います。
ちなみに僕のイメージでは、「黒い幽霊の娘」は百人以上のエスパーを洗脳し、千人以上の命を奪う活動に加担していた・・・という印象です。その返り血はおびただしいものでしょう・・・・・・。
ティムくんたちの現在の姿は、あくまで稀有な例なのだと思います・・・。
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さて、『リターン・オブ・ファントム』編では、僕はサブタイトルに曲名を引用してきました。
僭越ながら感想にサブタイトルを付けているのは、感想の芯となるワードを意識しやすいためですが、前エピソードでは「曲名縛り」という試みをさせていただきました。
もともとは第一話でユーリちゃんの背中を押す意味で『ココロノコンパス』を、第二話でアンディが登場して兵部を帰還させる任務だったので『Realize Mission』をチョイスしたのがきっかけで、第三話で『HEART STATION』をセレクトした時点で「曲名縛り」の覚悟を完了して、『Strings』で終わる決意をしたのですけど・・・、全23話構成とは夢にも思いませんでしたよ(苦笑)。
それでも僕のiPodには「リターン・オブ・ファントム」というプレイリストが追加されました。
『Strings』はエピローグにこぼれてしまいましたけど、この幻の楽曲が現実になる日を心待ちにしたいと思います。
この手法は選曲さえ済んでしまえば感想が半分構築されたようなもので、本文も短くて済むのですけど、曲が決まらないと全く手を付けられないという一長一短さで、なかなか面白かったです♪
読む前から決まっていた時も、読んでから2~3日で決まる時も、書く直前まで決まらない時もありましたし・・・。
もちろん僕が選んだ曲がそのお話を100%象徴している訳ではなく、むしろワンフレーズ程度というのが多く、雰囲気というのもままあったりするのですが、「歌」に想いを託すという行為は、なんと言いますか・・・、とても素敵な気持ちでした♪
せっかくの機会ですので、感謝の気持ちも込めて一覧に記させていただきます。
興味の無い方は高速スクロールで飛ばしてくださいな。
リターン・オブ・ファントム (敬称略)
1. ココロノコンパス(Album Version) 槇原敬之
2. Realize Mission アンディ・ヒノミヤ(諏訪部順一)
3. HEART STATION 宇多田ヒカル
4. LOVE PHANTOM B’z
5. SWEET PAIN globe
6. メーデー BUMP OF CHICKEN
7. バトルクライ BUMP OF CHICKEN
8. フェイク Mr.Children
9. UNLIMITED ~reloaded~ 賢木修二(谷山紀章)
10. 遥か -album mix- スピッツ
11. SUPER LOVE SONG B’z
12. BEFORE FOREVER 兵部京介(遊佐浩二)
13. Triple Message ザ・チルドレン(平野綾、白石涼子、戸松遥)
14. ロストマン BUMP OF CHICKEN
15. About You 浜崎あゆみ
16. MY WINGS 可憐Girl’s
17. 優しい歌が歌えない 槇原敬之
18. Calling B’z
19. 66号線 BUMP OF CHICKEN
20. LOVE IS DEAD B’z
21. ROOTS B’z
22. 君がいるから 菅原紗由理
23. 愛のカケラ Every Little Thing
and・・・『Strings』
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さてさて、長い戦いに一区切りをつけて、新年を迎えるみたいですね。
次回掲載は休載を挟んでの第7号(1/15)のようです。
うわ~い☆ 椎名先生ったら正月気分の演出ありがどうございまずぅ・・・ッ(T皿T)(あっ、血の涙)
冗談はさておきw、こーなったらもー先生にはまったりと休養してほしいです。
思い返せば今年は1月の『UNLIMITED』放送から突っ走ってきましたからねぇ。
どうかごゆるりと心身をお休めくださいませ・・・☆
年内に・・・と言いますか明後日までにもうひとつ投稿するか判らないので、とりあえず言っておきます。
皆様、よいお年を。
リターン・オブ・ファントム(23)
愛のカケラ
ユーリちゃん完全救出の巻。
個人的には、彼女を救ったのは「女王」としての薫ではなく「友達」としての薫たちというのが印象的でした。
もちろんブースト自体が「エスパーを束ねて守る」女王の特殊能力なのですが、ユーリちゃん(大)の「かさねがさねゴメンねー」という言葉に、なんと言いますか、ママ友のような仲の良さを垣間見ましたw
「今度パフェおごるねー」で済んじゃうくらいの良好な関係なのかと☆
こうなりますと、兵部や皆本が「女王」という存在にこだわり過ぎているような気すらしてくるのですよねぇ・・・。特に兵部(苦笑)。
ユーリちゃんは心の中で両親とも和解しました。
しかし心の中であるがゆえに、それはあくまで理想であり幻想です。
それでも、ひとつの決着である事は確かなので、彼女は晴れやかな気持ちで前に進む事ができると思います。
惜しむらくは・・・、現実の2人が理想とはかけ離れている事でしょうか・・・。
ギリアムの切り札の地表殲滅爆弾は、結局誰ひとり傷つけられない不発の結果に終わりました。
強いて疑問を挙げるならば、薫たちはどうやって爆炎を突破してきたのか、という点でしょうか。
念動力でバリアを張って・・・、あるいは兵部のように直線の隙間を作って・・・ではあまりにも簡単すぎるので、おそらくフェザーの中の誰かが手を貸していると思われるのですが・・・、誰でしょう?
とりあえず僕の予想は、本命マッスル、対抗カガリくん、大穴菊池さんで行きたいと思いますw
さて、次回が今年最後の掲載ですね。
僕的には、驚く事もできないくらい年末感が希薄なのですが(汗)。
ともあれ、注目はやはり「次回でこのエピソードは完結するのか」でしょうか。
年内でひと区切りつけるのか、それとも椎名先生はそんな事にはこだわらないのか、はたまた単行本の収録状況まで視野に入れているのか・・・、先生の采配に注目してみたいと思います。
リターン・オブ・ファントム(22)
君がいるから
ユーリちゃんを救うためにフェザーの中から現れたのは、ユーリちゃんでした。
あぁ・・・、前回の感想で野暮な事を書いてしまいました・・・(汗)。
休載だったりバタバタしていたりが要因で、半ば勢いで書いてしまったのですが、やはり黙って見守っているのがあるべき姿勢だったと反省しています・・・。
さて、今回で印象的だったのは、ユーリちゃん(大)が自分を含む家族を「可哀想な人たち」と断言した事でした。
果たしてそれはこの時空にも当てはまるのでしょうか?
お父さまやギリアムは、もう救いようのない悪人(悪役)なのでしょうか?
もしそうなら、判り易い勧善懲悪モノとして話は簡単なのですけど・・・、はてさて?
「黒い幽霊」というのは 椎名先生の信念 の対極を描いている部分もあると思うのです。
健全に成長しているチルドレンも、ひとつふたつ間違っていたら組織の道具になっていたかも知れない訳ですし・・・。
なので、お父さまやギリアムに対して椎名先生がどのような措置を取るのか、注目していきたいと思います・・・。
ひとつ気障な事を申しますと、ユーリちゃんが苦しんで流した涙で、彼女の血まみれの身体も少しは浄化されたのではないでしょうか・・・!
あと、前回で触れ損ないましたけど、前号で休載した事で新年の合併号での休載は回避できそうですね。ね?
手前勝手ながら、そのご配慮にいち読者としてお礼を言わせていただきます。
ありがとうございましたっ☆
リターン・オブ・ファントム(21)
ROOTS
皆本とギリアムの出逢いを兵部が妨害しました。(曲解)
しかし、皆本が引けずにいるブラスターの引き金を、兵部はいとも簡単に引きますねぇ。
兵部にギリアムを救う意図が無かった事は、個人的に意外でした。
冥土の土産を与えるための気まぐれだったとは・・・、どこか納得できるところが、さすが兵部ですが。
ともあれ、2人の決着はおあずけになったのカナ。
京介は皆本の思想をトレースしているのですね。
皆本たちと生活する事で育まれたものなので、当然といえば当然なのですけど。
だとしますと、兵部の深層心理とは齟齬が生まれるはずなので、無理に受け入れる必要はなくなる・・・カナ?
皆本や兵部が早々に離脱した事も意外でした。
合理的な判断の下ですが・・・、ユーリちゃんをチルドレンに一任する意志もあるのカナ?
さて、フェザーの中にいる(少なくとも)2人とは誰なのでしょう?
普通に考えれば兵部と不二子ちゃんのような気がするのですが・・・、この2人は伊達に長く生きていないので、過去に行かなくてもいいように尽力しているとも思えるのです。
賢木や真木さんも・・・フェザーの中にいるでしょうけど、この場面には相応しいとは思えません。
やっぱり本命は・・・ユーリちゃん・・・カナ?
現在のユーリちゃんは血まみれの自分が誰より許せない心情だと思われるので、「だったら未来の自分に許してもらえばいい」という展開を予想するのですが・・・果たして・・・?
心を失った未来のユーリちゃんに思念があるのかという疑問は残りますが・・・。
まぁこうして書くのも野暮ですし、外していたら相当恥ずかしいので色々とアレなのですが・・・(汗)。
あと、爆弾への防御も処理もマッスルの能力が有効なんじゃないかと急に思ったので、僕の予想はユーリちゃんとマッスルですw
まぁ次回掲載は12/4なのですけどネ。
個人的にも当分
ゲームしたいバタバタしそうで、単行本や『UNLIMITED』関連の感想が年末年始にもつれ込みそうな勢いなので、あんまり不都合は感じないカナ?(苦笑)リターン・オブ・ファントム(20)
LOVE IS DEAD
殲滅爆弾が投下されました・・・!
素早く脱出の判断をした真木さんは、おそらく正しいのだと思います。
下手に合流してもテレポートの負担が増すなど、リスクの方が大きそうですし。
爆弾処理は、個人的に葵のブーストに期待したいと思います。
フェザーが虚数空間に送るというのもアリなのですが・・・。
ギリアムには地下シェルターに避難するくらいの狡猾さが欲しいですが、果たして・・・?
おそれながら申し上げますと・・・、実は僕はフェザーの未来にあまり興味が持てないのです。
それらは既に「起きた出来事」であり、同時にもはやこの時空では「起こらない出来事」だからです。
なんと言いますか・・・「仮想バッドエンド」のような印象になってしまい、もうひとつ危機感を覚えにくいのですよね・・・。
詳しくは第36巻の感想の時に触れたいと思います。
さて、兵部とギリアムの決着に皆本が闖入しました。
生粋のエスパーキラーである皆本とギリアムの初対面に大注目ですっ!
とりあえず皆本の眼鏡が防弾製で、「僕はチームの弱点だからな!」とキメ顔で言ってくれたらサイコーなんですけどw
兵部がとっさに皆本を救けてしまうのか!?
ギリアムはギャグの世界に引きずり込まれて三枚目として葬り去られてしまうのか!?
不謹慎ながら、次回はちょっとニヤニヤしながら読んでしまうと思います・・・。
リターン・オブ・ファントム(19)
66号線
ようやく薫がユーリちゃんの心に到達しました。
おそらくユーリちゃんの心に大人の言葉は響かないと思うので、薫たちだけが頼りです。
ところで、フェザーの言う「彼女」とは誰でしょう?
やはり未来のユーリちゃんというのが最有力でしょうか?
一瞬ユーリちゃんの母親かなとも思いましたが、脳死では思念波が出ないかも知れませんので違うカナ?
あと今回は、薫が「紫穂や葵は・・・!?」と気にした事が、個人的に嬉しかったです。
ええもう・・・2人が半ば薫の付属品と化す寸前だった・・・と申しても、さほど過言ではありませんからねぇ・・・。
率直なところ、3人のバランスが悪い状態が長く続いていたのです・・・。
今回の一件で一気に解消するとは思っていませんが、なんとなく改善の兆しのようなものが見れた事は素直に嬉しかったです。
うーん、やっぱり葵や紫穂を中心としたブーストも必要なのカナ?
ギリアムの「審判」は、薫たちがユーリちゃんと和解した直後のタイミングと予想しております。
ゆえに「今さら誰が死ぬんだ・・・!?」という思いがまずあるのですが・・・。
奇跡的に全員生存というのも何か白々しいと言いますか・・・、ユーリちゃんが犠牲になるのが美しいけどイヤだと言いますか・・・(汗)。
あまり重要視はしていないのですけど、心の片隅に一抹の不安を覚えながら見届けたいと思います。
リターン・オブ・ファントム(18)
Calling
ついに、お父さまの動機が明かされました。
やはり、超能力を憎悪していたようです。
なんと言いますか・・・、そ う あ る べ き だ ・ ・ ・ ! です。
超能力を憎悪する黒い幽霊と、普通人を憎悪するパンドラの対決も見たかったですけど、兵部が丸くなりそうな気配なので、実現の可能性は低そうですねぇ。
現在のお父さまが妻や子供たちに愛情があるのか察するのは至難ですかね。
愛憎が入り混じって本人ですら把握不可能カナ・・・?
個人的には、お父さまは救われずに悪人のまま死ぬのが相応しいと思うのですが、それだと椎名作品にしては悲劇すぎるカナ・・・?
取り返しがつかないほど悪行を重ねたお父さまへの裁定は、椎名先生に委ねられるのであります・・・。
今回の京介の主張は、ちょっと詭弁に聞こえてしまいますネ。
なんと言いますか、「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」と言いますか・・・、「別のもので心を満たすべきだ」というふうに聞こえます。
確かに兵部にとって女王の存在は大事ですが、そのために憎悪や復讐を捨て去る事はできないでしょう。
兵部と京介の対話は思ったより長引きそう・・・カナ?
あとは、葵の未来への精一杯の抗議が印象的でしたw
自分の未来を知る以上の不幸は無いみたいですし・・・。
紫穂は・・・案外まんざらでもなかったのカナ?w
リターン・オブ・ファントム(17)
優しい歌が歌えない
兵部と京介の対話が続いていますね・・・。
もしも・・・兵部が京介を受け入れるなら・・・、憎しみと優しさが矛盾なく調和するなら・・・、それこそ兵部はもっと高いところへ行けるのだと思います。
例えるなら「兵部中佐」にパワーアップするという感じですが、「少佐」には特別な意味があるのでそれは無いでしょうね。
いえ、まぁ、「兵部」と「京介」が合わさって「兵部京介」となるなんて、考えてみたら瞭然なのですけれど。
うーん、兵部にとっての怨念は横島にとっての煩悩と同じく、必要不可欠なものなのかも・・・と思ったのですが、兵部から「その例えは心外だ」と抗議が来そうですネ・・・(苦笑)。
ともあれ、つまるところ、兵部が納得できるかが一番重要な気がします。
ギリアムは・・・うーん・・・狡猾さが足りないですね。
クローンの特攻は悪役として素敵でしたけど、色々と行き当たりばったりな感じが否めないです。
もっと悪知恵を働かせて、カメラ前で「計画通り・・・!!」と邪悪に笑うくらいしてほしいですねぇ。
兵部とギリアムの決着について、10秒で破棄した仮説をあえて書いてみます。
ギリアムの頭部の爆弾を除去するつもりなのかなと、ふと思いました。
ギリアムを“解放”すれば悪事を働く理由が弱くなるからです・・・が。
あの爆弾はファウストと総統の関係と同じく、ギリアムと父親の繋がりであり絆であり忠誠の証なので、その存在理由を脅かすような行為はさすがに兵部もしないだろうと思いました。
パンドラへ迎え入れて黒い幽霊から距離を置くプランもなくはないですけど、理念が相容れないでしょうし、なによりもギリアムは父親に必要とされ認められ愛されない事には、どこへも進めないと思われますので、実現の可能性は極めて低いと考えられます。
2人の関係に何らかの変化が起きそうなのですが・・・、ともかく決着を見届けたいと思います。
使命を果たしたフェザーの消滅は予期していましたが・・・。
まったく別の大きな懸念が急浮上しています・・・。
そのフェザーの功罪については第36巻の感想の時に触れたいと思います・・・。
リターン・オブ・ファントム(16)
MY WINGS
極大増幅、インフィニティ・ブースト炸裂です・・・!!!!!
現在のチルドレンと未来のチルドレンの必然のシンクロ・・・!
おそらく今後この技を超えるものは現れないだろうと思えるほどの、凄まじい規模です・・・!
それは裏を返せば、ウィザード級エスパーを凌駕するには、そして運命を変えるためには、これほどのパワーが要るという事なのでしょうね・・・!
残る問題は、ユーリちゃんの心でしょうか。
ギリアムの催眠の予想効果範囲が10~60%と振れ幅が大きいため、ユーリちゃんの反応がもうひとつ読めません。
なので、思うところを飲み込んで、僕は「もう大丈夫だから・・・!!」という言葉に全て託したいと思います。
皆本の秘策は・・・、えー・・・、ダイジョウブです(苦笑)。
そもそもケータイを奪われたままという事実を忘れていたと言いますか、個人的に弱点という認識が無かったと言いますか、アニメでも特にエフェクトがかかる事なく地味に・・・もとい堅実に描写されそうと言いますか・・・(苦笑)。
と、ともかく、中村さんの声が脳内再生できるので大丈夫です☆ たぶん。
そして、兵部とギリアムの再会・・・、決着へ・・・。
なんと言いますか、わざわざ「クックック」や「ニヤニヤ」と入っているところから、兵部が凄く楽しそうなのが伝わってきますね・・・w
とは言いましても、この2人の「決着」が何を示すのかは、予測が難しいです。
なので、俎上の魚同然のギリアムの反撃をちょっとだけ期待しています。
○
○
さて、次号は休載で、次回が読めるのは10/23なのですよね。
最新刊発売の週に、その作業のための休載を充てるという、とても配慮の行き届いた休載だと思います。
でもそーなりますと、その次の第37巻と年末進行の心配をしてしまうのですよネ・・・(汗)。
簡潔に言いますと、発売が12月でも1月でも、本誌掲載が3週間おあずけになるのはキツイというのが読者の切なる本音であります(苦笑)。
いえ、まぁ、椎名先生の体調が何より大事というのが大前提なのですけどネ。
振り返ってみれば、今年は単行本作業以外の休載は無いのでは・・・?
先生は健康の大切さを理解されているでしょうし、寝食も忘れないでしょうから大丈夫だと信じていますけれど・・・、万が一倒れる時はベッドの上か、ちちしりふとももへお願いします☆
リターン・オブ・ファントム(15)
About You
ひょ・・・兵部って・・・ひょっとして、「甘えさせてくれる中年」に弱かったのか・・・!?w
という訳で、兵部のツンデレが炸裂いたしました。
なんと言いますか・・・、パティちゃんじゃなくてもニヤニヤしてしまいますねw
と言いますか、これがパティちゃんの日常なのでしょうかw
さて、しかし、兵部のこの癇癪は真木さんではなく、京介への反論なのですよね。
「今のあんたには失ったもの以上に、あたたかいものがあるはずだ」
この事に関しては軽々しく推察するべきではないのですが・・・、おそらく兵部は・・・満足したら死んでしまうんじゃないでしょうか。それこそ成仏するように。
それを無意識に解っているからこそ、あたたかさを必死に拒絶しているのではないかと・・・。
それでも、三幹部と再会した兵部は少なからず安心しているのですよね。
その事を自覚しつつも認識は拒否するといいますか・・・、なんとか心の均衡を保っているといいますか・・・。
つまるところ・・・、変わる事をおそれているような・・・気がしないでもないです・・・。
ダメだ。現状では兵部の心に潜るのはここまでにしておきます・・・。
○
○
次回は、トリプルブーストが・・・来ないでしょうね。
フェザーがザ・チルドレンの形態をとっているこの現況、皆本ならそれ以上を狙うはず・・・!
京介の時のクアドラプル・ブーストよりも上を・・・!
心して括目したいと思います。
リターン・オブ・ファントム(14)
ロストマン
思った通りここが歴史の転換点のようで、自分の感性が正しかった事は素直に嬉しいです。
それにしても・・・、大局的にはこちらの方が重要な気がするのですが、兵部の方が大ゴマを使っているというのが・・・、なんと言いますか、流石ですw
ユーリちゃんは、もう大丈夫です。
ギリアムの催眠のせいでもうひとつ判然としませんが、ようやく本心を晒してくれました。
そのむき出しの心に、ありったけの想いに、薫たちはきっちりと応えてくれるはずです。
だから、もう大丈夫です☆
兵部の心は・・・まだ判りません。
兵部の目的は同志を得る事ではなく、普通人への復讐なのですから、京介の主張を易々と受け入れるとは思えません。
しかしながら、エスパーの解放と普通人の抹殺で、前者に重きを置くのなら、仲間の存在に癒される事もあるのかも知れません。
ほしいものより大切なものの存在に気付くのなら、兵部の中になにかしらの変化が訪れるのかも知れません・・・。
もともと兵部の根源的な力は憎しみではなく悲しみというのが、僕の見解ですし。
次回は・・・三幹部が来るゥゥゥ!
再会する4人が元通りのやり取りをするのか、はたまた微妙な変化があるのか、注目したいと思います。
○
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(PTさんへのレスは該当スレにいたしました。)
リターン・オブ・ファントム(13)
Triple Message
兵 部 京 介 完 全 復 活 ・ ・ ・ !
チルドレンや三幹部でも苦戦しそうな最新兵器を、易々と攻略するのは流石です。
京介の影響も・・・「心の許容範囲をほんの少し拡張させるだけ」という予想通りです・・・。
しかし、思ったよりも兵部への・・・と言いますか、兵部のイメージへの影響が大きい感じです。
ズバリ「憎しみで人を殺さない」兵部って魅力半減なのではないでしょうか?
残酷な一面も確かに兵部の魅力のはずです。
たとえば、この先兵部が某剣客のように逆刃刀で不殺を貫くような姿勢をとったとしても、どうしても違和感が残ります。
むしろ不殺に飽きて殺っちゃう方がしっくり来るくらいです(苦笑)。
京介の影響が一時的なもので終わるとは考えにくいですし・・・。
京介の・・・、またはフェザーの・・・、あるいは未来のチルドレンの主張を通す事は、兵部のこれまでの生き方を否定する事につながってしまうのですよね・・・。
それは兵部京介という存在に「怨霊」という烙印を押す事と同義なのです・・・。
兵部はもともと「物事は綺麗事だけでは解決しない」という皆本への反発から生まれたようなキャラクターで、椎名先生がその考え方を撤廃するとも思えませんので、いずれ訪れる兵部への決着をなおさら注目したいと思います・・・。
さて、レアメタルからまさかのフェザー(ザ・チルドレン)登場・・・! これは・・・来るっ!!
フェザーという力は全てこの局面のためにあったといっても過言ではありません・・・!
形勢を覆す渾身の妙手・・・!
未来を変える方法は、正確なポイントで充分な力を発揮する事。
思い違いも勘違いも飲み込んで僕は“確信”します・・・!
こ こ が 歴 史 の 転 換 点 ・ ・ ・ っ ! !
次回は心にブレーキをかけずに、ゾクゾクしながら読みたいと思います・・・!
第35巻
長いお別れ
発売から早1ヶ月・・・、新刊まであと1ヶ月・・・、そんなタイミングで感想いかせていただきます。
まず表紙から。
葵のパンチラ・・・もとい、前巻の漆黒から一転して、可愛らしい薄桃色に2人の戦士がメインです。
まさかこの2人が表紙を飾る日が来るとは・・・☆
2人とも初登場時から外見が変化しているところがポイントですネ。
・・・そーいえばダブルフェ(以下削除)
4コマは、財団設立の裏話。
ユウギリが最高責任者にw
でも考えてみますと、ソフィー王女は公務がありますし、あまり表立って動けないのでツートップ体制は意外と合理的かと思います。
あとは、「幼女の下で働きたい」、「幼女に指図されたい」、「幼女のために頑張りたい」というニーズも少なからずありそうなので、この財団のエージェントの士気は高いと推察されますw
収録内容は、ユーリちゃんの反逆と、不二子ちゃんの冬眠という、ふたつの「お別れ」が描かれています。
また、掲載時期が『THE UNLIMITED 兵部京介』の放送中だった事から、『さぷり』に『UNLIMITED』関連のものが多く見受けられます。
さらに、表紙&巻頭カラーとセンターカラー、2回もカラー掲載がありました・・・!!
なんと言いますか、物凄く豪華な内容だと思います・・・☆
加筆・修正点は微々たるものでした。
漢字変換だったり、セリフの文章の配置だったり、トーンの張り忘れだったりです。
でも次巻では大きな2つの修正点が既定事項としてありますので、不謹慎ながらちょっぴり楽しみにさせていただきます。
おまけは、紫穂の幽霊恐怖症の真相が明らかに・・・w
幼い頃の蛮勇が原因で一生もののトラウマに・・・。人生って怖いです(苦笑)。
そーいえば、椎名先生の漫画には寝起きの機嫌が悪いキャラが多いですね。いえ、まぁ、安眠を妨害されて嬉しい人なんてドM以外そうそういないのでしょうけど。
なんと言いますか、さすが「寝食を忘れた事がない漫画家」の椎名先生ですw
本編もさることながら、『さぷり』のアンリミネタを読むと放送中の気持ちを思い出して、どこかなつかしくなります・・・。
奇しくも、1冊で2度おいしい内容ですネ。
そんな豪華な第35巻をしかと堪能させていただきました☆
○
○
さて、最後にひとつ異議申し立てを。
アンディ・ヒノミヤは、まだ正式な可憐GUY’sのメンバーじゃありませんよね?
だって可憐GUY’sには「ちくびを晒す」という鉄の掟があり(第23巻 巻末参照)、アンディはまだそれを実行していませんもの。
えー、とどのつまり・・・、アンディ・ヒノミヤ、
お ま え の ち く び は 何 色 だ ー ー ー っ ! ? w w
Peacey様
大変ご無沙汰しております、PTです。
毎週 大変楽しみにこちらの感想拝読しております。
深澤様やPeacey様のように深い洞察力や読解力、
深い知識や客観的視点を自分は持ち合わせていない事、
不二子ちゃん好きが高じて感情移入してしまいwww
「何よ!何よ!失礼ね~!特に皆本クン!
まるで不二子が故人みたいに回想するのは止めてちょうだい!!
これはある種の放置プレイで戦略的冬眠なんだからッ!」という
感情に支配されてしまいwww「”ふたつ”の長いお別れ」という視点には
自分独りではとても到達出来ませんでしたww
いや、本当に感想アップを有難うございます!!!
そこで・・・後から「こんな書き込みを!恥だーーッツ!!」ってなりそうなんですが
どうしても35巻中で不二子ちゃんの設定で理解出来ない箇所がありまして・・・
皆様の深い洞察力や読解・判断力でご意見を頂きたいのです。
椎名先生がこの物語の冒頭で登場させ、重要な役どころである不二子ちゃんの設定を
煮詰めていないハズはないと思うのですが・・・
今回の不二子ちゃんの能力設定で腑に落ちない箇所があるのです。
細胞を強制的に読み取られる事が、「読み取られた当人のチカラを奪う」という設定がイマイチ理解出来ません。
「他人の生命力を吸取るってのもウソ。」
「定期的に若くて健康な細胞の状態を透視して、強制的に自分の細胞をそれに近付けようとしてたってワケ。」
過去に暴走した薫と葵の力を吸取って暴走を止めていたし、敵対していたティムの力も吸い取ってますよね?
”おしおき”セクハラを受けていた皆本、賢木でも同じだと思います。
解説を略しているのかもしれませんが
「他人に強制的に細胞の状態を読み取られると疲労する」の意味でしょうか。
では不二子ちゃんの場合は??
「他人の細胞を読み取って強制的に自分の細胞も近付ける」だけなら
不二子ちゃんは自身のみの力を使っていて(超能力中枢が)疲労するだけなのでは?
不二子ちゃんが他人の細胞を読み取る際に、
「他人の力(生命力)を吸い取って(利用)る」=他人が疲労する なら少し納得行く気がするのですが・・・
何が「ウソ」なのでしょう???
うううーーーん!やっぱり独りでは「アンチエイジング」に命すら賭ける不二子ちゃんに感情移入してしまいw
冷静に分析出来ません! 皆様 お知恵をお貸しください!!!
アンチエイジング
PTさん、お久しぶりです。
2007年の七夕のサイン会でお会いした事はしっかり覚えていますよ~☆
椎名先生に女性ファンがいるとは・・・もとい、女性というイメージが全く無かったために驚きすぎてスミマセンでした(苦笑)。
さて、不二子ちゃんの能力について、あくまで参考のひとつとして個人的見解を書かせていただきます。
他人の生命力を吸い取る=エナジードレインはありで、それとは別に合成能力でアンチエイジングしている・・・という感じでしょうか。
「他人の生命力を吸い取るってのもウソ」
これは第6巻P.108におけるバベルの極秘資料の記述の事かと。
「彼女の老化停止現象はエネルギーを吸収する際の副作用だ」
エナジードレインがそのままアンチエイジングに直結している訳ではないという事かなと。
補足的解釈として、自身の能力の核心部分なので、あえて偽の記述をしてカモフラージュしたのではないかと僕は考えています。
「定期的に若くて健康な細胞の状態を透視して、強制的に自分の細胞をそれに近付けようとしてたってワケ。」
こちらも補足しますと、「定期的に若くて健康な細胞の状態を透視して、 (合成能力で) 強制的に自分の細胞をそれに近付けようと (制御) してたってワケ。」という事かと。
ただし不二子ちゃんの生体制御能力では老化停止には足りないので、極秘資料にある「能力のキモは、そのエネルギーを本来の自分の能力に上乗せすることにある」(こっちはたぶん本当)の通り、自身の中で増幅して発動しているのではないかと。
その出力が超能力中枢に過度の負担をかけるため、人一倍の休養が必要なのではないでしょうか。
余談ですが、虚実織り交ぜるのが不二子ちゃんの培ってきたスタイルという印象です。
まとめますと、エナジードレインでエネルギーと細胞の情報を入手して、それを糧に合成能力でアンチエイジングを実行している、という感じでしょうか。
以上が僕の見解なのですが・・・。
始めからこう考えていた訳ではなく、PTさんのご指摘を受けて初めて深く考察してみた結果なのです・・・。
とどのつまり、考察して結論が出たのではなく、結論ありきで合理的にこじつけたに過ぎない・・・というのが正直なところです・・・。
なので、あまり鵜呑みにしないでくださいネ?w あくまで参考の種として扱ってください。
本当は椎名先生に『さぷり』などで解説してもらうのが一番いいんですけどねぇ。
本当は椎名先生に『さぷり』などで解説してもらうのが一番いいんですけどねぇ。
では、これからも椎名先生の活動をマイペースに楽しんでいきましょう☆
Peacey 様
ご返信有難うございます!!
あら
やだ!!性別が判らないように書き込みしてたのに、バラしたわね?!
今度会った時は 不二子ちゃん流の”おしおき”ねッ♪
ちなみに私も年齢のコト言われるの嫌いよ??
BBAとか言ったら許さないんだから!!(ニヤリ)
ふ~む!! エナジードレイン自体は「アリ!」か!! ★ な~るほど! ★です!
「どこに老けたい女がいるのよ」ってのは多分 万人の女性に共通する真実ですけどww
(あーでも私は20代の頃は早く30代、40代になりたかったな!)←変わってるでしょ?
そのアンチエイジングも”自身の能力のピークだった頃の肉体を保っていないと”
常に超能力中枢が暴走しているにも関わらず その天才的な才能でパワーの暴走、自滅を防ぎ
かつ 戦闘能力、(表面的な)アンチエイジングをしている弟「 兵 部 」と
互角に戦う事は出来ない・・・という”必然の理由”なんだな。と理解していました。
ヨボヨボの身体になったら きっとその身体能力だって下り坂よね?
グリシャムさんやユーリちゃんみたいに他人の能力を拝借出来るワケじゃないし。
それに もしもパワーだけの問題だったら時間の問題でザ・チルドレンが
(多分皆本が居ればw)戦略的にも兵部と正面から向き合って勝てる日がそう遠くないと思うのです。
但し 彼女達(特に薫)は幼い頃から彼に護られ、彼のエスパーとしての孤独を肌で感じ
「大きくなっていつか護りたい大切なひとり」でもあるでしょうから どう考えても無理ですよね。
女の意地とかではなく、姉として必要であれば”愛情をもってして殺す覚悟”が持てる、
またその資格?(責任を感じている)があるのは、唯一不二子ちゃんだけなんですよね・・・。
そっか~!! エナジードレインはアリ!!と考えたら納得だわ!少し事柄を切り離して考えられなかったわ!!
彼女には リラックスしつつも女の意地で頑張って冬眠して貰いたい 所存です!
Peacey様、有難うございました!!
ホント!先生には
椎名先生に『さぷり』などで解説してもらうのが一番いいんですけどねぇ。
椎名先生に『さぷり』などで解説してもらうのが一番いいんですけどねぇ。
あら?大切な事だから2回言ったけど 合計4回になっちゃったわ★
テヘッ
そうそう!あと「おばーちゃんだからやたらと眠いんだろうなwww」って思ってたのは
不二子ちゃん、私が間違ってたわ!ごめんね~?? ほほほ!!
私も12時間位はマジで軽く寝ちゃうから!15~6時間寝て起きたら頭痛を伴わず
眠れるようになってくると、お肌がプルプルになってるのよね~!
(注:あくまで個人的感想であり、正しくは”元のお肌に比べて”が入りますw
あとその状態を維持出来る時間も短いwwwという罠もあり
)
また暫くはログで楽しませて頂くコトになりそうですが、感想アップ楽しみにしております♪
ではまた~!(^^)ノシ THANK YOU!!