ここは、椎名高志先生が週刊少年サンデーで連載している、「絶対可憐チルドレン」に関する意見や感想を書き込むための掲示板です。 詳しくは、この掲示板についてをご覧下さい。
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学園天国(7)
半信半疑
松風くんがギリアムを撃退してしまいました。 果たしてこれで兵部の疑いが晴れるのかと言いますと・・・、無理でしょうねぇ・・・。 「状況そのものが催眠能力」という事にも気付かれましたし・・・。 消化不良のまま・・・、誰も納得できない結果になってしまいました・・・カナ。
とりあえず僕が不自然に思ったのは、松風くんがギリアムの名前すら知らなかった点です。 バベルの極秘資料にパンドラや兵部の記述があったなら、黒い幽霊のもあって然るべきです。 ましてや直前に黒い幽霊関連の任務があったのですから。 もしも皆本や兵部がその点を指摘しなかった場合は、不自然に思う必要が無いという事なのでしょうけど・・・。
新しい仮説は、松風くんのトリガーはギリアムの死なのでは・・・という考えです。 松風くんはギリアムの死を視認する事によって覚醒するのかも・・・という可能性。 いわばバックアップです。 第二・第三のギリアムが発生したところで大した脅威ではないのですが、なかなか悪趣味かと・・・(苦笑)。
ともあれ、このままでは兵部の企みは失敗に終わり、松風くんは被疑者のままです。 中途半端に疑いは晴れて、中途半端に疑いが残ります。 次号(12/24)でどのように着地するのか・・・、半信半疑で臨みます。
学園天国(6)
第6のチルドレン
「そ・・・そんな・・・まさか・・・!?」
「・・・そう思う!? やっぱり・・・!?」
「またTVゲームになるんでしょうかっ!?」
「それはない・・・!! ないんだよ、おキヌちゃん・・・!!」
「あっ、血の涙」
という定番のやりとりを思い浮かべずにはいられないですww ちなみに僕はあのゲームをクリアしていません。 後半になって面倒・・・もとい難しくなったので、そのままフェードアウトしてしまいました(汗)。 しかし・・・今考えてみますと、あの「メディカルチェック」は犯罪の臭いを感じますね・・・(苦笑)。 ○ ○ さて、兵部はどうやらギリアムへの対応で、松風くんの真偽を見定めるつもりのようですね。 当然、松風くんは顔と名前を知っているはず。 しかしこれはあくまで兵部のイメージなので、現在との姿に齟齬があるはず・・・カナ? その違和感に松風くんが触れれば、現在のギリアムと接触した証としてクロ。 そこをスルーしたとしても(ギリアムが事前に緊急対応マニュアルをプログラムしていたとしても)、その違和感に気付かないフリをしたとしてクロ。 という巧妙な二重トラップ・・・カナ? そもそも兵部はギリアムの現状を掴んでいるのカナ?
松風くんがシロ判定を得るためには・・・、兵部の疑念を払拭するためには・・・。 たとえば荒木飛呂彦先生の写真を椎名高志先生だと思い込んでいる事を、相手に信じさせるには・・・。 うーん・・・、月並ですが・・・完全にとぼけて、完全にシラを切るしかない・・・カナ(汗)? ギリアムが松風くんの中から自身の記憶を完全に消去していたのなら、完全視覚記憶の死角を突く芸当で違和感すら覚えさせないのなら、不審な点はなくならざるを得ないのカナ・・・? 椎名先生のサイン会に行ったら荒木先生がいて、ジョジョ立ちしている薫を描いてくれたとしても、違和感を覚えずに喜んで受け取るくらい至難ですが・・・(汗)。
ともあれ、僕の仮説は仮定が多いため、あんまりあてになりませんね。あくまで思考ゲームです。 なんとなく、松風くんのキーワードは「無自覚」なのかななんて思いました。 ○ ○ 今回のトビラ絵について、僕が紫穂とクラスメイトだった場合、女帝のオーラに気圧されて最初から敬語で話すだろうと思いましたw あ、椎名先生と戸松遥さんのオーディオコメンタリーが聴きたいですっ! 唐突ですけど、平野さんや白石さんに比べてもうひとつ距離を感じるお2人の関係を縮めるという大義名分を掲げて、そんな欲求が生まれましたw そのためにまずはOVAを・・・あれ? 血の涙・・・?? ○ ○ ギリアムについて少し。 彼はあらゆる意味で「劣悪」ですが、だからこそ『絶チル』世界の「軋轢」を象徴しているのなら、ラスボスとしてはまり役だと思いました。 兵部は殺さなくて正解だし、チルドレンも退治してはならないし、ギリアムも改心してはならないところが、難しいですが・・・。 なんと言いますか・・・、害悪をただ処理するだけではなくて、超能力者と普通人の軋轢にどう向き合っていくかという姿勢を示す事が、この物語の着地点なのかなと思いました。 まぁ必殺技でやっつけて終わりという勧善懲悪モノではない分、盛り上げ方がとても難しそうなのですが・・・。 もっと言いますと、僕個人が楽しめるかどうかも判らないのですけど・・・。 ともあれ現在、そこが僕の最終章の焦点です。 ○ ○ 次号は休載で、次回掲載は12/10ですね。 僕たちの年末進行は既に始まっている・・・(ゴゴゴゴゴゴ)。
学園天国(5)
図書室戦争
兵部の仕掛けた試練が始まりました。 しかし・・・、疑問だらけですね・・・。
そもそも、松風くんが何をどうすれば、黒い幽霊との関係を裏付けるものになるのでしょうか? 松風くんはバベルの極秘資料に目を通しているので、皆本や兵部と同程度の知識を持っていると考えられます。 ゆえに黒い幽霊しか知り得ない「NGワード」の設定が難しいと思うのですが・・・。 逆に・・・、皆本たちが知らないワードが彼の口から出てきたら、それがNG判定になるのでしょうか? それとも、兵部は最初から「アレをやったらアウト」と目星をつけているのでしょうか・・・?
それと、おそらく松風くんは図書室から一歩も出ない独り相撲を演じると予想しています。 本物のチルドレンはこのゲームに協力してくれないでしょうしねぇ・・・(苦笑)。 でもその場合、幻覚のチルドレンでは松風くんに看破されるリスクがあるので、なんとも言いにくいです。 とにもかくにもルールがいまいち見えてこないので、フワフワ・モヤモヤしたまま次回に臨む事になりそうです。 このエピソードも5話目なので、ここから長引かないとは思うのですが・・・ 確かな事は、兵部が毎分毎秒楽しんでいるという事ですねw ○ ○ 余談ですが、おキヌちゃんについて誤解していました。 先日(11/11)のツイートで「美神には特に完結させるべき主題とかはないので、最終回はあくまでも「連載の終わり」であり物語としては終わりなどない。先に描いちゃったけど、もし完結編があるとしたらそれはおキヌが生き返る話がそれだろうと思ってて、だから新作では彼女はいつも幽霊なのだった。」とありました。 僕は「椎名先生ご自身が死んでるおキヌちゃんを好きな病んだファン」であるために、新作でのおキヌちゃんは幽霊なのだと認識していました(汗)。 この場を借りて謝罪させてください。長年にわたって失礼いたしました。
この世でおキヌちゃんを呼び捨てにできるのは、おそらく椎名先生だけでしょうね。 そーいえば、畑先生もマリアさんを呼び捨てにしていましたカナ? そこに生みの親の愛情が垣間見えて、とても素敵だなと思っています☆
学園天国(4)
芦 優太郎の影
どうやら物語はシリアス方面に傾くようですね。 うーん・・・、ちょっぴり残念・・・カナ?
鼎さんの予想そのものズバリで、松風くんに黒い幽霊の疑いがかけられました。 以降、想定される展開は大きく3つ、シロ、クロ、グレーですね。
シロ。 松風くんの正体が潔白のケース。 無問題。肩透かし感はありますが、これまで通り彼を中心に話が進んで行くのでしょう。
クロ。 黒い幽霊との関係が確定するケース。 事態急転。彼を救出・解放する方向に進むと思われます。 まぁ個人的には、ギリアムとタッグを組んでバベル・パンドラに敵対してほしいですけどネ。
グレー。 黒い幽霊との関連はあるが見破れないケース。 暗中飛躍。だがしかしユーリちゃんのケースとかぶる懸念あり。 僕的には、これが最も退屈な展開かも知れません。
願わくば・・・、グレー展開で松風くんは「第三世代」の憑代に過ぎない・・・みたいなお話を望みますかねぇ・・・。 松風浩一なんて「人間」は最初から存在しない・・・みたいな。 とどのつまり・・・、ギリアムのお手並み拝見なのですよね・・・。 彼の悪辣ぶりに期待する流れになっています。 正直なところ、彼はラスボスとしては役不足(誤用)なので、もっと死にもの狂いで頑張ってほしいです。 でも、きっと椎名先生は、物語を盛り上げるためだけに簡単に命を捨てたりしないでしょう。 度が過ぎる悪意は、先生が自己嫌悪に陥ってしまうようですし・・・。
不穏な空気が流れるものの・・・、どちらに転んでもやるべき事が判っているので、緊張感がもうひとつ・・・かも知れません。 もう少し兵部の生徒会長っぷりを楽しみたかったかも知れません(苦笑)。
学園天国(3)
煩悩招来
なんと言いますか・・・、松風くんの言動って横島と大差ないのですね・・・(苦笑)。 話をすぐそっち方向に持っていくと言いますか・・・。 まぁこの現象は薫にだけだと思うので、一度、葵と紫穂と話している姿を見てみたいですね。
兵部の企みは・・・さっぱり解りません。 松風くんに対する何かだとは思いますが、全くピンと来ないです。 松風くんを試すつもりかも知れませんが、それにしては皆本のリアクションがやや賛同気味なのですよね・・・。
兵部と松風くんの「どっちが薫に欲情しているか対決」の様相を呈してきているのですけど、兵部の持ち込み企画次第でいくらでもひっくり返る感じになってきました。 なので、静観モードで次回に臨みたいと思います。
学園天国(2)
中心
とどのつまり・・・、兵部の中の横島が牙を剥きそうですね・・・w いわく「ざけんじゃねーーっ!! 俺があのケツのそばにいるためにどれほどの血を流してきたと思ってんだ!! あれは俺のケツだーーっ!!」というような文句を、松風くんに言いたいのでしょう。 兵部は女王に悪い虫がつくのを、局長以上に皆本以上に許せないでしょうから。 あとは、あくまで普通人の松風くんが兵部に惹かれるかどうかが注目点でしょうか。
さて、今回で兵部京介という男の本質が垣間見れました。 ズバリ「執着」ですね。 己の超能力に、超能部隊の仲間に、裏切られた上官に、普通人への復讐に、エスパーの解放に、女王の安否に、執着し続けて生きてきたのだと思われます・・・。 「執念」はポジティブに、「執着」はネガティブに聞こえて、それは似て非なるものだと思いますので、やはり個人的には後者だと思うのです。 だがしかし、もはや正否でも善悪でも測れない境地に到達しているので、その生き様を批評する事ははばかられます。 強いて言いますならば、パンドラのメンバーのほとんどは兵部と出逢わなければ死んでいた可能性が高いという事でしょうか・・・。
最凶の兵部と新鋭の松風くんの対決を楽しみにしています。 おそらく、「横暴な生徒会に抗議する一年生」という枠に収まらないと思いますが・・・w
御無沙汰してます。鼎です。 高校生編が始まってから、静観していたんですが、兵部の登場で機が煮詰まった気がするので投稿します。 peaceyさんと同様、私は松風君に疑いを持っています。 それは、彼はギリアムが送り込んだスパイ、それも自分がスパイだと気付いていないスパイなのではないかという疑いです。 そもそも彼の経歴が怪しい。本来、六条学院には身辺調査された人間しか入学できないはずなのに、過去の事件記録から見落とされていた点。ノーマルの皆本に記憶があって、高超度エスパーの薫に記憶がない点。など記録と記憶の操作がなされている可能性があります。 松風君はチルドレンに助けられた事で現在の時間線にいなかった人間とされています。ひょっとしたらその事件自体が捏造記憶なのかもしれません。完全視覚記憶も後天的に植え付けられたもので、だから兵部は松風君の眼を見て「面白い目をしている」と言ったのでは?(アンディの前例もありますし)
次号ではいよいよ薫と松風君のさしの対決(?笑)ですが、薫がハニートラップにひっかかりませんように(笑)
蛇足ながら、亀のコーラが物語の鍵を握っているような気がするのは深読みしすぎ?
学園天国(1)
その会長、鬼畜につき
平和な六條学院高等部に堕天使が降臨しましたw w w 他の16Pがかすむほど、ラスト2Pのインパクトが強烈ですw この人、全身からサディスティックが滲み出てるんですけどw 欲を言えば、アニメ化された際には、BGMやエフェクトに頼らない演出で観たいものですw あ、いや、遊佐さんが声を充てる事で8割の勝算は保証されるのカナ?w
とりあえず僕の注目点は、「放課後の生徒会室でこの会長と2人っきりになるのは誰だ!?」という事ですw 本命は薫、対抗が松風くん、大穴は・・・皆本カナ?w あ、皆本がPTA会長として学校に乗り込む超展開も・・・!?w 高校生編が学園ラブコメ路線になりかねないリスクも、この生徒会長は持ってきたのですね・・・(苦笑)。
ともあれ、新章はギャグ回といいますか、バラエティ・エピソードとして楽しませていただく所存です。 もしかすると、兵部がこの学園天国からも追放されて“漆黒の堕天使”に舞い戻るというシリアス展開もありそうですが・・・。 確かな事は、どっちに転んでも印象深いエピソードになる予感がするという事です。
ひさびさにドタバタコメディ展開の予感が・・・・・・www。
中学生編は温泉編と見合い編以外ははっちゃけた話が少なかったので、小学生編のようなラブコメ&ドタバタ路線に戻すための布石としての松風君&エロジジイ生徒会長であれば個人的には無問題です!悠理の学園天国復帰&チルドレン加入プロセスを椎名先生がどう捌くのか今から楽しみです。
>松風君目線 なるほど!私も高校生編になってから何かもどかしい感覚を抱いていたんですがそれですね!www
>生徒会室でこの会長と2人っきりになるのは これまで流れで考えると、本命:松風君、対抗:皆本では・・・・・・?そして物陰でハアハア言ってるパティは確定と・・・・・・www
チルドレン・ストライクバック!!(7)
NEXUS
さぷりめんと(220) 肉料理に例えると・・・ PKは焼肉やステーキのオーソドックス系。 ESPはしゃぶしゃぶや鍋のヘルシー系。 合成能力は丼もののエネルギー系・・・カナ? と言いますか、前回から続いていたのですねw
複合能力は・・・、肉、人参、玉ねぎ、じゃがいも、白米、スパイスのハイレベルなコラボレーション料理・・・、カレーでしょうか。 でも、この例えが良いのか悪いのか本気で判らないです(汗)。 ま、まぁ複合能力者って華麗なイメージありますもんネ(汗)! ○ ○ 本編は、松風くんが正式にスカウトされました。 見事に皆本のお眼鏡に適ったという訳ですネ。 それにしても、松風くんは皆本と横島を足して2で割ったような性格ですね。 一言でいうと「理知的なスケベ」ですw
だがしかし、現在の僕の彼への印象は「好きになれない」です。 今エピソード全体的に感じていた違和感の正体がはっきりしました。 ズバリ「松風くん目線で読まされている」事です。 小学生編は皆本目線で、中学生編は(なんとなく)読者各自の目線で読んで慣れ親しんだ『絶チル』が、高校生編では強制的に否応なしに松風くん目線で読まされているように感じるのです。 松風くんというフィルターを通した色眼鏡で『絶チル』を読む羽目に陥っているのです・・・!
その弊害として、チルドレンとの距離感が遠くなったように感じます。 あくまで個人的な印象論ですが、高校生編になってからどこか取り繕ったよそ行きの表情ばかりで、素の表情を見ていない気がします。 ・・・これは完全に嫉妬なのでしょうね。 「てめえ俺のチルドレンに――――!」 「俺の」? という感情なのでしょうね・・・(汗)。
そういう訳で、現在の僕は松風くんの事を「邪魔者」と言うと言い過ぎなくらいに、好きになれないです。 凛々しい姿やカワイイ姿など、どんな描写があっても当分好きになれなさそうです。 椎名先生が松風くんに何を託したのか判明していませんが、正直なところ・・・しばらく登場しなくてもいいとさえ思ってしまいます・・・。
チルドレンはいい子だし、兵部は優しくなっちゃってるし、ギリアムは凡庸だし、普通の人々はフツーだし・・・、高校生編の盛り上がり所は案外難しいのかも知れません・・・。 そんな中とりあえず、「松風くんとは第一印象サイアクの出会いでした」と前向きなコメントをしておきます。
チルドレン・ストライクバック!!(6)
今そこにある鬼気
さぷりめんと(219) 冷蔵庫の中身を完全に記憶して、過不足ない完璧な買い物をする能力。 それが松風くんの主夫力! なんと言いますか・・・、天才って便利ですねw
リミッターを着けていれば無意識下の暴走は防げますが、無意識下の欲望を抑えるのは現在の技術でも難しいという事でしょうか。 と言いますか、薫の欲望が超度7級カナw でも紫穂も興味あるものにはつい触っちゃうのカナ? あと、葵の貧・・・もといスレンダーな体型に関して、実は薫の好みの身体なのではないかと仮定して、引き続き経過を見守りたいと思います・・・。 ○ ○ 本編は、松風くんの初陣となりました。 まさか皆本を出し抜く活躍を見せるとは・・・。 瞬時の状況判断と咄嗟の機転を働かせる素質に、見込みはあるようですね。
だがしかし、僕の邪推を打ち消すには至らないのです。 やはり・・・最終章から登場したキャラの成長を悠長に描写していられないという台所事情を鑑みてしまうのですよ・・・。 「この場にいていいのは戦士のみ!! 失せろ、民間人!」と言われないためのスペックを持って生まれたと言いますか・・・、とどのつまり椎名先生に優遇されているだけに見えてしまうのです・・・。 そもそも彼の行動原理は薫ありきですからねぇ。 薫がパンドラに移籍したり、寿退社したりした後もバベル職員としてやっていけるかというと・・・、疑念の余地が残りますしねぇ・・・。
そーいえば、彼の理念をまだ知りません。 エスパーと普通人の軋轢について、どう思っているのでしょう? 彼の感覚では、エスパーの方が迫害されているようですが・・・。 ともあれ、このままでは松風くんは「皆本への当て馬」という役割だけで終わってしまいそうで、彼の将来が心配です。 我ながら新参者への風当たりが強すぎる気がしますが(汗)、おそらくザ・チルドレンの結束力に中途半端なものが干渉するのが面白くない・・・という、嫉妬のような感情なのだと思われます・・・。 ○ ○ ○ ギリアムについてはノーコメントで。
チルドレン・ストライクバック!!(5)
眼鏡には向かない職業
さぷりめんと(218) 「いやまーもーどーせ一生一緒にいるんだろうし」って・・・、覚悟完了している・・・ッ!! まぁ・・・周囲が事あるごとに囃し立てた影響も少なからずありそうですが・・・(苦笑)。 ともあれ、盤石のカップルを心より祝福させていただきます☆ あ、でも、東野くんはまだ当分はやんちゃでいてネ。
兵部京介17才、本領発揮ですw 「漆黒の堕天使」の二つ名は返上してしまうのか!? 待て次号! ○ ○ 松風くんは「完全視覚記憶」の持ち主ですか・・・。 僕の推察は概ね当たっていたようですね。 ちょっぴり複雑ですけど、悪い気はしないですネ。むふ。
さてしかし、椎名先生も皆本も自明でしょうが、予知イメージから情報を「入手」できる事と「分析」できる事は、全然別の能力なのですよね。 ですが勿論、分析能力は後から身に付ける事が可能なので、松風くんが大きな資質を持っている事は確かです。 あとは『GS美神』第19巻でマーロウが言っている「才能や素質ってのは持ってるだけじゃ意味がねえ! 選んで、のばしてやらなきゃな!」を、皆本が実行するのみ・・・でしょうか? とどのつまり、松風くんは薫に近づけはしたけれど、皆本とのライバル関係は対等にはほど遠いものであると実感する・・・というところに落ち着くカナ?
当然、松風くんにとっては前進なのですけど、一方の皆本はきっと大してライバル意識もせずに「育成欲」を存分に満たすのでしょうねぇ・・・w だがしかし、決めるのは白紙の未来を持っている松風くんです。 あの皆本と、同じ土俵での勝負を避けるのも、あえて勝負するのも彼が決める事です。 僕は彼の決断を楽しみにしていますよ。 ○ ○ 高校生になってリミッターの解禁に制限時間がついたようです。 22分31秒。 ウルトラマンよりは長いですが、災害出動にとって充分とは言い難い時間でしょうか。 ・・・不謹慎ながら、僕はこの設定が漫画で活かされる場面は少ないと予想しています。 むしろ、椎名先生から猪爪さんへの「さぁこの設定で面白い話を作ってくださいっ!」というキラーパスだと感じましたw 僕ももう「22分31秒がリアルタイムで過ぎていくアニメが観たいっ」とか思っちゃっているので、ひそかに気長に楽しみにしていますw ○ ○ まさかの黒い幽霊の関与ですが・・・。 あくまで彼らは営利団体のはずなので、この件にどんなメリットがあるか不明ですね・・・。 果たしてこれはお父さまとギリアム、どちらのビジネスなのか・・・。 今回の予知出動が人為的なテロならば解決策はシンプルになるものの・・・、軋轢の溝は根深いまま・・・。 うーん・・・、彼らのせいでモヤモヤしたまま次回に臨む事になりそうです・・・。
チルドレン・ストライクバック!!(4)
好きっていいなよ。
ハイ出ました皆本の石頭ー!w 「僕が惹かれているのはあくまで女王であり、薫じゃあない」 「もちろん薫に対して親愛の情はあるけれど、恋愛感情は無い・・・はずだ」 誠実な皆本らしい、とても良識に溢れた理論武装ですねェ。 まぁ・・・、ガチで薫に恋愛感情を向けると谷崎主任と同じになってしまうという事で、良くも悪くも心理的ブレーキが働いているのでしょうけど。 皆本の心情は、決して間違ってはいないのですけどネ・・・。 とりあえず今は、「皆本 薫」より「松風 薫」の方が語感も風情もイイカンジ・・・と、揺さぶりをかけておきます(思春期妄想の定番)w
松風くんの能力は・・・完全記憶・・・カナ?? 一度見聞きした事は忘れず、いつでも記憶から引き出す事が出来る・・・カナ? どうやら彼に無効なのは催眠能力だけのようですし・・・。 ティムくんの模擬人形についても、能力的には「ただの人形を人間らしい雰囲気に催眠でカムフラージュして遠隔操作している」ので、松風くんの目には本人との差異が明白で、頭部のパーツ丸見えの「アニメフィギュア」に映るのでしょう。 だがしかし・・・、僕の仮説だと今回の出動にどう役立つのか判らないのですよね・・・。 施設の図面やハザードマップを記憶する程度の情報処理なら、皆本と紫穂で事足りるでしょうし・・・。 大穴予想として、本当の能力者はコーラというのもあるんですけど・・・w 椎名先生は本当に「見えそうで見えないライン」を巧妙に突いてきますねぇ・・・☆
あ、あと、松風くんの観察眼をもってしても、葵とバレットくんの間に「何か」を感知する事はできなかったのでしょうか?w それどころじゃなかったカナ?
・・・と、見所の多い今回ですが、個人的に一番は局長です☆ なんと言いますか、 『絶チル』の原点 を見ているようで、とても嬉しかったです。中の人の声が聴こえますw ○ ○ さぷりめんと(217) そうですね、特務エスパーの姿はある程度固定しておかないと、アニメ化された際に作画陣に負担をかけてしまいますからネ(気が早い)。 ところで、襟元のチェーンも太陽・月・星とそれぞれの意匠になっているんですね。 こ、これはグッズ化すれば売れるッ・・・カナ? でもリミッターやフィギュアでさえ発売されていないから、望み薄カナー(涙)。 ひとまず今は、高校生版の特務エスパーのコスチュームが発売される際には、スカートの丈を忠実に再現してほしいと強く望みますw
皆本がちょっとヘコんでますねw 客観的には、賢木を見習ってまだブイブイ言わせてていいと思うのですけど。 その賢木が提示した「可愛い女子高校生」と「可愛い男子高校生」が等価であるという事実には、目からうろこが落ちました・・・! なんと言いますか・・・、ありがとうございますw
チルドレン・ストライクバック!!(3)
君に届け
センターカラーで高校生の姿をお披露目です☆ セーラー服よりもブレザーの方が着方で個性を出しやすいのカナ? 澪がかなりワイルドに着崩していますけど、これは「べ、別に学校なんて全然楽しみじゃないんだからねっ!?」という持ち前のはねっかえりの性格・・・もといツンデレの表れでしょうか?w 一方で、東野くんとちさとちゃんの安定感にとても癒されます☆ そして個人的に注目したのがカガリくんです! ちょいワルふうの色男になってるじゃないですか☆ なにかもう、「お嬢ちゃん、火遊びはほどほどにな・・・」とか言いそうですw ・・・まぁもしかしたら、カメラ写りにこだわりがあるだけかも知れませんが・・・(第39巻ラスト参照)w ○ ○ 本編は、松風浩一くんが着実に物語に介入してきています。 思いのほか、あっさりとバベルの人たちと対話していますし。 ラストの告白は半ば勢いでしょうけど、僕はこれを「勇姿」として称えたいと思います。 おそらく浅い思慮での決断でしょうが、皆本へ対抗するための宣戦布告として満点と言える行動ではないでしょうか。 次回以降の皆本の態度が大変楽しみですw
松風くんと皆本は「似て非なる者」として興味深いですね。 皆本も思い切った行動に出る事はままありますが、それは深い思慮に基づいた判断であるケースが多いように思います。 具体例として、須磨さんのケースが判り易いでしょうか(第13巻『そのエスパー、凶暴につき(2)』)。 「子供が強力なパワーを行使する事への責任」について一定の理解を示しつつも、その方法への嫌悪から断固拒絶する・・・。 おそらく松風くんなら、嫌悪感だけで充分拒絶する理由になるのでしょう。 思慮の範囲が相違点・・・カナ? なんとなくのたぶんですけど。
ともあれ、松風くんの告白で俄然面白くなってきました。 今後は、くれぐれも彼が「皆本さんスペック高すぎるだろ・・・!」とか、「やっぱり「ザ・チルドレン」のセンター張ってる薫ちゃんは高嶺の花なんだ・・・!」とか、「三宮さんの嗜虐趣味が早くもトラウマだ・・・!」とか、「こーなったらもー野上さんでいこう!!」なんて思想に走らない事を祈るのみですw まーもっとも恐れるのは、「皆本さんは俺の嫁!!」とソッチ系になってしまう事ですがw ○ ○ あと、チルドレンの新しい制服について。 紫穂としては(たぶん葵も)「ぱんつじゃないけど恥ずかしいもん」という心情なのですネ。 ま、まぁ・・・、スカートの中はどうしたって扇情的ですからネ・・・。 それと、上着を脱いだ姿だと・・・なんと言いますか・・・、葵が“強調”されてしまっていて見るのがつらいのですけど・・・(汗)。 もちろん、女性に限らず人間の魅力は総合的なものであって、一部分に偏向するべきではないと解っているのですが・・・、もうネタにしないと仕方がないレベルと言いますか・・・(汗)。 目下、素敵な解釈を模索中です・・・。
チルドレン・ストライクバック!!(2)
君を想う
さぷりめんと(216) 祝 ☆ 再 開 ☆ ですが・・・、いばらの道をほふく前進するような覚悟を要したと思われます・・・(汗)。 そんな椎名先生の出血大サービスですけど、読者としては、あくまで本編の補完的・こぼれ話として楽しむ姿勢でいいと思います。 あ、ナンバリングの保証率は99.8%です。 私の~~気が確かなら~~w
薫のポニーテールは、どこか中の人の繋がりを感じますネ。 紫穂は、相変わらずどんな髪型にしても華やかな印象ですネ。 そして、葵のコンタクトだけは一生解禁されないのでしょうネw
僕の感覚では、高校生から学校に財布を持っていくようになりました。 それはそれとして、兵部がSNSを利用・活用している姿をイメージしにくいのですが、考えてみますと大元が椎名先生ですので、さもありなんという感じでしょうか。 さすがに猫と戯れる姿はまだ想像できませんがw ○ ○ トビラにて新しい制服を解体っ! おおっ、「ぱんつじゃないから恥ずかしくないもん」仕様だったのですね!w スカートの短さについて「薫の欲望を反映しているのか・・・」と密かに心配していたのですけど、これなら安心・・・カナ?w タイツも着用・・・カナ? 生足・・・もとい素足では防護面で不安が残るでしょうし。 全体的に身体にフィットする作りになっていて、尚且つスタイリッシュです☆ 個人的には、マントを外した後ろ姿を見れる日を楽しみにしています。 それから、こんな緻密な制服を一瞬で着替えさせる葵のテレポートは、やはり凄まじいと思います。
本編は、松風くんが動いてます。 彼の性格はさておき、「記憶が完全には消えていない」事について考えてみますと・・・。 もしや・・・、切り札「アンチ・エスパー」かなと思いました。 が、それだと末摘さんの催眠やティムくんの模擬人形はともかく、薫の念動力も無効化されるはずなので・・・、少しひねって「ESPを選別・適応できる」特異体質カナー・・・と妄想しています。 自身にとって不利なESPは消化して、有利なESPは甘受する・・・。そんな事を無意識に出来てしまう体質かなと。 この体質の最大のメリットは「ESPにおいて不利益を被らずに済む」という点で、すなわち彼と一緒にいれば「普通に暮らせる」という事になります。 薫の相手として、皆本との対比になり得るカナーと思うものの・・・、だがしかし、今さらESP=才能の封印というテーマを提示する事に大きな疑念が・・・(汗)。
・・・と、僕の脳内では推察と呼べない妄想が繰り広げられています。 これほど脳髄に刺激的な漫画はあまりありません。 まさに「至高の嗜好」っ! やはり椎名先生の漫画を読む事は、人生最大級の娯楽ですっ☆ ○ ○ 今後の予測・・・ではなく希望的観測を。 ふたたび薫に助けられた松風くんですが、ここからが試練と思われます。 なぜならば、現在の記憶操作担当の催眠能力者は、ユーリちゃんであると思われるからです。 世界最強の魔法使い級の催眠能力・・・! ククク、果たしてそれでも覚えていられるカナ? 憧れの女子の学校とは違う姿を見て上がったテンションで、乗り切れるカナ?
個人的には、特務エスパーとしてきちんと仕事をこなして微笑む姿や、万にひとつ上手くいかなくて困惑する表情など、ユーリちゃんへの期待の方が上回っています。 なにかもう「魔法少女」的なコードネームまで期待しちゃってますw もちろんユーリちゃんの登場が確定している訳ではありませんので、過度な期待は抱きませんけど、僕の感想はそんな方向性です。
チルドレン・ストライクバック!!(1)
高校生編・解禁☆
約半年の休養を経て・・・ついに! 高 校 生 編 が 始 ま り ま し た ー ! ! ! Yeeeahhhhhhhhhhhhh☆ ぅぅぅうひゃっっほーーーいっ☆
いやもう、早朝のコンビニでサンデーを目にした瞬間は感動しました・・・! 本当に載っている・・・。本当に読める・・・と。 チルドレンの3人も見違える姿になっていますし・・・☆ ところで、椎名先生のこのタッチは珍しいですカナ? 美麗といいますか・・・、麗しいといいますか・・・、艶があるといいますか・・・。 ハイライトといいますか・・・、光量を上げているといいますか・・・。 ともあれ・・・、とても鮮烈です☆ 黄色の背景色も効果的です。もちろん壁紙もいただきました。
肝心の内容ですが・・・。 えー・・・、あー・・・、うー・・・、うん、まずハッキリ言わせていただきましょう。 期待外れでした。 正確に表現するならば「期待を外された内容」でした。 いえ、エピソード単位、コミックス単位で読み返せば納得できる構成なのだとは思います。 しかし「高校生編」を楽しみにしていた読者からすると、不完全燃焼感は否めません・・・。
おそらくは編集部の要望なのだろうと思いました。 一応、「新連載55本」の枠に組み込まれているため、新規読者にも門戸を開けた内容にしてほしいと・・・。 椎名先生も「おいおい巨匠・椎名高志大先生を凡百の新人たちと同列に扱うのかいベイビー?」とは(あまり)思わないでしょうし、新規読者獲得をわざわざ拒絶する理由も無いため、合意した結果なのではないかと・・・。 なので残念ながら僕個人は、先生のブログの内容を鵜呑みに出来ない心境です・・・。 あちらは建前で、こちらが本音・・・といいますか真相なのではと首を傾げているのが正直なところです。 ですが無論、邪推はどうあれ、読んだ人が楽しめるかどうかが一番重要なのだと思います。 詰まるところ、半年ぶりに読む、高校生編の『絶チル』として、僕個人が満足に至らなかった。それだけの事です。 繰り返しになりますが、エピソード単位、コミックス単位で読み返せば納得できる構成なのだとは思います。
・・・と、並べ立てた理屈は建前で、単純に僕自身が「もっと女子高生を見たかった」と思っているのが本音かも知れませんしねぇ・・・(苦笑)。 ○ ○ さて、ニューフェイスの松風くんですが。 おそらく普通人・・・カナ? 中学時代に差別されていたエスパーという可能性もありますけど・・・、普通人の可能性の方が高いカナ? 薫に惹かれている様子ですけど・・・、皆本はさておき、兵部は女王に悪い虫がつくのを許さないでしょうねぇw 果たして彼がチルドレンたちにとってどういう存在になるのか、注目していきたいと思います。
そして当然、次回は高校生の姿を堪能したいと思います。たっぷり。 外れた期待はキャリーオーバーです☆
第39巻
貴殿の準備よろし!?
椎名先生お誕生日おめでとうございます☆(遅い) 本年も17歳の誕生日を迎えられた事、心よりお祝い申し上げます。
ちなみに僕の近況としましては、『ガールズ&パンツァー』のOVAを劇場で鑑賞して、その轟音に大変ご満悦でした♪ それでは遅まきながら、先月発売された第39巻の感想を書かせていただきます。 ○ ○ まず表紙から。 内容を象徴するようなユーリちゃんの姿がとても印象的です☆ もちろん達成感に満ち足りた表情のチルドレンも。 フェザーの余韻を尊ぶ薫、相変わらず際どいアングルの葵w あと・・・、あえて重箱の隅をつつくならば・・・、紫穂の制服のナンバーが「02」になってますね・・・。 本来なら「03」のはずなので、これももう休みボケが原因と推定して、長期休載の証として記憶させていただきますネ・・・(苦笑)。
4コマ。 と言いますか、高校生って子供なのでは・・・? 結婚できる年齢になるから認識が変わるのカナ? あるいは「children」のニュアンスがもう少し幼いのカナ? ともあれ、先生が「子供ではなく若者の物語として描く予定」とおっしゃっていたので、その辺の認識の調整かなと思う事にしました。 そして、兵部が「漆黒の堕天使」という異名を気に入ってる事はみんな知っているので、反論は認められないと思いますですw
中トビラ。 フェザーが伊九号に報告に行った・・・という解釈でよろし・・・? まぁ彼は依然として生死不明なので、この時空が現代である保証は無いのですけどね。 「老兵は“死なず”消え去るのみ」・・・なのですが・・・、はてさて。
加筆・修正点。 またしても微々たるもので、クライマックスに相応しいハイクオリティーです☆ 個人的に、P.18のユーリちゃんの「なんでだよ・・・!!」という口調にかすかな違和感を覚えていたのですが、そこに修正は無いので、椎名先生の最適な表現なのだと納得いたしました。
おまけ。 「ドキッ☆男だらけの焼肉会」の模様が描かれています。 賢木は・・・案外潤滑油みたいな役割をこなしていますよネ。 皆本が堅物なだけに、彼が培ってきた人脈はかなり貴重なものだと思われます。 そして、本人がその事に無自覚なのが何よりステキだと思います☆ あと、エスパーは本能的に兵部を嫌いになれないのかなと思いました・・・。
それと、カガリくんの悪ノリっぷりには、邪王炎殺黒龍波を修得して極めてほしいという期待を抱かずにはいられませんw ○ ○ さぷりめんとスペシャル 描き下ろしは・・・、また(いろんな意味で)ぶっ飛んだ才能を登場させましたねぇww 彼らはエスパーでこそありませんが、『絶チル』という作品の本質を体現している点がとても興味深いです。 でも、そんな小難しい理屈はさておき、とにかく「ひどいw」という賛辞しか思い浮かばない内容が大変秀逸で大変面白いです☆ そして大変ひどいですww
寄稿イラスト 超絶豪華メンバーですね・・・!!! 個人的には、高橋留美子先生のチルドレンが印象的でした。 ちちしりふとももに頼らないで魅せる可憐さ☆ これこそ「絶対可憐チルドレン」と言えるほど鮮烈です☆ ○ ○ 第39巻は、中学生編完結と同時に、『GS美神』の巻数と並ぶというとてもメモリアルな巻なのですよね。 過去の代表作を越えていくって、なかなか出来ない偉業だと思います。 他には、井上雄彦先生、高橋留美子先生、冨樫義博先生・・・と、僕が思い浮かぶのはまさに数えるほどです。 その生きる伝説をリアルタイムで楽しめる事は、とても幸運でとても幸福だと思います。 なので、これからもその感謝を忘れずに、漫画を楽しんでいきたいと思います☆ ○ ○ さて、ついに、来る8月27日発売のサンデーから『高校生編』が始まりますね・・・!! 当たり前のように掲載されていたため感覚が麻痺していましたが、「毎週(のように)好きな漫画が読める事」は、とても特別な事だったのですね・・・。 読める事が日常で休載が非日常ではなく、掲載されている事自体が、既に特別な非日常だったようです・・・! これからはその事を肝に銘じて、漫画誌を手に取りたいと思います。
さぁ、Xデーまであと10日余り。 ファンとしては大いにドキドキ☆ソワソワしながら過ごす事になりそうですね☆ よい子のみんなは、もう夏休みの宿題は済ませたカナー? (貴殿の準備よろし!?) わるい子・・・もといアウトローのみんなは、『絶チル』を読んでからスパートをかけるのカナー? ( 貴 殿 の 準 備 よ ろ し ! ? ) 何はともあれ、過不足の無い100%の期待をもって読ませていただきます☆ ( 貴 殿 の 準 備 よ ろ し ! ? )
第38巻
核心
そろそろ「『絶チル』読みたい!」と「椎名先生、存分に休養なさってください!」の比率が65:35になってきました。 ようやく暖かい気候になってきましたけど、熱い季節はもう少し先ですねぇ・・・。
ちなみに最近の僕は、アニメ『一週間フレンズ。』の長谷くんの優しさにキュンキュンしております☆ 近頃はちょっと危なっかしいですが、でもまだ当分は「ちちしりふとももー」とか言い出さなそうで、存分に癒されてますw ○ ○ では、先月に発売された第38巻の感想を書かせていただきます。
まず表紙。 まさかのマッスルw でもその分、この巻のマッスル登場シーンが印象的になっていますね。 案外、中トビラとセットなのかも知れません。 今巻はマッスルと真木さんの抱き合わせですネ!(誤解を招く表現)
4コマは、虚数空間について公式設定が提示されましたw 原作との大きな齟齬の無い猪爪さんの構成だからこそ為せるワザですね。 原作とアニメの関係が良好なのは、本当に良い事ですねぇ。
加筆・修正点は微々たるものです。 セリフの漢字変換や改行くらいです。 強いて言いますと、P.154における真木さんのヒゲも無修正でした。 まぁこれは休みボケ・・・もとい、長期休養した証として記憶させていただきます。
カバーの後ろには、ありえたかも知れない幸せの風景が・・・・・・。 でも、ユーリちゃんの母親のような事例があったからこそ、全国一斉ESP検査が実施されるようになったのでしょうね・・・。(第8巻『ギフト・オブ・チルドレン』参照) 悲劇は未来への教訓にしないと悲しいだけになってしまいますからね・・・。 一方で、綺麗事の理屈では片付けられないお父さまの心情も・・・、理解できない訳ではないのですが・・・。
おまけは、高校生編のノリが垣間見れますw ユーリちゃんが加入して少しはマイルドと言いますか、おしとやかになるかもと思ったのですが・・・、よりヒドくなってますね(いい意味で)w 皆本の主食が胃薬にならない事を今から祈っておきますw あと僕的には、葵がこの企画に終始ノッてないような感じがして、地味にツボですw そういう時もあるよネ。
限定版付属のポストカードブックには中学生編のカラーイラストがずらり☆ 椎名先生は 何故か カラー掲載が少ない印象ですが、こうしてあらためて見てみますと、節目にはきっちりカラー掲載があったのかも知れませんね。 僕的には、第28巻と29巻の表紙を繋げた超能部隊のイラストが見れて嬉しいです。 このイラストの壁紙が配布されれば、なお嬉しいです。 ちなみに僕の現在の壁紙は こちら です。
第38巻は、なんと言いますか、兵部とユーリちゃんの心情変化の核心に迫っている内容ですね。 クライマックスに相応しく、緊迫した展開が続いています。 また良いところで終わっているので、本誌掲載時の熱が冷めないまま次巻に繋げられそうです。 終局へ向けて盛り上がる第38巻、しかと堪能させていただきました☆ ○ ○ ところで・・・、ついに連載再開時期が決定しましたね・・・!!
時は6月2日、第27号より・・・!
『 H U N T E R × H U N T E R 』 の 連 載 が 再 開 さ れ る の で す ッ ! !
という訳で、比類なき興奮の再来が決定しましたので、椎名先生はもうしばらく羽を伸ばしても大丈夫ですよー(半分ウソ)。 もしかすると・・・、9月や10月も「夏」と解釈する事が出来てしまうのカナ・・・(汗)?
第37巻
兵部と京介
『絶チル』の長期休載という非日常が、徐々に日常化している今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか? 僕の最近のサンデーは専ら『氷球姫』です。白熱する試合と可愛い運動部女子が魅力的ですよネ。 では今さらながら、1月に発売された第37巻の感想を書かせていただきます。
この巻は・・・、もう「兵部に始まり兵部に終わる」と言う事も出来るのではないでしょうか。 表紙と巻末おまけは京介ですし。 なんと言いますか・・・、『GS美神』後期における横島の躍進を、美神やおキヌちゃんのファンはこんな気持ちで読んでいたのかなぁ・・・と、ちょっぴり複雑な気持ちになりました(苦笑)。 僕は横島の大ファンですけれど、兵部に対してはそこまでではないですからね・・・。 今や兵部は『絶チル』の中で椎名先生が最も自己を投影しているキャラクターなので、仕方ないのですけど・・・。 いずれ僕にも兵部を肯定的に見れる日が来るのカナ・・・?
と言いましても、実際のこの巻は「黒い幽霊との決戦」なので、内容を一言で表すのは難しいのですよね。 僕的には「ユーリちゃんの戦い」がしっくり来ますが、局長の覚悟やアンディの登場や三幹部の活躍も軽率にしたくないですし。 それに、なんだか近頃は批判的な感想が目立つので自重しないといけません(汗)。 ○ ○ さて、加筆・修正点は皆無と言っていいほど微々たるものでした。流石です☆
4コマは、ユーリちゃんの「三銃士」誕生秘話w なんと言いますか、両者の距離が決定づけられた瞬間のような気がしますw
中トビラは「○○の証拠写真」と喩えたかったのですが、現実世界の条例や法律でややこしい事になりかねないので自粛します(苦笑)。 とりあえず皆本は、法廷での争いになったら負けると思いますw
おまけは・・・、京介の黒歴史・・・未満カナ?w ティムくんたちの時もそうでしたが、とことん賢木のアドバイスはろくでもないですねぇw かくいう僕も、髪型をオールバックにしようとして1日でやめた苦い記憶がありますが(汗)。 しかし考えてみますと、中二病は「自分は特別である」という思い込みが発症原因なのかも知れませんね。 京介は学校のような集団生活の経験が無かったために、皆本は本物の特別な子供であったために、発症しなかったのかも知れません・・・。
あと、限定版のしおりは永久保存するとしまして、この巻では久しぶりに描き下ろしイラストが購入特典になりましたね。 僕も大多数の皆様と同じく葵の下半身に並々ならぬ興味があったのですが、通販の配送日の問題やサンプル画像である程度満足してしまった事から、入手をあきらめました。 欲を言えば、葵のかかとをまじまじと鑑賞したかったのですけどね・・・w ○ ○ あらためて読み返してみますと、緻密といいますか、濃密といいますか・・・、チェスのように一手一手計算し尽くされた構成になっていて、凄いです・・・! 複数の組織がそれぞれの思惑で動いていて、それが一点に収束していく・・・。ある種芸術的な内容です・・・! そして、ついに兵部が復活して続くって・・・完璧ですネ☆
かつてないほど芸術的な第37巻、しっかりと堪能させていただきました。 4/18(金)発売予定の第38巻も色々と楽しみにしていますっ☆
セブンス・ヘブン(4)
輝跡
中学生編、完結です・・・!!!
バベルとパンドラが、当初からは考えられないほど親睦を深めているのが印象的です。 でもまぁ・・・、おそらくもう敵対する事はないのでしょうね・・・。 悪役を独りで任されているギリアムがあらゆる意味で可哀想です・・・。
兵部の言動を見るに、どうやら鼎さんのご高察通り「破壊の女王が皆本に撃たれる」未来は残っていそうですね・・・。 うーん・・・、長期休載を踏まえて率直に申しますと、そんなに殺し合いがしたいのならば、僕はもう「そういうプレイなんだな」と諦観して、もはや見守る事なく、生暖かく見届けたい心境です。 2人の境地は僕の理解を遥かに超えています・・・。
あ、原作では兵部の靴下は黒なんですねw まぁ『アンリミ』の頃より闇が深まったと解釈するのが面白そうですが。 ○ ○ ○ さて、長期休載ですね。長期休載ですね・・・。 僕の心は「あぁもう椎名先生たっぷりと休養なさってください☆」という気持ちと、「来週からどうやって脳の退屈を埋めればいいんだ・・・」という気持ちが、見事に50:50です。 でも、このままでは「椎名先生のツイートにも興味がなくなる」という禁断症状が出るのは時間の問題です(苦笑)。 なんとかしたいところですが、『絶チル』以上に僕の脳を刺激してくれる作品は、今のところ他に無いのですよね・・・。 なにはともあれ、既に椎名先生が決めた事ですので、ファンとしては先生の心身のご健康を祈りつつ、連載再開を楽しみに待ちたいと思います。
だがしかし、読者のささやかな抵抗として禁句を解き放させていただきます★ 『 さ ぷ り め ん と 』 は 再 開 し な い の で す か ? いえ、指摘してしまうと先生が頑張っちゃう可能性があり、その結果、心身の負担が増大して『艦これ』をプレイする時間すらなくなる事は、想像に難くありませんでしたので・・・。 長期休載というせっかくの機会ですので、思い切って言わせていただきましたw
高校生編は今夏スタートという事でそれは6月なのか8月なのか、最終章という事は成人編はやらないのか、などの思惑が渦巻きますが、ひとまず僕の注目点を。 どうやら中学生編は単行本第39巻で完結となりそうですね。 そう、『GS美神 極楽大作戦!!』と同じ巻数という巡り合わせです☆ 覚えやすいですw そして、『美神』を越えて行くのはこれから・・・という、椎名先生はつくづく奇縁に富んだ漫画家だなぁと改めて思います。
では、僕は単行本の感想をちょこちょこ投稿させていただくつもりですが、ひとまず今は椎名先生がどっぷり休養なさる事を願っております☆
セブンス・ヘブン(3)
鳳翼天翔
フェザーが天空へと還っていきました・・・。
しかし正直なところ、僕の印象は混濁しています・・・。 チルドレンや皆本や兵部が聞いたメッセージは、果たして未来からなのか、それとも各自の深層心理からなのか、判然としないからです・・・。 無論、この辺の解釈は各々の読者に委ねられているのでしょうが・・・。 うーん・・・、やっぱり僕は知ったかぶりで思わせぶりな言動をするフェザーを、もうひとつ好きになれません。 椎名先生的には、そういう役割を任せるのに適したキャラクターだったのかも知れませんが・・・。 うん、僕はフェザーが嫌いです。(←結論)
今回はちょっと抽象的な内容で、やや僕の理解の外のようで、ちょっぴり困惑していますが、次回で中学生編が完結するようなので、しっかり見届けたいと思います。 「長期休載」というワードが気になりますが、とりあえず今は気にしない方向で(汗)。
セブンス・ヘブン(2)
本末
フェザーの真実が解明されました・・・! どうやら「未来のエスパーの統合思念が現代のレアメタル結晶に宿った意識体」ではなく、「破滅の予知への対抗力がレアメタル結晶に収束した情報統合思念体」という事みたいです・・・。 平たく言えば、伊号たちの予知への観測者効果が具象化した存在、それがフェザーのようです。
チルドレンは未来の破滅を知っていますが、薫が皆本に撃たれる事は知りません。 しかし、不二子ちゃんや兵部は知っています。なにげにインパラヘン王国の巫女たちも知っています。 私見になりますが、そういう予知を知る者たちが断片的にでも想像・空想・妄想した未来が、統合されてフェザーが「記憶している」未来となり、あたかも体験したように錯覚していたのかも知れません。 大人のユーリちゃんが顕現したのも、ナイちゃんをかばって浴びたブーストが、ユーリちゃんの深層心理をフェザーに反映させた結果なのかも知れません。 加えて言いますと、今までに兵部がギリアムを殺害する機会は2回ほどありましたが、仮に兵部が実行に移していたとしてもギリアムは致命傷を免れて、より狂気を増大させていたのかも知れません。 まぁ僕的には・・・、「超中二病的存在がフェザーである」という考え方が一番解り易いのですけどね(苦笑)。 ともあれ、重要なのは、フェザーは未来ではなく、あくまで現代からのアプローチであるという事です。
ここからが本題ですが、個人的にはこの解釈には素直に頷けません。 少なくとも今は「そうだったのかフェザーさん!」と納得する事は難しいです。 なぜならば「後付け感」が払拭できないからです・・・。 椎名先生は途中までフェザーを「未来からの使者」として描いていたはずです。 そうじゃなかったとしても、多くの読者はそういう印象を持ったはずです。 その齟齬が納得を妨げているのが現在の心境です。 もちろん椎名先生ですから、(おそらく)今までの描写と矛盾するような事は(たぶん)無いのでしょう。 後付け感の是非ではなく、あくまで読者の印象の問題なので賛否両論がありそうなのですよね・・・。 そして僕は、無理矢理に納得するでも頭ごなしに否定するでもなく、もう少し様子を窺いたいと思います。
そんな大人たちの小難しい思惑を飛び越えて、チルドレンは純粋ですね。 きっとこの大雪にもテンションを上げる事が出来るんだと思いますw 結局僕もチルドレンが好きなので、彼女たちが決めた事なら支持するだけです☆
御無沙汰しております。鼎です。 実は、薫が皆本に撃たれる未来が消失して、「いよいよ打ち切りか?」とハラハラしておりましたが、一応中学生編(実際はフェザー編)終了という事で、作品には未来がありそうですね。
そこで未来というものをSF的に考えてみました。 過去のSF作品を見ると、だいたいおおまかにわけて時間線的未来像(ニュートン力学的なラプラスの鬼が存在して全事象が予測可能)と波動収束的未来像(波動力学的で波動の節となる収束イベントだけが観察できる)の二つに分けられると思うのです。 前者は一般にタイムパラドクスが起こるものでアンダースンの「タイムパトロール」のような作品で、後者はハーバートの「デューン・砂の惑星」の未来幻視のように、どんな経緯で起こるのか判らないがその事象が生じる事だけが確定している時間観です。 椎名先生は両方の時間観を御存知だと思うんです。 なので、作劇上、「破壊の女王が皆本に撃たれる」シーンだけは不変だと思うのです。(つまり、波動力学的時間観)いかにそのシーンに持っていくかが作家の腕の見せ所なのだと私は考えます。 なので、フェザーの来た未来は到来しない(言い換えれば、もはや存在しないし存在したこともない)のは確定ですが、「薫(のように見える女性の形をした存在)が皆本に熱線銃で撃たれる」予知だけは今後何度でも復活してくると思います。 先生の連載継続のお手並みに期待したいと思います。
ま、そこで今後、高校生編があると仮定して、面白そうな事態を想像しています。 仮にチルドレンたちが高校生になったとして、皆本の昇進があると思うのですよ。 そしてたぶん現場指揮官である主任から、特務部隊長の課長くらいに昇進すると思うのですが、そうすると階級も昇進しないといけないのです。 何巻か忘れましたが、中学生編の始めあたりで昇進していますから、現在、彼は一尉のはず。 これが昇進しますと、三佐。つまり少佐ですわな。 ついに、兵部と同格になるわけで、これで「兵部少佐と呼べ(怒)」と童夢つぶしかけられずに済むようになるわけでして。ああ、兵部の面を見てみたい(笑)
最後のどうでもいいネタを。 皆本が拘束されてるN県の海上炭坑都市ですが、私の住まいから15分ほどの橋の上から見えるのですよ。 いざとなったらチルドレンが暴れて壊しても惜しくない廃虚として選んだのでしょうが、どっこい。 この島、一応「明治日本の産業革命遺産」の一部で、世界遺産に申請中なんですよ。いやぁ、国の宝が世界の宝をぶっ壊していいもんでしょうか(笑)
このエピソード。薫の超音速飛行と葵の連続テレポートの組み合わせで急行するなど、初期のテーストが戻ってきた感じです。 少し安心です。
学園天国(7)
半信半疑
松風くんがギリアムを撃退してしまいました。
果たしてこれで兵部の疑いが晴れるのかと言いますと・・・、無理でしょうねぇ・・・。
「状況そのものが催眠能力」という事にも気付かれましたし・・・。
消化不良のまま・・・、誰も納得できない結果になってしまいました・・・カナ。
とりあえず僕が不自然に思ったのは、松風くんがギリアムの名前すら知らなかった点です。
バベルの極秘資料にパンドラや兵部の記述があったなら、黒い幽霊のもあって然るべきです。
ましてや直前に黒い幽霊関連の任務があったのですから。
もしも皆本や兵部がその点を指摘しなかった場合は、不自然に思う必要が無いという事なのでしょうけど・・・。
新しい仮説は、松風くんのトリガーはギリアムの死なのでは・・・という考えです。
松風くんはギリアムの死を視認する事によって覚醒するのかも・・・という可能性。
いわばバックアップです。
第二・第三のギリアムが発生したところで大した脅威ではないのですが、なかなか悪趣味かと・・・(苦笑)。
ともあれ、このままでは兵部の企みは失敗に終わり、松風くんは被疑者のままです。
中途半端に疑いは晴れて、中途半端に疑いが残ります。
次号(12/24)でどのように着地するのか・・・、半信半疑で臨みます。
学園天国(6)
第6のチルドレン
「そ・・・そんな・・・まさか・・・!?」
「・・・そう思う!? やっぱり・・・!?」
「またTVゲームになるんでしょうかっ!?」
「それはない・・・!! ないんだよ、おキヌちゃん・・・!!」
「あっ、血の涙」
という定番のやりとりを思い浮かべずにはいられないですww
ちなみに僕はあのゲームをクリアしていません。
後半になって面倒・・・もとい難しくなったので、そのままフェードアウトしてしまいました(汗)。
しかし・・・今考えてみますと、あの「メディカルチェック」は犯罪の臭いを感じますね・・・(苦笑)。
○
○
さて、兵部はどうやらギリアムへの対応で、松風くんの真偽を見定めるつもりのようですね。
当然、松風くんは顔と名前を知っているはず。
しかしこれはあくまで兵部のイメージなので、現在との姿に齟齬があるはず・・・カナ?
その違和感に松風くんが触れれば、現在のギリアムと接触した証としてクロ。
そこをスルーしたとしても(ギリアムが事前に緊急対応マニュアルをプログラムしていたとしても)、その違和感に気付かないフリをしたとしてクロ。
という巧妙な二重トラップ・・・カナ?
そもそも兵部はギリアムの現状を掴んでいるのカナ?
松風くんがシロ判定を得るためには・・・、兵部の疑念を払拭するためには・・・。
たとえば荒木飛呂彦先生の写真を椎名高志先生だと思い込んでいる事を、相手に信じさせるには・・・。
うーん・・・、月並ですが・・・完全にとぼけて、完全にシラを切るしかない・・・カナ(汗)?
ギリアムが松風くんの中から自身の記憶を完全に消去していたのなら、完全視覚記憶の死角を突く芸当で違和感すら覚えさせないのなら、不審な点はなくならざるを得ないのカナ・・・?
椎名先生のサイン会に行ったら荒木先生がいて、ジョジョ立ちしている薫を描いてくれたとしても、違和感を覚えずに喜んで受け取るくらい至難ですが・・・(汗)。
ともあれ、僕の仮説は仮定が多いため、あんまりあてになりませんね。あくまで思考ゲームです。
なんとなく、松風くんのキーワードは「無自覚」なのかななんて思いました。
○
○
今回のトビラ絵について、僕が紫穂とクラスメイトだった場合、女帝のオーラに気圧されて最初から敬語で話すだろうと思いましたw
あ、椎名先生と戸松遥さんのオーディオコメンタリーが聴きたいですっ!
唐突ですけど、平野さんや白石さんに比べてもうひとつ距離を感じるお2人の関係を縮めるという大義名分を掲げて、そんな欲求が生まれましたw
そのためにまずはOVAを・・・あれ? 血の涙・・・??
○
○
ギリアムについて少し。
彼はあらゆる意味で「劣悪」ですが、だからこそ『絶チル』世界の「軋轢」を象徴しているのなら、ラスボスとしてはまり役だと思いました。
兵部は殺さなくて正解だし、チルドレンも退治してはならないし、ギリアムも改心してはならないところが、難しいですが・・・。
なんと言いますか・・・、害悪をただ処理するだけではなくて、超能力者と普通人の軋轢にどう向き合っていくかという姿勢を示す事が、この物語の着地点なのかなと思いました。
まぁ必殺技でやっつけて終わりという勧善懲悪モノではない分、盛り上げ方がとても難しそうなのですが・・・。
もっと言いますと、僕個人が楽しめるかどうかも判らないのですけど・・・。
ともあれ現在、そこが僕の最終章の焦点です。
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○
次号は休載で、次回掲載は12/10ですね。
僕たちの年末進行は既に始まっている・・・(ゴゴゴゴゴゴ)。
学園天国(5)
図書室戦争
兵部の仕掛けた試練が始まりました。
しかし・・・、疑問だらけですね・・・。
そもそも、松風くんが何をどうすれば、黒い幽霊との関係を裏付けるものになるのでしょうか?
松風くんはバベルの極秘資料に目を通しているので、皆本や兵部と同程度の知識を持っていると考えられます。
ゆえに黒い幽霊しか知り得ない「NGワード」の設定が難しいと思うのですが・・・。
逆に・・・、皆本たちが知らないワードが彼の口から出てきたら、それがNG判定になるのでしょうか?
それとも、兵部は最初から「アレをやったらアウト」と目星をつけているのでしょうか・・・?
それと、おそらく松風くんは図書室から一歩も出ない独り相撲を演じると予想しています。
本物のチルドレンはこのゲームに協力してくれないでしょうしねぇ・・・(苦笑)。
でもその場合、幻覚のチルドレンでは松風くんに看破されるリスクがあるので、なんとも言いにくいです。
とにもかくにもルールがいまいち見えてこないので、フワフワ・モヤモヤしたまま次回に臨む事になりそうです。
このエピソードも5話目なので、ここから長引かないとは思うのですが・・・
確かな事は、兵部が毎分毎秒楽しんでいるという事ですねw
○
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余談ですが、おキヌちゃんについて誤解していました。
先日(11/11)のツイートで「美神には特に完結させるべき主題とかはないので、最終回はあくまでも「連載の終わり」であり物語としては終わりなどない。先に描いちゃったけど、もし完結編があるとしたらそれはおキヌが生き返る話がそれだろうと思ってて、だから新作では彼女はいつも幽霊なのだった。」とありました。
僕は「椎名先生ご自身が死んでるおキヌちゃんを好きな病んだファン」であるために、新作でのおキヌちゃんは幽霊なのだと認識していました(汗)。
この場を借りて謝罪させてください。長年にわたって失礼いたしました。
この世でおキヌちゃんを呼び捨てにできるのは、おそらく椎名先生だけでしょうね。
そーいえば、畑先生もマリアさんを呼び捨てにしていましたカナ?
そこに生みの親の愛情が垣間見えて、とても素敵だなと思っています☆
学園天国(4)
芦 優太郎の影
どうやら物語はシリアス方面に傾くようですね。
うーん・・・、ちょっぴり残念・・・カナ?
鼎さんの予想そのものズバリで、松風くんに黒い幽霊の疑いがかけられました。
以降、想定される展開は大きく3つ、シロ、クロ、グレーですね。
シロ。 松風くんの正体が潔白のケース。
無問題。肩透かし感はありますが、これまで通り彼を中心に話が進んで行くのでしょう。
クロ。 黒い幽霊との関係が確定するケース。
事態急転。彼を救出・解放する方向に進むと思われます。
まぁ個人的には、ギリアムとタッグを組んでバベル・パンドラに敵対してほしいですけどネ。
グレー。 黒い幽霊との関連はあるが見破れないケース。
暗中飛躍。だがしかしユーリちゃんのケースとかぶる懸念あり。
僕的には、これが最も退屈な展開かも知れません。
願わくば・・・、グレー展開で松風くんは「第三世代」の憑代に過ぎない・・・みたいなお話を望みますかねぇ・・・。
松風浩一なんて「人間」は最初から存在しない・・・みたいな。
とどのつまり・・・、ギリアムのお手並み拝見なのですよね・・・。
彼の悪辣ぶりに期待する流れになっています。
正直なところ、彼はラスボスとしては役不足(誤用)なので、もっと死にもの狂いで頑張ってほしいです。
でも、きっと椎名先生は、物語を盛り上げるためだけに簡単に命を捨てたりしないでしょう。
度が過ぎる悪意は、先生が自己嫌悪に陥ってしまうようですし・・・。
不穏な空気が流れるものの・・・、どちらに転んでもやるべき事が判っているので、緊張感がもうひとつ・・・かも知れません。
もう少し兵部の生徒会長っぷりを楽しみたかったかも知れません(苦笑)。
学園天国(3)
煩悩招来
なんと言いますか・・・、松風くんの言動って横島と大差ないのですね・・・(苦笑)。
話をすぐそっち方向に持っていくと言いますか・・・。
まぁこの現象は薫にだけだと思うので、一度、葵と紫穂と話している姿を見てみたいですね。
兵部の企みは・・・さっぱり解りません。
松風くんに対する何かだとは思いますが、全くピンと来ないです。
松風くんを試すつもりかも知れませんが、それにしては皆本のリアクションがやや賛同気味なのですよね・・・。
兵部と松風くんの「どっちが薫に欲情しているか対決」の様相を呈してきているのですけど、兵部の持ち込み企画次第でいくらでもひっくり返る感じになってきました。
なので、静観モードで次回に臨みたいと思います。
学園天国(2)
中心
とどのつまり・・・、兵部の中の横島が牙を剥きそうですね・・・w
いわく「ざけんじゃねーーっ!! 俺があのケツのそばにいるためにどれほどの血を流してきたと思ってんだ!! あれは俺のケツだーーっ!!」というような文句を、松風くんに言いたいのでしょう。
兵部は女王に悪い虫がつくのを、局長以上に皆本以上に許せないでしょうから。
あとは、あくまで普通人の松風くんが兵部に惹かれるかどうかが注目点でしょうか。
さて、今回で兵部京介という男の本質が垣間見れました。
ズバリ「執着」ですね。
己の超能力に、超能部隊の仲間に、裏切られた上官に、普通人への復讐に、エスパーの解放に、女王の安否に、執着し続けて生きてきたのだと思われます・・・。
「執念」はポジティブに、「執着」はネガティブに聞こえて、それは似て非なるものだと思いますので、やはり個人的には後者だと思うのです。
だがしかし、もはや正否でも善悪でも測れない境地に到達しているので、その生き様を批評する事ははばかられます。
強いて言いますならば、パンドラのメンバーのほとんどは兵部と出逢わなければ死んでいた可能性が高いという事でしょうか・・・。
最凶の兵部と新鋭の松風くんの対決を楽しみにしています。
おそらく、「横暴な生徒会に抗議する一年生」という枠に収まらないと思いますが・・・w
御無沙汰してます。鼎です。
高校生編が始まってから、静観していたんですが、兵部の登場で機が煮詰まった気がするので投稿します。
peaceyさんと同様、私は松風君に疑いを持っています。
それは、彼はギリアムが送り込んだスパイ、それも自分がスパイだと気付いていないスパイなのではないかという疑いです。
そもそも彼の経歴が怪しい。本来、六条学院には身辺調査された人間しか入学できないはずなのに、過去の事件記録から見落とされていた点。ノーマルの皆本に記憶があって、高超度エスパーの薫に記憶がない点。など記録と記憶の操作がなされている可能性があります。
松風君はチルドレンに助けられた事で現在の時間線にいなかった人間とされています。ひょっとしたらその事件自体が捏造記憶なのかもしれません。完全視覚記憶も後天的に植え付けられたもので、だから兵部は松風君の眼を見て「面白い目をしている」と言ったのでは?(アンディの前例もありますし)
次号ではいよいよ薫と松風君のさしの対決(?笑)ですが、薫がハニートラップにひっかかりませんように(笑)
蛇足ながら、亀のコーラが物語の鍵を握っているような気がするのは深読みしすぎ?
学園天国(1)
その会長、鬼畜につき
平和な六條学院高等部に堕天使が降臨しましたw w w
他の16Pがかすむほど、ラスト2Pのインパクトが強烈ですw
この人、全身からサディスティックが滲み出てるんですけどw
欲を言えば、アニメ化された際には、BGMやエフェクトに頼らない演出で観たいものですw
あ、いや、遊佐さんが声を充てる事で8割の勝算は保証されるのカナ?w
とりあえず僕の注目点は、「放課後の生徒会室でこの会長と2人っきりになるのは誰だ!?」という事ですw
本命は薫、対抗が松風くん、大穴は・・・皆本カナ?w
あ、皆本がPTA会長として学校に乗り込む超展開も・・・!?w
高校生編が学園ラブコメ路線になりかねないリスクも、この生徒会長は持ってきたのですね・・・(苦笑)。
ともあれ、新章はギャグ回といいますか、バラエティ・エピソードとして楽しませていただく所存です。
もしかすると、兵部がこの学園天国からも追放されて“漆黒の堕天使”に舞い戻るというシリアス展開もありそうですが・・・。
確かな事は、どっちに転んでも印象深いエピソードになる予感がするという事です。
ひさびさにドタバタコメディ展開の予感が・・・・・・www。
中学生編は温泉編と見合い編以外ははっちゃけた話が少なかったので、小学生編のようなラブコメ&ドタバタ路線に戻すための布石としての松風君&エロジジイ生徒会長であれば個人的には無問題です!悠理の学園天国復帰&チルドレン加入プロセスを椎名先生がどう捌くのか今から楽しみです。
>松風君目線
なるほど!私も高校生編になってから何かもどかしい感覚を抱いていたんですがそれですね!www
>生徒会室でこの会長と2人っきりになるのは
これまで流れで考えると、本命:松風君、対抗:皆本では・・・・・・?そして物陰でハアハア言ってるパティは確定と・・・・・・www
チルドレン・ストライクバック!!(7)
NEXUS
さぷりめんと(220)
肉料理に例えると・・・
PKは焼肉やステーキのオーソドックス系。
ESPはしゃぶしゃぶや鍋のヘルシー系。
合成能力は丼もののエネルギー系・・・カナ?
と言いますか、前回から続いていたのですねw
複合能力は・・・、肉、人参、玉ねぎ、じゃがいも、白米、スパイスのハイレベルなコラボレーション料理・・・、カレーでしょうか。
でも、この例えが良いのか悪いのか本気で判らないです(汗)。
ま、まぁ複合能力者って華麗なイメージありますもんネ(汗)!
○
○
本編は、松風くんが正式にスカウトされました。
見事に皆本のお眼鏡に適ったという訳ですネ。
それにしても、松風くんは皆本と横島を足して2で割ったような性格ですね。
一言でいうと「理知的なスケベ」ですw
だがしかし、現在の僕の彼への印象は「好きになれない」です。
今エピソード全体的に感じていた違和感の正体がはっきりしました。
ズバリ「松風くん目線で読まされている」事です。
小学生編は皆本目線で、中学生編は(なんとなく)読者各自の目線で読んで慣れ親しんだ『絶チル』が、高校生編では強制的に否応なしに松風くん目線で読まされているように感じるのです。
松風くんというフィルターを通した色眼鏡で『絶チル』を読む羽目に陥っているのです・・・!
その弊害として、チルドレンとの距離感が遠くなったように感じます。
あくまで個人的な印象論ですが、高校生編になってからどこか取り繕ったよそ行きの表情ばかりで、素の表情を見ていない気がします。
・・・これは完全に嫉妬なのでしょうね。
「てめえ俺のチルドレンに――――!」 「俺の」? という感情なのでしょうね・・・(汗)。
そういう訳で、現在の僕は松風くんの事を「邪魔者」と言うと言い過ぎなくらいに、好きになれないです。
凛々しい姿やカワイイ姿など、どんな描写があっても当分好きになれなさそうです。
椎名先生が松風くんに何を託したのか判明していませんが、正直なところ・・・しばらく登場しなくてもいいとさえ思ってしまいます・・・。
チルドレンはいい子だし、兵部は優しくなっちゃってるし、ギリアムは凡庸だし、普通の人々はフツーだし・・・、高校生編の盛り上がり所は案外難しいのかも知れません・・・。
そんな中とりあえず、「松風くんとは第一印象サイアクの出会いでした」と前向きなコメントをしておきます。
チルドレン・ストライクバック!!(6)
今そこにある鬼気
さぷりめんと(219)
冷蔵庫の中身を完全に記憶して、過不足ない完璧な買い物をする能力。
それが松風くんの主夫力!
なんと言いますか・・・、天才って便利ですねw
リミッターを着けていれば無意識下の暴走は防げますが、無意識下の欲望を抑えるのは現在の技術でも難しいという事でしょうか。
と言いますか、薫の欲望が超度7級カナw でも紫穂も興味あるものにはつい触っちゃうのカナ?
あと、葵の貧・・・もといスレンダーな体型に関して、実は薫の好みの身体なのではないかと仮定して、引き続き経過を見守りたいと思います・・・。
○
○
本編は、松風くんの初陣となりました。
まさか皆本を出し抜く活躍を見せるとは・・・。
瞬時の状況判断と咄嗟の機転を働かせる素質に、見込みはあるようですね。
だがしかし、僕の邪推を打ち消すには至らないのです。
やはり・・・最終章から登場したキャラの成長を悠長に描写していられないという台所事情を鑑みてしまうのですよ・・・。
「この場にいていいのは戦士のみ!! 失せろ、民間人!」と言われないためのスペックを持って生まれたと言いますか・・・、とどのつまり椎名先生に優遇されているだけに見えてしまうのです・・・。
そもそも彼の行動原理は薫ありきですからねぇ。
薫がパンドラに移籍したり、寿退社したりした後もバベル職員としてやっていけるかというと・・・、疑念の余地が残りますしねぇ・・・。
そーいえば、彼の理念をまだ知りません。
エスパーと普通人の軋轢について、どう思っているのでしょう?
彼の感覚では、エスパーの方が迫害されているようですが・・・。
ともあれ、このままでは松風くんは「皆本への当て馬」という役割だけで終わってしまいそうで、彼の将来が心配です。
我ながら新参者への風当たりが強すぎる気がしますが(汗)、おそらくザ・チルドレンの結束力に中途半端なものが干渉するのが面白くない・・・という、嫉妬のような感情なのだと思われます・・・。
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○
○
ギリアムについてはノーコメントで。
チルドレン・ストライクバック!!(5)
眼鏡には向かない職業
さぷりめんと(218)
「いやまーもーどーせ一生一緒にいるんだろうし」って・・・、覚悟完了している・・・ッ!!
まぁ・・・周囲が事あるごとに囃し立てた影響も少なからずありそうですが・・・(苦笑)。
ともあれ、盤石のカップルを心より祝福させていただきます☆
あ、でも、東野くんはまだ当分はやんちゃでいてネ。
兵部京介17才、本領発揮ですw
「漆黒の堕天使」の二つ名は返上してしまうのか!?
待て次号!
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松風くんは「完全視覚記憶」の持ち主ですか・・・。
僕の推察は概ね当たっていたようですね。
ちょっぴり複雑ですけど、悪い気はしないですネ。むふ。
さてしかし、椎名先生も皆本も自明でしょうが、予知イメージから情報を「入手」できる事と「分析」できる事は、全然別の能力なのですよね。
ですが勿論、分析能力は後から身に付ける事が可能なので、松風くんが大きな資質を持っている事は確かです。
あとは『GS美神』第19巻でマーロウが言っている「才能や素質ってのは持ってるだけじゃ意味がねえ! 選んで、のばしてやらなきゃな!」を、皆本が実行するのみ・・・でしょうか?
とどのつまり、松風くんは薫に近づけはしたけれど、皆本とのライバル関係は対等にはほど遠いものであると実感する・・・というところに落ち着くカナ?
当然、松風くんにとっては前進なのですけど、一方の皆本はきっと大してライバル意識もせずに「育成欲」を存分に満たすのでしょうねぇ・・・w
だがしかし、決めるのは白紙の未来を持っている松風くんです。
あの皆本と、同じ土俵での勝負を避けるのも、あえて勝負するのも彼が決める事です。
僕は彼の決断を楽しみにしていますよ。
○
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高校生になってリミッターの解禁に制限時間がついたようです。
22分31秒。
ウルトラマンよりは長いですが、災害出動にとって充分とは言い難い時間でしょうか。
・・・不謹慎ながら、僕はこの設定が漫画で活かされる場面は少ないと予想しています。
むしろ、椎名先生から猪爪さんへの「さぁこの設定で面白い話を作ってくださいっ!」というキラーパスだと感じましたw
僕ももう「22分31秒がリアルタイムで過ぎていくアニメが観たいっ」とか思っちゃっているので、ひそかに気長に楽しみにしていますw
○
○
まさかの黒い幽霊の関与ですが・・・。
あくまで彼らは営利団体のはずなので、この件にどんなメリットがあるか不明ですね・・・。
果たしてこれはお父さまとギリアム、どちらのビジネスなのか・・・。
今回の予知出動が人為的なテロならば解決策はシンプルになるものの・・・、軋轢の溝は根深いまま・・・。
うーん・・・、彼らのせいでモヤモヤしたまま次回に臨む事になりそうです・・・。
チルドレン・ストライクバック!!(4)
好きっていいなよ。
ハイ出ました皆本の石頭ー!w
「僕が惹かれているのはあくまで女王であり、薫じゃあない」
「もちろん薫に対して親愛の情はあるけれど、恋愛感情は無い・・・はずだ」
誠実な皆本らしい、とても良識に溢れた理論武装ですねェ。
まぁ・・・、ガチで薫に恋愛感情を向けると谷崎主任と同じになってしまうという事で、良くも悪くも心理的ブレーキが働いているのでしょうけど。
皆本の心情は、決して間違ってはいないのですけどネ・・・。
とりあえず今は、「皆本 薫」より「松風 薫」の方が語感も風情もイイカンジ・・・と、揺さぶりをかけておきます(思春期妄想の定番)w
松風くんの能力は・・・完全記憶・・・カナ??
一度見聞きした事は忘れず、いつでも記憶から引き出す事が出来る・・・カナ?
どうやら彼に無効なのは催眠能力だけのようですし・・・。
ティムくんの模擬人形についても、能力的には「ただの人形を人間らしい雰囲気に催眠でカムフラージュして遠隔操作している」ので、松風くんの目には本人との差異が明白で、頭部のパーツ丸見えの「アニメフィギュア」に映るのでしょう。
だがしかし・・・、僕の仮説だと今回の出動にどう役立つのか判らないのですよね・・・。
施設の図面やハザードマップを記憶する程度の情報処理なら、皆本と紫穂で事足りるでしょうし・・・。
大穴予想として、本当の能力者はコーラというのもあるんですけど・・・w
椎名先生は本当に「見えそうで見えないライン」を巧妙に突いてきますねぇ・・・☆
あ、あと、松風くんの観察眼をもってしても、葵とバレットくんの間に「何か」を感知する事はできなかったのでしょうか?w それどころじゃなかったカナ?
・・・と、見所の多い今回ですが、個人的に一番は局長です☆
なんと言いますか、 『絶チル』の原点 を見ているようで、とても嬉しかったです。中の人の声が聴こえますw
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さぷりめんと(217)
そうですね、特務エスパーの姿はある程度固定しておかないと、アニメ化された際に作画陣に負担をかけてしまいますからネ(気が早い)。
ところで、襟元のチェーンも太陽・月・星とそれぞれの意匠になっているんですね。
こ、これはグッズ化すれば売れるッ・・・カナ?
でもリミッターやフィギュアでさえ発売されていないから、望み薄カナー(涙)。
ひとまず今は、高校生版の特務エスパーのコスチュームが発売される際には、スカートの丈を忠実に再現してほしいと強く望みますw
皆本がちょっとヘコんでますねw
客観的には、賢木を見習ってまだブイブイ言わせてていいと思うのですけど。
その賢木が提示した「可愛い女子高校生」と「可愛い男子高校生」が等価であるという事実には、目からうろこが落ちました・・・!
なんと言いますか・・・、ありがとうございますw
チルドレン・ストライクバック!!(3)
君に届け
センターカラーで高校生の姿をお披露目です☆
セーラー服よりもブレザーの方が着方で個性を出しやすいのカナ?
澪がかなりワイルドに着崩していますけど、これは「べ、別に学校なんて全然楽しみじゃないんだからねっ!?」という持ち前のはねっかえりの性格・・・もといツンデレの表れでしょうか?w
一方で、東野くんとちさとちゃんの安定感にとても癒されます☆
そして個人的に注目したのがカガリくんです! ちょいワルふうの色男になってるじゃないですか☆
なにかもう、「お嬢ちゃん、火遊びはほどほどにな・・・」とか言いそうですw
・・・まぁもしかしたら、カメラ写りにこだわりがあるだけかも知れませんが・・・(第39巻ラスト参照)w
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本編は、松風浩一くんが着実に物語に介入してきています。
思いのほか、あっさりとバベルの人たちと対話していますし。
ラストの告白は半ば勢いでしょうけど、僕はこれを「勇姿」として称えたいと思います。
おそらく浅い思慮での決断でしょうが、皆本へ対抗するための宣戦布告として満点と言える行動ではないでしょうか。
次回以降の皆本の態度が大変楽しみですw
松風くんと皆本は「似て非なる者」として興味深いですね。
皆本も思い切った行動に出る事はままありますが、それは深い思慮に基づいた判断であるケースが多いように思います。
具体例として、須磨さんのケースが判り易いでしょうか(第13巻『そのエスパー、凶暴につき(2)』)。
「子供が強力なパワーを行使する事への責任」について一定の理解を示しつつも、その方法への嫌悪から断固拒絶する・・・。
おそらく松風くんなら、嫌悪感だけで充分拒絶する理由になるのでしょう。
思慮の範囲が相違点・・・カナ? なんとなくのたぶんですけど。
ともあれ、松風くんの告白で俄然面白くなってきました。
今後は、くれぐれも彼が「皆本さんスペック高すぎるだろ・・・!」とか、「やっぱり「ザ・チルドレン」のセンター張ってる薫ちゃんは高嶺の花なんだ・・・!」とか、「三宮さんの嗜虐趣味が早くもトラウマだ・・・!」とか、「こーなったらもー野上さんでいこう!!」なんて思想に走らない事を祈るのみですw
まーもっとも恐れるのは、「皆本さんは俺の嫁!!」とソッチ系になってしまう事ですがw
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あと、チルドレンの新しい制服について。
紫穂としては(たぶん葵も)「ぱんつじゃないけど恥ずかしいもん」という心情なのですネ。
ま、まぁ・・・、スカートの中はどうしたって扇情的ですからネ・・・。
それと、上着を脱いだ姿だと・・・なんと言いますか・・・、葵が“強調”されてしまっていて見るのがつらいのですけど・・・(汗)。
もちろん、女性に限らず人間の魅力は総合的なものであって、一部分に偏向するべきではないと解っているのですが・・・、もうネタにしないと仕方がないレベルと言いますか・・・(汗)。
目下、素敵な解釈を模索中です・・・。
チルドレン・ストライクバック!!(2)
君を想う
さぷりめんと(216)
祝 ☆ 再 開 ☆
ですが・・・、いばらの道をほふく前進するような覚悟を要したと思われます・・・(汗)。
そんな椎名先生の出血大サービスですけど、読者としては、あくまで本編の補完的・こぼれ話として楽しむ姿勢でいいと思います。
あ、ナンバリングの保証率は99.8%です。 私の~~気が確かなら~~w
薫のポニーテールは、どこか中の人の繋がりを感じますネ。
紫穂は、相変わらずどんな髪型にしても華やかな印象ですネ。
そして、葵のコンタクトだけは一生解禁されないのでしょうネw
僕の感覚では、高校生から学校に財布を持っていくようになりました。
それはそれとして、兵部がSNSを利用・活用している姿をイメージしにくいのですが、考えてみますと大元が椎名先生ですので、さもありなんという感じでしょうか。
さすがに猫と戯れる姿はまだ想像できませんがw
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トビラにて新しい制服を解体っ!
おおっ、「ぱんつじゃないから恥ずかしくないもん」仕様だったのですね!w
スカートの短さについて「薫の欲望を反映しているのか・・・」と密かに心配していたのですけど、これなら安心・・・カナ?w
タイツも着用・・・カナ? 生足・・・もとい素足では防護面で不安が残るでしょうし。
全体的に身体にフィットする作りになっていて、尚且つスタイリッシュです☆
個人的には、マントを外した後ろ姿を見れる日を楽しみにしています。
それから、こんな緻密な制服を一瞬で着替えさせる葵のテレポートは、やはり凄まじいと思います。
本編は、松風くんが動いてます。
彼の性格はさておき、「記憶が完全には消えていない」事について考えてみますと・・・。
もしや・・・、切り札「アンチ・エスパー」かなと思いました。
が、それだと末摘さんの催眠やティムくんの模擬人形はともかく、薫の念動力も無効化されるはずなので・・・、少しひねって「ESPを選別・適応できる」特異体質カナー・・・と妄想しています。
自身にとって不利なESPは消化して、有利なESPは甘受する・・・。そんな事を無意識に出来てしまう体質かなと。
この体質の最大のメリットは「ESPにおいて不利益を被らずに済む」という点で、すなわち彼と一緒にいれば「普通に暮らせる」という事になります。
薫の相手として、皆本との対比になり得るカナーと思うものの・・・、だがしかし、今さらESP=才能の封印というテーマを提示する事に大きな疑念が・・・(汗)。
・・・と、僕の脳内では推察と呼べない妄想が繰り広げられています。
これほど脳髄に刺激的な漫画はあまりありません。
まさに「至高の嗜好」っ!
やはり椎名先生の漫画を読む事は、人生最大級の娯楽ですっ☆
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○
今後の予測・・・ではなく希望的観測を。
ふたたび薫に助けられた松風くんですが、ここからが試練と思われます。
なぜならば、現在の記憶操作担当の催眠能力者は、ユーリちゃんであると思われるからです。
世界最強の魔法使い級の催眠能力・・・! ククク、果たしてそれでも覚えていられるカナ?
憧れの女子の学校とは違う姿を見て上がったテンションで、乗り切れるカナ?
個人的には、特務エスパーとしてきちんと仕事をこなして微笑む姿や、万にひとつ上手くいかなくて困惑する表情など、ユーリちゃんへの期待の方が上回っています。
なにかもう「魔法少女」的なコードネームまで期待しちゃってますw
もちろんユーリちゃんの登場が確定している訳ではありませんので、過度な期待は抱きませんけど、僕の感想はそんな方向性です。
チルドレン・ストライクバック!!(1)
高校生編・解禁☆
約半年の休養を経て・・・ついに!
高 校 生 編 が 始 ま り ま し た ー ! ! !
Yeeeahhhhhhhhhhhhh☆ ぅぅぅうひゃっっほーーーいっ☆
いやもう、早朝のコンビニでサンデーを目にした瞬間は感動しました・・・!
本当に載っている・・・。本当に読める・・・と。
チルドレンの3人も見違える姿になっていますし・・・☆
ところで、椎名先生のこのタッチは珍しいですカナ?
美麗といいますか・・・、麗しいといいますか・・・、艶があるといいますか・・・。
ハイライトといいますか・・・、光量を上げているといいますか・・・。
ともあれ・・・、とても鮮烈です☆ 黄色の背景色も効果的です。もちろん壁紙もいただきました。
肝心の内容ですが・・・。
えー・・・、あー・・・、うー・・・、うん、まずハッキリ言わせていただきましょう。
期待外れでした。
正確に表現するならば「期待を外された内容」でした。
いえ、エピソード単位、コミックス単位で読み返せば納得できる構成なのだとは思います。
しかし「高校生編」を楽しみにしていた読者からすると、不完全燃焼感は否めません・・・。
おそらくは編集部の要望なのだろうと思いました。
一応、「新連載55本」の枠に組み込まれているため、新規読者にも門戸を開けた内容にしてほしいと・・・。
椎名先生も「おいおい巨匠・椎名高志大先生を凡百の新人たちと同列に扱うのかいベイビー?」とは(あまり)思わないでしょうし、新規読者獲得をわざわざ拒絶する理由も無いため、合意した結果なのではないかと・・・。
なので残念ながら僕個人は、先生のブログの内容を鵜呑みに出来ない心境です・・・。
あちらは建前で、こちらが本音・・・といいますか真相なのではと首を傾げているのが正直なところです。
ですが無論、邪推はどうあれ、読んだ人が楽しめるかどうかが一番重要なのだと思います。
詰まるところ、半年ぶりに読む、高校生編の『絶チル』として、僕個人が満足に至らなかった。それだけの事です。
繰り返しになりますが、エピソード単位、コミックス単位で読み返せば納得できる構成なのだとは思います。
・・・と、並べ立てた理屈は建前で、単純に僕自身が「もっと女子高生を見たかった」と思っているのが本音かも知れませんしねぇ・・・(苦笑)。
○
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さて、ニューフェイスの松風くんですが。
おそらく普通人・・・カナ?
中学時代に差別されていたエスパーという可能性もありますけど・・・、普通人の可能性の方が高いカナ?
薫に惹かれている様子ですけど・・・、皆本はさておき、兵部は女王に悪い虫がつくのを許さないでしょうねぇw
果たして彼がチルドレンたちにとってどういう存在になるのか、注目していきたいと思います。
そして当然、次回は高校生の姿を堪能したいと思います。たっぷり。
外れた期待はキャリーオーバーです☆
第39巻
貴殿の準備よろし!?
椎名先生お誕生日おめでとうございます☆(遅い)
本年も17歳の誕生日を迎えられた事、心よりお祝い申し上げます。
ちなみに僕の近況としましては、『ガールズ&パンツァー』のOVAを劇場で鑑賞して、その轟音に大変ご満悦でした♪
それでは遅まきながら、先月発売された第39巻の感想を書かせていただきます。
○
○
まず表紙から。
内容を象徴するようなユーリちゃんの姿がとても印象的です☆
もちろん達成感に満ち足りた表情のチルドレンも。
フェザーの余韻を尊ぶ薫、相変わらず際どいアングルの葵w
あと・・・、あえて重箱の隅をつつくならば・・・、紫穂の制服のナンバーが「02」になってますね・・・。
本来なら「03」のはずなので、これももう休みボケが原因と推定して、長期休載の証として記憶させていただきますネ・・・(苦笑)。
4コマ。
と言いますか、高校生って子供なのでは・・・?
結婚できる年齢になるから認識が変わるのカナ?
あるいは「children」のニュアンスがもう少し幼いのカナ?
ともあれ、先生が「子供ではなく若者の物語として描く予定」とおっしゃっていたので、その辺の認識の調整かなと思う事にしました。
そして、兵部が「漆黒の堕天使」という異名を気に入ってる事はみんな知っているので、反論は認められないと思いますですw
中トビラ。
フェザーが伊九号に報告に行った・・・という解釈でよろし・・・?
まぁ彼は依然として生死不明なので、この時空が現代である保証は無いのですけどね。
「老兵は“死なず”消え去るのみ」・・・なのですが・・・、はてさて。
加筆・修正点。
またしても微々たるもので、クライマックスに相応しいハイクオリティーです☆
個人的に、P.18のユーリちゃんの「なんでだよ・・・!!」という口調にかすかな違和感を覚えていたのですが、そこに修正は無いので、椎名先生の最適な表現なのだと納得いたしました。
おまけ。
「ドキッ☆男だらけの焼肉会」の模様が描かれています。
賢木は・・・案外潤滑油みたいな役割をこなしていますよネ。
皆本が堅物なだけに、彼が培ってきた人脈はかなり貴重なものだと思われます。
そして、本人がその事に無自覚なのが何よりステキだと思います☆
あと、エスパーは本能的に兵部を嫌いになれないのかなと思いました・・・。
それと、カガリくんの悪ノリっぷりには、邪王炎殺黒龍波を修得して極めてほしいという期待を抱かずにはいられませんw
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○
さぷりめんとスペシャル
描き下ろしは・・・、また(いろんな意味で)ぶっ飛んだ才能を登場させましたねぇww
彼らはエスパーでこそありませんが、『絶チル』という作品の本質を体現している点がとても興味深いです。
でも、そんな小難しい理屈はさておき、とにかく「ひどいw」という賛辞しか思い浮かばない内容が大変秀逸で大変面白いです☆ そして大変ひどいですww
寄稿イラスト
超絶豪華メンバーですね・・・!!!
個人的には、高橋留美子先生のチルドレンが印象的でした。
ちちしりふとももに頼らないで魅せる可憐さ☆
これこそ「絶対可憐チルドレン」と言えるほど鮮烈です☆
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第39巻は、中学生編完結と同時に、『GS美神』の巻数と並ぶというとてもメモリアルな巻なのですよね。
過去の代表作を越えていくって、なかなか出来ない偉業だと思います。
他には、井上雄彦先生、高橋留美子先生、冨樫義博先生・・・と、僕が思い浮かぶのはまさに数えるほどです。
その生きる伝説をリアルタイムで楽しめる事は、とても幸運でとても幸福だと思います。
なので、これからもその感謝を忘れずに、漫画を楽しんでいきたいと思います☆
○
○
さて、ついに、来る8月27日発売のサンデーから『高校生編』が始まりますね・・・!!
当たり前のように掲載されていたため感覚が麻痺していましたが、「毎週(のように)好きな漫画が読める事」は、とても特別な事だったのですね・・・。
読める事が日常で休載が非日常ではなく、掲載されている事自体が、既に特別な非日常だったようです・・・!
これからはその事を肝に銘じて、漫画誌を手に取りたいと思います。
さぁ、Xデーまであと10日余り。
ファンとしては大いにドキドキ☆ソワソワしながら過ごす事になりそうですね☆
よい子のみんなは、もう夏休みの宿題は済ませたカナー?
(貴殿の準備よろし!?)
わるい子・・・もといアウトローのみんなは、『絶チル』を読んでからスパートをかけるのカナー?
( 貴 殿 の 準 備 よ ろ し ! ? )
何はともあれ、過不足の無い100%の期待をもって読ませていただきます☆
( 貴 殿 の 準 備 よ ろ し ! ? )
第38巻
核心
そろそろ「『絶チル』読みたい!」と「椎名先生、存分に休養なさってください!」の比率が65:35になってきました。
ようやく暖かい気候になってきましたけど、熱い季節はもう少し先ですねぇ・・・。
ちなみに最近の僕は、アニメ『一週間フレンズ。』の長谷くんの優しさにキュンキュンしております☆
近頃はちょっと危なっかしいですが、でもまだ当分は「ちちしりふとももー」とか言い出さなそうで、存分に癒されてますw
○
○
では、先月に発売された第38巻の感想を書かせていただきます。
まず表紙。
まさかのマッスルw
でもその分、この巻のマッスル登場シーンが印象的になっていますね。
案外、中トビラとセットなのかも知れません。
今巻はマッスルと真木さんの抱き合わせですネ!(誤解を招く表現)
4コマは、虚数空間について公式設定が提示されましたw
原作との大きな齟齬の無い猪爪さんの構成だからこそ為せるワザですね。
原作とアニメの関係が良好なのは、本当に良い事ですねぇ。
加筆・修正点は微々たるものです。
セリフの漢字変換や改行くらいです。
強いて言いますと、P.154における真木さんのヒゲも無修正でした。
まぁこれは休みボケ・・・もとい、長期休養した証として記憶させていただきます。
カバーの後ろには、ありえたかも知れない幸せの風景が・・・・・・。
でも、ユーリちゃんの母親のような事例があったからこそ、全国一斉ESP検査が実施されるようになったのでしょうね・・・。(第8巻『ギフト・オブ・チルドレン』参照)
悲劇は未来への教訓にしないと悲しいだけになってしまいますからね・・・。
一方で、綺麗事の理屈では片付けられないお父さまの心情も・・・、理解できない訳ではないのですが・・・。
おまけは、高校生編のノリが垣間見れますw
ユーリちゃんが加入して少しはマイルドと言いますか、おしとやかになるかもと思ったのですが・・・、よりヒドくなってますね(いい意味で)w
皆本の主食が胃薬にならない事を今から祈っておきますw
あと僕的には、葵がこの企画に終始ノッてないような感じがして、地味にツボですw そういう時もあるよネ。
限定版付属のポストカードブックには中学生編のカラーイラストがずらり☆
椎名先生は 何故か カラー掲載が少ない印象ですが、こうしてあらためて見てみますと、節目にはきっちりカラー掲載があったのかも知れませんね。
僕的には、第28巻と29巻の表紙を繋げた超能部隊のイラストが見れて嬉しいです。
このイラストの壁紙が配布されれば、なお嬉しいです。
ちなみに僕の現在の壁紙は こちら です。
第38巻は、なんと言いますか、兵部とユーリちゃんの心情変化の核心に迫っている内容ですね。
クライマックスに相応しく、緊迫した展開が続いています。
また良いところで終わっているので、本誌掲載時の熱が冷めないまま次巻に繋げられそうです。
終局へ向けて盛り上がる第38巻、しかと堪能させていただきました☆
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ところで・・・、ついに連載再開時期が決定しましたね・・・!!
時は6月2日、第27号より・・・!
『 H U N T E R × H U N T E R 』 の 連 載 が 再 開 さ れ る の で す ッ ! !
という訳で、比類なき興奮の再来が決定しましたので、椎名先生はもうしばらく羽を伸ばしても大丈夫ですよー(半分ウソ)。
もしかすると・・・、9月や10月も「夏」と解釈する事が出来てしまうのカナ・・・(汗)?
第37巻
兵部と京介
『絶チル』の長期休載という非日常が、徐々に日常化している今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
僕の最近のサンデーは専ら『氷球姫』です。白熱する試合と可愛い運動部女子が魅力的ですよネ。
では今さらながら、1月に発売された第37巻の感想を書かせていただきます。
この巻は・・・、もう「兵部に始まり兵部に終わる」と言う事も出来るのではないでしょうか。
表紙と巻末おまけは京介ですし。
なんと言いますか・・・、『GS美神』後期における横島の躍進を、美神やおキヌちゃんのファンはこんな気持ちで読んでいたのかなぁ・・・と、ちょっぴり複雑な気持ちになりました(苦笑)。
僕は横島の大ファンですけれど、兵部に対してはそこまでではないですからね・・・。
今や兵部は『絶チル』の中で椎名先生が最も自己を投影しているキャラクターなので、仕方ないのですけど・・・。
いずれ僕にも兵部を肯定的に見れる日が来るのカナ・・・?
と言いましても、実際のこの巻は「黒い幽霊との決戦」なので、内容を一言で表すのは難しいのですよね。
僕的には「ユーリちゃんの戦い」がしっくり来ますが、局長の覚悟やアンディの登場や三幹部の活躍も軽率にしたくないですし。
それに、なんだか近頃は批判的な感想が目立つので自重しないといけません(汗)。
○
○
さて、加筆・修正点は皆無と言っていいほど微々たるものでした。流石です☆
4コマは、ユーリちゃんの「三銃士」誕生秘話w
なんと言いますか、両者の距離が決定づけられた瞬間のような気がしますw
中トビラは「○○の証拠写真」と喩えたかったのですが、現実世界の条例や法律でややこしい事になりかねないので自粛します(苦笑)。
とりあえず皆本は、法廷での争いになったら負けると思いますw
おまけは・・・、京介の黒歴史・・・未満カナ?w
ティムくんたちの時もそうでしたが、とことん賢木のアドバイスはろくでもないですねぇw
かくいう僕も、髪型をオールバックにしようとして1日でやめた苦い記憶がありますが(汗)。
しかし考えてみますと、中二病は「自分は特別である」という思い込みが発症原因なのかも知れませんね。
京介は学校のような集団生活の経験が無かったために、皆本は本物の特別な子供であったために、発症しなかったのかも知れません・・・。
あと、限定版のしおりは永久保存するとしまして、この巻では久しぶりに描き下ろしイラストが購入特典になりましたね。
僕も大多数の皆様と同じく葵の下半身に並々ならぬ興味があったのですが、通販の配送日の問題やサンプル画像である程度満足してしまった事から、入手をあきらめました。
欲を言えば、葵のかかとをまじまじと鑑賞したかったのですけどね・・・w
○
○
あらためて読み返してみますと、緻密といいますか、濃密といいますか・・・、チェスのように一手一手計算し尽くされた構成になっていて、凄いです・・・!
複数の組織がそれぞれの思惑で動いていて、それが一点に収束していく・・・。ある種芸術的な内容です・・・!
そして、ついに兵部が復活して続くって・・・完璧ですネ☆
かつてないほど芸術的な第37巻、しっかりと堪能させていただきました。
4/18(金)発売予定の第38巻も色々と楽しみにしていますっ☆
セブンス・ヘブン(4)
輝跡
中学生編、完結です・・・!!!
バベルとパンドラが、当初からは考えられないほど親睦を深めているのが印象的です。
でもまぁ・・・、おそらくもう敵対する事はないのでしょうね・・・。
悪役を独りで任されているギリアムがあらゆる意味で可哀想です・・・。
兵部の言動を見るに、どうやら鼎さんのご高察通り「破壊の女王が皆本に撃たれる」未来は残っていそうですね・・・。
うーん・・・、長期休載を踏まえて率直に申しますと、そんなに殺し合いがしたいのならば、僕はもう「そういうプレイなんだな」と諦観して、もはや見守る事なく、生暖かく見届けたい心境です。
2人の境地は僕の理解を遥かに超えています・・・。
あ、原作では兵部の靴下は黒なんですねw
まぁ『アンリミ』の頃より闇が深まったと解釈するのが面白そうですが。
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さて、長期休載ですね。長期休載ですね・・・。
僕の心は「あぁもう椎名先生たっぷりと休養なさってください☆」という気持ちと、「来週からどうやって脳の退屈を埋めればいいんだ・・・」という気持ちが、見事に50:50です。
でも、このままでは「椎名先生のツイートにも興味がなくなる」という禁断症状が出るのは時間の問題です(苦笑)。
なんとかしたいところですが、『絶チル』以上に僕の脳を刺激してくれる作品は、今のところ他に無いのですよね・・・。
なにはともあれ、既に椎名先生が決めた事ですので、ファンとしては先生の心身のご健康を祈りつつ、連載再開を楽しみに待ちたいと思います。
だがしかし、読者のささやかな抵抗として禁句を解き放させていただきます★
『 さ ぷ り め ん と 』 は 再 開 し な い の で す か ?
いえ、指摘してしまうと先生が頑張っちゃう可能性があり、その結果、心身の負担が増大して『艦これ』をプレイする時間すらなくなる事は、想像に難くありませんでしたので・・・。
長期休載というせっかくの機会ですので、思い切って言わせていただきましたw
高校生編は今夏スタートという事でそれは6月なのか8月なのか、最終章という事は成人編はやらないのか、などの思惑が渦巻きますが、ひとまず僕の注目点を。
どうやら中学生編は単行本第39巻で完結となりそうですね。
そう、『GS美神 極楽大作戦!!』と同じ巻数という巡り合わせです☆ 覚えやすいですw
そして、『美神』を越えて行くのはこれから・・・という、椎名先生はつくづく奇縁に富んだ漫画家だなぁと改めて思います。
では、僕は単行本の感想をちょこちょこ投稿させていただくつもりですが、ひとまず今は椎名先生がどっぷり休養なさる事を願っております☆
セブンス・ヘブン(3)
鳳翼天翔
フェザーが天空へと還っていきました・・・。
しかし正直なところ、僕の印象は混濁しています・・・。
チルドレンや皆本や兵部が聞いたメッセージは、果たして未来からなのか、それとも各自の深層心理からなのか、判然としないからです・・・。
無論、この辺の解釈は各々の読者に委ねられているのでしょうが・・・。
うーん・・・、やっぱり僕は知ったかぶりで思わせぶりな言動をするフェザーを、もうひとつ好きになれません。
椎名先生的には、そういう役割を任せるのに適したキャラクターだったのかも知れませんが・・・。
うん、僕はフェザーが嫌いです。(←結論)
今回はちょっと抽象的な内容で、やや僕の理解の外のようで、ちょっぴり困惑していますが、次回で中学生編が完結するようなので、しっかり見届けたいと思います。
「長期休載」というワードが気になりますが、とりあえず今は気にしない方向で(汗)。
セブンス・ヘブン(2)
本末
フェザーの真実が解明されました・・・!
どうやら「未来のエスパーの統合思念が現代のレアメタル結晶に宿った意識体」ではなく、「破滅の予知への対抗力がレアメタル結晶に収束した情報統合思念体」という事みたいです・・・。
平たく言えば、伊号たちの予知への観測者効果が具象化した存在、それがフェザーのようです。
チルドレンは未来の破滅を知っていますが、薫が皆本に撃たれる事は知りません。
しかし、不二子ちゃんや兵部は知っています。なにげにインパラヘン王国の巫女たちも知っています。
私見になりますが、そういう予知を知る者たちが断片的にでも想像・空想・妄想した未来が、統合されてフェザーが「記憶している」未来となり、あたかも体験したように錯覚していたのかも知れません。
大人のユーリちゃんが顕現したのも、ナイちゃんをかばって浴びたブーストが、ユーリちゃんの深層心理をフェザーに反映させた結果なのかも知れません。
加えて言いますと、今までに兵部がギリアムを殺害する機会は2回ほどありましたが、仮に兵部が実行に移していたとしてもギリアムは致命傷を免れて、より狂気を増大させていたのかも知れません。
まぁ僕的には・・・、「超中二病的存在がフェザーである」という考え方が一番解り易いのですけどね(苦笑)。
ともあれ、重要なのは、フェザーは未来ではなく、あくまで現代からのアプローチであるという事です。
ここからが本題ですが、個人的にはこの解釈には素直に頷けません。
少なくとも今は「そうだったのかフェザーさん!」と納得する事は難しいです。
なぜならば「後付け感」が払拭できないからです・・・。
椎名先生は途中までフェザーを「未来からの使者」として描いていたはずです。
そうじゃなかったとしても、多くの読者はそういう印象を持ったはずです。
その齟齬が納得を妨げているのが現在の心境です。
もちろん椎名先生ですから、(おそらく)今までの描写と矛盾するような事は(たぶん)無いのでしょう。
後付け感の是非ではなく、あくまで読者の印象の問題なので賛否両論がありそうなのですよね・・・。
そして僕は、無理矢理に納得するでも頭ごなしに否定するでもなく、もう少し様子を窺いたいと思います。
そんな大人たちの小難しい思惑を飛び越えて、チルドレンは純粋ですね。
きっとこの大雪にもテンションを上げる事が出来るんだと思いますw
結局僕もチルドレンが好きなので、彼女たちが決めた事なら支持するだけです☆
御無沙汰しております。鼎です。
実は、薫が皆本に撃たれる未来が消失して、「いよいよ打ち切りか?」とハラハラしておりましたが、一応中学生編(実際はフェザー編)終了という事で、作品には未来がありそうですね。
そこで未来というものをSF的に考えてみました。
過去のSF作品を見ると、だいたいおおまかにわけて時間線的未来像(ニュートン力学的なラプラスの鬼が存在して全事象が予測可能)と波動収束的未来像(波動力学的で波動の節となる収束イベントだけが観察できる)の二つに分けられると思うのです。
前者は一般にタイムパラドクスが起こるものでアンダースンの「タイムパトロール」のような作品で、後者はハーバートの「デューン・砂の惑星」の未来幻視のように、どんな経緯で起こるのか判らないがその事象が生じる事だけが確定している時間観です。
椎名先生は両方の時間観を御存知だと思うんです。
なので、作劇上、「破壊の女王が皆本に撃たれる」シーンだけは不変だと思うのです。(つまり、波動力学的時間観)いかにそのシーンに持っていくかが作家の腕の見せ所なのだと私は考えます。
なので、フェザーの来た未来は到来しない(言い換えれば、もはや存在しないし存在したこともない)のは確定ですが、「薫(のように見える女性の形をした存在)が皆本に熱線銃で撃たれる」予知だけは今後何度でも復活してくると思います。
先生の連載継続のお手並みに期待したいと思います。
ま、そこで今後、高校生編があると仮定して、面白そうな事態を想像しています。
仮にチルドレンたちが高校生になったとして、皆本の昇進があると思うのですよ。
そしてたぶん現場指揮官である主任から、特務部隊長の課長くらいに昇進すると思うのですが、そうすると階級も昇進しないといけないのです。
何巻か忘れましたが、中学生編の始めあたりで昇進していますから、現在、彼は一尉のはず。
これが昇進しますと、三佐。つまり少佐ですわな。
ついに、兵部と同格になるわけで、これで「兵部少佐と呼べ(怒)」と童夢つぶしかけられずに済むようになるわけでして。ああ、兵部の面を見てみたい(笑)
最後のどうでもいいネタを。
皆本が拘束されてるN県の海上炭坑都市ですが、私の住まいから15分ほどの橋の上から見えるのですよ。
いざとなったらチルドレンが暴れて壊しても惜しくない廃虚として選んだのでしょうが、どっこい。
この島、一応「明治日本の産業革命遺産」の一部で、世界遺産に申請中なんですよ。いやぁ、国の宝が世界の宝をぶっ壊していいもんでしょうか(笑)
このエピソード。薫の超音速飛行と葵の連続テレポートの組み合わせで急行するなど、初期のテーストが戻ってきた感じです。
少し安心です。