ここは、椎名高志先生が週刊少年サンデーで連載している、「絶対可憐チルドレン」に関する意見や感想を書き込むための掲示板です。 詳しくは、この掲示板についてをご覧下さい。
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姿なき侵入者(2)
ワールドトリガー
横島の魂は薫へ、そしてパティちゃんへと受け継がれていたのですねw ようこそザ・サード・・・! 君が三番目だ!! 煩悩を活力にしたり、心の声が漏れ出したら、もう立派な横島ですw 「ありがとう そして ありがとう!!」の言葉が、業が深そうでステキですw
さて、「ジェネレイションズ」にとって学校はいい実験場のようですけど、ティムくん、バレットくん、パティちゃんから逆探知されてしまう点が考えどころですね。 展開が速くなるメリットか、検証が浅くなるデメリットか・・・。 あるいは、そんな些末な事柄よりも重要なものがあるのか・・・。
あと、兵部がチルドレンに提示した5000円は、生々しいくらい適確だと思いましたw でも、薫と葵はともかく、紫穂は教室に戻った途端に「条件は満たした」とばかりに正気に戻ってUターンして来そうですけどネw どちらかと言いますと・・・、チルドレンが参戦しない方が楽しめそうですけど・・・、はてさて。
姿なき侵入者(1)
神のゴミ箱
ギリアムの戦略がどんどん悪質になってきて喜ばしい限りです。 結果度外視のサンプルデータ収集なんて、やられる方にとっては迷惑以外の何物でもないですからね。 やはり悪役は主人公たちを困らせてなんぼです。
そして今度はパティちゃんにちょっかいを出してきた訳ですが・・・。 感情を乱す・・・と言いますか、虫の居所を悪くする程度の干渉のようですけど、果たしてこれが狙い通りなのか否か・・・。 チルドレンのフォース・オブ・アブソリューションを解析するための布石なのか、あるいは第三世代強化計画の一環なのか・・・。 しかし考えてみますと、以前にティムくん・バレットくんを再洗脳しようとして撃退されているんですよね(第27巻参照)。 ならば今パティちゃんに干渉する目的は・・・? データ収集は当然として、なにか別の目的がありそうですね・・・。
とりあえず、現場付近には「パンドラ学院の漆黒の首領・兵部“堕天使”京介少佐会長 UNLIMITED」がいるので、大事には至らないと思われます。 あと兵部は絶対に皆本に「依頼」なんか出来ないでしょうねw 「眠れる白雪姫」が起きていれば、交渉ももう少し容易だったでしょうに。 案外、今エピソードで一番苦労するのは兵部かも知れません・・・w
ロスト(8)
駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚
ギリアムの悪意に合理性が付加された事は喜ばしいです。 それくらいしてもらわんと鬼ごっこにならへんからな。
ファスナー男は、今後2、3回登場して、そのたびにキャラが変わっていたら凄く面白い事になりそうな予感がするのですが・・・、さてどうでしょうw いずれヨリシロなしで能力を発動できるようになれば良い勝負をしそうなのですけど、少年まんがって強さのインフレ大きいから急ぐ必要があるかも知れませんw もしも禁断の『さ』が復活すれば、彼の経過は格好のネタになるのでしょうね・・・。
ロスト(7)
全
どうにかこうにかファスナー男を撃退しましたが、その代償として松風くんの好感度がだだ下がりかも知れません(苦笑)。 あるいは・・・、彼に対するハードルを下げる狙いが椎名先生にあったのかも知れませんが・・・。 ともあれ、松風くんは任務を全うしたものの、あられもない姿を晒す事になった訳で・・・。 少なくとも僕は、ちょっと見苦しくて、あんまり愉快な印象は受けませんでしたね・・・。 戦術が基本的に捨て身なのも気掛かりですし・・・。
あと、紫穂はともかく、葵が同級生男子の全裸にあまり動揺していないのが意外でした。 子供の頃から皆本の身体を見て、耐性が付いていたのでしょうか?w
さて、黒い幽霊についてですが。 「ジェネレイションズ」が今の黒い幽霊の主力なのか、“商品展開”のひとつに過ぎないのかが気になります。 お父さまが存命かどうか、ギリアムの企画が子会社化されただけなのかどうか、疑問は尽きませんが・・・。 遺伝子強化エスパーなら突然変異もありえるので、劣悪なクローンと侮る事は危険かも知れません。 ・・・いえ、むしろ、突然変異こそが本命・・・カナ?
ひとまずは、第二世代たちからは戦意を感じないので、次回の締めを見届けたいと思います。
ロスト(6)
禁
ま、松風くんの生殖器が!!(オブラートな表現) さすがは黒い幽霊・・・、越えてはならない一線を易々と越えてきますね・・・。 と言いますか椎名先生・・・、この展開で次回へ引っ張るのですか?(苦笑) 少なからず読者が引いていると思われますが・・・(汗)。
まぁ松風くんもかなりの下ネタを食らってキツイと思いますが、あの皆本も以前に相当な醜態を晒していますからネ・・・(第13巻参照)。 恋敵に一歩近づいたと前向きに捉えるしかないのでしょう(苦笑)。
ところで、紫穂のワイヤーガンに火炎放射機能が付いて、ますますグッズ化が難しくなりましたw こーなったらもー「禁断の焔」と称して着火マンやライターの方向で行くしかないのでしょうか?w
次回は真面目に向き合うのが困難なため、ただひとつ、社会の窓を閉めて読みたいと思います・・・。 ○ ○ ○ 『ウルトラマンネクサス』の感想はまた後日に。 記憶より遥かに重厚な内容に感動しました。
ロスト(5)
臨
松風くん・葵・紫穂 vs ファスナー男が開戦です。 松風くんの指揮でファスナー男を攻略するのは既定事項なので、このあとの展開はさておきまして・・・。 読者の視点でファスナー男を分析して、松風くんを出し抜いてみる試みをしてみます。
まず能力の特性としまして。 ファスナーを通して空間を操作している。 ファスナーを開けないと能力を発揮できないが、閉めれば外界と遮断できる。 開閉する際にタイムラグがある。 あくまで発動媒介なので、必ずしもファスナーの現物が要る訳ではない。
そしてファスナーをばらまく狙いは、葵と紫穂の捕縛でしょうね。 四肢をジップロック(仮称)してしまえば、ほぼ無力化できますから。 基本戦術は澪の部分テレポートと似ているのカナ?(第6巻参照)
葵と紫穂の武器は、言わずもがなの瞬間移動と接触感応。 さらには空間認識と、徹底悪用・・・もとい十全活用。 おそらくこの戦いに薫の念動力は必要ではないと考えられます。
敵の弱点はやはり「ファスナーを通さないと能力が発動できない」という点ですね。 つまりファスナーを通らない物には対処が難しいと思われます。 島の隔絶や飛行機の隠蔽に用いたのは「イメージ」であり「物質」ではない。 能力の規模が大きくなるほど発動まで時間がかかるハズ。 小ファスナーは低コストだがバレーボールくらいの大きさには対処できないハズ。
さしあたって、あの小ファスナーばらまき攻撃には、葵のテレポート(空間認識)で退避しつつ、紫穂がヤシの実や大きな葉を用いれば、無力化できると思われます。 要約しますと、ファスナーの規模を見極めて許容量以上の物をぶつける、というのが攻略法でしょうか。 あるいは、もっと単純に「ファスナーに挟まれなければ、どうという事はない」かも知れません。 松風くん・・・、どや?w ○ ○ 次回掲載は20日なのですよね(汗)。 『ネクサス』発売が18日(月)なので、バランスが悪いと思わなくもないです(苦笑)。
あと、ファスナー男のもうひとつの目的が「松風くんのお口にチャック」だったらなぁ~と、なんとなく思ってます。
ロスト(4)
開
ファスナーをモチーフにして空間を区切る事ができる・・・というのがファスナー男(仮称)の能力でしょうか。 そこはかとなく強力そうで、相応に不便そうでもあり、面白いバランスの能力ですネ。 あと、なんとなく彼はボタン(の服)を嫌いそうですw
それにしましても、なにか久方ぶりに椎名先生の漫画を読んだ感覚がありました。 テンポの良い流れと、固くなりすぎない描写。 特に、澪がファスナーに挟まれるところは、「いかにも椎名先生☆」という感じでニヤリとしてしまいます。 もちろん、澪のパンチラと、ちょっと嬉しそうな薫の表情にも、ニヨニヨしてしまいますw
そーいえば松風くんは上半身裸で、これは「乳首を見せたも同然! つまり可憐GUY’S加入も同然!!」というアピールなのでしょうか? 個人的には、ファスナー男(仮称)が松風くんの“本体”だったら面白いと思っているのですが・・・、可能性はとても低そうです。 松風くんのキャラソンがいずれ発売される可能性の方がまだ高そうです。
ロスト(3)
応
どうやら離島男(仮称)の能力は隔離・軟禁に特化しているようですが・・・。 やはり目的が不明ですね。 攻撃手段が見当たりませんし、空間制御も永久には続かないでしょう。 いったい何のために葵たちを分断したのか・・・。 皆本たちに用があるようには見えませんし・・・。
紫穂が幻覚を看破できるのは非常に頼もしいです。 ユーリちゃんの催眠能力を体験しているので、もはや紫穂を欺く事は至難の業かと思われます。 余計な心配としましては・・・、今も22分31秒のカウントダウンは進んでいるのか、という事ですね。 おそらく松風くんは緊急事態に備えてリミッターON/OFFの権限を与えられているでしょうし、リミッターを作動させて10分経過でタイムリミットが1分回復する・・・などの裏設定もありそうなのですけど・・・、作中でどこまで活かすのかが個人的に引っ掛かっていまして・・・(汗)。 もし有名無実になるのなら、できる限り綺麗にフェードアウトしてもらいたいです・・・。
それと、おそれながら申し上げますと、今回のトビラ絵は次回で使用するべきだったのではないでしょうか・・・? 最終ページに登場する2人のネタバレが早すぎる印象を受けました・・・。 ○ ○ ○ あと、第41巻の感想を抜粋的に。 ナオミちゃんの下着が清純なもので良かったと思いました! 善くも悪くも谷崎主任の指導の賜物なので複雑な気持ちは否めないですけど(苦笑)、ナオミちゃんの下着はずっと淡色系であってほしいと強く思いました。黒なんてもってのほかです。 久しぶりの登場がなんかアレですけど、僕はバベル屈指の実力者の存在を決して忘れません。
ロスト(2)
絶
瞬間移動と催眠の合成能力のようですね・・・。 自身の空間に取り込んだ後、超能力の感覚を狂わせる・・・という性質でしょうか。 葵のテレポートを封じ、紫穂のサイコメトリーでも解析不能・・・なのカナ? そもそも無人島は現実なのでしょうか? 気候は催眠でどうとでもなりますし。
敵の正体については、本命:黒い幽霊のエスパー、対抗:ギリアム、大穴:兵部京介といったところでしょうか。 皆本・薫ペアの援護はあまり期待できそうにないので、つまるところ松風くんのために用意されたステージなのでしょうね。 横島の真似事のような振る舞いも、今後の活躍の前フリなのでしょう。 ・・・やはり、松風くんの存在意義が解らないのです・・・・・・。
次回(4/15)を心配も不安も無く読ませていただきます。
☆ ☆ ☆
さて、『ウルトラマンネクサス』の単行本がついに発売されますね! まぁ僕の第一印象も「エイプリルフールですね、わかります」だった訳ですがw しかし10年ですか・・・。早いものです。 そして10年を経てなお刊行してくれる心意気に感謝です。
当初は「全隊員のシャワーシーンを追加か!?」と早合点してしまいましたがw、全38話のストーリーを全編にわたり描き足す事は、1週の休載では不可能ですよね・・・(汗)。 なので、単行本の総ページ数など気にせずに、熱く、重く、光り輝く物語を楽しみにしたいと思います。 あ、勿論お値段(1200円+税)も気にいたしませんw
ロスト(1)
罠
新章は、どうやら薫と皆本、葵・紫穂と松風くんという分断されたチームでの任務になりそうですね。
オートパイロットを解除する事で催眠or瞬間移動のESPトラップが発動した・・・。 となると普通の人々の可能性は消えます。 パンドラも女帝や女神に危害を加えるようなちょっかいは出さないでしょう。 つまり十中八九、黒い幽霊の仕業だと思われます。
その狙いは不明ですが、個人的には、松風くんの催眠のアップデートだったら少しは面白いかなと思ってます。 僕の中では、彼のスパイ容疑は消えていないものでして・・・。 ずいぶん簡素になってしまった『絶チル』の相関図に、一石を投じてくれると有り難いかもです。
アウター・リミッツ(8)
硬
なるほど・・・、つまり薫の暴走と後悔は「B地区(©尾田栄一郎先生)が露見した事」が原因だった訳ですね・・・。 しかしこれは短期的視点では結構な損害かも知れませんが、中長期を視野に入れれば利益も見込めるのではないでしょうか。 具体的には、皆本の鉄仮面にヒビを入れる効果が期待できますw 石頭に鉄仮面に鋼の自制心の持ち主で、いまや椎名先生の作品史上、最も難攻不落の硬派キャラですからねぇw 現時点で出来る唯一のアドバイスは、「皆本とイチャつきたければ賢木を遠ざけておけ」という感じでしょうかw(第11巻おまけ参照)
それにしましても、今回のオチがラッキースケベで安心しました。 失礼ながら、「椎名高志先生」と「高潔」って最もかけ離れてるイメージですからね(失礼だと思うなら言うなよ)。 これが『GS美神』の横島と美神なら、興奮した横島が文珠を3個くらい精製してそうですしw 椎名先生の作品のイメージは・・・「良俗」・・・カナ?
次回は、新章突入やセンターカラーや新刊発売と盛り沢山ですね。 えー・・・、ひとつずつ楽しみたいと思います。
アウター・リミッツ(7)
容
「カオナシは誰の心にも存在する」・・・という事なのカナ・・・? あるいは「名前のない怪物」・・・カナ? ともあれ、薫は猛威を振るう自身の超能力から目を背けず、向き合い、覚悟をもって受け容れました。 これが薫の成長なのか女王の器なのかは定かではありませんが、今回の件で暴走する可能性はなくなったと思われます。 となりますと、いったい何が「暴走事故」で、薫はいったい何を「後悔」しているのでしょう? 薫は常に完璧を目指すような高潔な人物ではなかったと思いますが・・・。 次回に注目したいと思います。
ところで、薫と超能力の関係性は、『寄生獣』の新一とミギーの関係と相似していると捉えると・・・、タイムリーで面白いでしょうか? ちなみに原作は エッチそうなタイトルに惹かれて 10年ほど前に読了してます。 心に残る物語でした。
あとは、兵部の母親の三つ編み姿に萌えた同志を探していますw それと、高校生編の兵部はバベルのスーパーバイザー、または特別顧問のようなポジションなのでしょうか? 「あの強敵が仲間に!」という展開は既に完了しているのでしょうか? 高校生編において、もう敵はいないのかも知れません・・・カナ?
アウター・リミッツ(6)
牙
とどのつまり、暴走寸前の限界ギリギリの時こそ、制御する術を身に付ける絶好の機会という事らしいですね。 無菌室で育つと病弱になると言いますか、積雪に慣れていないと思わぬ事故を起こすと言いますか、トラブルを経験していないとトラブルに対処できないと言いますか、最大MPを上げるより使用MPを下げると言いますか・・・、ともあれ、超能力をコントロールする許容範囲を拡張するチャンスと、捉えて臨むべきと兵部は言いたいのですね。 たしかに・・・、過保護=オーバーヘルプは人を成長させませんからね・・・。
そして薫はその制御に失敗して悔いている・・・という事なのカナ? 超能力の「闇」はユーリちゃんの「ファントム」が解り易いでしょうか。 食われるとああなってしまうのでしょう・・・。 まぁ僕的には、22分31秒という壁を乗り越えるのか、あくまでその制限の中で対処していくのか、今後の方向性の方が気になっているのですが・・・。
あと今回は、兵部の母や、小夜ちゃん再登場など、けっこう盛り沢山でした。 僕の注目は兵部と不二子ちゃんの戦後の対立です。 あんなに真っ直ぐだった弟が、なにか540度くらいひねくれてグレちゃった姿を見るのは相当キツかっただろうな・・・と。 もちろん相応のキツい体験の結果なのですけど。 やっぱり不二子ちゃんの心残りは兵部なのかなと思いました。 バベルの事は他の人に託せるけど、兵部の事は自分で始末をつけたいのかなと・・・。 パンドラは今の兵部を肯定・支持していますからね。 誰かが今の兵部を否定しなくてはいけないのかも知れません・・・。
アウター・リミッツ(5)
門
まず、兵部の暴走が安定している理由はシンプルだと思います。 それは暴走を受け入れているから。抑えようと思っていないからだと思われます。 と言いますか、おそらく「水門」は早乙女隊長に撃ち抜かれて壊れてしまったので、やむなく「水流」を制御する術を身に付けるしかなかったのカナ・・・と、推察してます。 結論として、臨死体験レベルの怪我の功名なので、薫たちは勿論、他のエスパーにも真似できない芸当かと思われます。 ただ、水門を無理に閉じるのではなく、放出された水流を上手く操る事が出来るならば、暴走を制御する光明となり得るのカナとも思います。 もしかすると・・・、妙神山で修業する展開もあるのカナ?w
次に、今回はエスパーと普通人の隔絶を思い知らされました・・・。 「能力が暴走して死に至る危険がある」・・・、これはもはや普通の人間とは思えません・・・。 兵部の高飛車な表現を差し引いても、「別種」という事を痛感してしまいます・・・。 なにかとても高次な悩みで、つい「あーーあーー美形さまはよー!!! ピアノもお上手でよーございましたなーーー!!!」みたいな気持ちになってしまいます(苦笑)。 思いがけず、「奴らは異形の力を持つ怪物だ」という普通の人々の感情の一端を、思い知る事になりました・・・。
さて、本筋は薫が風邪をひいて万全の態勢をとったのに暴走しそう・・・という感じですね。 風邪の時に暴走すれば22分31秒も保たずに自滅する恐れがあるとしたら、皆本の危機管理能力が甘いと言わざるを得ないですね・・・! 兵部部屋(仮称)の強力なECMで対応できなかった場合の・・・、二の手、三の手は用意してあるのカナ? それともまた今回も、兵部に助けてもらうのカナ? しかと見届けたいと思います。 ○ ○ あと、次回は2/25になるのですよネ。 次号は(たぶん)「単行本作業」という大義名分を掲げて休載のようです。 この事態が本誌火曜日発売の反動かどうか定かではありませんが・・・、椎名先生・・・おそろしい子!w
アウター・リミッツ(4)
病
皆本がギスギスしてます(苦笑)。 局長はともかく、朧さんは女の勘で、賢木は付き合いの長さから、なんとなく心中を察していそうですけど・・・、なまじ頭の良い人がテンパると逆に怖いですからねぇ・・・(苦笑)。
さてしかし、皆本にとって薫に手を出す・・・もとい、女性として好きになる事はどれほど禁忌なのでしょう? 横島がおキヌちゃんのおフロを覗くくらい、やっちゃいけない事なのでしょうか? 高校教師と高校生徒の恋愛はアウトっぽいですが、大学教師と大学生徒の恋愛はまぁまぁセーフっぽいカナ? と言いますか、社会人は高校生との恋愛は卒業するまで我慢して、18才以上なら概ねOKというのが、なんとなくの社会の倫理感カナ? でも、きっと皆本は薫を「未成年だから」拒絶している訳ではないんですよね。
別居に対して賢木からドクターストップがかかった時も「いや、あの子たちは―――もう子供じゃない」って言いたかったんでしょうけど、それなら大人同士の恋愛になるので社会の目も厳しくないハズですが・・・、うーん、なにか違いますね。 うーん・・・・・・、皆本、あるいは椎名先生がチルドレンを「大人」として扱う事に性急になっていて、読者の「高校生」の感覚と齟齬を来しているのかも知れません。
まぁ案外、兵部の「キミみたいな奴はいずれ必ず―――自分の担当するエスパーに手を出すねっ!!」という言葉や、ナオミちゃんとの結婚を目論んだ谷崎主任の存在が、皆本の心のブレーキになっているのかも知れませんが・・・(苦笑)。 ○ ○ 次回は、薫が風邪をひいたケースが描かれるようですが、咳やくしゃみで窓が割れたりしちゃうのでしょうか? 薫はこの時の事を悔いてましたけど、風邪の時に平常時と同じ動きはみんな出来ないので、誰も責めないと思うのですが、はたしてその実態やいかに・・・? 女王が風邪をひくと何屋さんが儲かるのでしょう?(まちがい)
あと、次号は水曜日が祝日のため、発売が火曜日になるのですよね。 前倒しはジャンプではよくある事ですけど、サンデーでは珍しいケースかと思います。 たぶん締切も1日早くなっていたと思われますので、その辺の椎名先生の対応をちょっぴり聞いてみたいなと思います。 半分以上が愚痴カナ(苦笑)? 仕事の流儀が垣間見れるカナ?
アウター・リミッツ(3)
決壊
当然のように、薫にも死亡のシミュレート結果が出ました。 皆本は暴走のメカニズムは単純だからと結構楽観的に捉えていますが、「22分31秒」という壁は能力の限界であり、改善の見通しも立たず、今後一生ついてまわるもののはずです。 確信は持てませんが、リミッター無しでは日常生活も送れないかも知れません。 四六時中「命綱」を着けていないといけない精神的負担は、相当なものでしょう・・・。 あと皆本は、薫の心配が暴走そのものじゃなくて「自分の能力が誰かを傷つける事」という点に気付いているのでしょうか?
そして今回の結果は、「破壊の女王」、「光速の女神」、「禁断の女帝」の攻略法にも繋がるのですよね・・・。 「最大出力で対応せざるを得ない戦力で約25分の波状攻撃をしかける」というシンプルなものです。 それが達成できたなら、相手は自滅するのですから・・・。 と言いますか、おそらく全エスパーに通用する作戦ではないでしょうか? きっと「漆黒の堕天使」の制限時間はもっと短いでしょうし・・・。 理論的には、普通人が数で圧倒すれば超度7も攻略できるという事になってしまいました・・・。 エスパーの弾圧は思いのほか簡単に出来てしまうのかも知れません・・・。 ○ ○ それはそれとして、ついに皆本が薫に発情しましたねw(誤解を誘う発言) 身も蓋もない言い方をしますと、皆本が薫のおっぱいに興奮してましたw だがしかし、この春休みの時点で薫への想いを自覚していたとすると、新学期以降の松風くんやチルドレンへの対応の意味合いが変わってくるのですよね。 なんと言いますか、もっともらしい理屈をつけて処理してしまったかのような落ち着きがありましたから(苦笑)。 たとえば「妹の発育に対して目のやり場に困ってしまう兄の心境に近似しているに過ぎない・・・」とか。
ともあれ、限界を迎えたチルドレンを見守りつつ、心が決壊寸前の皆本を楽しみつつ、次回を読ませていただきます。
アウター・リミッツ(2)
諸刃
ちょっと驚愕のシミュレーション結果が出ましたね・・・。 「解禁時間に制限を持たせる設定」くらいの解釈だったのですが、まさか致命的な事態だったとは・・・。 あくまで「全力を出した場合」という事ですけど、悩ましいですね・・・。 全力を出せないストレス、全力を出す不安、全力を出す必要のない平穏、超度7の存在意義・・・、様々なジレンマが付きまといます・・・。
確かな事は、チルドレンが皆本に命を預ける事に、微塵も不安を感じていないであろう事。 皆本がその信頼に絶対に応えてくれるという事でしょうか。
あと、ふと思ったのが、葵がテレポートする時、無意識に胸の質量を宇宙の外に置いてきてしまっているのでは・・・という憶測。 澪の場合は、部分テレポートで無意識に体の余分な脂肪を胸に移動してしまっているのかも・・・という仮説。 でも無論、胸に貴賤なし!
次回は薫の番ですが、服が破れ散るエロ展開か、臓物をブチ撒けるグロ展開か、慎重にページをめくりたいと思います。
アウター・リミッツ(1)
ホーム スイート ホーム
チルドレンと皆本が別居する事に・・・! これがJKの威力・・・ッ!
しかしこれ・・・、寂しいのはやっぱり皆本の方カナ? 皆本宅にはまだティムくん・バレットくんが居るのでしょうけど、にぎやかな女子3人がいなくなると相当静かになっちゃうでしょうしねぇ・・・。 おそらくチルドレンが使ってた部屋はなるべく片付けないで、しばらく保存しておくのでしょうネ。 明石邸の方は3人一緒で、皆本の代わりに末摘さんがいるので、大きな変化は無いのですよね。 おそらく今は寂しさよりも自立へのワクワクの方が勝っているでしょうし。
という事で、この件は後々皆本の心境に変化を及ぼすのかなー・・・と思っております。 『甘い生活』が物理的に近づく事によって心の距離を感じるならば、この別居は物理的に遠のく事によって心の距離が近付くのカナ・・・と。 いずれ皆本と誰かが密会するようになるのカナ・・・?
エピソードとしては、薫のリミッター解禁時間に制限をつけた経緯が語られるみたいですね。 うーん・・・、「自分の限界を心得ている事が大人」とか思っちゃうんですけど、成長中の子供には「自分で限界を設定するな」と言うのが正しいと思うんですよね・・・。 その辺のバランスをどう描くのかに注目しながら、次回(1/21)を読んでみたいと思います。
学園天国(8)
ホワイトナイト
あけましておめでとうございます。
お正月は部屋の整理中に見つけた『電車男』の漫画を読んで昂る以外は、また~り過ごしています・・・。 では、遅ればせながら本編の感想を書かせていただきます。 ○ ○ 松風くんへの判定は、客観的にはシロという事になるのでしょうか・・・カナ? 僕の主観的には限りなくシロに近いグレーで、まぁ大差ないのですが。 95%は潔白で、残り5%の疑惑に対して邪推は出来るのですが・・・、現時点では有意義な結論には至らなそうなんですよね。 印象論になりますけど、兵部のバリバリの警戒網をギリアムが掻い潜る事を、椎名先生が許容できるのカナ・・・、という点が頭の片隅に引っ掛かっています。
ともあれ、とりあえず、チルドレンに優秀な“味方”ができたと考えていいのでしょうね。 皆本の言う通り、1人でも多くの人がチルドレンを支えてくれれば心強い事は確かなのですから。
あと、今エピソードは、「兵部会長」と「松風くんのテスト」で魅力が相殺されてしまった感が、ちょっぴり残念でした。 ○ ○ それでは、どうか今年も『絶対可憐チルドレン』を楽しめますように・・・。
第40巻
越えていく
高校生編の開幕となる第40巻の感想を書かせていただきます。
まず表紙。 デザインが一新されていて、とても格好良いです☆ 背景色が白というのが何気に初めてで、とても洗練されているイメージです☆ チルドレンが第1巻と同じポーズをしている事実が、ホワイトアウトしてしまうほどに・・・w お恥ずかしながら、椎名先生のツイートを読むまで気付きませんでした・・・(苦笑)。
中トビラも第1巻と同じ構図なのですよね。 薫がやや控えめな印象を受けますが、それでも3人の皆本への信頼度はさらに上がっている印象で、とても微笑ましいです・・・! 皆本のスーツが右前なのも再現している事に、先生の(謎の)こだわりが感じられます(苦笑)。
加筆・修正点は無いに等しいですね。 澪の名字の「筑紫」が「つくし」ではなく「ちくし」のままでしたけど(P.163)、些末な事です。 大事なのは中の人の声が聴こえるかどうか、ですから♪
4コマ+おまけ。 小学生の頃といいますと・・・、薫は下卑たオッサンのようで・・・、葵は銭ゲバ・・・もとい勘定が上手くて・・・、紫穂はジャックナイフのようでしたっけねぇ・・・。 いや、さすがにこれは酷い表現カナ(汗)? ともあれ、紫穂の詰めの甘さに安心してしまうのは間違いじゃないと思うのです。 どうか完全犯罪を遂行したりしないでネw
さて、今巻の目玉は何といっても「第40巻」という事ですね。 椎名先生の代表作『GS美神 極楽大作戦!!』の全39巻を越えたという事実です。 奥付を参照しますと、『GS美神』第39巻が1999年12月発行、『絶チル』第40巻が2014年12月発行・・・と、実に15年の歳月を経てキャリアハイを更新したのです・・・! これがどれほど凄い事か・・・! 週刊誌という流行り廃りも締め切りもハイペースな環境で、漫画というものを練磨し続け、作者の心の激情を表現し、それが読者の心に響く・・・。 この奇跡のようなサイクルを、いわば“保障の無い努力”で継続していく・・・。 そこに伴う苦難は先生の失踪の回数が物語っている事でしょう・・・。 まさしく想像を絶する世界です・・・。
勿論ここで終わりという事ではなく、ここから越えていく事になるので、これからも先生の“前進”を見守りつつ、いち読者として漫画を楽しみたいと思います。 『絶対可憐チルドレン』第40巻の刊行、真におめでとうございます☆ そして、誠にありがとうございます! ○ ○ ○ では、ここからは暗い話題を・・・(苦笑)。 実は最近の『絶チル』にはネガティブな感想も持っていて、その処理に困っていたのですが、ひょんな事から目処がついたので、ここに記させていただきます。
松風浩一の言動は皆本が代替できるのではないか? 松風浩一の言動は色々なものの二番煎じではないのか? 『学園天国』編は釈然としない茶番ではないのか? ザ・チルドレンから皆本を遠ざけて同い年の松風浩一を加える事で、自立を表現しようとでもいうのか? なによりも、ここまで松風浩一を中心に据えないと高校生編の話は回らないのか? ならばいっそ、高校生編は蛇足ではないのか?
以上のような不満材料を辛辣かつ痛烈に調合すれば激辛な感想が出来上がるのですが、どうやらそれは実現せずに済みそうです。 個人的に思う椎名先生の最大の魅力である「シリアスとギャグのバランス」も、やや意識的にではあるものの保たれているのに、いまいち楽しめない現状への葛藤もほぼ解決しました。 それは『HUNTER×HUNTER』のジンの言葉です。
「道草を楽しめ。大いにな。 ほしいものより大切なものが、きっとそっちに ころがってる」
僕が椎名先生の漫画に求めているのは、多彩な「面白さ」です。 最近それが欠乏気味だったため、ついつい目先の面白さを求めすぎていたようです。 ここはひとつ視点を引き視野を広くして、長い目で見るゆとりが必要なようです。 僕の心の真ん中に響かなくとも、いまいち楽しめない現状を無駄と思わず、この道中を楽しむ姿勢が重要なようです。 ともすれば屁理屈に思えるかも知れませんが、これが僕の今後の心境です。 ○ ○ それを踏まえた『学園天国(8)』の感想は来年に。 では皆様、よいお年を・・・。
姿なき侵入者(2)
ワールドトリガー
横島の魂は薫へ、そしてパティちゃんへと受け継がれていたのですねw
ようこそザ・サード・・・! 君が三番目だ!!
煩悩を活力にしたり、心の声が漏れ出したら、もう立派な横島ですw
「ありがとう そして ありがとう!!」の言葉が、業が深そうでステキですw
さて、「ジェネレイションズ」にとって学校はいい実験場のようですけど、ティムくん、バレットくん、パティちゃんから逆探知されてしまう点が考えどころですね。
展開が速くなるメリットか、検証が浅くなるデメリットか・・・。
あるいは、そんな些末な事柄よりも重要なものがあるのか・・・。
あと、兵部がチルドレンに提示した5000円は、生々しいくらい適確だと思いましたw
でも、薫と葵はともかく、紫穂は教室に戻った途端に「条件は満たした」とばかりに正気に戻ってUターンして来そうですけどネw
どちらかと言いますと・・・、チルドレンが参戦しない方が楽しめそうですけど・・・、はてさて。
姿なき侵入者(1)
神のゴミ箱
ギリアムの戦略がどんどん悪質になってきて喜ばしい限りです。
結果度外視のサンプルデータ収集なんて、やられる方にとっては迷惑以外の何物でもないですからね。
やはり悪役は主人公たちを困らせてなんぼです。
そして今度はパティちゃんにちょっかいを出してきた訳ですが・・・。
感情を乱す・・・と言いますか、虫の居所を悪くする程度の干渉のようですけど、果たしてこれが狙い通りなのか否か・・・。
チルドレンのフォース・オブ・アブソリューションを解析するための布石なのか、あるいは第三世代強化計画の一環なのか・・・。
しかし考えてみますと、以前にティムくん・バレットくんを再洗脳しようとして撃退されているんですよね(第27巻参照)。
ならば今パティちゃんに干渉する目的は・・・?
データ収集は当然として、なにか別の目的がありそうですね・・・。
とりあえず、現場付近には「パンドラ学院の漆黒の首領・兵部“堕天使”京介少佐会長 UNLIMITED」がいるので、大事には至らないと思われます。
あと兵部は絶対に皆本に「依頼」なんか出来ないでしょうねw
「眠れる白雪姫」が起きていれば、交渉ももう少し容易だったでしょうに。
案外、今エピソードで一番苦労するのは兵部かも知れません・・・w
ロスト(8)
駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚
ギリアムの悪意に合理性が付加された事は喜ばしいです。
それくらいしてもらわんと鬼ごっこにならへんからな。
ファスナー男は、今後2、3回登場して、そのたびにキャラが変わっていたら凄く面白い事になりそうな予感がするのですが・・・、さてどうでしょうw
いずれヨリシロなしで能力を発動できるようになれば良い勝負をしそうなのですけど、少年まんがって強さのインフレ大きいから急ぐ必要があるかも知れませんw
もしも禁断の『さ』が復活すれば、彼の経過は格好のネタになるのでしょうね・・・。
ロスト(7)
全
どうにかこうにかファスナー男を撃退しましたが、その代償として松風くんの好感度がだだ下がりかも知れません(苦笑)。
あるいは・・・、彼に対するハードルを下げる狙いが椎名先生にあったのかも知れませんが・・・。
ともあれ、松風くんは任務を全うしたものの、あられもない姿を晒す事になった訳で・・・。
少なくとも僕は、ちょっと見苦しくて、あんまり愉快な印象は受けませんでしたね・・・。
戦術が基本的に捨て身なのも気掛かりですし・・・。
あと、紫穂はともかく、葵が同級生男子の全裸にあまり動揺していないのが意外でした。
子供の頃から皆本の身体を見て、耐性が付いていたのでしょうか?w
さて、黒い幽霊についてですが。
「ジェネレイションズ」が今の黒い幽霊の主力なのか、“商品展開”のひとつに過ぎないのかが気になります。
お父さまが存命かどうか、ギリアムの企画が子会社化されただけなのかどうか、疑問は尽きませんが・・・。
遺伝子強化エスパーなら突然変異もありえるので、劣悪なクローンと侮る事は危険かも知れません。
・・・いえ、むしろ、突然変異こそが本命・・・カナ?
ひとまずは、第二世代たちからは戦意を感じないので、次回の締めを見届けたいと思います。
ロスト(6)
禁
ま、松風くんの生殖器が!!(オブラートな表現)
さすがは黒い幽霊・・・、越えてはならない一線を易々と越えてきますね・・・。
と言いますか椎名先生・・・、この展開で次回へ引っ張るのですか?(苦笑)
少なからず読者が引いていると思われますが・・・(汗)。
まぁ松風くんもかなりの下ネタを食らってキツイと思いますが、あの皆本も以前に相当な醜態を晒していますからネ・・・(第13巻参照)。
恋敵に一歩近づいたと前向きに捉えるしかないのでしょう(苦笑)。
ところで、紫穂のワイヤーガンに火炎放射機能が付いて、ますますグッズ化が難しくなりましたw
こーなったらもー「禁断の焔」と称して着火マンやライターの方向で行くしかないのでしょうか?w
次回は真面目に向き合うのが困難なため、ただひとつ、社会の窓を閉めて読みたいと思います・・・。
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○
『ウルトラマンネクサス』の感想はまた後日に。
記憶より遥かに重厚な内容に感動しました。
ロスト(5)
臨
松風くん・葵・紫穂 vs ファスナー男が開戦です。
松風くんの指揮でファスナー男を攻略するのは既定事項なので、このあとの展開はさておきまして・・・。
読者の視点でファスナー男を分析して、松風くんを出し抜いてみる試みをしてみます。
まず能力の特性としまして。
ファスナーを通して空間を操作している。
ファスナーを開けないと能力を発揮できないが、閉めれば外界と遮断できる。
開閉する際にタイムラグがある。
あくまで発動媒介なので、必ずしもファスナーの現物が要る訳ではない。
そしてファスナーをばらまく狙いは、葵と紫穂の捕縛でしょうね。
四肢をジップロック(仮称)してしまえば、ほぼ無力化できますから。
基本戦術は澪の部分テレポートと似ているのカナ?(第6巻参照)
葵と紫穂の武器は、言わずもがなの瞬間移動と接触感応。
さらには空間認識と、徹底悪用・・・もとい十全活用。
おそらくこの戦いに薫の念動力は必要ではないと考えられます。
敵の弱点はやはり「ファスナーを通さないと能力が発動できない」という点ですね。
つまりファスナーを通らない物には対処が難しいと思われます。
島の隔絶や飛行機の隠蔽に用いたのは「イメージ」であり「物質」ではない。
能力の規模が大きくなるほど発動まで時間がかかるハズ。
小ファスナーは低コストだがバレーボールくらいの大きさには対処できないハズ。
さしあたって、あの小ファスナーばらまき攻撃には、葵のテレポート(空間認識)で退避しつつ、紫穂がヤシの実や大きな葉を用いれば、無力化できると思われます。
要約しますと、ファスナーの規模を見極めて許容量以上の物をぶつける、というのが攻略法でしょうか。
あるいは、もっと単純に「ファスナーに挟まれなければ、どうという事はない」かも知れません。
松風くん・・・、どや?w
○
○
次回掲載は20日なのですよね(汗)。
『ネクサス』発売が18日(月)なので、バランスが悪いと思わなくもないです(苦笑)。
あと、ファスナー男のもうひとつの目的が「松風くんのお口にチャック」だったらなぁ~と、なんとなく思ってます。
ロスト(4)
開
ファスナーをモチーフにして空間を区切る事ができる・・・というのがファスナー男(仮称)の能力でしょうか。
そこはかとなく強力そうで、相応に不便そうでもあり、面白いバランスの能力ですネ。
あと、なんとなく彼はボタン(の服)を嫌いそうですw
それにしましても、なにか久方ぶりに椎名先生の漫画を読んだ感覚がありました。
テンポの良い流れと、固くなりすぎない描写。
特に、澪がファスナーに挟まれるところは、「いかにも椎名先生☆」という感じでニヤリとしてしまいます。
もちろん、澪のパンチラと、ちょっと嬉しそうな薫の表情にも、ニヨニヨしてしまいますw
そーいえば松風くんは上半身裸で、これは「乳首を見せたも同然! つまり可憐GUY’S加入も同然!!」というアピールなのでしょうか?
個人的には、ファスナー男(仮称)が松風くんの“本体”だったら面白いと思っているのですが・・・、可能性はとても低そうです。
松風くんのキャラソンがいずれ発売される可能性の方がまだ高そうです。
ロスト(3)
応
どうやら離島男(仮称)の能力は隔離・軟禁に特化しているようですが・・・。
やはり目的が不明ですね。
攻撃手段が見当たりませんし、空間制御も永久には続かないでしょう。
いったい何のために葵たちを分断したのか・・・。
皆本たちに用があるようには見えませんし・・・。
紫穂が幻覚を看破できるのは非常に頼もしいです。
ユーリちゃんの催眠能力を体験しているので、もはや紫穂を欺く事は至難の業かと思われます。
余計な心配としましては・・・、今も22分31秒のカウントダウンは進んでいるのか、という事ですね。
おそらく松風くんは緊急事態に備えてリミッターON/OFFの権限を与えられているでしょうし、リミッターを作動させて10分経過でタイムリミットが1分回復する・・・などの裏設定もありそうなのですけど・・・、作中でどこまで活かすのかが個人的に引っ掛かっていまして・・・(汗)。
もし有名無実になるのなら、できる限り綺麗にフェードアウトしてもらいたいです・・・。
それと、おそれながら申し上げますと、今回のトビラ絵は次回で使用するべきだったのではないでしょうか・・・?
最終ページに登場する2人のネタバレが早すぎる印象を受けました・・・。
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あと、第41巻の感想を抜粋的に。
ナオミちゃんの下着が清純なもので良かったと思いました!
善くも悪くも谷崎主任の指導の賜物なので複雑な気持ちは否めないですけど(苦笑)、ナオミちゃんの下着はずっと淡色系であってほしいと強く思いました。黒なんてもってのほかです。
久しぶりの登場がなんかアレですけど、僕はバベル屈指の実力者の存在を決して忘れません。
ロスト(2)
絶
瞬間移動と催眠の合成能力のようですね・・・。
自身の空間に取り込んだ後、超能力の感覚を狂わせる・・・という性質でしょうか。
葵のテレポートを封じ、紫穂のサイコメトリーでも解析不能・・・なのカナ?
そもそも無人島は現実なのでしょうか? 気候は催眠でどうとでもなりますし。
敵の正体については、本命:黒い幽霊のエスパー、対抗:ギリアム、大穴:兵部京介といったところでしょうか。
皆本・薫ペアの援護はあまり期待できそうにないので、つまるところ松風くんのために用意されたステージなのでしょうね。
横島の真似事のような振る舞いも、今後の活躍の前フリなのでしょう。
・・・やはり、松風くんの存在意義が解らないのです・・・・・・。
次回(4/15)を心配も不安も無く読ませていただきます。
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さて、『ウルトラマンネクサス』の単行本がついに発売されますね!
まぁ僕の第一印象も「エイプリルフールですね、わかります」だった訳ですがw
しかし10年ですか・・・。早いものです。
そして10年を経てなお刊行してくれる心意気に感謝です。
当初は「全隊員のシャワーシーンを追加か!?」と早合点してしまいましたがw、全38話のストーリーを全編にわたり描き足す事は、1週の休載では不可能ですよね・・・(汗)。
なので、単行本の総ページ数など気にせずに、熱く、重く、光り輝く物語を楽しみにしたいと思います。
あ、勿論お値段(1200円+税)も気にいたしませんw
ロスト(1)
罠
新章は、どうやら薫と皆本、葵・紫穂と松風くんという分断されたチームでの任務になりそうですね。
オートパイロットを解除する事で催眠or瞬間移動のESPトラップが発動した・・・。
となると普通の人々の可能性は消えます。
パンドラも女帝や女神に危害を加えるようなちょっかいは出さないでしょう。
つまり十中八九、黒い幽霊の仕業だと思われます。
その狙いは不明ですが、個人的には、松風くんの催眠のアップデートだったら少しは面白いかなと思ってます。
僕の中では、彼のスパイ容疑は消えていないものでして・・・。
ずいぶん簡素になってしまった『絶チル』の相関図に、一石を投じてくれると有り難いかもです。
アウター・リミッツ(8)
硬
なるほど・・・、つまり薫の暴走と後悔は「B地区(©尾田栄一郎先生)が露見した事」が原因だった訳ですね・・・。
しかしこれは短期的視点では結構な損害かも知れませんが、中長期を視野に入れれば利益も見込めるのではないでしょうか。
具体的には、皆本の鉄仮面にヒビを入れる効果が期待できますw
石頭に鉄仮面に鋼の自制心の持ち主で、いまや椎名先生の作品史上、最も難攻不落の硬派キャラですからねぇw
現時点で出来る唯一のアドバイスは、「皆本とイチャつきたければ賢木を遠ざけておけ」という感じでしょうかw(第11巻おまけ参照)
それにしましても、今回のオチがラッキースケベで安心しました。
失礼ながら、「椎名高志先生」と「高潔」って最もかけ離れてるイメージですからね(失礼だと思うなら言うなよ)。
これが『GS美神』の横島と美神なら、興奮した横島が文珠を3個くらい精製してそうですしw
椎名先生の作品のイメージは・・・「良俗」・・・カナ?
次回は、新章突入やセンターカラーや新刊発売と盛り沢山ですね。
えー・・・、ひとつずつ楽しみたいと思います。
アウター・リミッツ(7)
容
「カオナシは誰の心にも存在する」・・・という事なのカナ・・・?
あるいは「名前のない怪物」・・・カナ?
ともあれ、薫は猛威を振るう自身の超能力から目を背けず、向き合い、覚悟をもって受け容れました。
これが薫の成長なのか女王の器なのかは定かではありませんが、今回の件で暴走する可能性はなくなったと思われます。
となりますと、いったい何が「暴走事故」で、薫はいったい何を「後悔」しているのでしょう?
薫は常に完璧を目指すような高潔な人物ではなかったと思いますが・・・。
次回に注目したいと思います。
ところで、薫と超能力の関係性は、『寄生獣』の新一とミギーの関係と相似していると捉えると・・・、タイムリーで面白いでしょうか?
ちなみに原作は
エッチそうなタイトルに惹かれて10年ほど前に読了してます。心に残る物語でした。
あとは、兵部の母親の三つ編み姿に萌えた同志を探していますw
それと、高校生編の兵部はバベルのスーパーバイザー、または特別顧問のようなポジションなのでしょうか?
「あの強敵が仲間に!」という展開は既に完了しているのでしょうか?
高校生編において、もう敵はいないのかも知れません・・・カナ?
アウター・リミッツ(6)
牙
とどのつまり、暴走寸前の限界ギリギリの時こそ、制御する術を身に付ける絶好の機会という事らしいですね。
無菌室で育つと病弱になると言いますか、積雪に慣れていないと思わぬ事故を起こすと言いますか、トラブルを経験していないとトラブルに対処できないと言いますか、最大MPを上げるより使用MPを下げると言いますか・・・、ともあれ、超能力をコントロールする許容範囲を拡張するチャンスと、捉えて臨むべきと兵部は言いたいのですね。
たしかに・・・、過保護=オーバーヘルプは人を成長させませんからね・・・。
そして薫はその制御に失敗して悔いている・・・という事なのカナ?
超能力の「闇」はユーリちゃんの「ファントム」が解り易いでしょうか。
食われるとああなってしまうのでしょう・・・。
まぁ僕的には、22分31秒という壁を乗り越えるのか、あくまでその制限の中で対処していくのか、今後の方向性の方が気になっているのですが・・・。
あと今回は、兵部の母や、小夜ちゃん再登場など、けっこう盛り沢山でした。
僕の注目は兵部と不二子ちゃんの戦後の対立です。
あんなに真っ直ぐだった弟が、なにか540度くらいひねくれてグレちゃった姿を見るのは相当キツかっただろうな・・・と。
もちろん相応のキツい体験の結果なのですけど。
やっぱり不二子ちゃんの心残りは兵部なのかなと思いました。
バベルの事は他の人に託せるけど、兵部の事は自分で始末をつけたいのかなと・・・。
パンドラは今の兵部を肯定・支持していますからね。
誰かが今の兵部を否定しなくてはいけないのかも知れません・・・。
アウター・リミッツ(5)
門
まず、兵部の暴走が安定している理由はシンプルだと思います。
それは暴走を受け入れているから。抑えようと思っていないからだと思われます。
と言いますか、おそらく「水門」は早乙女隊長に撃ち抜かれて壊れてしまったので、やむなく「水流」を制御する術を身に付けるしかなかったのカナ・・・と、推察してます。
結論として、臨死体験レベルの怪我の功名なので、薫たちは勿論、他のエスパーにも真似できない芸当かと思われます。
ただ、水門を無理に閉じるのではなく、放出された水流を上手く操る事が出来るならば、暴走を制御する光明となり得るのカナとも思います。
もしかすると・・・、妙神山で修業する展開もあるのカナ?w
次に、今回はエスパーと普通人の隔絶を思い知らされました・・・。
「能力が暴走して死に至る危険がある」・・・、これはもはや普通の人間とは思えません・・・。
兵部の高飛車な表現を差し引いても、「別種」という事を痛感してしまいます・・・。
なにかとても高次な悩みで、つい「あーーあーー美形さまはよー!!! ピアノもお上手でよーございましたなーーー!!!」みたいな気持ちになってしまいます(苦笑)。
思いがけず、「奴らは異形の力を持つ怪物だ」という普通の人々の感情の一端を、思い知る事になりました・・・。
さて、本筋は薫が風邪をひいて万全の態勢をとったのに暴走しそう・・・という感じですね。
風邪の時に暴走すれば22分31秒も保たずに自滅する恐れがあるとしたら、皆本の危機管理能力が甘いと言わざるを得ないですね・・・!
兵部部屋(仮称)の強力なECMで対応できなかった場合の・・・、二の手、三の手は用意してあるのカナ?
それともまた今回も、兵部に助けてもらうのカナ?
しかと見届けたいと思います。
○
○
あと、次回は2/25になるのですよネ。
次号は(たぶん)「単行本作業」という大義名分を掲げて休載のようです。
この事態が本誌火曜日発売の反動かどうか定かではありませんが・・・、椎名先生・・・おそろしい子!w
アウター・リミッツ(4)
病
皆本がギスギスしてます(苦笑)。
局長はともかく、朧さんは女の勘で、賢木は付き合いの長さから、なんとなく心中を察していそうですけど・・・、なまじ頭の良い人がテンパると逆に怖いですからねぇ・・・(苦笑)。
さてしかし、皆本にとって薫に手を出す・・・もとい、女性として好きになる事はどれほど禁忌なのでしょう?
横島がおキヌちゃんのおフロを覗くくらい、やっちゃいけない事なのでしょうか?
高校教師と高校生徒の恋愛はアウトっぽいですが、大学教師と大学生徒の恋愛はまぁまぁセーフっぽいカナ?
と言いますか、社会人は高校生との恋愛は卒業するまで我慢して、18才以上なら概ねOKというのが、なんとなくの社会の倫理感カナ?
でも、きっと皆本は薫を「未成年だから」拒絶している訳ではないんですよね。
別居に対して賢木からドクターストップがかかった時も「いや、あの子たちは―――もう子供じゃない」って言いたかったんでしょうけど、それなら大人同士の恋愛になるので社会の目も厳しくないハズですが・・・、うーん、なにか違いますね。
うーん・・・・・・、皆本、あるいは椎名先生がチルドレンを「大人」として扱う事に性急になっていて、読者の「高校生」の感覚と齟齬を来しているのかも知れません。
まぁ案外、兵部の「キミみたいな奴はいずれ必ず―――自分の担当するエスパーに手を出すねっ!!」という言葉や、ナオミちゃんとの結婚を目論んだ谷崎主任の存在が、皆本の心のブレーキになっているのかも知れませんが・・・(苦笑)。
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次回は、薫が風邪をひいたケースが描かれるようですが、咳やくしゃみで窓が割れたりしちゃうのでしょうか?
薫はこの時の事を悔いてましたけど、風邪の時に平常時と同じ動きはみんな出来ないので、誰も責めないと思うのですが、はたしてその実態やいかに・・・?
女王が風邪をひくと何屋さんが儲かるのでしょう?(まちがい)
あと、次号は水曜日が祝日のため、発売が火曜日になるのですよね。
前倒しはジャンプではよくある事ですけど、サンデーでは珍しいケースかと思います。
たぶん締切も1日早くなっていたと思われますので、その辺の椎名先生の対応をちょっぴり聞いてみたいなと思います。
半分以上が愚痴カナ(苦笑)? 仕事の流儀が垣間見れるカナ?
アウター・リミッツ(3)
決壊
当然のように、薫にも死亡のシミュレート結果が出ました。
皆本は暴走のメカニズムは単純だからと結構楽観的に捉えていますが、「22分31秒」という壁は能力の限界であり、改善の見通しも立たず、今後一生ついてまわるもののはずです。
確信は持てませんが、リミッター無しでは日常生活も送れないかも知れません。
四六時中「命綱」を着けていないといけない精神的負担は、相当なものでしょう・・・。
あと皆本は、薫の心配が暴走そのものじゃなくて「自分の能力が誰かを傷つける事」という点に気付いているのでしょうか?
そして今回の結果は、「破壊の女王」、「光速の女神」、「禁断の女帝」の攻略法にも繋がるのですよね・・・。
「最大出力で対応せざるを得ない戦力で約25分の波状攻撃をしかける」というシンプルなものです。
それが達成できたなら、相手は自滅するのですから・・・。
と言いますか、おそらく全エスパーに通用する作戦ではないでしょうか?
きっと「漆黒の堕天使」の制限時間はもっと短いでしょうし・・・。
理論的には、普通人が数で圧倒すれば超度7も攻略できるという事になってしまいました・・・。
エスパーの弾圧は思いのほか簡単に出来てしまうのかも知れません・・・。
○
○
それはそれとして、ついに皆本が薫に発情しましたねw(誤解を誘う発言)
身も蓋もない言い方をしますと、皆本が薫のおっぱいに興奮してましたw
だがしかし、この春休みの時点で薫への想いを自覚していたとすると、新学期以降の松風くんやチルドレンへの対応の意味合いが変わってくるのですよね。
なんと言いますか、もっともらしい理屈をつけて処理してしまったかのような落ち着きがありましたから(苦笑)。
たとえば「妹の発育に対して目のやり場に困ってしまう兄の心境に近似しているに過ぎない・・・」とか。
ともあれ、限界を迎えたチルドレンを見守りつつ、心が決壊寸前の皆本を楽しみつつ、次回を読ませていただきます。
アウター・リミッツ(2)
諸刃
ちょっと驚愕のシミュレーション結果が出ましたね・・・。
「解禁時間に制限を持たせる設定」くらいの解釈だったのですが、まさか致命的な事態だったとは・・・。
あくまで「全力を出した場合」という事ですけど、悩ましいですね・・・。
全力を出せないストレス、全力を出す不安、全力を出す必要のない平穏、超度7の存在意義・・・、様々なジレンマが付きまといます・・・。
確かな事は、チルドレンが皆本に命を預ける事に、微塵も不安を感じていないであろう事。
皆本がその信頼に絶対に応えてくれるという事でしょうか。
あと、ふと思ったのが、葵がテレポートする時、無意識に胸の質量を宇宙の外に置いてきてしまっているのでは・・・という憶測。
澪の場合は、部分テレポートで無意識に体の余分な脂肪を胸に移動してしまっているのかも・・・という仮説。
でも無論、胸に貴賤なし!
次回は薫の番ですが、服が破れ散るエロ展開か、臓物をブチ撒けるグロ展開か、慎重にページをめくりたいと思います。
アウター・リミッツ(1)
ホーム スイート ホーム
チルドレンと皆本が別居する事に・・・!
これがJKの威力・・・ッ!
しかしこれ・・・、寂しいのはやっぱり皆本の方カナ?
皆本宅にはまだティムくん・バレットくんが居るのでしょうけど、にぎやかな女子3人がいなくなると相当静かになっちゃうでしょうしねぇ・・・。
おそらくチルドレンが使ってた部屋はなるべく片付けないで、しばらく保存しておくのでしょうネ。
明石邸の方は3人一緒で、皆本の代わりに末摘さんがいるので、大きな変化は無いのですよね。
おそらく今は寂しさよりも自立へのワクワクの方が勝っているでしょうし。
という事で、この件は後々皆本の心境に変化を及ぼすのかなー・・・と思っております。
『甘い生活』が物理的に近づく事によって心の距離を感じるならば、この別居は物理的に遠のく事によって心の距離が近付くのカナ・・・と。
いずれ皆本と誰かが密会するようになるのカナ・・・?
エピソードとしては、薫のリミッター解禁時間に制限をつけた経緯が語られるみたいですね。
うーん・・・、「自分の限界を心得ている事が大人」とか思っちゃうんですけど、成長中の子供には「自分で限界を設定するな」と言うのが正しいと思うんですよね・・・。
その辺のバランスをどう描くのかに注目しながら、次回(1/21)を読んでみたいと思います。
学園天国(8)
ホワイトナイト
あけましておめでとうございます。
お正月は部屋の整理中に見つけた『電車男』の漫画を読んで昂る以外は、また~り過ごしています・・・。
では、遅ればせながら本編の感想を書かせていただきます。
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松風くんへの判定は、客観的にはシロという事になるのでしょうか・・・カナ?
僕の主観的には限りなくシロに近いグレーで、まぁ大差ないのですが。
95%は潔白で、残り5%の疑惑に対して邪推は出来るのですが・・・、現時点では有意義な結論には至らなそうなんですよね。
印象論になりますけど、兵部のバリバリの警戒網をギリアムが掻い潜る事を、椎名先生が許容できるのカナ・・・、という点が頭の片隅に引っ掛かっています。
ともあれ、とりあえず、チルドレンに優秀な“味方”ができたと考えていいのでしょうね。
皆本の言う通り、1人でも多くの人がチルドレンを支えてくれれば心強い事は確かなのですから。
あと、今エピソードは、「兵部会長」と「松風くんのテスト」で魅力が相殺されてしまった感が、ちょっぴり残念でした。
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それでは、どうか今年も『絶対可憐チルドレン』を楽しめますように・・・。
第40巻
越えていく
高校生編の開幕となる第40巻の感想を書かせていただきます。
まず表紙。
デザインが一新されていて、とても格好良いです☆
背景色が白というのが何気に初めてで、とても洗練されているイメージです☆
チルドレンが第1巻と同じポーズをしている事実が、ホワイトアウトしてしまうほどに・・・w
お恥ずかしながら、椎名先生のツイートを読むまで気付きませんでした・・・(苦笑)。
中トビラも第1巻と同じ構図なのですよね。
薫がやや控えめな印象を受けますが、それでも3人の皆本への信頼度はさらに上がっている印象で、とても微笑ましいです・・・!
皆本のスーツが右前なのも再現している事に、先生の(謎の)こだわりが感じられます(苦笑)。
加筆・修正点は無いに等しいですね。
澪の名字の「筑紫」が「つくし」ではなく「ちくし」のままでしたけど(P.163)、些末な事です。
大事なのは中の人の声が聴こえるかどうか、ですから♪
4コマ+おまけ。
小学生の頃といいますと・・・、薫は下卑たオッサンのようで・・・、葵は銭ゲバ・・・もとい勘定が上手くて・・・、紫穂はジャックナイフのようでしたっけねぇ・・・。
いや、さすがにこれは酷い表現カナ(汗)?
ともあれ、紫穂の詰めの甘さに安心してしまうのは間違いじゃないと思うのです。
どうか完全犯罪を遂行したりしないでネw
さて、今巻の目玉は何といっても「第40巻」という事ですね。
椎名先生の代表作『GS美神 極楽大作戦!!』の全39巻を越えたという事実です。
奥付を参照しますと、『GS美神』第39巻が1999年12月発行、『絶チル』第40巻が2014年12月発行・・・と、実に15年の歳月を経てキャリアハイを更新したのです・・・!
これがどれほど凄い事か・・・!
週刊誌という流行り廃りも締め切りもハイペースな環境で、漫画というものを練磨し続け、作者の心の激情を表現し、それが読者の心に響く・・・。
この奇跡のようなサイクルを、いわば“保障の無い努力”で継続していく・・・。
そこに伴う苦難は先生の失踪の回数が物語っている事でしょう・・・。
まさしく想像を絶する世界です・・・。
勿論ここで終わりという事ではなく、ここから越えていく事になるので、これからも先生の“前進”を見守りつつ、いち読者として漫画を楽しみたいと思います。
『絶対可憐チルドレン』第40巻の刊行、真におめでとうございます☆ そして、誠にありがとうございます!
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では、ここからは暗い話題を・・・(苦笑)。
実は最近の『絶チル』にはネガティブな感想も持っていて、その処理に困っていたのですが、ひょんな事から目処がついたので、ここに記させていただきます。
松風浩一の言動は皆本が代替できるのではないか?
松風浩一の言動は色々なものの二番煎じではないのか?
『学園天国』編は釈然としない茶番ではないのか?
ザ・チルドレンから皆本を遠ざけて同い年の松風浩一を加える事で、自立を表現しようとでもいうのか?
なによりも、ここまで松風浩一を中心に据えないと高校生編の話は回らないのか?
ならばいっそ、高校生編は蛇足ではないのか?
以上のような不満材料を辛辣かつ痛烈に調合すれば激辛な感想が出来上がるのですが、どうやらそれは実現せずに済みそうです。
個人的に思う椎名先生の最大の魅力である「シリアスとギャグのバランス」も、やや意識的にではあるものの保たれているのに、いまいち楽しめない現状への葛藤もほぼ解決しました。
それは『HUNTER×HUNTER』のジンの言葉です。
「道草を楽しめ。大いにな。 ほしいものより大切なものが、きっとそっちに ころがってる」
僕が椎名先生の漫画に求めているのは、多彩な「面白さ」です。
最近それが欠乏気味だったため、ついつい目先の面白さを求めすぎていたようです。
ここはひとつ視点を引き視野を広くして、長い目で見るゆとりが必要なようです。
僕の心の真ん中に響かなくとも、いまいち楽しめない現状を無駄と思わず、この道中を楽しむ姿勢が重要なようです。
ともすれば屁理屈に思えるかも知れませんが、これが僕の今後の心境です。
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それを踏まえた『学園天国(8)』の感想は来年に。
では皆様、よいお年を・・・。