ここは、椎名高志先生が週刊少年サンデーで連載している、「絶対可憐チルドレン」に関する意見や感想を書き込むための掲示板です。 詳しくは、この掲示板についてをご覧下さい。
とっておきの日(2) チャラけた格好の兵部がチルドレン達を連れてったのは・・・
フツーの遊園地。
なんだよ、子供だましかよって、子供なんだっけ(笑) はしゃいで、遊びまくるチルドレン達。 こーゆーフツーの事が新鮮な彼女達。 ノーマルとの格差が、さりげに行間に隠されていますね。
・・・それにしても・・・
薫 >男に弱い。 葵 >金に弱い。 紫穂>食に弱い。
・・・なんだろう、プレコグの予知が少し偏った気がする(笑)
でもって、皆本のヘタレ。 グースカ寝てる間に、チルドレン達が兵部を部屋に連れ込んで来ました。
来週、修羅場か!?
>リミッター徹底装備 「ぢゃらっ」としてる分については、ジャケット脱げば無効になると思うんですけど。運転手は幹部の人だし、桃太郎の言う通り、丸腰と言われたところで信用など到底できませんね(笑)。
>回想する葵 お金で苦労した思い出が一時的に彼女を老けさせたのでしょうか。何度目をこらしてもオバサ(以下略)に見えてしまいます(^^;
>無人の遊園地 休園日だとしても、守衛も整備員もいないのはさすがに不自然。やっぱりパンドラのみなさんが裏で色々と手を回しているんだろうなあ。
まさか遊園地でも(入口に?)ESP検査があるとは………。 注意書きを頑張って読んだところ、どうやら反応があった人はリミッターを装着しなければいけないみたいですね。しかも、装着しても反応があった場合(つまり超度4以上のエスパーはアウト、現在のタケシ君はギリギリセーフw)、入場を拒否されるみたいです。 これは差別だと思いますね。 ノーマルだって悪意を持てば事故を起こせそうですし。でも大抵の人はそんな事しませんし。「超能力者だから」という理由で入場拒否は明らかに差別です。 イヤな時代です…。
そのせいで薫と紫穂は涙を流す事に…。くぅ…! 葵なんか大泣きしてます……が、これはそういう家庭の方針みたいですねw いや、ひょっとしたら、本当の事を告げて悲しませない為のお父さんの方便だったのかも知れませんね。 あ、こっちの方がキレイだから僕はこの考えで行きますw ホンット良いお父さんです☆ あと、明石家の人たちは乳を主張する方針なのでしょうか…?w
兵部のリミッターぢゃらぢゃらは上手いですね。 リミッターの種類からの能力の特定は困難ですし、何より非常事態にはジャケットを脱げば超能力者に変☆身です。何気に髭さんも付いて来てますし。パンドラって結構しっかりしてます。
> 紫穂>食に弱い。 うーん…僕は、紫穂は「高級感」に弱いだと思います。「高級感が好み」が最適な表現かも。
第9巻の表紙が公開されてましたね。 賢木ですか。局長じゃなくてちょっと残念です。 時期尚早という事ですよね? いつか必ず見れますよね!?
今回は全体的に賑やかで楽しい雰囲気なのですが…、 前回の雰囲気を易々と忘れられませんし、次回は兵部の過去話になりそうなので、そうそう…と言いますか、ほとんど浮かれてられません。 あの写真撮ったの兵部だったりして………。うむぅ…。
どうしましょう。おりくちゃんの雄姿をもう1回観て落ち着こうカナw
一人アニメができそうですw
両ツッコミの一人マンザイを実写アニメ化! (これって、超能力?)
見出した廃坑にダイブして某マンガ家さんの残滓の収集作業してるうちに、うっかり先週号の感想忘れてました…そんなワケで今晩は(おぃ 気が付きゃ掘り出した画像が300超えちゃってるのも、我ながらどんなもんでしょ…発掘作業は楽しかったのですが、正に人として! はてさて自分、一体、誰の絵を掘り出してたんでしょね?www ex.つ【http://pict.or.tp/img/2970.bmp】…うあぁ (^^;;;;
で、そんな事より感想、感想(汗
やっぱ、チルドレンの回想シーンがツボでした(w 凶悪的な可愛さのチビ薫、父親の気遣いの一方で未だ母親の気配を感じられないのが気になるチビ紫穂、何よりもおとんが素晴らし過ぎるチビ葵…と、三者三様の描き分けが何とも… (^^)
それにしても、皆本宅来訪を薫に提案された時の兵部の嬉々とした表情ときたら…そうか、そんなにも皆本を弄くりたいか?www
また、兵部がチルドレンに「贈りたい物」も気になるところですが。 普通にお祝いの品なのか、それとも物語に重みを加える何らかの意味が付帯した物なのか…。
今回は終始、幕間的な派手さが抑えられた展開でしたが、次号以降この普通さがどう活きてくるか楽しみにしています。 取り敢えず、今回は簡単ですがこんなところで…。
完成原稿速報更新!! 23号&24号 23号:http://cnanews.asablo.jp/blog/2007/04/27/1469065 24号:http://cnanews.asablo.jp/blog/2007/04/27/1469067 え~い、いっぺんにだっ!(期間限定) http://cnanews.asablo.jp/blog/
…率直な感想は「安心材料が見当たらない」です。 はわわ~~っ!! いえ、どことなくホッとしましたけどね…。
とっておきの日(1) ひとつ、駒が進んだ。
破滅への序章か。 幸福への過程か。
いずれかは、いくつかの可能性の因果の中にある。
幸福な未来と残酷な未来は、同時に存在する。 シュレディンガーの猫の如く。
たった一秒の出来事。 それが未来を示す。
その時間は、誰にも止められない・・・。
今、我々に出来る事。 その未来への帰結が不本意に早まらない様に。 アンケートを出す事だ(笑)
葵 「絶対、オチつけな気ィすまんのやな」
・・・お笑い担当ですので(笑)
葵 「スパム扱いで削除されんよーにしーや」
・・・ぎく。
ああ、やはり「予知された正史」では、はじめ葵と紫穂はパンドラにはついてないんですね…。それが大きな収穫でした。
ホント、先生が予め警告していてくれなかったら、今回のエピソードで最終回フラグが立っちゃったかと誤解してたかも…デス (^^;;;;
第1話目の今回では、まだ内容的には“触り”って感じなので、妄想暴走するのは控えます f(^^; ただ、特に印象的な部分を3点列挙。
先ず、井汲さんがご指摘された、未来パートでの薫と葵&紫穂が当初行動を共にしていなかったと言う点。 コレまで描かれてきた薫の資質から、例え皆本や家族の元を離れる事になったとしても、薫がエスパーの為に動くってのは有り得る可能性でした。 その点が他の二人の資質とは大きく異なるのですが…とは言え、薫に実際にそうさせてしまったのは何なのか? 一体全体、薫は何を見て、そして何時からノーマルと敵対する立場に身を置く事になったのでしょうね?
次に、今回の未来パートにより、薫のパンドラ転向がかなり動かし難い事態になってしまった点。 これまで、皆本vs.QOCの対峙するシーンが繰り返し使われていた為に、私の中では、“その未来を回避する事=チルドレンがノーマルと敵対化する事への回避”って印象もありましたが…でも、物語の分岐点はもっと辛辣だった様ですね。 薫がノーマルの敵となるのはこれで既定化なんでしょうか? その上で最悪のバッドエンド(皆本による薫の殺害)を回避する方向を主軸に、物語はシフトしていくの…かな、かな???(よー判りませんw)
そして最後に、時間軸が明確になった事。 これまで、『絶チル』は21世紀の世界である事しか示されていませんでしたよね、確か…手掛かりは、せいぜい世界大戦からの逆算可能な範囲って程度で。 それが、今回で遂に年代が特定されました。 2011年の春でチルドレンは小学5年生に進学…私たちは、これを基準にしての世界観の再認識・再構成が可能となりました。 恐らくは今まではワザと曖昧にしていたのではないかと思いますが、今回敢えてそういった足掛かりとなる設定を表に出してきた事に、椎名先生の本気度が垣間見えた気がします。
細かな所では、もっとイロイロと考えさせられる話だったのですが…。 例えば、NYでの惨事に薫は関わっていた(=既にテロリストとしての活動を行っていた)のだろうか?…とか。 ただ、今エピソードではイロイロ考え出したらキリがなくなりそうですね… f(^^; 取り敢えず今日はココまでにして、後日時間が取れたらまた来ます m(_ _)m
今回の話を読んでから、妄想の神様が耳元で囁き続けています(笑)
>るかるかさん
>でも、物語の分岐点はもっと辛辣だった様ですね。 >薫がノーマルの敵となるのはこれで既定化なんでしょうか?
ひょっとしたらこの「物語」の未来の決定的な分岐点(物語中の変更対象ポイント)は 「薫がパンドラ側に行く、行かない」のではなく、 「パンドラのトップになった薫がどのような路線を選択するか」ってことなのかも・・・
エスパーとノーマルの対立が避けられないのであれば、 むしろ、薫がトップにいるほうが、「共存の未来」の選択の可能性が高いのではと思いますし、 だとすれば、皆本の前カノの話も伏線として理解しやすいような気が・・・ また、兵部が薫をパンドラのトップに据えたがったわけも深みが出て来るんではないかと・・・
そんな形で、エスパーとノーマルの未来に決定的な決着はつけない 薫と皆本の関係もまあ、いわゆるハッピーエンドではない、 という形で「物語」を閉じるのであれば、「少年マンガとしては文法違反」 というのもわかる気がします。 まあ、あくまで自分の妄想でしかないのですが、「美神」の終わり方を見ても、 椎名氏の作品の決着としては「あり」なパターンなのかなという気はします。
で、その未来のためには、チルドレンの皆本に対する好感度フラグが高いことが 今後の鍵になると思われるのですが、今回のサブタイは「とっておきの日」 ・・・ということは、ひょっとして皆本は既に人生の正念場?
あと、葵と紫穂の「物語内での役割」についても妄想の神様が囁くのですが、 今回はこれぐらいにしておきます。
紫穂も葵も、「明日」が何の日かわかっているようですが、皆本は? 忘れたふりですか? 前日の夜勤も「明日」のためじゃなかったのかなぁ?
明日は何の日? (たぶんチルドレンと皆本が出会った日)
> 薫がノーマルの敵となるのはこれで既定化なんでしょうか?
違うんじゃないでしょうかね?あれは単に「予知された未来」に過ぎず、これからまだいくらでも変わりうる余地のあることだろうと思います(と言うか、それ以外の見方があるだなんてまったく思いもせずに読んでました)。
> NYでの惨事
あれ?そんな話出てましたっけ?あの、インパラヘン王国のばーさん残留思念がそんなことまで明らかにしていたんでしたっけ(例によって細かいことはすぐ記憶から抜け落ちてしまいます(笑))。
長くなりますがレスをば m(_ _)m
> 薫がノーマルの敵となるのはこれで既定化なんでしょうか? >>違うんじゃないでしょうかね?あれは単に「予知された未来」に過ぎず、これからまだいくらでも変わりうる余地のあることだろうと思います
確かに、従来の未来描写ではそうでした。 「未来は踊る」のビジョンは伊号中尉によって皆本が視せられたものでしたし、「サイコダイバーズ」でも兵部によって(仕込みは黒巻、元情報は伊八号かな?)脳内で展開されたビジョン、「国王陛下のチルドレン」でも他のプレコグを介しての描写である事は同様でした。
しかし、今エピソードのそれは違うんです…何故なら、これを予知ビジョンとするならば、これまでの様に“誰が視ているのか?”若しくは“誰が視せているのか?”が描かれてなければなりません。 しかし、今回の未来パートの描写には、そんな“登場人物(皆本なりプレコグなり)の視点”と言うフィルターが全く介在しておらず、これはつまり、“作品の客観的観測者である私たち読者”に向けて描かれた展開だからだと思うのですよ。 しかも“2020年の出来事”である事も作中に明記され、出来事としての具体性までもが補完されている。 モチロン、今エピソード内で“何らかの補正”が入ってくる可能性は未だあります…実は今回も誰かが視せていた(或いは、視ていた)ビジョンであったというオチを付けるとか。 しかし、今週号の未来パート10頁分だけで判断するならば、これを「予知された未来」と解釈する材料は、私には無いのです。
> NYでの惨事 >>あれ?そんな話出てましたっけ?あの、インパラヘン王国のばーさん残留思念がそんなことまで明らかにしていたんでしたっけ
いえ、これは今週号の話でして…未来パートで、皆本宅に配信されてきたニュースの事なんです。 >「ニューヨークでエスパー暴動 死者数百人以上か」@毎朝新聞 日付が13日の金曜日になってるのは、ちょっとしたネタなのかな… f(^^; で、この件に関して、葵が「皆本はんはあんた(薫)を捜しにNYに(行った)」と発言してますが、これは暴動発生時、薫がNYに居た事をバベルは把握していたって事なのかな。
さても…この暴動は偶発的なキッカケから起こったものなのか、それともパンドラの煽動による計画的なものなのか…そして薫は関わっていたのか否か…。 ともあれ、葵に問い詰められてる時の薫の冷たい無表情さが際立った描写になっており、嗚呼この薫はもうかつての無邪気な女の子では無いんだなって事が得心出来る、そんな悲しい場面でした… (TT)
と、私の解釈はこんな具合です (^^)
ふむぅ。やはり着目点は皆さんと一緒なので、あえて引用を使わずに感想を書かせて貰います。だって多いんですもんw
まず、意外と言いますか印象的だったのは、薫が単独でバベルを抜けた事です。僕も3人同時に脱退したものと思ってましたし、しかもなにやら皆本は勿論、葵と紫穂にも黙って姿をくらました感じです。 薫にそこまでさせるなんて…、いったいK.H.氏は何を見せてきたのでしょうか………くそぅ…。薫の揺らぎない眼がなんとも重いです…。決心を変える気が無い事がハッキリと伝わってきます…。
あと、紫穂曰く「パンドラの仲間になってノーマルたちと闘う」との事…。 んん!? 「バベル」と言わなかったのは、少なくともパンドラはバベルを敵対視していない、もしくは眼中に無いという事なんでしょうか…?? 殲滅しようとしているのは むしろ「普通の人々」?? それとも第四勢力が現れるのでしょうか?? うーーん………。
「やめてよ、その辺の話は!!」(かぁあっ) と“成長”した薫を見るとウレシイやらカナシイやら…w シーンの影響もあり、やっぱりちょっとカナシイです…。 そしてきっとこの後、葵と紫穂は薫についていくんでしょうね………。皆本がN.Y.から帰ってきた時、部屋にはもう誰も居ない…。重い…!!! あのままナオミちゃんに萌えていたかった…(本当の意味で冗談です)。
しかし人間の思考回路はよく出来ています。 薫たちがパンドラ入りしてしまっても、皆本が頑張って取り戻せばいいという考えが浮上してきます。僕の悪あがきだとしても、希望の灯はなかなか消えないものです…。
「明日」も気になりますね。 「ザ・チルドレン」結成記念日なのか…、皆本就任記念日なのか…。 あのオルゴールはその記念品ですよね? そしておそらくこのエピソードの最後にあの写真を撮るんでしょうね。 ……重い…!!!
この未来パート、何度読んでも重いです…。読めば読むほど重いです…。しかもよりによって合併号…。そんな中の一縷の望みは完成原稿速報だけ…。先生、お待ちしておりマス…。
> いえ、これは今週号の話でして…
あぎゃ、そうでしたか。今週号の話すらロクに頭に残ってないとは…(笑)。どうも面目ありません。
「兵部が薫に見せたもの」って、何なんでしょうね。何か、椎名先生の「とっておき」が見られそうです(が、反面「実はハッタリかましてるだけで、どんな内容かはこれから考える」のかも、という気もちょっとしています(笑))。
●るかるかさん >日付が13日の金曜日になってるのは、ちょっとしたネタなのかな… f(^^;
2020年に13日が金曜日となるのは、3月と11月です。 それにしては、三人ともえらい薄着ですよね。さすがエスパー(笑)。
もっとも、暴動を起こしてから、ほとぼりがさめた数ヶ月後に迎えにきた、 みたいな展開も考えられますので、あの未来パートが何月かということまでは、 まだ特定できませんけども。
それと、薫が横目で見たのは古新聞の山みたいですので、もしかすると 2019年版かもしれませんが、そうなると13日の金曜日は、9月と12月です。
ホント、どうでもいいことですけど(笑)。
ちなみに、「今日」は2011年4月6日(水)
なんでかというと、 薫の携帯に届いたメールの履歴を見ると、 新しいものから >14:58 ??????? K.H. >08:26 ちさと 今日ね、 >02:03 皆本 帰りは昼過ぎに >XXX でXXXが415または4/5に見えます。
その上、「今日」は小学校の入学式ですので、「今日」が4月6日であると推測されます。
で、「明日」は4月7日(木)。何の日でしたっけ。
さらにもっとどうでもいい事 午前2時の夜中に、皆本から「帰宅は昼過ぎになる」というメールはいいとして、 朝8時半のちさとちゃんからのメールって何かな? 夕方なら昼間学校であった事のフォローって場合が多いので普通ですが、 朝の8時半って授業の始まる直前じゃないんですか?なぜメール?チルドレンもちさとちゃんも同じ学校にいるはずなのに。 どんな用件か、ちょっと気になる。
も一つ 2020年の薫が葵に突っ込まれて、「改めたの!」って言ってるのは、 2011年に葵に「お前はそこを 今すぐ改めて 成長せえ!!」と言われたから。 でしょうね。 「改める」のに9年かかるか。
うーん、やはり考えることは皆さん同じようですね(^^; それにしても未来パートは重い!
とりあえず、私は「薫が見たもの」について考えてみたいと思います。 薫の台詞や葵・紫穂の台詞から、裏で怪しげなことをしていたのは「ノーマル」という括りであり、皆本ではないようですね。 もしも皆本であったなら、あのシーンで「愛してる」と言うことに疑問を感じますし。 おそらくは昔からノーマルが行ってきたことを、皆本が隠していた、もしくは知らなかった、のどちらかと思われます。 その行われてきたことに関して皆本の意思は関係していなく、あくまでも「ノーマルの中の誰か」がやってきたことで。 昔から、というのは推測でしかありませんが、兵部少佐の過去を考えると、何かしらの裏切りがあるのでしょう。
しかし、皆本の関係の仕方に関しては、「隠していた」が強いのかも。 そのことを知った時期は現在よりも後かもしれませんが、「皆本とチルドレンがくっつけば未来は変わる!」という一見無謀な考えを、少佐は「勘が良い」と言っているので、真実から遠い考えではないということですよね。 皆本が「知らなかった」のであれば、皆本とチルドレンがくっついたところで大した未来の変化はないでしょうし。(おそらく、ですが。) 「隠していた」のであれば、チルドレンに悟られないようにソレに対抗していた可能性があり、ソレに対しての対応の仕方がチルドレンとくっつくことで変わるのかも。 もちろん、「知らなかった」の可能性も十分にありますけどね。
おそらくは、薫は少佐と同じもの、あるいは近いものを見たんだと思うんです。 パンドラに移るためには、少佐への信頼、といいますか、同調する部分がないといけないと思うので。
薫の「小さい頃からの親友だし」という台詞が、「高超度エスパーとしての苦悩」ということなのか、「皆本も含む、思い出の一部」ということなのかはわかりませんが…。 もしも後者ならば、現在は皆本が思っている以上に未来に影響しているということになってしまいますね。 「あいつらの今も大事にしたい」なんて言ってる場合じゃないぞ、皆本!!
以上、何やらわけのわからない考察でした。 「とっておきの日」を未来パートとくっつけたあたり、それが「薫の見たもの」に関係しているのかもしれませんね。
おお!? そ、そうか…日付特定の情報のもなってたんですね、コレ。 これは迂闊でした…いえいえ、かなり有益な情報ですよ (^^) えと、つまり…暴動発生は【2019年9月13日】・【’19年12月13日】・【’20年3月13日】・【’20年11月13日】…この4つが候補になるワケですね。
>もっとも、暴動を起こしてから、ほとぼりがさめた数ヶ月後に迎えにきた、みたいな展開も考えられます >それと、薫が横目で見たのは古新聞の山みたいですので、もしかすると2019年版かもしれませんが
なるほど…ただ事態の大きさからすれば、皆本としては直ぐにでも現場(NY)に出向きたかったでしょうし(それに「捜し」に行くって事は、少なくとも手掛かりを把握出来る位の対応の早さは求められそう)、暴動発生からのタイムラグは余り大きく無いのかもしれません。 って事も含めて、皆本がNYに行ったのを“暴動発生直後~数ヶ月”の範囲内で考えると…候補の中では、【’19年9月】説はチョット時期がズレていそうですね。
残り3候補の中から、3人(特に葵・紫穂)の服装から季節を推測してみたり、今週号の展開が恐らく未来パートと現代パートとで対になってる構成っぽいって事を勘案すると、暴動発生は【’20年3月】…で、それに合わせると、今回のチルドレンの推定対面時期は 【’20年4月 ±1ヶ月】位 が最有力候補になるのでしょうか?
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>朝8時半のちさとちゃんからのメールって何かな? うーん…。 学校にもよるみたいですけど、チルドレンの会話の雰囲気からしてこの小学校は入学式と始業式が同じ日? とすれば、ちさとちゃんからは「またミンナ同じクラスだといいね」的な挨拶か、それとも行事(式)に関する確認か…でも、全然関係ない私用かもしれませんし…こりゃ分かんないですね~ f(^^; …うーん…考え出したら確かに気になります (^^)
>「改める」のに9年かかるか。 不覚にも受け申したwww
2020年シーンで、NYエスパー暴動に関する新聞記事ですが、動画になっていたのにお気付きでしょうか。画面の下に再生ボタンが見えます。 この一コマから、2020年においては、平面ディスプレイが新聞に貼り付けられる、あるいは、新聞紙上に印刷形成できるような技術が存在しているようです。
また、この画面は灯の消えた部屋で光を発していました。 画像が発光していることから、受動的表示素子ではなく、EL(エレクトロ・ルミネッセンス)やプラズマ発光などの発光デバイスである事がわかります。 これらの光のエネルギー源はなんでしょうか。闇の中で光っていたからには太陽電池単体ではなさそうです。あらかじめキャパシタに蓄電していたか、太陽電池とキャパシタの組み合わせか、はたまた未知の蓄光素子でしょうか。 いずれにせよ、これらのエネルギー源もまた新聞紙上に乗るくらいに薄膜化されているわけです。 他にも、操作ボタンを可能にした接触デバイス、ボリューム表示がある事から音響素子が一体化されていると思われますが、
はたして、この表示デバイスを可能にした技術は、物語に影響を与えるのでしょうか。
たぶん、な〜〜んにも関係しないでしょうw なにかネタが考えられますかねぇ。 私は思いつきません。合併号で一週間空くので書いてみましたw
ブログでもちょろっと書きましたが、現時点でもいろいろ出てますよね。 2004年あたりから、ちらほらと出てるようですが、最近だとコレかな。
●折りたたみ電子ブックリーダReadius – Engadget Japanese http://japanese.engadget.com/2007/02/19/polymer-vision-readius-e-book-reader/
今年2月の記事です。まだ試作品として展示された段階だと思いますが、 文中では「登場は今年後半を予定」としています。
この電子ブックリーダに搭載されたディスプレイは、 まだまだ折り畳めるという程度のようで、絶チルの2020年に 出てきたような、新聞に掲載できるほどの自由度はありませんが、 あと13年もありますから、だいじょうぶでしょう(笑)。
絶チルは、あまりぶっ飛んだSFチックなツールは出てきませんよね。 他には、超能力に直結する「エスパー・ハンター」「ECM」くらいでしょうか。 その気になれば、カナタでも見られたように、いろいろ凝ったメカも 思いつけるんだろうけど、超能力以外の部分は、意外なほど抑えめですね。
一方で、2020年に舞台を移すと、こういう、近未来的だけど現実的な ガジェットを持ち出してくる辺り、椎名先生の考える世界観が伺える気がして、 割と興味深いところかもしれないですね。
おまけ。
>2020年の薫が葵に突っ込まれて、「改めたの!」って言ってるのは、 >2011年に葵に「お前はそこを 今すぐ改めて 成長せえ!!」と言われたから。 >でしょうね。
薫って、改めても改めなくても、どっちにしても容赦ないツッコミを 受けてしまうんだなぁ、と思いました(笑)。突っ込む葵も素敵(笑)。
完全に出遅れてしまいました。 言いたい事はほとんど言われちゃってるので、2点だけ。
>薫が見てきたもの 兵部はチルドレンに対し、自分の過去をダシにした勧誘は一度も行っていないんですよね。初対面時でも「(自分の過去を)君たちは知らなくていい」って言ってますし。じゃあ、何をしていたかというと、ただ「こっちに来い」としか言ってない訳で。勧誘としては甚だ拙く、説得力に欠けっぱなし。この点が、私が兵部に魅力を感じず、そして彼に惹かれる薫の反応が今一つ理解できない原因だったように思えます。 必要なのは「今現在」の「兵部以外のエスパー」が置かれている(過去の澪のような)境遇を「実際に目の当たりにする」事だと薄々感じていたのですが、今号の薫の台詞でこの辺りのもやもやが多少なりとも晴れたような気がします。
>おやつのロールケーキ なんだかんだで結構大きめに切り分けてもらっている薫と葵に対し、紫穂は小さめ。偏食な上に食材にこだわりのある彼女は、言葉通りお気に召さなかったようで。それでも普通量なんですけどね。 もしかしたら、サイコメトラーの彼女は食材のブランドや調理の工程がなまじ分かるだけに、味そのものにはあまりこだわっていないのかも、とちょっと想像してみたり。
絶対可憐ワイルド・キャット(3) それはさておき(なにを?)
ナオミちゃんはやっぱりナオミちゃんでした。とゆー話。 ワルい人たちの巣窟に乗り込んだのも、正義の為。 さすがはナオミちゃん!(先週と言ってる事違う>俺)
万引き疑惑も解消し、ついでとばかりにワルい人たちも 改心させ、完璧超人ぶりを発揮!ナイスナオミちゃん!
「人を信じて何が悪い!」 いや、信じちゃいけない奴もいる。
谷崎とか谷崎とか谷崎とか・・・あと谷崎とか(笑)
ともかく、新たな支持層を得て、頑張れナオミちゃん!
で、すっかりお株を奪われたやさぐれ三人娘たち。 大丈夫、君たちにもいい所あるってば。
葵 「せやから、それを具体的に言うてみ?」
・・・め、眼鏡とか白衣とか・・・?
葵 「それ、パーソナリティ関係ないやろっ! で、設定と妄想をごっちゃにすんなっ!」
どげしっ!!
(マジ考察は皆に任せた・・・俺はおバカの道をゆく(笑))
> マジ考察は皆に任せた・・・
親衛隊が結成されてたけど、特務エスパーの正体って、(一応)秘密ってことになってたんでは?(笑)
ちゃんと谷崎にも感謝している部分はあったんですね。なんか、安心しました(笑)。(待てよ、「育ててくれた」ってことは、ひょっとして親を亡くしていたりするのか、ナオミは?)
#井汲さん。
>>ひょっとして親を亡くしていたりするのか、ナオミは?)
そいや呉竹寮に住んでるし・・・
うおーーーーーーーーーーっ! ナオミーーーーーーーーーっ!
マイフェアレディ!
ナオミ 「うっさいっつーの!」
どげしっ!
(マジ考察は(以下略))
>人を信じるのは 悪いことかっ!?
って、エスパーとしてはともかく、 特務としては育て方間違ってると思うぞ>谷崎主任
そもそもバベルは能力主義でスカウトしてますが、あまり特務向きの人材が集まってません。 だいたい皆本が運用主任ってのが向いてないし。 パンドラの方がよっぽど特務に向いてます。 人を恨み、疑い、己の欲望を優先し、必要に応じて他人を裏切る。特務にはそういう資質が必要です。 博愛だったり、思想に忠実な人間は特務としては無能危険です。能力があれば特に。 個人的利益に忠実で、有利な条件が提示されれば敵に寝返る。そういう性質の方が、かえって使う立場としても使いやすい。 その点、チルドレンの方が特務向きですね。
「強力なエスパーだから特務(昔風に言えば忍者)として使う」という政治家の発想。 「超能力を特務向きの商品にして、エスパーの生存権を買い取る」とした蕾見管理官の決断。 そこら辺の歪みを抱えた体制のまま、新世代のエスパー(チルドレン)と新世代のノーマル(皆本)が生まれてきてしまった。
エスパーに特務をやらせる、という発想自体がノーマルによるエスパー支配の墓穴です。 チルドレン世代以前の特務エスパーから犯罪者が出ていたのも、逸脱者がパンドラを結成するのも当然の帰結です。 谷崎主任のナオミへの偏愛、桐壷局長のチルドレンへの偏愛(ひょっとしたら皆本も?)が、エスパーをノーマルの道具とする体制を崩壊させる端緒なのかもしれません。
>「私をそんな風に育ててくれたことだけは感謝してたのに……!!」 今号はこの台詞につきるかな。ナオミ嬢はやっぱりイイ子でした、と。 谷崎主任も、あの溺愛ぶりさえなければナイスミドルなおじさま(と表現するにはやや若いですが)で通用すると思うんですけどね。バイクで突入するシーンなんかはなかなか格好良かったですし。でも、台詞で何もかも台無し(笑)。
以下、考察らしきもの。
>ナオミの親 「育ててくれた」という表現は「プリンセス・メイカー」(コミックス3巻)でも使われています。ナオミが12歳で見出されてから現在に至るまで、谷崎が施してきた特務エスパーとしての教育を指しているのみならず、情操教育等「理想の女性」を作り上げる為の教育も含んでいた事は想像に難くありませんが、今シリーズではそれらが実際に彼女の人格形成に多大な影響を及ぼしていた事が、より詳しく描写されています。 また、チルドレンの場合、小学校に通い始めてからはそれまであったバベルの送迎を止め、皆本の住まいに下宿する形になっています。同様にして、ナオミも中学進学頃と同時に実家を出て寮住まいを始め、谷崎が正しく親代わりとなって世話をしてきたのかもしれません。実家(イチゴの産地とすると関東圏?北海道?)がある事から天涯孤独ではなく、実家との現在の関係も良好のようですが、少なくとも肉親よりも谷崎の影響力が大きい環境にいた事は確かなようです。 何にせよ、親がおらず親戚の家の世話になっていたナオミが、厄介者扱いまでいかなくとも高超度のエスパーという事で持て余され、スキンシップに乏しい生活を送っていた所を谷崎に引き取られた、というのはありそうな話です。その方が、「アホな男の欲望」を実行に移すのに心理的抵抗は少ないでしょうし(^^;
>特務エスパーの任務 犯罪者の追跡・捕縛、事故や災害の救助・救援、予知された事件・事故の防止。これまでチルドレンが任務としてきたのは主として警察・消防の、特にレスキュー隊的な活動が多いように思えます。諜報・工作といった比較的ダーティーな任務はイレギュラーなものなのか、描写が少なめです。 もっとも、作中でこれまでに登場した特務エスパーは「ザ・チルドレン」、「ワイルド・キャット」、「ザ・ハウンド」と、いずれも未成年です。特にチルドレンは、局長の配慮によってそうした任務からわざと外されていたようであり、「ナショナル・チルドレン(1)」(コミックス4巻)ではそのように取れる描写があります。 実は少年誌という枠組みの中では登場させにくいだけで、諜報・工作活動に従事するベテラン特務エスパーというのもバベルにはちゃんと存在しているのかもしれません。(あるいは九具津や黒巻がそうだった?) こうして見ると、バベルと「普通の人々」が対立する構図はエスパーとノーマルの対立の構図ですが、バベルとパンドラが対立する構図は無垢な子供とすれた大人の対比にも思え、作者が両者の主力エスパーの年齢をテーマ的にわざと偏らせているとも考えられます。また、これはそのまま、鼎さんが指摘している現体制の歪みを表してもいるのでしょうか。
……なんだかぐだぐだになってきたので、ここまで(^^;
そーでした。迂闊でした。梅枝ナオミちゃんは二重人格キャラでしたね。 ですので、前回のアオリ文「え、こんな子じゃ…!?」に対する回答は「いえ、こんな子です。」という事でw 「裏の顔」と言っても表裏一体のごとく「どっちも私!」みたいな感じですもんね。その個人を形成する重要な要素ですもんね。前回、反射的に拒絶反応してしまった事をちょっと反省です…。
そんな訳で冒頭で僕の中の誤解が解けたので、あとはひたすらナオミちゃんの可愛さを堪能いたしましたw 「あ。」とか「きゃ!?」とか「めっ」とか「だ~‥」とか「うえーん!!」とか☆ しかし…、そんなヒット☆ポイントと甲乙つけがたいポイントが意外な所にありました。 Q.先生がついた、人生最大の嘘は何ですか? A.「漫画家です。ペンネームは青山剛昌」。 も~う、先生やんちゃ過ぎですw サイン求められたらどうするんですか?w あ、でも描けそうですね…w
谷崎主任の「お前は他人を疑うということを知らんから……」「私が教えなかったからだが!」を読んだ直後は「オイ!」とツッコんでしまいましたが、現在のナオミちゃんを見る限り失敗ではなかったようですね。まがりなりにもバベルの現場運用主任、ウデは確かなようです。かなり見直しました。 ナオミちゃんはナオミちゃんで本当に完璧超人みたくなってきました。きっとこの先どんな短所が出てこようとも「萌え要素」として扱われる事でしょう。まさに無敵です。良い事です。
あと…、鼎さんの「特務」に対する考察はとても興味深いのですが…、一点だけちょっと異議ありです…。 >「超能力を特務向きの商品にして、エスパーの生存権を買い取る」とした蕾見管理官の決断。 うーん、不二子ちゃんはただエスパーとノーマルの共存を目指して能力(才能)を発揮できる“環境”を作ったのだと思うのです。
例えば、野球をやっている人は甲子園や大学野球で満足する事無く、プロという“野球漬けの環境”に身を置いて自らを高めたいと思うハズですし。 また、以前に、発光ダイオードの青色の開発に成功して所属会社に報酬として200億円を要求した なんて事がありましたが、僕はその研究者の人も凄いと思いますが、会社の中の“研究環境”あってこその成果だと思うのです。いや、まぁ、それが世界初でしかもこれから世界中に普及するのですから当然の報酬なのかも知れませんが…。あ、でも、“環境”があれば誰でも開発に成功するという訳ではないですね…。う~ん………。開発における貢献度は50%と判断されたようでそれは正しいと思います…。
えー、つまり、両者は持ちつ持たれつの共存関係にあると思うのです。そしてこれはエスパーとノーマルにも当てはまると思うのです。エスパーは能力(才能)を持て余す事なく発揮して社会に貢献して、ノーマルはその恩恵を受ける。局長の言葉「超度7のパワーをフルに発揮していい場所など他にはないのだからネ…!!」もありますし。超能力はどれも現代科学を圧倒的に凌駕するものばかりですし。 つい先日の町田市立てこもり発砲事件でも、「ザ・チルドレン」なら「ヒュ パッ ビシッ!」で解決できたでしょうし。15~6時間もピリピリしなくて済んだ訳です。
でも…、エスパーが社会貢献をする義務なんて特に無いんですよね…。エスパーがノーマルを支配しようとすれば多分できちゃうんでしょうね…。だからノーマルは犯罪予防と万が一の事態に備えてECMの開発をしているんでしょうね。皆本も「トラブルの多くは超能力者が一方的に圧倒的優位なせいで起こるんだからな」と言ってますし。 うーん…、ここの所が現在の僕の意見のネックです…。
…とまぁ、dryさんと同じようにいまいち結論が出ないのがもどかしいですがw、僕の意見はこんな感じです。 不二子ちゃんはただエスパーとノーマルの共存を目指して能力(才能)を発揮できる“環境”を作ったのだと思うのです。
>不二子ちゃんはただエスパーとノーマルの共存を目指して能力(才能)を発揮できる“環境”を作ったのだと思うのです。
そうですね…私もそう思います。 強大な力というのは、個々に存在するとただの脅威でしかありません。 その力を活かす場、そしてそれをまとめるだけの組織力、規則があるからこそなのです。(この場合、バベルがそれにあたります。) もしもバベルが存在しなかったら、あるいはパンドラが存在しなかったら。(パンドラも一種の力をまとめる組織と言えるでしょう。) 強大な力を持つ存在、つまりエスパーはどのようにその力を使うでしょうね?
絶チルの世界において、エスパーの存在意義(?)がどのように定義されているのかはわかりませんが、その力を自らの欲のために使用することは少なくとも悪とされているようです。 しかし、例えば力をどのように使っても悪とされないのなら、エスパーはノーマルにとって、紛れもなく脅威と言えるでしょう。(バベルが存在しないのなら、普通の人々の主張は正しいのです。)
なんだかごちゃごちゃしてしまいましたが、強大な力はまとめるものがあるからこそ、存在意義が認められるのです。 バベルは存在意義を「特務」という形で与えた。 バベルがエスパーに与えたのは力を持つ者としての存在意義であり、そしてただの脅威にならないための「環境」だったのではないでしょうか。
…よくわからない考察ですみません。(汗)
>「超能力を特務向きの商品にして、エスパーの生存権を買い取る」とした蕾見管理官の決断。
私も、蕾見姐さん的には、バベル設立をノーマルとの“共存”の為の一つの可能性とした、と考えたいです。 その点で、あるふぁさんの仰る >バベルは存在意義を「特務」という形で与えた。 が実に正鵠を射ていると思うのですが、それは正に「あしたのチルドレン」で桐壺局長が皆本を諭していた“チルドレンにとっての仕事の必要性”にも通じているんですよね。
とは言え、蕾見姐さんがこういった組織を立ち上げる為に、鼎さんが仰った様な論理を “政治的な駆け引き” の材料として時の政治家・官僚たちに “匂わせた” 可能性はあるかもしれません。 既得権益に沿ってしか動かないのが彼らの多数派でしょうから、そんなゼロの地から何かを創り上げる為にはそれも手段の一つでしょうし、それは彼女にとっては “実際にエスパーを売る” と言う行為なのではなく、交渉の中で “相手がそう思い込んでくれれば良いだけ” の事ですしね。
まあ、その辺は初期のバベルがどんなモノだったのかが示されていませんし、それが現在のバベルと同じポリシーを以って運用されていたのかも判りませんので、何とも言えませんけど f(^^; (少なくとも現在のバベルでは、事実上のトップに君臨する蕾見管理官と行政機関長としての桐壺局長のパーソナリティーが、機関運用に大きく影響していると思われます…周囲の思惑は別として)
…ただ、兵部が「発足したばかりのバベル」で「20人以上の職員を殺害」したと言う“事件”を思えば、その設立経緯に漂うキナ臭さも否定出来ないのも確かなんですよね<懊悩 エスパーの権利を確立すると言う点で目指す所は違わないのかもしれないけど、兵部と蕾見姐さんの現実へのアプローチの仕方は、バベル設立を契機として決定的に異なってしまったのでしょうし…。
あ、あとdryさんの特務エスパーの任務に関する考察は大いに参考になりました。 つか、自分、盲点でしたよ (^^;;;; 確かに、これまでに「特務エスパー」として作戦参加していたチームは未成年者によるチームばかりですね。 一方で、成人組としてはダブルフェイス(受付嬢)や賢木(医療研究)の様にインナーな仕事に就いてる者はともかくとして、中にはダーティーな分野に関与してる特務エスパーが存在するのかもしれません。 そもそも「特務」の任務が、どれだけの幅を持って解釈されているのやら…。
それに…ひょっとしたらバベルとは別の機関でも各々が特務エスパーを抱えてる可能性もありますよね。 公安あたりなんか高レベルの精神感応者なんて喉から手が出る位に欲しい人材でしょうし、内閣情報室あたりでも“お抱え”の特務エスパーが居たりして…で、こういう「特務」って決して表には出てこないだろうしなぁ…。 ただ、そこまで描くと世界観が少年マンガでは収拾しきれなくなっちゃいそうですが… f(^^;
最後に本編感想…あれ? ハリマくん、何時から硬派な走り屋になったん???(←感想、そこかよ!
バベルのあり方でいろいろお考えはありましょうが、私は個人的に特務という商売が嫌いでして。
私の実家の近くには三菱重工香焼造船所がありますが、前身の川南造船所が1950年代に労働争議がありまして、経営者の川南豊作が旧海軍の源田実とつきあいがあって、旧軍の特務が出入りしておりました。 組合の幹部が夜の会合があった翌朝、海に浮かびました。 別れた時には足下はしっかりしていたのに、警察は泥酔の上、海に落ちて溺れたと発表しました。 誰も信じていません。特務が拉致してアルコールを飲ませ、風呂場かで溺死させてから海に捨てたとみんな思っています。警察は経済団体のいいなりです。
学生時代を京都で過ごしましたが、いわゆる過激派の学生運動グループが襲撃を受け、一人殺されました。警察は内ゲバとして両派を片っ端から逮捕しました。 学生は誰も信じていません。 公安部の特務の連中が襲撃して殺害し、警察に通報して、刑事の介入の口実を作ったとみなしています。 (攻殻機動隊の笑い男事件で、厚生省の麻薬取締班が市民運動の事務局を襲撃、全員射殺して、武装過激派であったと捏造したエピソードがありましたが、近い事は現実にあります)
特務とはそういう商売です。 私の親は労働組合関係者ですので、特務とは私の生命を脅かし続けた存在です。 007的スリルと冒険、親方日の丸の華麗な私生活なんかじゃなく、血腥く邪悪な職業です。
椎名先生も私と入れ替わりくらいに1980年代初めに京都で学生だったようですから、特務とは何であるか重々ご承知のはずですが、 ま、少年マンガですからね。
鼎さん御自身の事情による「特務」と言うキーワードへの思いはそれとして、取り敢えずは… >ま、少年マンガですからね。 …を現状の落とし所にしておくのが賢明かもしれませんね f(^^; 『絶チル』世界における「特務」がどの様なものかが定義されてない現状では、この単語をそのまま固有名詞的にリアル側のソレに当てはめるよりも、「エスパーの特性を生かせる“特”殊な任“務”」と言う曖昧かつ広義なレベルで押さえておく方が…無難かな? いずれ兵部の過去が明らかになってくれば、自ずとバベルとの関係性や組織としての経緯も見えてくるかもしれませんし、この件はその時にでも再考察したいですね。
でもって、レスついでに(失礼!)スレ離れしちゃいますが、アニメ版『大江戸ロケット』のプチ感想をば (^^) 第2話まで視聴しましたが、これ結構、私の好みです。 何て言うか…自分世代的には懐かしのタツノコアニメにも通じる様な、良い意味での「てれびまんが」的な楽しさを堪能出来ました。 画面も舞台的な効果を狙った構図や構成を随時挿入してたりしてこれも楽しめそうですし、その一方で、黒衣衆の動きなどは正にアニメならではのアクションです。 当初不安だった雑多なキャラデザインも、思ってた以上に不自然さもなく噛み合ってました(みなもとキャラが動いて喋ってるのは中々新鮮な驚きw)。 声優さんも私のイメージ通りで嬉しい限り…個人的には釘宮さんの弟ヴォイスでハァハァしつつ、山ちゃん演じる銀さんで痺れまくってます(w
でも、やっぱ何より嬉しいのはOPのクレジットに「客演絵師」として椎名先生の名前が入っている事ですね (^^) 椎名先生のキャラは第6話に登場のゲストキャラですが、役どころは花火屋・鍵屋の娘で名前は「おりく」さん…って事らしいです。 それで花火玉持ってたのか! ↓ (^^) 【http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/news/070223/070223.htm】 このキャラ、OPでも3カット登場してますし、意外と第6話以降でも出番はあるのかな?<期待したく!
まあやっぱり、「特務エスパー」の「特務」を、現実世界の「特務」とイコールで結ぶ必要はないと思います。まさしく少年マンガですし(笑)。
るかるかさんの仰る通り、単なる > 「エスパーの特性を生かせる“特”殊な任“務”」 以上の意味はないのでしょう。
> だいたい皆本が運用主任ってのが向いてないし。
皆本のポジションに関する限り、このマンガはかなりいい加減です(笑)。元々は「ESP研究」が本職だったはずのクセに、「合成能力」のことをまったく知らなかったとゆーのは、どう考えても説明がつかない(笑)。BABEL でのプレコグの運用形態にも無知っぽい様子でしたし。皆本というキャラについては、以前書いたように「読者の視点キャラ」としてのポジションが最優先されて、辻褄は後回し、というのがはっきりしているマンガですね。
> 現在のナオミちゃんを見る限り失敗ではなかったようですね。まがりなりにも > バベルの現場運用主任、ウデは確かなようです。かなり見直しました。
いや、どう見ても今回の件はたまたま運がよかっただけでしょう!(笑)それも、奇跡的なまでに。やっぱり、現場運用主任としてのウデも、甚だ疑問(笑)。 何となく、「谷崎の仕事の実力」というのは、「極楽」での「ドクター・カオスのオカルト関連技術の腕前」みたいなもんなんじゃないかという気がします。つまり、普段はまったく頼りにならない。でも、ときどき「結構、一方ならぬものがある」という具合に、作者の都合に合わせて割と「伸縮自在」みたいな扱いなんじゃないのかな(笑)。
> ダブルフェイス(受付嬢)や賢木(医療研究)の様にインナーな仕事に就いてる者
これ、ほんとにそうなんでしょうかね?「ダブルフェイス」の方は、私は今でも「裏の顔持ち」を疑っている(証拠はないですけど)んですが、賢木の方は「自分用にチューンされた仕込み杖」を持っている上、「パンドラの使者(4)」では「最近トレーニングをサボっていた」と言っている(つまり、本来ならトレーニングを継続していなければいけない立場だった)んですから、裏で特務(ないし、それに近い任務)を兼任してるに違いないっ!と私は思ってます~。
> ひょっとしたらバベルとは別の機関でも各々が特務エスパーを抱えてる > 可能性もありますよね。
だいぶ以前にちょっと書いたことがありますが、紫穂の能力って諜報や、あるいは外交交渉の場にこそうってつけなんですよね。んで、このマンガが「ESP を制する国が世界を制す!エスパーは軍事・外交・経済とあらゆる場で活躍し、国際競争のカギを握っていた」という触れ込みで始まった以上、そういう場面には普通に、かつ大勢のエスパーが関わっているはずなんですよ。この日本でも。
ひとつ考えられる可能性としては、そういうエスパーは「BABEL には」あまりおらず、外務省や防衛省(ついに「省」になっちまいやがった…)などに直属しているのかもしれません。別に、法に従う高超度エスパーが全員 BABEL に所属しなければならない、という縛りがあるわけでもなさそうですから(実際、かつてのコレミツは民間企業に所属していましたし)。「普通の人々」が BABEL だけを目の敵にするのは、親エスパー派にとっての「象徴的な」機関だから、ということなんでしょう………と、この辺りは後付けの理屈に過ぎないわけですが(笑)。
完成原稿速報 21/22合併号 すいません。更新されているのを発見しましたので、僭越ながら書かせていただきます。 http://cnanews.asablo.jp/blog/2007/04/17/1414322
まず、速報をご覧ください。 エピソード「絶対可憐ワイルド・キャット」は20号で完結のようで、21/22合併号から新エピソードが始まるようです。 「絶対可憐ワイルド・キャット」と前エピソードの「国王陛下のチルドレン」が京風味(薄味が京風、コテコテの大阪風)だったのは、全体構想を練っておられたようですね。
しかし、椎名先生がついにアンケでの後押しを要請wしてこられました。 これはやらずばなりますまい。
「みんなの元気を ちょっとずつオラに分けてくれ〜!」
>終わるかもよ!? アンケ出さないと今年も表紙なしだよ!?
これをあんまり笑えないのが哀しいトコロです(汗)。 ナマナマシイのですよ…w 冗談を言うときは気をつけないと本気にする人がいるぞなのですよ…。 もぉ~~。
さてさてそれとは別に、椎名先生が長考して煮詰めたエピソードはとっても楽しみです。内容が未来パートのようなので、楽しめるかどうかはまた別問題ですが…。編集部がストップをかけた理由も気になりますし…。 でも、まずは明日のナオミちゃんです。
>さて、長考してたのはいよいよ未来のパートと現代のパートをつないでいく作業を開始しようと決めたためです。
と、とうとう本筋に手を付けるのですか!? 私自身、少し前にそろそろ新展開を要する旨の書き込みをしましたけど、思いの外、早くその時が来たのかな…?
思えば、短期集中連載版の第4話で示された衝撃の未来から既に2年と半年、未来時空の展開はソレ以上に進む事はありませんでした(今回、編集サイドでストップがかけられていた事が明らかになりましたが)。 読者サイドとしては、兵部や蕾見姐さんのセリフなどから断片的に示される情報によって予想を立てたりしてましたが、未来描写が “皆本によるQOCの狙撃” で止まっていた現状、それも自ずと限界がありました。 個々のエピソードはモチロン十分に楽しいのですが、一方でチルドレンと皆本の関係自体はある種膠着状態に入ってもいましたし、現代パートに縛られている中でそろそろ本筋の流れを俯瞰し直したくなっていたのも事実。
そう、その停滞感が遂に動きます!!
さて、長考の末に椎名先生は一体どんな展開を紡ぎ出してくるのでしょうか。 カツモクして待ちまする! (とは言え、ここでどこまで物語を進展させるおつもりなのかは、未知数なのですが…)
>「みんなの元気を ちょっとずつオラに分けてくれ〜!」 ∠( ̄ロ ̄) {サー! イエッサー!! ってワケで、HN部分にWEBサンデーのURLも貼っときました。 そちら経由でのアンケも有志の方はお願いしまする~ m(_ _)m
>編集部がストップをかけた理由も気になりますし…。
先生ご自身が解ってらっしゃるご様子から、一番にはやはり例の週刊少年誌としての「文法違反」問題があるのかな? ※参考 椎名先生談 【http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/news/040726/040726.htm】
元々、少年マンガでありながら主役は“女の子”と“成人男子”、しかも根底には人間の持つ(個人・組織・才能などでの)相互的な想いの齟齬と言う厄介でリアルな世界観が敷かれている作品が『絶チル』です。 編集部としては、サンデーの低年齢路線の中、低年齢読者を把握しておく為にもせめてチルドレンの年齢位は出来る限り現状に据え置いておきたかった(=未来パートに近づいて行く新展開はなるべく引き伸ばしたかった)…のではないでしょうか。
一方で、逆説的な見方ではありますけど…編集サイドが現代パートでの引き伸ばしを図っていたって事は、現状での“読者受け”は左程に悪くは無かったとも考えられそうです(もし、現展開が致命的までに人気ないのでしたら、それこそとっくに“テコイレ”が発動していたハズです)。
まあ、何にせよ、この物語も始まってしまった以上、先に進んで行かねば完結と言うクライマックスには至りません。 物語が再び大きく動き始めた今、改めてFukazawaさんによる名テキスト「嗚呼、絶チルが行く…」を読み返して、私自身これからの『絶チル』に付き合ってゆく覚悟を固めたいと思います。 つ【http://whatsnew.c-www.net/comic/zettai/quickresponcse2.htm】
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とっておきの日(2)
チャラけた格好の兵部がチルドレン達を連れてったのは・・・
フツーの遊園地。
なんだよ、子供だましかよって、子供なんだっけ(笑)
はしゃいで、遊びまくるチルドレン達。
こーゆーフツーの事が新鮮な彼女達。
ノーマルとの格差が、さりげに行間に隠されていますね。
・・・それにしても・・・
薫 >男に弱い。
葵 >金に弱い。
紫穂>食に弱い。
・・・なんだろう、プレコグの予知が少し偏った気がする(笑)
でもって、皆本のヘタレ。
グースカ寝てる間に、チルドレン達が兵部を部屋に連れ込んで来ました。
来週、修羅場か!?
>リミッター徹底装備
「ぢゃらっ」としてる分については、ジャケット脱げば無効になると思うんですけど。運転手は幹部の人だし、桃太郎の言う通り、丸腰と言われたところで信用など到底できませんね(笑)。
>回想する葵
お金で苦労した思い出が一時的に彼女を老けさせたのでしょうか。何度目をこらしてもオバサ(以下略)に見えてしまいます(^^;
>無人の遊園地
休園日だとしても、守衛も整備員もいないのはさすがに不自然。やっぱりパンドラのみなさんが裏で色々と手を回しているんだろうなあ。
まさか遊園地でも(入口に?)ESP検査があるとは………。
注意書きを頑張って読んだところ、どうやら反応があった人はリミッターを装着しなければいけないみたいですね。しかも、装着しても反応があった場合(つまり超度4以上のエスパーはアウト、現在のタケシ君はギリギリセーフw)、入場を拒否されるみたいです。
これは差別だと思いますね。
ノーマルだって悪意を持てば事故を起こせそうですし。でも大抵の人はそんな事しませんし。「超能力者だから」という理由で入場拒否は明らかに差別です。
イヤな時代です…。
そのせいで薫と紫穂は涙を流す事に…。くぅ…!
葵なんか大泣きしてます……が、これはそういう家庭の方針みたいですねw
いや、ひょっとしたら、本当の事を告げて悲しませない為のお父さんの方便だったのかも知れませんね。
あ、こっちの方がキレイだから僕はこの考えで行きますw ホンット良いお父さんです☆
あと、明石家の人たちは乳を主張する方針なのでしょうか…?w
兵部のリミッターぢゃらぢゃらは上手いですね。
リミッターの種類からの能力の特定は困難ですし、何より非常事態にはジャケットを脱げば超能力者に変☆身です。何気に髭さんも付いて来てますし。パンドラって結構しっかりしてます。
> 紫穂>食に弱い。
うーん…僕は、紫穂は「高級感」に弱いだと思います。「高級感が好み」が最適な表現かも。
第9巻の表紙が公開されてましたね。
賢木ですか。局長じゃなくてちょっと残念です。
時期尚早という事ですよね? いつか必ず見れますよね!?
今回は全体的に賑やかで楽しい雰囲気なのですが…、
前回の雰囲気を易々と忘れられませんし、次回は兵部の過去話になりそうなので、そうそう…と言いますか、ほとんど浮かれてられません。
あの写真撮ったの兵部だったりして………。うむぅ…。
どうしましょう。おりくちゃんの雄姿をもう1回観て落ち着こうカナw
一人アニメができそうですw
両ツッコミの一人マンザイを実写アニメ化!
(これって、超能力?)
見出した廃坑にダイブして某マンガ家さんの残滓の収集作業してるうちに、うっかり先週号の感想忘れてました…そんなワケで今晩は(おぃ
気が付きゃ掘り出した画像が300超えちゃってるのも、我ながらどんなもんでしょ…発掘作業は楽しかったのですが、正に人として!
はてさて自分、一体、誰の絵を掘り出してたんでしょね?www
ex.つ【http://pict.or.tp/img/2970.bmp】…うあぁ (^^;;;;
で、そんな事より感想、感想(汗
やっぱ、チルドレンの回想シーンがツボでした(w
凶悪的な可愛さのチビ薫、父親の気遣いの一方で未だ母親の気配を感じられないのが気になるチビ紫穂、何よりもおとんが素晴らし過ぎるチビ葵…と、三者三様の描き分けが何とも… (^^)
それにしても、皆本宅来訪を薫に提案された時の兵部の嬉々とした表情ときたら…そうか、そんなにも皆本を弄くりたいか?www
また、兵部がチルドレンに「贈りたい物」も気になるところですが。
普通にお祝いの品なのか、それとも物語に重みを加える何らかの意味が付帯した物なのか…。
今回は終始、幕間的な派手さが抑えられた展開でしたが、次号以降この普通さがどう活きてくるか楽しみにしています。
取り敢えず、今回は簡単ですがこんなところで…。
完成原稿速報更新!! 23号&24号
23号:http://cnanews.asablo.jp/blog/2007/04/27/1469065
24号:http://cnanews.asablo.jp/blog/2007/04/27/1469067
え~い、いっぺんにだっ!(期間限定)
http://cnanews.asablo.jp/blog/
…率直な感想は「安心材料が見当たらない」です。
はわわ~~っ!!
いえ、どことなくホッとしましたけどね…。
とっておきの日(1)
ひとつ、駒が進んだ。
破滅への序章か。
幸福への過程か。
いずれかは、いくつかの可能性の因果の中にある。
幸福な未来と残酷な未来は、同時に存在する。
シュレディンガーの猫の如く。
たった一秒の出来事。
それが未来を示す。
その時間は、誰にも止められない・・・。
今、我々に出来る事。
その未来への帰結が不本意に早まらない様に。
アンケートを出す事だ(笑)
葵 「絶対、オチつけな気ィすまんのやな」
・・・お笑い担当ですので(笑)
葵 「スパム扱いで削除されんよーにしーや」
・・・ぎく。
ああ、やはり「予知された正史」では、はじめ葵と紫穂はパンドラにはついてないんですね…。それが大きな収穫でした。
ホント、先生が予め警告していてくれなかったら、今回のエピソードで最終回フラグが立っちゃったかと誤解してたかも…デス (^^;;;;
第1話目の今回では、まだ内容的には“触り”って感じなので、妄想暴走するのは控えます f(^^;
ただ、特に印象的な部分を3点列挙。
先ず、井汲さんがご指摘された、未来パートでの薫と葵&紫穂が当初行動を共にしていなかったと言う点。
コレまで描かれてきた薫の資質から、例え皆本や家族の元を離れる事になったとしても、薫がエスパーの為に動くってのは有り得る可能性でした。
その点が他の二人の資質とは大きく異なるのですが…とは言え、薫に実際にそうさせてしまったのは何なのか?
一体全体、薫は何を見て、そして何時からノーマルと敵対する立場に身を置く事になったのでしょうね?
次に、今回の未来パートにより、薫のパンドラ転向がかなり動かし難い事態になってしまった点。
これまで、皆本vs.QOCの対峙するシーンが繰り返し使われていた為に、私の中では、“その未来を回避する事=チルドレンがノーマルと敵対化する事への回避”って印象もありましたが…でも、物語の分岐点はもっと辛辣だった様ですね。
薫がノーマルの敵となるのはこれで既定化なんでしょうか?
その上で最悪のバッドエンド(皆本による薫の殺害)を回避する方向を主軸に、物語はシフトしていくの…かな、かな???(よー判りませんw)
そして最後に、時間軸が明確になった事。
これまで、『絶チル』は21世紀の世界である事しか示されていませんでしたよね、確か…手掛かりは、せいぜい世界大戦からの逆算可能な範囲って程度で。
それが、今回で遂に年代が特定されました。
2011年の春でチルドレンは小学5年生に進学…私たちは、これを基準にしての世界観の再認識・再構成が可能となりました。
恐らくは今まではワザと曖昧にしていたのではないかと思いますが、今回敢えてそういった足掛かりとなる設定を表に出してきた事に、椎名先生の本気度が垣間見えた気がします。
細かな所では、もっとイロイロと考えさせられる話だったのですが…。
例えば、NYでの惨事に薫は関わっていた(=既にテロリストとしての活動を行っていた)のだろうか?…とか。
ただ、今エピソードではイロイロ考え出したらキリがなくなりそうですね… f(^^;
取り敢えず今日はココまでにして、後日時間が取れたらまた来ます m(_ _)m
今回の話を読んでから、妄想の神様が耳元で囁き続けています(笑)
>るかるかさん
>でも、物語の分岐点はもっと辛辣だった様ですね。
>薫がノーマルの敵となるのはこれで既定化なんでしょうか?
ひょっとしたらこの「物語」の未来の決定的な分岐点(物語中の変更対象ポイント)は
「薫がパンドラ側に行く、行かない」のではなく、
「パンドラのトップになった薫がどのような路線を選択するか」ってことなのかも・・・
エスパーとノーマルの対立が避けられないのであれば、
むしろ、薫がトップにいるほうが、「共存の未来」の選択の可能性が高いのではと思いますし、
だとすれば、皆本の前カノの話も伏線として理解しやすいような気が・・・
また、兵部が薫をパンドラのトップに据えたがったわけも深みが出て来るんではないかと・・・
そんな形で、エスパーとノーマルの未来に決定的な決着はつけない
薫と皆本の関係もまあ、いわゆるハッピーエンドではない、
という形で「物語」を閉じるのであれば、「少年マンガとしては文法違反」
というのもわかる気がします。
まあ、あくまで自分の妄想でしかないのですが、「美神」の終わり方を見ても、
椎名氏の作品の決着としては「あり」なパターンなのかなという気はします。
で、その未来のためには、チルドレンの皆本に対する好感度フラグが高いことが
今後の鍵になると思われるのですが、今回のサブタイは「とっておきの日」
・・・ということは、ひょっとして皆本は既に人生の正念場?
あと、葵と紫穂の「物語内での役割」についても妄想の神様が囁くのですが、
今回はこれぐらいにしておきます。
紫穂も葵も、「明日」が何の日かわかっているようですが、皆本は?
忘れたふりですか?
前日の夜勤も「明日」のためじゃなかったのかなぁ?
明日は何の日?
(たぶんチルドレンと皆本が出会った日)
> 薫がノーマルの敵となるのはこれで既定化なんでしょうか?
違うんじゃないでしょうかね?あれは単に「予知された未来」に過ぎず、これからまだいくらでも変わりうる余地のあることだろうと思います(と言うか、それ以外の見方があるだなんてまったく思いもせずに読んでました)。
> NYでの惨事
あれ?そんな話出てましたっけ?あの、インパラヘン王国のばーさん残留思念がそんなことまで明らかにしていたんでしたっけ(例によって細かいことはすぐ記憶から抜け落ちてしまいます(笑))。
長くなりますがレスをば m(_ _)m
> 薫がノーマルの敵となるのはこれで既定化なんでしょうか?
>>違うんじゃないでしょうかね?あれは単に「予知された未来」に過ぎず、これからまだいくらでも変わりうる余地のあることだろうと思います
確かに、従来の未来描写ではそうでした。
「未来は踊る」のビジョンは伊号中尉によって皆本が視せられたものでしたし、「サイコダイバーズ」でも兵部によって(仕込みは黒巻、元情報は伊八号かな?)脳内で展開されたビジョン、「国王陛下のチルドレン」でも他のプレコグを介しての描写である事は同様でした。
しかし、今エピソードのそれは違うんです…何故なら、これを予知ビジョンとするならば、これまでの様に“誰が視ているのか?”若しくは“誰が視せているのか?”が描かれてなければなりません。
しかし、今回の未来パートの描写には、そんな“登場人物(皆本なりプレコグなり)の視点”と言うフィルターが全く介在しておらず、これはつまり、“作品の客観的観測者である私たち読者”に向けて描かれた展開だからだと思うのですよ。
しかも“2020年の出来事”である事も作中に明記され、出来事としての具体性までもが補完されている。
モチロン、今エピソード内で“何らかの補正”が入ってくる可能性は未だあります…実は今回も誰かが視せていた(或いは、視ていた)ビジョンであったというオチを付けるとか。
しかし、今週号の未来パート10頁分だけで判断するならば、これを「予知された未来」と解釈する材料は、私には無いのです。
> NYでの惨事
>>あれ?そんな話出てましたっけ?あの、インパラヘン王国のばーさん残留思念がそんなことまで明らかにしていたんでしたっけ
いえ、これは今週号の話でして…未来パートで、皆本宅に配信されてきたニュースの事なんです。
>「ニューヨークでエスパー暴動 死者数百人以上か」@毎朝新聞
日付が13日の金曜日になってるのは、ちょっとしたネタなのかな… f(^^;
で、この件に関して、葵が「皆本はんはあんた(薫)を捜しにNYに(行った)」と発言してますが、これは暴動発生時、薫がNYに居た事をバベルは把握していたって事なのかな。
さても…この暴動は偶発的なキッカケから起こったものなのか、それともパンドラの煽動による計画的なものなのか…そして薫は関わっていたのか否か…。
ともあれ、葵に問い詰められてる時の薫の冷たい無表情さが際立った描写になっており、嗚呼この薫はもうかつての無邪気な女の子では無いんだなって事が得心出来る、そんな悲しい場面でした… (TT)
と、私の解釈はこんな具合です (^^)
ふむぅ。やはり着目点は皆さんと一緒なので、あえて引用を使わずに感想を書かせて貰います。だって多いんですもんw
まず、意外と言いますか印象的だったのは、薫が単独でバベルを抜けた事です。僕も3人同時に脱退したものと思ってましたし、しかもなにやら皆本は勿論、葵と紫穂にも黙って姿をくらました感じです。
薫にそこまでさせるなんて…、いったいK.H.氏は何を見せてきたのでしょうか………くそぅ…。薫の揺らぎない眼がなんとも重いです…。決心を変える気が無い事がハッキリと伝わってきます…。
あと、紫穂曰く「パンドラの仲間になってノーマルたちと闘う」との事…。 んん!? 「バベル」と言わなかったのは、少なくともパンドラはバベルを敵対視していない、もしくは眼中に無いという事なんでしょうか…?? 殲滅しようとしているのは むしろ「普通の人々」?? それとも第四勢力が現れるのでしょうか?? うーーん………。
「やめてよ、その辺の話は!!」(かぁあっ) と“成長”した薫を見るとウレシイやらカナシイやら…w シーンの影響もあり、やっぱりちょっとカナシイです…。
そしてきっとこの後、葵と紫穂は薫についていくんでしょうね………。皆本がN.Y.から帰ってきた時、部屋にはもう誰も居ない…。重い…!!! あのままナオミちゃんに萌えていたかった…(本当の意味で冗談です)。
しかし人間の思考回路はよく出来ています。
薫たちがパンドラ入りしてしまっても、皆本が頑張って取り戻せばいいという考えが浮上してきます。僕の悪あがきだとしても、希望の灯はなかなか消えないものです…。
「明日」も気になりますね。
「ザ・チルドレン」結成記念日なのか…、皆本就任記念日なのか…。
あのオルゴールはその記念品ですよね? そしておそらくこのエピソードの最後にあの写真を撮るんでしょうね。 ……重い…!!!
この未来パート、何度読んでも重いです…。読めば読むほど重いです…。しかもよりによって合併号…。そんな中の一縷の望みは完成原稿速報だけ…。先生、お待ちしておりマス…。
> いえ、これは今週号の話でして…
あぎゃ、そうでしたか。今週号の話すらロクに頭に残ってないとは…(笑)。どうも面目ありません。
「兵部が薫に見せたもの」って、何なんでしょうね。何か、椎名先生の「とっておき」が見られそうです(が、反面「実はハッタリかましてるだけで、どんな内容かはこれから考える」のかも、という気もちょっとしています(笑))。
●るかるかさん
>日付が13日の金曜日になってるのは、ちょっとしたネタなのかな… f(^^;
2020年に13日が金曜日となるのは、3月と11月です。
それにしては、三人ともえらい薄着ですよね。さすがエスパー(笑)。
もっとも、暴動を起こしてから、ほとぼりがさめた数ヶ月後に迎えにきた、
みたいな展開も考えられますので、あの未来パートが何月かということまでは、
まだ特定できませんけども。
それと、薫が横目で見たのは古新聞の山みたいですので、もしかすると
2019年版かもしれませんが、そうなると13日の金曜日は、9月と12月です。
ホント、どうでもいいことですけど(笑)。
ちなみに、「今日」は2011年4月6日(水)
なんでかというと、
薫の携帯に届いたメールの履歴を見ると、
新しいものから
>14:58 ??????? K.H.
>08:26 ちさと 今日ね、
>02:03 皆本 帰りは昼過ぎに
>XXX
でXXXが415または4/5に見えます。
その上、「今日」は小学校の入学式ですので、「今日」が4月6日であると推測されます。
で、「明日」は4月7日(木)。何の日でしたっけ。
さらにもっとどうでもいい事
午前2時の夜中に、皆本から「帰宅は昼過ぎになる」というメールはいいとして、
朝8時半のちさとちゃんからのメールって何かな?
夕方なら昼間学校であった事のフォローって場合が多いので普通ですが、
朝の8時半って授業の始まる直前じゃないんですか?なぜメール?チルドレンもちさとちゃんも同じ学校にいるはずなのに。
どんな用件か、ちょっと気になる。
も一つ
2020年の薫が葵に突っ込まれて、「改めたの!」って言ってるのは、
2011年に葵に「お前はそこを 今すぐ改めて 成長せえ!!」と言われたから。
でしょうね。
「改める」のに9年かかるか。
うーん、やはり考えることは皆さん同じようですね(^^;
それにしても未来パートは重い!
とりあえず、私は「薫が見たもの」について考えてみたいと思います。
薫の台詞や葵・紫穂の台詞から、裏で怪しげなことをしていたのは「ノーマル」という括りであり、皆本ではないようですね。
もしも皆本であったなら、あのシーンで「愛してる」と言うことに疑問を感じますし。
おそらくは昔からノーマルが行ってきたことを、皆本が隠していた、もしくは知らなかった、のどちらかと思われます。
その行われてきたことに関して皆本の意思は関係していなく、あくまでも「ノーマルの中の誰か」がやってきたことで。
昔から、というのは推測でしかありませんが、兵部少佐の過去を考えると、何かしらの裏切りがあるのでしょう。
しかし、皆本の関係の仕方に関しては、「隠していた」が強いのかも。
そのことを知った時期は現在よりも後かもしれませんが、「皆本とチルドレンがくっつけば未来は変わる!」という一見無謀な考えを、少佐は「勘が良い」と言っているので、真実から遠い考えではないということですよね。
皆本が「知らなかった」のであれば、皆本とチルドレンがくっついたところで大した未来の変化はないでしょうし。(おそらく、ですが。)
「隠していた」のであれば、チルドレンに悟られないようにソレに対抗していた可能性があり、ソレに対しての対応の仕方がチルドレンとくっつくことで変わるのかも。
もちろん、「知らなかった」の可能性も十分にありますけどね。
おそらくは、薫は少佐と同じもの、あるいは近いものを見たんだと思うんです。
パンドラに移るためには、少佐への信頼、といいますか、同調する部分がないといけないと思うので。
薫の「小さい頃からの親友だし」という台詞が、「高超度エスパーとしての苦悩」ということなのか、「皆本も含む、思い出の一部」ということなのかはわかりませんが…。
もしも後者ならば、現在は皆本が思っている以上に未来に影響しているということになってしまいますね。
「あいつらの今も大事にしたい」なんて言ってる場合じゃないぞ、皆本!!
以上、何やらわけのわからない考察でした。
「とっておきの日」を未来パートとくっつけたあたり、それが「薫の見たもの」に関係しているのかもしれませんね。
おお!? そ、そうか…日付特定の情報のもなってたんですね、コレ。
これは迂闊でした…いえいえ、かなり有益な情報ですよ (^^)
えと、つまり…暴動発生は【2019年9月13日】・【’19年12月13日】・【’20年3月13日】・【’20年11月13日】…この4つが候補になるワケですね。
>もっとも、暴動を起こしてから、ほとぼりがさめた数ヶ月後に迎えにきた、みたいな展開も考えられます
>それと、薫が横目で見たのは古新聞の山みたいですので、もしかすると2019年版かもしれませんが
なるほど…ただ事態の大きさからすれば、皆本としては直ぐにでも現場(NY)に出向きたかったでしょうし(それに「捜し」に行くって事は、少なくとも手掛かりを把握出来る位の対応の早さは求められそう)、暴動発生からのタイムラグは余り大きく無いのかもしれません。
って事も含めて、皆本がNYに行ったのを“暴動発生直後~数ヶ月”の範囲内で考えると…候補の中では、【’19年9月】説はチョット時期がズレていそうですね。
残り3候補の中から、3人(特に葵・紫穂)の服装から季節を推測してみたり、今週号の展開が恐らく未来パートと現代パートとで対になってる構成っぽいって事を勘案すると、暴動発生は【’20年3月】…で、それに合わせると、今回のチルドレンの推定対面時期は 【’20年4月 ±1ヶ月】位 が最有力候補になるのでしょうか?
- - - - -
>朝8時半のちさとちゃんからのメールって何かな?
うーん…。
学校にもよるみたいですけど、チルドレンの会話の雰囲気からしてこの小学校は入学式と始業式が同じ日?
とすれば、ちさとちゃんからは「またミンナ同じクラスだといいね」的な挨拶か、それとも行事(式)に関する確認か…でも、全然関係ない私用かもしれませんし…こりゃ分かんないですね~ f(^^;
…うーん…考え出したら確かに気になります (^^)
>「改める」のに9年かかるか。
不覚にも受け申したwww
2020年シーンで、NYエスパー暴動に関する新聞記事ですが、動画になっていたのにお気付きでしょうか。画面の下に再生ボタンが見えます。
この一コマから、2020年においては、平面ディスプレイが新聞に貼り付けられる、あるいは、新聞紙上に印刷形成できるような技術が存在しているようです。
また、この画面は灯の消えた部屋で光を発していました。
画像が発光していることから、受動的表示素子ではなく、EL(エレクトロ・ルミネッセンス)やプラズマ発光などの発光デバイスである事がわかります。
これらの光のエネルギー源はなんでしょうか。闇の中で光っていたからには太陽電池単体ではなさそうです。あらかじめキャパシタに蓄電していたか、太陽電池とキャパシタの組み合わせか、はたまた未知の蓄光素子でしょうか。
いずれにせよ、これらのエネルギー源もまた新聞紙上に乗るくらいに薄膜化されているわけです。
他にも、操作ボタンを可能にした接触デバイス、ボリューム表示がある事から音響素子が一体化されていると思われますが、
はたして、この表示デバイスを可能にした技術は、物語に影響を与えるのでしょうか。
たぶん、な〜〜んにも関係しないでしょうw
なにかネタが考えられますかねぇ。
私は思いつきません。合併号で一週間空くので書いてみましたw
ブログでもちょろっと書きましたが、現時点でもいろいろ出てますよね。
2004年あたりから、ちらほらと出てるようですが、最近だとコレかな。
●折りたたみ電子ブックリーダReadius – Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2007/02/19/polymer-vision-readius-e-book-reader/
今年2月の記事です。まだ試作品として展示された段階だと思いますが、
文中では「登場は今年後半を予定」としています。
この電子ブックリーダに搭載されたディスプレイは、
まだまだ折り畳めるという程度のようで、絶チルの2020年に
出てきたような、新聞に掲載できるほどの自由度はありませんが、
あと13年もありますから、だいじょうぶでしょう(笑)。
絶チルは、あまりぶっ飛んだSFチックなツールは出てきませんよね。
他には、超能力に直結する「エスパー・ハンター」「ECM」くらいでしょうか。
その気になれば、カナタでも見られたように、いろいろ凝ったメカも
思いつけるんだろうけど、超能力以外の部分は、意外なほど抑えめですね。
一方で、2020年に舞台を移すと、こういう、近未来的だけど現実的な
ガジェットを持ち出してくる辺り、椎名先生の考える世界観が伺える気がして、
割と興味深いところかもしれないですね。
おまけ。
>2020年の薫が葵に突っ込まれて、「改めたの!」って言ってるのは、
>2011年に葵に「お前はそこを 今すぐ改めて 成長せえ!!」と言われたから。
>でしょうね。
薫って、改めても改めなくても、どっちにしても容赦ないツッコミを
受けてしまうんだなぁ、と思いました(笑)。突っ込む葵も素敵(笑)。
完全に出遅れてしまいました。
言いたい事はほとんど言われちゃってるので、2点だけ。
>薫が見てきたもの
兵部はチルドレンに対し、自分の過去をダシにした勧誘は一度も行っていないんですよね。初対面時でも「(自分の過去を)君たちは知らなくていい」って言ってますし。じゃあ、何をしていたかというと、ただ「こっちに来い」としか言ってない訳で。勧誘としては甚だ拙く、説得力に欠けっぱなし。この点が、私が兵部に魅力を感じず、そして彼に惹かれる薫の反応が今一つ理解できない原因だったように思えます。
必要なのは「今現在」の「兵部以外のエスパー」が置かれている(過去の澪のような)境遇を「実際に目の当たりにする」事だと薄々感じていたのですが、今号の薫の台詞でこの辺りのもやもやが多少なりとも晴れたような気がします。
>おやつのロールケーキ
なんだかんだで結構大きめに切り分けてもらっている薫と葵に対し、紫穂は小さめ。偏食な上に食材にこだわりのある彼女は、言葉通りお気に召さなかったようで。それでも普通量なんですけどね。
もしかしたら、サイコメトラーの彼女は食材のブランドや調理の工程がなまじ分かるだけに、味そのものにはあまりこだわっていないのかも、とちょっと想像してみたり。
絶対可憐ワイルド・キャット(3)
それはさておき(なにを?)
ナオミちゃんはやっぱりナオミちゃんでした。とゆー話。
ワルい人たちの巣窟に乗り込んだのも、正義の為。
さすがはナオミちゃん!(先週と言ってる事違う>俺)
万引き疑惑も解消し、ついでとばかりにワルい人たちも
改心させ、完璧超人ぶりを発揮!ナイスナオミちゃん!
「人を信じて何が悪い!」
いや、信じちゃいけない奴もいる。
谷崎とか谷崎とか谷崎とか・・・あと谷崎とか(笑)
ともかく、新たな支持層を得て、頑張れナオミちゃん!
で、すっかりお株を奪われたやさぐれ三人娘たち。
大丈夫、君たちにもいい所あるってば。
葵 「せやから、それを具体的に言うてみ?」
・・・め、眼鏡とか白衣とか・・・?
葵 「それ、パーソナリティ関係ないやろっ!
で、設定と妄想をごっちゃにすんなっ!」
どげしっ!!
(マジ考察は皆に任せた・・・俺はおバカの道をゆく(笑))
> マジ考察は皆に任せた・・・
親衛隊が結成されてたけど、特務エスパーの正体って、(一応)秘密ってことになってたんでは?(笑)
ちゃんと谷崎にも感謝している部分はあったんですね。なんか、安心しました(笑)。(待てよ、「育ててくれた」ってことは、ひょっとして親を亡くしていたりするのか、ナオミは?)
#井汲さん。
>>ひょっとして親を亡くしていたりするのか、ナオミは?)
そいや呉竹寮に住んでるし・・・
うおーーーーーーーーーーっ!
ナオミーーーーーーーーーっ!
マイフェアレディ!
ナオミ 「うっさいっつーの!」
どげしっ!
(マジ考察は(以下略))
>人を信じるのは 悪いことかっ!?
って、エスパーとしてはともかく、
特務としては育て方間違ってると思うぞ>谷崎主任
そもそもバベルは能力主義でスカウトしてますが、あまり特務向きの人材が集まってません。
だいたい皆本が運用主任ってのが向いてないし。
パンドラの方がよっぽど特務に向いてます。
人を恨み、疑い、己の欲望を優先し、必要に応じて他人を裏切る。特務にはそういう資質が必要です。
博愛だったり、思想に忠実な人間は特務としては無能危険です。能力があれば特に。
個人的利益に忠実で、有利な条件が提示されれば敵に寝返る。そういう性質の方が、かえって使う立場としても使いやすい。
その点、チルドレンの方が特務向きですね。
「強力なエスパーだから特務(昔風に言えば忍者)として使う」という政治家の発想。
「超能力を特務向きの商品にして、エスパーの生存権を買い取る」とした蕾見管理官の決断。
そこら辺の歪みを抱えた体制のまま、新世代のエスパー(チルドレン)と新世代のノーマル(皆本)が生まれてきてしまった。
エスパーに特務をやらせる、という発想自体がノーマルによるエスパー支配の墓穴です。
チルドレン世代以前の特務エスパーから犯罪者が出ていたのも、逸脱者がパンドラを結成するのも当然の帰結です。
谷崎主任のナオミへの偏愛、桐壷局長のチルドレンへの偏愛(ひょっとしたら皆本も?)が、エスパーをノーマルの道具とする体制を崩壊させる端緒なのかもしれません。
>「私をそんな風に育ててくれたことだけは感謝してたのに……!!」
今号はこの台詞につきるかな。ナオミ嬢はやっぱりイイ子でした、と。
谷崎主任も、あの溺愛ぶりさえなければナイスミドルなおじさま(と表現するにはやや若いですが)で通用すると思うんですけどね。バイクで突入するシーンなんかはなかなか格好良かったですし。でも、台詞で何もかも台無し(笑)。
以下、考察らしきもの。
>ナオミの親
「育ててくれた」という表現は「プリンセス・メイカー」(コミックス3巻)でも使われています。ナオミが12歳で見出されてから現在に至るまで、谷崎が施してきた特務エスパーとしての教育を指しているのみならず、情操教育等「理想の女性」を作り上げる為の教育も含んでいた事は想像に難くありませんが、今シリーズではそれらが実際に彼女の人格形成に多大な影響を及ぼしていた事が、より詳しく描写されています。
また、チルドレンの場合、小学校に通い始めてからはそれまであったバベルの送迎を止め、皆本の住まいに下宿する形になっています。同様にして、ナオミも中学進学頃と同時に実家を出て寮住まいを始め、谷崎が正しく親代わりとなって世話をしてきたのかもしれません。実家(イチゴの産地とすると関東圏?北海道?)がある事から天涯孤独ではなく、実家との現在の関係も良好のようですが、少なくとも肉親よりも谷崎の影響力が大きい環境にいた事は確かなようです。
何にせよ、親がおらず親戚の家の世話になっていたナオミが、厄介者扱いまでいかなくとも高超度のエスパーという事で持て余され、スキンシップに乏しい生活を送っていた所を谷崎に引き取られた、というのはありそうな話です。その方が、「アホな男の欲望」を実行に移すのに心理的抵抗は少ないでしょうし(^^;
>特務エスパーの任務
犯罪者の追跡・捕縛、事故や災害の救助・救援、予知された事件・事故の防止。これまでチルドレンが任務としてきたのは主として警察・消防の、特にレスキュー隊的な活動が多いように思えます。諜報・工作といった比較的ダーティーな任務はイレギュラーなものなのか、描写が少なめです。
もっとも、作中でこれまでに登場した特務エスパーは「ザ・チルドレン」、「ワイルド・キャット」、「ザ・ハウンド」と、いずれも未成年です。特にチルドレンは、局長の配慮によってそうした任務からわざと外されていたようであり、「ナショナル・チルドレン(1)」(コミックス4巻)ではそのように取れる描写があります。
実は少年誌という枠組みの中では登場させにくいだけで、諜報・工作活動に従事するベテラン特務エスパーというのもバベルにはちゃんと存在しているのかもしれません。(あるいは九具津や黒巻がそうだった?)
こうして見ると、バベルと「普通の人々」が対立する構図はエスパーとノーマルの対立の構図ですが、バベルとパンドラが対立する構図は無垢な子供とすれた大人の対比にも思え、作者が両者の主力エスパーの年齢をテーマ的にわざと偏らせているとも考えられます。また、これはそのまま、鼎さんが指摘している現体制の歪みを表してもいるのでしょうか。
……なんだかぐだぐだになってきたので、ここまで(^^;
そーでした。迂闊でした。梅枝ナオミちゃんは二重人格キャラでしたね。
ですので、前回のアオリ文「え、こんな子じゃ…!?」に対する回答は「いえ、こんな子です。」という事でw
「裏の顔」と言っても表裏一体のごとく「どっちも私!」みたいな感じですもんね。その個人を形成する重要な要素ですもんね。前回、反射的に拒絶反応してしまった事をちょっと反省です…。
そんな訳で冒頭で僕の中の誤解が解けたので、あとはひたすらナオミちゃんの可愛さを堪能いたしましたw
「あ。」とか「きゃ!?」とか「めっ」とか「だ~‥」とか「うえーん!!」とか☆
しかし…、そんなヒット☆ポイントと甲乙つけがたいポイントが意外な所にありました。
Q.先生がついた、人生最大の嘘は何ですか?
A.「漫画家です。ペンネームは青山剛昌」。
も~う、先生やんちゃ過ぎですw サイン求められたらどうするんですか?w あ、でも描けそうですね…w
谷崎主任の「お前は他人を疑うということを知らんから……」「私が教えなかったからだが!」を読んだ直後は「オイ!」とツッコんでしまいましたが、現在のナオミちゃんを見る限り失敗ではなかったようですね。まがりなりにもバベルの現場運用主任、ウデは確かなようです。かなり見直しました。
ナオミちゃんはナオミちゃんで本当に完璧超人みたくなってきました。きっとこの先どんな短所が出てこようとも「萌え要素」として扱われる事でしょう。まさに無敵です。良い事です。
あと…、鼎さんの「特務」に対する考察はとても興味深いのですが…、一点だけちょっと異議ありです…。
>「超能力を特務向きの商品にして、エスパーの生存権を買い取る」とした蕾見管理官の決断。
うーん、不二子ちゃんはただエスパーとノーマルの共存を目指して能力(才能)を発揮できる“環境”を作ったのだと思うのです。
例えば、野球をやっている人は甲子園や大学野球で満足する事無く、プロという“野球漬けの環境”に身を置いて自らを高めたいと思うハズですし。
また、以前に、発光ダイオードの青色の開発に成功して所属会社に報酬として200億円を要求した なんて事がありましたが、僕はその研究者の人も凄いと思いますが、会社の中の“研究環境”あってこその成果だと思うのです。いや、まぁ、それが世界初でしかもこれから世界中に普及するのですから当然の報酬なのかも知れませんが…。あ、でも、“環境”があれば誰でも開発に成功するという訳ではないですね…。う~ん………。開発における貢献度は50%と判断されたようでそれは正しいと思います…。
えー、つまり、両者は持ちつ持たれつの共存関係にあると思うのです。そしてこれはエスパーとノーマルにも当てはまると思うのです。エスパーは能力(才能)を持て余す事なく発揮して社会に貢献して、ノーマルはその恩恵を受ける。局長の言葉「超度7のパワーをフルに発揮していい場所など他にはないのだからネ…!!」もありますし。超能力はどれも現代科学を圧倒的に凌駕するものばかりですし。
つい先日の町田市立てこもり発砲事件でも、「ザ・チルドレン」なら「ヒュ パッ ビシッ!」で解決できたでしょうし。15~6時間もピリピリしなくて済んだ訳です。
でも…、エスパーが社会貢献をする義務なんて特に無いんですよね…。エスパーがノーマルを支配しようとすれば多分できちゃうんでしょうね…。だからノーマルは犯罪予防と万が一の事態に備えてECMの開発をしているんでしょうね。皆本も「トラブルの多くは超能力者が一方的に圧倒的優位なせいで起こるんだからな」と言ってますし。
うーん…、ここの所が現在の僕の意見のネックです…。
…とまぁ、dryさんと同じようにいまいち結論が出ないのがもどかしいですがw、僕の意見はこんな感じです。
不二子ちゃんはただエスパーとノーマルの共存を目指して能力(才能)を発揮できる“環境”を作ったのだと思うのです。
>不二子ちゃんはただエスパーとノーマルの共存を目指して能力(才能)を発揮できる“環境”を作ったのだと思うのです。
そうですね…私もそう思います。
強大な力というのは、個々に存在するとただの脅威でしかありません。
その力を活かす場、そしてそれをまとめるだけの組織力、規則があるからこそなのです。(この場合、バベルがそれにあたります。)
もしもバベルが存在しなかったら、あるいはパンドラが存在しなかったら。(パンドラも一種の力をまとめる組織と言えるでしょう。)
強大な力を持つ存在、つまりエスパーはどのようにその力を使うでしょうね?
絶チルの世界において、エスパーの存在意義(?)がどのように定義されているのかはわかりませんが、その力を自らの欲のために使用することは少なくとも悪とされているようです。
しかし、例えば力をどのように使っても悪とされないのなら、エスパーはノーマルにとって、紛れもなく脅威と言えるでしょう。(バベルが存在しないのなら、普通の人々の主張は正しいのです。)
なんだかごちゃごちゃしてしまいましたが、強大な力はまとめるものがあるからこそ、存在意義が認められるのです。
バベルは存在意義を「特務」という形で与えた。
バベルがエスパーに与えたのは力を持つ者としての存在意義であり、そしてただの脅威にならないための「環境」だったのではないでしょうか。
…よくわからない考察ですみません。(汗)
>「超能力を特務向きの商品にして、エスパーの生存権を買い取る」とした蕾見管理官の決断。
私も、蕾見姐さん的には、バベル設立をノーマルとの“共存”の為の一つの可能性とした、と考えたいです。
その点で、あるふぁさんの仰る
>バベルは存在意義を「特務」という形で与えた。
が実に正鵠を射ていると思うのですが、それは正に「あしたのチルドレン」で桐壺局長が皆本を諭していた“チルドレンにとっての仕事の必要性”にも通じているんですよね。
とは言え、蕾見姐さんがこういった組織を立ち上げる為に、鼎さんが仰った様な論理を “政治的な駆け引き” の材料として時の政治家・官僚たちに “匂わせた” 可能性はあるかもしれません。
既得権益に沿ってしか動かないのが彼らの多数派でしょうから、そんなゼロの地から何かを創り上げる為にはそれも手段の一つでしょうし、それは彼女にとっては “実際にエスパーを売る” と言う行為なのではなく、交渉の中で “相手がそう思い込んでくれれば良いだけ” の事ですしね。
まあ、その辺は初期のバベルがどんなモノだったのかが示されていませんし、それが現在のバベルと同じポリシーを以って運用されていたのかも判りませんので、何とも言えませんけど f(^^;
(少なくとも現在のバベルでは、事実上のトップに君臨する蕾見管理官と行政機関長としての桐壺局長のパーソナリティーが、機関運用に大きく影響していると思われます…周囲の思惑は別として)
…ただ、兵部が「発足したばかりのバベル」で「20人以上の職員を殺害」したと言う“事件”を思えば、その設立経緯に漂うキナ臭さも否定出来ないのも確かなんですよね<懊悩
エスパーの権利を確立すると言う点で目指す所は違わないのかもしれないけど、兵部と蕾見姐さんの現実へのアプローチの仕方は、バベル設立を契機として決定的に異なってしまったのでしょうし…。
あ、あとdryさんの特務エスパーの任務に関する考察は大いに参考になりました。
つか、自分、盲点でしたよ (^^;;;;
確かに、これまでに「特務エスパー」として作戦参加していたチームは未成年者によるチームばかりですね。
一方で、成人組としてはダブルフェイス(受付嬢)や賢木(医療研究)の様にインナーな仕事に就いてる者はともかくとして、中にはダーティーな分野に関与してる特務エスパーが存在するのかもしれません。
そもそも「特務」の任務が、どれだけの幅を持って解釈されているのやら…。
それに…ひょっとしたらバベルとは別の機関でも各々が特務エスパーを抱えてる可能性もありますよね。
公安あたりなんか高レベルの精神感応者なんて喉から手が出る位に欲しい人材でしょうし、内閣情報室あたりでも“お抱え”の特務エスパーが居たりして…で、こういう「特務」って決して表には出てこないだろうしなぁ…。
ただ、そこまで描くと世界観が少年マンガでは収拾しきれなくなっちゃいそうですが… f(^^;
最後に本編感想…あれ? ハリマくん、何時から硬派な走り屋になったん???(←感想、そこかよ!
バベルのあり方でいろいろお考えはありましょうが、私は個人的に特務という商売が嫌いでして。
私の実家の近くには三菱重工香焼造船所がありますが、前身の川南造船所が1950年代に労働争議がありまして、経営者の川南豊作が旧海軍の源田実とつきあいがあって、旧軍の特務が出入りしておりました。
組合の幹部が夜の会合があった翌朝、海に浮かびました。
別れた時には足下はしっかりしていたのに、警察は泥酔の上、海に落ちて溺れたと発表しました。
誰も信じていません。特務が拉致してアルコールを飲ませ、風呂場かで溺死させてから海に捨てたとみんな思っています。警察は経済団体のいいなりです。
学生時代を京都で過ごしましたが、いわゆる過激派の学生運動グループが襲撃を受け、一人殺されました。警察は内ゲバとして両派を片っ端から逮捕しました。
学生は誰も信じていません。
公安部の特務の連中が襲撃して殺害し、警察に通報して、刑事の介入の口実を作ったとみなしています。
(攻殻機動隊の笑い男事件で、厚生省の麻薬取締班が市民運動の事務局を襲撃、全員射殺して、武装過激派であったと捏造したエピソードがありましたが、近い事は現実にあります)
特務とはそういう商売です。
私の親は労働組合関係者ですので、特務とは私の生命を脅かし続けた存在です。
007的スリルと冒険、親方日の丸の華麗な私生活なんかじゃなく、血腥く邪悪な職業です。
椎名先生も私と入れ替わりくらいに1980年代初めに京都で学生だったようですから、特務とは何であるか重々ご承知のはずですが、
ま、少年マンガですからね。
鼎さん御自身の事情による「特務」と言うキーワードへの思いはそれとして、取り敢えずは…
>ま、少年マンガですからね。
…を現状の落とし所にしておくのが賢明かもしれませんね f(^^;
『絶チル』世界における「特務」がどの様なものかが定義されてない現状では、この単語をそのまま固有名詞的にリアル側のソレに当てはめるよりも、「エスパーの特性を生かせる“特”殊な任“務”」と言う曖昧かつ広義なレベルで押さえておく方が…無難かな?
いずれ兵部の過去が明らかになってくれば、自ずとバベルとの関係性や組織としての経緯も見えてくるかもしれませんし、この件はその時にでも再考察したいですね。
でもって、レスついでに(失礼!)スレ離れしちゃいますが、アニメ版『大江戸ロケット』のプチ感想をば (^^)
第2話まで視聴しましたが、これ結構、私の好みです。
何て言うか…自分世代的には懐かしのタツノコアニメにも通じる様な、良い意味での「てれびまんが」的な楽しさを堪能出来ました。
画面も舞台的な効果を狙った構図や構成を随時挿入してたりしてこれも楽しめそうですし、その一方で、黒衣衆の動きなどは正にアニメならではのアクションです。
当初不安だった雑多なキャラデザインも、思ってた以上に不自然さもなく噛み合ってました(みなもとキャラが動いて喋ってるのは中々新鮮な驚きw)。
声優さんも私のイメージ通りで嬉しい限り…個人的には釘宮さんの弟ヴォイスでハァハァしつつ、山ちゃん演じる銀さんで痺れまくってます(w
でも、やっぱ何より嬉しいのはOPのクレジットに「客演絵師」として椎名先生の名前が入っている事ですね (^^)
椎名先生のキャラは第6話に登場のゲストキャラですが、役どころは花火屋・鍵屋の娘で名前は「おりく」さん…って事らしいです。
それで花火玉持ってたのか! ↓ (^^)
【http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/news/070223/070223.htm】
このキャラ、OPでも3カット登場してますし、意外と第6話以降でも出番はあるのかな?<期待したく!
まあやっぱり、「特務エスパー」の「特務」を、現実世界の「特務」とイコールで結ぶ必要はないと思います。まさしく少年マンガですし(笑)。
るかるかさんの仰る通り、単なる
> 「エスパーの特性を生かせる“特”殊な任“務”」
以上の意味はないのでしょう。
> だいたい皆本が運用主任ってのが向いてないし。
皆本のポジションに関する限り、このマンガはかなりいい加減です(笑)。元々は「ESP研究」が本職だったはずのクセに、「合成能力」のことをまったく知らなかったとゆーのは、どう考えても説明がつかない(笑)。BABEL でのプレコグの運用形態にも無知っぽい様子でしたし。皆本というキャラについては、以前書いたように「読者の視点キャラ」としてのポジションが最優先されて、辻褄は後回し、というのがはっきりしているマンガですね。
> 現在のナオミちゃんを見る限り失敗ではなかったようですね。まがりなりにも
> バベルの現場運用主任、ウデは確かなようです。かなり見直しました。
いや、どう見ても今回の件はたまたま運がよかっただけでしょう!(笑)それも、奇跡的なまでに。やっぱり、現場運用主任としてのウデも、甚だ疑問(笑)。
何となく、「谷崎の仕事の実力」というのは、「極楽」での「ドクター・カオスのオカルト関連技術の腕前」みたいなもんなんじゃないかという気がします。つまり、普段はまったく頼りにならない。でも、ときどき「結構、一方ならぬものがある」という具合に、作者の都合に合わせて割と「伸縮自在」みたいな扱いなんじゃないのかな(笑)。
> ダブルフェイス(受付嬢)や賢木(医療研究)の様にインナーな仕事に就いてる者
これ、ほんとにそうなんでしょうかね?「ダブルフェイス」の方は、私は今でも「裏の顔持ち」を疑っている(証拠はないですけど)んですが、賢木の方は「自分用にチューンされた仕込み杖」を持っている上、「パンドラの使者(4)」では「最近トレーニングをサボっていた」と言っている(つまり、本来ならトレーニングを継続していなければいけない立場だった)んですから、裏で特務(ないし、それに近い任務)を兼任してるに違いないっ!と私は思ってます~。
> ひょっとしたらバベルとは別の機関でも各々が特務エスパーを抱えてる
> 可能性もありますよね。
だいぶ以前にちょっと書いたことがありますが、紫穂の能力って諜報や、あるいは外交交渉の場にこそうってつけなんですよね。んで、このマンガが「ESP を制する国が世界を制す!エスパーは軍事・外交・経済とあらゆる場で活躍し、国際競争のカギを握っていた」という触れ込みで始まった以上、そういう場面には普通に、かつ大勢のエスパーが関わっているはずなんですよ。この日本でも。
ひとつ考えられる可能性としては、そういうエスパーは「BABEL には」あまりおらず、外務省や防衛省(ついに「省」になっちまいやがった…)などに直属しているのかもしれません。別に、法に従う高超度エスパーが全員 BABEL に所属しなければならない、という縛りがあるわけでもなさそうですから(実際、かつてのコレミツは民間企業に所属していましたし)。「普通の人々」が BABEL だけを目の敵にするのは、親エスパー派にとっての「象徴的な」機関だから、ということなんでしょう………と、この辺りは後付けの理屈に過ぎないわけですが(笑)。
完成原稿速報 21/22合併号
すいません。更新されているのを発見しましたので、僭越ながら書かせていただきます。
http://cnanews.asablo.jp/blog/2007/04/17/1414322
まず、速報をご覧ください。
エピソード「絶対可憐ワイルド・キャット」は20号で完結のようで、21/22合併号から新エピソードが始まるようです。
「絶対可憐ワイルド・キャット」と前エピソードの「国王陛下のチルドレン」が京風味(薄味が京風、コテコテの大阪風)だったのは、全体構想を練っておられたようですね。
しかし、椎名先生がついにアンケでの後押しを要請wしてこられました。
これはやらずばなりますまい。
「みんなの元気を ちょっとずつオラに分けてくれ〜!」
>終わるかもよ!? アンケ出さないと今年も表紙なしだよ!?
これをあんまり笑えないのが哀しいトコロです(汗)。
ナマナマシイのですよ…w 冗談を言うときは気をつけないと本気にする人がいるぞなのですよ…。
もぉ~~。
さてさてそれとは別に、椎名先生が長考して煮詰めたエピソードはとっても楽しみです。内容が未来パートのようなので、楽しめるかどうかはまた別問題ですが…。編集部がストップをかけた理由も気になりますし…。
でも、まずは明日のナオミちゃんです。
>さて、長考してたのはいよいよ未来のパートと現代のパートをつないでいく作業を開始しようと決めたためです。
と、とうとう本筋に手を付けるのですか!?
私自身、少し前にそろそろ新展開を要する旨の書き込みをしましたけど、思いの外、早くその時が来たのかな…?
思えば、短期集中連載版の第4話で示された衝撃の未来から既に2年と半年、未来時空の展開はソレ以上に進む事はありませんでした(今回、編集サイドでストップがかけられていた事が明らかになりましたが)。
読者サイドとしては、兵部や蕾見姐さんのセリフなどから断片的に示される情報によって予想を立てたりしてましたが、未来描写が “皆本によるQOCの狙撃” で止まっていた現状、それも自ずと限界がありました。
個々のエピソードはモチロン十分に楽しいのですが、一方でチルドレンと皆本の関係自体はある種膠着状態に入ってもいましたし、現代パートに縛られている中でそろそろ本筋の流れを俯瞰し直したくなっていたのも事実。
そう、その停滞感が遂に動きます!!
さて、長考の末に椎名先生は一体どんな展開を紡ぎ出してくるのでしょうか。
カツモクして待ちまする!
(とは言え、ここでどこまで物語を進展させるおつもりなのかは、未知数なのですが…)
>「みんなの元気を ちょっとずつオラに分けてくれ〜!」
∠( ̄ロ ̄) {サー! イエッサー!!
ってワケで、HN部分にWEBサンデーのURLも貼っときました。
そちら経由でのアンケも有志の方はお願いしまする~ m(_ _)m
>編集部がストップをかけた理由も気になりますし…。
先生ご自身が解ってらっしゃるご様子から、一番にはやはり例の週刊少年誌としての「文法違反」問題があるのかな?
※参考 椎名先生談
【http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/news/040726/040726.htm】
元々、少年マンガでありながら主役は“女の子”と“成人男子”、しかも根底には人間の持つ(個人・組織・才能などでの)相互的な想いの齟齬と言う厄介でリアルな世界観が敷かれている作品が『絶チル』です。
編集部としては、サンデーの低年齢路線の中、低年齢読者を把握しておく為にもせめてチルドレンの年齢位は出来る限り現状に据え置いておきたかった(=未来パートに近づいて行く新展開はなるべく引き伸ばしたかった)…のではないでしょうか。
一方で、逆説的な見方ではありますけど…編集サイドが現代パートでの引き伸ばしを図っていたって事は、現状での“読者受け”は左程に悪くは無かったとも考えられそうです(もし、現展開が致命的までに人気ないのでしたら、それこそとっくに“テコイレ”が発動していたハズです)。
まあ、何にせよ、この物語も始まってしまった以上、先に進んで行かねば完結と言うクライマックスには至りません。
物語が再び大きく動き始めた今、改めてFukazawaさんによる名テキスト「嗚呼、絶チルが行く…」を読み返して、私自身これからの『絶チル』に付き合ってゆく覚悟を固めたいと思います。
つ【http://whatsnew.c-www.net/comic/zettai/quickresponcse2.htm】