You may be here.
まさか今シリーズで、皆本の「君は、ここにいていいんだ」という台詞の原点が明かされるとは思ってもみませんでした。この台詞によってキャリーと皆本とチルドレンが一本の線で繋がった事に対し、「天使」の正体がうやむやになった事が気にならなくなる程の衝撃を受けました。
一方、キャリーが皆本を肯定する構図は、皆本がチルドレンを肯定した構図と相似している訳ですが、同時に皆本がキャリーの成長を見守る構図は、同じくチルドレンの成長を見守る構図とも相似していたんですよね。キャリーとの関係が一方向的なものではなく双方向的なものにシフトする様は、今後のチルドレンとの関係を暗示しているようにも思えます。
サイン会報告更新 & 七夕スレ続き
http://cnanews.asablo.jp/blog/2007/07/08/1634065
椎名先生、生きてた!!www
しかも、あんなにハードな思いをされてた直後のに、「次」に対して物凄く意欲的ですよ!
今回、残念ながら参加出来なかった方々にも、何時の日かチャンスはありそうですね! (^^)
私の欲望の焔も再び点火しそう…(←少しは自重なさいw
>あと、局長のリクエストは一枚もなかったので、選択肢についても再検討の余地ありですね(笑)。
…いえ、それでも局長はラインナップに入れ続けて欲しいなぁ…そう、敢えて選ばない愛も有るのです…(←酷い!!
あと、七夕スレが相当長くなってしまった様ですので、ちょっとこちらに貼ってみました。
(まだ現在進行中の「面影(6)」のスレを思いっきりsageちゃいますもんね…そういや、先週は上京準備でテンパってて、私も未だ感想書いてなかったなあ…物凄く感動した話だったんですけど、如何せん時間が…)
http://c-www.net/zettai/bbs/news/20070708_003528.htm
私宛のレスも頂いてますので(レスくれた方々、感謝!多謝!…です)、後で時間取れてからコチラにお返事を書き込んでみます。 (ちょっと今は時間ないので… ^^;;;;)
わ!
記事の書き込みしてる間に、追加更新が入ってた!!
【http://cnanews.asablo.jp/blog/2007/07/08/1634062】
次号(34号の事?)は休載との事…当然ですよね、先生、ゆっくりお休み下さい。
内容は…そうですか、遂にそちらの描写に踏み込みますか…?
今まで有った描写は、あくまでチルドレンの関わって無い所での人死にばかりだったのですけど、今度は違うのかな?
これも、本筋が動き始めてる“流れ”なんでしょうか…???
では、本題です。
椎名先生
サインをする前とサインを渡す時に毎回笑顔だったのが印象的でした。
なにかこう…可愛らしい笑顔でした☆ 先生のハッピーに立ち会い、参加できた事を心から嬉しく思います。
速報でも口にしていませんが、僕的には先生に疲労はそんなに無いと感じているのですが どうなのでしょう?? やはり“描くプロ”なのでその辺は心得ていそうなのですが…。
実際に描く時も あまり握力をかけず手首の角度を固定して描いてらしたのが印象的で、“プロフェッショナル”を強く感じました。人体の構造上 線を引きやすい角度があるんだなぁ…と。
確証はありませんが編集部の方も10人ほど(?)来られていました。
有井さんを探すのを完全に忘れていました………。國友さんのインパクトが強かったもので…すみません…w
島本和彦先生が先に終わっていた関係もあるのでしょうけど、椎名先生の終了の際には全員が参列して笑顔で拍手をして讃えていたのが印象的でした。「椎名先生、愛されてるッ!!」と感じました。こんなに愛されてる先生の作品が打ち切り終了になどならないと安心した次第です。 でもアンケは毎回出しますけどw
ほとんど休憩も無くぶっ通しで描き続けられた椎名先生を想い出すと目頭が熱くなってしまいます…!! 先生っ、本当に御疲れ様でしたっ!!!&ありがとうございましたっ!!!
担当編集者 國友 慶さん
陰のMVPですw
とても精悍な顔つきでビシッとスーツを着ていたので、とっても男前でした。
とても地井武男の番組に観入ってペロ先生との待ち合わせに遅刻するような人に見えませんしw、青山剛昌先生宅でゴジラを蹴るような人にも見えませんw さらに姫ちゃんをトリミングに行った際に置物(花瓶?)を割るような人にも見えませんw 極めつけは合コンで空振りするような人にも見えませんw 男から見ても相当カッコイイですよ!?
そして、椎名先生の隣で最大限かつ最小限の的確なサポートをしていたのが印象的でした。
次の色紙の準備は勿論、先生との軽い談話、そして宛名書きの時に漢字をナビゲートしていたのが特に印象的でした。
貴方のような方になら全幅の信頼を寄せて椎名先生を御任せ出来ます…!!
どうか『絶対可憐チルドレン』と椎名先生をよろしくお願いします。
國友さんが素敵な人だと判った事が、涙が出るほど嬉しいです。
せっかくの機会ですので、ゆのさんのリクエストにお応えします。
僕が憶えている限りですが…。
※全て『絶対可憐チルドレン』に対しての質問でした。
【好きなキャラクターを5人教えて下さい。よろしければ理由も】
「皆本、局長、不二子ちゃん、マッスル、初音」
あえて3人娘を除き、理由も書きませんでした。
【3人の中では誰が好きですか?】
薫 葵 紫穂 「紫穂」
【この作品でベストカップルは誰と誰だと思いますか? (複数可)】
「薫×皆本」
紫穂×葵とか マッスル×皆本とか 不二子×兵部とか思ったんですけど、書きませんでした。
【この作品でベストコンビは誰と誰だと思いますか?】
「ザ・ハウンド」
これは結構すんなり出ました。次点で皆本と賢木でした。
【好きな、または印象に残っているエピソード(第〇巻)を教えて下さい】
「短期版第2話(第1巻)」
これが難問でしたw 真っ先に浮かんだのが「逃亡者」だったのですが、どこかしっくり来ないので思い巡らせた末にここへ行き着きました。
【好きなセリフは?】
「あの子たちの才能は素晴らしい…!
そしてそれは、誰かを守り幸せにする事が出来るからなのだと…!!」
原文のまま書けなかったのがちょっとクヤシイですw
【年齢と性別】
ここでは略w
【単行本のおまけリクエストがあればお書き下さい】
「局長に活躍をw」
賢木に表紙を獲られたので やっぱりネ…w
サイン会のオチともリンクしたのには嬉しい誤算ですw
【この作品に対する感想や希望などをご自由にお書き下さい。(よろしければ裏面もお使い下さい)】
僕は細かい感想はしてきているので、大きな文字で
「 全 部 好 き で す 。 」
とだけ書きました。
…とまぁこんな感じです。結構フツーの回答です。
参考になりましたでしょうか?
かなり力の入ったアンケートで楽しかったです。時間つぶしには足りませんでしたがw、先生と編集部の参考にもなるでしょうし、良い事尽くめな企画でした☆
こんな所で申し訳ありませんが…
>TARAさん
意外とノーヒントでしたので探すのが困難でした~。
整理券配布に一番乗りした強者さんに会えなくて残念です。
次の機会があれば是非お会いしたいですー。
あとがき
忌憚の無い意見を言わせて頂きますと、やはり“特設会場”は改善の余地アリですね…。
三省堂さんからすると、「リニューアルオープン!!」で盛り上がっている所を多くの人に見せたかったのでしょうけど、その為に全ての来客者が通る入口でやったのでしょうけど、結果的に「誰も得しない」ような感じになってしまいました…。
先生は時間の関係上休憩も取れず、店員さんは予想以上の延長に疲れを隠せず、見守るファンは通路に溢れ、一般のお客さんはさぞかし迷惑だった事でしょう…。階段で整列している様子は ちょっと先生には見られたくない有り様でしたし…w
ですので個人的希望としましては、次回は参加料を徴収して構いませんので、どこかちゃんとした会場を押さえて欲しいです。そして観客席があり、整列にもイスがあり、先生の休憩時間もあり、ファンが歓談できる空間を提供して頂きたいです。欲を言いますと、先生の手元を大型スクリーンに映してほしいです。「おお~~っ!」とか「あ~~っw」とか、きっとリアクションを楽しめると思います。あと、やはり最初と最後には先生の御言葉を聞きたいです。
るかるかさん紹介の島本先生のブログでもありましたが、「気」と言いますか、先生とファンが一体感を持って楽しめる会場を所望する次第でございます。
あと、人数に関しましては…、50名くらいが最適と思うのですが…、そこは休憩時間と会場を加味して増減をお願い致します。
最後に厳しい事を言ってしまいましたが、以上をもちまして僕のレポートは終了です。
この七夕のサイン会は伝説になりそうなほど凄い出来事でしたっ!
あの空間はとっっても楽しかったですっ☆ ありがとうございましたっ!!
peaceyさん、有り難うございます。
まさか答えてくださる方がいるとは思わなかったので
ちょっとびっくりしましたが、有難うございました。
とても気になっていたので嬉しいです(^^)
わたしもアンケート答えたかったです(何を書くつもりやら)
peaceyさんのアンケートの答え、面白いですね。
三人を押さえてマッスルと答えする辺りがスゴイと思いました。
でも本当は三人大好きだからですよね?
っていうか、るかるかさんのコメントレスなのに、私信ですいません(汗)
るかるか様
>いえ、それでも局長はラインナップに入れ続けて欲しいなぁ…そう、敢えて選ばない愛も有るのです…(←酷い!!
なんかとても納得しました(笑)局長って可愛いよなあなどと思うのは私だけでしょうか?
>peaceyさん
>僕の整理券入手は、偶然に偶然が偶然的に幾重にも重なった結果です
こういう偶然の連鎖って面白いです。
ただ、一つ大事な事…その連鎖の中にpeaceyさんが入る事が出来たのって、御自身が整理券が無くても純粋に椎名先生に会いたいと思い、ファン同士の交流を望まれた結果なんですよね。
整理券はないし、サインが貰えないなら仕方ないな、などと関心を無くしてしまわれてたら、決して起こりえなかった事です。
整理券入手は確かに奇蹟的な事だったのかもしれませんけど、それを起こすキッカケは間違いなくpeaceyさん御自身が作り出したのだと思います。
…まあ、私みたいな不純な物欲の権化なんかじゃ、最初から連鎖の外に弾き飛ばされてたでしょうけど… (^^;;;;
>速報でも口にしていませんが、僕的には先生に疲労はそんなに無いと感じているのですが どうなのでしょう??
確かに描くことがお仕事ですから、想像以上に回復も早いのかもしれませんね。
ただ、流石に当日はキツかった、かと f(^^;
サイン会中でも、一度だけペンを置き、痺れを取るかの様に手を振られていた事がありました。
また、これも一度だけなんですが、本当に一瞬だけ、顔をしかめられた事がありました…それが疲労による苦痛なのか、それとも、疲労により思う様な線が引けなかった事への悔しさだったのかは解かりませんが…。
いずれも第2ブースに移られてからの終盤での事でしたけど、あんな瞬間を見てしまうと、その状況の当事者であるファンとして、申し訳なく感じ入ってしまいました。
描く事が生命線のお仕事ですし、無理して腱鞘炎などにならない様にと、やはり心配してしまいますよね…外野である私達としては。
>TARAさん
はい、こちらこそよろしくお願いします。
また次の機会にでも…ただ、何時その“機会”が来るのかは解かりませんけどwww
あ、ちなみに実は私の品性も下劣です… (・∀・)人(・∀・) ナカーマ!! (←晴れ晴れと言う事じゃありません
>隆景さん
あ、こんにちはです!
こちらにもみえてたんですね (^^)
会場では腰の具合が相当ツラそうな御様子でしたので、心配してたんですよ…どうやら御無事な様で安心しました。
こちらこそ、当日は楽しいお話を有難うございました(現役高校生さんのお話を聞けて、何だか若返った気分ですwww)。
また、よろしくお願いします (^^)
>ゆのさん
そうです! 実は局長は可愛いのです!(ぇー
きっと、今回の結果を受けて、どこぞの寂れた居酒屋で痛飲されてる事でしょう (^^)
朧さん「きょ、局長、大丈夫ですよ!たまたま他のキャラのファンが集中していただけですよ!」
局長「柏木クン…キミだってリクエストされてたじゃないかっ!」
朧さん「……………一人だけですけどね (TT)」
…なんて光景が脳内に展開中な私…実は局長萌え? (^^)
ああ、ここのサイトに集う方はいい人が多いですね~。
恥ずかしがらずに会場でもっと話し掛ければ良かったかな^^;
やはり、椎名ファンに悪い人はいない!(と信じたいw
ちなみに本日ホームセンターにてフレームなどを買ってきて、それにサインを収めました。
モニタの上に目をやると、そこには優しく微笑む葵の姿があります。
・・・ステキすぎるwww
変色などに気を遣いつつ飾りたいと思います。
皆さんはどのような形で飾ったりしまったりしてるんですかね?
それでは、また~ ^-^
七夕 椎名先生との出会い(1)
なんか怪しい書き込みのようなタイトルになってしまいましたが
本日 神保町に全国から集われた椎名先生ファンの皆様、お疲れ様でした!!
そしてなにより、
!!椎名先生!!! 本っ当にお疲れ様でした!!!!
限られた時間の中、しかも一人で100枚の作画とサイン。なのに休憩を取られることも無く、
(多分)殆ど水分も取らず一枚一枚 丁寧に仕上げられたサインには感激!!
作画にペンは2本(メインのライン用と印影用の薄墨ペン)、
宛名用にマッキー細、サイン用にマッキー太を駆使し、
13時から18時30分まで 黙々と絵とサインを描き続けられた先生。
(下書きアリというのは単に気持ちの問題ですね!と、言い切ってしまいます。)
今日、明日はきっと 疲労困憊だと思います。
いつだったか(多分GS連載時期)サンデーの最後のページの読者質問で
「どんな人を男らしい(or カッコイイ)と思いますか?」というような内容の質問があった時、
先生の回答は「どんな仕事でも頑張って続けている姿はカッコイイと思う。」という内容の
コメントがあったと記憶しています。
今日の先生は正にそのままを体現していた!
100人の人が待っているというプレッシャーと戦いながら
でも クオリティーは落とさない!という気持ちで挑んでいらっしゃいました。
本当に格好良かったです!先生!!!
「漢」 と書いて 「おとこ」 と読むって言うのはこういう事を言うのだと、
ほんっと~に感動しました!!有難うございました~~~!!!
遠方で参加出来なかった方の為に 少々補足。
*場所は三省堂本店1階入り口。 ホントに入ってすぐ!みたいな場所。
*12時から順番待ちの列を作り始め。
*「ごあいさつ&お願い」というサイン用の名前と希望するキャラクターを選択する用紙 と
アンケート用紙(好きなキャラクターは?とか ベストカップルは? 好きなシーン、セリフは?等、結構中身濃い。)を渡されるので 待ってる間に記入する。
*ズラー!!っと列は書店脇の階段3階付近まで連なる。
その中から7~8人を区切って会場脇まで誘導。並んでる間、先生の作画に釘付け状態。
自分は13時 2~3分遅れて到着したのですが 聞いた所によると
開催における先生のコメントは無く、三省堂のオネーサンのアナウンスで粛々とサイン会は始まったそうです。
アンケートでカップリングを聞かれたりするとは思いもよらず戸惑いました。
感想や希望、かなり詳細記入するようになっていたので編集部の熱の入れようなのか?驚きましたね。でも振り返るとGS時代にfukazawaさんがここでやっていた内容と酷似してるような気が(笑)。
(ベストカップルコンテストとか・・・?)流石です。
ちなみに 選択出来たキャラクターは
絶対可憐チルドレン
*薫 *葵 *紫穂 *皆本 *兵部 *賢木 *不二子 *局長 *柏木 *初音 *ナオミ
GS美神
*美神 *横島 *おキヌ
MISTERジパング
*信長 でした。
今日ご挨拶出来た皆様、本当に有難うございました。この場を借りて御礼申し上げます。
個人通信:
TARAさま、ご挨拶もそこそこで大変失礼致しました。また心温まるお気遣いを本当に有難うございました!<(_ _)>
僕は整理券を持っていなかったのですが せっかくお休みになったので、椎名先生を生で体感する事と、Fukazawaさん、そして『C-WWW』に集う皆さんに御挨拶する目的で現地に行きました。
13時からサイン会が始まり僕が見学者として佇んでいると にわかに信じ難い事が起きました…! 1人の女性の方が「並んでいる時間が無いから」と僕に整理券を譲ってくれたのです…!!! 驚きと嬉しさに戸惑いながら何度も確認をしたのですが、その人の声は揺るぎないものだったので ありがたく頂戴する事にしました。
急遽現地へ行ける事になり…、その現場で整理券を譲り受ける…、時は七夕…、しかも2007年7月7日のスリーセブン…、もはや「奇跡」としか言いようがない事態を体験いたしました。『ポケットナイト(3)』のムラマサのような気分です。七夕って不思議……と言いますか凄すぎです…!!! 僕 無神論者なのに…w
僕にNo.87の整理券を譲ってくださった素敵な眼鏡美人さま、本当にありがとうございましたっ!!!! おかげさまで横島のサイン色紙をゲットでき、椎名先生を身近で体感する事が出来ましたっ! 整理券を持つ手がガクブルでしたよw
時間が無い為に後日にまた書き込みしますが、ひとまずこの事を…。
終わった後に國友さんが教えてくださった話によりますと、局長は1枚も描かなかったみたいですね…w なんか局長の泣いてる姿が鮮明に浮かんでしまいます。という訳で椎名先生、賢木のカッチョイイ話よりも局長のカッチョカッチョイイお話をお願いしますーw
今日お会い出来た皆様と あの時間・あの空間を共有できた事が人生最大級の幸福です。本当にありがとうございましたっ!!
>peaceyさん
当日は御挨拶が遅くなって申し訳ありませんでした。
ゆっくりとお話は出来ませんでしたが、書き込みの文面通りの穏やかな人柄がとても好印象でした (^^)
ところで、実はその女性…最初、階段下で整列して待ってた私たちの所にみえたんですよ。
「自分は時間がないので、どなたか券を貰ってくれませんか」って。
それで、「ここに並んでるのはミンナ整理券もってるので、ブース前で見てる人たちの中になら欲しい人がいる筈ですよ」と教えて差し上げたら、急いで飛んでいかれたのですが…そうですか、あの券がpeaceyさんのお手元に届いたのは、物凄く感慨深いです。
残念な思いをされた女性の方にはお気の毒でしたが、それでもその券が無駄にならず、しかるべき人の所に貰われていった事を思うと、七夕の奇蹟を感じざるを得ませんね (^^)
…手前味噌な話ですけど…私達的に織姫&彦星(←何それ?w)としてpeaceyさんの願い事の橋渡しに少し関われたんだなと思うと、これもちょっと感慨深いです f(^^;
実は自分は行けないからとして券をオークションに出してる人も居たのですが(多くを語る気にはなれません…)、同じ行けないって事情でも、あの女性の様に他のファンの為に自分の幸運を惜し気もなく譲られるお気遣いには、とても清清しいものを感じました。
サイン会に参加出来なかったあの方にも、心からのエールを送りたいです。
言わば「描き下ろし原画配布大会」ですよ!!
それだけの高クオリティ発揮を最後まで持続された椎名先生には、もう感動の一言しかありませんでした。
投げ出さず、妥協もされず、最後までファンとケント紙に向かい合っている先生を見ていて、途中で何度タオルを投げ入れたい衝動に駆られた事か…いえ、私はセコンドじゃないですけどね(w
先生、2週間くらい休載が入っても構いませんから、ゆっくりと休息とって下さい!
さてリポート少し長くなりますので以降、分割投稿します。
暫く、スペースをとる事、御容赦下さい m(_ _)m
で、私ですけど…昨日は帰宅後に死んでましたwww
5時間30分の長丁場は、描画されてる先生のキツサは言うに及ばず、立ち会っているギャラリーにとっても耐久レース並みのシンドサがありました。
そう言えば都内から来てた高校生の彼は大丈夫だったかなぁ…腰に持病があるそうで、かなりキツそうでしたが、遂に最後まで立ち会っていたのは凄かったです!(一緒に話をしていて、椎名先生がデビューした年に生まれた事とか、最初に読んだ先生の本が『極楽』のアシュ編だった事とかには、ロートルな私にはかなりショッキングな体験でしたよw 『ミスジパ』に影響されて日本史に興味を持ち、文系を選択されたってお話には感動すら覚えました。)
さて、大体の概要は既にPTさんが御報告されてますので、私の方からは以下、補足程度に(でも、長くなります…ゴメンナサイ)。
先生の横には、下書きを渡すサポート役がお一人…名前は確認しませんでしたけど、多分、間違いなく國友さんでしょうね、何か、イメージ通りな感じの方でしたし(w
また、恐らくお身内の方々(敢えて具体的には書きませんがw)と、更にもう一人ストップウオッチ片手に時間を計ってられる方。
また、サイン会中はイロイロな方が様子見に立ち会っておられたみたいで…(あれ、ひょっとして編集長さん?)とか、(わ、何かボタQさんっぽい人がきた)とか、(ずっと離れて見守ってるあの方、目立たぬ様に私服だけど、ひょっとしてアリイどんかなぁ)とか、そんな周辺観察するのも面白かったです。
さて、サイン会が始まって特に最初の5~6名は、かなり時間配分ミスってた感じでした。
それこそ一人5分近くはかかってたでしょうか…タイムキーパーを通して幾度となく先生に注意が入って、7人目の私頃から漸く少しスピードアップ入った印象でした。
そして、そんな感じで、延々と続く先生のお絵描きマラソンがスタートしたのです。
兎も角、5時間30分の間に一度も休息を入れてないのは…この人は化け物かと心底震えました(モチロン褒め言葉)。
僅かに手を休ませる事が出来たのは、島本先生のサイン会の時間が迫って、ブースを移動された時だけでしたね。
それでも5分有れば良い方だったかな。
ブースを移動されて暫く後、島本情報が先生に伝わります。
島本先生は予め絵を入れた色紙を70枚用意、残り30枚分をファンの前で描くと言う方式…何しろ、この手のサイン会では百戦錬磨のツワモノですから、今回の所要時間などから最適と思われる方式を採った様で、モチロン、ファンも快く受け入れていた模様。
それを伝え聞いて椎名先生は思わず一言もらします…「そりゃズルイよぉ(苦笑)」…申し訳なく思いながらも、思わず貰い笑いしてしまいました (^^)
そして、その後も延々と続く椎名先生の孤独な戦い…それを支える心の糧は、自分が正対しているファンの存在だった事でしょう。
島本ブースでの打ち上げの歓声&拍手が届いたのは…5時40分位だったでしょうか?
椎名先生を囲むギャラリーも思わずザワっとします…(先に上げられたっ!?)
ここで椎名先生が一言、「試合に負けて勝負に勝ったって言うか?」
おおっ! 正にこの瞬間、ナマの椎名節が炸裂!!(^^)
それを聞きつけたギャラリーからは笑いが!www
(椎名先生、案外余裕ありそう)とは一瞬思ったものの、実はこの辺りから描画のペースがかなり落ちていたのです…もしかしたら、一人当たりに掛かる時間はキャラによっては最初期の頃と同じかそれ以上だったかもしれません。
もうスピードを維持するだけの体力は尽きてしまったのでしょう…でも、肝心の描画は全く手を抜いてませんでした…もう、全米号泣クラスの真摯さです!
さて、実はこのサイン会では先生、下書き有りとは言え、絵の描き損じは一枚もありませんでした。
でも、ただ一度だけ、最終盤付近でミスが入ります…どうやら為書き(宛名の事ね)を失敗したらしいです。
ファンの方はそのままでいいですよと恐縮仕切りでしたが、先生はケント紙をチェンジすると惜し気もなく最初から絵を描き始めました。
疲労度は既に洒落にならないレベルに達していた筈なのに!
もの凄い漢気の発揮です!!
基本、今回はキャラ指定以外の個別オーダーは殆んど受けられてなかったのですが、流石にこの時はお詫びの意味も有ったのか…描き直された蕾見姐さんは何とメガネ装備のオプション付きでした!!!(う、羨ましいぞ!コンチクショー!!www)
更に延々と続き…そして、ラストオーダー「薫」が入ります。
『絶チル』により復活を遂げられた先生である事を思えば、このラストオーダーは実に素晴らしいシメだったと思います(リクエストされた方には、私からも感謝!!です)。
原画を描き終え、ファンの方に手渡された瞬間、周りを囲むギャラリーからは万来の拍手と「お疲れ様でした!」の大発声。
先生は花束を受け取られると、ファンに対して何度も何度もお礼を述べ頭を下げながら退場されました。
…かくして、伝説は成就!!
椎名先生、本当にお疲れ様でした!!
参集されたファンの皆様も、ご苦労様でした!!
この形式のサイン会は当面…いえ恐らくは二度とないでしょう…余りにも先生の負担が大き過ぎますので、仮にやるとするなら、せいぜい30~50名限定にでもしないと先生が壊れてしまいます (TT)
そんな、稀有なイベント。
この現場に立ち会う事が出来た方々は、本当に幸運だったと思います。
そして、こんな場を提供して下さった先生に感謝しつつ、これからも『絶チル』を応援していきたいと、覚悟を新たにした私です m(_ _)m
何ともファンの皆様は空気を読んでいらっしゃるというか…今回のリクエスト、ただ一人だけ遂にオーダーの入らなかったキャラがいました (^^)
peaceyさんが既に書かれてますが…そう、局長です!!www
つか、皆さん、空気読みすぎだって!!
局長、今頃泣いてますよ!?www
そんなにオマケマンガ。のネタにしたいのですか?wwwwww
ただ、どんな絵柄なのがとても気になったので、サイン会終了後、私達は國友さん(仮)のところへ行き、下書きを見せて下さいとお願いしました。
國友さん(仮)は快く御承知くださって、局長だけでなくオーダー僅少組の朧さんと初音ちゃんの下書きまで見せて下さいました(二人ともオーダーは各一人だけ!>リクエストされたお二方、あなた方の手元にあるソレは超レア物ですよ!w)
やはり気になってたのか、いつの間にか周りにはギャラリーが集合されてましたが…きっと皆さん、凛凛しく微笑んでる局長の御姿を見て涙を流れた事でしょう、多分(…え、それはない?www)
オーダー状況について國友さん(仮)から簡単な説明もあり、最後は彼の「紫穂は人気ないですね」の酷い一言で、その場はシメとなりましたwwwwwww
…ひ、酷いことユウナー!!(←紫穂をリクエストしたヤツ
もう、この一言につきますね・・・。
疲労が連載に影響しないといいのですが。
参加された方々もお疲れ様でした!
私はサインを頂いた後は用事もあり、その場を後にせざるを得なかったのですが、PTさんやるかるかさん、peacyさんなどの詳細なレポートで最後までの様子が手に取るように分かりました。
そうか・・・局長は0だったのかw
私は欲しいサインのキャラに丸を付ける所で、局長に丸を付けた後×で消しましたw
いや、お約束かなぁと。
私は美神とおキヌと葵の3択に迷いに迷って、最終的に葵を描いて頂きました。
本当に直前まで決められませんでしたよ^^;
確かにこのような形でのサイン会は二度と無いと思われます。
参加する事が出来てラッキーでした♪
最後に私信で申し訳ないですがPTさんへ、こちらこそお世話になりました。
今後も同じシイナスキーとしてお互い頑張りましょう^^
サイン会に参加された方、おめでとうございます。とともに、リポートありがとうございました。多少なりとも、当日の様子を知ることができ、慰めとなりました。そして一番の功労者でいらっしゃる椎名先生、本当に、本当にお疲れさまでした…!
だいぶ以前から、当日、自ら仕事を入れざるを得なくなっていたので、整理券配布・当日とも指をくわえて見送るしかなかったのですが、千載一遇の機会を生かせず、本当に残念です。参加された皆さんに幸あれかし。
ここに書き込むのははじめてです。
サイン会皆様お疲れさまでした。
行けなかったわたしは羨ましい限りです。
みなさんがお答えになったアンケートの結果が気になります(笑)
みなさまどうお答えになったんでしょう?
次の機会があったときは絶対ゲットします!
(あれば・・・泣)
えっと…島本先生がブログで当日のお話を載せられてましたので御紹介しておきます。
つ【http://simamotoblog.zenryokutei.com/?day=20070708】
流石は百戦錬磨の雄!
現状把握が良く出来ていらっしゃいますが…中でも(おおっ!)と感嘆させて頂いたのは…
>結局、間に合わないぶんは下書きのままで、20余枚。これは仕方がない
>ので選んでくださった方の前で仕上げる、と言う方法を取ったのだが
>これが逆に好評で(笑)。
>椎名先生は最初からその方法だったそうで、やるな椎名高志!
>しかし時間が過ぎてくると流石にハイパーモードは長く続かず
>後半、線が決まらなくなってくる・・・・
>椎名先生もさぞお疲れだっただろうと推測。
…のクダリで、正に当事者であるからこその理解の程が垣間見えます。
英雄は英雄を知る!…ですね、ホント (^^)
>TARAさま
直接には初めまして…になるのですが、実は当日、私達はニアミスしてたんですよ? (^^)
会場を離れられ直前、月見さんに御挨拶していかれましたよね?
あの時、月見さんの隣に居た二人組みの片割れが、実は私です f(^^;
あの後で月見さんからお話を聞いて、(嗚呼、あれがTARAさんだったのか!)と思い至った次第で…もっと早く解かっていれば、御挨拶出来たのですが… (^^;;;;
多分、そんな感じで挨拶も出来ないままにニアミスした方々が沢山いたのでしょうね…ちょっと残念…ほら、私ってオクテだから(←嘘つけ! f(^^;
あと、参加出来なかった方々は残念でしたけど、今回のイベントのインパクトの大きさを思えば、編集部的には戦略上、前向きに考える余地はあるワケで…或いはチャンスはあるかもしれませんし、次の機会を待ちましょう…出来れば、私もまた行きたいですし(←欲深過ぎますw
今回の様な形式は無理があるかも知れませんけど(なまじ下書き付きだと、手の抜き所が無いと言うか…先生御自身に退路が無いんですよね ^^;)、別の形でなら…と言う事で!
サイン会に参加した皆様お疲れ様でした。
昨日、ただひとり初音をリクエストした者です。
私はちょうど折り返し地点ぐらいの場所にいて、まだ描かれていなかったのがナオミ、朧さん、局長だったのですが(國友さん(仮)が漏らしておりました)、そうですか局長は残りましたか(笑)
レポートにもありますが椎名先生はこちらが恐縮するくらい腰が低くて、握手を求められたときに慌てて手を拭いていた姿が印象的でした。
これまでも一応ファンでしたが、これからは毎週アンケートを出して、「チルドレン」が末永く続くよう応援しようと思います。
サイン会に参加した皆様お疲れ様でした。
昨日、ただひとり初音をリクエストした者です。
私はちょうど折り返し地点ぐらいの場所にいて、まだ描かれていなかったのがナオミ、朧さん、局長だったのですが(國友さん(仮)が漏らしておりました)、そうですか局長は残りましたか(笑)
レポートにもありますが椎名先生はこちらが恐縮するくらい腰が低くて、握手を求められたときに慌てて手を拭いていた姿が印象的でした。
これまでも一応ファンでしたが、これからは毎週アンケートを出して、「チルドレン」が末永く続くよう応援しようと思います。
こちらこそ御挨拶が遅くなって申し訳ありませんでした。
僕の番が終わり感慨に浸ったのちに、月見さんと話していて るかるかさんのお姿を確認したのですが、相方さんと楽しそうに幸せそうに椎名先生を眺め見守っていたので遠慮してしまいました。
チラチラと様子を伺いタイミングを計っていたのですが、結局 御挨拶が出来たのは終了後…。あぁもぅスミマセンw
少ししかお話出来ませんでしたが、こちらも文面通りの印象を受けましたよw 愛のあるテンションで話すお姿がとってもステキでした☆
>そんな自分のファンとしての業の深さは自覚はしているんですけどね…ただ、その辺を、飾るつもりも隠すつもりもないのです…はい f(^^;
これをまさに体現していましたねっ。
間違いなくあの場にいた誰よりも深い愛を持ったファンでしたね。そのような人にずーーーっと見守られて、さぞかし先生は心強かった事でしょう☆
あの女性はるかるかさん達ともコンタクトしていたのですか……。
僕の整理券入手は、偶然に偶然が偶然的に幾重にも重なった結果ですので、なにかもう この世界に感謝してしまう次第です…。おそらく宝くじよりも凄い確率だったと思います。きっともう二度と起こらないでしょうね。
改めて、るかるかさんとあの女性に感謝です。
本当にありがとうございました…!!!!!
さらに改めまして、
るかるかさん、これからもよろしくお願いしますっ☆
そうだったのですか!
るかるかさんは月見さんの傍にあの時いらっしゃったんですね~。
ご挨拶も出来ずに申し訳ないです。
私は普段は品性下劣なのですが、ああいった場所では知ってる方とかに出会うといけないので比較的猫を被ります。
全く知らない人とかなら平気なんですがね~。
サイン会の後には池袋行ったんですが、そこではもうw
とりあえず同じシイナスキーとして宜しくお願い致します^^;
そして、peacyさんの幸運を心よりお祝い致します。
どちらかと言えば私はリアルラックが無い方なので、その強運は素直に羨ましい&その整理券を譲ってくれた方の善意がすごい!
個人的にはその女性に今回の1等賞をあげたいなと思うのです。
きっと自分も欲しかったでしょうに、それを押し殺して他のファンの事を思いやるその心・・・。
貴方こそが椎名ファンの鏡です!
ちなみに私は横島並に煩悩の数が多いので、同じ事が出来るかと言われれば言葉に詰まってしまうのですが、その姿勢を少しでも見習おうと思う次第であります^^;
どうもはじめまして、腰痛持ちの高校生ですwww
五時間半以上、立っているだけでも辛いこの長丁場を最後までやり遂げた椎名先生は本当にすごいなぁ、と腰をさすりながら思いました。
椎名先生、お疲れ様でした!
最後に、るかるかさん、当日は大変お世話になりました!お二人には貴重なものをいただいたり、読ませてもらったり、楽しいお話を聞かせてもらったり…。織姫さま彦星さま、本当にありがとうございました!
初めまして。
普段は椎名作品系の二次創作サイトの方にお邪魔している者です。
ここの掲示板はたまに観覧してますが、今回、書き込ませていただきます。
私もサイン会に参加させていただきましたもので(笑)
私はサインを貰ってからしばらく、島本先生と椎名先生の間をうろうろ眺めた後、
夕方ごろに会場を後にしてしまいましたが、
まさかその後も二時間くらい続いていたというのは驚きですねw
椎名先生、お疲れさまでした。と心から言いたいです(^^;
もちろん参加された皆様もお疲れさまでした。
一番最初にサイン貰った方から五時間半も待って最後に貰った方まで、そして最後までそれを見守っていた方々も、あの長丁場、本当にお疲れさまでした。
先生に会えた事、その場で絵が仕上がっていく様子を見ることが出来た事、
どれも得がたい体験でした。皆さんも同じだったのではないでしょうか?
それだけでも価値あるサイン会だったと思います。
さて、それにしても気になるのは先生に描いてもらったキャラの傾向ですが、
私の見ていた感じ、葵が一番人気だったように思えます。
局長が描いてもらえず、という憂き目に会いましたが(笑)、
他のキャラクターがどのくらい描かれたのかが気になる所です(^^)
(ちなみに私は蕾見さんです)
でも、7が三つ揃った七夕に(2007年7月7日でラッキーセブンですね)、
いい思い出が出来ました(笑)
と、言った所でこっそりと参加していた者の書き散らしはコレにて筆をおきたいと思います。
では、乱筆失礼致しました。
面影(6)
美しく切ない物語の、終章。
キャリーにとって、皆本は世界の全て。
消えゆく運命を、その想いを、彼女は大事に包む。
皆本自身を含めて。
皆本は知った。
わかっていた事なのに、自分の気持ちに素直になれなかった。
しかし、それは間違いではなかった。
皆本にとって、キャリーが全てではない現実の前では。
そして、また正解でもない。
たどたどしいキャリーの手紙を読み、悔やんだ事が証拠だ。
皆本は、言葉を見失っていたわけではない。
ただ、躊躇していただけだった。
それが、正しい事なのかどうか、今はわからない。
薫が言う様に、伝えた方が良かったのかも知れない。
世界で一番大切な人だと。
それが、彼女の望む事ならば。
しかし、未来ある皆本の為にキャリーは「思い出」の中に生きる
事を選んだ。束縛せず、包んで見守る方法を。
皆本は思う。もしまた同じ様な事が起こったならどうするべきか。
今度の答えは一つだけだと、彼は知っているのだろうか?
思い出は美しいまま、その先は神のみぞ知る。
ところで、ブンむくれの薫が、とても可愛いですな(笑)
かなり難しかったです。
皆本の気持ち、キャリーの気持ち、薫の気持ち。
人の気持ちの複雑さを理解するのに必死でした。
皆本はどうしてキャリーに対して
もっと早く「好きだ」と言ってあげられなかったのか?
どうして「君さえいればそれでいい」と
言ってあげられなかったのか?
全ては彼の「優しさ」から来ているんではないだろうか、
と思いました。
彼は結果として、好きだからこそ終わってしまった。
前に言ってた通りですね。
今でも好き。でも彼女の人生と夢の為に…諦めざるを得なかった。
キャリーは最終的に人格統合され、殆どの意識は眠りっぱなしに
なったものの、皆本の心に生き続ける形を選んだ。
彼の事を愛するが故に、深く突っ込まなかった。
これも一つの愛の形。
彼女のほうがやっぱり皆本よりオトナですね。
薫はそんな二人を見て、愛し合っていたのにどうして
幸せになれないのか?という疑問を持つ。
勿論、それが互いの望む形になれないということは分かっていても。
それでも、好きなら一緒にいるべきだ。
子供らしい、率直な感情ですね。でも皆本も
結構似たようなところで葛藤してるのかも。
まとめるとこんなカンジ?
いやー、理路整然とまとめるにはまだまだ理解してない部分が多いですが。
皆本はこれからどうするんだろう?
薫が破壊の女王になったとしても、もしくはそうなる一歩手前になったとしても
彼女に対して「君さえいれば」と言ってあげられるのか?
彼は人に対して(万人に対して)優しく接しようとするあまり
自分も他人も傷つけてしまうサクリファイス野郎なんですね(古い喩え)。
不二子ちゃんが言うように、確かに愛の力は大きい。
今後はそこらへんがキーポイントになってくるんですね。
というか一貫してそういうテーマかな。
来週からは本格的に終焉に向けてのドラマが始まるようですし
皆本には是非、不幸な未来を回避するためにも
薫ちゃんの気持ちを理解して、彼女に対して大いなる愛で
包んであげて頂きたいと思います。あと、勿論葵と紫穂に対してもね。
キャリーはキャロラインと一つになれば、改めて皆本に恋をして、皆本の側にいることができたでしょう。しかし、彼女は皆本との思い出を心に抱えて眠りにつくことを選んだ。本当に彼女にとって、皆本への愛が全てだったのだなあと・・・。
愛し合いながらも終らざるを得なかった二人の恋にただただ涙。二人には幸せになって欲しかった・・・。
「側にいて欲しい」とか「君さえいれば」というセリフ。「もう一度同じことがあったら」というくだりから皆本に目がいきがちですが、このセリフを言えなかった人がもう一人います。そう、未来の薫です。今回、キャリーに対して皆本が何も言えなかったことに納得がいかない薫。けど、その薫が最後の最後、皆本に殺されるときまで「愛している」ということを伝えられなかった。パンドラに参加し、反乱に加わった薫は、今回の件での自分の考えを否定する結果になってしまってます。それほどまでに普通人が裏でしてきたことが許せないものだったのか・・・。
さて、来週からパンドラの人達も動きだし、いよいよ話が未来パートへ動き出すようです。が、心配ごとが一つ。(0024さんも最後にボソっと付け加えてらっしゃいますが(笑))
・葵と紫穂の扱い
です。パンドラ及び未来に関する話になると、チルドレンの中で薫にウエイトが行き過ぎて、葵と紫穂の扱いがミニマムです。未来パートにおける彼女たちの役割は終始薫についていくだけなのでしょうか・・・葵と紫穂の物語の本筋に関わる存在意義が、たった6話のゲストキャラより下回るなんて展開はカンベンです。
未来で薫が葵と紫穂をパンドラに誘いにきたところまでは描かれてますが、葵と紫穂が答えるとこまでは描かれていません。予知ではYesと答えるようですが、ここでNoと言う可能性はあるのか?
もともとチルドレンの中で一番普通人に対して不信感が強いのは薫です。加えて薫は家族と仲は悪くありませんが、どこかお互い一線を画した関係になってます。ですが、葵の家庭にはそんな様子はなく、葵は家族皆に愛されてます。紫穂も心の底から理解しあっている父親がいます。しかも彼女は人の心の闇を知っており、今回のコメリカでのエピソードで皆本が賢木にした説教のようなこともわかっていると思います。(まあだからといってエスパーに非道なことしていいなんて答えにはなりませんが)考えも育った環境も実は結構違う3人。別々の答えを出すってのもありえると思います。自分の道を行くってのが大人であり、自立ってわけじゃないですけど。
ただ、3人全員が「やっぱ普通人は滅ぼすべき」という答えを出すほど、普通人のしてきたことが酷かったから予知ではYesと答えてるんでしょうね・・・そう簡単には覆らないですよね。
普通人はエスパーに何をやってたんでしょうね。本当に。
>「ありがとう…!! 僕と出会ってくれて…!!」
キャリーが皆本と出会った事を指す台詞ですが、もう一つ、精神の底にいた「泣く少年」と出会った事も重ねているのでしょう。皆本は精神の底であった事を詳しくは知らない筈ですから、当の本人にとっては偶然出てきた台詞でしょうけどね。
>救急車に轢かれる賢木
皆本の宣言どおり、数年後には酒瓶で撲殺されかかる、と(笑)。
>「君さえいればそれでいい」
予想通りと言いますか、皆本はキャリーを引き留めようとはしませんでした。キャロラインへの配慮は当然として、引き留めた所でキャリーの消滅をどうにもできない事が分かっていたから、もしかしたら引き留めると今度はキャリーが皆本の言葉に応えられない事に悩むかもしれないから。
彼は感情に対し理性が勝ち過ぎるきらいがありますし、物分かりが良過ぎるというのもあるのでしょう。「逃亡者」編でも、桃太郎の処遇を巡ってそのような傾向が見られました。理性的な判断としては間違っていないが、感情的には納得できていない。納得し満足する方法が分かっていても、突き詰めればそれが独り善がりである事を理解してしまっているから、そうした方法を採れない。その根底にあるのは「理由も分からず泣く少年」でしょうか。優等生であろうとする事は正しい筈なのに、心の奥底には何故か報われないものを感じ、幼さ故にどうすればいいのか分からなかったのでしょう。
ちなみにこのシーン、ロケット雲を背景に皆本のモノローグが吹き出し無しに書かれているのですが、椎名作品の中ではかなり珍しい描き方ではないでしょうか。少なくとも私の記憶には無く、それだけに新鮮で、今シリーズ自体が絶チルの中ではかなり異色の内容だっただけに、強く印象に残りました。
>キャロライン
今週も台詞無しで、しかも顔は宇宙服のヘルメットの反射で見えなくなっています。蛇足になる可能性もありますが、できれば彼女には回想後に再登場して欲しかっただけに少し残念。
正直な話、今シリーズはまだ内容を咀嚼しきれていない部分がある為、単行本収録時にでも改めてゆっくり通読したい所です(^^;
薫はキャリーを思いやることのできる段階まで成長しましたね。
ところでだな、皆本よ。結局あんたは「大人の女性」やのうて事実上「ローティーンの少女」と付き合うとったも同然やないか!?
つながりました…。
結局 キャリーはキャロラインと統合する事なく、思い出を抱えたままキャロラインの中で永い眠りについたのですね……。
つまりキャロラインは、キャリーの皆本への想いを間接的にしか知らず、ただ賢木と皆本が国防総省の陰謀から救ってくれた顛末を聞いて、感謝しているという……。キャロラインにとって皆本は妹の恋人のような存在でしょうか。
そして、薫が印象的でした。
「わかってるよ、そんなこと! でも言って欲しいじゃん!!
正しくなくたって――― そう思ってるって…」
皆本に「正しくない事」を望んでいます………。
ほころびの始まりでしょうか…?
ふと思ったのが美神美智恵さんですかね…。
公彦さんと別々の場所に居ても、別々の仕事をしていても、しっかり夫婦ですもんね。あの人なら言って伝えたのかも知れません。その後別れる結果は同じだとしても…。でも過程が違う…。
『面影(1)』で「もう一度だけ、キャリーに会ってあげて欲しいの。」と言われた時の皆本の表情の意味が少し解りました。言えなくてちょっと後悔していた事を言える機会が急に巡ってきたんですね…。…でも…やっぱり言えなかった。言うわけにはいかなかった。
「君さえいればそれでいい」
「キャロライン(キャリー)はコメリカで、僕は日本でやりたい事があったから……。」
「薫はパンドラで、僕はバベルでやりたい事があったから……。」
こう言うのでしょうか…?? それはダメだぞ皆本…!
むむむ…、これからの皆本は要チェックですねっ。
不二子ちゃん、スパルタでっ!!
稚拙ながら、こんな感じでこのエピソードを締めたいと思います。
刹那 でも 月光のような やわらかい 輝き
今更ですが、気付いたことがあったんでレスを付けます。
peaceyさんの書かれたほころびの事です。
この話で薫のセリフ「でも言って欲しいじゃん!!正しくなくたってー」の中の「正しさ」。
これ、以前も薫は言ってますね。
薫「正しいことしか出来ない皆本と一緒なら---あたしたち、いい子でいられるんだ。」
そして
兵部「正しければいいってもんじゃないよ、女王。」
(9巻「国王陛下のチルドレン」(1)より。実質的には「マジック・ガールズ」のエピローグ)
これらのセリフからすると、薫と皆本の別れはこんな風に予想できます。
・皆本が「正しいこと」と「正しくなくても、薫が言って欲しいこと」の2択を迫られる。
(今回のラスト、皆本の「今度、同じことがあったら--」から、再現されることがほぼ確実)
↓
・皆本は苦悩するが、結局「正しいこと」を選択する。
(上記の薫のセリフから、この可能性が大。石頭め…。)
↓
意見の相違から別れへ。
要するに、皆本が「正しいことしか出来ない」為に、薫のご機嫌を損ねたと言えます。
上記の兵部のセリフはこのあたりを見抜いているからこそのセリフでしょう。
皆本がさっさと薫に好きだと言ってれば回避できるはずなのに。
やっぱり不二子ちゃんの狙い通り、皆本とチルドレンをくっつけないとイカンのでしょうね。
原稿速報更新/32号
http://cnanews.asablo.jp/blog/2007/06/29/1613430
真木…まぎ…マギ、ですか。
まさか由来は三博士?
薫というパンドラの「新しい王」の誕生に立ち会うと言う暗喩でしょうか?
…え? 考え過ぎ? (^^)
まあ、何にせよ、彼はパンドラのメンバーの中では、最もシブいヒゲダンディー!(w
出番も増えて来そうで楽しみです。
さて、サイン会で先生が描いて下さるキャラが一覧化されてますが…
…あ、あれ? o(゚д゚o≡o゚д゚)o
「真木シロー」
なんか かこわるい ですね……。
はっ! そうかっ!
こーゆーもったいぶった奴をギャグの世界に引きずり込んで三枚目として葬り去るのが、椎名先生の得意技でしたねっ!!
よーし、ひとまず耳に注目だーーっ!
あと桃太郎とたわむれるのもーーっw
(お弟子さんの芸ですけど…)
ラインナップを発表してくださいました。
薫・葵・紫穂・皆本・兵部・賢木・不二子・局長・柏木・初音・ナオミ(絶対可憐チルドレン)
美神・横島・おキヌ(GS美神)
信長(MISTERジパング)
不参加ですけど、僕はこのメンバーの中では…やっぱり横島ですねぇ。
紫穂や皆本や不二子ちゃんも捨て難いですけど、横島です。
あの“あけすけ”は逆立ちしたって僕には修得できないモノですから。
横島は「世界一かっこいいかも知れない男」です。
あ、るかるかさん、「こーなったらもー」「で」「いこう」は禁句ですww
澪はもしかしたら追加されるかも知れませんねー。
それにしましても…、ミソッカスの人気って根強いですね…。
別スレでPTさん、どーもです。
具体的かつ詳細なリクエストに応じるのは当然物理的に不可能そうですが、希望をお伝えする事で配分の参考にはなりそうですね。よかったです。
正直、安心しました。あんな事言っちゃったせいで先生の所に無理難題メールが殺到してしまったのではないかと………。上限100人とはいえ、迷惑がかかってしまったのではないかと不安が募ってきていましたので…。ほんとよかったです。
当日シークレットがあったりして………。
(また迷惑な事をオマエは……)
ファン 「アレでお願いします。」
先生 「アレとは…?」
ファン 「SAVE THE CHILDREN.」
先生 「人の未来は、」
ファン 「地球の命!!」
一緒に「絶 対 可 憐 ! !」
先生 「しょうがないなぁ。(ゴソゴソ…)」
…なんちてw
>真木
由来はやはり『源氏物語』だったんですね。
「真木柱」
参考つ【http://homepage3.nifty.com/bluesky/critique_japan/arasujigenji/argenji10.html】
ただ、コチラの場合、読み方は「まきばしら」とか「まきのはしら」だったりするみたいで、先生が敢えて「まぎ」と言う読み方に拘られたのはナゼなんだろ?って疑問は残るのですけど。
ただ、私自身が『源氏物語』に詳しくないので、自分の認識が間違ってるのかもしれませんが f(^^;
>peaceyさん
>「こーなったらもー」「で」「いこう」は禁句ですww
こういうネタに即反応して頂けるのが、メチャ嬉しかったりします (^^)ノシ<同志!!
あ、それから電話予約していたサイン会の整理券に関してですが、実は現物を入手出来ました。
上手い具合に相棒が東京に行く用事が出来て、三省堂に行って取って来てもらいました。
私の場合、かなりギリギリ感溢れる状況での電話予約でしてたので手違い等の発生が心配だったのですが(先に書き込んだ件ね ^^)、問題なく確保されてました。
ま、私の様なケースでも大丈夫だったのですから、他の電話予約の方々もまず大丈夫だと思われますので、一応ご報告しときます (^^)
また、予約者の管理もしっかりとされていた様です。
予約者の一覧がファイルされていて、受取時の電話番号との照合もキチンとされていた模様…但し、特に個別の身分証明とかは無かったらしく(念の為に免許証のコピーも持たせてたんですが必要なかったみたい)、もし今週中に機会があるのでしたら私みたいに代理の方に取ってきて貰うのもよろしいかな、と。
…ちなみに、私の整理券番号は…うゎっ! やっぱギリギリっぽい!!www
面影(5)
すでに、扉絵でグッときてます。
幼さの残る皆本が、大切そうに包む三人の小さな天使達。
このイラスト、カラーにして特典に付けてくんないかな?
さて、本編。
迫りくるヘリに、メス一本で対抗する賢木、さすがレベル6!
しかし、皆本は賢木の身を案じて逃げる事を提案。
それで逃げる訳には行かない賢木、個人の趣味と漢をみせる。
やさぐれていた自分の考えを、改めるきっかけを作ってくれた
友人であり、恩人である皆本の為にと。
そして、キャリーもまた、意識が戻らないまま本能的にテレパス
を使い、追っ手を一網打尽に!
だが、ここで皆本に異変が!
倒れ込む皆本に、賢木は緊急ダイブ!
皆本の深層意識の中に、キャリーはいた。
すすり泣く、少年皆本の前に。
悲しみにくれる少年皆本を、キャリーは優しく抱く。
一人で泣くなと、なぐさめながら・・・
皆本が、そのままであればこそ、愛しく思う人がいる。
キャリーは、それが自分ではなくなる事を知っていた。
だから、「忘れないでね」と言うのが精一杯だった・・・
以下次号、ハンカチ必携で臨むべし。
本編、確かに先生自身が仰るように
「ちびっこ」はほったらかしですね(笑)
自分も何度か読み返してようやく理解できました。
BJのオマージュかパロディかメスを投げる賢木。
でも道具本来の使い方じゃないぞ、それ!(笑)
だからサイコメトリーで弾道が
読めたりするなんていうのはかなり無理あるなあ
なんて野暮な突っ込みはおいといて。
キャリーはこの窮地をサイコキネシスで乗り越えつつ、
皆本の深層意識に対するテレパシーの長時間行使が影響して
記憶が飛んで(消えて)しまった、ということなんですね。
そして彼女の台詞
「あなたはここにいてもいいのよ」
…成る程、これが「チルドレン」への
「あの名台詞」と重なっているんですね。
よく出来てる。ということは未来への希望を託したのは
イルカでも不二子でもなくて実はキャリー?
そんな重要キャラなのか。
再登場ってのも、あながち無くは無さそうな重みを含んでますねー。
皆本の深層意識に入り込まれて嫉妬する賢木は
個人的に萌え対象です。
次回、いよいよ二人の別れ…ウッ(´;ω;`)
設定忘れてました。そーいや天才少年で孤独な幼少時代を送ってきたんだっけ。その皆本の心の傷を癒してくれたのはキャリーだったんですね。ここまで深い繋がりを持っていた二人が何故別れることになってしまったのか?やはりキャリーの消失が原因なのでしょうか?
このキャリーの人格ですが、
第一人格:キャロライン(実験前)
第二人格:実験直後のキャリー
第三人格:キャロラインと統合し始めた過渡期のキャリー
第四人格:キャロライン(記憶統合後)
現在の幽体のキャリーは第二人格。皆本の本当の恋人は第三人格。最初から時間の限られた恋愛関係だったということでしょうか?
このキャリー、このエピソードのみのゲストキャラで終らせるのはつくづく勿体無い。皆本の保護対象だっただけでなく、母性的な役割も持っていたとわ。しかも「ここにいていい」という、このマンガにおいてのキーゼリフまで・・・。まあ、このまま消えているのが華なんでしょうけど。
ただ、本当に消えたかどうかは疑問が残る。そもそも現在の幽体のキャリーは皆本と恋人として過ごした時間を覚えている様子。今週ボケて葵にツッこまれてますが、あれは単に皆本へダイブ中の無意識でやったことなので覚えてないだけ。精神年齢が退行してるようですが、「皆本が世界の全て」という点は変わってないような気がするのですが。まあ、全ての謎は来週でってことですか。
・今週の賢木先生
なんとこのエピソード、皆本とキャリーの過去のみならず、皆本と賢木の出会いまで描かれました。賢木は皆本に会う直前まで荒れてたんですね。
超度の高いサイコメトラーは道具のベストの使い方を読み取り、その通りに身体を動かせるってのは紫穂が今まで何度も披露してきましたが。「頭の中のイメージ通り忠実に身体を動かす」ってのは独立した能力らしい。賢木のメス投げを見てそう思いました。だってメスって普通投げるもんじゃないでしょ?いくら読んでもあんな距離から正確に投げつける方法なんて出てこないだろうし。正確に投げようと思ったらそれだけでできるっぽいですよ?サイコメトラーってスポーツ選手になったらスゴイ活躍ができるんじゃ・・・?
あとは、賢木に対して女性陣が何故か冷たいのが気になりました。
前に一悶着あった紫穂やドライな蕾見はわかるのですが、奈津子さんたちまで・・・(笑)。
ホント、今回、このセリフが出てきた所で、背中に電気が走りました。
そして、改めてこの『絶チル』において、皆本が主人公の一角である事を思い起されました。
考えてみれば、本連載版第1話(「天使で悪魔」)は、正に皆本の内包した孤独から始まっていたんですよね。
その「天使で悪魔」で皆本がチルドレンにかけた優しい言葉が、今回、同じ優しさを以って幼い彼へとサークルしている…なんて見事な構成!
今回のエピソードが一種『絶チル』のリスタートになっているという思いが、益々強くななった瞬間でもありました。
それにしても、この皆本の設定、基本であり且つ大事な設定だった筈なのに…いやぁ、私も忘れかけてましたよ(w >Lenさん
今週号、これでも僅か18ページなんですよね…まるでボーナストラックの如く “賢木センセイと皆本の過去エピソード” までも織り交ぜつつ、これだけ密度の濃い盛り上げ方が出来るのって正直凄いと思います。
これだから、『絶チル』読むのは止められないなぁwww
尚、結局「天使」の事は解らず…この時点での皆本の中に答えが無いとなると…可能性としては、薫の想いが時間を越えて作用している、ってパターンでしょうか?
そうだとしても、そこまでして皆本を守りたいって薫に想わせる様な出来事とか何かがあったのでしょうか?
…ま、この辺はまた別のエピソードで語られるのかもしれませんね。
(椎名先生の事ですし、時間の壁を越えるエピソードとかも想定されてたりしてw)
それにしても、どこぞのオッサンみたく熱く語る賢木センセイ…彼に対する女性陣の反応の薄さは、実にツボに来ます (^^)
中でも、“怒り漫符”まで付けてる紫穂に至っては…いや、何もそこまで邪険にしなくてもwww
さすがですね、賢木先生。BJの弟子になれますね。
えーと、今回のシリーズ読んでる最中に「闇につげる声」(「筒井康隆全集 4」新潮社 収録)を読みました。エスパー少年少女ものですが、ラストがシビアです。「普通」って何だろうな、と改めて思いました。
それはともかく、今週は朧さんのなまあたたかい視線に1票。
31号が出る前に書いておきたいので、乱筆は失礼。
心の奥底で泣いている少年。これが椎名高志のコアだ。
私はこの少年が描かれるのをずっと、待っていた。
絶対可憐チルドレンの本誌連載第一話の冒頭で、この少年が描かれた時、ついに椎名高志が自らのコアを描く覚悟ができたのだ、と感じた。
そしてついにそれは姿を現した。
今までの椎名キャラは、実はこの少年の射影にすぎなかった。
椎名高志の本質は、ギャグでもお笑いでもない。
高い知性に裏打ちされた傷つきやすい魂である。
少年はなぜ泣くのか。
それは才能が社会に認めてもらえないさみしさから泣くのである。
くやしくて泣くのではない。
自分の存在丸ごとを愛してもらえないから泣くのである。
知能が優れている事は才能であり、自分の一部である。
だが、才能をそのまま発揮しても、社会は小賢しい奴、変な奴、他人の自尊心を傷つける嫌な奴としてしか見てくれない。
それに傷ついて泣いているのである。
椎名少年は、だから、みんなに受け容れてもらおうと「お笑い」を身に付けた。
横島は少年が「お笑い」を「演じている」姿だ。
しかし、椎名高志はギャグの「天才」ではない。
しかも自らそれに気付いている。
「オール・ザッツ・ギャグ」が単発に終わったのがその証拠である。
ギャグの天才とは、一時期の山上たつひことか江口寿史とか吾妻ひでおを言うのである。
その資質は椎名高志にはない。
彼はギャグの「秀才」である。
椎名高志のコアは、しかし、屈折する。
「Dr.椎名の教育的指導」にすでに顕れている。
世界征服を計画する(夢見るではない)幼稚園児。
「地球は回っている」事に気付くが、共に理解する者がいない恐竜。
羽根で棒が持てないために猿の知能テストが解けず、飼育員から「ただの」ペンギンである事を思い知らされるペンギン。
有り余る知性という才能を、表現する技術の未熟さで他人に伝えられないくやしさがここにあふれている。
しかも、それを自ら笑いものにしなければならない、つらささえ。
そして、そのつらさは、世界への憎悪となって顕れる。
彼の才能を利用しても、それが揮われる事を恐れる普通人を憎む兵部。
世界が合理的で無い事とその不幸にいらだつ信長。
そして、自分が悪役を演じる道化でしかない事に絶望し、世界というシステムそのものを破壊する事で世界への愛を表現しようとしたアシュタロス。(なんという愛すべき悪役!)
これらは皆、あの少年の涙から生じたものだ。
私は椎名高志が自らのコアを一生描かずに終わるのかと危惧していた。
だが、椎名高志は描き始めた。
私は、彼が自らの涙の意味を知るのが見たい。
私は、彼が救われるのを見たい。
それが自らの心を切開する過程であり、描き手に痛みを負わせる行為である事も知っている。
それでも、椎名高志がそれを完遂する所を私は見たい。
『絶対可憐チルドレン』の連載第一話を読んだ時、私はこれが椎名高志の最後の少年マンガになる気がした。
上に述べた切開を成し遂げた時、椎名高志は少年マンガを「卒業」するだろう。
それは心の質的変化であって、進歩とか向上とかいったものではない。
もはや少年マンガが、椎名高志の表現の場として不適切になるだろう、という意味である。
私は、椎名高志と彼の中の少年を追っていきたい。たとえ出会う場所が少年誌でなくなったとしても。
今回の話を切り口にして、この話題を持って来られるとは意外でした。
これこそ、以前に鼎さんが書きたいと仰られていた「椎名高志論」の本旨なんですね。
(今回の書込みは、ボリューム的に“序論”的な扱いとして受け止めてよろしいのでしょうか?)
何時か、より纏まった評論形式で読む事が出来たら嬉しいですし、期待して待ってます。
>『絶対可憐チルドレン』の連載第一話を読んだ時、私はこれが椎名高志の最後の少年マンガになる気がした。
私自身も、実は同じ感慨を持ってます。
モチロン、『絶チル』が『カナタ』の二の舞になった時は、先生の居場所はもう少年サンデーには無くなっていたでしょう…私自身、それを恐れたが故に、年甲斐もなく一ファンとして出来る限りのプッシュをしようと思ってきました。
しかし一方、短期集中連載版からの作品密度の濃さを見るに付け、その連載が相当以上の成果を修めた時は尚更に、先生が少年マンガとして描ける事は描き切ってしまわれる様な予感も感じてました。
『絶チル』の企画の立ち上げから連載化に至る流れが、まるで以前の「椎名高志」の履歴(『椎名百貨店』から『極楽』連載化までの流れ)をなぞっているかの様な相似性を見せているのも、非常に暗示的なものを感じさせられていました。
加えて、ご本人が現況の自分と今の少年誌との乖離を自覚されていたのも大きい…既に先生は、青年誌や幼児誌での作品発表を経験してしまっていますし。
『絶チル』は連載作品としては相当以上の成果は上げていると思われますので、編集サイド的には“『絶チル』の後”も担保して下さるかもしれませんが…果して先生ご自身はどうなのか…モチロン、現在は『絶チル』に全力投球されてますから、その後の事なんて考えもされないでしょうけどね… f(^^;
ただ、間違いなく『絶チル』は先生の作品履歴の中では一つの区切りを表す代表作になるでしょうから、私はリアルタイムにこの作品~愛しい少年マンガとして~を楽しめる“今”をとても大事な時間だと思っています。
お察しの通り、上記の文章が私の「椎名高志論」の要旨です。
ですが、今回の文章はけっして序論ではありません。
メモとお考えください。
いずれなんらかの形でまとめる意思があります。
この場で上記の文章を書いたのは、私の推察を裏付ける物証がやっと姿を現したからです。
椎名高志の中の「泣いている少年」は、椎名高志個人の問題とは私は考えていません。
一つの視点では、「椎名高志がSFを描き続ける動機」の原点と考えます。
いえ、「椎名高志がSFを描く」のではありません。
「椎名高志が描く作品がSFになってしまう」現象の解明であり、
同時にそれは「人はなぜSFを書くか。SFを読むか」という問題の解明になり得ると思います。
また、もう一つ。「椎名高志はエロスが描けない」問題とも関係していると考えます。
女性キャラのファンには申し訳ありませんが、正直、(私には)椎名先生の女性キャラは情欲の対象にはなりえないのです。
この特性が少年マンガと相性が良かったのですが、青年マンガにおいては致命的弱点になっています。
確かに、横島は「エロ」少年ですし、薫は「エロ」オヤジスイッチを持ってはいますが、これらは大人のまねごとにすぎません。
(真性「エロ」オヤジは、『絶チル』の谷崎主任まで登場した事がないのです)
※エロスと「エロ」を別のものとして話しています事にご留意ください。
これも椎名高志の中の「少年」について論ずる事が、少年マンガにおける「少年」を論ずる事に繋がると考えています。
この2点から、
SFは「少年」の文学である。
と説く事が、「椎名高志論」の骨格になると考えています。
ちょっと「絶チル」と離れてしまいましたが、このスレではここまでという事にして、
あとはカチャカチャ、ワープロを叩く事に専念するとしましょう。
まさか賢木の過去まで見れるとは…。ホントなぜか目立ってますねこの人w
サイコメトラーってこんなに強かったんですね。まぁ以前にコレミツに惨敗してましたけど。あ、最後には勝ったんでしたっけ、注射でw
皆本も流石です。超能力の仕組みを理解したお説教、直接脳に響き渡ります。ハイレベルなやり取りですねぇ。
おせっかいこそが人と人を繋ぐみたいです。
皆本はやっぱりオアシスでした。
キナ臭さを振り払ったのはキャリーでした。
念動力と精神感応を同時発動という離れ業。その発想は無かったワ。
まぁ特殊な状況にあるキャリーだからこその芸当だと思います。兵部でも出来なさそうです。
精神の底で泣いている皆本。
根幹…、根底…、どうなんでしょう? 考えてみると大概の人は泣いているような気がするのですが…。皆本に出会う前の賢木は怒り叫んでいた感じですが、それは悲しみとほぼ同義だと思いますし…。
兵部も奥底では泣いている感じですし…。澪だって…。
不二子ちゃんは…あっけらかんと笑ってる感じですね…。
ふむぅ………。
ラスト2pのキャリーは すごくイイですね…!
優しさ・癒しの極み…! 自分もいつかこんな事を言われたいです。
皆本に意識改革が起こったのは間違いないのでしょうけど、次回の完結編を見るまでは安易な発言はしたくない気分です。 何と言いますか…、「結局どーなったのサ??」という心境です。
鼎さんの考察は素晴らしく、きっと的外れではないのでしょうけど、僕は今はスルーしておきます。
先入観が人間の思考を大きく捻じ曲げる最大の要因ですので。
少なくとも今はまだ、僕は椎名先生をそんな風に見たくありません。
あ、僕は情報の取捨選択能力を持っていますので迷惑等は一切ありませんので、気にせずに論文の投稿をお願いします。
やはり、少なからぬ興味はあるのです。
You may be here.
まさか今シリーズで、皆本の「君は、ここにいていいんだ」という台詞の原点が明かされるとは思ってもみませんでした。この台詞によってキャリーと皆本とチルドレンが一本の線で繋がった事に対し、「天使」の正体がうやむやになった事が気にならなくなる程の衝撃を受けました。
一方、キャリーが皆本を肯定する構図は、皆本がチルドレンを肯定した構図と相似している訳ですが、同時に皆本がキャリーの成長を見守る構図は、同じくチルドレンの成長を見守る構図とも相似していたんですよね。キャリーとの関係が一方向的なものではなく双方向的なものにシフトする様は、今後のチルドレンとの関係を暗示しているようにも思えます。
>あとは、賢木に対して女性陣が何故か冷たいのが気になりました。
>前に一悶着あった紫穂やドライな蕾見はわかるのですが、奈津子さんたちまで・・・(笑)。
一応、賢木の女癖の悪さはバベル局内ではそれなりに有名な話のようですし、特にダブルフェイスの二人については、以前「実は80歳超の蕾見管理官とキスしてしまった事の口直し」を迫った事もありますしね(笑)。
尚、今回最も不遇だったのは、話の展開から放置されたチルドレンではなく、唯一の登場コマにて吹き出しで顔を隠されてしまった局長だと思いました。なまじ胴体部は描かれているだけに、今シリーズにおける扱いの軽さを強く感じます。もはや背景以下の役割しか与えられていません(^^;