創作紹介ページ「煩悩の部屋」

創作文集


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『シロの思春期・改訂版』

作者:ふちゃこ


編者解説:

 シロは自分自身の変化に対し、戸惑っていた。横島のそばを片時も離れたくないのだ。以前からその傾向はあったが、今ほど強くはなかった。
 (拙者はどうしたのであろう……………)


 犬狼族の少女、シロのココロとカラダの微妙な変化をテーマにした短編。
 ちょっとどきどきしながら読んで下さい。

(95/11/ 3)



『GS美神・外伝 天に舞う律』

作者:松楠 御堂


著者解説:

 おキヌちゃんは、とても優しい少女です。
 横島クンも、本当は強く逞しい少年なのでしょう。
 そんな彼らが、ふとしたきっかけで体験した、素敵な出会いと切ない別れ。
 松楠は、そんな話を書いてみたいと思いました。
 そしてある夜、不思議な夢を見たのです。 
 松楠は、広い大地に立ち尽くしながら、夜空を仰いでいました。

 すると、ぽかりと浮かぶ大きく輝く満月の前を、誰かが横切って跳んでいきました。
 ゆらめく長い髪、しなやかで優雅な動作、風にはためく袴の裾。

 完全に影だけでしたが、それは確かにおキヌちゃんでした。
 松楠の脳裏に焼き付いたそのシーンが元になり、この話が出来上がりました。

(95/ 9/29)



『GS美神・外伝 Chaos The Holy-Night 』

作者:松楠 御堂


著者解説:

 「不老長寿」を人間は求めます。過去、現在、そして未来になっても尚・・・。
 しかし、人間にとって、それが本当に「幸福」であるかどうかは分かりません。
 「死」を怖れるあまり「生」に執着し、行き着く果てに手に入れたモノが、開けてはならないパンドラの箱だったら?しかしもう戻れないのです、それを知った後は。
 記憶の輪廻が渦を巻き、安息の日を失っても、永遠に生きて行くしかないのです。

 そんな最中、小さな「出来事」がありました。
 雪の降る街の片隅で。
 おそらく「彼」はじきに忘れるでしょう。
 そんな些細な事など覚えていません。
 しかし「彼女」はずっと忘れません。生ある間、忘れる事など出来ないでしょう。
 ほんの少しの間でしたが、確かに「彼」と「彼女」は「幸せ」を共有しました。

 松楠が書いたのは、そんなささやかなお話です。

(95/ 9/29)



『GS美神&椎名百貨店・創作詞集 GS美神・極楽音楽百貨店!?』

作者:松楠 御堂


著者解説:

 199*年、地下活動による海賊版を主体とする「MID・MAXレーベル」より発表されたこのアルバムは、諸般の事情によりリリース直後に回収を余儀なくされ、市場に出回る事のなかった幻の作品である。回収後は全ての現物や資料はおろか、楽譜や原盤までも破壊破棄され、その存在が抹殺された形になっていたが、今年になり奇蹟的に一枚のアルバムが、あるマニアの手元に保管されている事が分かった。 
 そして今回、その貴重なアルバムをベースにして、松楠が新たにアレンジした作品 を「C−WWW・REMIX」と銘打って公開する事にした。その上、当時には収録が見合わされた作品も発見され、関係者の承諾を得て、特別公開となった。
 (尚、この解説を信用する事は非常に危険です。使用に関しては意志とご相談の上、用法を守り、高温多湿の場所を避け、小児の手の届かない所に保管して下さい。)

(95/ 9/29)


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