ここは、椎名高志先生が週刊少年サンデーで連載している、「絶対可憐チルドレン」に関する意見や感想を書き込むための掲示板です。 詳しくは、この掲示板についてをご覧下さい。
祝☆連載200回 & 中学生編OVA制作決定!! あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。
およそ1ヵ月ぶりに『絶チル』が本誌に掲載されました。 そして「中学生編OVA制作決定」も発表されました☆ http://websunday.net/children/
正直な気持ちは、「意外」ですw 二期でも劇場版でも小説版OVAでもなく中学生編を、それも完全オリジナルストーリーとは……。 でも、考えてみたら『ハヤテ』もこんな感じでしたね。OVAを経て二期放送みたいな。…という事は、制作会社がJ.C.STAFFに変わるのでしょうか(汗)?w
どのような制作体制になるのかは判りませんが、川口監督、猪爪さん、加々美さんを中心とする事は既定事項のハズなので、特に不安もなく楽しみにさせていただきます☆ 「完全オリジナルストーリー」につきましては、川口監督と猪爪さんに全幅の信頼を寄せて、楽しみに待っています。まぁ椎名先生の監修も入るでしょうしネ。唯一の不安は、猪爪さんの百合好きくらいでしょうかw
実のところ、僕はもうアニメ版『絶チル』の制作スタッフさんを好きになっちゃっているので、よっぽどの事がない限り楽しめると思いますし、また万が一コケた場合でも「この人たちでダメなら仕方ない」と思える境地に至っているので、もう存分に楽しんで面白いものを作ってくださいな☆
僕は今、純粋に楽しみです。
『絶対可憐チルドレン』連載200回おめでとうございます☆ そして200回も楽しませていただいて本当にありがとうございますっ☆
僕にとって『絶チル』(および椎名作品)の魅力は「シリアスとギャグのバランス」に集約されます。 『絶チル』より重厚なストーリーの作品もあると思います。 『絶チル』よりギャグに特化した作品もあると思います。 でも『絶チル』ほど絶妙なバランスでストーリーが展開される作品を僕は知りません。 僕の中ではもう『絶妙可憐チルドレン』になっています。 …ごめんなさい、これはウソですw 『GS美神』第25巻『私を月まで連れてって!!(その2)』で「バランスっちうのは難しいなあ」というセリフがあります。 このセリフをきっかけに僕はバランスについて考えるようになりましたが、バランスが簡単だった事はなかったと記憶しています。そのバランスの妙を週刊連載という過酷な舞台で発揮されている椎名先生は本当に凄いと思います…!
それから、椎名先生は当代きっての“秀才”だと思っています。 先生ご自身は、以前に『GS美神』第12巻『式神デスマッチ!!(その3)』の中で秀才を「二流どまり」と揶揄していましたが、僕が抱く先生へのイメージは「万物に対して秀でる事ができる才覚の持ち主」です。天より、鬼より、秀でるその才覚を先生が発揮されて、それを僕ら読者が毎週のように堪能できる事に、あらためて感謝を捧げます。
ま、200回記念という事でちょっとお世辞は入っていますけどw、でも確かに僕の偽らざる気持ちです。 僕が見てきたものは、たぐいなく素晴らしいものでした。 これからも椎名先生の漫画を読める事に最上の至福を感じつつ、楽しませていただきます☆
な、なんと! ビッグサプライズとは、OVA展開でしたか!! …ワザとらしいですけど、まあ公式発表もされましたしね f(^^; 確かに現在の原作ストックを考えれば、TV2期よりも実現性の高い選択です。 但し…オリジナルストーリでと言うのは、これは正真正銘サプライズでしたw てっきり、原作の中から何らかのエピソードをチョイスしてくると思ってましたので。 逆に考えると…敢えて原作を温存するって事は、いずれはTVアニメ二期の可能性も視野に入れている、そう考えて良いのでしょうか? さて、モチロン嬉しいニュースではあるのですが、不安もやはり感じます。 大きくは二つ。 ・これまでの視聴者層とOVA購買層にズレは生じないか? ・オリジナルストーリーは成功するか? 前者について。 OVA単体として発売するにせよ、或いは(最近良くある)コミックス同梱版として発売するにせよ、商品単価はどうしてもそれなりの値段になるでしょう。 元々、アニメ版『絶チル』は、メイン視聴対象層を比較的低年齢層、それも女子にターゲットを置いていたワケですし、それは一定の成果を得られたのではと私は思っているのですが…しかし、こう言った視聴者層がそのままOVA購買層にスライドするとは考え難い。 余程の格安設定でもしない限り、子供たちにはお小遣いで自主的に買える物では無くなってしまいかねません。 (尚、第16巻の限定版は、そういった層をも意識された良心的な価格設定だったと思います。) この点で、他のOVA展開してる作品と『絶チル』とでは、足場が大きく異なるんですが…果たしてこれがどう転ぶか? そもそも、OVA展開するに当たって、視聴者層をどの様に設定しているのでしょうね? 後者に付いて。 恐らく椎名先生も原案なりプロットなり、何らかの形で関与はされると思います…しかし、やはり不安です。 TVアニメ版では結構オリジナルな脚色や演出も採られていましたが、全般を通して原作の雰囲気は(話数による偏差は大きいものの)維持されていました。 しかし、唯一の完全オリスト展開した「男子禁制!天使たちの午後」、この一編だけ明らかにイメージがズレてると言うか…ハッキリ言って浮きまくってるんですよね orz その “実績” を見るにつけ、どうしてもオリストについては、信用しきない悲しさがあります。
また原作ネタも散りばめるとの事ですが、そんな形で原作ネタを消化して欲しくないってのも正直な気持ち(どうせなら、2期用に完全温存して欲しいのです)。 例えば、三雲先生版『絶チル』は、別に原作ネタを散りばめたワケでもないのに、見事に『絶チル』を再現・再構築されてました…作者が異なり、表現方法も漫画とは異なる活字媒体であるにも関わらず、です。 原作ネタを持って来なければ『絶チル』の空気を再現できない、その程度のオリストなら…正直言ってあまり嬉しくはないなぁ、原作原理主義者な私としては… (=ω=;) それなら最初から原作チョイスの単発エピソードのアニメ化の方が嬉しいのです。 厳しい事も書きましたが、疑問や不安は大きな期待の裏返しなんです。 再アニメ化自体はとても嬉しいですし、発売を楽しみに待ってる私がここに居ます。 どうか、私のこんなちっぽけな不安を吹き飛ばす様な、そんな楽しい作品を作って下さい>アニメ版スタッフ様
ところで、若木先生のtwitterでアニメ化に関するやりとりがあって、その内容が興味深かったのでちょっとピックアップしてきました。 「うーん、こういうマルチメディアに関して、ボクら作家はファンの方と変わらない立場というか。具体的に何かを聞かされたってことはないですわ。」7:12 AM Jan 3rd TweetDeckで 「今の発言は真実ですが、仮に何かが決まったところで、つぶやきで一番に知らせるということは残念ながらないでしょう。こういう情報は、雑誌でまず一番最初に行われますから。それが原稿料を払っている所の権利みたいなものです。」7:15 AM Jan 3rd TweetDeckで 「裏では進行してるのかも知れませんよ。企画が決まったら僕にも何かできるのでしょうけど、企画が決まるまでは何もできないし、知らされないんですよ。とにかく今不況なんで、企画がちゃんと立つまでが大変そうです。どこも。」7:44 AM Jan 3rd TweetDeckで アニメ化と言う企画が立てられるに当たって、作家さんにその具体的な話しが下りてくるのは本当にその企画が固まってからなんだなあって言う状況が読み取れます。 そして、現況、マンガ作品のアニメ化という企画自体が(不況によって)なかなか難しい立場にあるって事も。
まあそうでありながらも、新作アニメは各期毎にかなりのラインナップが上がっては来るのですが、これはそれぞれに事情が異なっているのかもしれませんね(例えばラノベを主戦力にとっている出版社ならば、アニメ化やコミカライズによるメディアミックスの売上効果はより起爆性が高く、且つ積極的に進めたい商品展開であるのかもしれませんし…思えば、ラノベ原作物はかなり増えたなあ…)。 ただ、少なくとも少年サンデーにおけるマンガ作品のアニメ化企画は、私たちが想像している以上の厳しさに直面している…のかもしれませんね。
だからこそ、です。 そんな中でも、例えOVAであっても 『絶チル』 の再アニメ化企画に尽力して下さった事について、私は編集部に最大限の感謝を禁じえません。 って事で、改めて感謝を… m(_ _)m
キミの絶チル度をチェックするクイズを行うぞ!! 皆様あけおめ、ことよろです・・・・とは言え書き込みも全然やってない自分が言うのも何なのですが。なんとか生きてます。
絶チル連載200回おめでたいです。巻頭カラーの表紙は素晴らしかったです。感動しました。 中学生編OVAは予想の範囲ではありましたが、オリジナルストーリーでやるってことは個人的には意外でした。
で、それに伴ってサンデーのサイトで「キミの絶チル度をチェックするクイズを行うぞ!!」キャンペーンを行っているようです。 http://websunday.net/children/
25問1問につき10秒。中々面白いのでぜひチャレンジしてみてください。
自分は何も見ないで一発勝負で挑んでみたところ25問中正解23問でした。 「壁にひびが入る程度の超度は?」と「紫穂のリミッターの形は?」でミスりました。いやキャラに対応するリミッターのタイプまでは記憶していなかったなー。薫の腕時計タイプは覚えていたけど・・・・・これはレベル6ぐらいか、と思ったらレベル7の判定をいただきました。しかし一発で全問正解できると思っていたけどまだまだ甘かったです。
そんなこんなで今年も絶チルを楽しみにしています。
クイズ、僕もやってみました。 比較的スムーズに満点を取れましたけど、どうやら出題は何パターンかあるみたいですね…。でも思い出を美しいままにしておきたいので、もう一度挑戦はしませんが…w ちなみに僕は「局長、槍手さん、兵部、不二子ちゃんの中で最も年齢が若いのは誰?」という問題で逡巡しました。忘れがちですけど、よく考えたらそういう答えに行き着いてしまうのかと…(苦笑)。
あと、こういうのって意外と椎名先生も満点を取れなかったりするんですよネ。 先生が間違えた数に応じてプレゼントの当選枠を増やしてもらえないカナ?w
満点はご立派です。10秒の制限がけっこう焦ります。時間無制限なら満点取れただろうになー、と負け惜しみを言っておきます。 「年齢が若いのは誰?」はまったく悩みませんでした。みんな見た目で騙されちゃ駄目だ(笑)。でも槍手さんの年齢っていくつなんだろう?
>あと、こういうのって意外と椎名先生も満点を取れなかったりするんですよネ。
そうですね(笑) 案外間違えるかもしれませんね。
当選者がWEBサンデーにて発表されてましたね。
つ【http://websunday.net/tousen/】
…ぐっすん、またハズレた orz ともあれ、当選者の御三人にはオメデトウございます!! (^^)
年の初めに考えた 新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 そして、今年が椎名先生と『絶チル』にとって良き飛躍の年とならん事を。
さて、最近少し話題になっている事に記事について。 hpsukeさまによるブログ「Third Word World」内の記事なのですが… 【http://hpsuke.exblog.jp/12044111/】 …正直なところ(なんで?)と言う思いです。
いえ、記事内容に関してではありません。 元々コチラの記事が上梓されたのは昨年の10月でして、それがなんで3カ月もたってから改めて話題になったのかな?…と言う思いで、です。 「駄文にゅーす」さんや「かーずSP」さんが今年に入ってからこの記事をピックアップされたのが切っ掛けの様なのですが…そのピックアップ自体もやはり何故今になって?、とw まあ、連載200回記念に合わせて、『絶チル』と言う作品を振り返り見つめ直す、そんな話題を提供してくれようとされたのかな、って前向きに受け止めました (^^)
で、実は当該エントリがアップされた当初、私もそれを読んで自分なりに考察していて、それこそ駄文を書き連ねていたのですが、文量を全然コンパクトにまとめ切れなかった事と、タイミングを逸した事で、結局スルーしてしまいました。 でも、再びこのエントリが表に現れてきたもので、そちらに言及するのも最後の機会かなと考え、その考察部分をPCの奥から引っぱり出してきました。 これも私なりの連載200回達成に対する『絶チル』再考察の一つとして、少し手を加えた上で、改めてこちらに投下させて頂きたく。 相当に長くなりますが、ご容赦頂ければ幸いです。
さて、当該エントリの詳細については直接内容を読んで頂くとして、私個人の感想としては…かなり鋭い部分を突いている、そんな印象を持ちました。 殊に、 >私の憶測に過ぎないのですが……たぶん、椎名先生自身がチルドレンのことが可愛くて仕方がなくなってしまい、それに呼応するかのように作中キャラもチルドレンを溺愛し始めたということではないかと思います。 …この部分に関して、一面、中々と正鵠を射ている気がします。
ここで「一面」と表した理由は、また後述するとして…。 作者にとって自分が産み出したキャラクターは、(それが例え悪役であっても)愛する我が子なのでしょうけど、『絶チル』における椎名先生の場合、よりその部分が伸長している帰来はありそうです。
元より、『極楽』のアシュ編以降…ひのめちゃんが登場する頃合いから、椎名先生の作品には度々 “父親としての目線” が感じられる様になりました。 ひのめちゃんに対する描き方だけでなく、例えば横島のシロへの接し方にも以前には無かった余裕の様な雰囲気を感じさせられたものです。 それは従前より椎名先生に備わってた子供たちへ注がれる優しい目線(『ポケナイ』『乱破』等に見受けられます)との相性も良く、私個人はその様な新たな目線・変化も違和感も無く受け容れる事が出来ていました。 (注:ですから、hpsukeさまが椎名先生の作風への私生活の影響に付いて、『絶チル』の比較対象として『極楽』をあげておられるのは、厳密に言えば間違っていると考えます。 より正確に分析するのならば、「アシュ編以前の『極楽』」と言う条件を付さねばならないでしょう。)
さて、『絶チル』…この作品も、特に小学生編は「育成」部分に重きが置かれた物語の構成上、そもそもが更にそう言った “保護者的な目線” が必須要素となっています。 “10歳の少女たちが主人公のマンガ” として始まったことで、当初は少なくない人達からロリ・萌え系統のマンガだと揶揄もされました。 がしかし、この作品をより楽しめたのは実は父親目線をこの小憎らしいクソガキたちに注げた読者なのではないか、私はそう考えています。
ただ、そういった構成面からの要求だけでなく、恐らく椎名先生個人としての想い入れの部分も無視できない部分が『絶チル』にはあったでしょう(この点で、私はhpsukeさんに同意するものです)。
何にも増して、『カナタ』打切り以降の椎名先生を惑いを救ってくれた(より厳密にその転機となった作品は『パンドラ』ですが)『絶チル』の主役たち…読切&短期集中版の頃から椎名先生ご自身がその設定にほれ込み、当時の編集との仁義なき打合せを経ても守り抜いたクソガキたち。 彼女らに対する想いは、「キャラは作者の子供」などと言う慣用的な表現では収まりきらない別次元のものがあると思いますし、しかもそんなキャラを何年にも渡って描き続けて中学生にまで育て上げた。 その経緯を以って「名先生自身がチルドレンのことが可愛くて仕方がな」いのだと表現するのであれば、私は全く異論ないのです。 何よりも椎名先生ご自身が、チルドレンたちを愛おしんでいる事については度々言及されてますしね (^^) そして、恐らくはそんな椎名先生の感情は、意識的にせよ無意識的にせよ、確かに作中へフィードバックしていると思います。
さて、しかしそれでも尚、私がそれを「一面」として見るのは、椎名先生の持つクリエイター(職業作家)としての矜持に対する私自身の信頼に他なりません。
先述の「アシュ編以降の『極楽』」においては、確かに私生活の変化の影響が作中にまで溢れていましたが、今の『絶チル』においてはそれと同様に受け止められないのです。 むしろ、怜悧な計算を以って、「中学生編」のプロットは敷かれている…私はそう考えています。 何よりもそれは、「中学生編」開始にあたって椎名先生が予め言及されていた事なのですから。 つ【http://cnanews.asablo.jp/blog/2008/07/15/3629194】 「黄金期」…このキーワードにこそ、恐らくは意図的に敷かれた構成の端緒を感じ得るのですね、私は。 そしてそれを思えばこそ、単純に「子供写真サイト」と同質に受け止める事は、私には出来ません。
さて、ここで、主な登場者(組織)を概観してみますと…。
元よりノーマルとの抗争(既存秩序への挑戦)を最終目的としているパンドラは、(既存秩序の中で作られた官製組織である)バベルにとっての敵であっても、エスパーの同胞たるチルドレンの真の敵ではない。 それは組織の長である兵部の意思であると共に、これまで継続して描かれ続けてきた薫の女王としての資質とも連関した事象です。
また、現在描かれているバベル側の主要な登場人物は、トップである管理官・局長を始め、実はチルドレンとの関わりが深い “トップチームのみ” に限定されてます。 彼らはこれまでにそれぞれが絡んだエピソードを介してチルドレンとの絆が出来上がっており、彼らもまたチルドレンを慕いこそすれ嫌悪する対象足り得ません。
そして「黒い幽霊」…この組織こそ、恐らくは何らかの転機足り得る要素を孕んではいますが、現状はまだ多くを謎として(これも恐らく相当意図的に)描写が抑えられています。 結果、コンタクトを取ってきたユーリ、それも端末人格としての「おともだち」=悠理を介した描写が中心となる為、やはり彼女のチルドレンへの好意が前面に出ています。
そして順調な学園生活…こちらも小学生編から継続した描写となりますが、元より快活な薫たちは(あくまで高超度エスパーである身上を隠蔽した上で)級友たちに受け入れられています。
これらは、先に言及した中学生編を始めるにあたり「チルドレンにとっての黄金期」となる旨を明言された椎名先生の意図通りなのでしょう。
しかし、ここで「チェス盤をひっくり返して見れば」www 欠落した部分がもたらす “違和感” に気付かされ愕然とします。 欠落部分、それこそが正に「チルドレンのことが嫌いなキャラ」たちなのですが、そういったアンチ・チルドレンな存在は、“椎名先生がチルドレンを好きな余りに出せなくなった存在”なのではなく、「黄金期」を演出する為に意図的にマスキングされているのではないか…それこそが私の見解です。
より正確に言えば、マスキング(隠蔽)ではなく、物語構成のフレームをチルドレンにズームインすることで、“フレームの枠外出てしまっており読者の目から視えなくなっている(させている)” 状態と言うべきでしょう。
しかし、時折、急にカメラが引いてこのフレームが拡大し、“視えてなかったモノ” がその一端を垣間見せる瞬間、それが実は度々あるのです。
例えば、「ライフセーバーズ」編での「普通の人々」…当時の感想でも触れましたが、そこには彼らのより攻撃性を先鋭化させた姿が垣間見えました。 例えば、「謎の転校生」編での宇津美さんの「名誉の戦死」の実態や、「ファントム・イン・ザ・ミスト」編で見せた兵部の過去の犯罪など、超能部隊絡みの話には常にノーマルとの相克がはずせません。 例えば、明確な輪郭を見せないまま、それでも「エスパーへの悪意」を描写が成されている「黒い幽霊」首魁もまたキーパーソンです。
実は、気のおける仲間たちとの楽しく温い日常は、チルドレンの周囲で展開されているだけであって、その外側の世界は何も変わっていない。 悪意も現実もフレームの外に確固として存在していて、私たち読者はある意味“大人たちに守られている”チルドレンと同じ目線でしか彼女らの世界を俯瞰出来ない…敢えて言うならかなりイジワルな構成が採られているのが実感できます。
それは私たちが生きる現実そのものの姿でもあるのですけどね…普段の日常の外にこそ悪意は存在していると言うのは。 そういった視線で見つめ直すと、感じた違和感はむしろリアルな怖さを以って、私に感じさせられるのです。
確かに現在のチルドレンは確かに誰もに好かれている様に描かれています。 しかし、目線の位置を彼女らが立つその内側に配して見ると…言わば、『誰もから好かれている』のではなく、『チルドレンを好いている者たちを中心にした描き方』が採られているに過ぎない。 これは、先生がチルドレンを愛するあまりにそれしか描けなくなったと言うネガティブな「結果」ではなく、むしろポジティブに(より能動的と言う意味で)そんな作品構成が進んで採られている様に伺える。 これが「中学生編」に対する私の認識であり結論です。
なお、「普通の人々」の出番が減っている事について、これは設定上仕方ない部分も有ることを指摘しておきます。 これは「反攻作戦第一号」編で触れられた事ですが、中学への進学にあたって「学校が有るから、『超度7』がどうしても必要な任務以外はなるべく受けない」旨が朧さんにより言及されているんです。 つまり「普通の人々」の犯罪にしても、余程に大掛かりなテロでも企てない限り、チルドレンに出番は回って来難い状況が進学当初の段階から設定されているワケです。 でなければ、「ライフセーバーズ」編の様な偶発的な接触くらいでしか、中々彼らは直接にチルドレンに関与し難いのですね。 逆に言えば、「普通の人々」は物語上から消えたワケではなく、相変わらず大小の犯罪行動はとっているものの、それは最上級チームである「ザ・チルドレン」にまで分掌されて無いに過ぎない、その様に言い換える事も可能でしょう。
――――― 長々とすいませんでした。 以上がこの件に関して、私が当時考え続けた内容で、今もその考えはほぼ変わっていません。 これが最後の機会かと思い全文投下してみましたが、お目汚し申し訳ありませんでした。
突然失礼します。
るかるかさんの考察は素晴らしく、意見を言うのは差し出がましいですが… 一椎名ファンとして一言。
ストーリー云々はるかるかさんのご説明で十分で。
0から1を生み出すクリエイターって本当すごいと思います。 無意識レベルまでの好みが表面化して当たり前ではないでしょうか。
音楽でいうと、女性が出産などの大きな節目で雰囲気変わることなんてよくあることです。
更に漫画家でしたら、ある程度、自分の想いをテーマにするわけですし。
個人的には椎名先生は、稚拙だからそういう面が表に出てきてるってわけではなく、わざとそういう風にしてると思うんですが…
そして“子供写真” 世の作品で、たぶん100人中100人が好き!ってモノはナイ気がします。 絶チルにおいては、椎名先生が“どうこの子供可愛いでしょ”って言ってるとしても、“本当だ、可愛いね”って賛同できる人がいればそれでいいと思うんですよねー
まあ“チルドレン嫌いキャラ”についてはストーリー上、これから否が応でも出てくるわけで…それじゃ駄目?笑
駄文で失礼しました。
友人と話していて、椎名高志のファンが離れていきつつある話になり、椎名先生が本質的に抱えている矛盾というか、GS美神のファンがたぶん今の椎名先生から離れてしまう理由に思い至ったので、自分のブログから転載します。ご笑覧ください。
椎名高志の本質は報われない秀才
マイミク月の裏側さんとのオフラインでの話でヒントをつかんだ。
椎名高志のテーマは一貫していた。 「能力があるのに正当な社会的尊敬を得られない自分の身の振り方をどうするか」 これが主題だ。
かつて中島梓も高度経済成長以降の社会における犯罪をこう看破した。 「高い教育を受けた大衆は、高度に分化された欲望を文学で満たす」 昨今の犯罪の検挙率の低さは、捜査側の人間理解が単純すぎるからだ。 高い教育を受けた大衆が、自らの分化した欲望を満たすだけの経済的環境が得られない時、彼等は自らの幻想を実現しようとする。 だから、犯罪の動機と手法は高度に分化していてなおかつ倒錯している。 現在の捜査官は、欲求や欲望のステロタイプしか知らない。より犯罪者の心理に密着する想像力が必要とされているのに、能力が欠けているし能力を高める意識も時間もない。
椎名高志は『GS美神』で、青年初期の鬱屈した劣情を達成と挫折の繰り返す喜劇として描く事で読者を獲得した。 しかし、本質的にそれは、才能ある者が芸人として嘲笑を受ける事を生業にした構図でもある。 現在連載中の『絶対可憐チルドレン』では、エスパーが高い超能力を持ちながら、超能力のない普通人の社会制度の中で、能力を制御していく事を学んでいる。しかし、それは果てしなく自己実現の否定に近い。(だから超能力者解放組織パンドラは犯罪組織なのだ) この物語は、終局、エスパーの自己実現と普通人の旧制度との戦闘にたどり着く。 その結果が調和的なものである事は疑いないが、それは果たして作者・椎名高志の本心であろうか。
『教育的指導』の手がないために知能を表現できず獣に甘んじるペンギン。 『GS美神』でスーパーマザーと超人的女たらしの父の子でありながら、『煩悩』の挫折で愚者を演じ続ける横島。(彼の影がアシュタロスだという事は誰か気付いていただろうか?) 『パンドラ』での主人公の知的変身。 これらはすべて『絶対可憐チルドレン』の天才なのに苦労人・皆本と神となる事が約束されているクソガキ三人を貫く主題なのだ。
そして、これが椎名高志の本質だ。 彼はいつも土俵違いで勝負してしまっている芸人だ。 彼の天賦の才は喜劇にはない。 彼の喜劇は天賦の才能を世に枉げて頭からひねり出している。 彼はギャグの天才ではない。秀才の芸人だ。 いつか少年誌と喜劇を棄てた時、人々は椎名高志がSFマンガ家であった事を知るだろう。それが彼にとって幸福であるかないかはわからないが。
どーも、こっちに顔を出すのは初めてですね。通りすがりです。
件のブログは自分も読んでみましたが、何や色々と尾ヒレハヒレ付けて結局の所 「薫キライ」って言いたいだけなんじゃないかと思いました。 てーかもうその文章を書き連ねようと思ったトリガーは100パーそれだろと。
「子供写真」って言い方でチルドレン3人を指してるように見受けられますが、 本編の内容を鑑みればほとんど薫一人のことを言ってるも同然なんで。
だとするとやっぱ寂しいですね。 物語のいったい何を見てるんだろうと思います。 エピソードの内容よりも「キャラ」が先に来てしまう人なのでしょうか。 まーそういう人たちの支えがあって作品が成り立つ部分もあるんで否定はしたくないんですが。
中学生編は薫の女王としての資質というか「目覚め」に焦点が当たってます。
「エスパーを守ろうとする本能が働くときは敵も味方もない」 「ノーマルの人たちも同じように(大切に)思ってる」
この辺が将来の女王としてのカリスマ性の発露とかそんな感じでしょうか。 敵味方の垣根を越えて様々な立場の人間から愛され支持される、 今は明石薫のそんな「正」の部分を強調して描いている、そーゆー意図でやっていると。 そこに陰や障害のようなものが見えないからこその「黄金期」なわけでしょう。 (チルドレンじゃなくて薫の黄金期じゃん!って指摘はまーアリなんですが)
絶チルはプロットのしっかりした漫画なんで、その辺は読み解けるものだと思うんですけどね。 エスパーとノーマルの橋渡し役、そのノーマルサイドの代表格として描かれていた東野を 今回使ってきたあたりも「ああ計算してるなー」と自分はニヤニヤしたものでしたが。
やっぱしね、軸のしっかりした「プロの作品」だと思うんで、 絶チルはもっと物語を見て評価してほしいと常日頃願っているんですけどね。 そゆ見方してくれない読者も大勢いるのが現状ってやつでして。
にしたって「子供写真サイト」は馬鹿としか言えませんでしたなあ。 以上、駄文まで。であであ。
今読み返すと脱字や言い間違いとか結構あって、なによりもっと簡単に論証考察出来ないものかと、自分の拙さにお恥ずかしい限りですが…。 >にーむむさん レスありがとうございます。 恐らく…にーむむさんの感じられてる部分は、全く私も同様だと思います (^^)
>個人的には椎名先生は、稚拙だからそういう面が表に出てきてるってわけではなく、わざとそういう風にしてると思うんですが… 先述した文中でも触れましたが、全く同意です。 椎名先生がチルドレンを愛しているのは間違いないでしょうけど、それを以って物語の枠組みを変えてしまう程、作中キャラに盲目的にはなっていないでしょう。 長期に渡る連載で、設定のズレとか落とし所の変更、新キャラ登場による既存キャラのポジション変化、そういう事ならまだしも起こり得るでしょうけどね。 その点で、元記事主さんはキャラへの着眼点は確かに鋭かったと思うのですが、そこで(子供写真サイトと問題を同質化させる事で)考察がストップしてしまっており、本来多方向から考察すべき作品構成について、問題を解体仕切れてなかったのが残念でした。 >まあ“チルドレン嫌いキャラ”についてはストーリー上、これから否が応でも出てくるわけで…それじゃ駄目?笑 仰る通り。間違いなく出てくるでしょうね (^^) でなきゃ…この『絶チル』という物語が『絶チル』である事を否定するようなものですもんね f(^^;
>通りすがりさん まあ、元記事主さんが「薫キライ」なのかどうかは私には判断しかねますので兎も角として…仰ることほぼ同意ですw
>やっぱしね、軸のしっかりした「プロの作品」だと思うんで、絶チルはもっと物語を見て評価してほしいと常日頃願っているんですけどね。 20年間も過酷な週刊マンガ誌を舞台に仕事をしてきた職業作家、読者アンケートと言う過酷なセレクションに毎回毎回晒され続けてるプロフェッショナル、そんな椎名先生が創作に取り組む姿勢…そこにこそ仰る「プロの作品」の重さが有りますよね>椎名作品 モチロン作品ごとに読者の嗜好は分かれるでしょうし、結局は娯楽作品に過ぎません…ですけど、だからと言って「軸」の部分が決して疎かにはなっていない。 だから、私なんかも安心して椎名作品を楽しみ続けてられるし、先生ご自身の在り方も信頼できているんですよね (^^)
あと東野クンについては(そう来たか!)とw この展開も、恐らくカガリを転入させる時点では既に組み上がっていたんでしょうね…でないと “学園生活の中で” パンドラキッズの黒一点であるカガリを生かせる展開なんて作り難いですし。 そう言えば、カガリの髪型が急に変わったのは「謎の転校生」編の6話目と遅めでしたが、この辺の様子を想像してみるのも面白いです。 恐らく、プロットに従っていざ次のネームを切り始め、同じ場面で二人が絡む段階にきてから、ビジュアル的に被り過ぎてるのに気が付かれたんでしょうねw 頭の中の展開を実際に画に起こす作業を始めてから気付いて、大急ぎでデザイン修正を図った…そんな微笑ましい様子が感じられます (^^) >鼎さん 相変わらず濃い…私なんぞじゃウッカリとツッコミ入れられないデス f(^^; ただ、鼎さんが一貫してとっておられる視点。 椎名作品を単発作品として解釈するので無しに、常に一連の椎名作品群の流れとして把握した上で、「椎名高志」と言う作家像を解体・解析されようとしている姿勢、これには敬服しています。 特に…「椎名高志は『GS美神』で、 (中略) それは果たして作者・椎名高志の本心であろうか。」…のくだりは実に興味深い。 最終的には完結してからでないと『絶チル』の作品評価は行えないでしょうけど、その時が来た時に鼎さんがこの作品を椎名ワークスの中でどんな位置づけで解釈されるのか、それが今から楽しみです (^^)
坊主も走れば情報(ネタ)も奔る、そんな年の瀬今日この頃w 某情報に関しては…とりあえず、私は年が明けるまでコメント控えます f(^^; 情報の信憑性はかなり高いでしょうけど(掲載号のサンデー目次頁も某所にはうpされてましたし)、やはりフライング情報には違いないですもんね。 しかも、今週号(それも合併号)が発売された僅か3日後のこれは幾らなんでも早売り情報にしても早過ぎ? そうすると出所は印刷所関係か流通関係か…何れにしろ、職業倫理に照らしても素直にはしゃぐ気分になれなくて…。 早売り情報で1月6日以前に情報がネット内に出てしまうのは編集部側も覚悟してたでしょうけど、年内のこれは流石に早すぎますし、連載200回記念回と合わせてファンに発表したかった椎名先生にとっても、複雑なお気持ちでしょうしね(現に、これだけ一気に情報が拡散してればもう情報は伝わっていても不思議でないですが、今日のブログ更新では触れてませんし…)。 まあ、でも目出度いことには変わりありませんし、私にとっても嬉しいニュースではありましたw その椎名先生の完成原稿速報も、補完展開で更新頻度が上がっていて嬉しい限り。 そんな中での12/26付の記事は…お、これは? http://cnanews.asablo.jp/blog/2009/12/26/4779120 >悠理の運命や結末へのルートが見えてきました。フェザーとチルドレンたちとの関係ももうじき明らかになり、全てのキャラクターが自分のなすべきことを知るように・・・・なる予定です(笑)。 …来年はかなり大きくストーリーが動く事になる? 中学生編の終幕が近付いているのか…或いは、まだ続く見込みの中で中学生編に一つの山場が設けられようとしているのか…。 何れにしても、フェザーとチルドレンの関係が明らかになってキャラたちがそれぞれに何らかの自覚を持つ展開になるとすると、ユーリとチルドレンの決別(或いは一時的な別れ?)も遠くない気がするのですが…不安な様でもあり、楽しみな様でもあり。 2010年の『絶チル』が、今からとても楽しみになってきました。 椎名先生がその思い描く展開を描き切れるよう、ファンとしてもシッカリ応援していきたいですね (^^) …それにしても画像の3人、何やってんですかwww 後は…私はミクシィはやってませんから利用できませんけど、ミクシィの年賀状サービスに『絶チル』も入ってました。 こちらの図柄も凛々しくていい感じです (^^) 素材は2009年のサンデー第12号の表紙に使われたイラストから。 下の頁>「カンタン作成スタート」>「アニメ・マンガ」カテゴリーから探せます。 http://mixi-nenga.jp/
と言うワケで、椎名先生のブログは今日も更新 (^^) 【http://cnanews.asablo.jp/blog/2009/12/27/4780588】 公式携帯サイトでの生原稿プレゼントの結果について書かれてますが…
>なんかね、100倍以上の競争率だったらしいです。
( Д ) ゚ ゚ きょ、競争率100倍以上!? 当選者は10名ですから、1000人以上の方が応募されたって事ですか!? 一人(一キャリア)一応募しか出来ず、しかも有料携帯サイトでの企画だと言うのに!? なんてこったい、こりゃ大阪サイン会よりも遥かに歩の悪い勝負じゃないですか…我ながら見通し甘かったなぁ f(^^; 当選された方々は、本当に運が良い人ばかりだったんですね。オメデトウございました!w でも、 >最終的には読者のみなさん全員が一枚は持っている、みたいなそんな方向を目指したい。 え、えーと… (^^;;;; この5年間の連載で描かれた原稿は、およそ3,800枚なんですが…『絶チル』読者を10万人としても全員に渡るまでは…あ、後何年?www いやまあ、そんな長期間でも頑張って連載していきたいという椎名先生の意気込み、そんな風に解釈しておきます、ハイ (^^) それにしても、引きこもり部屋で一人ニヤニヤと寧々さんとの逢瀬を楽しんでる椎名先生を思い浮かべると…でっかいキモチワルイですwwwwww この怖ろし気な麻薬性…やっぱりこのソフトには手を出さない方が正解かな?…私も先日ショップで見かけて物凄く買いたい衝動に駆られてるんですがw
ラブプラスに関しては24日の記事を読んだ時点で、こうなるのは予想通り(笑)。 だって女を知らない小僧だけじゃなくて、世の既婚者の良いオッサン共がK.O.されてるんですぜ。椎名先生の強がりがすぐに崩れるのは明白でした。 それにしても、椎名先生の愛情の深さなら庇護欲をそそられる凛子を選びそうなものなんですが、癒し系の寧々さんを選びましたか。 …先生、疲れてるんだね。
>私も先日ショップで見かけて物凄く買いたい衝動に駆られてるんですがw 買っちゃえ(笑)
『絶チル』第19巻は、12月18日発売です って、もう明日なんですけどね f(^^; 椎名先生のブログより、3種は描き下ろしの販促用イラストがある模様。 http://cnanews.asablo.jp/blog/2009/12/10/4749431 加えて、大阪サイン会時に紀伊国屋書店さんに残されていったイラストを素材にしたポストカードも、関係チェーンで特典とされているとの事。 で、今回は中々と情報が遅い感じですが、取り合えず判ってる範囲で。 まず、紀伊国屋書店さんの特典については、「気ままに絶チル!」さんの記事が詳しいのでそちらをご参照。 http://anime.blog.shinobi.jp/Entry/588/ 全国各地の店舗でも入手できるのは有り難いです (^^) また、アニメイトさんでは、メッセージペーパー。 http://www.animate-shop.jp/ws/commodity_param/ctc/+/shc/0/cmc/4126612/backURL/http%28++www.animate-shop.jp+ws+main こちらはいつもの如く、可憐GUY’S ver.ですねw とらのあなさんでも、イラストカードの特典ありは確定。 http://www.toranoana.jp/info/comic/schedule_book/ ただし、今現在ではまだ絵柄のUPがされてません…恐らく今日中には発表されるかな? 何時ものパターンですと、こちらはチルドレンver.だと思われますが。 で、残るイラストは1種(パンドラファミリー)ですが、これがどこに付くのかが判らないw 18巻の時は、アニメイト(&ゲーマーズ)で2種類のイラスト(GUY’S + 薫&澪)を付けてくれたので、今回も同じパターンになるのか。 それとも、他店舗でつくのか?(可能性としては、本命:ゲーマーズさん、対抗:マグマニさん、穴:有隣堂さん・まんが王倶楽部さん・Jbookさん…ってところでしょうか?w) …それにしても、今回は『マギ』の特典プッシュが凄いなあw まあ発売後にもチェック入れてみます (^^)
発売日である昨日は、仕事の関係でちょうど名古屋へ出てました。 だもんで、時間の空いた昼食タイムを返上して一気に駆け回り、各所でGET! お陰で一日空腹感に苛まれましたが、なんとか無事に紀伊國屋さんの分も入手できました。 また、既に各サイトさんで取り上げられてますので今更ですが、出所不明だったパンドラver.の販促ペーパーはやはりゲーマーズさんでしたね。 紀伊國屋さんのポストカードには、図柄は同じでしょうけど、どうやら色地の異なるカードが有る様で…私が名古屋でGETしたのは白地のバージョンでした。 でもって昼に行った時の様子は ↓ こんな感じ(私の購入分は既に取ってありますw) 【http://77c.org/d.php?f=nk11882.jpg】 結構売れてる感じかな? まさか、特典付きがこのお昼の時点で店頭陳列分だけとは思えないのですが、しかし付せられたPOPの文面から察すると、本社営業の管轄で各店に配布されたと言うよりも、大阪から好意で各店に回してもらってる雰囲気ですし、見本さへも無いくらいですから、あまり沢山の在庫はないかもしれませんね。 メイトやとらみたいなオタ系ショップのものですと、よほど出遅れなければ余裕で入手出来ますけど(通販も使えますしね)、こういうイレギュラー気味な販促品は入手出来ただけでも有り難いです。 思えば、全国の各店に回す決断をしてもらえたのも、わざわざ紀伊國屋さんに問い合わせをして下さったファンの方のお陰かもしれませんね (^^) そんな皆様方には、心よりありがとうございました、を m(_ _)m 肝心のコミックスの感想はまた後日にでも f(^^;
気ままに絶チルの管理人です。お久しぶりです。
今日、名古屋名鉄店に行ってきましたが、誠に残念ながら売り切れでした。。。
いろいろ探してみたのですが無いようで、写真にある箇所も探しましたがありませんでした。 本当に当日分しかなかったようですね。他の方のブログなど見ていると店舗によっては 売り切れの場合、ポストカードではなく、紙に印刷したものが付くような情報も流れていますが今のところ不明です。
しかし、持つものは友といった形で連絡が入り何とかGETすることができました。 また後でブログで記事を書きますね。 以上、よろしくお願いいたします。
ゲームばっかりやっています。 ・・・・NA N TE NE☆
さて、「紅葉ちゃん他」のイラスト特典がゲーマーズさんと判明いたしました。 この辺はインターネットという文明と、情報をアップしてくださった皆様に感謝です。 しかし驚くべき事に、ゲーマーズさんの通販では第19巻は取り扱っていませんでした…。 でもなんとか都合がついたので、本日お店へ赴き無事に購入してきました☆
内容についての感想は、また後日に書く予定…です。
冬の装いも見目麗しきフリューゲル家の御当様が、光栄にも我が家にお越し下さりました。 相も変わらず見目麗しく凛々しくあらせられるその御姿に家臣一同感激の至り、心より歓待させて頂く所存でございます。 【http://77c.org/d.php?f=nk11936.jpg】 以上、近況報告(をぃ 19巻について、加筆等については既に各所で話題にされてますので、そっちは置いといて簡単に感想をw 皆本への恋心を再認識した「ファントム・イン・ザ・ミスト」編、そんな想いが亢進過多(いや、むしろ妄想暴走系?w)な状態に陥ってしまった「試験に出る超能力」編と、薫の乙女モード・ビッグバン!なエピソードがパッケージされた巻でした (^^) ストーリー進行における視点設定が、かなりの割合で薫(=恋する少女)に置かれていたため、改めてまとめて読んでみると…いやー本当にこれ少年マンガなのかな?って思うようなムズ痒さに溢れてますねw いや、もっとやったれってのが正直な気分ですがwww ただ、そんな気恥ずかしい展開部分のみに気を取られてると、ウッカリ足をすくわれかねないのも今巻の大事な部分。 皆本がユーリの本質に気付いたり、パンドラの動向や戦中の超能部隊の一端が語られたり、女王の玉座のシーンと薫のバベルの一員である事の自覚と言った相反する展開を同時に進行させたり、カガリくんの男性機能は健全であったり、などなど…今後のキーとなる様な部分がしっかりとシナリオに組み込まれてて、実に油断の出来ない構成になってます (←おいこら、一つ変なの混じってるぞ? で、収録エピソードの〆はKY極まれりな皆本w ただ、連載時はこのKY部分が(ギャグ的な落としでもありながら)印象強すぎて、皆本の魅力を削ぎかねないかなって思いも実はありました…実際、そんな彼にそれでも肩入れする薫と、呆れる紫穂や葵との温度差が出てしまい、ちょっと『絶チル』の構造に影響出ないかなって不安も感じたのですが…。 これは、今回のおまけマンガで上手く回収されましたね。 一見、腐向けなネタに見せつつ、紫穂や葵の皆本への関心回帰を上手くギャク回収して補正してます。 このへんの塩梅の付け方は、やはり上手いなあって感心。 あと、カバー折り返しの4コマ。 おいどんキャラが出た―――!!www つか、宇津美さんの長髪の元ネタって、もしかしてみず谷先生の『ジェミニストリート』?
特に超能部隊関係のエピソードは、外伝としてまとめて読んでみたいですね。 「試験に出る超能力(6)」の扉画なんて、これ一枚に込められた情報量の多さときたら…。 組まれたペーパーの綻びや食い散らかした魚の骨は長く漂流してることを言下に語っており、姐さんや兵部が上衣を床に敷いてるのも少しでも居心地良くする為でしょう(一方でしっかり上衣を衿詰めで着込んでいる宇津美さんは、その真面目な人柄が滲んでますよね)。 マストに括り付けられたマフラーは 「これが僕らの母艦」なんだって彼らの思いを雄弁に語ってます。 漂流物から回収したであろう缶に貯め込んだ水は、恐らく雨水…雨が降った時の彼らの騒ぎが目に浮かびますw 真面目な宇津美さんは急いで飲み水確保しようとするでしょうし、姐さんあたりはベタ付いた体を洗おうと遠慮なくシャツを脱ぎだして周りの男連中に止められたりwww そして何時からか合流した伊号中尉と、彼に向けられた兵部の無邪気な笑顔…。 この1枚画には、大変な時代であり彼ら自身が置かれた深刻な状況にも関わらず、まぎれもなく当時の彼らの青春が詰まってるんですよね。 そんな彼らの一時代を念頭に置きながら、姐さん&兵部絡みの各エピソードを読み直すと、これが中々切ないんですよね… (TωT) 椎名先生はお忙しくて外伝描く余裕はないかもしれませんが、それなら三雲先生辺りに若き超能部隊の活躍とか書いて頂けないかなあ…まぎれもなくそこに在った彼らの青春譚として…。
ご、ご無沙汰しておりました。peaceyです。 正直に白状しますと、僕は17日の発売日からずーーーっと『FF13』をやってました。それはもう「おはようからおやすみまで」とはいかないまでも「ただいまからおやすみまで」は時間の許す限りやっていました。しかも、それはもう少し続きそうです…。 そんな中に『けいおん!』、『ハルヒちゃん』、『HUNTER×HUNTER』、さらに『“文学少女”見習いの、傷心』が発売されたので、あまり『絶チル』の方に時間が取れませんでした。自分はぶきっちょなのであまり多くのものに熱中できないのです。申し訳ございません…! しかし、事ここに至りちょっぴり落ち着いたので、この機に『絶チル』最新刊の感想を簡潔ではありますが書き記しておきたいと思います。
まず、加筆・修正点(自分調べ)はセリフ関係が多い印象を受けました。「ノーマル」が「普通人」に統一されたり、兵部の宇津美さんへの呼称が「ウツミさん」に統一されたりしていました。 あと、P.138にて「戦死」が「“戦死”」になっていました。これが意味するものは、敵ではなく味方に殺されたという事なんでしょうね………。超能部隊の外伝は、どこかで必ずやってほしいですね。中学生と高校生の間、高校生と成人の間など、インタールード(間奏)的なタイミングでやると本編に差し支えないかも知れません。でも20週くらい読みたいですw 万が一どうにもならなかった場合、『GS美神』のように最終巻最終話に掲載されると信じています。既定事項です☆
それから、P.144のシーンを見て、兵部は「悲しみで人を殺したのではないか?」と思いました。 「憎しみで人を殺せたら」は椎名先生の代名詞ですが(←ちがいます!)、「悲しみで人を殺す」というのは、本当に哀しくて救いがないなぁ…と思いました。第8巻『逃亡者(5)』で語ったように勿論憎しみもあるのですが、でもやっぱり第6巻『荒野のエスパー(2)』の時とは感じが違うんですよね……。 「兵部は悲しかったのではないか」というのは多少僕の思い込みですけど、兵部が負った傷の事を想い、最終的には兵部も救われてほしいと思うようになりました。兵部に関しては、椎名先生のメンタル面まで含みそうで、本当に複雑な想いがあるのですが、「救われてほしい」というのが現時点の僕の結論です。
さて、「特大ニュース」の情報が流出しているみたいですね。 僕はゲームばっかりやっててネットとは疎遠になっていたので調べていませんが、いかなる事態になろうとも僕が反応するのは1月6日(水)だと宣言しておきます。
では、『絶チル』ファンの皆様、『WEBサンデー』でダウンロードした壁紙をセットして新年を迎えましょう☆ よいお年を☆
過日、2時間弱の仮眠の後、徐に起き出し鉄道を乗り継ぎ、とある駅に降り立つ私。 人の流れに身を任せ、辿り着いたる威容を誇りし建造物は…えー、「ビッグサイト」ではなく「エコパ」だったとさw 私の今冬の一大イベントはこれにつきます、ハイ (^^) 生憎と元旦国立参戦は都合つけれませんでしたが、その分は仲間たちに魂を託して…今はどうにも片付かない部屋の整理真っ最中…この時間になっても全然片付かないんですけど、誰か助けてwww そんな年末の近況だったり (^^) >いかなる事態になろうとも僕が反応するのは1月6日(水)だと宣言しておきます。 私もそれが正解だと思います、peaceyさん。 個人さんの各ブログで嬉しい情報に反応してしまうそのお気持ちは判らないでもないのですが、又、絶チル系ブロガーさん方の情報の収集の早さなどは大変有り難いものではあり、これらの方々の記事更新が『絶チル』への話題性提供の大きな武器になっている事も私は高く評価しているのですが…。 しかし、それでもやはり公式情報と非公式情報の線引き、特に早バレ情報の取り扱いはデリケートにして頂きたいなって言うのが、私の正直な感想です(早バレ情報を完全に無視すべきだとまでは言いませんけど)。 例えば、こちらの深沢様を始め、古くから椎名先生のファンサイトを運営してる方々は、今回の件について各サイト上では見事なまでに沈黙を守っておられるんですよね。 また、以前に『絶チル』の本連載化が決定した時、椎名先生ご自身がフライング発表してしまい編集部から注意を受けた際も、多くの椎名ファンが「え?何の話でしたっけ?うちらは何も聞いてないデスヨ?w」って態度をサラリと取れたあの阿吽の呼吸も、私にとっては清しい良き記憶だったりします。
そんなワケで…はて?私は何の話をしてるんでしたっけ?w どうにも思い出せませんが、1月6日になれば何か判るかな?www >越後屋さん 仕事納めが終わってからお店を覗きに行ってみたら…寧々さん(達)は既に何処ぞの馬の骨共に(←ぉぃぉぃ)嫁いだ後でした orz 数個在庫が有ったはずなんだけどなあ…恐るべきは、らぶぷらす!! どうやら、天帝様はお前にはまだ早いと諭しておられる様ですw
って事で、今年はこれにて投了。 今年もこちらに色々とお目汚しな雑文を書かせて頂き、ありがとうございました m(_ _)m 椎名ファンの皆様、良いお年を! そして来る2010年が、椎名先生と『絶チル』にとって更に飛躍できる良き一年とならん事を!!
名前とメールアドレスは必ず入力して下さい。 *メールアドレスは公開されません。
コメント
投稿で使用可能なタグ: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>
お名前*
メールアドレス*
Webサイト
祝☆連載200回 & 中学生編OVA制作決定!!
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
およそ1ヵ月ぶりに『絶チル』が本誌に掲載されました。
そして「中学生編OVA制作決定」も発表されました☆
http://websunday.net/children/
正直な気持ちは、「意外」ですw 二期でも劇場版でも小説版OVAでもなく中学生編を、それも完全オリジナルストーリーとは……。
でも、考えてみたら『ハヤテ』もこんな感じでしたね。OVAを経て二期放送みたいな。…という事は、制作会社がJ.C.STAFFに変わるのでしょうか(汗)?w
どのような制作体制になるのかは判りませんが、川口監督、猪爪さん、加々美さんを中心とする事は既定事項のハズなので、特に不安もなく楽しみにさせていただきます☆
「完全オリジナルストーリー」につきましては、川口監督と猪爪さんに全幅の信頼を寄せて、楽しみに待っています。まぁ椎名先生の監修も入るでしょうしネ。唯一の不安は、猪爪さんの百合好きくらいでしょうかw
実のところ、僕はもうアニメ版『絶チル』の制作スタッフさんを好きになっちゃっているので、よっぽどの事がない限り楽しめると思いますし、また万が一コケた場合でも「この人たちでダメなら仕方ない」と思える境地に至っているので、もう存分に楽しんで面白いものを作ってくださいな☆
僕は今、純粋に楽しみです。
『絶対可憐チルドレン』連載200回おめでとうございます☆
そして200回も楽しませていただいて本当にありがとうございますっ☆
僕にとって『絶チル』(および椎名作品)の魅力は「シリアスとギャグのバランス」に集約されます。
『絶チル』より重厚なストーリーの作品もあると思います。
『絶チル』よりギャグに特化した作品もあると思います。
でも『絶チル』ほど絶妙なバランスでストーリーが展開される作品を僕は知りません。
僕の中ではもう『絶妙可憐チルドレン』になっています。 …ごめんなさい、これはウソですw
『GS美神』第25巻『私を月まで連れてって!!(その2)』で「バランスっちうのは難しいなあ」というセリフがあります。
このセリフをきっかけに僕はバランスについて考えるようになりましたが、バランスが簡単だった事はなかったと記憶しています。そのバランスの妙を週刊連載という過酷な舞台で発揮されている椎名先生は本当に凄いと思います…!
それから、椎名先生は当代きっての“秀才”だと思っています。
先生ご自身は、以前に『GS美神』第12巻『式神デスマッチ!!(その3)』の中で秀才を「二流どまり」と揶揄していましたが、僕が抱く先生へのイメージは「万物に対して秀でる事ができる才覚の持ち主」です。天より、鬼より、秀でるその才覚を先生が発揮されて、それを僕ら読者が毎週のように堪能できる事に、あらためて感謝を捧げます。
ま、200回記念という事でちょっとお世辞は入っていますけどw、でも確かに僕の偽らざる気持ちです。
僕が見てきたものは、たぐいなく素晴らしいものでした。
これからも椎名先生の漫画を読める事に最上の至福を感じつつ、楽しませていただきます☆
な、なんと! ビッグサプライズとは、OVA展開でしたか!!
…ワザとらしいですけど、まあ公式発表もされましたしね f(^^;
確かに現在の原作ストックを考えれば、TV2期よりも実現性の高い選択です。
但し…オリジナルストーリでと言うのは、これは正真正銘サプライズでしたw
てっきり、原作の中から何らかのエピソードをチョイスしてくると思ってましたので。
逆に考えると…敢えて原作を温存するって事は、いずれはTVアニメ二期の可能性も視野に入れている、そう考えて良いのでしょうか?
さて、モチロン嬉しいニュースではあるのですが、不安もやはり感じます。 大きくは二つ。
・これまでの視聴者層とOVA購買層にズレは生じないか?
・オリジナルストーリーは成功するか?
前者について。
OVA単体として発売するにせよ、或いは(最近良くある)コミックス同梱版として発売するにせよ、商品単価はどうしてもそれなりの値段になるでしょう。
元々、アニメ版『絶チル』は、メイン視聴対象層を比較的低年齢層、それも女子にターゲットを置いていたワケですし、それは一定の成果を得られたのではと私は思っているのですが…しかし、こう言った視聴者層がそのままOVA購買層にスライドするとは考え難い。
余程の格安設定でもしない限り、子供たちにはお小遣いで自主的に買える物では無くなってしまいかねません。
(尚、第16巻の限定版は、そういった層をも意識された良心的な価格設定だったと思います。)
この点で、他のOVA展開してる作品と『絶チル』とでは、足場が大きく異なるんですが…果たしてこれがどう転ぶか?
そもそも、OVA展開するに当たって、視聴者層をどの様に設定しているのでしょうね?
後者に付いて。
恐らく椎名先生も原案なりプロットなり、何らかの形で関与はされると思います…しかし、やはり不安です。
TVアニメ版では結構オリジナルな脚色や演出も採られていましたが、全般を通して原作の雰囲気は(話数による偏差は大きいものの)維持されていました。
しかし、唯一の完全オリスト展開した「男子禁制!天使たちの午後」、この一編だけ明らかにイメージがズレてると言うか…ハッキリ言って浮きまくってるんですよね orz
その “実績” を見るにつけ、どうしてもオリストについては、信用しきない悲しさがあります。
また原作ネタも散りばめるとの事ですが、そんな形で原作ネタを消化して欲しくないってのも正直な気持ち(どうせなら、2期用に完全温存して欲しいのです)。
例えば、三雲先生版『絶チル』は、別に原作ネタを散りばめたワケでもないのに、見事に『絶チル』を再現・再構築されてました…作者が異なり、表現方法も漫画とは異なる活字媒体であるにも関わらず、です。
原作ネタを持って来なければ『絶チル』の空気を再現できない、その程度のオリストなら…正直言ってあまり嬉しくはないなぁ、原作原理主義者な私としては… (=ω=;)
それなら最初から原作チョイスの単発エピソードのアニメ化の方が嬉しいのです。
厳しい事も書きましたが、疑問や不安は大きな期待の裏返しなんです。
再アニメ化自体はとても嬉しいですし、発売を楽しみに待ってる私がここに居ます。
どうか、私のこんなちっぽけな不安を吹き飛ばす様な、そんな楽しい作品を作って下さい>アニメ版スタッフ様
ところで、若木先生のtwitterでアニメ化に関するやりとりがあって、その内容が興味深かったのでちょっとピックアップしてきました。
「うーん、こういうマルチメディアに関して、ボクら作家はファンの方と変わらない立場というか。具体的に何かを聞かされたってことはないですわ。」7:12 AM Jan 3rd TweetDeckで
「今の発言は真実ですが、仮に何かが決まったところで、つぶやきで一番に知らせるということは残念ながらないでしょう。こういう情報は、雑誌でまず一番最初に行われますから。それが原稿料を払っている所の権利みたいなものです。」7:15 AM Jan 3rd TweetDeckで
「裏では進行してるのかも知れませんよ。企画が決まったら僕にも何かできるのでしょうけど、企画が決まるまでは何もできないし、知らされないんですよ。とにかく今不況なんで、企画がちゃんと立つまでが大変そうです。どこも。」7:44 AM Jan 3rd TweetDeckで
アニメ化と言う企画が立てられるに当たって、作家さんにその具体的な話しが下りてくるのは本当にその企画が固まってからなんだなあって言う状況が読み取れます。
そして、現況、マンガ作品のアニメ化という企画自体が(不況によって)なかなか難しい立場にあるって事も。
まあそうでありながらも、新作アニメは各期毎にかなりのラインナップが上がっては来るのですが、これはそれぞれに事情が異なっているのかもしれませんね(例えばラノベを主戦力にとっている出版社ならば、アニメ化やコミカライズによるメディアミックスの売上効果はより起爆性が高く、且つ積極的に進めたい商品展開であるのかもしれませんし…思えば、ラノベ原作物はかなり増えたなあ…)。
ただ、少なくとも少年サンデーにおけるマンガ作品のアニメ化企画は、私たちが想像している以上の厳しさに直面している…のかもしれませんね。
だからこそ、です。
そんな中でも、例えOVAであっても 『絶チル』 の再アニメ化企画に尽力して下さった事について、私は編集部に最大限の感謝を禁じえません。
って事で、改めて感謝を… m(_ _)m
キミの絶チル度をチェックするクイズを行うぞ!!
皆様あけおめ、ことよろです・・・・とは言え書き込みも全然やってない自分が言うのも何なのですが。なんとか生きてます。
絶チル連載200回おめでたいです。巻頭カラーの表紙は素晴らしかったです。感動しました。
中学生編OVAは予想の範囲ではありましたが、オリジナルストーリーでやるってことは個人的には意外でした。
で、それに伴ってサンデーのサイトで「キミの絶チル度をチェックするクイズを行うぞ!!」キャンペーンを行っているようです。
http://websunday.net/children/
25問1問につき10秒。中々面白いのでぜひチャレンジしてみてください。
自分は何も見ないで一発勝負で挑んでみたところ25問中正解23問でした。
「壁にひびが入る程度の超度は?」と「紫穂のリミッターの形は?」でミスりました。いやキャラに対応するリミッターのタイプまでは記憶していなかったなー。薫の腕時計タイプは覚えていたけど・・・・・これはレベル6ぐらいか、と思ったらレベル7の判定をいただきました。しかし一発で全問正解できると思っていたけどまだまだ甘かったです。
そんなこんなで今年も絶チルを楽しみにしています。
クイズ、僕もやってみました。
比較的スムーズに満点を取れましたけど、どうやら出題は何パターンかあるみたいですね…。でも思い出を美しいままにしておきたいので、もう一度挑戦はしませんが…w
ちなみに僕は「局長、槍手さん、兵部、不二子ちゃんの中で最も年齢が若いのは誰?」という問題で逡巡しました。忘れがちですけど、よく考えたらそういう答えに行き着いてしまうのかと…(苦笑)。
あと、こういうのって意外と椎名先生も満点を取れなかったりするんですよネ。
先生が間違えた数に応じてプレゼントの当選枠を増やしてもらえないカナ?w
満点はご立派です。10秒の制限がけっこう焦ります。時間無制限なら満点取れただろうになー、と負け惜しみを言っておきます。
「年齢が若いのは誰?」はまったく悩みませんでした。みんな見た目で騙されちゃ駄目だ(笑)。でも槍手さんの年齢っていくつなんだろう?
>あと、こういうのって意外と椎名先生も満点を取れなかったりするんですよネ。
そうですね(笑)
案外間違えるかもしれませんね。
当選者がWEBサンデーにて発表されてましたね。
つ【http://websunday.net/tousen/】
…ぐっすん、またハズレた orz
ともあれ、当選者の御三人にはオメデトウございます!! (^^)
年の初めに考えた
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
そして、今年が椎名先生と『絶チル』にとって良き飛躍の年とならん事を。
さて、最近少し話題になっている事に記事について。
hpsukeさまによるブログ「Third Word World」内の記事なのですが…
【http://hpsuke.exblog.jp/12044111/】
…正直なところ(なんで?)と言う思いです。
いえ、記事内容に関してではありません。
元々コチラの記事が上梓されたのは昨年の10月でして、それがなんで3カ月もたってから改めて話題になったのかな?…と言う思いで、です。
「駄文にゅーす」さんや「かーずSP」さんが今年に入ってからこの記事をピックアップされたのが切っ掛けの様なのですが…そのピックアップ自体もやはり何故今になって?、とw
まあ、連載200回記念に合わせて、『絶チル』と言う作品を振り返り見つめ直す、そんな話題を提供してくれようとされたのかな、って前向きに受け止めました (^^)
で、実は当該エントリがアップされた当初、私もそれを読んで自分なりに考察していて、それこそ駄文を書き連ねていたのですが、文量を全然コンパクトにまとめ切れなかった事と、タイミングを逸した事で、結局スルーしてしまいました。
でも、再びこのエントリが表に現れてきたもので、そちらに言及するのも最後の機会かなと考え、その考察部分をPCの奥から引っぱり出してきました。
これも私なりの連載200回達成に対する『絶チル』再考察の一つとして、少し手を加えた上で、改めてこちらに投下させて頂きたく。
相当に長くなりますが、ご容赦頂ければ幸いです。
さて、当該エントリの詳細については直接内容を読んで頂くとして、私個人の感想としては…かなり鋭い部分を突いている、そんな印象を持ちました。
殊に、
>私の憶測に過ぎないのですが……たぶん、椎名先生自身がチルドレンのことが可愛くて仕方がなくなってしまい、それに呼応するかのように作中キャラもチルドレンを溺愛し始めたということではないかと思います。
…この部分に関して、一面、中々と正鵠を射ている気がします。
ここで「一面」と表した理由は、また後述するとして…。
作者にとって自分が産み出したキャラクターは、(それが例え悪役であっても)愛する我が子なのでしょうけど、『絶チル』における椎名先生の場合、よりその部分が伸長している帰来はありそうです。
元より、『極楽』のアシュ編以降…ひのめちゃんが登場する頃合いから、椎名先生の作品には度々 “父親としての目線” が感じられる様になりました。
ひのめちゃんに対する描き方だけでなく、例えば横島のシロへの接し方にも以前には無かった余裕の様な雰囲気を感じさせられたものです。
それは従前より椎名先生に備わってた子供たちへ注がれる優しい目線(『ポケナイ』『乱破』等に見受けられます)との相性も良く、私個人はその様な新たな目線・変化も違和感も無く受け容れる事が出来ていました。
(注:ですから、hpsukeさまが椎名先生の作風への私生活の影響に付いて、『絶チル』の比較対象として『極楽』をあげておられるのは、厳密に言えば間違っていると考えます。 より正確に分析するのならば、「アシュ編以前の『極楽』」と言う条件を付さねばならないでしょう。)
さて、『絶チル』…この作品も、特に小学生編は「育成」部分に重きが置かれた物語の構成上、そもそもが更にそう言った “保護者的な目線” が必須要素となっています。
“10歳の少女たちが主人公のマンガ” として始まったことで、当初は少なくない人達からロリ・萌え系統のマンガだと揶揄もされました。
がしかし、この作品をより楽しめたのは実は父親目線をこの小憎らしいクソガキたちに注げた読者なのではないか、私はそう考えています。
ただ、そういった構成面からの要求だけでなく、恐らく椎名先生個人としての想い入れの部分も無視できない部分が『絶チル』にはあったでしょう(この点で、私はhpsukeさんに同意するものです)。
何にも増して、『カナタ』打切り以降の椎名先生を惑いを救ってくれた(より厳密にその転機となった作品は『パンドラ』ですが)『絶チル』の主役たち…読切&短期集中版の頃から椎名先生ご自身がその設定にほれ込み、当時の編集との仁義なき打合せを経ても守り抜いたクソガキたち。
彼女らに対する想いは、「キャラは作者の子供」などと言う慣用的な表現では収まりきらない別次元のものがあると思いますし、しかもそんなキャラを何年にも渡って描き続けて中学生にまで育て上げた。
その経緯を以って「名先生自身がチルドレンのことが可愛くて仕方がな」いのだと表現するのであれば、私は全く異論ないのです。
何よりも椎名先生ご自身が、チルドレンたちを愛おしんでいる事については度々言及されてますしね (^^)
そして、恐らくはそんな椎名先生の感情は、意識的にせよ無意識的にせよ、確かに作中へフィードバックしていると思います。
さて、しかしそれでも尚、私がそれを「一面」として見るのは、椎名先生の持つクリエイター(職業作家)としての矜持に対する私自身の信頼に他なりません。
先述の「アシュ編以降の『極楽』」においては、確かに私生活の変化の影響が作中にまで溢れていましたが、今の『絶チル』においてはそれと同様に受け止められないのです。
むしろ、怜悧な計算を以って、「中学生編」のプロットは敷かれている…私はそう考えています。
何よりもそれは、「中学生編」開始にあたって椎名先生が予め言及されていた事なのですから。
つ【http://cnanews.asablo.jp/blog/2008/07/15/3629194】
「黄金期」…このキーワードにこそ、恐らくは意図的に敷かれた構成の端緒を感じ得るのですね、私は。
そしてそれを思えばこそ、単純に「子供写真サイト」と同質に受け止める事は、私には出来ません。
さて、ここで、主な登場者(組織)を概観してみますと…。
元よりノーマルとの抗争(既存秩序への挑戦)を最終目的としているパンドラは、(既存秩序の中で作られた官製組織である)バベルにとっての敵であっても、エスパーの同胞たるチルドレンの真の敵ではない。
それは組織の長である兵部の意思であると共に、これまで継続して描かれ続けてきた薫の女王としての資質とも連関した事象です。
また、現在描かれているバベル側の主要な登場人物は、トップである管理官・局長を始め、実はチルドレンとの関わりが深い “トップチームのみ” に限定されてます。
彼らはこれまでにそれぞれが絡んだエピソードを介してチルドレンとの絆が出来上がっており、彼らもまたチルドレンを慕いこそすれ嫌悪する対象足り得ません。
そして「黒い幽霊」…この組織こそ、恐らくは何らかの転機足り得る要素を孕んではいますが、現状はまだ多くを謎として(これも恐らく相当意図的に)描写が抑えられています。
結果、コンタクトを取ってきたユーリ、それも端末人格としての「おともだち」=悠理を介した描写が中心となる為、やはり彼女のチルドレンへの好意が前面に出ています。
そして順調な学園生活…こちらも小学生編から継続した描写となりますが、元より快活な薫たちは(あくまで高超度エスパーである身上を隠蔽した上で)級友たちに受け入れられています。
これらは、先に言及した中学生編を始めるにあたり「チルドレンにとっての黄金期」となる旨を明言された椎名先生の意図通りなのでしょう。
しかし、ここで「チェス盤をひっくり返して見れば」www
欠落した部分がもたらす “違和感” に気付かされ愕然とします。
欠落部分、それこそが正に「チルドレンのことが嫌いなキャラ」たちなのですが、そういったアンチ・チルドレンな存在は、“椎名先生がチルドレンを好きな余りに出せなくなった存在”なのではなく、「黄金期」を演出する為に意図的にマスキングされているのではないか…それこそが私の見解です。
より正確に言えば、マスキング(隠蔽)ではなく、物語構成のフレームをチルドレンにズームインすることで、“フレームの枠外出てしまっており読者の目から視えなくなっている(させている)” 状態と言うべきでしょう。
しかし、時折、急にカメラが引いてこのフレームが拡大し、“視えてなかったモノ” がその一端を垣間見せる瞬間、それが実は度々あるのです。
例えば、「ライフセーバーズ」編での「普通の人々」…当時の感想でも触れましたが、そこには彼らのより攻撃性を先鋭化させた姿が垣間見えました。
例えば、「謎の転校生」編での宇津美さんの「名誉の戦死」の実態や、「ファントム・イン・ザ・ミスト」編で見せた兵部の過去の犯罪など、超能部隊絡みの話には常にノーマルとの相克がはずせません。
例えば、明確な輪郭を見せないまま、それでも「エスパーへの悪意」を描写が成されている「黒い幽霊」首魁もまたキーパーソンです。
実は、気のおける仲間たちとの楽しく温い日常は、チルドレンの周囲で展開されているだけであって、その外側の世界は何も変わっていない。
悪意も現実もフレームの外に確固として存在していて、私たち読者はある意味“大人たちに守られている”チルドレンと同じ目線でしか彼女らの世界を俯瞰出来ない…敢えて言うならかなりイジワルな構成が採られているのが実感できます。
それは私たちが生きる現実そのものの姿でもあるのですけどね…普段の日常の外にこそ悪意は存在していると言うのは。
そういった視線で見つめ直すと、感じた違和感はむしろリアルな怖さを以って、私に感じさせられるのです。
確かに現在のチルドレンは確かに誰もに好かれている様に描かれています。
しかし、目線の位置を彼女らが立つその内側に配して見ると…言わば、『誰もから好かれている』のではなく、『チルドレンを好いている者たちを中心にした描き方』が採られているに過ぎない。
これは、先生がチルドレンを愛するあまりにそれしか描けなくなったと言うネガティブな「結果」ではなく、むしろポジティブに(より能動的と言う意味で)そんな作品構成が進んで採られている様に伺える。
これが「中学生編」に対する私の認識であり結論です。
なお、「普通の人々」の出番が減っている事について、これは設定上仕方ない部分も有ることを指摘しておきます。
これは「反攻作戦第一号」編で触れられた事ですが、中学への進学にあたって「学校が有るから、『超度7』がどうしても必要な任務以外はなるべく受けない」旨が朧さんにより言及されているんです。
つまり「普通の人々」の犯罪にしても、余程に大掛かりなテロでも企てない限り、チルドレンに出番は回って来難い状況が進学当初の段階から設定されているワケです。
でなければ、「ライフセーバーズ」編の様な偶発的な接触くらいでしか、中々彼らは直接にチルドレンに関与し難いのですね。
逆に言えば、「普通の人々」は物語上から消えたワケではなく、相変わらず大小の犯罪行動はとっているものの、それは最上級チームである「ザ・チルドレン」にまで分掌されて無いに過ぎない、その様に言い換える事も可能でしょう。
―――――
長々とすいませんでした。 以上がこの件に関して、私が当時考え続けた内容で、今もその考えはほぼ変わっていません。 これが最後の機会かと思い全文投下してみましたが、お目汚し申し訳ありませんでした。
突然失礼します。
るかるかさんの考察は素晴らしく、意見を言うのは差し出がましいですが…
一椎名ファンとして一言。
ストーリー云々はるかるかさんのご説明で十分で。
0から1を生み出すクリエイターって本当すごいと思います。
無意識レベルまでの好みが表面化して当たり前ではないでしょうか。
音楽でいうと、女性が出産などの大きな節目で雰囲気変わることなんてよくあることです。
更に漫画家でしたら、ある程度、自分の想いをテーマにするわけですし。
個人的には椎名先生は、稚拙だからそういう面が表に出てきてるってわけではなく、わざとそういう風にしてると思うんですが…
そして“子供写真”
世の作品で、たぶん100人中100人が好き!ってモノはナイ気がします。
絶チルにおいては、椎名先生が“どうこの子供可愛いでしょ”って言ってるとしても、“本当だ、可愛いね”って賛同できる人がいればそれでいいと思うんですよねー
まあ“チルドレン嫌いキャラ”についてはストーリー上、これから否が応でも出てくるわけで…それじゃ駄目?笑
駄文で失礼しました。
友人と話していて、椎名高志のファンが離れていきつつある話になり、椎名先生が本質的に抱えている矛盾というか、GS美神のファンがたぶん今の椎名先生から離れてしまう理由に思い至ったので、自分のブログから転載します。ご笑覧ください。
椎名高志の本質は報われない秀才
マイミク月の裏側さんとのオフラインでの話でヒントをつかんだ。
椎名高志のテーマは一貫していた。
「能力があるのに正当な社会的尊敬を得られない自分の身の振り方をどうするか」
これが主題だ。
かつて中島梓も高度経済成長以降の社会における犯罪をこう看破した。
「高い教育を受けた大衆は、高度に分化された欲望を文学で満たす」
昨今の犯罪の検挙率の低さは、捜査側の人間理解が単純すぎるからだ。
高い教育を受けた大衆が、自らの分化した欲望を満たすだけの経済的環境が得られない時、彼等は自らの幻想を実現しようとする。
だから、犯罪の動機と手法は高度に分化していてなおかつ倒錯している。
現在の捜査官は、欲求や欲望のステロタイプしか知らない。より犯罪者の心理に密着する想像力が必要とされているのに、能力が欠けているし能力を高める意識も時間もない。
椎名高志は『GS美神』で、青年初期の鬱屈した劣情を達成と挫折の繰り返す喜劇として描く事で読者を獲得した。
しかし、本質的にそれは、才能ある者が芸人として嘲笑を受ける事を生業にした構図でもある。
現在連載中の『絶対可憐チルドレン』では、エスパーが高い超能力を持ちながら、超能力のない普通人の社会制度の中で、能力を制御していく事を学んでいる。しかし、それは果てしなく自己実現の否定に近い。(だから超能力者解放組織パンドラは犯罪組織なのだ)
この物語は、終局、エスパーの自己実現と普通人の旧制度との戦闘にたどり着く。
その結果が調和的なものである事は疑いないが、それは果たして作者・椎名高志の本心であろうか。
『教育的指導』の手がないために知能を表現できず獣に甘んじるペンギン。
『GS美神』でスーパーマザーと超人的女たらしの父の子でありながら、『煩悩』の挫折で愚者を演じ続ける横島。(彼の影がアシュタロスだという事は誰か気付いていただろうか?)
『パンドラ』での主人公の知的変身。
これらはすべて『絶対可憐チルドレン』の天才なのに苦労人・皆本と神となる事が約束されているクソガキ三人を貫く主題なのだ。
そして、これが椎名高志の本質だ。
彼はいつも土俵違いで勝負してしまっている芸人だ。
彼の天賦の才は喜劇にはない。
彼の喜劇は天賦の才能を世に枉げて頭からひねり出している。
彼はギャグの天才ではない。秀才の芸人だ。
いつか少年誌と喜劇を棄てた時、人々は椎名高志がSFマンガ家であった事を知るだろう。それが彼にとって幸福であるかないかはわからないが。
どーも、こっちに顔を出すのは初めてですね。通りすがりです。
件のブログは自分も読んでみましたが、何や色々と尾ヒレハヒレ付けて結局の所
「薫キライ」って言いたいだけなんじゃないかと思いました。
てーかもうその文章を書き連ねようと思ったトリガーは100パーそれだろと。
「子供写真」って言い方でチルドレン3人を指してるように見受けられますが、
本編の内容を鑑みればほとんど薫一人のことを言ってるも同然なんで。
だとするとやっぱ寂しいですね。
物語のいったい何を見てるんだろうと思います。
エピソードの内容よりも「キャラ」が先に来てしまう人なのでしょうか。
まーそういう人たちの支えがあって作品が成り立つ部分もあるんで否定はしたくないんですが。
中学生編は薫の女王としての資質というか「目覚め」に焦点が当たってます。
「エスパーを守ろうとする本能が働くときは敵も味方もない」
「ノーマルの人たちも同じように(大切に)思ってる」
この辺が将来の女王としてのカリスマ性の発露とかそんな感じでしょうか。
敵味方の垣根を越えて様々な立場の人間から愛され支持される、
今は明石薫のそんな「正」の部分を強調して描いている、そーゆー意図でやっていると。
そこに陰や障害のようなものが見えないからこその「黄金期」なわけでしょう。
(チルドレンじゃなくて薫の黄金期じゃん!って指摘はまーアリなんですが)
絶チルはプロットのしっかりした漫画なんで、その辺は読み解けるものだと思うんですけどね。
エスパーとノーマルの橋渡し役、そのノーマルサイドの代表格として描かれていた東野を
今回使ってきたあたりも「ああ計算してるなー」と自分はニヤニヤしたものでしたが。
やっぱしね、軸のしっかりした「プロの作品」だと思うんで、
絶チルはもっと物語を見て評価してほしいと常日頃願っているんですけどね。
そゆ見方してくれない読者も大勢いるのが現状ってやつでして。
にしたって「子供写真サイト」は馬鹿としか言えませんでしたなあ。
以上、駄文まで。であであ。
今読み返すと脱字や言い間違いとか結構あって、なによりもっと簡単に論証考察出来ないものかと、自分の拙さにお恥ずかしい限りですが…。
>にーむむさん
レスありがとうございます。
恐らく…にーむむさんの感じられてる部分は、全く私も同様だと思います (^^)
>個人的には椎名先生は、稚拙だからそういう面が表に出てきてるってわけではなく、わざとそういう風にしてると思うんですが…
先述した文中でも触れましたが、全く同意です。
椎名先生がチルドレンを愛しているのは間違いないでしょうけど、それを以って物語の枠組みを変えてしまう程、作中キャラに盲目的にはなっていないでしょう。
長期に渡る連載で、設定のズレとか落とし所の変更、新キャラ登場による既存キャラのポジション変化、そういう事ならまだしも起こり得るでしょうけどね。
その点で、元記事主さんはキャラへの着眼点は確かに鋭かったと思うのですが、そこで(子供写真サイトと問題を同質化させる事で)考察がストップしてしまっており、本来多方向から考察すべき作品構成について、問題を解体仕切れてなかったのが残念でした。
>まあ“チルドレン嫌いキャラ”についてはストーリー上、これから否が応でも出てくるわけで…それじゃ駄目?笑
仰る通り。間違いなく出てくるでしょうね (^^)
でなきゃ…この『絶チル』という物語が『絶チル』である事を否定するようなものですもんね f(^^;
>通りすがりさん
まあ、元記事主さんが「薫キライ」なのかどうかは私には判断しかねますので兎も角として…仰ることほぼ同意ですw
>やっぱしね、軸のしっかりした「プロの作品」だと思うんで、絶チルはもっと物語を見て評価してほしいと常日頃願っているんですけどね。
20年間も過酷な週刊マンガ誌を舞台に仕事をしてきた職業作家、読者アンケートと言う過酷なセレクションに毎回毎回晒され続けてるプロフェッショナル、そんな椎名先生が創作に取り組む姿勢…そこにこそ仰る「プロの作品」の重さが有りますよね>椎名作品
モチロン作品ごとに読者の嗜好は分かれるでしょうし、結局は娯楽作品に過ぎません…ですけど、だからと言って「軸」の部分が決して疎かにはなっていない。
だから、私なんかも安心して椎名作品を楽しみ続けてられるし、先生ご自身の在り方も信頼できているんですよね (^^)
あと東野クンについては(そう来たか!)とw
この展開も、恐らくカガリを転入させる時点では既に組み上がっていたんでしょうね…でないと “学園生活の中で” パンドラキッズの黒一点であるカガリを生かせる展開なんて作り難いですし。
そう言えば、カガリの髪型が急に変わったのは「謎の転校生」編の6話目と遅めでしたが、この辺の様子を想像してみるのも面白いです。
恐らく、プロットに従っていざ次のネームを切り始め、同じ場面で二人が絡む段階にきてから、ビジュアル的に被り過ぎてるのに気が付かれたんでしょうねw
頭の中の展開を実際に画に起こす作業を始めてから気付いて、大急ぎでデザイン修正を図った…そんな微笑ましい様子が感じられます (^^)
>鼎さん
相変わらず濃い…私なんぞじゃウッカリとツッコミ入れられないデス f(^^;
ただ、鼎さんが一貫してとっておられる視点。
椎名作品を単発作品として解釈するので無しに、常に一連の椎名作品群の流れとして把握した上で、「椎名高志」と言う作家像を解体・解析されようとしている姿勢、これには敬服しています。
特に…「椎名高志は『GS美神』で、 (中略) それは果たして作者・椎名高志の本心であろうか。」…のくだりは実に興味深い。
最終的には完結してからでないと『絶チル』の作品評価は行えないでしょうけど、その時が来た時に鼎さんがこの作品を椎名ワークスの中でどんな位置づけで解釈されるのか、それが今から楽しみです (^^)
坊主も走れば情報(ネタ)も奔る、そんな年の瀬今日この頃w
某情報に関しては…とりあえず、私は年が明けるまでコメント控えます f(^^;
情報の信憑性はかなり高いでしょうけど(掲載号のサンデー目次頁も某所にはうpされてましたし)、やはりフライング情報には違いないですもんね。
しかも、今週号(それも合併号)が発売された僅か3日後のこれは幾らなんでも早売り情報にしても早過ぎ?
そうすると出所は印刷所関係か流通関係か…何れにしろ、職業倫理に照らしても素直にはしゃぐ気分になれなくて…。
早売り情報で1月6日以前に情報がネット内に出てしまうのは編集部側も覚悟してたでしょうけど、年内のこれは流石に早すぎますし、連載200回記念回と合わせてファンに発表したかった椎名先生にとっても、複雑なお気持ちでしょうしね(現に、これだけ一気に情報が拡散してればもう情報は伝わっていても不思議でないですが、今日のブログ更新では触れてませんし…)。
まあ、でも目出度いことには変わりありませんし、私にとっても嬉しいニュースではありましたw
その椎名先生の完成原稿速報も、補完展開で更新頻度が上がっていて嬉しい限り。
そんな中での12/26付の記事は…お、これは?
http://cnanews.asablo.jp/blog/2009/12/26/4779120
>悠理の運命や結末へのルートが見えてきました。フェザーとチルドレンたちとの関係ももうじき明らかになり、全てのキャラクターが自分のなすべきことを知るように・・・・なる予定です(笑)。
…来年はかなり大きくストーリーが動く事になる?
中学生編の終幕が近付いているのか…或いは、まだ続く見込みの中で中学生編に一つの山場が設けられようとしているのか…。
何れにしても、フェザーとチルドレンの関係が明らかになってキャラたちがそれぞれに何らかの自覚を持つ展開になるとすると、ユーリとチルドレンの決別(或いは一時的な別れ?)も遠くない気がするのですが…不安な様でもあり、楽しみな様でもあり。
2010年の『絶チル』が、今からとても楽しみになってきました。
椎名先生がその思い描く展開を描き切れるよう、ファンとしてもシッカリ応援していきたいですね (^^)
…それにしても画像の3人、何やってんですかwww
後は…私はミクシィはやってませんから利用できませんけど、ミクシィの年賀状サービスに『絶チル』も入ってました。
こちらの図柄も凛々しくていい感じです (^^)
素材は2009年のサンデー第12号の表紙に使われたイラストから。
下の頁>「カンタン作成スタート」>「アニメ・マンガ」カテゴリーから探せます。
http://mixi-nenga.jp/
と言うワケで、椎名先生のブログは今日も更新 (^^)
【http://cnanews.asablo.jp/blog/2009/12/27/4780588】
公式携帯サイトでの生原稿プレゼントの結果について書かれてますが…
>なんかね、100倍以上の競争率だったらしいです。
( Д ) ゚ ゚
きょ、競争率100倍以上!?
当選者は10名ですから、1000人以上の方が応募されたって事ですか!?
一人(一キャリア)一応募しか出来ず、しかも有料携帯サイトでの企画だと言うのに!?
なんてこったい、こりゃ大阪サイン会よりも遥かに歩の悪い勝負じゃないですか…我ながら見通し甘かったなぁ f(^^;
当選された方々は、本当に運が良い人ばかりだったんですね。オメデトウございました!w
でも、
>最終的には読者のみなさん全員が一枚は持っている、みたいなそんな方向を目指したい。
え、えーと… (^^;;;;
この5年間の連載で描かれた原稿は、およそ3,800枚なんですが…『絶チル』読者を10万人としても全員に渡るまでは…あ、後何年?www
いやまあ、そんな長期間でも頑張って連載していきたいという椎名先生の意気込み、そんな風に解釈しておきます、ハイ (^^)
それにしても、引きこもり部屋で一人ニヤニヤと寧々さんとの逢瀬を楽しんでる椎名先生を思い浮かべると…でっかいキモチワルイですwwwwww
この怖ろし気な麻薬性…やっぱりこのソフトには手を出さない方が正解かな?…私も先日ショップで見かけて物凄く買いたい衝動に駆られてるんですがw
ラブプラスに関しては24日の記事を読んだ時点で、こうなるのは予想通り(笑)。
だって女を知らない小僧だけじゃなくて、世の既婚者の良いオッサン共がK.O.されてるんですぜ。椎名先生の強がりがすぐに崩れるのは明白でした。
それにしても、椎名先生の愛情の深さなら庇護欲をそそられる凛子を選びそうなものなんですが、癒し系の寧々さんを選びましたか。
…先生、疲れてるんだね。
>私も先日ショップで見かけて物凄く買いたい衝動に駆られてるんですがw
買っちゃえ(笑)
『絶チル』第19巻は、12月18日発売です
って、もう明日なんですけどね f(^^;
椎名先生のブログより、3種は描き下ろしの販促用イラストがある模様。
http://cnanews.asablo.jp/blog/2009/12/10/4749431
加えて、大阪サイン会時に紀伊国屋書店さんに残されていったイラストを素材にしたポストカードも、関係チェーンで特典とされているとの事。
で、今回は中々と情報が遅い感じですが、取り合えず判ってる範囲で。
まず、紀伊国屋書店さんの特典については、「気ままに絶チル!」さんの記事が詳しいのでそちらをご参照。
http://anime.blog.shinobi.jp/Entry/588/
全国各地の店舗でも入手できるのは有り難いです (^^)
また、アニメイトさんでは、メッセージペーパー。
http://www.animate-shop.jp/ws/commodity_param/ctc/+/shc/0/cmc/4126612/backURL/http%28++www.animate-shop.jp+ws+main
こちらはいつもの如く、可憐GUY’S ver.ですねw
とらのあなさんでも、イラストカードの特典ありは確定。
http://www.toranoana.jp/info/comic/schedule_book/
ただし、今現在ではまだ絵柄のUPがされてません…恐らく今日中には発表されるかな?
何時ものパターンですと、こちらはチルドレンver.だと思われますが。
で、残るイラストは1種(パンドラファミリー)ですが、これがどこに付くのかが判らないw
18巻の時は、アニメイト(&ゲーマーズ)で2種類のイラスト(GUY’S + 薫&澪)を付けてくれたので、今回も同じパターンになるのか。
それとも、他店舗でつくのか?(可能性としては、本命:ゲーマーズさん、対抗:マグマニさん、穴:有隣堂さん・まんが王倶楽部さん・Jbookさん…ってところでしょうか?w)
…それにしても、今回は『マギ』の特典プッシュが凄いなあw
まあ発売後にもチェック入れてみます (^^)
発売日である昨日は、仕事の関係でちょうど名古屋へ出てました。
だもんで、時間の空いた昼食タイムを返上して一気に駆け回り、各所でGET!
お陰で一日空腹感に苛まれましたが、なんとか無事に紀伊國屋さんの分も入手できました。
また、既に各サイトさんで取り上げられてますので今更ですが、出所不明だったパンドラver.の販促ペーパーはやはりゲーマーズさんでしたね。
紀伊國屋さんのポストカードには、図柄は同じでしょうけど、どうやら色地の異なるカードが有る様で…私が名古屋でGETしたのは白地のバージョンでした。
でもって昼に行った時の様子は ↓ こんな感じ(私の購入分は既に取ってありますw)
【http://77c.org/d.php?f=nk11882.jpg】
結構売れてる感じかな?
まさか、特典付きがこのお昼の時点で店頭陳列分だけとは思えないのですが、しかし付せられたPOPの文面から察すると、本社営業の管轄で各店に配布されたと言うよりも、大阪から好意で各店に回してもらってる雰囲気ですし、見本さへも無いくらいですから、あまり沢山の在庫はないかもしれませんね。
メイトやとらみたいなオタ系ショップのものですと、よほど出遅れなければ余裕で入手出来ますけど(通販も使えますしね)、こういうイレギュラー気味な販促品は入手出来ただけでも有り難いです。
思えば、全国の各店に回す決断をしてもらえたのも、わざわざ紀伊國屋さんに問い合わせをして下さったファンの方のお陰かもしれませんね (^^)
そんな皆様方には、心よりありがとうございました、を m(_ _)m
肝心のコミックスの感想はまた後日にでも f(^^;
気ままに絶チルの管理人です。お久しぶりです。
今日、名古屋名鉄店に行ってきましたが、誠に残念ながら売り切れでした。。。
いろいろ探してみたのですが無いようで、写真にある箇所も探しましたがありませんでした。
本当に当日分しかなかったようですね。他の方のブログなど見ていると店舗によっては
売り切れの場合、ポストカードではなく、紙に印刷したものが付くような情報も流れていますが今のところ不明です。
しかし、持つものは友といった形で連絡が入り何とかGETすることができました。
また後でブログで記事を書きますね。 以上、よろしくお願いいたします。
ゲームばっかりやっています。 ・・・・NA N TE NE☆
さて、「紅葉ちゃん他」のイラスト特典がゲーマーズさんと判明いたしました。
この辺はインターネットという文明と、情報をアップしてくださった皆様に感謝です。
しかし驚くべき事に、ゲーマーズさんの通販では第19巻は取り扱っていませんでした…。
でもなんとか都合がついたので、本日お店へ赴き無事に購入してきました☆
内容についての感想は、また後日に書く予定…です。
冬の装いも見目麗しきフリューゲル家の御当様が、光栄にも我が家にお越し下さりました。
相も変わらず見目麗しく凛々しくあらせられるその御姿に家臣一同感激の至り、心より歓待させて頂く所存でございます。
【http://77c.org/d.php?f=nk11936.jpg】
以上、近況報告(をぃ
19巻について、加筆等については既に各所で話題にされてますので、そっちは置いといて簡単に感想をw
皆本への恋心を再認識した「ファントム・イン・ザ・ミスト」編、そんな想いが亢進過多(いや、むしろ妄想暴走系?w)な状態に陥ってしまった「試験に出る超能力」編と、薫の乙女モード・ビッグバン!なエピソードがパッケージされた巻でした (^^)
ストーリー進行における視点設定が、かなりの割合で薫(=恋する少女)に置かれていたため、改めてまとめて読んでみると…いやー本当にこれ少年マンガなのかな?って思うようなムズ痒さに溢れてますねw
いや、もっとやったれってのが正直な気分ですがwww
ただ、そんな気恥ずかしい展開部分のみに気を取られてると、ウッカリ足をすくわれかねないのも今巻の大事な部分。
皆本がユーリの本質に気付いたり、パンドラの動向や戦中の超能部隊の一端が語られたり、女王の玉座のシーンと薫のバベルの一員である事の自覚と言った相反する展開を同時に進行させたり、カガリくんの男性機能は健全であったり、などなど…今後のキーとなる様な部分がしっかりとシナリオに組み込まれてて、実に油断の出来ない構成になってます (←おいこら、一つ変なの混じってるぞ?
で、収録エピソードの〆はKY極まれりな皆本w
ただ、連載時はこのKY部分が(ギャグ的な落としでもありながら)印象強すぎて、皆本の魅力を削ぎかねないかなって思いも実はありました…実際、そんな彼にそれでも肩入れする薫と、呆れる紫穂や葵との温度差が出てしまい、ちょっと『絶チル』の構造に影響出ないかなって不安も感じたのですが…。
これは、今回のおまけマンガで上手く回収されましたね。
一見、腐向けなネタに見せつつ、紫穂や葵の皆本への関心回帰を上手くギャク回収して補正してます。
このへんの塩梅の付け方は、やはり上手いなあって感心。
あと、カバー折り返しの4コマ。
おいどんキャラが出た―――!!www
つか、宇津美さんの長髪の元ネタって、もしかしてみず谷先生の『ジェミニストリート』?
特に超能部隊関係のエピソードは、外伝としてまとめて読んでみたいですね。
「試験に出る超能力(6)」の扉画なんて、これ一枚に込められた情報量の多さときたら…。
組まれたペーパーの綻びや食い散らかした魚の骨は長く漂流してることを言下に語っており、姐さんや兵部が上衣を床に敷いてるのも少しでも居心地良くする為でしょう(一方でしっかり上衣を衿詰めで着込んでいる宇津美さんは、その真面目な人柄が滲んでますよね)。
マストに括り付けられたマフラーは 「これが僕らの母艦」なんだって彼らの思いを雄弁に語ってます。
漂流物から回収したであろう缶に貯め込んだ水は、恐らく雨水…雨が降った時の彼らの騒ぎが目に浮かびますw
真面目な宇津美さんは急いで飲み水確保しようとするでしょうし、姐さんあたりはベタ付いた体を洗おうと遠慮なくシャツを脱ぎだして周りの男連中に止められたりwww
そして何時からか合流した伊号中尉と、彼に向けられた兵部の無邪気な笑顔…。
この1枚画には、大変な時代であり彼ら自身が置かれた深刻な状況にも関わらず、まぎれもなく当時の彼らの青春が詰まってるんですよね。
そんな彼らの一時代を念頭に置きながら、姐さん&兵部絡みの各エピソードを読み直すと、これが中々切ないんですよね… (TωT)
椎名先生はお忙しくて外伝描く余裕はないかもしれませんが、それなら三雲先生辺りに若き超能部隊の活躍とか書いて頂けないかなあ…まぎれもなくそこに在った彼らの青春譚として…。
ご、ご無沙汰しておりました。peaceyです。
正直に白状しますと、僕は17日の発売日からずーーーっと『FF13』をやってました。それはもう「おはようからおやすみまで」とはいかないまでも「ただいまからおやすみまで」は時間の許す限りやっていました。しかも、それはもう少し続きそうです…。
そんな中に『けいおん!』、『ハルヒちゃん』、『HUNTER×HUNTER』、さらに『“文学少女”見習いの、傷心』が発売されたので、あまり『絶チル』の方に時間が取れませんでした。自分はぶきっちょなのであまり多くのものに熱中できないのです。申し訳ございません…!
しかし、事ここに至りちょっぴり落ち着いたので、この機に『絶チル』最新刊の感想を簡潔ではありますが書き記しておきたいと思います。
まず、加筆・修正点(自分調べ)はセリフ関係が多い印象を受けました。「ノーマル」が「普通人」に統一されたり、兵部の宇津美さんへの呼称が「ウツミさん」に統一されたりしていました。
あと、P.138にて「戦死」が「“戦死”」になっていました。これが意味するものは、敵ではなく味方に殺されたという事なんでしょうね………。超能部隊の外伝は、どこかで必ずやってほしいですね。中学生と高校生の間、高校生と成人の間など、インタールード(間奏)的なタイミングでやると本編に差し支えないかも知れません。でも20週くらい読みたいですw 万が一どうにもならなかった場合、『GS美神』のように最終巻最終話に掲載されると信じています。既定事項です☆
それから、P.144のシーンを見て、兵部は「悲しみで人を殺したのではないか?」と思いました。
「憎しみで人を殺せたら」は椎名先生の代名詞ですが(←ちがいます!)、「悲しみで人を殺す」というのは、本当に哀しくて救いがないなぁ…と思いました。第8巻『逃亡者(5)』で語ったように勿論憎しみもあるのですが、でもやっぱり第6巻『荒野のエスパー(2)』の時とは感じが違うんですよね……。
「兵部は悲しかったのではないか」というのは多少僕の思い込みですけど、兵部が負った傷の事を想い、最終的には兵部も救われてほしいと思うようになりました。兵部に関しては、椎名先生のメンタル面まで含みそうで、本当に複雑な想いがあるのですが、「救われてほしい」というのが現時点の僕の結論です。
さて、「特大ニュース」の情報が流出しているみたいですね。
僕はゲームばっかりやっててネットとは疎遠になっていたので調べていませんが、いかなる事態になろうとも僕が反応するのは1月6日(水)だと宣言しておきます。
では、『絶チル』ファンの皆様、『WEBサンデー』でダウンロードした壁紙をセットして新年を迎えましょう☆ よいお年を☆
過日、2時間弱の仮眠の後、徐に起き出し鉄道を乗り継ぎ、とある駅に降り立つ私。
人の流れに身を任せ、辿り着いたる威容を誇りし建造物は…えー、「ビッグサイト」ではなく「エコパ」だったとさw
私の今冬の一大イベントはこれにつきます、ハイ (^^)
生憎と元旦国立参戦は都合つけれませんでしたが、その分は仲間たちに魂を託して…今はどうにも片付かない部屋の整理真っ最中…この時間になっても全然片付かないんですけど、誰か助けてwww
そんな年末の近況だったり (^^)
>いかなる事態になろうとも僕が反応するのは1月6日(水)だと宣言しておきます。
私もそれが正解だと思います、peaceyさん。
個人さんの各ブログで嬉しい情報に反応してしまうそのお気持ちは判らないでもないのですが、又、絶チル系ブロガーさん方の情報の収集の早さなどは大変有り難いものではあり、これらの方々の記事更新が『絶チル』への話題性提供の大きな武器になっている事も私は高く評価しているのですが…。
しかし、それでもやはり公式情報と非公式情報の線引き、特に早バレ情報の取り扱いはデリケートにして頂きたいなって言うのが、私の正直な感想です(早バレ情報を完全に無視すべきだとまでは言いませんけど)。
例えば、こちらの深沢様を始め、古くから椎名先生のファンサイトを運営してる方々は、今回の件について各サイト上では見事なまでに沈黙を守っておられるんですよね。
また、以前に『絶チル』の本連載化が決定した時、椎名先生ご自身がフライング発表してしまい編集部から注意を受けた際も、多くの椎名ファンが「え?何の話でしたっけ?うちらは何も聞いてないデスヨ?w」って態度をサラリと取れたあの阿吽の呼吸も、私にとっては清しい良き記憶だったりします。
そんなワケで…はて?私は何の話をしてるんでしたっけ?w
どうにも思い出せませんが、1月6日になれば何か判るかな?www
>越後屋さん
仕事納めが終わってからお店を覗きに行ってみたら…寧々さん(達)は既に何処ぞの馬の骨共に(←ぉぃぉぃ)嫁いだ後でした orz
数個在庫が有ったはずなんだけどなあ…恐るべきは、らぶぷらす!!
どうやら、天帝様はお前にはまだ早いと諭しておられる様ですw
って事で、今年はこれにて投了。
今年もこちらに色々とお目汚しな雑文を書かせて頂き、ありがとうございました m(_ _)m
椎名ファンの皆様、良いお年を!
そして来る2010年が、椎名先生と『絶チル』にとって更に飛躍できる良き一年とならん事を!!