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■真・椎名高志語録 |
ここでは、アニメ/マンガ誌等に掲載された、椎名高志氏の各種発言についての紹介を行う。 上の椎名高志語録はあくまで人づての情報だが、こちらは雑誌等のマスコミで紹介されているものなので、より真実度が高い。よって、「真・椎名高志語録」と命名する。 |
□エヴァンゲリオン補完計画 |
(以下、井汲 景太さんからの情報を転載)
……アニメ情報誌「アニメージュ」では、「エヴァンゲリオン補完計画」という連載企画が組まれていたんですが、1996
年1月号に掲載されたその第1回は、“エヴァンゲリオンを毎週楽しんでいる”というマンガ家に、その感想をイラスト付きで語ってもらう、という内容でした。当時まだ放映開始間もなかったこの作品への応援メッセージを、いろんなマンガ家に書いてもらった訳ですね。
では、その椎名先生のメッセージを、可能な限り原型を保ったまま再現しまショー! 椎名先生のコメント(改行位置も含め原文のまま): 横長のスペースの左半分に上の手書きメッセージがあって、右半分は、椎名先生の書いたイラストで埋まっています。その内容は、「ウル○ラマンに人が乗る」とゆーアイデアは となっています(コメント・イラストとも白黒)。レイの眼や顔立ちはちょっと美神を思わせる感じがしますが、シンジの方は別に横島を髣髴とさせたりはしません(笑)。 という訳で、正真正銘の「椎名高志のエヴァンゲリオン」が載っていたのでした。 他に、サンデーのマンガ家では、藤田和日郎氏もメッセージを寄せられていますが、これがまたひときわ熱い名文だったので、ついでに紹介します。 よもや後半で物語があんな展開になるとは一部のスタッフ以外は夢には思わなかった頃の文で、見てる側の期待とスタッフの思惑というものは、こんなにも激しく隔たり得るのだ、という好例です。こうやって後から眺めると、いろいろと面白いですよー(←悪趣味)。
……エヴァンゲリオンって、第6話で終わっていれば、藤田和日郎氏のコメントみたいな、普通の「良いアニメ」だったんだよなぁ。おわり。 (97/ 9/28)
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□「GS美神」巻頭8ページオールカラー特集記事の椎名先生のコメント (「アニメージュ」1994年3月号) |
(以下、井汲 景太さんからの情報を転載)
「アニメージュ」の 1994 年3月号で、「GS美神」が巻頭8ページオールカラーの特集記事になったときの椎名先生のコメントをお届けします。例によって原文のままノーカットでお送りしますが、さすがに改行位置は保存してません(笑)。 なお、文中で椎名先生が言及している「票」というのは、アニメージュ誌上で毎号行われているキャラクター人気投票のことで、この号ではおキヌが9位に入る一方、美神はベスト30にも姿を見せない、という結果が出たことが背景になっています。 アニメのできばえに関してはスタッフを立てて無難にまとめる一方、美神を ダシにそれなりに自己主張をする辺りはいかにも椎名先生らしいしたたかさを感じます。当時人気を誇っていた「セーラームーン」のキャラ名が引き合いに 出される所が時代を感じさせますね。 そして「もののけ姫」の名前を出してちゃっ かり徳間書店をヨイショする気配りとセンスはやっぱり大阪の人ですねー(そう、「もののけ姫」はなんとこの頃からずっと延び延びになっていた作品なのです)。 さてこの記事の内容は、おキヌよりも華々しく活躍してるはずの美神が、人気ではいまいち及ばないのはどうしてだろう?という点をメインに、関係者の
コメントを中心に2人の魅力に迫る――というものでした(椎名先生へのイン
タビューは囲み記事の形を取っていたんでこのラインにあんまり沿っていない)。
要するにプライドの問題なんじゃないかなぁ、男の。控えめなおキヌにしておけば自分が優位に立てるわけですから。だから、みんなも実は美神の方が好きなんだと思いますよ、きっと。うーん、見事な分析。完璧だ(笑)。特に、「溜飲を下げる」辺りの分析が よくまとまってますよね。 (97/10/19)
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□SFオンライン 98年5月号 「SFまんが道」水玉螢之丞 VS 椎名高志 インタビュー |
ソニーの運営しているプロパイダ so-net 上のオンライン雑誌「SFオンライン」の '98/5月号で、椎名高志氏と水玉螢之丞氏のインタビュー記事が掲載されている。 インタビューは、基本的にはSFと椎名先生との関わりについてがメインだが、他にも「GS美神」の生まれる経緯や、おキヌ・マリアに関する事、横島に対する思い入れ、そして「GS美神」の最終的な方向性についてなど、我々にとってかなり興味深い事が話題になっている。
(98/ 6/ 7)
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□椎名先生と吉松孝博氏(アニメーター)のつながりについて (アニメージュ1998年12月号) |
(以下、井汲 景太さんからの情報を転載)
アニメージュ 1998年12月号に、椎名先生と吉松孝博氏(アニメーター)のつながりについて
触れた記事がありました。
吉松「もともとアニメが好きで、中学の時部活で自主制作アニメを作っていた んですよ。(中略)それで、高校になると、その時の仲間でお金を出し合って セルアニメを作ろうということになって、(中略)千枚くらい描いて3〜4分 の長さのものを作って」 宇宙空間で、炎に包まれてアチアチアチのどつきあい…さすが椎名先生、余 人の追随を許さない独創的な発想ですねー(笑)。また、このアニメは美少女 などまったく出て来ない、おっさんのみの内容だったそーで、このあたりも、 安直でありがちな話では終わらせず、何か変わったことをしてやろうという意 欲と才能の片鱗が窺えます。 ※吉松孝博:実力派の中堅アニメーター。代表作は「サイバーフォーミュラ」シリーズ、アニメ版「TRIGUN」の キャラクターデザイン。 (99/ 3/21)
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