虹野沙希とおキヌちゃんの共通点は、実はメイド服がかなりの高確率で似合いそうなところであると思うのだが、如何か?
という訳で、皆さんこんにちは。インチキ臭い待ちプレイで沼津の対戦格闘シーンを震撼させている、砲台モリガンことダルシム深沢です。ヨガー(挨拶)。
たまには自分から攻めてこいって? いやその、私は美少年畑出身なので、どっちかと言うと攻めよりも受けの方が得意なんですよ。そろそろ「誘い受け」なんていう高等技術もマスターしたいですね。受けながらも攻めに転じる、まさに攻めの受け技。耽美の道を極めるのは大変ですよ。誰かボクを蕩かして下さい。バナナ大好き! ウソ。っつうか、あまりいい加減なコトを書いていると、またここを見ている人から「深沢さんがそんな人だなんて思いませんでしたよ!」とか言われてメールが来なくなってしまうので話題を変えますが、皆様方におかれましては、今週号のサンデー43号は既に読まれましたか? 読まれましたよね?
フヒ……フヒヒヒヒーですよ?
ヒャハハハハハハーッですよ?
な……なにイイィイッですよ?判りますよね? 判りますよね今週の衝撃の度合いっぷりが!(判らない人は、以下は飛ばしてお読みください。マジで)
いやしかし、今週はもうかなり思い切った展開を見せましたね。ルシオラが去った事による横島の慟哭っぷりは、まさに今までの彼とはまったく違うモノを感じさせました。
今現在、このマンガは、明らかに今までとは違った方向に話を進めているように見えます。一応「GS美神」は分類的には霊能コメディというギャグマンガの枠に入るマンガであり、ここ最近はこの原点に戻ったように見えるシーン(アシュタロスがヘタレた態度をしたりとか、おキヌが巫女姿で宙に浮いているとか)も見られたのですが、しかし今現在のこの展開は、もはや明らかに「霊能コメディ」路線とは違っています。このマンガに主人公が連れ合いを失って号泣するシーンが出てくるなんて、おそらく椎名先生も1年前は想像さえしていなかったでしょう。
今、このマンガは、今まで経験したことがなかった深刻な方向に話を向かわせつつあります。以前より「深刻な方向に行かないように話を作ってると、たまってくるものがありますから」というコメントを発していた椎名氏ではありましたが、今回はその「たまってくるもの」を一気に発散させる勢いで、話をより深刻な方向に向かわせています。
「大切な人を守れなかった」というショックから主人公が苦悩し、そしてそれを乗り越える(か、もしくは挫折して屈折する)というパターンは、言ってしまえば少年マンガの世界では比較的陳腐なものではありますが、それ故に、説得力のある話を作るためには、作者の力量が問われて来るものだと思います。
このような重大なテーマに足を踏み込んだという事は、今現在のこの展開は、従来に時折見られた「行き当たりばったりによる成り行き的展開」ではなく、対アシュタロス戦(もしかしたらGS美神そのもの)の「最後の盛り上がり」として計画されているものである可能性が高いでしょう。
ただ、いかな「最後の盛り上がり」を演出するためとは言え、おそらくここまでストーリーを深刻化させたことは、当の椎名先生でも経験はないのではないかと思われます。果たして椎名先生は、この「最後の盛り上がり」を、読者が納得できるような形で終結まで書き切ることができるのでしょうか?
正直な話、ちょっと前に登場した「奥の手」のあまりにご都合主義な展開とかを見てしまうと、なんかまだ不安が残ります。この週のサンデーを読んだ時は、「ああ、今週は椎名先生にマンガの神様が降臨しなかったに違いない」とか思ってしまいましたよ。いやマジで。っつう訳で、私としては、椎名先生にマンガの神様のご加護があらん事を祈るばかりであります。
ヨガー!(祈祷)
更新情報:
- 「What's New! for Interactive page」を更新しました。
- 今週は緒理さんの新作イラストは諸般の事情でありませんが、その代わりのお詫びイラストを頂きましたので、ここで掲載いたします。
「ある日戦場で…(jpg, 18K)」
……「こんな状態でも、こんなネタを描いてしまうコトをお許し下さい。」というコメントが、緒理さんより入っています。
なお、緒理さんは裏町片菜さんのところのサイト「虹野時空」で、ときめきメモリアルの虹野のイラストを寄贈されています。気になる方はこちらもチェキナ!(←ホップに決めてみました)
- 今週「夏コミ同人誌レビュー」を更新する予定だったのですが、時間的都合で断念します。今週中には更新したい所存。
- 暇つぶしテキスト第3段:コミックス32巻を MtG のカードにしてみました
ウパニシャド!(挨拶)
っつう訳で、今回はちょっとインド哲学風に極めてみたこのページではございますが、夏の暑さも徐々に過ぎ去り、サンデー連載の「じゃじゃ馬グルーミン☆UP!」もようやく「ときめきメモリアル」の告白時のBGMがよく似合う展開にまでたどり着いた今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか? (もはや何を言っているのか判らない自分をさりげなく演出)
それでこちらの近況ですが、ようやく今日、劇場版『スプリガン』を観に行くことができました。
この映画、原作が「ARMS」の皆川亮二先生の出世作だという事で興味はあったのですが、それ以上に気になっていたのが「戦って、死ね。」という、身も蓋もない絶望感溢れるキャッチフレーズです。いやもう、このフレーズは、私のひねたセンスに見事にヒットしました。
何と言っても、「死ね」ですよ「死ね」。もののけ姫のキャッチフレーズ「生きろ。」と真っ向勝負を挑んでいるに違いないこんな言葉を出してくる辺り、かなり漢らしくて侮りがたいものを感じました。さすが世界の大友克洋、やる事が違いますネ!それでその映画の感想ですが、なんかどことなく物足りなさが残った、というのが正直なところです。絵的には確かに素晴らしいですし、町中でのチェイス、数多く用意されている銃撃戦や格闘戦、最後の見せ場の御神苗優対マクドガル大佐の超能力バトル辺りの迫力は大友節が冴えていてなかなか凄いのですが、全体的に見た感じではちょっと弱いモノを感じたのも事実です。
特に、ひたすら風景を映しているとか、暗闇をずっと走っていたりとかしているような間延びしたシーンがあったり、今回のライバルのマクドガル大佐が「僕は神の力を手に入れたのでダメな世界はぶっ壊す」っていう、なんかアシュ様と同レベルの陳腐な台詞しか言ってくれなかった辺りが気になりました。もうちょっと、観ている方が共感できるような台詞を出すくらいは捻って欲しかったような。あと、この映画のラストのシーンはなんかこう「天空の城ラピュタ」を彷彿とさせるものがあるのですが、この最後のクライマックスシーンを観ている最中で、「ああ、そう言えばあのマクドガル大佐って、やってる事がムスカと似てたよなぁ」とか余計な事をふと思い出してしまい、画面を見ながら頭の中で「るるるーるるーるーるー」っていう例のラピュタの宗教がかったテーマソング(笑)が流れ始めてしまって、ちょっと困りました。こんな私の脳はどうでしょうか。先生(何故)。
で、この映画版スプリガンは、コミック版スプリガンの面白さの要素である「世界を支配する力を手に入れたい超大国 VS 人類の正義を体現する個人」「超能力めいた凄い力と力の衝突」のエッセンスを大友克洋ライクなノリで摘出して映像化してみました、という印象があります。もちろん、スプリガンの映像化という点では、これはまったく正しい手法でしょう。
ただ、「スプリガン」の本当の面白さは、この「超大国対個人」「凄い力と力の衝突」というマンガ的なシチュエーションを無理なく生み出せる、世界設定そのものの妙にあると思います。スプリガンの世界は、端的に言ってしまえば「かつてこの世界には超科学文明を持った超古代人が存在しており、その超科学で生み出された強力なアイテムを狙ってあらゆる国や組織が暗躍している」というものであり、主人公の御神苗優は超科学なアイテム達を保護・封印することを目的にしたアーカムという組織のエージェントである、という設定になっています。
こんな設定の世界であるため、「ムー」辺りに出て来そうな超科学っぽいアイテムを狙って、世界のあらゆる諜報組織が寄ってたかってバトルを繰り広げる、という状況をいくら登場させてもまったく無理が生じないという、とてもエンターテイメント精神に溢れるマンガに仕上がっています。私が始めてコミックス1巻を読んだ時に、第1話の「富士の樹海に眠る古代文明の遺産を奪うため、全身サイボーグな機械化歩兵で強襲して来る CIA と、サイキッカーでヒヒイロカネ(専門用語)製の剣を持ったエージェントを抱えた KGB と、全身をオリハルコン(専門用語)製の戦闘シーツを着込んだ御神苗が三つ巴で蹴る殴る殺すのグラップルを展開する」という凄まじさに、すっかりヤられてしまいました。私のツボにあらゆる面でヒットしてますよ、このマンガ。いやマジで。
もちろん、こういう無茶な脚本をちゃんと「読ませるマンガ」にしている皆川亮二先生の迫力ある画力も素晴らしいです。今の「ARMS」の絵ほどはこなれてはいませんけど、動きと密度のある絵柄はこの頃から健在です。やっぱ才能ありますねー。
……ただし、この「スプリガン」の設定は、あくまで連載を開始した頃(80年代末〜90年代初め)だからこそある程度のリアリティを持たせられたのであって、今の世界情勢でそのまま「世界各国の諜報組織が、超科学文明の遺跡を求めて暗躍している」という設定を持ってこられても、もう色褪せてしまっているのではないのかなー、とも思います。私が映画を見ていてちょっと興覚めしてしまったのも、この辺があったのかも。
今や、「世界征服の陰謀を企てる悪の帝国」であったはずのソ連は崩壊し、その悪名を西側諸国に轟かせた KGB はもう話題にもならなくなって来ていますし、その相方の「強大な力をバックにあらゆる陰謀を巡らせている」はずのアメリカも、ルワンダやボスニアで下手な介入して手痛い失敗を被ってからは、どうも軍事力をバックに世界をシメるという覇気が無くなって来つつあります。世界最強の軍隊である米軍も、今じゃ話題になるのは「同性愛者を軍隊に入れて良いのか」とか「女性兵士にセクハラした」とかいう、トホホっぽいものばっかりです。
また、各国の諜報機関もこの不景気のアオリで色々と苦労しているらしく、天下の CIA も例のインドの核実験を察知できなかった点でミソを付けてしまい、「てめこのヤロ、やたら予算ばっか食ってる割には仕事してねぇじゃねぇか? リストラかましたろかワレ!」なんて突き上げを議会から食らっている、という話を聞いたこともあります。それより何より、世界規模の陰謀を行うのに欠かせない最大の悪役・アメリカ大統領が、今は不倫疑惑で大変なことになっていますからねー。「国防に関わる大事な電話をしながらモニカに(放送禁止)を(放送禁止)させてたんよ、このエロガッパは! ヨッ大統領! アンタも好きねぇ!」なんて世界規模でバラされてしまっては、もう陰謀どころじゃないですよ。大変だなぁ大統領。
現に「ARMS」では、登場する組織は(日本の警察とかを除けば)まったく架空の組織ばっかりになっています。今は、もう「スプリガン」みたいな巨大組織による陰謀モノ系の話が作り辛い世の中になって来ている、という事なんですかね。
そんな世の中になった事が良いことなのか悪いことなのかは判断できませんけど、とりあえず冷戦時代よりは面白い時代になっていることは間違いないのではないのでしょうか? ……と、最後は社会派っぽく決めてみて終わり。ウパニシャド!
更新情報:
- 「What's New! for Interactive page」を更新しました。
- 「煩悩の部屋」の画像ページに、緒理さんの今週の新作「ばっど・がーる」を追加しました。
解説文で緒理さん自身が述べておりますが、確かにあんまり不良っぽい感じはしませんね。っつうより、なんかもっとこの絵のバックには壮大なスケールでお送りできる物語が潜んでいるような気がする、ちょっと不思議なイラストに仕上がってます。
今週はこれだけ(あと、強いていれば「コミックス未収録話一覧」の更新くらい)です。空更新気味? イエー(開き直り)
あと、サンデーの方の「GS美神」も、そろそろ対アシュタロス編がクライマックス間近な雰囲気です。次回のサンデーを心して待つ所存。どうなるルシオラ? どうするルシオラファン!
あなたのハートに仁王立ち!(挨拶)
っつう訳で、今回は藤子不二雄作品を彷彿とさせる雰囲気で始めてみたこのページではございますが、皆様如何お過ごしでしょうか?
いやしかし、先週はこのページでお見苦しい点をお見せしてしまいまして、どうも申し訳ありませんでした。
このサイトをご覧になられている方の大半はもう「いい歳してまだマンガばっかり読んでるの?」とか言われても仕方がない成人男子(およびオヤジ男子)ばっかりだとは思いますが、しかし「GS美神」というマンガのメインターゲットは一応「小・中・高等学校に通う健全な少年少女」である点を忘れてしまってはいけないですね。
それに、ひょっとしたら、その年代の少年少女がここを読んでいたりなんかするかも知れないじゃないですか。健全な少年少女の前で、アシュ様が尻を高々と上げてる様子なんか描写しちゃマズイですがな。反省。いやでも、アシュ様ったら、意外と大胆に振る舞ってくれましたよ。私の頭の中で。
今週のサンデーにも、お仕置きした時に見せた思い切りのいい大胆さの成果が現れてますよ、ええ。アニキもやればできるじゃん!(←反省なし)
っつうか、いやその、私としては、小学校高学年から中学校辺りに通う多感で感受性が旺盛な年代の方達にこそ、「GS美神」を初めとした椎名高志作品を読んで頂きたいと思っている訳です。これはホント。
私の子供の頃は、なんかひたすら「ドラえもん」とか「パーマン」とかの藤子不二雄先生のマンガばっかり読んでいたのですが、その中でも特に気に入っていたのが「T・P(タイムパトロール)ぼん」と「エスパー魔美」の2つのSFマンガでした。
特に「T・Pぼん」は、「歴史の中で不幸に死んでいった人達を救出する」事を目的に歴史上有名な事件を渡り歩く、タイムパトロール組織に所属する少年の活躍を描いた名作です。「GS美神」にも出て来る「時空の復元力」の概念も登場しますので、興味のある方は一読しておいても損はないです。おすすめ。それで、この辺のマンガの何が良かったのかと言えば、「超能力」や「タイムトラベル」といった、子供が純粋に憧れるSFチックなロマン溢れるテーマを、藤子不二雄マンガお得意の「ドラえもん」モデルの日常生活を交えた極めて親しみやすい形でマンガにしている点であると言えます。
いやマジで、当時はあんな「日常」に憧れを抱いていましたよ。私も「エスパー魔美」に出てくる高畑さんみたいに、超能力を持ってはいるけどドジでおっちょこちょいなかわいい女の子に色々とアドバイスしたかったですよ。まぁ、今じゃ体型だけは高畑さんみたいになったけどな!(ドクロ)
……えーと、結局それで何が言いたかったかと言うと、要は椎名高志作品には、そういう「SFチックなロマン溢れるテーマ」が含まれていると思うんです。
「GS美神」で貫かれている、宗教とか超科学とかはまったく無関係に「オカルトっぽいものなら何でもアリ」という世界観、そしてそれに伴う初期の頃の登場人物達は、私のツボにガシガシとヒットするものがありましたし、中盤のメインテーマだった「時間移動能力」とそれに絡む話の辺りはかなりSFロマン要素が出ており、興味を惹かれるものがありました。
また、ロマンという観点では、横島と美神の前世からの繋がりとか、ルシオラとのやたらスケールの大きいヒロイックなラブコメ辺りもいい味を出しています。以前にここで紹介したSFオンラインでの対談でも判るように、椎名氏はそれ相応の「SFチックなロマン溢れるテーマ」を作れるだけの知識は持ち合わせていますし、その実績もあります。私の勝手な希望ですが、椎名氏には、藤子F不二雄先生の「SFロマン路線」を継承するようなマンガを描いて頂きたいと思っています。
「(エスパー魔美のほうがゲームより)65536倍有用だよ!」(ニシハラナオキ氏の 7/22 の日記)と言う言葉が真実であるのと同様、椎名先生も教科書読むよりゲームやるより人間的にタメになるマンガを描いて欲しいです。クサい言い方ではありますが、先生には、少年少女に夢を与えるマンガを提供して頂きTai!(←リリカルな表現)っつう訳で、タカシ君! あなたにならできるわ!(ミサト落ち)
更新情報:
- 「What's New! for Interactive page」を更新しました。一ヶ月ぶり2回目。
- 「煩悩の部屋」の画像ページに、緒理さんの今週の新作「学校の雑談」を追加しました。
実は、緒理さんからは、私にも「この三人の会話をできれば考えて下さい」とお願いされていたのですが、私のような「最近の高校生カップルは、なんか女子の方が男子よりも脚が太いケースが多いんじゃないのか?」とかの邪な発想しかできないオヤジには、昨今の高校生女子同士の小粋でナウでヤングな会話は思い浮かびませんでした。すみません。
多分、弓が雪之丞とのデートの件でからかわれているか、もしくは弓が雪之丞とのデートで露見した彼のナイスバディっぷりの件でからかわれているのではないか、と推測しておきます。雪之丞の身体はイイぞ!(何が?)
- 同じく「煩悩の部屋」の画像ページに、こちらは久しぶりの登場となる SINJIRO さんの「麗しの大竜姫さま」「幼竜姫ちゃんの冒険」の2つを追加しました。
「大竜姫さま」って、なんか美神の同人誌のイラストとかでもよく出てくるネタなんですよね。裏人気がありますよこのキャラ(笑)。
- 「ベストカップルコンテスト」の第11ステージを終了し、第12ステージを開始しました。
なお、第11ステージは、横島・ルシオラ組の圧勝で終わりました。あまりにルシオラ人気が高いため、第12ステージは「ルシオラ記念」と銘打つことにしました(笑)。
また、今回より、コメントが最後に記入された日付をカップル単位で表示するようにしました。
- 「GS美神」コミックス33巻の発売が 10/17 に決定したようですので、「ニュース・イベント情報」に情報を追加しておきました。
あと、今回より、ニュース・イベント情報(および夏コミ同人誌レビュー)のイラストとして、以前ルシオラとおキヌちゃんのバレンタインのイラストを描いて下さった雨雷四音さんが描かれたものを使わせて頂くことにしました。ありがとうございます。
- 「夏コミ同人誌レビュー」を更新しました。今回は「極楽まっしぐら!!」(オレンジ紅茶)、「死霊使いTai!」(STUDIO AYU)、「PINK & PINK」(カカロッ闘)の3冊。
この中の「PINK & PINK」はかなりの異色作で、個人的には結構気に入った一冊となっています。
最初のうちは、普通の「女にされた横島の陵辱モノ」だと思って読んでいたのですが(既にそのシチュエーションが普通じゃないという点はさて置く)、後半の方でおキヌが出て来て、さらに話の展開が「おキヌ×女になった横島」という方向に行った時には、さすがに驚きましたね。今まで美神のエロ同人誌はそこそこ読んできたつもりでしたが、このシチュエーションはだけは流石の私も発想の範囲外でした。久しぶりにギャフンって言わされた感覚を味わいましたですよ。
しかも、よりによっておキヌが攻めですよ! おキヌが横島に「足、開いて下さい」とか優しく囁くんですよ! キシャー!……女性創作エロ同人誌界を甘く見ていた私が悪かったです。すみません。もう許して下さい(笑)。
※今週の What's new も、また内容が健全な少年少女が読むのにそぐわないものになってしまった点をお詫びします。キシャー!
キャミソール!(挨拶)
っつう訳で、過ぎ去りつつあるこの夏の流行を押さえておきたいこのページでありますが、皆様方におかれましては如何お過ごしでしょうか。
それより奥さん、今週のサンデーは読みましたか? 今週のアシュタロス様はちょっと凄いザンスよ!
ここ最近のアシュ様は、初期の「冷徹な悪役」な姿はすっかり見せなくなり、自分の計画が上手く行かないばっかりに怒り心頭な表情を浮かべまくっていたのですが、ついに今週最後では、まさに「ヘタレ」としか表現しようのないヘタレた表情を浮かべざるを得ない事態にまで追い込まれてしまいました。ちょっと前までは悪辣な事をしまくって「この世界は私のものじゃあ! 従わない部下なんか粛正じゃあ! 従わない奴は敵も味方も皆殺しーってカ・ン・ジ? ムボハハハハハハ!」なんて唾を啜りながら高笑いをしていたアシュ様でしたが(注:してません)、そんな彼がついにこんなヘタレた表情をせざるを得ない状況に追い込まれたっつう事で、一般読者としては溜飲を下げるべき場面なのでしょう。
が、私はアシュタロス様を「アニキ」と言って慕っていた関係上、こんなアシュタロス様の姿を見るのは忍びないです。っつうか、むしろ情けないッスよ。ええもう、こんなヘタレたアシュタロスのアニキは、私が惚れたアニキの姿ではありません! こんな姿見るのもイヤンです! イヤンですよアニキ!
という訳で、今週はすっかりヘタレてしまったアニキに対して、一発怒りのメッセージを送りたいと思います。
日頃は通常のザクの3倍の温厚さを誇り、ジオン驚異のメカニズムをもってしても製品化すら叶わない平穏さが信条の私ではありますが、今日ばかりはアニキをビシッと叱って差し上げたい! これはつまりオレの怒りを喰らえであり、これすなわちゲットマイレイジ! ゲットマイレイジなのです! カプコンの格闘ゲームに出てくる全身タイツのヴァンパイアの如く、性能の良い飛び道具とダッシュ攻撃を絡めた連携攻撃のように叱って上げたい所存!
っつう訳で、アニキ! アシュタロスのアニキ! どうしたんですかアニキ! 何をヘタレているんですかアニキ!
私がアニキに惚れたのは、クールな態度でGS連中を圧倒するダンディズムがあったからなんですよ! 数千年も前から世界征服の計画を練り上げ、ジャマする奴は例え自分が生み出した魔族であろうとも容赦しない、その格好良さがアニキの魅力だと思っていたんですよ!アニキってば、もう容姿は人妻が頬を赤らめるほどセクシーですし、その上にその冷酷な性格が重なれば、もうアンタ同人誌界隈でも「攻めキャラ」として人気沸騰! この夏のコミケでは、アニキが横島をメロメロに陵辱しちゃうようなアシュタロス×横島本が出て来るに違いなし! って思っていたんですよアンタ! 横島をメロメロに陵辱ですよ! 「GS美神」男性キャラの誉れですよ! 燃えますよね? 持って生まれた加虐意識が燃えて来ますよねアニキ!
なのに、ここ最近のアニキっつうたらもう、ちょっと美神や横島に計画を邪魔されたからって冷静さを失ってキレまくってばかりじゃないですか!
いくら計画が邪魔されたからと言っても、実力的にはアニキの方が圧倒的に有利なのですから、ちょっと落ち着けば形勢を立て直すチャンスはあったと思うんですよ。それに、今まで美神や横島には部下達が色々と痛い目に遭わされていたのはご存じなはずですので、連中の実力も知っていたはずです。
なのに、この期に及んで連中を「ゴミ」扱いして軽視し続けた挙げ句にキレまくる羽目になり、最後の最後で決定的な逆転を食らってしまったじゃないですか! ダメじゃないスかアニキ!ああもう、キレたアニキはもうオレの惚れたアニキじゃないッスよ! クールな態度で美神をメロメロにし、意味ありげな態度と表情でベスパをイチコロにした、巨乳女殺しでナイスガイな角付きダンディ魔族だった頃のアニキは、何処へ行ってしまったんですか?
獅子は兎を倒すのにも全力を出すんですよ! 勝負はゲタを履くまで判らないッスよ! 勝ってパンツのゴム締めよッスよ! いくらアニキが悪役でも、油断と慢心を抱えたままではダメですよ! 絶対的な戦力を持った読売巨人軍がなかなか優勝できない事実を思い出すッスよ! 日ハムも逆転されそうですよ! ジュビロ磐田も調子悪いですよ! シューマッハもまた然りですよ!
結局、アニキは三人虫娘を初めとした絶対的な戦力を持ちながら、油断と慢心を繰り返した挙げ句に敵に足下をすくわれてしまった、実にありきたりな悪役になってしまいました。最終的にはこうなるだろうと思ってはいましたが、「ジャッジメント・デイ!」編でのアニキはなんか怒って振り回されるばっかりで、どうもダメでしたね。
南極編が終わった時点で、おとなしくベスパを嫁にして、一緒に郷里に帰って実家の漁業を継いでいればこんな事にはならなかったでしょうに、残念無念です。っつうか、アンタあまりにもふがいないですよ! ええもうオレの怒りは真骨頂に達していますよ! 怒髪が天を突いて突いて突きまくりますよ!
という訳なので、アンタちょっとそこで四つん這いになって歯を食いしばって尻を突き上げなさい! ええ? だから四つん這いになって歯を食いしばって尻を突き上げろって言っているのが判らないの!? ホントにダメな子だねアニキは! アニキみたいな冷酷な人間に限って、心の底にはマゾヒスト願望があったりするんだよ! さぁ、観念して四つん這いになりな! HeHeHe!(邪悪)
更新情報:
- 「煩悩の部屋」の画像ページに、緒理さんの今週の新作「姫君の休日」を追加しました。
今回もまた椎名百貨店のキャラなのですが、さてこの娘さんは誰でしょう?
- ここしばらく「What's New! for Interactive page」を更新していませんが、別に特別な理由はありません。今夜もここをいじっているヒマがありませんでした。ゴメン! メンゴ! なんちて!(←ダメ)
一応ここで告知しておきますが、「ベストカップルコンテスト」の今のステージは、13日で終了させる予定です。
- あと、本当なら今日更新する予定だった「夏コミ同人誌レビュー」は、また後日に繰り下げます。なんか空更新っぽいですね今週(笑)。
かってに桃天使!(挨拶)
っつーか、いやぁ本当、コナミって「手堅くウケるギャルゲーのフォーマット」ってのをシッカリ押さえてますよね! 株価が高いソフトハウスはやる事違いますね! だからどうしたと言われてもアレですけどね!
という訳で、もうすぐ夏が終わり、夕闇迫る夏の海岸で「世界は二人のものだよ……」とか甘い世迷い言をほざいていた即席カップルが、過ぎ去る夏と共にアヴァンギャルドな恋に浮かれた自分を後悔しつつ、インスタントスピードで別れて行く今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
学生さんは宿題やりましたか? 風呂入りましたか? 時代と寝てますか? サンデー新連載「スピンナウト」ってなんかつまらないよなーって、漠然と思っていませんか? そもそも春風邪三太って誰ですか、西森先生? ついでに、今の「GS美神」は、なんか展開が進んでいるのか停滞しているのか判断できますか? 今日はアンニュイなボクですか?
……もはや何を書いているのか判らなくなったので、更新情報します:
- 「煩悩の部屋」の同人誌ページに、夏コミで購入した美神系同人誌を紹介する「GS美神・極楽大作戦! 同人誌レビューコーナー」を作成しました。そのまんまなページ名ですが、私に免じて勘弁下さい(免じるな)。
今回は3誌だけですが(燐光、Lucciolic Edict、おちたる横島)、夏は全部で11〜12誌ほど購入したので、残りは時間があるときに書き足します。
最近、ごくまれにふと思うことベスト3:
- テレビ東京のアニメを観るためだけにCATVを導入するべきか否か?
- 絶版になる前に「激猿シアター」のコミックスを買っておけば良かった……
- 藤本ひとみのコバルト文庫ノベル「ユメミと銀のバラ騎士団」って、まだ続いているんだろうか?
更新情報:
- 「ザ・グレート展開予想ショー」の投稿の一部が消滅していた現象を修正しました。
- 「C-WWW 掲示板」の過去ログがダウンロードできなかったミスを修正しました。
- 「GS美神・極楽大作戦!! コミックス未収録話一覧」を更新しました。
34巻掲載分が残り2つですので、再来週辺りに山場が来そうな感じですね。
- おまけ:夏休み中暇つぶし企画第2弾・コミックス31巻 MtG カード化
あと、昨日公開した「それぞれの想い!」の作者の Heyn さんも、2つカードのネタを送ってきましたので、こちらで公開します。
モジャえもーん!(謎ターム)
という訳で、もう今日にはお盆明け2回目のサンデーが発売され、社会人の方々はもうお盆休み気分が抜けて、なんかこうすっかりつまらない日常が戻ってきたと実感している事と思われる今日この頃ですが、皆様如何お過ごしでしょうか。
こちらの状況ですが、どうにか電話線をマシンのある部屋まで無理矢理引っ張り、かつモデムが引っ越しのドサクサで荷物の山から発掘できないことを口実に 56k モデムを新規購入し(価格が破格の 9800円なのがやや妖しいけど)、なんとか通常の状態に戻ることができました。いやまぁ良かった良かった。
ですので、今日は先週から積みっぱなしになっていた投稿作品を公開致します。
明日以降は、ページのミス修正+トラブル対応をする予定。トホホ。
更新情報:
- 「煩悩の部屋」の画像ページに、緒理さんの新作「ダメと…いったら…(コトッ)…」を追加しました。今回は、椎名百貨店よりフミさんがテーマです。
っつうか、こうやって改めて観ると、なんかフミさんイケてますよ! メカ少女+ポニーテール+メイド服のコンボが私のツボにエリアルレイヴでヒットしてますよ! 椎名先生の次回作の主役はこの人で決まりですね!「煩悩の部屋」の創作文集ページに、今回初投稿の Heyn さんの作品「それぞれの想い!」を追加しました。端的に言うと、横島と美神が(以下略)! ってお話です(判らん)。
感想がありましたら、ぜひ Heyn さん宛のメールでお届け下さい。
- あと、mysin さんより、ルシオラの浴衣イラストが届きましたので、この場を借りて紹介します:
「最初は浴衣を着たルシオラを描いていたつもりだったんですが、色とか模様とかが良く分からずに色を塗っていったらこんな風になってしまいました」との事ですが、確かにひねくれた見方をすれば浴衣がバスローブに見えなくもないような(笑)。
まぁ何にしろ雰囲気は良いので、そのうちどこかのページのカットとして使わせて頂きます。
ピカキー!(挨拶)
という訳で、二週間ぶりのご無沙汰です。こちら C-WWW です。
この二週間は、コミケは勿論ですがその他にも引っ越ししたとか何とかで公私含めてかなり忙しく、ここの面倒を見ているヒマはあまりありませんでした。一番ヒマというか、時間的に余裕があったのが勤務中だっつーのが笑えますね(笑えない)。で、色々とあった結果、今現在私はメインマシンがネットワークに接続できない場所にいるという、かなりマズい状況に陥っています(この文章はサブマシンの Libretto から送信したもの)。ですので、今日は残念ながら C-WWW 本体の更新はできません。
早いうちに環境を復帰して溜まっている更新作業を行う所存ですので、もうしばらくお待ち下さい。水曜日までには何とか!(←希望)で、このまま言い訳だけ書いて空更新で終わるのもアレですので、一応先週行われたコミックマーケットのドキュメントらしきものを書いてみました。お暇ならどうぞ。ただし、質は保証しかねます(笑)。
また、コミケ当日に入手したGS美神本については、後日レポートをチョビチョビ書いていく所存です。期待しないでお待ち下さい。
愛のないコミケットレポート
1日目日頃一緒にマジックやってる友人(マルチ萌え)と一緒に、鈍行列車で出発。道中はマジック関係のバカ話を適当に控え目にしたりとかする。東京に近づくに連れて列車が混んでくるが、バカ話のテンションは変わらず、迷惑ぶりを控えめに発揮する。
そんな感じでコミケ会場(有明国際展示場)に昼頃到着。しかし、なんか去年よりも人が増えてますよ! オタクは何故こんなに増殖するのですか?(近親憎悪)1日目の主な目的は、「ゲーム(電源不要)」分類の中にある、MTG 関係のサークル。実は、私はキャンパスプロジェクトというサークルがコミケ毎に発行しているルーリングサマリー集「MTG ルール大事典」の校正作業に、ボランティアとして携わっていたのだ。勤務中とかにコッソリ校正作業したッスよ! 大変でしたッス!(ダメ社員)
その MTG 系サークルのところで、裏町氏とその友人氏が、私の脇腹をくすぐりながら登場、軽く挨拶を交わす。友人氏が「みつめてナイト」のTシャツを着ていたのが印象的だった。さすがは裏町氏の友人、侮り難し。
その後、東館を適当に回った時点で、私の連れが「企業スペースにあるリーフのブースに行ってみたい」と言い出し(マルチ萌えだから)、西館へ移動。
知っている方は知っているだろうが、コミケでのリーフ人気は凄まじいものがあり、リーフのブースの混み方はもはや尋常ではない。我々が到着した時点でリーフ前の行列は既に遙か屋外にまで伸びており、もはや2時間以上の待ちは必死の有様だ。それを見た連れは、マルチ萌えなのにも関わらず、「この炎天下で2時間待ったら死んでしまいますよ!」と言いつつ断念。コミケ行列の恐ろしさを思い知った。
それと同時に、「リーフのペーパーバッグを持っている奴はこの行列を耐え抜いた猛者である→リーフのペーパーバッグを持っている奴は勇者と認定。さらに、持っているペーパーバッグの数で勇者レベルを決定する」という事にした。紙袋3つ持っているとレベル3勇者と認定する仕組みだ。オレ達の心の中だけで。ちなみに、私はこの企業スペースで、プレリリース版「くりいむレモン」トレカを見付け、イヤッホゥと叫びながら購入。くりいむレモンはオレの恥ずかしい青春の1ページなので、買わねばならないッスよ! 黒猫館最高ッス!(←痛い)
そんな感じで1日目は閉会となり、撤収。私は1日目は所用があって自宅に帰らなければならなかったため、都心在住の知人の下宿で寝泊まりする連れと別れて帰宅――の前に、その連れから一つお願いを受ける。
「フカザワさん、今日帰るんだったら、このリーフの紙袋とグッズを持って帰ってくれませんか?」
なんか、リーフのブースに並んでいた猛者の中に我々の知り合い(ギャルゲー系グッズ収集に燃える30代独身男性)がおり、その彼から勇者の証であるリーフのペーパーバッグを譲り受けたという。さすが独身貴族、やることが違いますね!(用法違い)
っつうことで、私はリーフのペーパーバッグを持ったまま新幹線で帰還するハメに陥った。これで私も勇者の仲間入りですか? 30代独身は近いですか?
2日目前日勇者レベルに目覚めた私であったが、気を取り直して再度上京、日の出桟橋から出ている水上バス経由で会場入り。水上バスに同乗した人達が、男も女も皆小太りであるという厳密なる事実を噛み締めつつ、正午過ぎに到着した。入場待ち行列はこの時には既に解消されており、余裕で入場。
なんか、この日の午前中は、入場するためにかなり行列が発生していたらしいッスね。遅く行って正解だったようだ。この日の目的は、もちろん「GS美神」を始めとしたサンデー系のサークル巡りであるのだが、あと藤子・F・不二雄系と「YAT安心!宇宙旅行」系の巡回も忘れるわけにはいかない。
藤子F系は熱心なファンサークルが今も活動を続けており、マンガ家ファンサイトを運営している私としても色々と参考になるし、また「YAT安心!」は私がモニカやマロンといったキャラに密かに萌えている関係上、行かねばならないのだ(ドクロ)。
特にマロンちゃんなんか、明らかに「ロリ萌えな大きいお兄さん対策」っぷりがルックス・仕草・声などの全てに現れており、そのロリ萌え的心技体の完璧さは、もはや若之花をも越える程である。このマロンちゃんが背負っている業の深さは、「夢のクレヨン王国」のシルバー王女に匹敵するものがあるのではないかと思われる。皆さんもお一つ如何か(どうやって?)。マロンちゃんはともかく、今年の夏は美神系のサークルが比較的多く、私も裏町氏を始め、渡辺氏、Nifty で活躍している氷室氏、HIDE 氏、アイベックス氏などの多数の美神ファン関係者と出会えて良かった良かった。
特にアイベックス氏とはなんか話が弾み、「深沢さんにはみんな会いたがりますよ!」「What's New! テキスト面白いッスよ!」「今度、ウチで原稿書いて下さい!」みたいな事を言われて、「オレって、ひょっとして今やネットヒーローですか!?」と一人で浮かれつつも、「でも、ワタシはそんな特別なコじゃないわ! そんな眼でワタシを見ないで!」とも思い、「発情期・ブルマ検査」のヒロインみたいなアンビバレンツな心境に陥る。そんな心境になりつつも、とりあえずサンデー系のサークルを巡回。「め組の大吾」「烈火の炎」「DANDOH!」などのやおいなお姉さまにバカ受けなマンガのやおい本を多数発見し、やおい人気の程を確認する。でも、私注目の「デビデビ」は、これらに比べると心なしかサークルが少なかったような気がするが、どうしたものか? 頑張れコウモリネコ!(無責任)
二日目のコミケ閉会後、裏町氏とその愉快な仲間たち2人(Tシャツの柄より、オレの脳内で「ロボトミー」「エヴェインカー様」「ジョッカル(動詞)」と命名)と水道橋のフューチャービーへ移動、MTG をひたすらプレイしまくる。
特に裏町氏とは、「墓場までの契約+堕天使+実験用ネズミで相手のクリーチャーを殺しまくるデッキ」対「狂気の祭壇+手綱で相手のクリーチャーを奪ってライブラリ狼藉デッキ」というイヤデッキで対決したり、「蜂・蛍・蝶が入った赤緑三人虫娘デッキ」対「赤白ルシオラアーマーデッキ」という虫デッキで対決したりした。
裏町氏がルシオラに直接火力を撃てなかったり、全身を荒縄で縛られたベスパが地を這いながら殴り続けたりと、なかなかヘボナイスなプレイ続出。ダメな我々。その後、フューチャービー閉店と共に裏町氏達と別れ、前日のマルチ萌えな連れと一緒に、私が都心遠征時にいつも寝床にしている鎌田のビジネスホテルへ移動。途中のコンビニで買ってきた、大カップヌードル+エビスビールというジャンクファディスト至福の夜食メニュー(注意:確実に太れます)をバリバリ食し、気持ちよく爆睡する。
3日目夜中回っていたクーラーの影響か、腹の調子が悪くなって起床。ホテル出発予定時刻まで時間があったので、とりあえず「ギンガマン」「ロボタック」「夢のクレヨン王国」の日曜朝の子供番組ラッシュを視聴して和む。「夢クレ」を観るのが始めてだと語った連れの友人に対して「夢クレは現代ロリぷに萌え萌えの基本アニメである」と説明し、さらに「今日はシルバー王女が色々な事されてる本が沢山あるに違いないよ!」と、エロ同人界の基礎知識を解説(するな)。
11時頃会場に到着。1日目を凌駕する予定通りの混みっぷりに痺れる。
3日目の目玉は、当然「男性向け創作」「ギャルゲー」ジャンルだが、だが私の真の目的は「評論・その他」ジャンルなのだ。ギャルゲー本なら後日メジャーなものを秋葉原などのオタク系ショップで購入するというオプションも存在するのだが、評論系の同人誌はここで買わないとまず手に入らないものばかりなので、気合を入れて突撃。まずいジュース本、と学会会報、やおい解説本、コミック批評本など、ジャンルなどお構い無しで買い捲り続け、連れから「深沢さん、よくそんなに買えますねぇ」と呆れられる。その後、お約束通りに「男性向け創作」「ギャルゲー」ブースへ流れるが、なんかそちらに移った途端に腹の調子が悪くなり、トイレとブースの間をウロウロし、連れからまた呆れられる。シルバー王女やマロンちゃんも色々な事をされていて大変だが、私の腹も大変だ(屁理屈)。
その上、期待のGS美神18禁サークルの雄・「穢れた魂」の新刊は見事に売り切れていてガッカリ。冬にまた来ます(笑)。そんな感じで東館をピンポイントで回った後、西館へ移動することになったのだが、せっかくなので西館屋上のコスプレ広場を見学することにした。だが、コスプレ広場は人込みばっかりで、肝心のナイスコスプレはあまり拝見できず。
特に、今年はなんかルシオラのコスプレしている人が本当にいたらしく、彼女(推定)に遭遇できなかったのは非常に残念だ。でも、あの格好をリアルにすると、どう考えても水商売のお姉さん風にしかならないような気がするのだが、如何か。どうでも良いか。最後は企業ブースやカードゲームのフリープレイスペースを放浪し、混むのを嫌って閉会前30分頃に退散、水上バスで脱出。でも水上バスは混んで混んで混みまくってしまったが、とりあえず沈まなかったから良しとする。おわり。
8/ 8 は「GS美神」のコミックス32巻の発売日でしたが、皆様方におかれましては、もう入手されたでしょうか?
私は、今日が発売日だという事実を完膚無きまでに忘れてまして、見事に買い逃しました。ヨガー!(激しい叱咤を表す俺ドメイン表現)
という訳で、お久しぶりです。こんにちは。
小渕氏が総理に指名されて以来ますます日本売りが加速している今日のこの頃、皆様如何お過ごしでしょうか。オデコは広いですか? メガネかけてますか? 黒いストッキングですか? 血の繋がらない妹から「お兄ちゃん」って呼ばれてみたいですか? 「カードキャプターさくら」と「夢のクレヨン王国」を相変わらず観てるんですか? 先の選挙は民主党に投票したんですか? 犯罪心理学に興味はありますか? サイコな事件に憧れてますか? 量産型女子高生の履いているルーズソックスの社会学的な側面を語りたくなりませんか? 心の中にコンプレックスを抱えて生きてますか? 今週のサンデーの「烈火の炎」の、紅麗と音遠の例のキススーン以降の描写を見て、「おお、これってゆうわくオフィス恋愛課のセックスシーンの描写技法と一緒ッスよ! やるじゃんサンデー!」と思った方は、私以外にどのくらいいらっしゃるでしょうか?
目指せエリート誘惑王! 助けてブギーポップ! ウパー!
更新情報:
- 「What's New! for Interactive page」を更新しました。
- 「煩悩の部屋」の画像ページに、
- 緒理さんの今週の新作・"乱破S.S"(椎名百貨店)の桜井先生を描いた「ああっ、新潟のお母さんっ!!」
- 久しぶりに投稿して下さった裏町片菜さんの、おキヌと美神の水着姿イラスト「"Swim ware お届けに上がりました。"」(仮題)
- 以前ルシオライラストを投稿して下さった齋藤 晴美・正己ご夫妻の新ルシオライラスト「ヨコシマ…好きにして……」
を追加しました。
なお、「ヨコシマ…好きにして……」のタイトル名は、齋藤さんの指定は「ヨコシマ好きにして」だったのですが、私の独断と偏見により、途中に思わせぶりっぽさを演出する符号「…」を適当に挿入させていただきました。これでよりエッチになったと思います(笑)。
- 容量的な要因により、「GS美神ベストカップルコンテスト」の第6〜第9ステージの結果ログを LZH 圧縮形式のみにしました。
- 「ニュース・イベント情報」ページに、藤宮ケイさんが作られた「コミックマーケット54・GS美神系サークル情報」ページへのリンクを追加しました。
- あと、私が夏休み中に暇つぶしで「仁義なき戦い!」編を無理矢理 MtG のカードにしてみた雑文テキストをウッカリ作ったので、一応置いておきます。でも、こういうのって、作った本人以外は面白くもなんともないんッスよね(自虐)。
では、コミケ会場でお会いしましょう。
あの人混みだと、「お会いしましょう」っつうよりは「見つけられるモノなら見つけて見ろ」って感じですけど(笑)。