ガチャピンが宇宙にまで行くこのご時世に、相変わらず神も悪魔もおキヌちゃんも降り立たぬ荒野にいる皆さん、お元気ですか?
しかし、相変わらず凄いですよねガチャピン。あの体型でスカイダイビングやスキューバダイビングやロッククライミングをするだけでも十分驚異、っつうかもはや驚愕とか恐怖の域に達していたのですが、ついに宇宙に進出ですよ、宇宙に!
ウは宇宙のウ、の宇宙ッスよ! 無限に広がる大宇宙ッスよ! 宇宙に進出したガチャピンは、もはや並の恐怖を越えたコズミックホラーの域に達しているッスよ! 宇宙驚愕獣もビックリッスよ!
ビバ! 宇宙! あとガチャピンもな!
で、ポンキッキーズのサイトによれば、ガチャピンはロシアのバイコヌール基地から打ち上げられるロケットに乗り込み、ミール宇宙ステーションにドッキングする、という事にチャレンジするそうです。昔、TBS勤務のサラリーマンが宇宙に行ったのと同じルートですな。
で、結構興味深いのが、その計画のスケジュールです。
● スケジュール
- 7月
モスクワ郊外の星の町にあるガガーリン記念宇宙飛行士訓練センターでの訓練
- 8月
バイコヌール基地からロケットを打ち上げ、ミール宇宙ステーションにドッキング。
ミールに乗り移り、前乗組員との交流や宇宙実験など宇宙で滞在する。
……たったこれだけですか、スケジュールって奴は?
なんか、これを読む限り、「星の町」に行って一ヶ月ほど訓練しさえすれば、誰でもロケットに乗ってミールに行けるような気がして来ませんか?GS美神のコミックス25巻の「私を月まで連れてって!」(その1)で、現地のロシア人に金塊を積んでロケットを調達し、美神と横島をいともアッサリ宇宙に送り込むというエピソードがありましたが、なんかこの「ガチャピン宇宙にいく!」プロジェクトのあっけないスケジュールを見る限り、あながちマンガに書かれていた事も間違いではないような気がしてきました。
すなわち、ガチャピンを宇宙に送るという壮大なプロジェクトを発表したその裏では、「星の町」の政治家や技術者達が「外貨やーっ! ハラショー!」と叫んでいるに違いありません(憶測だが断定)。
我らがガチャピンが永遠に英雄であり続けるために、裏では色々と苦労しているのだという事を、我々は知らねばなりません。ハラショー!と、勝手にガチャピンを汚れた英雄に祭り立てたところで、更新情報です:
更新情報:
- 「What's New! for Interactive page」を更新しました。
- 「煩悩の部屋」の画像ページに、久しぶりの SINJIRO さんの新作イラスト「こっち向いておキヌちゃん」を掲載しました。
おキヌちゃんがなんか脱いでますよ!(誤解を誇張)
- 同じく「煩悩の部屋」のエッセイページに、北白川 玉砕(笑)と名乗る方より、「ルシオラにおけるエロス(ルシオラの存在領域に関する考察)」を掲載しました。
ルシオラという存在について、フロイト的な視点より考察を加えた、なかなか興味深い論文になっています。
- Anime/Manga/GS Mikami COOL SITES LINK に、「サーファーズパラダイス」というアニメ・コミック・ゲーム中心の検索サイトを追加しました。
「サーファーズパラダイス」は、いわゆるオタク系ジャンルのサイトが多数登録されており、特に特定の作品に対して集中的に検索できる点が非常に便利です。おすすめ。
- 「ルシオラ・オンライン」で、特定の書き込みへのコメントを書けるようにしました。
- なお、イラスト常連の緒理さんですが、今週は都合により新作アップはお休みだそうです。
という訳ですので、送られてきた「今週のお詫びイラスト」(笑)をどうぞ。
今週のオープニングトーク
あるキリスト教系宗教団体の宣教師と、私の友人Aとの会話:宣教師「アナタは聖書を読んだことはありますカ?」
友人A「ええ、ありますよ。黙示録の辺りを特に」
っつう訳で(どういう訳ですか?)、先週東京ビッグサイトで行われていた「ビジネスショウ '98 TOKYO」に行って来ました。
ビジネスショウは、その規模の大きさ、そして東京ビッグサイトで開かれる点から、識者の間では「ビジネス界のコミックマーケット」とも呼ばれているというトレードショウです。ウソです。今回のビジネスショウの見所は、まぁ一般的に言えば「インターネットを軸にしたモバイルビジネスの促進」的なノリの商品が多かったですね。
大手パソコン/家電メーカーがこぞってPDA・ミニノートパソコン・デジタルカメラを、情報通信分野の会社がインテリジェントな携帯電話をモリモリ出展し、モバイル環境の促進に力を入れている様子が伺えました。まぁ、端的に言えば、今の流行は「新幹線の中でもビジネスに必要な環境をモバイルで実現して仕事する、カッコイイ俺」「スケジュールをPDAや携帯でやり取りして各地を飛び回る、売れっ子な私」を演出する道具という事になるみたいです。
っつうか、そんなに仕事ばっかりしてどうするのよ君達(笑)。
しかし、ビジネスショウでそれらの流行モノなアイテムを見て回るのは、あくまで表層的な楽しみ方に過ぎません。ビジネスショウの真の楽しみは、「ビジネスショウでなければ普段観られないような商品」を実際に観られる点にあります。
例えば、筆記用具などの文房具メーカーの新製品がそれに当たります。一見何の進歩もなさそうな文房具業界ですが、実は昨今の環境ブームに沿った、環境に与えるダメージが少ないエコロなグッズ(ペットボトルプレス機など)を扱うようになって来ていたりしており、時代の流れを感じさせます。あと、ビジネスショウでさらに毎年楽しませてくれるのが、「ビジネスサポート展」と銘打たれたコーナーです。ここのコーナーには「ビジネスをサポートする」という名目であればどんな関連企業も出展してオッケーみたいなノリがあり、まさにここでしか見られないようなアイテムが満載です。
例えば、今までこのコーナーで見た事のあるモノを挙げます:
- 人材派遣サービス
- バイク宅配サービス
- 網膜パターン認識セキュリティマシン
- 鮮度が命のコーヒーをおいしく入れるコーヒーメーカー
- 防弾ガラスと防弾チョッキ
- 英会話学校の勧誘
- 足の裏のツボ刺激機
- マイコンウェーブのもみ玉パワーローリング波動により血行促進のマッサージ機
……と、そのノンジャンルっぷりがご理解していただけると思います。
で、今年の「ビジネスサポート展」の出玉は、個人的には「キルリアン写真機」を展示していたブースです。
「キルリアン」という単語は「うしおととら」にも出てきたので知っている方も多いと思いますが、まぁ端的に言えば「生体エネルギー」のようなもの(らしい)です。この生体エネルギーをキルレアン光として撮影するのが、「キルリアン写真機」と呼ばれるシロモノ(らしい)です。
……ここまで読めば判ると思いますが、いわゆる「トンデモ」に属する機械ですね、コレ。「うしおととら」に出てくるシロモノを本当に商品化するとは、なかなか侮れません。この写真機で移るモノは生体エネルギーでも何でもなく、単なる人体からの放電現象である事が既に証明されています。しかし、そんな事に関わりなく、こうやって実際にトンデモな商品が売っているのを見たのは初めての体験ですよ。世の中侮れません。
このブースでは、他にも「体や機械に貼るだけで危険な電磁波を無害化する」という触れ込みの、これまた怪しい「ナチュラルダイオード」のパンフレットも置いてあったりして、只ならぬ雰囲気を醸していました。
そのせいか、私が見ていた範囲では、ほとんど人が近寄っていませんでした(笑)。
まぁ、こういった怪しいグッズは、「GS美神」みたいなオカルトマンガの中だけにして欲しい所存ッスね。っつうか、あのマンガの世界のビジネスショウだと、この手のいけないグッズが並んでいるんですかね?
と、ちょっとだけ「GS美神」を絡ませたところで、今週の更新情報です。
更新情報:
「What's New! for Interactive page」を更新しました。
「煩悩の部屋」の画像ページに、緒理さんの新作イラスト「私、安美江ちゃん役ですかっ…!?(どきどき)」を掲載しました。今週はおキヌちゃんがヘソ出しでますよ!
「ベストカップルコンテスト」で、コメント書き込みの日付を表示するようにしました(うっとおしいですか?)
あと、オレ的に期待の新キャラ・芦優太朗を名前の一覧に追加してあります。ご利用ください。
今日は少年サンデーコミックスの発売日でした。
今日出たコミックスは、「コナン」「俺フィー」「犬夜叉」「烈火」「Love」「ダンドー」「ガンバ」「デビデビ」とサンデー連載陣の中でもかなり強力なラインナップが揃っており、なかなかデリシャスッスね。皆さんは何か買われましたか?
え、私ですか? 私は当然、「SALAD DAYS」に決まってるじゃないですか!
明日の通勤電車の中でコレを読んで、朝っぱらから身悶えする所存で御座いますよ! ラブ!
更新情報:
「ニュース・イベント情報」に、 の情報を追加しました。
- コミックス31巻についての情報
- Nifty で開催される、期間限定・椎名高志会議室のお知らせ
- Nifty の美神パティオで現在開催中のイベント「Reiko・Mikami Collection 98」へのお誘い
あと、今サンデーで連載されているエピソードがコミックスのどの辺に掲載されるのかを把握できるようにするため、個人的な趣味で「GS美神・極楽大作戦!! コミックス未収録話一覧」を作ってみました。
「煩悩の部屋」に毎週イラストを送って下さっている緒理さんですが、今週は都合によりお休みされるそうです。 ですが、そんな緒理さんから、代わりとして「お詫びイラスト」が送られて来たので、せっかくだからここに掲載させて頂きます(笑)。
ウチの女房には触手がありますかー?(ナツメロタイトルパロ挨拶)
という訳で、先週あれだけ盛り上がった「GS美神」のサンデー連載の展開の方も、どうにか一段落付きましたね。
今年の初め頃には「このマンガは夏頃までに終わっても不思議ではない」とここで書きましたが、今週の話を読む限り、夏に終了どころかまだまだ十分話が続けられるような体制をいつの間にやら作り上げてしまったようです、このマンガ。「アシュタロスが出てくる=このマンガも終わり」と読者に思わせておきながら、いつの間にやらの対長期連載対応展開っぷり。なんか、今週のサンデー連載を読み終えた時、私の脳裏に「見ろ、この物資を! これがあれば、ジオンはあと10年は戦えるぞ!」という台詞が浮かんで来てしまいました。
果たして椎名高志先生は、ジオン軍よりも長く戦う事ができるのでしょうか?
あと、シャア少佐は車掌さんだった、って本当ですか?(早口言葉)
と、無駄な話をしつつ今週の更新情報ですが、実はこう見えて、今の私は仲間内とのカラオケ大会を終わった直後で疲れている上に酔っぱらっています。
ですので、今夜の更新は「What's New! for Interactive page」のみです。残りはまた明日以降、っつう事にさせて下さい。せっかくコミックス31巻の発売が 6/18 に決まったってのにすまんス。それでは。
で(突然)、読みましたかアニキ。今週のサンデー。
今週のサンデーは、「神聖モテモテ王国」の第2部開始とか、「俺フィー」の愛子が「女」を感じさせるいい雰囲気で良かったッスねとか、「からくりサーカス」の少年誌とは思えない大殺戮と大暴力、そしてどこか「境界性人格障害」っていうかサイコっぽい雰囲気を醸しつつトラックから降りて来た女の子に注目とか、色々と見所は多いのですが、でもやっぱりこのサイト的な注目点は、どうしても「GS美神」になります。
っつうか、今週のサンデー連載の最終5ページの急展開には、なんかこう久しぶりに「うわー、これってヤベえー!」なものを感じましたよ。
この最後のシーンは、昨年末から今までの「ルシオラ=横島ラブラブ路線」を壊しかねないものであることは間違いないのでしょう。果たして作者は、どんなつもりでこのシーンを出してきたのか? 謎は深まるばかりです。そんな衝撃の展開を受け、この C-WWW の各コーナーにも、色々と皆さんからコメントがモリモリ書き込まれました。特に「ベストカップルコンテスト」の横島・ルシオラ組は、全発言の 1/3 〜 1/4 くらいがこの1週間に書かれたんじゃないのでしょうか?
そんな熱意に打たれた私は(ややウソ)、せっかくなので「美神令子・その人生・その愛」スペシャル/レポート323・「甘い生活!!」その4騒動」ページを急遽作成し、その熱意の一端を未来へ伝える事にしました。興味があればご覧下さい。
いやしかし、これからルシオラはどうなっちゃうんでしょうね?
もし彼女が、横島というダメハーレムマンガの主人公みたいな男(笑)と本気で添い遂げようと思うのであれば、奴のダメな部分を見据え、それを超越する包容力が必要不可欠であると推測されます。ルシオラはそのダメ男のダメな部分の一つを見てしまった訳ですが、果たして彼女はそれに対してどう対峙するのでしょうか?私としては、やはりここは「涙の数だけ強くなる」という岡本真夜の法則に基づき、ルシオラにも流した涙の数だけ強くなって頂きたいと思う所存です。
バランガバランガ、涙も風になりますよ!更新情報:
「煩悩の部屋」の画像ページに、緒理さんの新作イラスト「確認」を掲載しました。今回は美神がテーマです。
そういえば、ここに投稿されるイラストで美神が取り上げられたって事は、今までなかったような気がします。一応は主人公なのになぁ(笑)。
「ベストカップルコンテスト」のシステムを新しくし、それにともなって新しいステージを開始しました。今回からは、コメントを書くときには名前を記入する必要があるので、その点を注意して下さい。
ただ、まだシステムが安定していないみたいですので、なにかトラブル(書き込めないなど)が発生した場合は連絡をお願いします。
上にも書きましたが、「美神令子・その人生・その愛」スペシャルとして、「レポート323・甘い生活!!その4騒動」ページを作りました。
主に「ベストカップルコンテスト」に寄せられた意見の中から、興味深い内容のコメントをチョイスしてファン心理を分析しよう、という趣向のペ−ジ……にはなってません(笑)。
「ザ・グレート・展開予想ショー」の過去100発言を別ページに移しました。 なお、「What's New! for Interactive page」の更新は、明日以降になる予定です。ご了承を。
ビバ! マルチ!
という訳で、皆様はゴールデンウィークを如何お過ごしになられましたか?
私の場合は、「ポケモン」を初めて観たり、「ウルトラマンダイナ」を初めて観たり、静岡でも奇跡的に放映されている「カウボーイビバップ」を観たり、「新YAT安心!宇宙旅行」がオレ的フィーリングに会っていたのでコミックスを一気買いしたら、予想外に内容がSFっぽくて驚愕したとかと、ほぼ予想通りのゴロゴロダメライフを過ごさせて頂きました。
あとは Magic: the gathering とセガラリー2にも燃えてましたッスね。ついでに、自作パソコンも組み立てたりしてね! AMD K6-266 をメインにして、ハード代約13万で作っちゃいましたよ! 思ったより全然安くてハッピーッスよ!
まぁ、そんなこんなで、全般的にかなりダメな休日の過ごし方っぽいことをしてましたッスね! でも、当然あなたもダメっぽいッスよね! オタク人生なさけむようッスね! タフ過ぎてソンはないッスね!
で、そんなダメな人達の間に完全に定着したのが、冒頭の挨拶で触れたマルチさんです(前振り完了)。
元々マルチというキャラは、To Heart が発売された直後からギャルゲーマーの間で「萌えキャラ」としての評価が高かったのですが、最近になってその To Heart のトレーディングカードが発売になった以降は、私の周辺のカードコレクター達までがマルチに激しく萌え萌えになってしまっています。
すなわち、「知人からマルチのトレカを見せられる→かわいい→マルチのカードを入手する→萌える→To heart というゲームに興味を持つ→とりあえずプレイ→マルチでクリア→さらに萌える→烈火のごとくマルチのカードを集め始める→周囲の仲間に見せる」というマルチ輪廻がそこかしこに展開されてしまっている状態です。その威力たるやすさまじく、私はこの爆発的な現象を密かに「マルチボム」と名付けているほどです。今の日本はキャラクターブームに沸いており、ピカチュウやキティちゃんが既に広く一般に広まり、もはや「今の日本はピカチュウとキティちゃんに支配されている」と言っても過言ではない状態になっているのはご存じの通りですが、そういう意味でもこのマルチというキャラの潜在能力はあなどれないものがあると思います。
綾波やアスカがエヴァ映画の終了とともに立ち去り、虹野や詩織といったときメモキャラ人気も息切れが目立ち、センチのえみりゅんとかサクラ大戦2のレミとかも今一振るっていない今の状況下なら、マルチはバーチャルアイドルとして日本を裏から支配できるだけの勢力を得られるのではないのでしょうか?
で、何故、今マルチなのか? という事については、私はまだ To Heart そのものをプレイしていないので言及は避けますが、っつうかオレのマルチに関する情報源がエロ同人誌ばっかりなので正確な事が書けないのですが(笑)、一般的な観点からすれば、いわゆる「メカ美少女モノ」ジャンルに即したパターン(ドジでマヌケな女性アンドロイドが主人公の男性に控えめな態度で尽くしてくれる、という奴)を踏襲しつつ、うまく恋愛要素とキャラ萌え要素を組み込んだ点が人気の秘密でしょう。
To Heart はいわゆる美少女ソフトなので、マルチを語るためにはエロ要素についても考える必要があるとは思うのですが、なんかここまでマルチ人気が高まると、エロ要素を全面に出さなくても十分に売れるのではないのでしょうかね。
「To Heart プレステ版にはエロ部分がない!」とコアなゲーマーの間で評判になっているそうですが、「プレステ版は、マルチやあかりといった人気キャラを、ギャルゲーになじみの薄いゲーマー達に認知させる」のを目的にしているとするのであれば、それはそれで一つの売り方として正しいのかも知れません(ゲームとしての完成度がどうなるのか、という問題は別にありますが)。とにかく、今後のマルチを始めとする To Heart 陣営の売り出し方に注目ですね。なさけむようのオタク人生を歩むものとしては。
で、一応ここは椎名高志先生のファンサイトなので、一応椎名先生の作品に触れておきますと、「ドジでマヌケなメカ美少女」の元祖と言えば、やはり初期の名作「電化製品に乾杯!」のミソッカスを上げざるを得ないでしょう。
女性アンドロイドのドジっぷりや健気さ、それに対する男性キャラの情けなさ、そして「モノ」に過ぎないミソッカスに感情移入し、内蔵むき出しになったミソッカスを見ても「かわいい!」と叫んでしまう清々しさ等、「電化製品に乾杯!」は、いわゆる「メカ美少女モノ」の典型としての要素を多分に含んでいます。
本来「心」を持たず、心があるように振る舞っているに過ぎないメカ美少女の中に、揺るぎない心と真実の愛情という幻を見てしまう――「電化製品に乾杯!」は、このメカ美少女モノの基本テーマを押さえた良作と言えるでしょう。内容はまったくのバカマンガなんだけど(笑)。また、ミソッカスの「ドジでマヌケ」要素はそのまま初期の「GS美神」のおキヌに、主人公のダメ少年のダメな要素の一部(貧乏とかモテないとか)は横島に引き継がれているとも言えます。そういう意味でも、「電化製品に乾杯!」は、今の椎名マンガの原点の一つと言っても良い作品なのではないのでしょうか。
「電化製品に乾杯!」はその後、続編として「家電少女 MISOCCUS」が描かれましたが、残念ながらこれは未だコミックス(椎名百貨店)に収録されていません。何故かと言えば、おそらくは「椎名百貨店4巻を出せるだけの作品のストックがない」からだと推測されます。
これらの作品は基本的に月刊サンデー増刊辺りに掲載されるものなのですが、しかし椎名先生の場合、ここ2年近く「GS美神」以外のマンガを描いていません。その理由は……やはり、週刊連載がそれほど忙しいと言うことなんでしょうね。前に読み切りマンガ「ジパング!!」を描いた時なんか、連載の方の絵と脚本の質がガタ落ちして唖然とした覚えがありますし(「サバイバルの館」の頃)。しょこで!(注:笑うところ。覚えましたね?)
とりあえず「GS美神」の連載が終わった後でもいいですから(笑)、久しぶりに椎名先生の読み切りを読んでみたい所存ッスよ。ネタはもちろんミソッカスで行きましょう。
確かあのモデルはあと98体くらいは残っているという設定でしたので、あと98話はミソッカスで話が作れるという寸法です。「最後に必ず壊れる」というパターンを使えばオチもバッチリですし、イケますよこのネタ!(オレだけに)一応、私が考えた今っぽい仕様のミソッカスを考えてみました。
後はみんなで仕様を考えてみましょう:ネットワーク対応。端子から命令に応じたプログラムやデバイスドライバをインターネット上のサーバからダウンロードできる。ただし、ネットワーク端子は ISDN に対応していない 33.6Kbps のモデムとか時代遅れの 10Base-2 とか、とにかくドジでマヌケっぷりを演出できる中途半端なシロモノにする
ネットワーク端子は口の中にあるので、ケーブルを口にくわえる必要あり。ダウンロード中は何もできないので、ただ座っているだけ
今回の仕事は赤ん坊の世話。ベビーシッタードラマの法則により、「ちょっと目を離したスキに子供が失踪する」イベントが必ず発生する。後は、子供をかばって車に撥ねられるとか、その手のネタで最後は何とか彼女をハートウォーミングな演出で自爆させる
その他、「ダンナの浮気の現場を目撃する」「奥様には暗い過去があり、それをネタに昔の男から脅迫されている」等、「家政婦は見た!」っぽくしても可。
でも、それだと月刊サンデーではなくヤングサンデー(もしくは女性セブン)送りにされてしまうので、オレが困る更新情報:
「煩悩の部屋」の画像ページに、緒理さんの新作イラスト「子守のプロ(自称)!!」を掲載しました。こういう「今となっては何もかもなつかしい…」キャラにあえて目を着けるのが、緒理さんらしいですね。
お願いすれば、例えば「コミックス2巻 P.112 に出てきた垂れ目美女」とかも描いて下さるのでしょうか(注意:下さらないと思います)。
告知になりますが、現在「ベストカップルコンテスト」のシステム改造を行っています。これにより、今週末をもって現在のステージを打ち切り、次週からは新しいシステム(と言っても、単に名前記入欄を付けただけだけど)に入れ替える予定です。
あと、その他の雑務(ヘンな書き込みの削除処理)とかは明日行う予定です。結局時間がないんだよなー(泣)
皆様、ゴールデンウィークまっただ中の今日この頃、如何お過ごしでしょうか?
で、この C-WWW もゴールデンウィークっつう事で、今日の更新は「What's New! for Interactive page」のみです。つうか、MTG のトーナメントに出て遊んでいたりとか、パソコンのパーツ買って組み立てていたりしていたりしているうちに、ここを更新する時間がなくなりました。ゴイメン(注:ゴメンのタイプミス)。
今週の更新は、とりあえず5日を予定しております。
っつう事で。
皆さーん、綾波入ってますかー?
という訳で、2回くらいなら死んでみたいと思っている皆様、いらっしゃいませ。
それで今週の話題ですが、普段はサンデーの読者の大半が無視しているに違いないコーナーの一つ・「投稿コミックショー」で行われていた、読者の大半が無視しているに違いない企画の一つ「サンデー・ベストドレッサー大会」で、見事このサイトで応援している「GS美神」の主人公・美神令子がトップ当選した事を記念して、久しぶりに美神令子嬢について色々と考えてみたいと思います(ヒント:この回りくどい書き方から、私の気力の充実具合を行間読みするのが吉)。
その美神ですが、思えば連載が開始された平成3年から今までの間、基本的なコスチュームに一切の変更が加えられないまま、ボディコン1枚と豊富なオッパイを武器に、バブル→バブル崩壊→平成不況という激動の時代を勝ち抜いて参りました。
連載開始当初は、まだバブルの残り香が残っていたので、ボディコンはトレンドっつうか、「イマイじゃーん」を象徴する格好だったのですが、ボディコン姉さんが東京・田町のジュリアナ前にウヨウヨしていたあの頃は、今はもう昔。当時とはディスコシーンの有様も様変わりした昨今、ボディコンという衣装そのものの意味合いも、当時とはかなり変わったモノになって来ています。
仮に、私が今、ボディコン着て街を歩いているお姉さんを見た場合、間違いなく「なんか前時代的なカッコしているなぁ」と思うでしょう。
でも、それと同時に、「ああ、ありゃー美神のコスプレしてるんだな。おキヌちゃんはドコですか?」とも思うに違いありません(笑)。それほどまでに、「時代の流行り廃りに関係なく、ボディコン=美神という記号化の図式が、読者の間に定着している」と言えるのではないのでしょうか(表現が回りくどい今日のオレ)。
こういう印象を読者の側に定着させたのが、「ベストドレッサー大会」での美神の高評価、強いては「GS美神」というマンガの繁栄に繋がったのではないか、と思う次第です。ただ、美神の人気を支える真のポイントは別にボディコンとかオッパイとかある訳ではなく、彼女の生き様やライフスタイルの格好良さそのものにある事は確かです。
「ベストドレッサー大会」への投稿にあった、「やっぱり美神さん凄くSEXYだし、女の子の憧れみたいなものだから」という女の子(ペンネーム:LOVEも好きさん)の投書が、端的に美神というキャラの魅力を指摘していると思われます。
しかし、そんな女子の憧れ的な存在である美神も、連載開始から既に7年近く「二十歳で世界最高級のGS」を演じ続けている訳です。長いですよねー。
仮に美神がマンガの中で歳を取っていたとしたら、もうそろそろ26、7歳になる計算です。結構いい歳ですな(笑)。女の27歳で独身と言えば、「女盛り」「花の独身」と言えば聞こえは良いものの、冷え性とか肩こりとか便秘とか神経痛とかにそろそろ悩まされ始め、身体の余計な脂肪を落とすのが大変になり、しかも郷里の両親に電話とかすると二言目には「あんた、そろそろ結婚しないの?」と言われ、高校の同級生とかは半分くらいは結婚しちゃってて「あんたは身軽でいいわねぇ」とかイヤミだか憧れだか判らない事を言われ、かと言って彼氏は今更面倒だからあんまり作りたくないし、一人暮らしだと身の回りの事をするのも面倒だからついコンビニ大好きな生活パターンになってしまったりと、非常に肉体的・精神的・社会的にハードな年頃であると認識しております。
しかも美神の場合は、「スリーピングビューティー」編で復活したおキヌ(歳を取っているとすると、推定18歳)が身近にいるので、彼女が恋に学業に霊能力の修行にと、若者らしい充実した毎日を送っているのを間近で見せられる事になります。自分の歳をイヤでも認識させられるに違いありません。
あと、横島が歳取ってるとすると、横島は今頃は24歳の男盛りッスよ! しかも、奴の事だから、間違いなく男の魅力を振りまくプレイボーイに成長しているに違いないッスよ! こんなナイスガイにマジで口説かれちゃったらどうするつもりよ、美神令子さん(27歳独身)!
いやぁ、マンガの中で歳取らなくて良かったッスね、美神さん! マンガって素晴らしいッスね!
……何の話をしているのか分からなくなってきましたが(笑)、とにかく、美神も7年という歳を経て、最初の頃から比べると大分キャラクター性が変わってきています。同じ二十歳にしても、彼女も色々と(特に横島に対しては)性格が丸くなりましたよね。
性格が変わりつつある一端としては、勿論ストーリー上での美神や横島の成長という要素が大きい訳です。が、マンガの中でキャラクターは歳を取らなくても、そのマンガを描いている作者は確実に歳を取って行くわけで、それ故、同じ「二十歳の自立志向の女性」を描いていても、どうしても作者の年相応の考え方が出てきてキャラクター性が微妙に変わる……という事もあると思います。
もっと端的に言えば、美神(および、他のキャラ)は、椎名先生が歳を取る毎に、どーしてもキャラクターがオヤジ臭い行動を取ってしまう事が増えるのではないか、と最近は危惧しています。
現に、マンガの中で若者よりも「SPA!」とかを読んでいるオヤジが好んで使いそうな「地雷女」というフレーズを登場させたり、おキヌにオヤジがいかにも好みそうなエッチな台詞(笑)を喋らせたりと、オヤジ化の兆候は既に現れていると言えましょう。
特に、今頃「小公女セーラ」辺りのネタを堂々と何度も持ってくる辺り、かつて名作劇場オタクだったオヤジの気概が見え隠れしているような気がしてなりません。今は、こんなオヤジなノリを上手くギャグに昇華させてはいますが、果たしてこのまま最後までオヤジなセンスをメインの読者層(少なくともオヤジじゃない事は明白)に判るレベルに留めることはできるでしょうか?
これは、一人のマンガ家が少年マンガ家に留まり続けるか、それともヤングサンデー辺りのオヤジ向けマンガ誌が似合うマンガ家になるのか、瀬戸際の問題であると言えましょう。少年マンガ家・椎名高志のオヤジ化への新たなる戦いは、既に始まっているのです。
……最初の「ベストドレッサー大会」とは全然違う方向でオチが付きましたが、まぁこれもライブ感覚の一環ということで(言い訳)。おわり。
更新情報:
「What's New! for Interactive page」を更新しました。
「煩悩の部屋」の画像ページに、齋藤 晴美さんという方が描かれたルシオライラストを掲載しました。
彼女のダンナさんから「妻に頼み込んで書いてもらった」というメールを頂いたのですが……こういう夫婦生活っていいよなぁ(笑)。
「ショートカットツアー」より、事故によって消失した「バーチャル読者アンケート」の項目を削除しました。
このページには、実はもう一つ更新されている箇所があるのですが、一応秘密にしておきます。君には判るかなー(しらじらしく)あと、「ルシオラオンライン」に「JYTUYK」「ナマノセ奇髄に内臓具」というタイトルの書き込みがありますが、あまりに書き込み内容が愚かなので、「悪い例」としてあえて削除しないで1週間ほど晒しておくことにしました。不愉快かも知れませんが、ご了承下さい。
ただし、「迷惑だ」というメールを頂いた場合、およびこれと同系列の発言が続いた場合は、即刻削除します。最近はこんなのばっかりだなぁ。
ドクロ!(挨拶)
私が住んでいる沼津は伊豆半島の根っ子にあるのですが、今週末はその伊豆にある伊東市にエリチン大統領(間違い)一行がやって来ました。そのおかげで、伊東は交通規制とか何とか色々あって大騒ぎだったようです。
そのエリツィン大統領関連でオレ的に一番面白かったニュースは、首脳会談をやっているホテルで開かれていた結婚披露宴に、突然エリツィン大統領と橋本首相が乱入したというものでした。
元々、このエリツィン=橋龍首脳会議は1週間くらい早く行われているはずだったのですが、ロシア議会が時期首相指名問題でアレコレと揉めたおかげでエリチェン大統領(間違い:2回目)来日が遅れ、会談も今週末に延びた、という経緯があります(多分)。
ですので、結婚披露宴を行ったカップルは、たまたま首脳会談と同じ日に当たっちゃったという不幸を背負い込んでしまった訳ですね。若いのにお気の毒です。ニュースでは、エリツィン大統領から祝辞とプレゼントを送られた新郎新婦がにこやかに笑っている映像が流れていましたが、その心中は穏やかではなかったと思います。
なんと言っても、エリツィンと橋龍と言えば、先進国の間の2大嫌われ首脳である事は周知の事実(オレ調べ:調査対象オレ)。そんな彼らに祝福されたあのカップルは、果たしてこれから幸せな人生を送ることができるのでしょうか? 気になるところです。
あと、まず先週紹介した「サラダデイズ」ですが、ここで「サンデーのボーイズビーという呼称をウッカリ与えられないよう気を付けろ」と注意をしたにも関わらず(エラそうだな>オレ)、残念ながら Web 上では既に「サンデー版ボーイズビー」とか「ボーイズビーをさらにユルくした」とかいう表現で語られています。個人的には、なんかこう「ああやっぱり」って感じです(笑)。
こういうものを観るに連れ、少年向け恋愛マンガジャンルにおける、ボーイズビーの影響力の偉大さが伺える次第です。なんだかんだ言っても、やっぱり面白いですからね。色々な意味で。そんな可哀想な扱いを受けている「サラダデイズ」ですが、これの作者の猪熊しのぶ先生の「師匠」は、「冬物語」や「いつでも夢を」の作者の原秀則先生なんだそうですな。
私は原秀則氏のマンガは読んだことがまだないのですが、「冬物語=浪人生が主人公のなんか寒くて暗そうな恋愛ドラマ」というネガティブなイメージが強いので、どうも読む気が起こりません(笑)。実際どうなんでしょうかね。以上、近況報告でした。
面白くてタメになりましたか?(シラケ気味に)
更新情報:
「What's New! for Interactive page」を更新しました。
「煩悩の部屋」の画像ページに、緒理さんの今週の新着おキヌちゃんイラスト「で〜きた…っと(えへへっ)」、そして初投稿となる帆足 実さんのルシオライラスト「楽しいわけないわね、私とドライブしたって…」の二つを追加しました。
毎週好調な緒理さんですが、なんでも自宅のパソコンが死んでしまったそうで、しばらくお休みするそうです。お早めの復帰をお待ちしております。
同じく「煩悩の部屋」の創作文集ページに、ザ・グレート展開予想ショーでCSUさんが発表していた「プリンセス・オブ・ドラゴン」を掲載しました。
さらに、如月狂四郎さんからアニメ版GS美神のEDテーマ「BELIEVE ME」の MIDI ファイルを頂きましたので、「煩悩の部屋・その他のオブジェクト」というページを新設して掲載しました。
正直、MIDI ファイルの公開は JASRAC が Web 上の公開についてのガイドラインのようなものを出しているのかどうか知らないので、ここに掲載して良いのかどうか悩みましたが、まぁ誰も損はしないだろうという判断の元に公開する事にしました。無責任ですまぬ。
「煩悩の部屋・その他のオブジェクト」のヘッダイラストとして、以前にピコさんという方が投稿して下さったおキヌちゃんイラストを使用させて頂きました。
でも、なんか肌の色がおかしいような……。皆さんの環境ではどうです?
Anime/Manga/GS Mikami COOL SITES LINK に、Hamanaka Hiroyuki さんの「マリ姉の小箱」を追加しました。また、「C-WWW にリンクをはってくれてありがとう特集」ページに、8-Bee さんのリンク集ページを追加しました。
どちらも1ヶ月以上前に申請があったにも関わらず、更新が遅れてしまいました。謹んでお詫び申し上げます。ああ、どうしてオレっていつもこうなのかなー
ドクロ!(挨拶)
っつう訳で、皆さんはもうサンデー読みましたよね? サンデー。
で、どうでしたか、今回の「サラダデイズ」は! 前回も色々な意味で凄かったこのマンガでしたが、今回もまた凄かったッスね!
なんと言っても、今回のヒロインはタレ目ですよタレ目! タレ目の上にロリ要素がちょっと入っていて、それでいて二十歳のお姉さまと来たもんですよ! しかもちょっと言葉や動作がトロい! そして髪型は三つ編み! これぞ、まさにタレ目パラダイス! ヒャッホー!
で、こんなお姉さんを、繊細な線がウリの猪熊先生が、また丁寧に描いてくれているんですよ! どうよ、この完璧なキャラ!もちろん、このマンガの味であるところの、意図的に狙った徹底的にクサイ恋愛ドラマ要素も、前回よりもページ数は少ないながらもしっかりと押さえており、マンガのとしての完成度も水準に達していると言っても良いと思います。
基本的に「サラダデイズ」は1〜2ヶ月に1回ペースの連載になる雰囲気ですが、現在の絵のレベルを保つためにも、このペースは維持するべきでしょうね。恋愛ドラマを作るには練り込みも必要でしょうし、何より週刊連載になった途端に「ボーイズビー」みたいに絵の質が週単位で違うという悲惨な状況に陥るのは、ぜひとも避けて欲しいッスからね。いやぁ、サンデーでもこんな直球勝負の恋愛マンガがコンスタントに読めるようになるとは、オジサンは嬉しくてたまりません。やっぱ、少年誌には男子がバカみたいに憧れられるようなラブラブチュッチューマンガが一つは必要ッスよ!(注意:二つはいりません)
「サンデーのボーイズビー」という呼称をウッカリ与えられないよう、画質の低下とエロ要素の詰め込み過ぎに注意しつつ、今後とも頑張って欲しいですね! タマランチ会長!
あと、今週のサンデーは、「サラダデイズ」以降のマンガの配置も良かったと思います。
「サラダデイズ」でこっ恥ずかしいマンガを見せてテンションを上げた後、「エンヤ」最終話でほのぼのとした気分にさせ、そして「GS美神」の表紙を飾るヤサグレたパピリオを見せつけて、いきなり読者を夢のない現実社会にたたき落とすという三段攻撃!
「リアルバウト飢狼伝説2」のテリーの大足払い→立ち大キック→バーンナックルの三段攻撃に匹敵する威力です(比較対象不正)。っていうか、今の「GS美神」は、現世のケガレの象徴であった美神が横島を過剰に意識しちゃってラブ要素が高まってせつなさゲージ急上昇ですし、逆に清純派のおキヌちゃんはいつの間にやら清純派耳年増少女になっちゃっており、もう両者とも目も当てられません。
ですので、ここは一つパピリオに、ビシッとシメて頂く必要性ありと認められます。という訳で、頑張れパピりん! 私は昔のロリーをウリにしていた君より、今のヤサグレてる君の方が好きだ! 現代幼女はヤサグレてナンボだぜ! ラブ!(ダッシュ逃げ)
……っつう訳で、現在は水曜日の夜のまっただ中ですが、今夜もウッカリ残業してしまったので、こちらの方を更新する時間が無くなってしまいました。よって、今週の更新は「なし」とさせて頂きます。関係者各位にはご迷惑をおかけしております。ゴメン。
次の日曜日までには更新したい所存です。現在、裏で色々と手直ししている最中ですので、もうしばらくお待ち下さい。
っていうか、今私は色々と忙しいけど睡眠時間も取りたいので、オレだけ一日32時間にしてくれませんか?>神様(主にヒャクメと小竜姫)
ドクロ!(挨拶)
今週のサンデー連載の表紙に敬意を表し、対ルシオラ編が続いている間の挨拶は「ドクロ!」を推薦する所存です。とりあえず、私が見えないところで使って下さいね。ボクと君との約束だよ!
それで更新の方なのですが、当方の都合により、今週は水曜日まで延期させて頂きます(下手するともっと延びる可能性あり)。ネタを投稿して下さった皆さんには申し訳ないのですが、もうしばらくお待ち下さい。
あと、今日は、「ベストカップルコンテスト」の重複投票、および私が独断で「無意味」「下品」「無芸」と判断したコメントを削除させて頂きました。ご了承下さい。
私は、いわゆる「バカ」な発言は基本的に許容する(と言うよりも、面白いのでさらしておく)方針ですが、ただ単に質の低い発言を大量に書き込むことは、お願いですのでお止め下さい。非常に不愉快です。それでは。
「サクラが咲く時期にサクラ大戦2を出す」という、前回のサクラ大戦1では成し遂げられなかった偉業をセガ/レッドカンパニーが成し遂げた今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
私ですか? 私はもうギャルゲーに浮かれてる歳じゃないですよ(笑)。サンデー連載中のGS美神の方は、アシュタロス様がガマンできずに発射したいけないものがついに炸裂しちゃったりなんかしちゃいまして、もう下手すると来週でこのマンガが最終回になっちゃうんじゃないかと思うくらいクライシスな状況になっており、毎度毎度目が離せません。
が、ここではあえて今週のGS美神に目を背け、今週の読者アンケートの質問についてわざとらしく考えてみたいと思います。サンデーウォッチャーとしての誇りッス!(何故?>オレ)
それで本題ですが、今週の読者アンケートは、時々サンデーに掲載される「感動王列伝」に関するものでした。
「感動王列伝」とは、スポーツマンとかを中心に現代のヒーロー達の苦難と栄光の物語をマンガで紹介する、まぁサンデーやマガジンなどの少年誌にはよくある企画モノなのですが、今週の読者アンケートには「次の中から感動王列伝で取り上げて欲しい人を順に3人選んで下さい」という質問がありました。
しかし、私が思うに、このアンケート対象の人選には、やや問題があるのではないかと思っております。まずは、このアンケートで紹介されているメンバーを抜粋して紹介しましょう。
イチロー 松井秀喜 古田敦也 長島茂雄 清原和博
中田英寿 小野伸二 三浦和良 川口能活 中山雅史
ヒクソン・グレーシー アンディ・フグ 佐竹雅昭
……どうよ! この、いかにも「ヒーロー」って感じの人選は!?
っていうか、何故「感動王列伝」の対象にするヒーローのジャンルが、野球とサッカーと格闘技しかないのでしょうかね?
確かに、少年雑誌に載せる英雄伝の主役として野球選手などのスポウツマンを立てるのは、「巨人・大鵬・卵焼き」の時代からの伝統なのかも知れませんが、しかしだからといって、いつまでもこのパターンを保守し続けるのは如何なものかと思われます。また、このリストに載っている中でも、例えば三浦和良選手はW杯日本代表レギュラーの座から外れた途端に「設楽理佐子との別居も間近か?」と大衆紙に報道されちゃいましたし、清原和博選手に至っては40代の女性を妊娠させた疑惑で大騒ぎとなって「夜の三冠王」と呼ばれる始末。これはいくら何でも都合が悪いのではないのでしょうか?
まぁ、スポーツ選手と言えども、安直に感動を与えてくれる時代じゃなくなって来てしまっているんですよねー。って言うか、今や、「スポーツで感動を!」みたいなノリが万人に通用しなくなって来ているのは事実だと思います。
しょこで!(注:笑うところ)
これから向かう世紀末、そして21世紀にふさわしい「感動王」な人たちを、この場を借りて推薦してみたいと思います。
・マーク・アンドリーセン
この人は、早い話がネットスケープ社の副シャッチョなのですが、それ以上に「Netscape Navigator」を開発した事で、IT(インフォメーションテクノロジー)業界では有名です。皆さんも名前は聞いたことがあるかと思います。マイクロソフト社と米司法省との裁判が一般のニュースに取り上げられるのを見ても判る通り、最近のIT業界は非常に話題性が高いですよね。インターネットを中心とした覇権争いが激化している昨今、IT業界は今一番熱い世界であると言えます。
で、その熱い世界の主役達が、ネスケのアンドリーセンやサンのスコット・マクネリ、オラクルのラリー・エリソン、アップルのスティーブ・ジョブス、そして悪の帝国マイクロソフトのビル・ゲイツといった面々です。
コンピュータ業界のニュースをウォッチしている方なら知っておられるでしょうが、この人達のキャラの立ちっぷりと言ったらもう、日本のスポーツ選手を越えてますよ。成長著しいこの業界で勝ち上がってきた人たちだけあって、彼らの言動や行動は何かしら必ず話題になります。というか、わざと話題になるように振る舞っていると言った方が良いでしょうね。
正直言って、この人たちは面白過ぎますよ。いやマジで。っつー訳で、ぜひ一度この業界の現状をマンガにして頂きたいです。できれば、これらのオッサン達を思い切り美形に補正してマンガにできるような画力を持った方にマンガを描いて下さるよう、お願いしたいですね。
ここで頑張れば、「ゲイツ総受け! ムチムチ生パイ地獄責め!」本とかがコミケで出てくるかも知れないッスよ! ビジネスチャンス!(ウソ)
・リチャード・ガーフィールド
この人は、世界でバカ売れしているカードゲーム「Magic: the Gathering」のデザイナーです。
「一発当てて大金持ち」なアメリカンドリームの体現者の一人である彼ですが、MTG の売れ行きはもはや世界的に見ても頭打ち状態とも言われ、いつまでも今の栄光が続くかどうかは微妙なところではないのでしょうか。
という訳で、MTG が売れ、MTG をモデルにしたマンガ内ゲームで盛り上がっている「遊戯王」がアニメになっている今のうちに、「感動王」か何かでその栄光を記録してあげて下さい(笑)。まぁ、彼に限らず、いわゆる「ゲームデザイナー」はもうちょっと少年誌で紹介されても良いと思いますけどね。子供の憧れる職業の一つだと思うんですが。
それに、憧れるだけなら美しい典型の職業ってのもマンガ的ですし。ドクロ。
・ながいけん
ながいけん氏は、皆様ご存じの通りの(オレ的に)大人気マンガ家です。一刻も早い回復をお待ちしております。で、ちょっと話は変わりますが、この間発売された「コミック・ゴン!」2号の巻頭特集は、なんと「月刊OUT誌上復活!」でした。その内容は、今や伝説となったOUT2号のヤマト特集をテーマにしてOUTについて語るというツボを心得た感動的なもので、まさに度肝を抜かれた思いでしたッスね。
私はOUTは読んでいませんでしたが、かつてマンガ・アニメ系サブカル雑誌としてはOUTと双璧をなしていたファンロードを読んでいましたので、あの頃(今から10年〜15年前)の同人コミック界隈の熱気は肌で知っています。
「OUT」、そして「ファンロード」の2誌は若い同人作家を輩出する礎となり、そしてその頃にマンガ家となった人達が、今現在のこの業界を支える人材になりつつある事は確かです。ながいけん氏や椎名高志氏などは、まさにこの混沌の中から生まれたと言っても過言ではありません。要するに、今のマンガ業界の礎となったあの頃の熱気やらコモンセンスやらをマンガ化して頂きたいと思っている所存です。「感動王列伝」は無理としても、今サンデーでやっている「突撃! プロテク研究所」の後企画として如何でしょうか? 所存。
更新情報:
「What's New! for Interactive page」を更新しました。
「煩悩の部屋」の画像ページに、緒理さんの今週の新着イラスト「人骨温泉へゆこう!」を追加しました。毎週の投稿、ご苦労様です。
あと、そろそろ画像ページのサイズが大きくなって来たので、再編集を計画中です。って言うか、単に古い画像を別ページに分割するだけなのですが。
リンク集ページ整備の第一弾として、「Anime/Manga/GS Mikami COOL SITES LINK」のリンクのうち、相手先のオブジェクトが既に消えてしまっているものを削除しました。
あと、消すばっかりでは寂しいので(笑)、PHP社のサイトで公開されている「週間コミックランキング」へのリンクを追加しておきました。今回のリンクチェックは「Net Mechanic」という無料ページチェックサイトで行ったのですが、こちらの手間がほとんど掛からないでリンクチェックしてくれるのでとても便利です。今週のエディターズチョイスって感じ(エラそう)。