絶対可憐チルドレン 一覧

コミックマーケット92 椎名高志作品関連サークル

※作品名が書かれていないサークルは、「絶対可憐チルドレン」「THE UNLIMITED -兵部京介-」の二次創作です。

8/11(金)
  • 東ヘ59a ジパング貿易 (賢木と影チル、バレット×葵あり?)
8/12(土)
  • 東N14a メッサーK (葉×賢木あり?)
  • 東チ01a クレイジーガーデン (アンディ×兵部)
  • 東チ01b mimosa (アンディ×兵部)
  • 東チ02a LUNE (アンディ×兵部)
  • 東チ02b 勘違い平行棒 (アンディ×兵部 小説)
  • 東チ03a かいむどう (真木×兵部、アンディ×兵部)
  • 東チ03b .Sight901 (賢木×皆本、オールキャラ)
  • 東チ04a crazy 4 U (兵部×皆本 小説)
  • 東チ04b しゅがー☆きゅーぶ (真木×皆本)
  • 東チ05a 最果てで、きみと。 (賢木×紫穂 小説)
  • 東チ05b 風桜花 (皆本×明薫 小説)
  • 東チ06a 白竜堂白亜店 (オールキャラギャグ)
  • 東チ06b GLASS (兵部×真木、兵部+パンドラ 小説)
  • 東チ07a わらじ屋 (GS美神 西条×横島)
  • 東チ07b 前田屋 (GS美神 アンソロジー)
  • 東ト06a ドニカエル (アンディ×兵部、真木×兵部あり?)
  • 東ヒ52b 恋晴 (真木×兵部あり)
  • 東き17a メランコリックな羊飼い (アンディ×兵部あり?)
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最終章準備で休載記念 サンデー20号までの絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 もう先々週くらいの話になってしまいますが、サンデー20号において「絶対可憐チルドレン」が『最終章準備のため』という名目で一旦連載が中断する形になりました。
 「絶チル」はここのところ事実上隔週連載の状態が続くなど、コンディション的に優れていない状態になっているような感じがあったので、一旦話に区切りを付けた上で休載期間を挟むのは良い選択だったんじゃないかと思います。

 その「話の区切り」なんですが、サンデー20号までの間に色々あった結果、薫がパンドラの「女王」の座に就任し、人類に対して「人種間の憎悪と戦い、共に暮らせる世界を目指す存在である」ことを宣言するに至りました。

 このマンガを最初から読んでいる読者の方なら御存知の通り、元々このマンガには『特務エスパー「ザ・チルドレン」は天使か悪魔か?』という命題があり、薫がパンドラの『破壊の女王』となるルートは即ち彼女が人類にとっての悪魔となってノーマルとエスパーの最終戦争を引き起こすバッドエンドを意味していました。
 しかし、サンデー20号においてパンドラの女王となった彼女は、バッドエンドルート一直線となる人類にとっての「悪魔」でもなく、また逆に人類を最終戦争の脅威から救って導く「天使」でもない、自らの意志を以ってエスパーとノーマルの共存のために戦う第三の道を選びました。薫は、連載の初期に提示されていた二者択一的な命題を覆し、自分の意志で自分たちの未来を切り開くことができる力を持った存在となったのです。
 これも連載初期の皆本のキメ台詞である「君たちはなんにでもなれるし、何処へでも行ける」を、薫は身をもって体現したとも言えるでしょう。

 そういう意味において、高校生編最終話はとても物語的に美しい締め方だったと思いました。

 連載再開は夏頃を予定しているとのことですけど、「最終章」で個人的に望んでいるというか、ぜひ見てみたいのは、薫と皆本の間の関係の決着ですね。

 薫と皆本といえば、これも連載初期に提示され、このマンガを象徴するシーンともなった「皆本が銃を持って薫と対峙する」未来の予言が思い起こされます。皆本達はこの未来を回避するためにこれまで戦って来て、そして現段階ではこの未来は回避されたということになってはいますが、再びノーマルとエスパーの間で緊張が高まり、形はどうあれ薫が「女王」となる未来が現実になった以上、再びこのシーンが再現される可能性がないとは言えなくなってきているのではないのでしょうか。
 というか、多分キますねこのシーン。物語の冒頭で提示されたテーマが物語の最後で再び形を変えて登場するだなんて、作劇的にはちょうカッコイイので、やらない訳がないと思います(決めつけ)。

 ただ、シーンそのものは一緒でも、そこで交わされる会話や状況は全く違ったものになっているとも思います。連載初期の二人はもはや交戦不可避の状況でしたけど、今では二人の意志は「人種間の憎悪と戦う」ことで共通していますし、仮にこの二人が対峙することがあったとしても、交戦ではなくもっと別のことをするはずです。チューとか。
 薫の皆本への想いはホンモノですし、皆本も薫と年の差が10歳あるとか歪んだ独占欲があるとかセカンド童貞の誓いとかそういうのは吹っ切ってチューくらいするよね? ね?

 連載初期に提示されたエスパーとノーマルが対立する未来を覆し、エスパーとノーマルが共に共存できる新しい未来を手に入れることができるのか否か。個人的には、そうなって欲しいと切に願っています。

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『特務エスパー「ザ・チルドレン」は天使か悪魔か?』が登場するのは2巻から。1巻の頃はまだ短期連載だったんですよ(豆知識)


時代が「絶チル」に追いついた!(嫌な形で) サンデー13号「絶対可憐チルドレン」感想

絶対可憐チルドレン

 アメリカ大統領にトランプ氏が就任してからというもの、世のすべての漫画家はトランプ氏の似顔絵を描く練習を始めたに違いないと思われますが、サンデー13号の「絶対可憐チルドレン」には早くもトランプっぽい人物が登場。大統領と銘打たれてはいませんが、首都の大統領府の前で大群衆の前で演説しているところからして、コメリカ合衆国の政治家であることは間違いなさそうです。

 何より素晴らしいと思ったのは、彼が演説しているエスパーを排除する排外的な演説の内容が、現実のトランプ大統領のキャラクターと完璧に一致しているところです。

 元々このマンガには自分がマジョリティーであることに価値を見出してマイノリティーを差別する系統の人々をカリカチュアした「普通の人々」という組織が設定面で用意されていたのですが、今や現実でも国籍や宗教に基づいたマイノリティー差別を行う言動は世界中で普遍的に見られる様になってしまっており、ついに時代が「絶チル」に追いついてしまった感が否めません。
 エスパーとノーマルの融和を訴える政治家が大統領候補として登場した「THE UNLIMITED 兵部京介」からたった4年で、全く逆の主張を行う人物が「絶チル」本編で合衆国大統領として登場することからしても、アニメをやってた頃とは時代の潮流が変わってしまったんだなと感じますね。

 そして本編の方ですが、色々あって兵部の体がダメになってしまった結果、ついに薫が「女王」としてパンドラの王座に座ることになる日が現実的に迫って来ていることが、個人的には「このマンガもついにここまで来たか」という感じでかなりグッと来てます。
 彼女がパンドラの女王となる目的が、連載初期の頃は「ノーマルとエスパーの最終戦争のため」だったのが、今では「ノーマルとエスパーの最終戦争を避けるため」と正反対になっているところも良いです。「薫がエスパー達の女王となる」という事実は一緒でも、そこに至るまでの経路が大きく変わった結果、その目的や結末も大きく異なることとなった──という、時間SFとしての「絶チル」の醍醐味が象徴されているように思えるからです。

 ただ、現時点では皆本が敵の手の内に囚われているのが気がかりではあります。薫にとって皆本の存在はもはや極めて大きなものになっているので、もしギリアムがそれに気が付いたら、まかり間違いなくそこを突いてくることでしょう。
 下手をしたら、一度は回避できたはずの「薫と皆本が対峙して殺し合いをする」あの展開を、再び繰り返すハメになる可能性もあるんじゃないかなと予想しています。というか、もしこのマンガがもうすぐクライマックスを迎えると仮定した場合、「コミックス1巻で提示された衝撃的なシーンを、最終巻でもう一度リフレインする」ってのはンもう盛り上がること間違いない訳であり、自分がギリアムだったら絶対そういう演出を施すと思いました(ひどい)。

 今回の感想としては、粉でできたショタ兵部はいいと思います。

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真木が再登場する局面にも期待


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