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【心の強さも】サンデー21号絶チル感想【超度7です】

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 「武器を持ってないと私眠れないー!!
 紫穂の歪みっぷりが素晴らし過ぎて感動しました。この事を口外しないように薫をさりげなく脅迫するところも素敵。さすがは将来世界を支配する女(確定事項)、歪み方に揺ぎがありません。
 以下、今週号の感想。

スタンド・バイ・ミー(6) あらすじ:
 「黒い幽霊」によって再度操られてしまったティムと一人で戦おうとしていたバレットに対し、「うちが上官や! 言うことを聞け!」と叱咤した葵。彼女はあくまで皆で協力して戦うことの大切さを(自分の幼少の頃の可愛らしさいじらしさをアピールしつつ)アピール、結果的にバレットは葵の協力でティム操るゴッドロボを倒すことに成功。なおも抵抗を続けるティムだったが、単身ロボに乗り込んで捨て身で抱きついたりしてティムの身柄を確保することに成功。
 事件を解決した後に安心して泣き出す葵の姿を見たバレットは彼女の心の強さを悟り、自分ももっと強くならなければと決意するのであった。気の強い女の子は泣くとかわいいのであった。おわり。

 葵は基本的に「おっぱいが小さい」ことを強調されがちな、女子キャラとしては割と残念な扱いを受けがちなキャラなのですが、しかし今回はそんな彼女もちゃんと性的な意味で健全に育ってるというか、同じ年頃の男の子であるティムを籠絡できるくらいにはおんなのいろけが備わってきていることを認めざるを得ないエピソードである、と解釈しました。
 つまり、葵の尻と太股の感触は、サディストで美少年なギリアムの仕掛けた洗脳を打ち破るくらい気持ちよかったということですよね。葵は胸はまだまだだけど、尻と太股はちゃんと発達していると。これからどんどん黒タイツ脚が映える方向に進化していると。了解です。脚フェチ的には、むしろそっちの方がアリだと思います。

 あと今回は、やはりバレットの「心の強さもレベル7です」が素晴らしいですね。
 葵のレベル7超能力は元々持って生まれたもので、良くも悪くも彼女はその能力があることに対しては宿命として受け入れる以外のことはできないのですが、「心の強さ」は彼女がこれまでの人生の経験の積み重ねによって自ら育んで来たものであり、彼女が(人並み外れた超能力を餅ながらも)斯様な強い心を築けたことは、彼女自身の努力の成果であることは間違いありません。つまり彼女に取って「心」を褒められるというのは、彼女の超能力だけではなく、彼女の家族や仲間をも含めた彼女自身の存在そのものが肯定されるということを意味していると思います。葵が照れて嬉しがるのも無理はないというものですね。
 なので「心の強さもレベル7です」は、もしこれがギャルゲーだったら葵の好感度が上がる音がすること間違いなしなくらいの名台詞ですよ。よく君はこの局面でこの台詞を選択した! と、バレットを個人的に褒めてあげたくなります。

 まあ、最後は葵が自走するキモいレアメタル結晶を虫と見間違えてキモがってバレットに抱きついちゃうドジっ子要素を披露したおかげでレアメタル結晶を逃してしまう失態を演じてしまったんですが、これは頑張ったバレットに対する葵からのご褒美ということで許してあげたい。
 今度のエピソードでバレットと葵の間にフラグが立ったかどうかは正直まだ微妙なところですが、この事件がバレットの心に楔を打ち込んだことは確実で、この経験はきっと彼を成長させてくれるでしょう。また例えフラグが立たずとも、今後彼は葵の信奉者として尽くすに違いありません。葵は信仰の対象(結論)。


【そんな装備で】サンデー20号絶チル感想短縮版【大丈夫か?】

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 「ヤブ医者って言って、わ、わ、悪かったな!!
 兵部が賢木にデレる台詞を実際に言うシーンを、ぜひ見てみたいものです。

 本編の方は、美少年でサディストという大槻ケンヂの歌のような「黒い幽霊」の新キャラ・ギリアムが登場。椎名先生の作品でここまでサドサドしいというか、受けか攻めかで例えると鬼畜攻めとしか言いようがない系統の男性キャラが出るのは、ちょっと珍しいなと思いました。
 実際、今回は早速ギリアム×ティムとかヤってましたしね。バレットとの友情を操に必死で抵抗するティムに対し、容赦なく冷酷に彼を締め付けて責め立てるギリアム。エロいです。

 一方のバレットは、葵の的確なアドバイスでティムの妄想ロボを打ち破ることに成功。果たしてバレットは、美少年でサディストなギリアムにどこまで対抗できるのでしょうか。何かバレットは受けか攻めかで例えると明らかに受けっぽいタイプなので心配です。そういう意味でもがんばれ葵。続く。

 こういうマンガの読み方は大概にしたいです。


サンデーが出る前にリアル富士山が噴火しなくて良かったですね/^o^\ サンデー19号絶チル感想

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 ナオミちゃんがぶっかけキャラになってることに驚きを禁じえません(挨拶)。
 このマンガはあくまで子どもが主人公なので、例えナオミと言えども大人になったらボケ役にならざるを得ないということでしょうか。女子高校生時代にはあんなに輝いていた(アニメ版のパンツ履いてないエピソードとかで)彼女ですら、寄る年波には勝てぬということなのか。切ないですね。
 以下、サンデー19号の絶チル感想です。

スタンド・バイ・ミー(3)~(4) あらすじ:
 「黒い幽霊」の自走レアメタル結晶によって洗脳が復活してしまったティムの攻撃により、葵は戦闘不能に。
 かつてティム同様に洗脳を受けていたバレットは、暴走するティムを止めるため自己を犠牲にする悲壮な覚悟を決めるが、葵はそんな彼に対して『自己を犠牲にする精神では他の誰かを守ることはできない、全員で力を合わせて戦えば絶対に勝てる』、とバレットを鼓舞するのであった。
 タイツ越しにパンツを見せながら。

 タイツ越しのパンチラはがありますよね!(感想)

 今回のストーリー上の見せ場は、もちろん葵が過去の弟との経験に基づいて「自分が自己を犠牲にして我慢をしても、自分を大切だと思っている他の人は幸せにはなれない」とバレットに説くところにあるのは重々承知しているのですが、でも個人的にはやはり、今回は葵がバレットを止めようとして興奮のあまり馬乗りになった挙げ句にタイツ越しのパンチラを彼に見せてしまったこと、そしてあのバレットが葵のパンチラに反応したところにグッと来てしまいました。

 このマンガにおける脱洗脳後のバレットの扱いはハードコアなアニメオタクでフィギィアオタクな二次元オタクであり、たまにチルドレン達と一緒に入浴するイベントがあっても「これなんてエロゲ?」と現実逃避してしまうところからも判るように、自分は三次元女子とは縁がないと思い込んでいる節があるように思えるのですが、そんな彼でも葵のタイツ越しのパンチラには反応せざるを得なかったみたいですね。
 如何に心を二次元に捧げているとは言え、思春期まっただ中の少年なら目の前に女子のパンツがあったら反応するのが自然です。いわんやそれが葵のタイツ越しのパンツであれば尚更。このシーンを見て、バレットもお年頃の男の子になったのねー、とまるで息子の成長に微笑む母親のような心理になってしまいましたよ。
 映画「スタンド・バイ・ミー」では少年達は旅路の果てに死体を発見しますが、絶チルの「スタンド・バイ・ミー」編ではパンチラを見出したと言う訳ですね。美しい結末です(まだ終わってません)。

 こうなるとバレットと葵の間にフラグが立つのかどうか気になるところですが、バレットは身を張って自分を説得しようとする葵に「女神」の姿を見てしまったので、多分彼は葵に恋をするのではなく、葵を信仰の対象としてしまうかも知れません。バレットがチルチルのフィギィアを崇めるように葵を崇めたりしたらどうしよう(と言われても)。

 あと、ティムの妄想の中に出てきた「父さん」は、椎名作品にたまに出てくる典型的なダメなおっさんキャラですね。「GS美神」の関西弁を喋るサンタクロースとか、「パンドラ」に出て来て『ええのうー! 空から降ってくる人間じゃない女の子は!』という名台詞を吐いたパンドラ財団のおっさんとかがこのタイプに属します。
 このおっさんはティムの想像力を削ぐために葵が産み出したキャラという設定なので、次回はこのキャラの脱力っぷりが勝負を決するポイントになるかも知れません(多分なりません)。続く。


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