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オレも思春期特有の恋愛をしたい!サンデー6号「絶チル」感想

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 現役小学生の可憐Girl’sに「強く凛々しいドリル」って言わせた脚本家は天才!(今週のアニメ感想)

 そしてサンデーの方ですが、今回でお見合い編は終了。
 お見合いエピソード本編の方は、やはり菜々子さんの男絡みのトラブルが原因だった(語弊)というお約束に忠実な展開だったので安心して読めたのですが、お見合いが済んだ後で発生した「皆本が薫を飼い犬と間違えてベッドに引き込んじゃった」事件の方は(たった一話でここまで薫が「成長」してしまったという意味で)ちょっと想定外でした。まさかここまで薫が乙女チックになってしまうだなんて! 己の心の成長と変化に戸惑う、恋する思春期の少女モードになってしまうだなんて!
 作者の策略通り、ギャップ萌えに目覚めてしまいそうです。

 つまり、このエピソードはコメディにありがちな「お見合いエピソード」かと思わせておいて、本当の狙いはこれから加速して行くであろう「薫が皆本のことを恋愛対象として意識させる」展開に持って行くための準備をすることにあったということですね。皆本と薫のロマンスは、文字通りこの世界の未来を左右するものになる訳ですが、ついにこのマンガもそれに対して本格的に踏み込んで来るところまでストーリーが進んで来た様です。
 椎名先生のブログを読むとどうやら次回以降もこの思春期モードに入っちゃった薫の姿を拝めるみたいなので、その辺を楽しみにしていきたいです。いいなあ思春期女子。健全な意味で。

 あと今回は、何気に賢木が地味に面白かったです。皆本母の前で「できるサイコメトラー」を演じる紫穂をからかう挙動を見ながら賢木×紫穂的な妄想を抱くこともできますし、深夜皆本の部屋でアヘ顔しながら眠っている(語弊)賢木の姿を見ながら賢木×皆本的な妄想を抱くことも自由です。賢木というキャラの懐の深さを垣間見た思いです。
 自分は賢木×紫穂も賢木×皆本ネタもどっちもオッケーなので、どちらもおいしく頂くことができました。ありがとうございました。

 そして朧さんは、いい機会なのでここらでお見合いとかして、自分の人生の意義というものを考え直した方がいいと思います。
 連載が始まった頃は「ミステリアスな美女」的素敵キャラポジションにいたはずなんですけどね…(´д`;)


25日発売のドラマCDがとても腐女子向けらしいのでパティは購入したに違いないサンデー4+5号絶チル感想

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 今回もまた突っ込み甲斐がある面白いエピソードだったので、箇条書き的に感想をまとめてみます。
 全くまとまってませんがご容赦を。

  • 葉の能力は「振動波を操る」というものらしいのですが、シュレディンガー音頭でも謳われているように量子力学的な世界観では「世の中全て波だらけ」なので、もし葉が量子力学における「波動」を操作できる能力を持っているのであれば、その応用範囲は異常に広いのではないかと思われます。
     ただ葉は何かこう良い意味で頭の中身がバカっぽいので、そんな無限大の可能性を持つ能力を主に真木をからかうためだけに使っている模様。
  • っていうか、マンガ的には葉の能力は、早い話が「口から破壊力があるリップルレーザーを出す」と定義できそうです。超能力マンガで口からリップルレーザーを出すキャラと言えばやはり「バビル2世」のロプロスであり、従って彼は兵部の「三つのしもべ」のロプロス役であると決定(勝手に)。
     「怪力」の紅葉がポセイドンで、常に兵部に付き添っている真木がロデムでしょうか。どうでもいいですが。
  • バレットは「ハヤテのごとく!」的な意味での執事になる能力があると思った。要するにお嬢様のわがままに苦労させられる役。
  • 小学生時代の同級生なんか、その後会わないとみんな忘れちゃうと思うけど
     故郷から出ちゃうとホントに逢わなくなるので実際そうなんですけど、たまに故郷に戻ってみたら小学生時代の同級生同士が知らない間に結婚してる話を聞いたりして、ちょっとビビったりしたことないですか? あの二人って学校時代仲良かったっけ? みたいなことを思い出したりして(何の話だ)。
     その辺はともかくとして、菜々子の見合い話にはやはり何か事情があるっぽいことが明示されました。この手のマンガにおけるお見合いエピソードのパターンを踏襲するなら、多分男絡みです。
  • そして、皆本が薫を意識していることも、今回ちょっとだけ明示されました。皆本は「僕は大人でこいつらは子供だぞ!?」とその感情を打ち消していますが、でも皆本が20歳で薫が10歳の時ならともかく、皆本22歳と薫12歳なら、まあそこまで躍起になって否定する程インモラルじゃないような気がしました。いや否定されなかったらそれはそれで困りますが。
     チルドレンの年齢が上がると共に、(皆本が自制してる理由である)「自分が面倒見てる子供を愛したらヤバい」という社会的抑制は効きづらくなるものなのかも知れません。この調子で高校生編に突入したら、この二人どうなるんだろう。この二人はその辺りで決定的に間違っちゃうのかなあ。
  • 成長した薫の姿がフラッシュバックで出てきたのは、アニメ放送の内容(サイコ・ダイバーズ編)に合わせたのかも。気が利いてますね。可憐Giri’sにリアルに萌える程アニメに入れ込んでいる原作者ならではのファンに対する気遣いです(まちがい)。
  • そして今回は、やはりパティの鼻血に突っ込まざるを得ません。兵部が皆本の顎を掴んだところで興奮しすぎて鼻血出しちゃうとか、あまりにも期待通りです。キャラ紹介にも「掛け算好き」と書かれてしまう公認っぷりも見事。
  • そういえば「GS美神」が連載されていた頃、美神の同人を作っている方が「椎名先生は、同人でやるようなネタを本編でやっちゃうから困る」と仰られていましたが、先生のやることは相変わらずだなあと思いました。
     「MISTERジパング」の頃は、日吉が周囲の男性からモテモテになる様を遠くからヒカゲが「まー、モテちゃって♥」とニヤニヤ眺める程度の描写に止めていた椎名先生でしたが、パティに関してはもはやそれどころじゃないレベルにまで行っちゃってますね。いいことです。
  • そしてきっと彼女は、チルドレンを「解禁」してニヤリと笑った皆本と、それを見て焦る兵部の掛け合いを見たところでも鼻血吹いたと思います。だって兵×皆かと思っていたら、いきなりリバ妄想も可な展開になったんですよ? 興奮するよね! ね!(←誰に対して言っているのか)
  • 後半の戦闘シーンはメインキャラ総出でドタバタアクションしてて、とてもオモロかったです。
     今回は年末ということもあってか、ファンサービスが充実していた回だったと思います。いやもう色々な意味で。

 来年も「絶対可憐チルドレン」や椎名先生にとってよい年でありますように><


コミックマーケット75 椎名高志作品関連サークル情報

※作品名を表記していないものは「絶対可憐チルドレン」の同人誌です

12/28 (1日目)
  • 東-A19ab 初心の会 (絶対可憐チルドレン本あり)
  • 東-E28a DAM★DAM (MISTERジパング 信長×日吉)
  • 東-F01a ゆなぼん (兵部本あり?)
  • 東-H01a 東京動画大学 (絶対可憐チルドレン 問題集)
  • 東-K42b 粋花 (絶対可憐チルドレン本あり?)
  • 東-M41b ピリカ (皆本×薫)
  • 東-V07a 犬ごや(仮) (真木×兵部 女性向け)
  • 東-ク54b みりん観光王国 (皆本ハーマイオニ、真木×兵部 女性向け)
  • 東-ス18a 替え玉はイケメンで。 (皆本×兵部あり?)
  • 東-ニ04a ファルス (賢木受)
  • 東-パ59a 神吉重工 (皆本×紫穂)
  • 西-え19a ことのは (真木×兵部)
12/29 (2日目)
  • 東-K37b 絶対主義 (皆本総受、真木×兵部)
  • 東-P16a 学園天国 (真木総受あり?)
  • 東-P49a 変集委員会 (紫穂&賢木本あり)
  • 東-T57a Happy Go Lucky (兵部受 委託)
  • 東-U28a DARKNESS (真木×皆本)
  • 東-カ15a ジュラルミンアタッカーズ (MISTERジパング 信長×日吉)
  • 東-ケ55b Last Supper (兵部受)
  • 東-シ40b 塩こんぶプロジェクト (チルドレン ギャグ)
  • 東-ヘ19b フーテン族 (MISTERジパング 信長×日吉、五右衛門×秀吉)
  • 東-ヘ20a paralle (MISTERジパング 信長×日吉)
  • 東-ヘ20b 山折り谷折り (絶対可憐チルドレンあり?)
  • 東-ヘ21a 3-1 (チルドレン本)
  • 東-ヘ21b チョーばぁっとー(メインキャラ中心)
  • 東-ヘ22a 白竜堂白亜店 (アニメ中心 ギャグ)
  • 東-ヘ22b 千里亭(皆本中心ギャグ?)
  • 東-ヘ23a BLUE SIGNALS (チルドレン×皆本中心)
  • 東-ヘ23b トロイメライ (オールキャラ中心 葵・皆本・賢木&紫穂)
  • 東-ヘ24a 庭と畑 (紫穂と賢木中心)
  • 東-ヘ24b RIX (紫穂×賢木、ハウンド、不二子×兵部 男性向け)
  • 東-ヘ25a ANGELICA (皆本×ナオミ 男性向け)
  • 東-ヘ25b MOON Project (紫穂中心)
  • 東-ヘ26a 透光ポラリス (兵部×不二子)
  • 東-ヘ26b ルミネセンス (兵部中心 イラスト・ギャグ)
  • 東-ヘ27a アップルクランブル (真木×兵部、グッズ)
  • 東-ヘ27b とまとジャム (真木×兵部、兵部×薫)
  • 東-ヘ28a ×80 (小説 兵部総受)
  • 東-ヘ28b 絶対隷奴 (皆本×兵部 女性向け)
  • 東-ヘ29a しゅがー☆きゅーぶ (兵部×皆本、賢木×皆本 女性向け)
  • 東-ヘ29b なかおち (皆本中心ギャグ)
  • 東-ヘ30a Eulenspiegel (ケン×皆本、賢木×皆本 女性向け)
  • 東-ヘ30b コピー機が粉砕。(皆本中心?)
  • 東-ヘ31b アスパラガス行進曲 (賢木×皆本 女性向け)
  • 東-ヘ31a Paraiso (賢木×皆本 女性向け)
  • 東-ム23a mano a mano (皆本受あり?)
  • 西-れ08a kidnap comapny (監禁ADV 男性向け)
12/30 (3日目)

※12/28追記

 また、企業スペースの「小学館 サンデーGX」ブースにおいて、アニメ版「絶対可憐チルドレン」限定DVDセットが販売されるとのこと。内容は初回生産仕様のDVD1~5巻に加え、椎名先生の複製ネーム+下書き原稿セットを含む4つの特典付き。
 価格は30450円、数量は30、先着順。もう売り切れてるかなー

※誤りや登録漏れなどがありましたらご指摘をお願いします


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