感想 一覧

「ハヤテ」のいいんちょがこんなに可愛いはずがないサンデー44号感想

マギ

 「ですから姫君は…どうぞいつまでも私の国にいてくださいね!
 シンドバッド様が笑顔で紅玉に酷いことを言ったー!

 紅玉は個人的にかなり好きなキャラなんですけど(どう考えても報われないので)、今回の一件でますます報われない属性に磨きがかかって可愛くなったと思いました。
 シンドリアもジュダルのおかげでこれから煌帝国の侵略を受けそうでドキドキするほど大ピンチになることが予想されますけど、彼女はこれからどうなっちゃうんでしょう。彼女はこの戦争を抑止するための力となることができるのでしょうか。それとも、このまま両国の力の間で翻弄される人生を歩むことになってしまうのでしょうか。それより何より、いつか彼女の想いが報われる日が来るんでしょうか? こなさそうですかね?(ひどい)

BUYUDEN

 萌花の着替えシーンで彼女の健康的な肢体があらわになったことで、うっかり「小学生って最高だな」と呟いてしまいそうになる今回のエピソードですが、ストーリー面ではジムの会長の寵愛を一心に受けていた亘君が武に嫉妬心を燃やし始めたり、豹真がそんなしょんぼりな亘を横目で見ながらちょっと嬉しそうだったりと、我々が萌花のパンツに気を取られている間に男子同士の間で掛け算駆け引きが始まっていることに留意しなければなりません。

 そして武君ですが、何かちょっと調子に乗ってるみたいなので、一回戦で無名の選手にボコボコにされて豹真の親父に愛想つかされるパターンを希望します(ひどい)。
 なお、武君のパンツを見て「小学生って最高だな」と思った人は、下の「いいね!」ボタンを押して下さい。

BE BLUES!

 先週に引き続き、モテないサッカー少年達が「リア充爆発しろ」的な悔し涙を流すエピソード。それがこのマンガのテーマであるとばいえ、ホント龍はモテますよね。

 そして登場時は手がつけられないツンキャラだったアンナも、今ではすっかりデレキャラになってしまいました。ツンキャラが「やっぱり大好き」と告白してしまう程までにデレてしまうということは、もはやこのキャラに対する攻略が完了してしまったということであり、後はアンナはどんどん龍に対して際限なくデレて行くのみなのであり、エンディングが見えた! 状態なのです。そりゃミルコじいさんも泣きますよ(大間違い)。

 しかしアンナがデレるのはあくまで龍に対してのみなので、例えば今回アンナに対して「明るくてカワイイ金髪の女の子」とちょっと勘違いしてしまった優人がアンナにうっかり接近したりすれば、アンナは優人に対して存分にツンキャラとして振る舞うことが可能になります。アンナが心身ともに完全復活する道筋が見えた!(大間違い)

犬部!

 「ミルクをいくつも試すお金なんて、犬部にはないでしょう…?
 「僕の稼ぎが悪いって言うのかい、せーじ君!

 どう見ても夫婦の会話です。本当にありがとうございました。
 あとは玉井まゆこさんが、今回もまたセクハラ要員としてしか登場できないところにグッと来ました。

ハヤテのごとく!

 いいんちょがものすごく可愛くなっててビックリしました。「勉強を教えてもらえると助かるのですが…」とハヤテにお願いするいいんちょの表情は、もはや恋する乙女のレベルの可愛さ(変な比喩)。
 ここ最近の「ハヤテ」の中では株が急上昇してるキャラの筆頭なのではないのでしょうか。

史上最強の弟子ケンイチ

 美羽のコスチュームがあそこまでビリビリになってしまうと、いっそのことすっぱり全裸になったほうが逆にエロくならないんじゃないかと思いました。
 あと確認なのですが、美羽って今回明らかにパンツ履いてないですよね? あのボディスーツを着てる時の彼女は、ブラもパンツも付けてないって解釈は正しいんでしょうか?

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サンデー43号感想まとめ版

ARAGO

 ついに最終回。戦いが終わった後でアラゴがとった行動が「戴冠石」の中に自分の代わりに封じ込められたセスの救出だった、というところにグッと来ました。まさかのアラセスエンドですよ。
 思えばアラゴはパッチマンとの最終決戦の時も常にセスのことを気にして、自分が不甲斐ないばかりにセスが犠牲になったことを後悔していました。逆に言えば、(この世界に絶望していたはずの)セスが自分の身代わりに「戴冠石」に入ってアラゴが世界を救う手助けをしてくれたからこそ、アラゴは兄と一体になってしまったパッチマンとの絶望的な戦いにも「セスの想いを無駄にしてはいけない」との一心で立ち向かうことができたのです。そう考えれば、アラゴが最期にセスを救い出そうとするのも納得行くというもの。
 戴冠石の中でアラゴとの幸せな夢を観ているであろうセスを救い出し、正夢に変えて欲しいものですね。お幸せに

 後日談では、個人的にはココがジョーのおっさんの遺志をついて杖を気丈に使ってるのが良かったです。獣に変化するリオと、今もけも百合コンビを組んでるのも個人的に大喜び(百合?)。リオに対して敬語を使いながらも彼女を犬のように指揮しているところが特にいいですね。
 そんな感じで、新井先生おつかれさまでした。楽しかったです。次回作も期待してます。

BE BLUES!

 主人公のチームが敗戦。「あおい坂」の時のようにチームが成長しながら勝ち進んでいくタイプのマンガになるのかな? と思っていたのですが、「BE BLUES!」はあくまで主人公の龍は苦難の道を歩みつつ、自らのプレイスタイルで周囲の人々を変えていく過程を描くスタイルのマンガなんだな、と再認識させられました。

 にしても優希は風呂に入ってパジャマに着替えてから龍の部屋に行ってベッド脇に座るとか、随分積極的だなあと思いました(発想が不健全)。全国のサッカー少年は今回の「BE BLUES!」を読んで、「俺にもこんなカノジョがいたら、もっと頑張れるのに…!」とつぶやきながら、リア充爆発しろ的な呪詛がこもった悔し涙を流したに違いありません。罪作りなマンガですね(褒めてます)。

おすもじっ!

 今回の「おすもじっ!」は、何と言っても若頭が「炙る?」と言ってるコマの後ろに書かれている、ライターでスプーンを炙ってるシーンのヤバさに尽きます。薫くんがサンマの鮨を食べて感激のあまり涙を流しながら変な踊りを踊ってるところも相当ヤバいですが、ライターで炙るのはマンガ的な表現を超えた妙な生々しさがあってもっとヤバイです(どうヤバイのか判らない良い子は判らないでいいです)。
 何故このマンガは、こんな渡る必要がない危ない橋をわざわざ自ら渡るような表現方法を取ったのでしょうか。加藤先生と加賀先生は、今いったい何と戦っているのでしょうか。いやまあ、実際このシーンはものすごく面白かったので、個人的にはこれで一向に構わないのですが。

 かつて「焼きたて!ジャぱん」には、登場人物がせつせつと大麻の素晴らしさを説きながら大麻の実入りパンを作るエピソードがありましたが、サンデーのグルメマンガには、何というかこう読者が「このマンガの作者は、いったい今何と戦っているのか?」と訝しまざるを得ない狂気を帯びていないと大成しない法則性があるのかも知れません。正気にては大業ならず。


川澄選手の描いたコナンの「素人的な上手さ」に癒されたサンデー40号感想

銀の匙

 鹿の解体を通じて、「肉を食べる」という行為は生き物を食べる行為であると改めて認識させられるエピソード。
 現代の日本では生き物を「解体」する行程は、理科の授業でカエルの解剖をする時以外ではまずお目にかかる機会はありませんが、畜産業の世界に足を踏み入れた八軒にとって、これはいつか必ず経験することだったのでしょう。まあ、自ら鹿をバラすという貴重な経験を経ても、まだ彼は「豚丼」相手にモジモジし続けるのは変わらないんでしょうけど。それでこそ八軒です(褒め言葉)。

 あと個人的にこのマンガで好きなところは、「生き物を食べる」という行為が持つ意味や是非はともかくとして、「肉は食べると旨い」という圧倒的な事実をキチンとかつ美味しそうに描いていることです。あんなにカワイイ豚や鹿も、食べるとやっぱり美味いんですよ。困ったことに。ああ肉食べたい(結論)。

ハヤテのごとく!

 「ルカさんの同人誌、もう完売したんですよ
 夏のコミケをやってる最中、仕事しながらTwitterで「完売」をリアルタイム検索して雰囲気を味わっていたことを思い出しました(個人の感想)。まどか完売。
 ルカの同人誌はヒナギクの思惑通り午前中で完売。初参加の創作系同人サークルが30部を一日で売ったというだけでも大した実績だと思います。個人的には、次の即売会の時は調子にのって既刊を増刷して持っていったはいいけど今度は売れ残ってしまい、在庫が溜まって置き場所に困るとかそういう地味に嫌な話をしてくれることを期待したいのですが、今回のエピソードの狙いはそういうところにはないのが残念です(まちがい)。

 ナギの方は予想通り挫折への道を歩んでいるようで何よりです。

ARAGO

 今週はセンターカラーに掲載。先週までは巻末に掲載され、如何にも「この戦いが終わったら連載も終わる」的な雰囲気を醸し出していた(←失礼)「ARAGO」ですが、ここに来てラスボスであったパッチマンは倒したけど、彼の魔の手から救ったはずのユアンにはパッチマンの影が! みたいな演出をするこでおまだ今後に含みを持たせるなど、専門用語で言うところの「もうちょっとだけ続くんじゃ」モードに入ったかのような印象を受けます。
 いやまあ、センターカラーで新展開→そのまま巻末に戻って連載終了した「一番湯のカナタ」の例もあるので油断はできませんけどね(ファンサイト要素)。

 既に死んでいる状態であったユアンからパッチマンの影響を取り除いて蘇生することは可能なのかという点も気になりますが、何よりもアラゴがパッチマンを倒す最大のモチベーションとなった「戴冠石」の中のセスはこれからどうなるのか、心がアラゴに傾きつつあるリオは蘇ったユアンに対してどのような感情を抱くのかなど、まだ描いて欲しいことは沢山あります。本当に「もうちょっとだけ続くんじゃ」になって欲しいですね。
 個人的にはココ×獣化したリオのケモ百合路線をもう一度見たいです(無理です)。

ムシブギョー

 蜜月が仁兵衛とお春を攻撃するたびに二人のバカップルとしてどんどんラブラブになって行き、お春を背負った仁兵衛が思わず彼女のおっぱいに感謝の気持ちを表すほどのおっぱい星人であることも明らかになるなど、蜜月にとってはどんどんストレスが貯まる展開。あまりのバカップルっぷりにアてられた蜜月は、ストレスのあまりもう今にも怒死しそうな勢いです。
 こういう形で悪役が主人公にやり込められる展開って見たことないので、何か新鮮です。

はじめてのあく

 やはり乙型はかわいいなあと思いました(感想)。
 あと、何気にキョーコは何気にが健康的でいいですね(ハキハキと)。

 シズカの腹黒さは特筆するべきものがあるので、将来はルナの組織を乗っ取って悪の組織を立ち上げたらどうかと思いました。最終的に陰謀に失敗する間抜けさ加減もこの世界の悪の組織っぽいです。

短期集中連載:エコエコクラブ

 マガジン連載の「脳みそプルン!」の川口憲吾先生と、同じくマガジン連載の「LET’S ぬぷぬぷっ」の三ツ森あきら先生という、マガジン連載経験コンビが何故かサンデーで短期連載。クロスオーバーの時代を象徴していると思いました(何)。
 内容ですが、「エコエコクラブ」と銘打ちながらも単に校長先生をネタにして終わりという、全くエコと関係ない内容になってるのが素晴らしいです。あれだけ酷い目に遭わされておきながら一週間の停学で済ませる校長は優しいなあ。


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