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「絶対可憐チルドレン 椎名高志展 in 池袋マルイ」に行った日記

 お久しぶりです(´・ω・`)。

 諸般の事情でクロノマギア攻略サイト状態のままサイトを放置していましたが、リハビリを兼ねて去る6/5まで池袋マルイで行われていた「絶対可憐チルドレン 椎名高志展 in 池袋マルイ」(以下、原画展)に行った時の感想メモを。

 椎名先生の原画展は2016年の中野ブロードウェイで行われたイベント以来。中野の時は「GS美神25周年記念」という名目だったのでメインの展示は「GS美神」でしたが、今回は「絶チル」原稿の展示がメインでした。

 そして原画展に行く度に言っているような気がしますが、原画を観る最大の魅力は「漫画家が直接原稿に手を入れているが故に生じる『生』の迫力」を感じられることに尽きます。
 原画には、実際の雑誌に印刷には載らない様々な情報──筆で描いた跡、ホワイトで修正した跡、作画や写植を指示した手書き文字の跡など──が残されており、その痕跡を見て思いを巡らせることで、この原稿に手を入れていた時の作者の努力を我々読者も垣間見ることが可能になります。
 作者の実際の努力の痕跡を間近で見て、作者の息吹を感じられること。それが原画展の最大の魅力であることは間違いありません。

 そして更に今回のイベントでは、椎名先生が実際に使っていた丸ペンが展示されていました(撮影禁止だったので写真はなし)。そのペンは墨が染み込んたガーゼが幾重にも巻かれた、文字通り「椎名先生が実際に使い込んでいるこた」が見ただけで判るもので、それを見た時にはンもう自分の興奮度が最高潮に達しましたね。達したんですよ!(連呼)

 「原画」からは作者が作品に命を込めている時の息吹を感じることができる痕跡が沢山残されていて興奮できますが、実際に作者が握っていた「ペン」は、まさに先生の息吹そのもの。というかこのペンは椎名先生そのものです。椎名先生の魂が染み込んだペンが展示されているよ! もうこれって聖遺物レベルの貴重品じゃないですか! 椎名先生が握った生丸ペン最高! という気分になることができました。
 自分が椎名先生の生原稿だけでなく、丸ペンでも興奮できる人間だったことを自覚できただけでも、原画展に行った価値がありました。ありがとうございます(感想)。

 なお今回の原画展ではグッズを買えば買うほど椎名先生のサイン会に参加できる権利が得られる抽選ができるイベントも開催されていましたが、ちょっとお小遣いが心もとなくて当選できる自信がなかったこと、そして既に椎名先生のサインは持っているので(自慢)まだサインを持っていない方にチャンスを譲るべきだと思ったことなどの理由により、自分は今回の参加は断念しました。参加された方々、本当にご苦労様でした。

 次の原画展は、2019年のデビュー30周年記念か、あるいは2020年の「絶チル」15周年記念のタイミングで開かれるに違いないと信じています

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ここだけの話、池袋マルイのグッズで一番欲しかったのはダンボール製の本棚


マンガでわかるDCG「クロノマギア」ガイド

クロノマギア

 サンデー21号より、土星フジコ先生の「クロノマギア〜時の召喚者と白刃の花嫁〜」が始まりました。
 「クロノマギア」はガンホーがリリースした対戦型デジタルカードゲームであり、そのプロモーションを兼ねている作品です。

 サンデーでゲームが原作の作品というと、ポケットモンスターを題材にポケモンと人間が融合して戦うオリジナルな新機軸を生み出した「ポケットモンスター ReBURST」が良くも悪くも思い出されますが、今回の「クロノマギア」の場合は、純粋なカードゲームのマンガ化という訳ではなく「題材としてカードゲームを使っているけど、マンガの主眼はあくまでラブコメ」といった趣きが強い作品になっているのは、既に読んだことがある方ならご存知の通りでしょう。
 作者の土星フジコ先生は、サンデーでの前作「戦争劇場」がラブコメとして個人的に大変に面白かったので、作者のストロングポイントを活かすという意味ではラブコメ風味にするのは悪くない選択だと思います。

 ただ、それでも「クロノマギア」はカードゲームが原作なので、マンガの中でもカードゲーム要素の描写は比較的比重が高いです。ですので、マンガの中でカードゲームのキャラクターが登場している箇所を抽出し、ゲームの方の「クロノマギア」では実際にはどんなカードなのかを紹介してみたら面白いのでは? という趣旨の記事を書いてみました。

 なお自分の「クロノマギア」の対戦実績ですが、現在のBP(対戦すると増える実績みたいなもの。勝つと5ポイントもらえる)は56ポイントなので、その辺を考慮して頂けるとありがたいです。

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安室透はスキがない! サンデー24〜25号「ゼロの日常」感想

ゼロの日常

 映画を観た人々がもれなく「安室の女」を自称し始めたり、「降谷」姓の印鑑が突然売れ始めたり、作品の略称がいつの間にか「ゼロシコ」になったりと、劇場版「名探偵コナン・ゼロの執行人」の人気はもはや社会現象といっても過言ではないレベルに達していると思われますが、その人気を事前に見越していたとしか思えないタイミングで、サンデー24号より「ゼロの執行人」の最重要人物である安室透を主人公に据えた公式スピンオフ作品・「ゼロの日常」の連載が始まりました。

 実際「ゼロの日常」第一話が掲載されたサンデーは(付録の安室透ポストカード目当てとも言われてますが)あっという間に完売。その「お詫び」と称して小学館が「サンデーうぇぶり」上でサンデー24号を期間限定で無料公開する事態にまで発展しています。
 サンデーがここまで売れたのって、かつて「パズル&ドラゴンズ」の限定モンスターを入手できるシリアルコードが付属したことが原因で売り切れが続出した2016年1号以来なのではないかと思われます。パズドラの時は「ソシャゲ効果じゃん?」って言われていたような気がしますが、今度はちゃんと連載マンガの人気が原因の完売なので、堂々を胸を張って「完売です! 申し訳ない!」って言えますね!(にこやかに)

 また「ゼロの日常」は安室が主人公ということで話題になっていますが、長年のサンデー読者的には、この作品を手がけているのが「ダレン・シャン」や「ARAGO」、そしてついこの間まで「天翔のクアドラプル」を掲載していた新井隆広先生というのも、大きな注目点です。
 これらの作品を読んだことがある方なら御存知の通り、新井先生の作品の特徴の一つは老若を問わず男子を魅力的に描くことであり、そんな先生が全身全霊を込めて青山剛昌先生が生み出した最強クラスのイケメンキャラ・安室透を動かすというんですから、もはや一大事と言っても過言ではありません。サンデー春の新連載の中でも、文字通り最も注目される作品であることは間違いないでしょう。

 そんな「ゼロの日常」を第二話まで読んだ感想なのですが、このマンガは基本的に主人公・安室透を魅力的に描くことに全ての力点が置かれていると理解しました。

 安室透というキャラは探偵・組織・公安と全く異なる3つの世界に属し、それぞれの世界でいくつもの顔を使い分ける複雑な立ち位置のキャラクターなのですが、その辺の彼の複雑な事情はさておいて、この「ゼロの日常」というマンガは安室透という人間の「日常生活」を読者がマンガを通して覗き込み、「やっぱり安室って何をやらせてもステキだわー」とうっとりさせることを主な目的にしているのではないか? と思います。
 第一話での万事気配りが行き届いた安室透、真剣な表情で銃の手入れをする安室透、赤井秀一のことを思いながら袖捲りをして車を走らせる安室透。第二話で「組織」の一員としての顔を見せる安室透、キッチンでフランベをする安室透、うっかり朝ご飯を作りすぎてしまう安室透。いろいろな姿の安室透を提示しつつ、「安室透って、何をやっても様になるいい男だろう?」と読者に見せつけて彼の魅力を納得させることこそが、このマンガの唯一無二の目的であることは間違いありません。

 特定のキャラクターの魅力を余すことなく見せつけることだけを目的としたマンガとしては、現在サンデーで連載されている作品の中では「天野めぐみはスキだらけ!」が筆頭に挙げられます。
 「天野めぐみ」は、健康的で健全な肉体と精神、そしてスキだらけな性格を持つ女子高生・天野めぐみの、スキだらけでちょっとエロスな日常を読者が拝んで「ありがとうございます…」と毎回作者に感謝するマンガなんですけど(決めつけ)、そういった意味においては、「ゼロの日常」も基本的なジャンルとしては「天野めぐみ」と一緒なのではないのでしょうか。
 つまり、健康的で健全な肉体と精神、そして謎だらけな性格を持つ安室透の、スキが全くない完璧でモテモテな日常を読者が拝んで「ありがとうございます…」と毎回作者に感謝するマンガ。それが「ゼロの日常」という作品なのです。多分

 結論としては、「名探偵コナン」のキャラクターのスピンオフとしても、単に「マンガみたいにいい男」を観察する作品としても十分に面白そうなので、今後とも期待していきたいと想いました。

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ダレン・シャンのコミックってもう12年前なのね…


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