サンデー 一覧

好き!すき!二階堂先生!(Sだから)サンデー10号「神知る」感想

神のみぞ知るセカイ

 「仕方ないよー それが現実ってことでー
 「何が現実よ、バカじゃないの!

 この手の形で「現実」という言葉を見る度に、この画像を思い出してしまいます。
 これ元ネタなんだっけ(どうでもいい)。

 それで、今回はとにかく二階堂先生のナチュラルなサドっぷりが素晴らしいです。「(長瀬の情報を)教えてやるぞ。なんでも」と桂馬に胸元をちらつかせて迫りつつ、情報を盾にいいように桂馬をこき使う姿は極めて自然体。「生粋のS女」の二つ名は伊達ではありません(二つ名?)。
 しかし真のSM関係とは、MがSに対して如何なる責めを自分にさせたいのかを察してその責めを行わせるように振る舞い、またSはMがどのように責められたいのかを察してMの望むように振る舞うという、受け責めを通じた極めて高度なコミュニケーションなのです。そのような観点に立てば、彼女をSとして自然に振る舞えるのは、桂馬が彼女の責めを全て受け止めるだけのMとしての才能があるからということになります。
 今回のエピソードでも、桂馬が二階堂先生の責めを全て乗り越え、その上で「長瀬が落ち込んでいると気になるんだ」と彼女に伝えたからこそ、二階堂先生も長瀬先生についての本当のことを桂馬に語ろうと気を許す結果に繋がったに違いありません。生粋のSを堕とすためには、MとしてSの責めを全て受け入れる覚悟があることを示す必要があることを、桂馬は本能的に理解していたのです(決めつけ)。
 今回の攻略対象はあくまで現実の前に熱血が空回りしている長瀬先生ですが、今回のエピソードに限っては、Mの桂馬がSの二階堂先生を攻略したと評価することができるのではないのでしょうか。

 っていうか、何で自分はこんなに一生懸命SMについて語っているんだろうかと思いました。


今度の日曜日は池袋サンシャインシティでパティと握手! サンデー10号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 「皆本は童貞ではない」というオフィシャル発言によって、今後の男性・女性向け二次創作界隈が活発化することに期待します!
 俺の妄想を超える同人誌が読みたい!(挨拶)

 それで本編の方は、賢木と葉の「惚れた男の為ならいくらでも鬼になれる」男同士のガチンコ対決エピソード続き。
あのバカをからかっていいのは俺らだけだ!」(翻訳:少佐をからかっていいのは俺だけだ)と言い放つ葉といい、「俺の仲間に手を出したらてめえは殺す!」(翻訳:俺の皆本に手を出したら殺す)と言い放つ賢木といい、ホントにこいつら兵部と皆本に心底惚れ込んでますよね。
 しかも賢木に至っては「殺してくれと頼むような目に遭わせてからな。医者の俺にはどうすればいいかよーく判ってる」とか、もはや腐女子ならずともエロスなことしか妄想できない台詞を言い出す始末であり、こんな現場に居合わせたらそりゃパティもたまらず吹き出すに決まってます。
 来週もきっとこいつらは何かやらかしそうなので(パティが喜ぶ方面で)楽しみにして行きたい。

 その一方、紫穂は紫穂で多分この二人が本気で殺し合う展開に発展するのをwktkしながら待ってたっぽいので、性根の腐り具合においてはパティを凌駕していると言えます。紫穂の黒さはホンモノ。さすが将来世界を支配する女です。
 紫穂が前回自分が将来エスパー達のリーダーとなる話を聞いかどうかについては、今回微妙にボカされているような感じがしました。実際どうなんだろう。

 そんな感じで世界の果てで賢木×葉(リバ可)のカップリングが進展している一方、宇宙では兵部×不二子のカップリングがフィーチャーされてました。個人的にこのマンガで一番好きなカップリングは兵部×不二子なので、この二人の掛け合いが読めたのは嬉しかったです。
 特に兵部が不二子のことを「不二子さん」ではなく「姉さん」と呼んだところなんか、この二人の昔の関係を色々と想像させてグッと来てしまいます。この二人は本当に実の姉弟みたいに仲良かったんだなあとか、でもこの二人は今の皆本とチルドレンの関係以上に「近すぎた」が故に結局は上手く行かなかったんだろうなあとか、こう色々と想像してしまいますよ。

 そして、最期は兵部が鬼畜モードに豹変してエンド。もしこの状態の兵部が葉と賢木の前に現れたら、葉は逆に言葉責めでおしおきされてしまい、賢木も「ヤブ医者」と野次られまくった挙げ句に殺してくれと頼むような目に遭わされることは必至であり、更にその場に居合わせることになるパティはそんな光景を見て鼻血を吹きまくることも、また必至の様相です。
 様々なカップリングが花を咲かせる今回のシリーズ、次回以降もそういう意味で楽しみでなりません。


サンデー8号五月雨感想編

 時間ねえー(バナー略)
 そんなアレな状況なので、先週出たサンデー8号の感想をざっと書いておきます。

いつわりびと空

 二回程読み切りとして登場した経歴を持つこの作品が、ついに正式連載枠を獲得。頑張って欲しいですね。
 それでこのマンガ、表紙では「笑ってる糸目兄ちゃんと子狸」というハートフルかつ微笑ましいマンガのように思わせておいて、本編では血しぶき飛び交い子どもも大人も死にまくるブラッディきわまりない内容なのが凄いなと思いました。サンデー読んでてここまで心理的にキツいマンガを読んだのは、「マリンハンター」でシャークの恋人と妹が惨殺されるエピソード以来かも知れません。
 久しぶりに油断ならない連載が始まったなという印象です。

結界師

 おかっぱ予言者のサキ再登場。とてつもない重荷を背負っているにも関わらず毅然とした態度を崩さない気丈な彼女ですが、いつか任務から解放され、亡きかつての主人を想ってボロボロ泣くところを見てみたいです。絶対可愛いと思います(サド)。

神のみぞ知るセカイ

 桂馬苦境。発生している問題に対して適切なソリューションを見つけ出し、苦境を飄々と切り返すのが桂馬の主人公たる所以なのですが、今回はそれが裏目に出るという珍しい展開になってました。
 しかも、最期で桂馬が自ら「下手を売った」と判断した『お前の勝手な基準で人を見るんじゃない』という言葉が、実は長瀬先生に対して逆に効果を与えていたというのも面白いところ。これまでのパターンとは違った展開になりそうで楽しみ。

ハヤテのごとく!

 自分も機動戦艦ナデシコの魅力は、やっぱSF設定にあると思ってます。ルリルリ三部作最終話とかSF的にはベッタベタなネタなんだろうけどやっぱり泣かすよね!(←古いオタクはこれだから)

はじめてのあく

 はじあく男祭り開催。何だこれ(褒め言葉)。
 「ジローには恋愛感情という概念がない」というキャラクターのアドバンテージを活かしまくった話作りの旨さにメロメロです。あとジローがお耽美キャラに見えてしまう「キョーコビジョン」にもワロタ。妄想少女という設定は伊達じゃない。

アラタカンガタリ

 「それでも俺には大事な友達だったんだー!」に図らずもグッと来てしまいました。革はどこまでもこういう奴なのな。
 いつかこの想いが報われる日が来るんでしょうか。報われるまで相当酷い目に遭いそうな気がする(ひどい)。

金剛番長

 熱血系少年マンガにありがちな「無茶な特訓」そのものをギャグにしたエピソード。根性を論拠に無茶な展開を繰り広げる一方で、それをメタってギャグにすることも可能な「金剛番長」という作品の懐の広さを感じました。ホントこのマンガやりたい放題だよなあ。

アーティストアクロ

 瀕死のデコが色っぽすぎると思った(まちがい)。


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