神のみぞ知るセカイ 一覧

連載作品は惜しまれて終われるうちが花ですよねと思ったサンデー20号「神のみ」感想


神のみぞ知るセカイ

 今週のサンデーの「神のみぞ知るセカイ」のラスト、「桂馬が『攻略』ではなく自らの意志で女の子に告白をする」というシーンは、ギャルゲーの方法論で女子を『攻略』する桂馬のキャラクターそのものを崩すものであり、連載が終了する間際でなければ絶対に使えない大技です。
 このシーンを見た時、やはりこの作品は本当に次回で終わってしまうんだなと、改めて思いました。

 今週の「神のみぞ知るセカイ」は、エルシィとハクアにとってのエンディングを描くことが主眼であったと思います。
 エルシィは名実ともに桂馬と血が繋がった「妹」となり、ハクアはこれまでの自分のプライドの拠り所を捨て去り、新しい世界を自分たちの力で築くことを決意しました。
 どちらも自分の意志で自分の未来を選択したという意味において、それぞれのキャラクターの成長を象徴していると言えるのではないのでしょうか。

 そして桂馬もまた、女神編のラストから引きずっていたであろう問題を解決して未来へと進むべく、『攻略』ではない本当の告白を行いました。この告白の意図や結果がどうであれ、彼はこれまでのように現実を破棄することなく、これまで関わってきた者達と共に未来へ進む覚悟を決めたことは間違いないでしょう。
 いやもう、本当にいい最終回でしたよねー(まだ終わってません)。

 いやでもしかしホント、この桂馬の告白の行方はどうなっちゃうのかしら。
 女神編のラストの展開からすると最終的にこうなるんじゃないかとは思っていたというか、もし桂馬と誰かがくっつくなら多分相手は彼女だろうなという願望は前々から抱いていたんだけど、まさか本編で本当に告白しちゃうとまでは思ってなかったので、何か本気で動揺してます。どう思いますか奥さん(誰)。


神のみぞ知るセカイ(19) (少年サンデーコミックス)

つくづくちひろさんマジ女神


主にサンデー38号神のみ感想

神のみぞ知るセカイ

 美少女ゲームクソゲー列伝!(挨拶)

 今週は月夜と栞がキャッキャウフフする幕間喜劇でしたが(ややウソ)、先週のサンデー38号は、ついに桂馬が幼少期のちひろと歩美に遭遇する展開でした。
 まだ色々とひねくれていない、綺麗なちひろは可愛かったです。ちひろマジ天使。

 で、桂馬はかつて「女神」を探すためにこの二人を攻略、三角関係の泥沼的な展開を繰り広げた挙句、結果的にちひろを「女神」がいないという理由でこっぴどくフラざるを得なくなる結末となりましたが、もし桂馬がこのまま「使命」を遂行して女神を元の宿主に宿す正しい未来に世界を導いたとしたら、やがてちひろは(女神を宿していないが故に)歩美と泥沼の三角関係をもう一度繰り広げた挙句、桂馬にもう一度こっぴどく振られてしまう未来が待っていることになる訳です。
 今回、桂馬が先へ進むことを拒否したのは、やっぱりアレをもう一度やることが判っている未来がやって来るのが嫌だからというのは、確実にあるんだろうなと思いました。桂馬にとって、ちひろとの一件はやはり相当堪えているに違いありません。

 結論としては、個人的にはちひろをこっぴどくフッてしまったあの時のことをまだ引きずって悩んでいる桂馬の姿が拝めたので満足してます。それだけ、桂馬のなかでのちひろのウェイトが大きいことを意味してますからね。
 ちひろはやっぱり、桂馬を「神」ならぬ人間の座に引き戻す、正真正銘の人間の女の子なんですよ。笑顔は天使ですが(←ドヤ顔でタイプしておわり)。


神のみぞ知るセカイ 19 (少年サンデーコミックス)

いつ読んでも19巻ラストはグッと来ますのう。アニメでもラストのライブシーンを観たいですのう


また風邪ひいた日記とサンデー9号神のみ感想

 私は喉から!(挨拶)

 先週末にちょっと無理して夜中にブログを更新した結果、週末に風邪がぶり返してしまいました(´・ω・`)。
 とりあえず、まだちょっと喉の調子が悪いです。どのくらい喉の調子が悪いかというと、「戦姫絶唱シンフォギア」第四話の録画を観ていた時、主人公の黄色い子が化物の吐いた粘液まみれになってしまうシーンで、思わず興奮したところで咳き込んでしまうくらいです(よく判らない例え)。
 「シンフォギア」は本当にやることなすこと全てエクストリームで面白いですねー

神のみぞ知るセカイ

 あと書き残したサンデー9号の感想ですが、「神のみぞ知るセカイ」は桂馬が絶体絶命のピンチに陥ったタイミングでハクアが満を持して参上という展開がすごい。これまでは登場する毎に何かにつけて脱がされていたあのハクアが、こんなにかっこ良くて頼もしいキャラにリニューアルされるだなんて、ハクアなのにどうかしてると思いました(ひどい感想)。
 もっとも、ドクロウ室長から「お前は新地獄の希望だ」とその信頼を一心に受け、ヴィンテージの野望を阻止する決意を新たに地獄を後にした今のハクアは、これまでのツンデレ脱がされハクアとは一味違うキャラクターに進化していることは、さすがに私でも理解できます。まあいくらリニューアルしてもハクアはハクアなので多分いずれ脱がされるとは思うのですが、今の彼女であれば、例え脱がされたとしてもその決意は揺らぐことなく戦ってくれるのではないのでしょうか。裸を観た桂馬が蹴られるのは前と一緒だと思いますが。

 一方の桂馬ですが、正直なところ歩美とちひろのギャルゲー論に基づく「攻略」は明らかに行き詰まりを見せていたので、このタイミングで新旧地獄バトルに巻き込まれたことは、状況が一変して異常な状況下に歩美やちひろと一緒に陥ることで彼女たちとのこれまでのぎくしゃくした関係がリセットされる可能性があることを考えれば、案外攻略的には悪くない展開なのかも知れません。まあ、このままだと女神攻略どころかみんな狩られて終わっちゃうんですけど。
 とりあえずコトが済んだら、ハクアは歩美やちひろと一緒に桂馬を踏みつぶすことでこの二人と交流を深めればいいんじゃないかと思います。桂馬は女子から踏まれるプレイは多分好きなので大丈夫。寝ます。


Synchrogazer
Synchrogazer

posted with amazlet at 12.02.07
水樹奈々
キングレコード (2012-01-11)
売り上げランキング: 173

シンフォギア主題歌。今風だけど何処か90~00年代っぽい懐かしも感じるような曲だと思います


スポンサーリンク
1 2 3 4 7