神のみぞ知るセカイ 一覧

夏服+エプロンの格好は胸の大きさがモロに出ますよね?サンデー7号神知る感想

神のみぞ知るセカイ

 「自分でも今回は、けっこう本気かと思ったけど、やっぱ、違ったっす!

 ちひろが歩美に対して「ドロップ」を宣言、桂馬の争奪戦から身を引くことを宣言したエピソード。わざわざ歩美に対してこういう(とても本心だとは思えない)ことを言い、最後に「歩美…ありがとね」と呟いたということは、これはつまり「今度はあんたが桂馬に告白しなよ」と暗に促しているように思えます。
 歩美は別にちひろに対して「自分も桂馬のことが好きだ」とは一言も言っていませんし、何より本人もどこまで桂馬のことを意識しているのかは判りませんが、ちひろからするとその辺丸わかりだったのでしょう。女の勘は恐ろしいです(そこか?)。

 そして今回は、何気にメリクリウスが自分のことを「私の名はメリクリウス…」とわざわざ自己紹介していたのが面白かったです。彼女が本当に女神なのか? というのはミステリーの一つとして重要な要素だと思っていたんですが、割とあっさり認めてしまいました。「あれ本当にメリクリウスなの?」って質問が作者のところに沢山届いたりしたんでしょうか?(余計な詮索)

 そして女神と言えば、ヴィンテージの人(リューネ)が、ちひろと接触した後で「女神狩り」を言い出した辺りが不気味です。ちひろも女神騒動に本格的に巻き込まれてしまうのかしらん。最近ちひろがやたら可愛く思えて仕方がない私としては心配です。


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「神のみキャラクターが歌うアニメソング名曲の数々!」というコンセプトが冷静に考えるとすごいアルバム


ガッカリフラレナオン祭り開催中!サンデー52号神のみ感想

神のみぞ知るセカイ

 「あんたって、サイテー!
 「ほんと…最低だ…

 前回のちひろに続き、今回は歩美のフラグをへし折った回。歩美とのフラグを一度折るのが桂馬の既定路線かどうかは定かではありませんが、歩美の姿を見た時に動揺していたところを見ると、彼にとってもこの場面での歩美との遭遇は予想外だったのかも知れません。
 ただ、歩美をあからさまに怒らせる台詞を言って彼女の蹴りを誘ったのは、多分彼の狙い通りだったような気がします。まあ、計算尽くの攻略の一環というよりは、単にあの時の彼の心情として「ここで一発歩美に蹴られたい」な状態だったから、あえて蹴られたのかも知れませんが。別に蹴られて嬉しいとかいう性的な意味ではなく(当然です)。

 個人的には、今回の話ではちひろとのフラグを完全にへし折り、泣きながら階段を降りていく彼女を見送った後で桂馬が見せた、普段の桂馬らしくもない唖然とした表情のコマに、この時の彼の本心が集約されているように思えてグッと来ました。
 ここでちひろをフらないといけないと覚悟を決めてフってはみたものの、ちひろが本当に駆け引きなしで自分のことを好きになったことを彼は知っていただけに、さすがの桂馬も動揺を隠し切れない様子が伺えます。桂馬もやっぱり完全な神ではなく、ちひろと同じ人間に過ぎないんですよね。当たり前ですが。

 そんな感じで本日の攻略は終了。次回はどうやら、ディアナによる精神ポイント回復イベントが始まりそうな予感です。(このマンガの中での)前夜では、女神アポロとかのんが桂馬の風邪を一晩で治してくれましたけど、ディアナは今の心身ともに疲れきった今の桂馬に何をしてあげることができるのでしょうか。
 というか、いきなり出て来て「好き好き抱いて(要約)」と言いつつ迫って服を脱いだら、何故かスクール水着を着てて本人もビックリ! という展開にはさすがの桂馬もドン引きしてるっぽいので、このままだとちんこ立つどころではないんじゃないかと思うのですが(ちんこ言うな)。

 ディアナが水着を着ているのは多分ディアナの宿主である天理の意志が絡んでいるからではないかとは思うので、前夜ではかのんが桂馬を癒したように、次回は天理が桂馬を何とかしてくれるんじゃないか? と期待しております。

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アニメ版のちひろ解決編が収録されているBlu-ray4巻。ハクアはマンガの方でもそろそろ再登場が待たれます


「あんな現実女、ボクが気にかけることは絶対ない!」 サンデー51号神のみ感想

神のみぞ知るセカイ

 「好きになるのに…理由なんてないよ!
  気がついたらもう、好きになってたのさ!

 桂馬が秩序だった論理が支配するゲームの世界に住む神であるならば、対するちひろは時として理屈が通じない、あいまいで非論理的な現実世界の人間である。それを象徴するような言葉だと思いました。

 「攻略もしてない…接点もない…それで、なんでボクが好きなんだよ!」の台詞から伺えるように、桂馬にとって「好き」という感情はあくまで攻略という手続きを踏んで初めて獲得される感情であると認識していますが、ちひろにとって桂馬を好きである理由は「気がついたらもう好きになってた」という言葉が全てであり、それ以上の理屈は必要ありません。現実はギャルゲーよりも遥かに複雑系であるが故に、斯様な非論理的な感情も(桂馬にとっては残念ながら)アリなのです。困ったことに。
 かつて桂馬はちひろのことを「現実女」と罵倒してましたけど、今でもやはりちひろは桂馬にとって(そして、この作品そのものにとっても)ままならない現実の象徴なんでしょう。

 女神探し編が始まってからというもの、このマンガに出てくる主要女性キャラクターは基本的に体の中に女神を養っているか、女神そのものであるか、あるいは悪魔であるといった、良くも悪くも超現実的な面々ばかりになって来た感があります。
 特にかのんは「桂馬に救われるのを待っている囚われのお姫様」的なポジションにいることもあってか、以前登場した時にはかのんちゃんマジ女神としか表現しようがない、神々しいまでのアイドルオーラを放っていたのが印象的です。

 しかしそんな中でちひろは、あくまで「現実の人間」というポジションに位置し続けているキャラクターであることが明確になりました。桂馬のことが好きだとハッキリと意思表示をした彼女は、もしこのまま順当に学園祭が開かれ、かつそれまでにかのんが救われれば、学園祭のステージの上でかのんと(桂馬を賭けて)対峙する機会が起こりえるかも知れません。
 もし本当にそうなったら、理屈抜きの恋ができる普通の人間の女の子として、歌でも恋でもアイドルであるかのんと正面から張り合うことができる、そんな彼女の輝く姿を見てみたいなーと、今回必死になって桂馬に自分の想いを伝えたちひろを見て思いました。ホントに素敵な女の子になりましたよね彼女。

 しかし、桂馬が今やっていることはちひろとのデートではなくあくまで「女神探し」を賭けた攻略であり、女神を探してかのんを助けなければ、上記のような機会をちひろが得ることもあり得ません。という訳で、桂馬はちひろとのフラグをへし折る作業に入らざるを得ないのです。
 そんな桂馬にとっての誤算は、ちひろとのフラグを折る工程を、本来の目標である歩美に見られてしまったことでしょう。これは荒れますよ。女子二人からモテてモテて困る展開から一転、女子二人に嫌われまくる展開に突入ですよ。ここからが本当の地獄ですよ。

 果たして桂馬はこの状態から歩美の中にいる、女神だか何だかよく判らない存在を引き出すことができるのか否か。まだまだ先は長そうです。

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ちひろ攻略編のBlu-ray欲しいなー


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