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最後のコマに出て来た動物は雌ライオンで実は腐女子説・サンデー14号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 あの薫とずっと一緒にいるのにも関わらずエロ思想に汚染されない葵の純粋さはもっと評価されるべき(挨拶)。

 以下、サンデー14号の絶チル感想です。

ロスト・ガイズ(1) あらすじ:
 皆本と賢木が、他に誰もいないアフリカの大草原で二人きり。
 二人きり…(続く)

 前回でストーリー的に一つの山場を超えたこのマンガですが、山場を超えたらインターミッション的な軽めのお話が来るのがこの手のマンガの通例。椎名先生も「次回からはバカ話の予定」と予告していたこともあり。どんなバカ話になるかと思って期待していたら、「冒頭から皆本と賢木が誰もいないアフリカの草原のまっただ中で二人っきりでハァハァ言い合ってる」という想定外の話が降って来てビックリしました。
 これはもはや、「バカ話」というスケールで語っていい話ではないような気がしてなりません。何という賢木×皆本話。その昔、「GS美神」の時代に同人誌作ってる人から「椎名先生のマンガは、本来なら同人でやるべきネタを原作でやっちゃうので話が作りにくい」という趣旨の話を聞いたことを、久しぶりに思い出してしまいました。その勢いは今も相変わらず健在の様です。

 この件は何かネタ的にこれ以上突っ込んだら何となく気分的に負けなような気がするので、これについてはこれ以上突っ込まないことにしていきたいのですが、しかし「皆本が今着てる血が付いたシャツは猛獣をおびき寄せてしまうのは確実なので、次回辺りになったら脱がざるを得なくなるに違いない…上半身裸+首にネクタイ姿の皆本…何とインモラルな格好…皆本を狙っているのは野獣だけとは限らないんだぜ…」とかつい考えてしまうのは、皆本の魔性のエロスっぷり故なのでしょうか(いいえ)。

 あと、今回は暗殺者として新たな「黒い幽霊」のエスパーが出て来ました。テレポーテーションでターゲットに近付き、刀や手裏剣を武器に一撃で殺るという、ある意味正統派な忍者スタイルの暗殺者と言えます(額のバーコードを除く)。
 彼の帯びた任務は「今回のレアメタルの取引を知る人間全ての抹殺」でしょうから、いずれ皆本と賢木に再度襲いかかる可能性は高いでしょう。果たして賢木×皆本コンビは、謎の刺客の追撃を振り切って逃げ切ることができるのか。そして皆本は本当に上半身裸+首にネクタイ姿になってくれるのか。次回に期待です。


サンデー13号絶チル感想(羅列版)

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 お久しぶりです。
 諸般の事情で今週は時間がない+感想をじっくり書ける心理状態ではない都合で、サンデー13号を読んだ時に浮かんだ事柄を列挙するに止めます。

  • ユーリとミラージュが同一人格であることが改めて確認できたのは良かった。この辺時々あやふやだったので。
  • ナイはまだ八歳なので、手を出すと犯罪ですよフェザーさん。
  • 私はもう昔の私じゃない!」と言ったということは、ユーリが自分をかつて洗脳した人物であることをパティは何となく判っていたのかも知れない。
  • ティムならいつか5体以上の人形を操作して、例のダンスをやらかせると思うので頑張って欲しいです。
  • ウチにもそーゆーの得意な人いるから」→フィギィア現人神・九具津とティムの対決ネタが仕込まれたと判断。サプリメントでいいからやって欲しい所存。
  • 悠理が友達を見て流した涙は、前回のユーリがナイを身を張って守った時に流した涙に通じていると感じた。孤独なユーリと大好きな友達に囲まれた悠理。
  • あと、悠理もファントムも薫が好きなんだから、後はユーリが薫を好きになれば「薫ラヴ」を核として人格が融合できませんか? とか思ったが、悠理とファントムでは薫に対する愛し方が全然違う(悠理:誘い受け・ファントム:ヘタレ攻め)ので、属性的には融合するの難しそうだと思った。
  • キミそーゆうの多いヨ?」それが皆本のいつもの仕事ですよ局長。
  • 常日頃から俺たちがきたえてやったおかげだネ♥」チルドレンはともかく、賢木も普段から超能力で皆本を攻めてるのか。
  • 紫穂がフェザーを捕獲できたのは、兵部の介入のおかげだったという形に。あのフェザーが紫穂のワイヤーガンの前に無力だったのは、「キミそーゆうの多いヨ?」なアレで縛られ慣れてる皆本の体に宿っていたので、体が勝手に無抵抗になったという仮説。皆本すごいな(間違い)。
  • そして、レアメタルに宿ったフェザーが捕獲されて「キャットウォーカー」編は終了。兵部は自分が予測している未来以外の「未来」が来ることに強い警戒感を抱いているように見える。

ブーストって途中で中断できるんだと思ったサンデー12号絶チル感想

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 水に浸かるとダメになる設定のカガリを見て、俺の中のパティさんが「これはこれで!」とオッケーを出しました(挨拶)。
 というか、葉はカガリにあんまりかまっていると誤解されると思います。俺の中のパティさんに。

 以下、今週号の感想。

キャット・ウォーカー(5) あらすじ:

 「フェザー」に体を操られていた皆本が再び自分の体のコントロールを取り戻し、ついに(「黒い幽霊」の思惑通りに)ブースト発動。ブースト喰らって洗脳解けると、仕掛けられた爆弾が爆発してナイが死んじゃう! 長い同居生活を経て、既に自分のナイへの愛を自覚していた(推定)ユーリは、思わずブーストの光の中へとナイを庇うために飛び出す。ブースト中にフェザーが再び皆本のコントロールを奪取してブーストを中断したこともあり、何とかユーリはナイを連れて戦線を離脱することに成功。
 ユーリの行動は専門用語で言うところの「かばうコマンド」であり、もしこれが「サクラ大戦」シリーズだったらナイのユーリに対する好感度が更にアップしたりするところなのだが、これは「絶対可憐チルドレン」なのでそういうイベントは発生しなかった。しかし洗脳が解けなかったナイには、自分を庇ったユーリが流した涙の意味を、そしてその涙を見て自分に湧き上がった感情の意味を、まだ理解できなかったのであった。

 一方、皆本の中にフェザーがいることに気づいた紫穂は、コミックス20巻に出てきたワイヤーガンで皆本を捕獲。縛られたポーズがちょっとエロいのは、流石縛られ慣れてる皆本と言うしかない。続く。

 「絶チル」のオーバーブーストのシーンは毎回表現が妙にエロチックになっており、ストーリー上のクライマックスであると同時に読者サービス回でもあるという感を呈して来ていますが、対パティ以来久しぶりとなったブースト発動の今回は、「薫の念波の出力がこれまで以上に高い」という合法的な理由もあってかこれまで以上に表現がパワーアップしていたように思えます。勿論性的な意味で。

 個人的には、「は…う…ん!!」って喘ぎながら快感に耐えてるようにしか見えない葵と、ブーストの光の中で紅潮しながら恍惚とした表情を浮かべているユーリが良かったです。
 あとエロいと言えば、体のコントロールを皆本に一時的に奪われたフェザーが「さっすがミナモト!まさか途中で主導権を取り返されるとは…」って照れながら言ってますが、これはもう事後のピロートークにしか聞こえません。フェザーは「未来」から来たことになってますけど、未来でもヤッてたんですかねこの二人(ヤるとか言うな)。
 またおなじみのパンチラ面では、薫に付いていた昆虫型のレアメタルが逃げる時の描写がちゃんと薫のパンツが見えるアングルになってるのに感心しました。金属の分際なのにわきまえていらっしゃる。さすがです。

 そして、今回の最後で皆本というかフェザーがついに紫穂に捕まってしまいました。普段のウブでネンネな皆本であれば紫穂にメロメロにされてしまう(精神的に)んでしょうけど、中身が百戦錬磨っぽいフェザーなので、紫穂としても油断は禁物です。経験のフェザーか技の紫穂か。この勝負の行方や如何に。次回が楽しみです。

 なんか今回はユーリの心理変化の面でとても重要なエピソードだったはずなのに、結局まともな感想をまったく書いていない気がしますがおわります。


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