久しぶりにマガジン買って読んだ日記
「フェアリーテイル」の「テイル」って、TALE(物語)じゃなくてTAIL(尻尾)だったのか!(挨拶)
そんな感じで普段は諸般の事情により週刊少年マガジンを購読していない私ですが(=単に資金的な問題です)、先週のマガジンは「かってに改蔵」が掲載されていたこともあり、久しぶりに購入しました。自分が毎週マガジン買っていた最後の時代は確か「ラブひな」が連載されていた頃だったので、もう10年以上前の話になります。
せっかく買ったので、ほとんど予備知識がないまま、いつものように感想を書いてみます。
ファイ・ブレイン 最期のパズル
新連載。最初はクイズ部を舞台に、パズルを織り込みつつゆるい学園ラブコメディをやるマンガなのかと油断していたら、いきなり最後の方で女子高生がダイイングメッセージを残しつつ三人まとめて怪死、「敏腕警察官登場!
」のナレーションを背負いながらちょっと警察官っぽくない人が出てきてエンド、という急展開にビックリしました。
今のサンデーだと、こういうタイプのマンガは載らないんじゃないかと思います。こういうマンガこそ今のマガジンっぽいと思います絶望先生。
この作品、(マンガの中で特に明示されていないようですが)作品のタイトルからしてこの秋にNHK教育で放送が予定されている「ファイ・ブレイン 神のパズル」の連動作品のようですね。
アニメの方は、パズルで世界を支配しようと企んでいるに違いない謎の組織P.O.G(Puzzle of God)が登場するそうですけど、こちらの方もそれを踏襲する形になるのでしょうか。Puzzle of Godってネーミングセンスはちょっと厨二病っぽくて、個人的には好感が持てます。
AKB49
さすがの私もタイトルは知っていたこのマンガ。「女装イロモノマンガのように見えて、実は努力と根性の熱血マンガである」との話は聞いていたのですが(主にヤマカムさん経由で)、実際読んでみたら確かに努力・友情・根性・勝利を是とする、極めて真っ当な熱血少年マンガでした。色々と精神的な葛藤を乗り越えてきた結果公演に遅れてしまったに違いないアイドルを主人公がぶん殴ったり、彼女を疑った自分が許せない主人公が自分自身を殴ったりするシークエンスは、間違いなく熱血ドラマのクライマックスの展開です。
総じて、判りやすくてなおかつ面白いマンガだなという印象を受けました。人気出るのも頷けますね(エラそう)。
金田一少年の事件簿
「金田一少年」が「脱出ゲームDERO!」みたいな脱出ゲームをやってる! と思いました(貧弱な感想)。
こういうの最近流行ってるんでしょうか?
はじめの一歩
両者にらみ合ってるだけで一話終わり。なおかつこの緊張感。さすが「はじめの一歩」は違います。
久しぶりにマガジンを読んでも、「一歩」が載っているとマガジン読んでる実感がふつふつと沸いてきます。これこそが超長期連載作品の魅力というもの。一歩はまだ戦っている…!
A-BOUT!
サンデーに目が慣れた身には目が眩む、どこかチャンピオン的なノリすらも感じる正統派ヤンキーマンガだということはよく判りました。さすがマガジン。マンガも面白いです。
この彼女はフィクションです。
脳内妄想していた女の子が現実社会に出て来てしまった! という素晴らしい設定のマンガであるという話は聞いていたのですが(主にヤマカムさん経由で)、今回の話だけ見ると割と普通の「幼なじみのドジな女の子と学校のクールで素敵な先輩との間で揺れる三角関係ラブコメ」に見えます(ただし、ミチルの目からビーム出そうになってたところを除く)。
今回かなりイイ感じのシーンで終わっていたので、純粋に次回が気になります。多分目からビームが出てオチが付く展開に繋がるんでしょうけど。あと皆さん仰るとおり、フーコ先輩いいですねフーコ先輩。
読み切り:かってに改蔵
サンデーでの連載が終了してから幾星霜。あれから掲載誌が変わったり、本来ならDVD発売と同時掲載なはずだったのにDVDが延期になった結果不本意な形で掲載されたりと、連載が終わっても相変わらず数奇な運命を辿っている「かってに改蔵」ですが、今回の内容は相変わらずの「かってに改蔵」なので安心しました。
個人的にはもっと羽美に暴れて欲しかったんですけど、彼女がモーニングスターを振り回して大虐殺に走るのはさすがに時節柄駄目だったのかも知れません。早く羽美が心置きなく暴れられるような、平和な世の中が戻って来て欲しいものです(感想)。
久しぶりに読んでみましたが、「ダイヤのA」「あひるの空」「振り向くな君は」「エリアの騎士」などのスポーツものは、それまでのストーリーが判らなくても一話で話を把握できる感覚がありました。逆にバトルやサスペンスもの、いわゆる群像ドラマなどはキャラ同士の関係が把握できないせいか、初見で話を把握するのはちょっと難しい感じ?(サスペンスは自分がジャンル的に苦手というものあるかも) これらの作品は、雑誌を読み続けることでどんどん面白く感じられるようになるタイプでしょうね。
今週続きが気になったのは、「AKB49」「この彼女はフィクションです。」、あと「アゲイン!!」でした。続き読んでみたいものです(←買えよ)。おわり。
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