アニメ版「ぜったい!チルチル」の出来の良さは異常だと思ったサンデー40号絶チル感想
絶対可憐チルドレン
先週行われたアニメロサマーライブに登場した可憐Girl’sですが、参加した知人の話によれば大好評だったみたいです。いやもう何か、会場にいた1万人以上のお兄ちゃんやお姉ちゃん達がロリに目覚めてしまうくらいの勢いだったとか。
可憐Girl’sがアニサマに出ると聞いてからというもの、自分の脳内では「大勢のお兄ちゃん達の迫力に怯えながらも泣くのをこらえて一生懸命頑張る可憐Girl’s」の姿を想像していたのですが(バカ)、現実の彼女たちはそれを遙かに超えるパフォーマンスを披露してくれたようですね。良かったです。
以下は今週のサンデーの話。
今回、久しぶりにバレットとテイムが登場。かつては「黒い幽霊」の手先として登場、「黒い幽霊」のエスパーに対する憎悪の象徴となってザ・チルドレンと敵対し、文字通り命がけの死闘を繰り広げた彼らでしたが、洗脳を解かれてバベルに保護されてからは「オタクやってられるのは社会が平和だから。よってオタクは平和の象徴
」という不二子ちゃん(というか作者)の思想に基づいた形でアニメに目覚めてしまい、今では作品世界で毎週深夜28時に放送されている「魔法メイド少女 ぜったい!チルチル」に夢中なアニオタにクラスチェンジしてしまいました。
この二人は今や「黒い幽霊」のバレットとティムではなく、「チルチルは俺の嫁」と「『チルチルは俺の嫁』は俺の嫁」になのです。いやティムの方は本当かどうか知らないですが、何か頭の中に乙女回路ならぬ腐女子回路が形成されている今の椎名先生なら、この二人の関係をそういう方向に振ってもおかしくないと思います(おかしいです)。
今回はそんな背景を持つ少年コンビの復帰戦であり、「未来も過去も人とのつながりと愛が救う
」という極めて深遠なテーマが内包されているエピソードなはずなのですが、やってることが「チルドレンのコピーロボットにメイド服着せてメイド喫茶ごっこをやる」だったり、「歪んだ女学生像から生み出されたために明らかに脳がおかしな人にしか見えないチルドレン」だったりするところが、何というか椎名高志先生のマンガはやっぱりこれだから面白いんだよなあと思いました。彼らが背負っている重い十字架の重さと、お花畑全開な影チルの挙動のギャップがたまりません。
椎名先生のブログによれば次回の話は作るのに相当苦労したみたいですけど、「古いオモチャの画像が復活のきっかけだった」と述べているので、オモチャ絡みのエピソードになったりするのでしょうか。ティムは椎名先生の年代の男性における「オモチャが好き子供時代の精神」を具現化したようなところがあるキャラだと思っているので、次回はどんな話になっているのか期待しておきます。
あと今回では、自分のおっぱいの大きさという現実を影チルロボによって突きつけられた葵と、それに対して冷静に突っ込みを入れる紫穂+紫穂ロボが可愛くて良かったです。
葵はいつまでもおっぱいの大きさを気にする、おっぱいの小さな子のままでいて!(ひどい)