絶対可憐チルドレン 一覧

コミックマーケット88 椎名高志作品関連サークル

8/14 (金曜日)
8/15 (土曜日)
  • 西ち01a UNVER (アンディ×兵部)
  • 西ち01b mimosa (アンディ×兵部)
  • 西ち02a ランデヴー (アンディ×兵部)
  • 西ち02b LUNE (兵部中心)
  • 西ち03a Current (アンディ×兵部 小説)
  • 西ち04a binzoco (アンディ×兵部 小説)
  • 西ち04b AYASE (アンディ×兵部 小説)
  • 西ち05a 流星街 (アンディ×兵部 小説)
  • 西ち05b CheepChips (アンディ×兵部)
  • 西ち06a リルケ (アンディ×兵部)
  • 西ち06b Par Deux (アンディ×兵部)
  • 西ち07a クレイジーガーデン (アンディ×兵部)
  • 西ち07b 鏡茶屋 (アンディ×兵部)
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  • 西ち08b かいむどう (アンディ×兵部、真木×兵部)
  • 西ち09a (真木×兵部中心)
  • 西ち09b 犬西 (真木×兵部)
  • 西ち10a 鈴鳴茶屋 (真木×兵部)
  • 西ち10b galaxy lover (真木×兵部 小説)
  • 西ち11a とまとジャム (真木中心)
  • 西ち11b Flowerspolka (兵部×アンディ 小説)
  • 西ち12a ezaki (兵部×アンディ 小説)
  • 西ち12b Secret Story (兵部×アンディ 小説)
  • 西ち13a GLASS (兵部×真木、兵部+パンドラ 三幹部)<\li>
  • 西ち13b 加速気味 (賢木×葉)
  • 西ち14a 染赤 (皆本×賢木)
  • 西ち14b ファルス (賢木受)
  • 西ち15a ジパング貿易 (影チル+賢木、子供キャラ中心)
  • 西ち15b メッサーK (葉×賢木)
  • 西ち16a crazy (兵部×皆本 小説)
  • 西ち16b BLACKOUT (兵部×皆本メイン)
  • 西ち17a Paraiso (賢木×皆本)
  • 西ち17b 風桜花 (皆本×薫 小説)
  • 西ち19b 白竜堂白亜店 (オールキャラギャグ)
  • 東Q49b 絶対主義 (真木×兵部、賢木×皆本あり?)
  • 東ポ29b Caramel Macchiato (アンディ×兵部あり?)

葉っぱ一枚あればいい。サンデー27号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 一般的にサンデーで「葉っぱ」と言えば、もちろん「七海の葉王」の異名を持つ「マギ」のシンドバット様の事を指すのですが、まさか松風君がシン様が統べる葉っぱ一枚界隈に殴り込んで来るとは予想外でした。
 彼がこれからそういう道で生きるのであれば、まあ頑張って欲しいなと思いました(まちがい)。

 物語的には、新しい「黒い幽霊」のエスパー育成計画が明らかになりました。「第三世代(ザ・サード)強化計画」という名前は仰々しいというかちょっと厨っぽいですが、やってることは要するに「クローンに自我を持たせて競争し、有能な個体を選別して教育する」ということなので、ある意味真っ当な学習機関に近付いたとも言えます。やってることは真っ当じゃないけど。

 その計画を聞いた澪は「こいつらみたくワガママにしてみたってこと?」とボケてましたけど、この言葉は案外いい線を突いているのかもと思いました。
 今回のファスナーフェチさんを見る限りでは、今のところ第三世代のエスパーはまだどっちかというと単なる変態という趣が強いのですが、いずれ「黒い幽霊」の第三世代のクローンから、チルドレンと比類しうる能力と頭脳、そしてギリアムとは違った自我を持った、ギリアムの命令に従おうとしない極めてワガママな究極の個体が登場することになるのかも知れません。
 もしそのような個体が本当に現れた場合、「彼」は人類にとってどのような存在となるのでしょうか。かわいいけれど性格難ありな「彼」は、果たして地球を救う天使か、滅ぼす悪魔か…!?

 もしそのような個体が登場すれば「絶チル」の根本的なテーマがループし始めるので、結論としてこの作品は永遠に連載が続くことになるんじゃないと思われます。良かったですね(良くない気がする)。


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彼女達が地球を救う天使にも、滅ぼす悪魔にもならなかった未来に我々はいる。多分


THE UNLIMITED -三宮紫穂-(←強そう) サンデー8号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 薫は小学生の頃から「超能力が暴走して手が付けられなくなる状態」の危機を内包していたキャラではあるのですが、彼女同様に葵や紫穂も能力が強すぎてついに自らをも滅ぼしてしまうレベルにまで到達してしまったことが明らかになったエピソード。

 自らの能力を自らの意志で制御できずに暴走させてしまい、結果自分もろとも果ててしまう可能性を抱えて戦うというのは所謂能力バトルものの定番パターンですが、「絶対可憐チルドレン」もいよいよその領域へ本格的に足を踏み込んで来たという印象です。
 葵や紫穂の能力は行き着く先が「自己破壊」なのですけど、薫の場合は能力が能力なだけに下手すると周囲の重力を極限まで歪めた結果、重力の特異点が発生してブラックホール化してしまうんじゃないんだろうか? と心配になって来る程です。もし地上でブラックホールが発生したら勿論地球はおしまいであり、文字通りの「破壊の女王」になってしまうことは必至の有様。

 つまりチルドレン達は自らの能力を制御できなくなって周囲を巻き込み崩壊してしまう、所謂「邪気眼」をリアルで装備したのと同じ状態であると言えます。中二病患者の誰もが夢見る、「死にたくなかったら早く俺から離れろ!!」っていうアレですよアレ。チルドレン達は、あのセリフを本当に口にする真っ当な資格を得たんですよ。ステキ!(ダメ)

 また、既に彼女たちの能力に対してリミッターが効かなくなって来ているということを皆本が言ってましたが、これはもし彼女たちの能力を解禁したら、文字通り誰にも彼女たちを止める者はいなくなることも意味しています。彼女たちが何らかの意志を持って本気で行動を起こしたら、皆本を含めて誰にもチルドレン達を止められる者はいません
 果たして彼女たちは、自分を破壊する程に強くなってしまった、誰にも止めることができない力で、何をするつもりなのか。あるいは何をするべきなのか。そしてそれを知った松風君はこれからどうするのか。その辺りが高校生編のチルドレン達のテーマになり得るのではないか、という気がします。

 高校生編はこれまで松風君をメインに「チルドレンとどう関わっていくのか」を描く構成の話が多かった感じがしますが、ようやくチルドレンがメインのエピソードがやって来てくれた! という感じがします。彼女たちがメインの話を読めるのは、個人的に嬉しいですね。内容はかなり深刻なんだけど。

絶対可憐チルドレン 40 (少年サンデーコミックス)

39巻までと40巻とでは、絶チルのロゴのフォントが変わっていることに気付いた(おそい)


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