絶対可憐チルドレン 一覧

[Clip]サンデー6号で絶チルの重大発表があるとの噂

 絶チル感想掲示板に寄せられた情報より。
 サンデー08年6号で、絶対可憐チルドレンに関する「史上最高超度の発表」があるとのこと。ただしソースは2ch。

 いつも思うのですが、マンガ雑誌におけるこの手の「重大発表」がアニメ化、あるいは実写ドラマ化以外であった試しがほとんどないので、たまにはアニメ化と思わせておいて実は次週から作者取材のためしばらく休載するよ! いつ帰ってくるかも判らないよ! 重大だ!(作家生命的に) みたいな、本当の意味でのサプライズをやらかしてもいいのではないかと思います。
 「絶チル」ならきっとやってくれるよ!(何をだ)


小鹿さんはもっと貧乳だと思ってましたサンデー1号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 今更ですが、先週のサンデー1号の感想です。

 「入稿がまる一週間近く遅れているので仕事は休みではないです」ということは、要するに今の椎名先生は1週分の話を仕上げるのに1週間以上かかるスケジュールで動いているということになります。1週分を描くのに8日かかると豪語しているマガジンの赤松健先生みたいですね。
 サプリメントが評判良いので今後も続けていく予定であれば、今後も(赤松先生みたいに)定期的に休みを入れてあげた方がいいんじゃないんだろうかという気がします。

 そして本編の方ですが、ジブリアニメの見過ぎで脳髄をもののけ姫に支配されている、存在そのものがダメだったはずの小鹿圭子が、何か知らないけどマンガみたいな超博愛主義を発揮。食用として捕獲することが今最も国際的にヤバい動物であるクジラの親子の窮地をナウシカロジック(効果:動物に向かって「ごめんね」と言うだけで全てを許してもらえる)で救い、クジラを逃がして荒ぶる初音をも「冷えた体を裸になって暖めあう」というこれまたマンガみたいな対処法でケアに成功して一件落着まで持って行くという展開に。
 「何かよく判らないけど、脳をジブリアニメで支配された人間ならこれくらいやりかねない」という奇妙な説得力を持って行動する小鹿圭子が妙に熱かったエピソードでした。

 彼女の「活躍」は作者も想定していなかったらしいのですが、それでもこんな形で動くキャラを土壇場で作れてしまうというのは、やはり作者の頭の中のどこかにナウシカとかそういう系統のジブリアニメに浸されてる部分があって、それが小鹿を生み出したのかも知れません。
 椎名先生に限らず漫画家はよく「キャラが勝手に動く」という表現を使いますけど、勝手に動くためにはそれだけの才能というか、これまで自分が読んで来た様々な物語を消化して自分のアイデアとして生み出す能力が必要な訳であり、そういうことが自然にできる漫画家とやっぱスゲエよなあとか思いました。

 あとは、初音が明に対して恩義というか肉親に対する愛情のようなものを抱えていることが描かれていたのが嬉しかったです。
 ただのバカの子じゃなかったんだ(ひどい)。

 結論:雪遊びではしゃぐカワイイ葵の姿をサービスカットで入れてくれてありがとうございます。


深夜28時放送のアニメってどれだけ低予算な番組なんだろうかと思ったサンデー52号絶チル感想

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 朧さんも上手く立ち回れば「ハヤテのごとく」のマリアさんのようなポジションのキャラになれたような気もするんですけど、でももう手遅れですね。お疲れさまでした
 そして原理主義に染まったテロリスト達に真の平和とは何かを教える意味でも、ゲーマーズやとらのあなはバグダッドに支店を作り、アキバ系文化を世界に広めるべきだと思います。

 今回のエピソードの感想ですが、まず「ザ・ハウンド」の新指揮官である小鹿圭子は、新手の変態キャラだろうとは思っていたものの、先週までの段階で想定していたのとは違う方向のすごい変態だったので驚きました。実際読んでみると納得のダメさ。アホ毛を装備した宮崎どうぶつアニメフェチで、典型的な気弱でいじめられっ子的な性格、指揮官であるにも関わらず部下である明にあまりに不憫に思われてしまい面倒を見てもらっているという、確かにこれでは初音とは全く相性が合わないのも仕方がないと読者に思わせるだけの説得力のある、たいへんにダメな子でした。椎名マンガで、ここまで狙ったキャラが出てくるのって、ちょっと珍しいような気がします。
 というか、何で彼女がそもそも旧日本軍の流れを汲むバベルという軍隊組織に所属し、「一曹」なんていう軍曹相当の階級まで持っていられるのか不思議です。やはりバベルは相当な人手不足なのではないかと思われます。

 あともう一方の主役である初音は、もはや誰からも人間扱いされていないのがある意味凄いなと思いました。彼女の最初の設定は「動物の擬態をし続けていると本能を動物に支配されてしまう」というものであり、別に彼女自身の意識は人間の領域に留まっているものだったような気がするんですけど、今では「初音ちゃんは限りなく動物に近い」とサイコメトラーの紫穂から言われる始末です。
 なんかもう、喋り方といい行動といい、生物学的な意味で人間ではない「メテオド」の十威と良い勝負なレベルにまで来ているような感じです。というか、十威は徐々に社会的な意味では人間に近付いて来ているので、むしろ初音の方が退化しているのではないかと思われます。十威は大丈夫だと思いますが、初音は多分もう手遅れです。

 そして明は、親切な上に面倒見が良いので、年上の女性からモテるタイプですね。アザラシに乗り移って無自覚に愛嬌を振りまくセンスの良さといい、将来はモテモテになること必至。こっちの方でも初音は手遅れになってしまうのか。

 今週の結論:朧さんはアザラシに萌えてる場合じゃないと思います。


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