Over The Future聞いたメモ
可憐Girl’s、スーパー現役小学生ユニットが放つキュートなシングル「Over The Future」大特集 / BARKS 特集
Over The FutureのCD買いました。ムリムリ聴いてます。
以下、今更ながら聴いた時に思ったことメモ。
- 現役小学生女子でユニットを組んで歌わせるという行為に対しては、前にも書いたけど『「定められた未来へ挑戦する」という究極的なテーマを持つ「絶対可憐チルドレン」の主題歌は、その「未来」の当事者となるチルドレンと同世代の子どもが歌ってこそ意味がある』と自分の中で結論付けて既に覚悟完了済みなので、購入に対して全く躊躇はなかった。
でも、家族に「何そのCD? ジャケット見せて?
」と言われた時は、ちょっと恥ずかしかったです(ナイーブ)。 - 「
絶対可憐! だから負けない!
」という歌詞は、『覚悟のススメ』で散さまが言うところの「正しいから死なない
」に用法がかなり近いと思った。
可憐であることや正しいことが「負けない」ことや「死なない」ことの理由にならないことは自明なんだけど、しかし可憐であることや正しいことは当人達のアイデンティティであり、それが己の自信の根拠になっている以上、負けない根拠もまた己のアイデンティティに求めるのは当然の帰結であると言える。
なので、「絶対可憐! だから負けない!
」に対するリアクションとしては、「無茶言ってるなあ」と苦笑するのではなく、「何だか知らんが、とにかく良し!」と感心するのが正しい。多分。 - そんなアレで1番は割と楽観的なんだけど、2番になると「1番ではああ歌ったけど、でもまあ人生には苦労がつきものだよねー」ということを彼女たちが自覚している様が歌われており、何というかこう「今時の子は若いうちから色々と大変ですね」という気分になって来る。おつかれさまです。
- 二番のクライマックス前の歌詞「
悲しみ抱え込むなら 私も泣こう
」は、コミックス11巻でキャリーが皆本の深層心理に入り、泣き続ける皆本を抱きしめた時のシーンを彷彿とさせる。チルドレン達も、いずれ誰かの悲しみを共に抱えられるようになる日が来るのだろうか。それまで放送が続くのだろうか。第二期はあるのだろうか(気が早い)。 - 三種類あるRemixでは、やはり「昨今のテクノポップにトドメを刺す!」と評された Untouchable Mix が一番リミックスっぽくていいかもと思った。まあちょっとPerfumeっぽいとも言えますが。