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ドッジボールやる時は眼鏡外そうぜと思ったサンデー30号絶チル感想

 今更ですが、サンデー30号の絶チル読みました。
 面白い! 何この盛り上がり方! さすが自称最終回エピソードは違いますね! この勢いならこのまま終わってもいいくらいです!(いくないです)

 今回ここまで読んでて気分が盛り上がった原因は、間違いなく兵部が出てきて今回の行動の狙いを語り始めたこと、およびその語り方が妙にムーディーだったこと。
 「学校から拒絶された過去を持つ皆本に『理想の学校空間』を与えることで過去の記憶を消去し、皆本を完全な子どもにする」ことが今回の彼の目的にあることを皆本自身に語りながら、いちいち子どもの皆本の顎に手をやったり、物憂げな瞳で皆本を見つめたりする兵部の色っぽさは異常。そんなに皆本が欲しいのか兵部。欲しいんだろうなあ。色々な意味で(性的な意味でとはあえて書きません)。
 兵部がこんなエロい態度を観るだけでも、彼が「皆本を子どもにする」ことに対して何らかの意図を隠し持っていることが明らかになる訳であり、そういう面でも演出の仕方が上手いよなあと思いました。

 その一方、薫が皆本に対してここぞとばかりにいちゃついているとこなんかは大変に微笑ましく、何かこう読んでてたいへんにニヤニヤさせて頂きました。何このクラス
 今の皆本はこのまま子どもに戻る気マンマンっぽいんですが、その皆本を止めることができるのは、おそらく現状では薫(というかチルドレン)しかいないと思われます。大人の皆本の存在が誰よりも必要なのは、まかり間違いなく薫自身ですからね。
 ただ、薫は今の子どもの皆本のままでもいいと思っているフシもあるので(冒頭の「これが京介の作った幻でも、何か裏があるとしても、私は――」参照)、来るべき土壇場で彼女がどう行動するかはまだ判りません。
 皆本はかつてお互いの将来のためにキャリーと一緒になることを諦めましたが、今の薫に当時の皆本と同じ選択ができるかどうか。そういう方向に話が持って行く可能性はあり得ると思っています。

 そしてちさとちゃんは澪に嫉妬するよりも、東野が妙にいちゃいちゃしたがっている皆本に嫉妬するべきだと思います。


告知:cwww.pos.toは、現在当サイトおよび椎名高志先生とは無関係です

 メールで教えて頂いたのですが、このサイト(椎名高志ファンホームページC-WWW)の旧ドメインであるcwww.pos.toが、現在「椎名高志 ファンキーウェブ」という名前のアフィリエイトサイトになっています。
 とりあえず、cwww.pos.toドメインの内容は、このサイト、および椎名高志先生とは何の関係もないことを、ここで宣言しておきます。

 既に使われなくなったドメインが広告サイトに買い取られて使われることはそんなに珍しくないのですが、自分の管理していたドメインがそういう状態になるのは予想外でした。個人的には遺憾に思います。せめて「椎名高志」の名を使うのは止めて欲しい所存。
 どうせやるなら、東京ミュウミュウの旧ドメインがいつの間にか東京ミュウミュウの海外版DVDを販売するサイトに変身していた www.tokyo-mewmew.com 級の凝ったことをやって欲しかったよ…(バカ)


絶対可憐チルドレン13巻買いました日記

 絶対可憐チルドレンのコミックス13巻を買いました。
 買ったのは発売日から2日経った金曜日だったんですが、運良く初回限定版が残っている店を見つけることができたので、限定版を入手。これがアニメ放送前に次世代ワールドホビーフェアで流れて話題になってたプロモーションビデオなのか! とか、皆本役の中村悠一さんカッコイイなあ! とか思いながら見ました。これで+200円ならお得感ありますね。

 コミックスに収録されている内容は、今後の展開に対して極めて重要なことを示唆しているにも関わらず読んだ後には「ウン○が食べたいしか記憶に残らない驚愕エピソード「蠅の王」、登場する度に動物度が高くなってる初音対ジブリアニメオタク女子という異種格闘エピソード「もののけ姫によろしく」、アニメ版第一話とネタは同じなれど全く異なった展開を見せるエピソード「そのエスパー、凶暴につき」の三編、および当時の作者の疲れ具合が伺える全部四コマ「増補版さぷりめんとスペシャル」が掲載されています。
 おまけのDVDで声優の中村さんが「これらは全て映画のタイトルが元ネタ」であることを指摘してましたが、自分は言われるまで気付きませんでした。中村悠一さんカッコイイなあ(リピート)。

 巻末のオマケは、谷崎主任が実はナオミのために影ながら尽力している有能な指揮官であることをアピールする内容になっていて、ウッカリ谷崎を見直しそうになってしまう(罠?)。
 でも彼はこの頃からナオミに対して「あとは収穫(ケッコン)あるのみ!」と考えていた訳で、その欲望こそが結果的に彼を有能な指揮官とする原動力となっていたことを考えると、やっぱり人間が何かを成し遂げるためには欲望を持つことが大切なんだよなあ、と思いました。
 最後のコマでナオミに痛めつけられてる谷崎主任は、心底幸せそうです。これこそ、何かを成し遂げて己の欲望を満たすことができた男の顔ですよ。谷崎主任カッコイイなあ(リピート)。


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