サンデー 一覧

「魔王」の岩西・蝉コンビのラブラブっぷりが微笑ましいサンデー45号感想

ダレン・シャン

 巻頭カラー。カラーページに「これを読めば一目でわかる!」と書かれたガイド記事が載ってましたが、ダレンシャンは元々が大長編小説であるため、このタイミングで「今北産業」とか言われても説明するの大変だよなあと思いました。
 今からだったら、おそらくは小説を最初から読んだ方が、現時点までの話をより理解できると思います(まちがい)。

 個人的に最近「ダレン」読んでて楽しみなのは、ダレンとハーキャットの間のラブラブ描写ですね。ハーキャットがこのマンガにおける最萌えキャラであることはもはや言うまでもありませんが、実際ハーたんは描写においてかなり優遇されていると思われます。例えば今回の場合、ダレンを見舞いに来て抱きつくハーたんのコマの大きさは、本編最大の見せ場であるデビーがダレンに「大人の男性になるんでしょ?」と語りかけるコマと、ほとんど一緒です。
 他にも今回のハーたんは再会したダレンに対してツンデレっぽい態度をとったり、毛むくじゃらになったダレンが「純化」したことをデビーに説明し、彼女に対してダレンとのつきあいの長さを暗にアピールしたりと大活躍で、ハーたんはホントこの作品の原作者に愛されてるよなあと思うことしきりです。

 私の場合、「ダレン」のように長期連載されているマンガに興味を持つ方法としては、今北産業的に概要を手っ取り早く把握しようとするのもいいですけど、それ以上に「作品の中に何か一つ自分なりに拘れるポイントを作り、そこに注目しながら徐々に作品全体に興味を広げるようにする」ことが大事なんじゃないかと思っています。
 なのでとりあえず「ダレン」については、ハーたんに萌えるところから初めてみるのがいいんじゃないかと思いました。

神のみぞ知るセカイ

 「Searching…」のコマのイラストを携帯電話のWebやメールの受信待ち時の画像として使いたいです(感想)。

 今回も基本的に基本設定の解説回でした。現在の地獄はかつての地獄の様な地獄ではなく、構造改革された秩序ある地獄になっているという設定は、ちょっと斬新で面白いですね。「人間の心にある邪悪を育てない悪魔」は我々の常識ではもはや悪魔じゃない気もしますが、当の現代悪魔達からすれば「日本人だから忍術ができるに違いない」と現代の日本人に対して思い込まれても困るのと同じレベルの問題なのかも知れません。そういう意味においては、まったく「悪魔」っぽくないエルシィは、「新しい悪魔」の象徴として相応しいのではないのでしょうか。
 後は、今回も桂馬がハクアに対して順調にフラグを立ててることが確認できたので良かったです。なんかもうハクアは桂馬にベタ惚れしてね? みたいなレベルです。これが「ときメモ」なら、そろそろ名字じゃなくて名前で呼び出すレベル?(古い)

ハヤテのごとく!

 やっぱりヒナギクは西沢さんと結婚すればいいと思いました(感想)。

アラタカンガタリ

 今週号を読むまで、漢字で書かれた副題である「革神話」の「革」は「革命」の革ではなく、「皮革」の革のことばかりだと思っており、革神話は「かわしんわ」と読むとばかり思い込んでました。なんかシルクロードの革版みたいなスケールを出すためのフレーバーなのかなと(バカ)。

 それはともかく、今回はいきなり現代世界に舞台が移ったことで「このマンガは二つの世界が交錯する異世界冒険アドベンチャーだったのか」と驚かされ、そして現代での話が『主人公がただひたすらいじめられて異世界に逃避して来て終わり』という容赦のなさに更に驚かされました。
 今回の現代編の主要キャラクター三人の関係(主人公、妬みが原因で主人公を虐める子、友達のフリしてるけど実は主人公のことが嫌いな子)は「パンドラキューブ」でも見られた構図なので、その頃から「アラタカンガタリ」の現代編を作者は構想していたのかも知れませんね。

 にしてもいじめ描写に対する執拗さは「パンドラキューブ」の比ではありません。これだけやられれば、そりゃまあ異世界に逃避したくなる主人公の気持ちも理解できるというもの。今回の話で、「アラタカンガタリ」に対する作者の本気っぷりをうかがい知ることができました。渡瀬先生マジパネェっす! 次回からは気合い入れて読ませてもらうっス!

ギャンブルッ!

 「対戦相手の家族や恋人を人質にして勝負に勝とうとする悪役」はこの手の勝負モノの定番なので、今回の対戦相手である王偉の行動自体は理解できるのですが、何故人質として(客観的に見ればマサルのガールフレンドな)一葉ではなく、あえてジャンを選んだのでしょうか。王偉は、ジャンはマサルにとって参謀役という以上の存在であると確信したからこそ、今回の行動に出たのではないのでしょうか。
 つまり私の言いたいことは、王偉はマサルとの対戦が決まってから、マサルに絡むジャンを監視しつつ名前の順番を入れ換える妙な遊びをしていたりしていたのではないのか、ということです。まあ、ジャンがマサルのことを色々な意味で好きなのはみんな知ってることなので仕方ないですね(何)。

アーティストアクロ

 内心ではアクロのことが心配で仕方がなくて、彼を助けるために館を出たに決まってる(決めつけ)スバルが、無事救出に成功したアクロに対してどんなツンデレ台詞を吐くのか期待していたのですが、「ゴミ」とか「バカ面」とか散々アクロを罵倒した挙げ句に蹴りを入れてアクロを眠らせるという、期待に違わないツンデレっぷりを発揮してくれたので満足です。
 どの辺がツンデレだったのかというと、口で罵倒するところがツンで、蹴りで眠らせるところがデレです。怪我しているアクロを安静にさせるための愛情の籠もった蹴りなのでデレ。ツンデレ比率が9:1を超える、少年誌ではなかなかお目にかかれない歯ごたえあるナイスツンデレっぷりでしたよ坊ちゃん。

 そしてそんなスバルのアクロに対するツンデレっぷりに感銘を受けた(まちがい)デコが、アクロの役に立つために何らかの決意をした模様。今回のバトルでは場を和ませる以外の点では基本的に何の役にも立っていなかった彼ですが、果たして何をしようとしているのか。期待したいです。
 個人的には、デコにはいつまでも役立たずのままの君でいて欲しいんですけどね(ダメ)。

オニデレ

 「アア…アタシは可憐じゃないのォ!」って言ってるユナが異様に可愛いのですけど、いったいどうしたらいいんでしょうか(と言われても)。


高橋留美子もあだち充も降り立たぬ荒野にサンデーはいる。44号感想

アラタカンガタリ

 「秘女」ってなんか字面がエロいよね!(挨拶)

 新連載。渡瀬悠宇先生について調べてみたら、現在他に「ふしぎ遊戯」(月刊flowers)「櫻狩り」(Flowers増刊)と二つ連載を持っていることを知りました。週刊連載+月刊連載+αを抱えているとなると、かなり膨大な仕事量をこなさないといけないんじゃないかと思われます。何というかこう、頑張って下さいとしか表現できません。

 物語としては「魔法騎士レイアース」のエメロード姫の立場を彷彿とさせる「秘女王」と、その王の存在によって護られている世界を革命しようとする者達との戦いに巻き込まれた主人公・アラタが体験する神話的スケールな冒険譚という形になりそうですが、その狙いはさておき「主人公の少年を女装させざるを得ない状況に置き、読者の関心を惹く」という綾崎ハーマイオニーメソッドが適応可能な世界設定を用意したところが侮れないと思いました。流石です。
 今後の展開ですが、「神開の森」に逃げ込んだアラタに対し、当面の敵役となりそうなカンナギが「あいつはもう違う人間になるしかない」と語っていたので、何らかの形でアラタの身体が変化してしまうのではないかと予想しています。とりあえず、アラタの身体が本当に女になっちゃって本当に「秘女王」となる資格を得てしまうような展開になると、世に存在する性転換マンガが大好きなマニアが大喜びするんじゃないかと思うんですがどうでしょう(と言われても)。

史上最強の弟子ケンイチ

 満員電車の中でサンデーを読んでいたら、「梁山泊の裏庭には、アパチャイの掘りあてた温泉がある」という申し訳程度の説明のコマの直後から突然しぐれ師匠と美羽のむっちむちぼいんぼいーんな入浴シーンが始まっちゃったので、あわてて4ページ程飛ばしてしまいました。
 度胸がなくてすみません。

神のみぞ知るセカイ

 「優等生の衝撃事実!」とボソッとエルシィに語ろうとしてハクアにぶん殴られてる桂馬が良かったです。桂馬も最近はすっかり体を張ったボケができるようになりましたよね。美生に鞭ではたかれたり春日主将に空手パンチでぶん殴られてるうちに目覚めちゃったんでしょうか(デマ)。

 そして今回は、駆け魂の秘密も少し明かされました。駆け魂は人間の魂ではなく悪魔の魂であり、育ってしまった駆け魂は人間の心にはもはや入れないくらい大きくなるとのこと。ただ「人間」の心に入れなくても「悪魔」の心には入れるんじゃないかとは思われますし、ハクアは現在心の中に大きな隙間を抱えているので、今後は「駆け魂がハクアの心に入り込んで桂馬が攻略する羽目になる」という展開を予想しておきます。
 というか、何か桂馬は既にナチュラルにハクアに対してフラグを立ててる行動をしているので、仮にそうなったらハクア攻略も可能(というか容易?)なんじゃないのでしょうか。そういう意味でも、桂馬も随分成長したなあと思いました。

魔王

 第二部開始。第二部に当たるエピソードの主役は「弟夫婦」だと聞いたのですが、こちらの「魔王」は弟とその彼女がその役を務めることになるのでしょうか。
 その弟の潤也の能力は、どうやら「じゃんけんに負けない」ことっぽいです。おそらくこの作品世界は既に犬養によって支配されていると思われますが、潤也は「じゃんけんに負けない」能力だけで如何に犬養に迫ることができるのか。第一部は限定された能力を駆使するバトルものマンガとして相当面白かったので、第二部も期待させていただきます。
 にしても潤也の彼女はカワイイですよね(だいなし)。

アーティストアクロ

 「目が見えるけど非力」なキャラが、「目は見えないけど力持ち」なキャラの目となって危機を脱出するってパターンは、昔「パーマン」で読んだことあるよ! 雪山に行く話!(古いよ)

 何にしろ、アクロに対して義を感じて駆けつけた非力なピクルスの勇気がスバルの改心を促すきっかけとなった、という期待通りの熱い展開が楽しめた回でした。次回はいよいよスバルがアクロに対して「べ、別にアンタを助けようとした訳じゃないんだからね!」とツンデレな態度を取ってくれるに違いないので、それを楽しみにしたいと思います。

月光条例

 個人的に、読んでいるとどうしても「少女革命ウテナ」の曲が頭の中で鳴り響いてしまうシンデレラ編もいよいよ佳境に。
 シンデレラのように「現在の不幸な境遇から自分を救いだして幸せにしてくれる白馬の王子」を待ち焦がれてしまう女性心理は俗に「シンデレラコンプレックス」と呼ばれますが、今回の話ではシンデレラ自身が「シンデレラ」で描いている幸せの構図そのものに対して疑問を持つ形になっているのが面白いです。
 自分の名前が語源である「シンデレラコンプレックス」が象徴する他者依存欲求を否定し、自立した女性として幸せを掴みたいという想いに駆られて苦しむシンデレラ。現代的です。やはり彼女はおとぎの国ではなく、現代で生活した方が似合っているのかも知れません。

オニデレ

 夢の中でユナがちっちゃくなっちゃってるのは、コミックス1巻のおまけマンガを彷彿とさせます。なので今回の話は、コミックスを購入した読者に対するご褒美であると理解しました。
 あと木下会長は、例え性転換してもやっぱりどっかおかしい(頭が)と思いました。


サンデーVSマガジン=平野綾VSほしのあき サンデー43号感想

神のみぞ知るセカイ

 この前池袋のとらのあなに行ったら、「神のみぞ知るセカイ」1巻の重版が置かれていました。随分長いこと品切れしていた気がしますが、また書店に出回り始めたようで何よりです。とらのあなは品切れ中もずっと「神知る」のポスターを貼っていたので、このマンガにはかなり期待をかけているのかも知れませんね。
 2巻が10月に出るそうですけど、今度はこれまでのような長期にわたる品切れが起こらないことを期待します。むしろ、ンもう本が余りまくって本屋さんが困っちゃうくらい流通在庫が発生するといいな! と思いました(それもどうか)。

 話の方は、新悪魔キャラ・ハクアが登場。新悪魔キャラが出るというのでてっきりエルシィの姉が出てくるのかなと思っていたのですが、まだ姉は温存するみたいですね。というかエルシィ姉は悪魔社会内でも相当の実力者であるようなので、登場する際はラスボスクラスの待遇を受けることは確実でしょう。なので、エルシィ姉が出てきたらこのマンガもそろそろなのかと覚悟を決めた方がいいのかも知れません(それもどうか)。
 ハクアは「学生時代は優秀だったけど、社会に出たら壁にぶつかってメゲてるけど、というか今まさに自分の失敗のフォローをしてる真っ最中なんだけど、意地っ張りなので友達に弱みを見せられない」キャラであることが、今回の話を読んだだけで把握できました。判りやすくていいキャラだと思います。あとおっぱいが小さいのもいいです。
 また今回は悪魔にとって「駆け魂」を捕まえた数がそのまま評定に繋がることも提示されたので、今回はエルシィが捕まえようとする駆け魂をハクアが奪取しようと邪魔するような展開になるのかも。悪魔の世界も完全成果主義で回ってるみたいで、色々と大変ですね。うっかり地獄にも行けません。

結界師

 今回は色々と悩んだ良守が蒼士と「約束」を交わしてダチになるの巻なんですけど、それ以上に良守が蒼士と仲良くなろうとすることに必死で反対する閃ちゃんがかわいい回でした。
 蒼士に対して一方的に敵意を抱いている閃としては、良守が蒼士と仲良くしようとすること自体が許せないんですよね。わかります。要するに嫉妬?(ちがう)

ハヤテのごとく!

 「大人の恋の行方はどっちだ!?」と言われても、雪路先生も薫先生も性的な意味以外の要素は明らかに大人じゃないので、この二人の行く末を「大人の恋」と表現することにはやや抵抗があるのですが、社会的にはこんな人達も大人に分類されるので仕方ないよなと思いました(感想)。トイカメラについてナギに悠々とレクチャーするハヤテの方が遙かに態度が大人なのがアレです。

 あと今回は男の甲斐性っぷりを「海外に女の子を連れて行けるかどうか」で描いていますが、こういう価値観って何だかバブル時代を彷彿とさせます。あの頃はみんなこんな理由で金を簡単に消費するのが肯定されてた時代だったんだよなあ、と思うと感慨深いです。
 要するに、現実社会はもうそういう男はマンガの中にしかいないので、雪路先生はオタクの小金持ちであるところの薫先生で妥協するべきなのではないのでしょうか。大人の恋は妥協しないと成就しないものなんですよ(いやだなあ)。

お茶にごす。

 副部長が言うところの茶道のホニャララの部分は、茶道の道を極めて悟りを得ないと見えて来ないものなので凄さが判ってもらえないのですが、でも茶道に使う道具の金額は誰にでも見えるので「凄さ」を誰にでも納得してもらえるという、深いんだか浅いんだか、人間の真理に迫っているんだかただ単にみんな浅ましいだけなのか、判断が難しい話でした。でも面白かったです。
 あと副部長が山田にまんまと丸め込まれるうかつなキャラだと判ったのが収穫でした。もっと腹黒いキャラかと思ってました(ひどい)。

オニデレ

 「だだだだめぇまだ早いよぉ!!
 (*ノωノ)

 このマンガではサヤのデレっぷりが既に生死の領域にまで達していること、およびサヤのデレ顔がどんどんエロくなっていることはもはや当たり前になりつつあるので、あえて今回はミヅキが服の上からサヤのブラジャーのホックを外して抜き取る技を会得していたことを指摘しておきたいです。
 こんな技を持ってる少年マンガのキャラは「みつどもえ」の千葉だけだと思ってましたが、意外なところから高速片手ブラホックはずし戦線に伏兵が表れた格好です。こんなところに変態が!

 あとはモモが、パンチラならぬ絶対領域チラアクションをしてくれたのにグッと来ました。新鮮だ。

フジミ注意報!!

 読み切り。『少々倫理感に欠いた天才科学者の父が、実の娘を実験台に色々なことをしちゃって騒動に!』っていうパターンのスラップスティックコメディーマンガは、個人的には「レモンピープル」や「漫画ホットミルク」といった往年の美少女マンガ雑誌で何度か読んだ記憶があります。1980年代後半くらい?(古いな)
 そういうおっさん臭いバックグラウンドを持つ私個人としては、このマンガは当時の感覚を思い出しながら楽しく読むことができました。絵柄がなんかソレっぽい雰囲気を醸してるところもグッと来ます。あれからもう20年も経つのか…嗚呼、何もかもなつかしい…(何だこの感想)


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