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どうしてもスパッツは止められないと仰りたいんですね先生と思ったサンデー35号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 擬音で薫の乳首を隠す紫穂の高級テクニックに惚れました!(さぷいめんと感想)

 「To LOVEる」のララネタをやらかした薫を紫穂が遠慮無く引っぱたいたのは、ララと紫穂の声優が一緒であるという中の人繋がりネタだと気付いた人は、おそらく立派なアニオタだと思いました。
 アニオタの皆さんこんにちは。アニオタです(挨拶)。

 それで今週のサンデー本編ですが、今回から本格的に中学生編に突入。チルドレン全員が同じクラスに編入され、ちさと達ともクラスが一緒になったことで、基本的なノリは小学生編とそれほど変わらないっぽそうです。

 気になるのは、今回から登場した新キャラクターの雲居悠理。彼女もまた源氏物語が名前の出典になっているキャラクターなので、今後の物語の中でも重要な位置を占めることは確実であると思われます。
 初登場時に天性の魔性の誘い受けっぷりを披露して薫を襲い攻め属性に目覚めさせたり、走る時の効果音に「てうてうてう」という新機軸の効果音を発生させつつ転ぶことで男子生徒達を萌え殺したりと、とりあえずソッチ方面の実力は十分ありそうなのですが、紫穂が睨んでいるように彼女はただそれだけの存在ではないはず。

 「悠理の正体は、ブラックファントムのボスの横でエスパーに指令を出していた謎の少女ではないか?」なんて説を早くもネットで見かけましたが、言われてみればちょっと髪型が似ている様な気もします。ただ、ブラックファントム少女は少なくとも悠理程には致命的なドジっ子ではないと思われる(理由:ドジ踏むと死んじゃう組織なので)ので、ブラックファントム絡みであるとしても彼女とは別人か、あるいは同一人物だとしても人格を書き換えられているといった可能性はあるかも知れません。
 何にしろ今回のエピソードの鍵を握る人物であることは間違いないので、今後の展開に期待しておきます。個人的には、出てくる度に薫をアブない方向に目覚めされてくれるとより嬉しいです(バカ)。

 にしても、中学生編になってからは薫が格段に可愛くなりましたよね。勿論非ロリ的な意味で。スポーツウェアに身を包んで髪を結んで疾走し、自分の身体能力の可能性に目覚めて嬉しそうな表情をしている彼女の姿を見ていると、そりゃもうオレが女子でも彼女に惚れちゃうよな! とか思いました。

 そして同時に、「神のみぞ知るセカイ」の桂馬が第一話で叫んでいた「陸上部女は髪をくくってるんだよ!」という彼のこだわりが正しいものだったことを悟りました。髪をポニテにして疾走する薫には、確かに神性が宿っていましたですよ。

 神(=若木先生)の仰ることはやはり正しかった! 頑張れ若木先生!(おわり)


[crossreview]ビキニンジャ・ドキッ 1 (1) (ガガガ文庫 み 4-1) (ガガガ文庫 み 4-1)

ビキニンジャ・ドキッ 1 (1) (ガガガ文庫 み 4-1) (ガガガ文庫 み 4-1)
瑞浪 片奈 チームビキニンジャ わんぱく (小学館) / ¥ 660
「ビキニ姿の女子中学生忍者」のビジュアルが印象的なビキニンジャのノベライズ。しかし内容は格闘シーンが丁寧かつ緻密に描写された、良質のアクション小説。個人的には主人公の下宿先の母親の優しさにグッと来ました [7]
2008-07-27 17:51 | Permalink | Other Review


[crossreview]学園カゲキ! (ガガガ文庫 や 1-1)

学園カゲキ! (ガガガ文庫 や 1-1)
山川 進 (小学館) / ¥ 600
極めてオーソドックスな雰囲気の学園青春ストーリー。「目立った者が成り上がれる」演劇学校を舞台にすることで物語にメタ的な構造を取り入れた上で、最期はそのメタ構造をベタな熱血劇で撃破する展開が清々しい [7]
2008-07-27 17:50 | Permalink | Other Review


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