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大砲の原理で爆発物を処理するシーンは学習マンガのようで微笑ましかったサンデー10号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 如何なる悩みもセックスすれば万事解決するのはエロマンガの世界だけッスよ不二子先生(マジレス)。

 遅ればせながらサンデー10号の感想です。

キャットウォーカー(3) あらすじ:
 精神体である「フェザー」は影の中を自在に移動できる能力を持つナイを媒体にして皆本に接近、彼を暗がりに引きずり込んであんなことやそんなことをしようとする一方、我らが葵はテレポーターの本能である空間認識能力をフル活用して皆本の純潔を守るために対抗。皆本を巡る勝負は葵が勝利をおさめたかに思われた。
 しかし「フェザー」は隙を突いて皆本にあんなことをしてしまったらしく、皆本は自分の中の「フェザー」を感じちゃってドクンドクンし始めちゃったりして何か大変なことに。どうなる皆本の肉体。続く。
 それにしても、女の子に入れられちゃうだなんて皆本はどこまでも受け体質ですよね。

 「フェザー」が皆本の邪魔をする狙いは、おそらくは頭に爆弾を仕掛けられているためにオーバーブーストを食らうと爆発して死んじゃうナイを救うことにあるのではないかと思われます。ただ、ナイを止めて爆弾を始末しないと今度はガス爆発が起こってナイどころかみんな死んじゃうので、そのさじ加減が難しいところ。
 そんな「フェザー」の意図を皆本が認識できればおそらく皆本もナイを救うために協力するにやぶさかではないと思われるので、皆本の中に入った(性的な意味ではなく)フェザーがどう皆本にアプローチをかけるかが次回以降の見所でしょうか。

 しかし、あえて書くことでもないとは思うのですが、皆本はまた今回もきっちりさらわれましたね。しかも今回はフェザーに中に入られちゃうとか、たいそうエロいです。あと、葵に地中から引き上げられてゲホゲホやってる姿もエロかったです。皆本のお姫様体質も、ますます磨きがかかってきました。楽しみです

 そして今回のアクション面での実質的な主役は、ナイの能力に唯一対抗できる能力を持つ葵でした。それはそれで良かったのですが、前回あれだけその存在をアピールした薫に観られるために履いてるパンツがあんまりチラチラしなかったのだけは残念です。
 結果的に、パンチラの表面積が一番大きかったのは葵にパンツ剥がされた紫穂だったというオチは意外(意外?)。


つまり、葵は薫に見られるためのパンツを自分で選んでいるということですか?サンデー9号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

あらすじ:
 今回はナイがチルドレン相手に自爆覚悟のガチバトルを仕掛ける展開一直線になるかと思いきや、今回もまた前回に引き続いて「フェザー」が介入、今度は皆本の指揮の邪魔をし出して事態は流動的に。フェザーはまるで皆本にちょっかい出したくて仕方がない子供の様にも見えませんか(←あらすじ?)。
 その一方、ユーリは自分が施した洗脳を解かれてから人生を謳歌している(やおい妄想で)パティを眺めつつ、「生きるって何?」という哲学的思索に耽る境地に達しつつあったのであった。続く。

 生きるとは何か。ユーリが自分に投げかけたプリミティブな問いは、古来から様々な宗教や哲学、そして視聴者に『何の為に生まれて、何をして生きるのか?』と常に問いかけを行う「アンパンマンのマーチ」に到るまで、実に様々な人々が挑んできた非常に深淵かつ根源的なものです。とりあえず、悩み多き思春期には一度悩んでおいて損はないテーマであると言えましょう。
 大人になると、割と生きてることそのものがどうでもよくなりますからね(ダメ)。

 その辺はともかくとしても、エスパーを人間であると捉えず、常に道具として扱ってきた「黒い幽霊」の組織の一員であるユーリが、斯様な問いを発することができるレベルまで到達する程にまで人間性を回復したことは、目をみはるべき事ではないかと思いました。
 「悠理」の人格が薫たちと友達として交流するうちにユーリ達とは違う独自の自我を獲得していったことが、本来の「ユーリ」の人格にも影響を及ぼしていることは間違いないでしょう。

 しかし、ユーリがその境地に達するきっかけを作ったのが、「何の為に生まれて、何をして生きるのか?」という問いに対して「アニメやマンガでやおい妄想」とハキハキと答えられるリアルバウト腐女子であるところのパティであるところが、まあ何というかこのマンガらしいと言えばらしいです。
 そのパティのキャラ紹介の欄には「腐女子化進行中」と書かれていますが、彼女はアレでまだ進行中なのでしょうか。中学生にしてはかなり出来すぎてると思うのですが、まだまだ腐る余地は十分にあるということなのか。パティの今後にも注目です。

 あと、最近は「『フェザー』の正体」についての考察を、ネットで時折見かけるようになりました。「未来」の薫が何らかの形で関わっているのは多分間違いないと思うのですが、皆本のことを「ミナモト」とカタカナで呼称してることを考えると、フェザーは純粋に薫の意志の産物だけではないような気がします。
 皆本を「ミナモト」と呼ぶキャラと言えばケンメアリーが真っ先に思い浮かびますけど、まさか彼らの意志がフェザーに宿っていたりするのでしょうか?(頑張って曲解してみた)


サンデー新連載「國崎出雲の事情」第二話までの感想

國崎出雲の事情

 女形が登場するマンガといって真っ先に連想されるのは勿論「オヤマ!菊之助」ですが(いきなり)、「菊之助」が女形を学ぶという名目で女の子にエッチな事をするという、「ラブひな」とかそういうものが流行っていた90年代後半的なノリの判りやすいエロコメだったのに対し、この「國崎出雲の事情」の場合は『女形で女の格好をするなんて恥ずかしい』『でも女形として注目を浴びるのは気持ちいい』という相反する感情が主人公の中で交錯しつつドラマが進行して行く、一種のトランスジェンダーものとして描かれているところが、なんというかこう時代だよなあと思いました。
 ただ、主人公の出雲は既に女形として舞台に立つ快感を知ってしまっているため、今は「女形なんて」とツンツンしていても、話の展開的にはいずれデレて来ることは必至。主人公がツンデレなのもやっぱり時代ですね(決めつけ)。

 まあ個人的には「男らしさ」と「女形を演じること」は全く矛盾しないというか、むしろ女形とは「男」たるものを知り抜いた上で「女形」という名のアニマを演じるという意味においては男の中の男でなければできない仕事であると思っているので、最終的には出雲がその辺の感情的な折り合いをどう付けていくか? という形で話が進んでいくのではないかと思われます。

 あと第一話では加賀斗という女形が登場しますが、このキャラは立ち位置的に面白いです。出雲を女形の世界へと牽引する先輩キャラであると同時に、掛け算妄想要員としても機能するという抜かりなさが素敵。病弱気味なのも何かちょっとソソられます。この辺も時代という奴なのでしょうか。
 勝手に時代のせいにしつつおわり。


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