サンデー 一覧

初音は高校でモテモテなんだろうなと日々妄想してますサンデー42号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 日曜日に放映されたアニメ版絶チル第25話に出てきたゲストキャラクターの夫婦の名前が「ミツオ」「スミレ」だったのに、これの元ネタが「パーマン」であることに気付けなかった自分が悔しいです(挨拶)。

参考:

 そして今週のサンデーの感想。
 前回はメカ薫にツンデレ演技をさせてしまう天然っぷりで我々を沸かせてくれたティムですが、今回もまた「同級生と一緒に着替えをするのが恥ずかしいお年頃の女子」の演技を天然でやってしまうことで、我々をときめかせることに成功。こういう演技は生身のチルドレン達は絶対にやらない(特に紫穂は)ので、読んでるこちらも妙にドキドキしてしまいましたよ。
 そして、ティム製造のメカチルドレンのボディが乳首とか全然ついてない少年誌仕様になってるところも、彼の健全なというか、むしろ健全が行きすぎて不健全な発想に行き着いちゃってるような性格が垣間見えて良かったです。個人的には、ティムがマンガとかでよく出てくる下着の上からでも隆起しているのが見える「鋼鉄の乳首」を真に受けてたのが萌えポイント。少年にとっておっぱいは存在自体がファンタジーなのです。

 物語の方は、チルドレン達がいらない悪戯心を出してしまったばかりに急展開、前回のエピソードにも出てきた謎の仮面のお姉さんによってあっけなくチルドレン達が倒されてしまってピンチ! という展開に。彼女の言動からすると、仮面の女性はブラックファントムの構成員であることは間違いなさそうですね。
 更に今回は、彼女の正体が如何にも悠理であるかのように仄めかす演出があったので、とりあえず現段階ではその演出に乗せられる形で「やっぱり仮面の女の正体は悠理だったのか!?」とビックリしておくことにします。普段は鈍くさい女の子だけど、裏ではスゴいんです! ってのは、お約束だけどやっぱりグッと来ます。
 しかし彼女が悠理だったとして、別に人体標本を遠隔操作するだけだったら仮面を被ったり服を着替えたりする必要はないじゃん? とも思うのですが、これは彼女なりの悪のポリシーであると好意的に解釈するべきなのでしょうか。それとも別に深遠な理由があったりするのか。

 あと今回では、ティムが操るロボ葵がキックで人体標本を蹴り倒すシーンが良かったです。生身の葵はこういう華麗なアクションは滅多にしてくれませんからね。やればおっぱいが大きくなるのに(なりません)。
 普段とは全く違うチルドレン達の姿を鑑賞することができるという意味でも、やっぱり影チルはレギュラー化して欲しいなと思いました。


バカとテストと香辛料・サンデー42号感想

MIXIM☆11

 最初は「安西先生が『ロケットプリンセス』以来久しぶりに美少女コメディーを描くのかな」くらいの認識だった「MiXiM♀12」ですが、ラブコメ展開や少女同士の友情展開、少女を巡るバトル展開、マンガのタイトルそのものを「MIXIM☆11」に変更するなどの様々な紆余曲折を経た結果、いつの間にか銀河規模の覇権を賭けたバトルマンガの様相を呈する形になって来ました。
 しかも今回は、前回まで戦っていた相手よりももっと凄い(けど明らかに雑魚っぽい)組織が出てきたよ! その名も「ビッグバン0」! というアレっぷりで、格闘マンガにありがちな敵対勢力のインフレーションが早くも凄いレベルに達しつつある模様。

 もはや今のこのマンガの形状は、連載当初の構想とは大きく違って来ているんじゃないかとは思うのですが、まあでもこのマンガは基本的に安西先生がやりたいようにやって頂くのが一番だと思っていますので、言うなれば「シグルイ」でいうところの「ごゆるりと…」みたいな心境で今後もこのマンガを読んでいきたいです。以上、決意表明でした。

アーティストアクロ

 これまでずっとレギュラー格に生身の女性キャラが存在しなかった「アーティストアクロ」に、ついに「メメンサ」を名乗る女性キャラが出てきたよ! たいへんだ! 瞼を封印してて前が見えないはずなのにごく普通に歩行しているところで既に怪しさが爆発してますが、それより何よりなんか服装が明らかに水着ですよ! パンツ履いてるようには見えませんよ! エッチですよ! っつうか、あの水着のようなものは実はボディペインティングだと言われても驚かないくらいエッチですよ! さすがアーティスト!(関係ない)

 物語的には、「世界を変える」という志を持ったアクロのピンチに直面したスバルが、自分の「世界は変えられない」という悲観的な見方を捨て、アクロを助ける道を選ぶかどうか? という、極めて熱血的な展開になって来ました。勿論少年マンガ的にはスバルはアクロを助けるのが正解なのですけど、もしそうなった時にはスバルが助けたアクロに対して行うであろう「べ、別にアンタのために助けたんじゃないんだからね! か、勘違いしないでよ!」的なツンデレ態度を、今から楽しみに待ちたいです。

金剛番長

 金剛番長、マシン番長のドリルに死すの巻。これにはビックリです。前回のアオリで「次回衝撃の展開が!」と書かれてはいたのですが、まさかここまで衝撃だとは思ってませんでした。すみません。ごめんなさい(何故か謝る)。

 「金剛番長」は、基本的に80年代の週刊少年ジャンプに掲載されていた格闘マンガをリスペクトしていることを隠そうともしない大変に漢らしいマンガなので、そう簡単にキャラが死ぬとは思えません。例えば、もしここで王大人が出てきて「死亡確認!」とでも言ってくれれば、金剛は無事に生き返るに違いありません。
 果たしてマシンお兄ちゃんの「死亡ヲ確認」は、王大人の「死亡確認!」と比べてどのくらい信頼性があるのか。その辺が金剛の生死の分かれ目になるのではないかと思われます。

オニデレ

 コミックス1巻買いました!(事後報告)
 回を追う毎にモリモリ態度がかわいくなっていくサヤと、たまにもの凄く格好良くなる正少年がたいそうステキでした。 結構ネットでも話題になってるみたいなので、もしかしたら今後本格的にブレイクするかも知れません。今最も人気が出て来て欲しいマンガです。

 そして今回の話は、その「モリモリ態度がかわいくなっていくサヤと、たまにもの凄く格好良くなる正少年」を突き詰めちゃったような展開でした。サヤの正に対するデレっぷりはどんどんピーキーになる傾向がありましたが、ついに正を見るだけで心臓が停止するレベルにまで至ってしまったのは凄いです。恋人を見るだけで死んじゃう! でもチューされると生き返っちゃう! なんという純愛!(まちがい)
 あと何気にユナが八重歯っ子として急激に可愛くなりつつある気がしてならないのですが、全国の八重歯フェチの皆さまは彼女をどう捉えているのでしょうか。

魔王

 第一部最終回。安藤死すの回。「金剛番長」の金剛とは違い、こちらは例え王大人が出てきて「死亡確認!」とでも言ってもダメなくらい、完全に死んでしまいました。
 己の持った能力と己の宿命に目覚めてからの彼は犬養の野望を阻止するために全力で戦い続けましたが、結局犬養の野望は阻止できず、志半ばで倒れる結果に。唯一の救いは、安藤自身が自分の人生に納得して死んでいったところでしょうか。

 そして、とりあえず第二部が掲載されることが発表されて良かったです。今の時代、こういうマンガが少年誌に載っていることには相応の意義があると思うので。

闇夜の絵師

 読み切り。作者の福田宏先生は藤田和日郎先生のアシスタントの経歴の持ち主ということもあって、一目で藤田一門と判る絵柄が印象的です。
 マンガとしては、「情念」をキーワードに統一されたゴシックホラー調の世界観が非常に魅力的で、悪霊をそのまま絵画にしてしまうバトル方法も極めてユニーク、そして子供が読んだらトラウマになること間違いなしな残酷シーンもてんこ盛りと、とても読んでいて楽しい作品でした。
 これだけのマンガを描けるのであれば、福田氏が再び誌面に登場する日も近いのではないのではないかと思いました。将来が楽しみです(エラそう)。


今週のトラウマイスタのスジャータさんは使える!サンデー41号感想

神のみぞ知るセカイ

 春日主将攻略編終了。「何かをギセイにして手に入れたものは、結局何かが欠けている。もっと大きな強さを追うべきだ」という極めて求道的な理論によって導かれた結論が、「強い」と「カワイイ」を兼ね備えた武道家路線を追い求めることだったというのが、何かこうこのマンガらしいです。彼女ならきっと、「カッコイイよりもカワイイの方が強い」という「あずまんが大王」における榊さん理論を超えられる日が来ると信じてます。
 そして次回はついにエルシィの姉が登場する模様。エルシィの話によれば確か相当悪魔として優秀だということらしいのですが、でもやっぱりエルシィの姉なので油断できないと思われます。

 あと今回主将が来てた服はエルシィの羽衣から生成されたとのことなので、駆け魂が抜けた後の主将ってもしかして全裸なのでしょうか? シーツを羽織っただけの全裸の女性を夜の公園に放置? 脱げば脱ぐ程強くなる裸神活殺拳的には、今の主将は最強の状態?

お茶にごす。

 「『優しさ』とは何か」を追求している現在のエピソードは、この作品のテーマ的には極めて重要なものなのではないかと思いながら読んでます。
 今回の話はつまり、単に場の空気を読んでそれに従うのではなく、己の成したいことを率先して成し、己の成すべきことができる空気を自ら作り上げることが肝要であると理解しました。昔読んだ「お嬢さまことば速修講座」にも『自分が自信を持ってお嬢様然として振る舞うことで、相手も自分を「お嬢様」に相応しい態度で接するようになる』という心構えが説かれていましたが、それに通じるものを感じます。

 それはそうと姉崎部長はホント優しくて美しくて素晴らしい女性だと思いますし、もし自分にがいたら「奈緒美さん、ぜひウチの孫の嫁に」と推薦したくなるくらいなのですが、いまだGoogleで「姉崎奈緒美は俺の嫁」と検索してもマイナーな二次元嫁を挙げるスレのログにしか引っかからないのは正直どうかと思うので、みんなもっと理想の二次元嫁を探すセンスを磨くべきだと思います。

ハヤテのごとく!

 マリアさんがハヤテに対してお姉さんぶろうとして空回りする回。ハヤテに対して威厳を示すことには失敗したというか歯牙にもかからなかったものの、結果的に氷の微笑みでストーカー神父を撃破できたので、ストーリー的には辻褄が合った形になってます。さすがですマリアさん。

 個人的には、最後のページの「いつか私にもそんな人ができて…こんな風に一緒に…」の部分がちょっと気になりました。「いつか私にもそんな人が」ということは、今隣で歩いているハヤテはそんな人じゃないと認識していることになります。
 あとついでに言えば、ハヤテはマリアさんに対して憧憬の念を抱いているという設定があったと思っていたのですが、今回あんまりそういう方向のハヤテのモノローグが出てこなかったことを考えると、ハヤテ×マリアのカップリングが成立する線は現段階ではほとんどないと思った方がいいんでしょうか。ヒナギクの妄想を除いて。

金剛番長

 渋谷・大田・世田谷の番長を壊滅させたマシン番長も、「金剛番長」の真のヒロイン・月美ちゃん(幼女)には勝てなかったの回。
 マンガの中では、マシン番長が月美のことを「Dr.月奈」と認識して呼称していたので、月美と月奈の間には何らかの血縁的な繋がりがあり、それ故にマシン番長は月美の言葉を自分を作った人間の命令と見なして従っているのではないか? という推測は容易に成り立つ訳なのですが、しかしそれよりは「純真無垢な月美ちゃんは、機械の心をも揺り動かしてしまうパワーを秘めているのだ!」と解釈した方が面白いので、マシン番長は月美ちゃんと出会ってロリに目覚めたことにして行きたいです。
 「感情を持たない冷徹なロボットが純粋な少女に出会って愛を知る」系のシチュエーションは、個人的な萌えシチュエーションでは相当な上位に属します。「金剛番長」で一番強いのは間違いなく月美ちゃんです。

月光条例

 エンゲキブの致命的な勘違いに頑張って話を合わせようとする「シンデレラ」の中の人達は大変だなあという話でした。
 このマンガ、月光が現実世界に介入してきたおとぎばなしを排除する役目である一方、一方のエンゲキブはおとぎばなしに介入してドタバタを引き起こす役目になっているのね。

ハイド&クローサー

 「ルサンチマン」という呪具の名前が既に猛烈に怖いですが、「何万年もの間、世界中の人間の怨恨を増幅し続けて大きくなった」という設定も怖いです。あと、「窓辺の男」は何かこう存在自体が怖いです。なんであの人、あんなに湯気が立ってて熱そうな紅茶をいとも簡単にクィッと飲めるの?(←突っ込むところはそこじゃない)

魔王

 安藤、犬養の前についに倒れるの回。犬養に「女子高生最高ー! 巨乳大好きー!」と叫ばせることで犬養の威信を削ぐ計画だったようなのですが、しかし犬養はイケメンであり、イケメンは何を言ってもいい方に取られるという世界の法則を考えると、逆に「犬養さんステキー! もいでー! 私のチチをもいでー!」みたいな感じでモテてしまう、パルコ=フォルゴレ化現象を引き起こしかねないと思います。ここはむしろ「アンダーソングループ最高ー! お金大好きー!」と叫ばせ、彼の政治信条を揺るがす攻撃をするべきだったのではないのでしょうか。
 あるいは、あくまで犬養キモメン化の方向を突き詰めるのであれば、「空から降ってきた人間じゃない女の子最高ー! ラムちゃん大好きー!」くらい突き抜けた方が良かったかも知れません。空から降ってきた人間じゃない女の子さいこう! それがオレ達の理想!

 結果的に一歩及ばなかったとはいえ、何にしろ安藤はよく戦いました。ホントこのマンガは面白いです。次回で第一章は終わるそうなのですが、第二章はあるのでしょうか。

トウテツの番人

 読み切り。「ハルノクニ」の作画を担当した中道裕大氏がサンデー本誌に帰ってきました。
 読み切りアクションマンガとしての完成度は極めて高く、一気に読んで「ああ面白かったー」と言うことができる、エンターテイメントとしてよくできたお話だったと思います。次回作も期待。


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