サンデー 一覧

今週の最萌は虫を我慢する姉崎部長で決定ですサンデー40号感想

ハヤテのごとく!

 マリアさんにミニスカを履かせられたハヤテが、ごく自然にお尻を突き上げて足を開くポーズを取ってるのを見て、ハヤテは相当女装を仕込まれてるなと思いました。もはや反射のレベルです。口では嫌がっていても身体は正直です。
 あとハヤテが女装したりマリアさんが水着着たりしているところを西沢さんやヒナギクに観られたシーンの効果音が、よりによって「イチャイチャ」だったのが斬新でした。イチャイチャってマンガのオノマトペとして使えるんだ。日本語すごい(まちがい)。

結界師

 「俺が、あいつの裏暴いてやりますよ!

 前回氷浦に迫力負けしてしまった閃ちゃんがリベンジを決意したの巻。
 確かにこのままだと、良守のハートを氷浦に奪われちゃいますからね。今回なんか、寝ている氷浦に良守がデコピンやろうとしてましたからね。デコピン。しかも「俺だって好き好んでいがみ合いたい訳じゃない」とか、なんかいよいよ良守が氷浦に心を開き始めたかのようなモノローグまで付いてましたからね。「無防備に寝ている彼にデコピン♥」とか、もうどんなラブラブシチュエーションかって感じですからね。

 しかし良守はここであえてデコピンではなく印を結んで殺気を放ち、寝てる氷浦を起こしにかかった! これはつまり、ラブラブよりも殺意! それがオレ達の流儀! みたいなことを直感的に把握した訳であり、やぱり良守は氷浦と馬が合うというか、心が通じ合う関係であることを臭わせた演出であったと言えましょう。この二人の関係がこれ以上に深まることを、閃は阻止できるのか! 閃ちゃんあやうし!(何だこれ)

月光条例

 エンゲキブってまだ正式名称が作品内に出てきていないことを知りました(Wikipediaで)。
 ここまで引っ張ってきているということは、何かの伏線に使われる可能性がありそうです。

 それはともかく、今回はそのエンゲキブさんのが大変残念であったことが判る回。彼女くらいの歳で「シンデレラ」を知らないのはもはや公教育の敗北なんじゃないかとも思うのですが、まあこれは逆に本人の才能というか個性であると積極的に解釈して行きたい。
 今回のシンデレラ編になってからというもの、何かこう色々とはっちゃけて来た気がします。複合的な意味で。藤田先生が更なる覚醒を遂げようとしているのではないかと恐々としてます。

神のみぞ知るセカイ

 「このソフトクリームは武への道! なめろ、なめろ、なめろォォォォ!

 意を決してソフトクリームを舐める春日主将と桂馬が、どちらもエロ過ぎてドキドキしました。最高です。

オニデレ

 咲→正少年という方向のフラグが立つことで普通のラブコメにまた一歩近づくのではないかと危惧していた(オレだけが)今回の「オニデレ」でしたが、実際に立ったフラグは咲×サキでした。良かった(の?)。

 そして高校生カップルが「クラスメートから誰にも見つからない場所にあるお花畑で二人きり」なシチュエーションであるにも関わらず、全くエッチな雰囲気にならないこのマンガはどこまでも健全です。二人をストーキングしてるモモは明らかに不健全ですが。いったい彼女は何者なんだろうか。ラスボス?(何で)

イフリート

 最終回。最後の方はやや駆け足気味な怒濤の展開となったのが残念でしたが、話としてはキレイにまとまっていたと思います。このサイト的には、神貫が女の体になっちゃったことが判った辺りで女体化フェチ的な視点から突っ込むことができなかったのが心残りです。
 今回では、自分が助けた時に情でも移ってしまったのか、唯をストーキングしたり自分の車に乗せたりしている真嶋がいじらしくて良かったです。「絶チル」の皆本のおかげで、サンデーではメガネのエリート男性が幼女趣味に走っても問題ない流れができているのかも知れません。

解体真書0

 せっかくのファンタジー世界なんだから、ナースの呼び方は「看護師」ではなく「看護婦」で良くなくね?(挨拶)

 読み切り。いわゆる異能バトルものジャンルに属するお話なのですが、主人公を「超常的な病魔と戦う医師と看護師」としたところがわかりやすさと面白さ、「人助け」という少年マンガ的なカタルシスの生成、あとお姫様を合法的に脱がせても良いシチュエーション作りに貢献していると思いました。
 設定がこのまま連載化できるようになっているので、いずれは短期集中連載→正式連載化というパターンを歩む可能性もあるかも。頑張って欲しいですね。


今週のMVPは男性の股間を踏んで興奮してる「魔王」の蜂に決定ですサンデー39号感想

結界師

 先週に続いて氷浦君大暴れの巻。一見すると暴走しているようにしか見えない彼ですが、実は彼の中では理論整然とした意志決定ロジックが存在しており、それに従って動いていることを伺わせてくれました。不審者を追跡して捕獲した際、ちゃんと良守の言いつけを思い出して殺さないで持ち帰ったところなんか、何というかこう「飼い主に忠実な猟犬」みたいな感じで萌えです。忠犬萌え(専門用語)。
 時音さんは一度タッグを組んだだけで彼の忠犬属性に気付いた模様であり、彼女なら氷浦のいい飼い主になりそうな感じなんですけど、でも今の氷浦に必要なのは飼い主ではなく、彼と心を通じ合って魂を救うことができる存在であり、それができるのは間違いなく良守しかいないと思います。今回のシリーズの究極の目的はその辺にありそうな予感。というか妄想

 あとは閃が氷浦の迫力に圧されてへたり込んじゃったところも良かったです。あの閃ちゃんですらたじろがせる氷浦恐るべし。でも、このままだと良守は氷浦に寝取られちゃうよ! がんばれ閃ちゃん!(何)

金剛番長

 金剛番長のパパは文字通り「日本を裏から支配する影の大物」なのですが、その大物っぷりを表現するためだけに国会議事堂を破壊してしまうのが、「金剛番長」の「金剛番長」たる所以なんだよなと思いました。物理的に大物なんだから、国会議事堂を壊しちゃうのも仕方ないよね。みたいな。
 というかこの人、あんな巨体なのにそもそもどこからどうやって国会議事堂の議場に入ったんだろう? と普通の読者なら疑問を持ってしまうところですが、この問いに対してはおそらく「小せえことは気にするな。」としか答えが返ってこないであろうところが、「金剛番長」という作品なのです。読者に対しても漢の器を要求するマンガなのです。

 そんな今回の「金剛番長」に対してあえて物言いを入れるとすれば、首相が若手議員に対して言った「いずれは内閣官房長官にもなれる漢だ」という台詞です。個人的には、権謀術数に長けるタイプの国会議員に対しては、心情的に「漢」という漢字を使って欲しくないです。
 ちなみに私の考える「真の漢」は、そもそも権謀術数という言葉が読めません。

オニデレ

 正少年が無意識のうちに咲に対してフラグを立てる行動をしているよ! たいへんだ!
 これで咲にフラグが立ってしまったら、このマンガは『優しい以外に何の取り柄もない少年を巡って美少女同士が争う』という、普通の美少女わんさかコメディーみたいなマンガになってしまうじゃないですか! 「オニデレ」はあくまで異常なラブコメでないといけないのに!(ひどい)

 あとはユナが今回は体操着+カットジーンズ+おまけに巨乳という本来であれば激しくエロいコスチュームをしているにも関わらず、何か全くエロスを感じないのが素晴らしいと思いました。健康的ですね(まちがい)。

神のみぞ知るセカイ

 「絶対可憐チルドレン」が休載しているタイミングを狙って作品内四コママンガを描く若木先生に萌え!(挨拶)

 話としては、春日先輩がカワイイもの(桂馬の顔を含む)が大好きな感情と「武道を極める」という自分の目標が相剋するものと認識し、その板挟みになって悩んでいるというもの。あまりに悩みすぎた結果なのか、猫を抱っこしているところを桂馬に見られてしまったことをきっかけに、本格的に精神が二分されてしまった模様です。前回出てきた分身描写って、やっぱり彼女独特の奇妙な歩行術じゃなかったんだ。
 西原かのん編以来、「駆け魂にとりつかれた人間には、心のスキマに関連する極端な現象が発生する」という設定が追加されたため、マンガ的に判りやすくてかつ面白い描写ができるようになって来たなと思いました。

 なお「羅新活殺拳」はおっさんホイホイなネタなのは明らかなので、そう簡単には釣られませんよ!
 裸神活殺拳は脱げば脱ぐ程強くなるのですが、羅新活殺拳はどうやらカワイイものに萌えれば萌える程強くなるっぽいですよ!(釣られてます)

野村AD野球

 読み切り。最初から最後までスケッチブックだけでキャッチャーが意志を表現するというネタだけで押し通したのは潔いというか、「同じ事を繰り返すと面白くなる」というギャグの基本に忠実なマンガだなあと思いました。描いてるウチに絵が上手くなってくるところが面白かったです。
 でもこの話ってアニメ化されたらキャッチャーの声優の人は困るだろうなと思った(思うな)。

アグリのマジカル日記

 読み切り第二弾。かわいいんだけど現代萌え系から微妙に外れている絵柄のせいか、独特の妙にまったりしたリズム感のせいか、読んでるうちにだんだん脳の判断力がとろけて来て、なんか妙に面白くなってくる感を味わえるマンガだなと思いました。アグリのお姉さんの「ドMになる魔法」は斬新で好きです。


兵部の戦後は彼が戦っている限り終わることはないと思ったサンデー38号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 中学生になったからトリプルブースト時のエロい表情も成長したのですね!(感想)

 今回は特にブースト時の紫穂がたいへんに素晴らしいと思ったのですが、何がどう素晴らしいのか具体的に表現するとフィルタリングの対象になりそうなので遠慮しておきます。また葵も薫への抱きつき方がエロいのは相変わらずであり、これはつまり今後もトリプルブーストの時はそういう方面の描写の冴えっぷりを楽しんでね! という作者側のメッセージであると解釈しました。
 事後に薫が「キモチいいなあ」と言ってるとことか見ると、もうコレはそういう暗喩なんだよな! と納得せざるを得ません。やっぱり「絶チル」は、そういう方向には勘が働くおっさん読者が多いサンデーにぴったりなマンガですね。困ったモノです(おっさん読者が)。

 話の方は、前回の「あたし達は望んでこの仕事をしているわけじゃ…」という引きからして薫の部活問題が事件の解決に対して何らかの影響を及ぼすのかなと思っていたのですが、実際今回の序盤の薫は相当不調でした。マンガの中に描写はないですが、この辺の影響があったと考えるのが妥当でしょうか。
 ただ現場に出て三人一緒に力を合わせて事件を解決した結果、チルドレンとして働くことに再び意義を見いだし、部活に対する未練はなくなった模様。薫もエスパーがアスリートとして通常の競技に参加することができないことは知っていたみたいで、結果的には今回の話は皆本の取り越し苦労だったというオチになります。
 ただ、薫の部活動に本気で悩んだ皆本にしろ、自分に「バベルのエスパー」になる以外の可能性があることを知った薫にしろ、この作品世界に存在するエスパーとノーマルの壁の存在を意識したことは確かでしょう。将来の薫の「反逆」も、こういう些細な要素が積もり積もった結果だったのかも知れないな、とか思いました。

 そして今回の騒動の黒幕である謎のマスク女ですが、月見さんが指摘するように、そのマスクはあまりにも「吼えろペン」に出てきた仮面編集の星紅女史のソレっぽいです。星紅さん何やってるんですか!(まちがい)
 髪型的にはクラスメートの雲居悠理に似てなくもないのですが、今のところ正体は不明。そのコスチュームといい犯行動機といい、従来のノリとはかなり異なるキャラクターと見て間違いはないようです。とりあえず変態であることは間違いなさそう。椎名先生は変態を描かせたら昔から随一の才能を発揮する人なので、彼女の変態っぷりについても期待しておきます。


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