絶対可憐チルドレン
おはようございます!(深夜二時の挨拶)
実は現在猛烈に眠いのですが、とりあえずサンデーの最新号が出る=幻影の肖像編が終了して読後の気持ちがリセットされる前に、この前ツィートしたこと以外で今抱えている感想的なものをメモしておきます。
「この子はもう十分苦しんだ…これ以上はもういいだろう
」
今回のエピソードで、一番グッと来た台詞がこれでした。
兵部のこの言葉は、ユーリが「お父さま」の愛を得るために「黒い幽霊」に加担せざるを得なかった人生から(ユーリの魂を封印することによって)彼女を解放した時に出たものなのですが、もしかしたら兵部自身も、彼が若かった頃にこの言葉を誰かからかけて欲しかったのかも知れないな、と思いました。
彼の現在までに至るノーマルへの怒りは、彼がかつて心から信頼していたノーマルの上官に裏切られたところに端を発しているのですが、彼が裏切りを受けてから旧特務超能部隊を壊滅させて「パンドラ」を組織するまでの過程において、もし彼に対して臆することなく「お前は十分に苦しんだ
」と語りかけることができ、彼の境遇を理解してあげられるノーマルの人物がもし存在していたら、もしかしたら彼の人生は変わっていたのかも知れません。結局そうはならなかったんだけど。
ユーリは兵部にとって宿敵の一人だったのは間違いありませんが、だからこそユーリの境遇を理解し、彼女を「救う」ことができたのも確かです。自分によく似た境遇のユーリを救ったことによって、兵部の心もいくらかは救われたのではないのでしょうか。
今回のエピソードは、他にもまだ色々とネタにしてみたいことがあるのですが、もう限界なのでここで寝ます。おやすみなさい(´・ω・`)