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フェザーをフィギィア化する時は羽を外して高速形態に変形するギミックを希望したいサンデー28号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 嵐の海に投げ出されても漫才を止めない谷崎主任はもっとモテてもいいと思います(挨拶)。
 というかお久しぶりです。サンデーの「絶チル」の感想です。

マイ・ウィングス #3~#4 あらすじ:

 OVAのDVD&BRは7/16発売(宣伝)。

 土石流に巻き込まれた皆本と葵・紫穂。紫穂は辛うじて葵を連れて脱出に成功するが、皆本がそのまま行方不明に。皆本を捜索しようにも、薫のパワーをもってしても次々に発生する土石流を防ぐのが精一杯。この危機的状況に際し、局長はチルドレン達に皆本の捜索よりも避難所の保護の優先を指示する。薫は「どんなエスパーにも手に負えないことはある」という皆本の言葉を思い出して己の能力の限界を知り、「あたしにもっと力があれば」と悔やむ。

 ぎりぎりまでがんばって! どうにも! こうにも! どうにもならない、そんな時! に欲しいのはウルトラマンであると相場が決まっているが、ここで登場したのはウルトラマンガイアではなく、我らが「フェザー」であった。薫の悲痛な心の叫びによってシリコンジェルの中で眠っていたフェザーが覚醒、おっぱいぼいんぼいんな女性形態となって災害現場にテレポートで急行する。彼女は『レベル7を超える能力の持ち主』という触れ込み通りのパワーで土石流をも押さえ込み、皆本の発見と救出に成功する。

 最初はそのフェザーを不審がっていたというかキモがっていた薫だったが、フェザーが皆本のことを好きなことを知っている彼女は、それ故にフェザーに皆本のことを任せたのであった。続く。

 今週のサンデーは、基本的にはフェザーの能力の無双っぷりをアピールすることがメインだったと言えましょう。
 東京から八帖島まで280キロの距離を一瞬にしてテレポートした描写は明らかに葵の能力を凌駕してますし(葵の最大速度をマッハ5と仮定すると、1秒間の跳躍距離は多分約1.7Kmくらい)、土石流を同時に三ヶ所同時に食い止められるのは一ヶ所づつ止めるのが精一杯だった薫を凌駕、その上サイコメトリーと生体コントロールによる治癒も可能となれば、こちらの面でも紫穂や賢木に匹敵。
 またフェザーは、「ミナモトの夢が見える」と言って大人バージョンの薫の顔をコピーしてましたけど、確か皆本の記憶にある「予知」の部分は(紫穂でも読めない)プロテクトがかかってた設定があったと思ったので、その辺も乗り越えちゃうくらいサイコメトリーも強いということになるんでしょうか。もしこのマンガの作者が椎名先生でなければ、その能力の厨加減を突っ込まれかねない程の無敵っぷりです。
 何にしろ、彼女はこのマンガ最強の複合能力者であることは間違いありません。彼女を人間と仮定すればですが。今回めでたく「フェザー」は実体を得たので、今回のエピソードに限らず今後も要所要所で物語の鍵を握る存在となることが予想されます。
 ついにこの「絶チル」にも、空から降って来た人間じゃない女の子がレギュラーキャラの仲間入りですよ。空から降って来た人間じゃない女の子さいこう! 素晴らしいですね!(そういう観点でいいのか)

 あと今回の個人的な見所は、薫がフェザーを「皆本のことが好きなのは本当だから」というロジックで彼女を信用したことです。
 薫はフェザーに対して、皆本にキスしたとかそういうアレで子どもっぽく嫉妬してるという認識だったんですけど、その一方で「自分が好きな人のことを好きな人」のことを「好きな人が一緒だから」という理由で信頼したというのは、随分懐が広いというか、薫もすっかりオトナになったんだなという気持ちになりました。これって、「犬が好きな人に悪い人はいない」の理屈とは似てるけど全然違いますよね?

 そして比較的どうでもいいこととして、サンデー28号ではフェザーが終始全裸でおっぱいやおへそをを晒していたためか、チルドレン達がパンチラするコマが一つもありませんでした。物語が終始深刻だった27号ですら、ちゃんと薫のパンチラはあったんですけどね。エロいカットに対する総量規制的なものでもあるのでしょうか。心の中の中学二年生的には、パンチラと全裸露出では同じエロと言えども質が違うので、「それはそれで」的なアレで融通して欲しかったところです。

 真木は女性どころか、兵部以外の人間と付き合っている姿すら想像できません(おわり)。


つよーくーりりしくーはばたーいてー(40代男性の声で)サンデー26号絶チル感想

 お久しぶりです(´・ω・`)

 睡眠時間の確保を最優先に生活している最近の私です。こんにちは。
 以下、絶チルの感想です。

マイ・ウイングス #1~#2 あらすじ

 東野の指へのダメージ具合から考えると彼はレバーを親指と人差し指で「つまみ持ち」していると考えられるが、正確なコマンド入力を要求される格闘ゲームでは、指と指の間にレバーを掴む「ワイン持ち」や、指で挟んだ上で掌を被せる「ウメハラ持ち」の方が適していると言われているので、その辺の研究も考慮するべきかと思われる。
 そして、東野と火野のコンビを見つめるパティの目が怪しく光り出した。もうダメだ(パティが)。

 皆本はチルドレン達と別居して隣のティムバレの部屋に引っ越ししたものの、薫が壁に穴空けちゃって色々台無しに。心理的にはチルドレン達の皆本との関係の変化を嫌う感情があること、および薫が「関係が変化しないなら今までのままでいい」と拗ねていることが示唆された。多分これ何かの伏線。

 そんな引っ越しのドタバタコントを展開しているうち、本土から遠く離れた八丈八帖島で直下型大地震が発生。バベルの高レベルエスパー達が総動員され、島の住民の救助にあたることとなった。皆本はまず自分の身を守ることを最優先とするようチルドレン達に伝えるが、薫は「あたしが全部守ってみせる!」とやる気満々。ついでに賢木も「手遅れでも俺が生き返らせてやる!」とやる気満々。
 だがその直後に余震が発生、薫は肝心の皆本と連絡が取れなくなってしまった。状況的に土砂崩れに巻き込まれた可能性が高い。それを理解した薫と賢木は激しくショックを受けるのであった(サンデー26号の扉絵参照)。どうなっちゃうのこれから。続く。

 今回のエピソードのサブタイトルは「マイ・ウイングス」。かつて小学生編の最期を飾った最重要エピソードのサブタイトルがアニメ版のOP曲と同じ「オーバー・ザ・フューチャー」であったのと同様、この「マイ・ウイングス」もアニメ版のOP曲のタイトルであり、それだけでも今回のエピソードの重要度というか、気合いの入りっぷりを感じさせてくれます。

 今回は、状況的には「ピンチに陥った囚われの皆本を薫達が救出する」という、ある意味いつもの皆本ヒロイン型エピソードとも言えますが、今回は相手がどうにもならない自然災害による土砂崩れであるだけに、より危機感が増すというもの。土砂崩れが相手だと、さすがの皆本のエロスな肉体でもどうにもなりませんからね(何)。
 また、今回は賢木が「手遅れでも俺が生き返らせてやる!」的なことを気合い十分で喋ったり、薫が「あたしが全部守ってみせる!」とやる気満々だったりするのは、逆に言えばその気合いややる気を挫く様な事態が発生する前触れであることは確実(作劇的な意味で)。この手の自然災害モノではいわゆるトリアージを必要とする状況になるのがドラマの常で、特にまだ若い薫にとっては厳しい現実に直面する展開になるかもしれません。
 今回はよりによって皆本や葵・紫穂が重篤な状態になってしまった可能性もある上、皆本は例え自分が死に直面する事態になっても薫達の安全を優先する指示を下すに違いない男なので、尚更心配です。

 ただでさえ皆本に対する不安定な気持ちを抱えた薫が、今回の試練に耐えられるのか。この試練は彼女をどう変えるのか。そう考えると、何かこう読んでて盛り上がって来ます。「マイ・ウイングス」という、「絶チル」にとっての聖なる名前を冠した今回のエピソードの今後に期待です。

 あと今回は、地震が起こった時に皆本にしがみつくティムが可愛くて仕方ありませんでした。同じく皆本にしがみついてた葵と双璧なレベルのかわいさ。彼と皆本の組み合わせに対してパティの目が怪しく光るのも時間の問題ですね。
 更に今回は東野母(小学生時代、遠足の時に寝坊して東野の弁当を作れなかったことで有名)のそそっかしさも萌え。でも、ちさとちゃんを息子の嫁にしたいなら、下手に介入しないでほったらかしておいた方がいいと思います。


「礼を言う」と言われた時の九具津さんの照れた笑顔が最高にステキ♥サンデー24号絶チル感想

 時間がない!(挨拶)
 ので、個人的に大事だと思ったところだけ箇条書きします。

  • 抜け忍のハンゾウ君(だっけ?)がだんだん科学くんに見えて来た件。
     自称「忍者」なだけに、そのうち悠理相手に「乱波SS」みたいなドタバタコメディが始まったりするかも知れません。
  • 「マイノリティ」をキーワードに九具津(非モテ)が賢木(リア充)に対してかつての鬱積した感情を語ったのが、おそらくこのエピソードの最大の主題でしょう。
     九具津も賢木もこの世界の中では「マイノリティ」であることは一緒なのですが、彼らがに対するマイノリティであるのか、そしてマイノリティである自分が「マジョリティ」の中で生きるためにどのような道を選んだのかは、全く異なっています。九具津はバベルを去って自分がマイノリティとなった原因である人形フェチの才能を極めて自分の才能を認めてくれる人間を増やすことを選び、賢木は皆本という「ノーマルの変わり者」を心の拠り所にして世の中と繋がりを保ち、その能力を医者として活かす道を選びました。
     これはどちらが正しいというものではなく、むしろ九具津と賢木がそれぞれ生きるための道がこの世界に存在している、という多様性があったことを良しとするべきなのでしょう。賢木を受け入れた皆本という存在がこの世界に必要である様に、九具津のようなひねくれ者を受け入れるパンドラを作った兵部という存在も、やはりこの世界には必要なのだと思います。皆本はまだそのことを認めないのかも知れないけど。
  • それにしても、非モテでオタクでキモい呼ばわりされてるキャラの屈折した感情を描かせると、椎名先生は本当に上手いですね。四十を過ぎて人間として落ち着いて来る年頃であるはずの椎名先生の心の中には、まだ「GS美神」に出て来た妖怪コンプレックスが住まっているに違いありません。
  • 服装と言動に気をつけてさえいれば大丈夫だ!
     しかし、真の一流(オタク)は、たとえ服装と言動がフツーでも、一流が放つオーラまでは隠すことが出来ないので要注意です。自分もネット界隈で有名な方々とお会いする機会に何度か恵まれましたが、何というか皆さん本当に貫禄が違います(失礼)。
  • 皆本は異性のチルドレンと同居している状態でもあんなセクシーショットを撮られるくらい油断しているんだから、もしこれで同性のティムやバレットと同居し始めたら、さぞかし油断しまくってセクシー無双なポーズを無意識に取りまくるに違いありません。耐えろティムバレ(何に?)。

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