絶対可憐チルドレン 一覧

未来の葵がそんな平らな胸のわけねえだろ。ちゃんと成長されてる。角度とか。サンデー19号絶チル感想

 自分が寝ている間にTwitterで@Shiina_eventが活動しているんじゃないかとドキドキしている椎名ファンの皆さんこんばんは(挨拶)。

 絶チルOVAコミックス21巻の宣伝を兼ねたソーシャル・マーケティングを狙っているという動機はあるものの、Twitterに投稿するようになってからの椎名先生は、ファンであるこちら側が驚いてしまうほどアクティブに動いているように思えます。
 椎名先生がこのような形でファンと直接ネット上で交流するのは、おそらく15年以上前の「GS美神」のアニメが放送されていた頃、パソコン通信のNifty-Serveのアニメフォーラムや美神ファンが集うパティオに椎名先生が現れた時以来になるのではないかと思うのですが、そもそもパソコン通信にアクセスできる人そのものが少なかった当時とは違い、今は「Twitterに椎名先生がいる」という情報さえ知っていれば誰でも椎名先生の生の発言をネットからリアルタイムで読むことができ、かつTwitterのアカウントを持っていれば直接声をかけることも可能なんですよね。それも簡単に。

 自分が見ている限りでは、先生に声をかけているファンの方も、それに応える椎名先生も、みんな楽しんでいるように思えます。ファンにとっては本当に素晴らしい時代になったものだと、つくづく思いますね。長生きしてて良かった…(おおげさ)

 パソ通世代の懐古はここまでにして、以下はサンデー19号の感想です。

トイ・ソルジャーズ#1 あらすじ

 レアメタルの結晶の中に入った「フェザー」を捕獲できたまでは良かったが、彼女から情報を聞き出すには彼女の「よりしろ」となるボディが必要であることが判明。しかし「フェザー」は大変にわがままなので、並のボディでは満足しない様子。
 個人的には、「フェザー」は既に皆本の肉体の味を知ってしまったので、わがままになるのも仕方ないと思う。

 ボディの制作を担当している人形フェチのティムが出した結論は、彼が尊敬している自分よりももっとすげえ人形フェチ中の人形フェチである造形師(=「Mr.9」)なら、きっと何かヒントを与えてくれるだろうというもの。それだけ、ティムは「Mr.9」を尊敬しているのだろう。
 しかし、彼の尊敬する「Mr.9」の正体はパンドラの九具津であることを、我々読者は知っている。共にハードコアな人形フェチであり、人形を愛するという一点において『同士』ともなれるであろう九具津とティムだが、パンドラとバベルという所属の違いが二人の愛を阻むことは確実。このまま九具津とティムは戦いあう運命なのか。二人が戦うよりも愛し合うことができる道はないのか。

 そしておりしも今回、市街地で人間そっくり(というかむしろ日系ブラジル人の糸色チルさんそっくり)の「人形」が、拳銃を乱射する未遂事件が発生。「トイ・ソルジャーズ」というサブタイトルが示す通り、今回は「人形」がキーワードとなることは確実な状況だ。
 この人形を操作していたのは誰なのか。ティムは九具津と接触することができるのか。葵のおっぱいはこのまま成長しないのか。様々な謎をはらみつつ続く。

 上記のあらすじ(もはやあらすじの体を成していないことは自覚しています)を読めば判るように、今回のエピソードではティムと九具津のコンタクトに期待しています。コミックス18巻のサプリメントによれば、ティムは前任者の九具津に対してそれなりにライバル心を抱いているようですが、その九具津が実は彼の尊敬する「Mr.9」だった! ガーン! みたいな展開をぜひ見てみたいので。
 そしてその葛藤を乗り越え、ティムは立派な人形フェチの道を歩むがいいと思います(決めつけた)。

 あと極めて個人的な希望なのですが、やっぱり九具津さんにはそれなりに幸せになって欲しいです。彼の性格が歪んでいるところにも問題があったとはいえ、アニメで彼がバベルを追われることになるエピソードは、「自分の趣味を理解してくれると思っていた女性に、誤解が元になってフられてしまって絶望する」という、オタク的には何かもう涙無しには見られないくらい可哀想な話でしたからねー。
 もっとも、今の彼はパンドラで造形師として好き勝手やれてる上に大好きな兵部少佐の近くにいられるので、それだけで十分幸せなのかも知れませんが。

 そして最期に出て来た糸色チル人形ですけど、これは多分九具津が作ったものではないと思います。私が思うに、彼が作る人形はもっとお耽美なデザインになるはず。耽美な糸色チル。


椎名先生Twitterに降臨記念・サンデー16/17号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 お久しぶりです(´・ω・`)

 ここ最近では、「絶チル」OVAの情報が発表されたり、4/16に発売されるコミックス21巻にOVAの予告編が同梱されることが発表されたり、OVAの宣伝を兼ねて椎名先生がTwitterを始めたり、薫役の平野綾さんが長期休業?みたいな噂が流れたかと思ったら本人から「明日から復帰」宣言が出たりと、何か様々なことが起こりました。
 特に、椎名先生がTwitterを始めてくれたのは望外の喜びです。サブアカウントを作成してファンと交流するなど、かなり積極的に活用して下さっている様子。「OVAの宣伝のため」といいながら先生が声優さん達と絡んだり、同僚の畑先生や若木先生と絡んだりする様をこっそり眺めて、一人でニヤニヤしていたいです(←心底ダメ)。

 そしてその間、こちらは諸般の事情で疲れが溜まってしまい、夜遅くまでなかなか起きていられない体質になってしまいました。なので、サイト更新のための記事を書くまとまった時間を捻出できない状況になってます。
 そして多分、やはり諸般の事情でこの状況は当分解消できそうにありません(´・ω・`)。すみません。むふー

 以下、サンデー16~17号の「絶チル」感想です。
 今回は作者公認のお馬鹿エピソードなので、その意を汲んだコメントを書きたいと思います。

ロスト・ガイズ #3 あらすじ

 「窮地に陥っている不二子を捜索して合流する」という共通の目的を達成するために結成された可憐GUY’Sだったが、兵部のあまりのやんちゃっぷりに皆本と賢木が反発、早くもコンビ解散の危機に直面。しかし、日々兵部のやんちゃに晒されている真木は、兵部のやんちゃの裏に隠れた真意を汲み取り、バベルの面々を救助するために行動を開始したのであった。何て出来る部下なんだ。真木×兵部に人気があるのも頷ける。

 一方、不二子ちゃんは未だおしっこを我慢しており、おしっこ我慢萌え属性というニッチなフェチの人気を獲得することに成功した。続く。

 この回を読んで連想したのが、「エスパー魔美」で寝ている時にトイレに行きたくなったけどトイレに行くのが怖い魔美が、膀胱の中身だけを高畑さんに部分テレポートしたエピソードでした。みんなもそうだよね?
 不二子もテレポートが使えるんだから、こういうえげつない技で相手を陥れることができるんじゃないか? というか、普通に膀胱(および直腸)の中身だけ外にテレポートするとか、膀胱(および直腸)の中身以外をテレポートして結果的に排泄と同じことをしたりとかできないものなのか? とか思ったのですが、次回のエピソードでは彼女が「テレポートしたら出ちゃう!」と言ってたので、この世界におけるテレポートという能力は便意に負けてしまうくらいに繊細かつ集中力を要するものであり、「エスパー魔美」のような大胆なことはできない、という解釈をすることにしていきたい所存です。
 というか、「エスパー魔美」の場合も、わざわざ高畑さんの手を煩わせなくても、素直に膀胱の中身を直接トイレにテレポートすれば良かったんじゃないかと常々思っているのですが。どうでしょう(常々?)。

 あとは、何だかんだ言っても兵部の体面を保ちつつ、不二子や皆本を救出したいという兵部の真意(たぶん)を汲み取った行動を起こした真木のよくできた部下っぷりに感心しました。このエピソードの最萌えキャラは真木ですよパティさん。

ロスト・ガイズ #4 あらすじ

 アフリカの大自然を愛するあまり、雄ライオンに乗り移って雌ライオンを娶ったレオンさんが登場。ライオンをにとかマジ凄い。獣好き垂涎。こんなのを見ちゃうと、「獣っぽい女の子」程度の初音に迫られて困ってる明は、まだ獣フェチ的な意味で成長しなければならないと思う。

 そして解散の危機に直面していた可憐GUY’Sだったが、「皆本や賢木をからかいつつ水牛の群れを不二子と『黒い幽霊』の刺客の戦いに突っ込ませて混乱させる」という兵部の狙い通りの展開となり、結果的に不二子の救出に成功、彼女は漏らさずに済んだ。更に、賢木のピンチをさりげなく助ける芸当も披露したり、皆本と賢木の間に見にくいロリコン対女たらし論争を引き起こしたりと、ここぞとばかりに大活躍。今回はバカ話と思わせておいて、実は兵部大活躍イベント回だった模様。
 しかし最後は彼も皆本と賢木の見にくい争いに引きずり込まれ、飯食いつつ仲良くケンカしてオチ。可憐GUY’Sの解散はナシの方向になりそう。可憐GUY’Sの次回の漫談に期待します。おわり。

 レオンさんのアレっぷりは、下手に突っ込みを入れると、おしっこ我慢萌え属性よりも遙かに危険な属性に触れざるを得なくなるので回避します。レオンさんマジでレベル高杉。

 あと今回面白かったのは、ロスト・ガイズの第二話ではエスパーとノーマルの垣根を越えてお互いを信頼し合っていた皆本と賢木が、こと女の嗜好のことになると俄然対立しだして収拾が付かなくなったこと。人種の垣根は越えられても、フェチ属性の垣根はそうやすやすとは超えられないということなのでしょうか。「罪を憎んでフェチを憎まず」の境地に達するには、まだ二人は若すぎる様です。
 これは単に今回限りのギャグとして流されるのか、それとも今後の両者の禍根に発展していくのか。ここはある意味注目するべき点だと思いました。おわり。


可憐GUY’S結成記念・サンデー15号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 来月発売されるコミックス21巻には、初回限定でDVD付きのバージョンが発売されますが、Amazonの商品説明によればどうやらDVDの中身は中学生編OVAの予告で決定の様です。更に来週発売のサンデー17号ではOVA情報が開示されるとのことで、そちらの方も楽しみに待ちたい所存です。
 以上、ファンサイトとしての義務は果たしたので、以下はサンデー15号の「絶チル」感想を書きます。

ロスト・ガイズ(2) あらすじ:
 アフリカのど真ん中の大地で、皆本・賢木・兵部による「可憐GUY’S」が結成され、漫才を披露した。
 続く。

 前回の感想では「皆本が上半身裸+ネクタイ姿の姿態を晒してくれるとイイナ!」みたいなことを書きましたが、現実の「絶チル」ではそれどころではない露出っぷりを披露。皆本どころか賢木までもがパンツ一丁の姿になり、襲いかかってきた雌ライオン相手に死闘を繰り広げたり、ノーマルとエスパーの垣根を超えた二人の深い友情を確かめ合った上でイチャイチャしたりするという、こちらの期待を超えた展開を繰り広げて下さいました。
 今回のページ数はサプリメントや扉を除いて全16ページあるのですが、そのうち皆本と賢木がパンツ一丁な状態なのが12ページ(75%)、そうでないのが4ページ(25%)。七割五分が裸です。更に、裸ではないページも「上半身はYシャツを羽織っているだけで胸筋や腹筋は丸見え」という状態なので、事実上最初から最後まで全編で通したと行っても過言ではないでしょう。

 かの安永航一郎先生は、ギャグの描き方として「とりあえず脱ぐ。後はそれから考える」と述べたそうですが、今回のエピソードの面白さの源泉もその「とりあえず脱ぐ」にあるのではないかと思いました。
 今回、中盤で皆本と賢木が「不二子が兵部と通じて『黒い幽霊』の情報を得ていた」ことについての是非をシリアスに論じているシーンがあるのですが、そんな話をしている彼らの格好はです。そのギャップが、この何とも言えない独特の雰囲気を醸し出していると思います。
 また序盤のライオンとの格闘シーンでも、本来であれば殺伐とした絵になりそうなところを、で奇声を発する賢木のアレっぷりが中和しているのは間違いないでしょう。少年マンガにおける男性キャラの裸には、やはり侮れない表現力があると感じました。性的な意味では決してなく。

 更に、後半になると兵部まで登場、半裸で必死にサバイバルしている二人をからかって遊ぶという、実に彼らしい性格の悪さを発揮してます。
 パンドラの子ども達を普通の学校に通わせたり、フェザー絡みでは不二子と協力して事を進めようとするなど、ここのところちょっと性格が丸くなったんじゃないのおじいちゃん? みたいな一面を見せていた彼ですけど、皆本が相手になると、何か心底楽しそうにイタズラしてますよね。やはり兵部はこうでなければいけません。兵部には皆本が必要なんですよやっぱり。こっちはンもう色々な意味で。

 そしてそんな可憐GUY’S祭りのアオリを食らって今回は1ページしか登場できなかった不二子ちゃんですけど、さすがに次回は彼女にもフォーカスが当たるんじゃないかと思います。ピンチの不二子に助けが来るのが先か、それともトイレを我慢しすぎて(以下略)。おばあちゃん頑張れ。


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