新展開開始記念 サンデー44号「天翔のクアドラブル」感想
天翔のクアドラブル
ファウスト編開始。
この前の戦いで皆を守るためにヴァリニャーノと戦って犠牲となったジリアンの妹であるしゆんが事実上の主人公となり、ジリアンを失った怒りからヴァリニャーノに対する復讐の鬼と化したミゲルと共に、悪魔が巣食うヨーロッパを旅するという、これまでとはやや趣向を変えた物語となりました。
しゆんが兄に代わってメインキャラクターとなったことには勿論驚きましたが、それ以上に、あの可愛かったしゆんがバールのようなものを持って悪魔と真正面から戦う武闘派のキャラになろうとは想像もしていなかったので、この新展開には衝撃を受けました。そう来たか! というのが素直な感想です。
ジリアンを失ってマンショやマルチノとも離れ離れになってしまったために当初の「少年使節団」の要素は薄れてしまいましたが、「ヨーロッパに巣食う悪魔との対決」というこの物語本来の目的がよりクローズアップされた形になったので、これはこれでいいんじゃないんでしょうか。というか、美少女キャラがごつい武器を持って戦うってのは個人的に大好きなので、大好きです(素直な感想)。
そういえば先週号の展開からすると織田信長も生死不明っぽいですが、まあ織田信長と名付けられたキャラクターがあんなところで溺死するとはとても思えないので、今頃はきっとグレゴリウス13世に名を変えてローマ教皇になっていても不思議ではないでしょう。嘘です。
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今読み返すと色々と懐かしい気分に浸れそう