「絶対可憐チルドレン」コミックス15巻購入日記

絶対可憐チルドレン15巻購入特典+皆本ハーマイオニー

 「絶対可憐チルドレン」コミックス15巻が出ました。

 自分は男の子なので今回も特典が男の子向けな「とらのあな」で買いましたが、この巻は基本的に皆本少年の可愛らしさが大爆発しているのが最大の特徴なので、特典が女の子向けな「アニメイト」で買っても良かったかも。
 にしてもカバー裏のイラストに皆本ハーマイオニーを持ってくるとは、あざといにも程があります。素晴らしい。「教育的指導!」の時代からこつこつと変態女装キャラを描いて来た経験の蓄積が、ここに来てついに活かされましたね!(ファンサイト要素)

 内容は、パティとの戦いの中で薫が「全てのエスパーを護る女王」としての資質を垣間見させる「ファントムメナス」編の後半、およびアニメ版でも最終話となるであろうチルドレン小学生時代最期のエピソード「オーバーザフューチャー」編が掲載されています。
 特に「オーバー・ザ・フューチャー」編は、これまで明るい未来を信じてチルドレン達を育てて来た皆本に対して、チルドレン達が「大人になって追いつくから」という表現で彼の期待に応えることを約束するという、小学生編の総まとめ的な意味合いを持っています。連載当時は「このマンガはここで終わってもいいよね!」と思ってしまったくらい美しいエピソードです(褒めてます)。

 あと、表紙折り返しの賢木が皆本に慰められてる四コママンガは「大きく振りかぶって」の声優繋がりネタだという情報をネットで見たのですが、「おお振り」アニメちゃんと観てなかったために理解できなかったのが悔やまれます。
 椎名先生をここまでメロメロにしてしまうとは、中村悠一ヴォイスおそるべしです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Firefox3では「ソク読み」ビューアーが表示されない件

 週刊少年サンデーで連載されていた「ハイド&クローサー」「ゴールデンエイジ」の二作品が12/24からWeb連載に移行することは既に既報ですが、マンガをブラウザで読む時のビューアーは、小学館の「ソク読み」で使われているものがそのまま使用されるのではないかと思われます。

 そのビューアーはこちらのページから現在のブラウザで使えるかどうかテストできるんですけど、自分が常用している Firefox 3.0.5 から起動してみたところ、「ご利用のブラウザは非対応となっております」と表示されてしまい、ビューアーを起動することができませんでした。
 どうもこのビューアーは、現時点では Firefox は 2.0 しか対応していないらしいです。既にほとんどの Firefox ユーザーは 3.0 に移行していると思われるので、このままだとちょっと困りますね。

 とりあえず以下の方法で Firefox 3.0 でも「ソク読み」できることは確認できたので、念のためご報告しておきます。

IE Tab

 Firefox に IE Tabアドオンを追加し、「ソク読み」したい時には IE のレンダリングエンジンに切り替えてビューアーを表示する手です。
 IE Tabのオプションの「サイトフィルタ」タブに「http://sokuyomi.jp/*」を追加すると、ソク読みページに入ると自動的に IE での表示に切り替わるので楽。

User Agent Switcher

 よりマニアックな手としては User Agent Switcherアドオンを追加し、ブラウザのユーザーエージェント名を firefox 2.0 と偽ることで、ビューアーの「Firefox は 2.0 しか対応していない」チェックをすり抜けることが可能です。
 自分の環境では、UserAgent を


Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.0.5) Gecko/2008120122 Firefox/2.0.0.20

 とすることで問題なく表示できました。末尾の「Firefox/2.0.0.20」がバージョン名を表しているので、ここを書き換えれば現在とは違うバージョンのブラウザであるとサーバに認識させることができます。

 何はともあれ、早いところ Firefox 3 に対応して欲しいですね。できれば24日までに。
 とりあえず小学館オンラインには要望を投げておきました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

サンデー2+3号「ツクモツキ」感想

ツクモツキ

 読み切り。マンガのスタイルとしては「金色のガッシュ!」(というかポケモン)と同系の、主人公+特殊能力を持った仲間のモンスターのコンビでバトルを行うタイプになると思いますが、モンスターに相当するのが「八百万の神々」であり、その神々は人間のパートナーとして契約すれば神のままでいられるけど、パートナーを得られないと「付喪」という祟り神と化して暴走してしまう、というちょっとひねった設定になっているのが、この作品世界の特徴であると言えます。
 この設定の存在によって、このマンガにおける神々は特定の人間に従属せざるを得なくなっています。サクヤはその象徴と言える存在として描かれてますね。

 そのことを物語前半に(不遇な扱いを受けるサクヤを通じて)描写することで、後半における主人公の「人も神も付喪もみんな大事なお客サマ」という論拠で神や付喪を救おうとする行動にカタルシスを生じさせることに成功しているなと思いました。簡単に感想を言えば、とても面白かったです。

 主人公のパートナーの「十徳」は十徳ナイフの神という設定なので、今回のナイフ以外にも缶切りやドライバーの能力も使用できると考えれば応用も広がりますし、今回のサクヤとのコンボのように他の神の力と併せれば更に色々なことができそう。今回は読み切りですが、作品の設定自体はかなり自由度を高く持たせている感があるので、これは将来的に連載化を狙っているんじゃないかと思いました。
 個人的に感じた唯一の問題点は、主人公の歌詞のセンスが致命的に悪くて読んでてムズムズするというところですが、おそらくそれも狙ってやってるっぽいので、これはこれでこのマンガの味であると判断せざるを得ません。「正気に戻ってちょんまげどーん」とか。

 なお、サクヤこと「木乃花佐久夜毘売」は、古事記に登場する実在の神様がモデルみたいです。
 日本古来の神様のはずなのに、「イエス、マスター」とか平気で英語を喋っちゃうところが彼女の萌えポイント。多分。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサーリンク
1 217 218 219 220 221 222 223 271