[crossreview]エキデン・ガールズ (メガミ文庫 20)
ラインファーム 和智 正喜 (学習研究社) / ¥ 630
※crossreviewで取り上げているメガミ文庫の本は、メガミマガジン編集部の方より献本して頂きました。
ありがとうございます!
※crossreviewで取り上げているメガミ文庫の本は、メガミマガジン編集部の方より献本して頂きました。
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日曜日に放映されたアニメ版絶チル第25話に出てきたゲストキャラクターの夫婦の名前が「ミツオ」「スミレ」だったのに、これの元ネタが「パーマン」であることに気付けなかった自分が悔しいです(挨拶)。
参考:
そして今週のサンデーの感想。
前回はメカ薫にツンデレ演技をさせてしまう天然っぷりで我々を沸かせてくれたティムですが、今回もまた「同級生と一緒に着替えをするのが恥ずかしいお年頃の女子
」の演技を天然でやってしまうことで、我々をときめかせることに成功。こういう演技は生身のチルドレン達は絶対にやらない(特に紫穂は)ので、読んでるこちらも妙にドキドキしてしまいましたよ。
そして、ティム製造のメカチルドレンのボディが乳首とか全然ついてない少年誌仕様になってるところも、彼の健全なというか、むしろ健全が行きすぎて不健全な発想に行き着いちゃってるような性格が垣間見えて良かったです。個人的には、ティムがマンガとかでよく出てくる下着の上からでも隆起しているのが見える「鋼鉄の乳首」を真に受けてたのが萌えポイント。少年にとっておっぱいは存在自体がファンタジーなのです。
物語の方は、チルドレン達がいらない悪戯心を出してしまったばかりに急展開、前回のエピソードにも出てきた謎の仮面のお姉さんによってあっけなくチルドレン達が倒されてしまってピンチ! という展開に。彼女の言動からすると、仮面の女性はブラックファントムの構成員であることは間違いなさそうですね。
更に今回は、彼女の正体が如何にも悠理であるかのように仄めかす演出があったので、とりあえず現段階ではその演出に乗せられる形で「やっぱり仮面の女の正体は悠理だったのか!?
」とビックリしておくことにします。普段は鈍くさい女の子だけど、裏ではスゴいんです! ってのは、お約束だけどやっぱりグッと来ます。
しかし彼女が悠理だったとして、別に人体標本を遠隔操作するだけだったら仮面を被ったり服を着替えたりする必要はないじゃん? とも思うのですが、これは彼女なりの悪のポリシーであると好意的に解釈するべきなのでしょうか。それとも別に深遠な理由があったりするのか。
あと今回では、ティムが操るロボ葵がキックで人体標本を蹴り倒すシーンが良かったです。生身の葵はこういう華麗なアクションは滅多にしてくれませんからね。やればおっぱいが大きくなるのに(なりません)。
普段とは全く違うチルドレン達の姿を鑑賞することができるという意味でも、やっぱり影チルはレギュラー化して欲しいなと思いました。
最初は「安西先生が『ロケットプリンセス』以来久しぶりに美少女コメディーを描くのかな」くらいの認識だった「MiXiM♀12」ですが、ラブコメ展開や少女同士の友情展開、少女を巡るバトル展開、マンガのタイトルそのものを「MIXIM☆11」に変更するなどの様々な紆余曲折を経た結果、いつの間にか銀河規模の覇権を賭けたバトルマンガの様相を呈する形になって来ました。
しかも今回は、前回まで戦っていた相手よりももっと凄い(けど明らかに雑魚っぽい)組織が出てきたよ! その名も「ビッグバン0」! というアレっぷりで、格闘マンガにありがちな敵対勢力のインフレーションが早くも凄いレベルに達しつつある模様。
もはや今のこのマンガの形状は、連載当初の構想とは大きく違って来ているんじゃないかとは思うのですが、まあでもこのマンガは基本的に安西先生がやりたいようにやって頂くのが一番だと思っていますので、言うなれば「シグルイ」でいうところの「ごゆるりと…
」みたいな心境で今後もこのマンガを読んでいきたいです。以上、決意表明でした。
これまでずっとレギュラー格に生身の女性キャラが存在しなかった「アーティストアクロ」に、ついに「メメンサ」を名乗る女性キャラが出てきたよ! たいへんだ! 瞼を封印してて前が見えないはずなのにごく普通に歩行しているところで既に怪しさが爆発してますが、それより何よりなんか服装が明らかに水着ですよ! パンツ履いてるようには見えませんよ! エッチですよ! っつうか、あの水着のようなものは実はボディペインティングだと言われても驚かないくらいエッチですよ! さすがアーティスト!(関係ない)
物語的には、「世界を変える」という志を持ったアクロのピンチに直面したスバルが、自分の「世界は変えられない」という悲観的な見方を捨て、アクロを助ける道を選ぶかどうか? という、極めて熱血的な展開になって来ました。勿論少年マンガ的にはスバルはアクロを助けるのが正解なのですけど、もしそうなった時にはスバルが助けたアクロに対して行うであろう「べ、別にアンタのために助けたんじゃないんだからね! か、勘違いしないでよ!
」的なツンデレ態度を、今から楽しみに待ちたいです。
金剛番長、マシン番長のドリルに死すの巻。これにはビックリです。前回のアオリで「次回衝撃の展開が!」と書かれてはいたのですが、まさかここまで衝撃だとは思ってませんでした。すみません。ごめんなさい(何故か謝る)。
「金剛番長」は、基本的に80年代の週刊少年ジャンプに掲載されていた格闘マンガをリスペクトしていることを隠そうともしない大変に漢らしいマンガなので、そう簡単にキャラが死ぬとは思えません。例えば、もしここで王大人が出てきて「死亡確認!
」とでも言ってくれれば、金剛は無事に生き返るに違いありません。
果たしてマシンお兄ちゃんの「死亡ヲ確認
」は、王大人の「死亡確認!」と比べてどのくらい信頼性があるのか。その辺が金剛の生死の分かれ目になるのではないかと思われます。
コミックス1巻買いました!(事後報告)
回を追う毎にモリモリ態度がかわいくなっていくサヤと、たまにもの凄く格好良くなる正少年がたいそうステキでした。 結構ネットでも話題になってるみたいなので、もしかしたら今後本格的にブレイクするかも知れません。今最も人気が出て来て欲しいマンガです。
そして今回の話は、その「モリモリ態度がかわいくなっていくサヤと、たまにもの凄く格好良くなる正少年
」を突き詰めちゃったような展開でした。サヤの正に対するデレっぷりはどんどんピーキーになる傾向がありましたが、ついに正を見るだけで心臓が停止するレベルにまで至ってしまったのは凄いです。恋人を見るだけで死んじゃう! でもチューされると生き返っちゃう! なんという純愛!(まちがい)
あと何気にユナが八重歯っ子として急激に可愛くなりつつある気がしてならないのですが、全国の八重歯フェチの皆さまは彼女をどう捉えているのでしょうか。
第一部最終回。安藤死すの回。「金剛番長」の金剛とは違い、こちらは例え王大人が出てきて「死亡確認!」とでも言ってもダメなくらい、完全に死んでしまいました。
己の持った能力と己の宿命に目覚めてからの彼は犬養の野望を阻止するために全力で戦い続けましたが、結局犬養の野望は阻止できず、志半ばで倒れる結果に。唯一の救いは、安藤自身が自分の人生に納得して死んでいったところでしょうか。
そして、とりあえず第二部が掲載されることが発表されて良かったです。今の時代、こういうマンガが少年誌に載っていることには相応の意義があると思うので。
読み切り。作者の福田宏先生は藤田和日郎先生のアシスタントの経歴の持ち主ということもあって、一目で藤田一門と判る絵柄が印象的です。
マンガとしては、「情念」をキーワードに統一されたゴシックホラー調の世界観が非常に魅力的で、悪霊をそのまま絵画にしてしまうバトル方法も極めてユニーク、そして子供が読んだらトラウマになること間違いなしな残酷シーンもてんこ盛りと、とても読んでいて楽しい作品でした。
これだけのマンガを描けるのであれば、福田氏が再び誌面に登場する日も近いのではないのではないかと思いました。将来が楽しみです(エラそう)。