まもなく閉鎖されるmF247でまだ聴くことができる、個人的に好きな10曲

 珍しくマンガ無関係の音楽エントリです。Over The Future以来?

 mF247というインディーズ系音楽配信サイトが8月末で閉鎖されるというニュースをご存じの方もおられるかも知れませんが、mF247は個人的には結構お世話になっていたサイトでした。RSSで配信されている新曲リリース情報を週に一度くらいの割合でチェック、「ダウンロード数が100を超えている曲は人気があるだろうから多分良い曲だろう」みたいな曖昧な判断基準で曲をダウンロードし、楽しんで聴かせていただいてました。
 インディーズ系の音楽配信プラットフォームとしては既に MySpace などがメジャーになっている現在、mF247的には「もはや音楽サイトとしての使命は終えた」という判断で閉鎖ということになったのではないかと思われます。関係者の皆様には、心から「お疲れ様でした」と申し上げたい次第です。

 しかし実際にサイトが閉鎖されるのは8月末であり、現在でもまだ様々な曲を無料でダウンロードすることができることは変わりありません。ですので、せっかくだからまだダウンロード可能な曲のうち、個人的に気に入っているものを紹介してみたい! と突発的に思った挙げ句、このエントリを書いてみました。
 なお、自分は音楽方面は極めてオンチというかトレンドに全く乗れないタイプであり、最も音楽的に多感だったはずの10~20代のほとんどをゲームミュージックばかりを聴いて過ごし、現在もマンガとか読むと勝手に脳内でゲーム音楽が再生されるという相当なボンクラなので、その辺はご了承願います。紹介文も自分の脳内イメージそのまんまなゲーム脳的です。

 ちなみに「絶対可憐チルドレン」の脳内テーマ曲は、「怒首領蜂大往生」の1面BGMです(どうでもいい)。

ハウス/テクノ/エレクトロニカ
1. Transmigration (STEIEL)
重厚な物語のオープニング、あるいはこれから佳境に入る的な場面で流れそうな曲。ドラマを感じさせる
2. Allegro (transquillo)
ベルトアクション格闘ゲームのBGMのイメージ。聴いているうちにたぎって来ます
映画/ゲーム/アニメ
3. うみの唄 (Psalm)
海の向こうから聞こえてくる美しい声と旋律のイメージ
4. 夏物語 (きーな)
遠い異邦の地で見上げる青空
5. 万環 (ヤチカ)
太古に栄えた王国の記憶
ポップス/ボーカル
6. 空のダンス (ORIGA)
来るべき嵐を待ち受ける覚悟。「攻殻機動隊SAC」で知られるORIGAさんの曲。
7. She (you & me together)
失恋の曲だと思うんだけど、可愛らしくもしっかりした歌声が魅力的
8. くらいもりのおはなし (小林未郁)
不思議な曲。歌われている寓話の世界に引き込まれるような感覚
ニューエイジ/現代音楽
9. Redemption (ヴィタ アクティヴァ)
大草原で見る夕焼け。聴いてると家に帰りたくなる
10. hal melo~春旋律~ (ハジメ(ミドリ))
ピアノソロ。卒業式が終わった後のイメージ
+α:mf247では公開終了となったけど好きな曲
Heavenly Star (元気ロケッツ)
MySpaceで試聴可能。真夏の陽光を浴びているイメージがする
SHINE (Jazzin’park)
サイトを開くと最初に聞こえてくる曲。純粋に歌声がステキだと思う
キングダム・オブ・ウィンド (天地雅楽)
雅楽と現代音楽をミックスした、非常に不思議かつ美しいメロディが印象的な天地雅楽の曲。アルバム「天地乃響」に収録されている模様。
天地雅楽の他の曲はMySpaceでも試聴できます

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兵部の戦後は彼が戦っている限り終わることはないと思ったサンデー38号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 中学生になったからトリプルブースト時のエロい表情も成長したのですね!(感想)

 今回は特にブースト時の紫穂がたいへんに素晴らしいと思ったのですが、何がどう素晴らしいのか具体的に表現するとフィルタリングの対象になりそうなので遠慮しておきます。また葵も薫への抱きつき方がエロいのは相変わらずであり、これはつまり今後もトリプルブーストの時はそういう方面の描写の冴えっぷりを楽しんでね! という作者側のメッセージであると解釈しました。
 事後に薫が「キモチいいなあ」と言ってるとことか見ると、もうコレはそういう暗喩なんだよな! と納得せざるを得ません。やっぱり「絶チル」は、そういう方向には勘が働くおっさん読者が多いサンデーにぴったりなマンガですね。困ったモノです(おっさん読者が)。

 話の方は、前回の「あたし達は望んでこの仕事をしているわけじゃ…」という引きからして薫の部活問題が事件の解決に対して何らかの影響を及ぼすのかなと思っていたのですが、実際今回の序盤の薫は相当不調でした。マンガの中に描写はないですが、この辺の影響があったと考えるのが妥当でしょうか。
 ただ現場に出て三人一緒に力を合わせて事件を解決した結果、チルドレンとして働くことに再び意義を見いだし、部活に対する未練はなくなった模様。薫もエスパーがアスリートとして通常の競技に参加することができないことは知っていたみたいで、結果的には今回の話は皆本の取り越し苦労だったというオチになります。
 ただ、薫の部活動に本気で悩んだ皆本にしろ、自分に「バベルのエスパー」になる以外の可能性があることを知った薫にしろ、この作品世界に存在するエスパーとノーマルの壁の存在を意識したことは確かでしょう。将来の薫の「反逆」も、こういう些細な要素が積もり積もった結果だったのかも知れないな、とか思いました。

 そして今回の騒動の黒幕である謎のマスク女ですが、月見さんが指摘するように、そのマスクはあまりにも「吼えろペン」に出てきた仮面編集の星紅女史のソレっぽいです。星紅さん何やってるんですか!(まちがい)
 髪型的にはクラスメートの雲居悠理に似てなくもないのですが、今のところ正体は不明。そのコスチュームといい犯行動機といい、従来のノリとはかなり異なるキャラクターと見て間違いはないようです。とりあえず変態であることは間違いなさそう。椎名先生は変態を描かせたら昔から随一の才能を発揮する人なので、彼女の変態っぷりについても期待しておきます。

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サンデー38号は「ダイヤのA」が目印!(まちがい)

結界師

 氷浦蒼士暴走するの巻。腕に纏った刀状のオーラで無表情のまま既に事切れた敵をザックザック斬り続けている彼の姿は、何というかこう、イイです(邪気眼的に)。凄くイイ。自分の中に秘められたチカラに支配されて制御することができないばかりか、自身もそれを諦観しているような様子が伺えて、実にイイです。
 己のチカラがあまりにも強すぎて呪われているために、自分のチカラを制御してくれるより強大な権力に全ての判断を委ねて己は何も考えない様にしつつも、でも心のどこかでは己を呪われた境遇から解放してくれる『誰か』を求めてやまない、今の氷浦君の姿。なんて魅力的なんでしょう(中二病的に)。自分が今中学生だったら、間違いなく氷浦君と自分を重ね合わせてウットリしてるに違いないと思いました。
 氷浦蒼士というキャラは、そういうアレっぽい雰囲気が醸し出されているので大好きです。

神のみぞ知るセカイ

 「ひと夏の体験すごろく」って何事!(挨拶)
 しかもすごろく専用オリジナル美少女と来ましたよ! 良い意味で調子に乗ってますなあ! 「神知る」もすっかりサンデーのソッチ系看板マンガになっちゃいましたね! この調子でいけば、深夜アニメ化も夢じゃなさそうですよ! 深夜28時から放送している「魔法メイド少女 ぜったい!チルチル」の後番組枠とかどうですか!(存在しません)

 そしてマンガ本編の方は、アオリにある「武士的な少女」というよりは「あずまんが大王」の榊さん的な少女と表現した方が遙かに的確であるところの春日楠が登場。彼女はどうやらエルシィの可愛らしい仕草に対して明らかに萌え萌えになっていたので、今回はエルシィが攻略の鍵を握る可能性もないとはいえない! と思いましたが、でもそれ以上に桂馬の描いた萌えイラストにグッと来ているようなので、まずはそこを起点に接触を図る展開になることが予想されます。まあでも、このマンガで一番カワイイのは桂馬に決まっているので、やはり最後の決め技は桂馬自身という流れを希望。

 あと彼女が時折意味もなく分身している描写がありますが、これは彼女独特の奇妙な歩行術なのか、それともこれも駆け魂によるものなのか気になるところ。何かのメタファー?

最強! 都立あおい坂高校野球部

 キャプテンにモテフラグが!
 キャプテンは野球一筋の非モテだとばかり思っていたのに、その野球に対する直向きさがツンツン系女子マネージャーのフラグを立てるきっかけになっちゃいましたよ! 何たること! 何たること!

 オレも生まれ変わったら今井キャプテンみたいなキャプテン顔になって野球やる! 野球やってモテる!(絶望エンド)

オニデレ

 「茨城王」を名乗る人物が「県内最強」を名乗るサヤをライバル視している→サヤが住んでいるところは茨城から見てライバルな関係にある県である→茨城のライバルって何か栃木っぽい、といういい加減な論理によってこれまで「オニデレ」の舞台はずっと栃木県だと無根拠に思っていたのですが、今回の茨城王の台詞によって実は舞台が埼玉であることが判明しました。さいたま。
 茨城から見ると、ライバル県は栃木じゃなくて埼玉だったのか! 北関東の県域ライバル事情は奥が深いなあ!(何で)

 あと客観的に見ると、正少年と咲は割とお似合いだと思います。というか、咲はあらゆる意味でサヤの対極に位置している存在としてデザインされているので、もし「オニデレ」が正統派ラブコメマンガだったら、今頃咲にフラグが立っているはずです。でも何か一向に立ちそうにないので、「オニデレ」はやはり異端派ラブコメと再認識しました。

魔王

 暗いところに蝋燭などの小さい火を沢山灯すってのは、集団催眠にうってつけの舞台装置だよなと思いました。さすが犬養さんは色々とわきまえてます。「LOST+BRAIN」亡き後の催眠術マンガはオレにまかせろ! と言わんばかりの貫禄を感じます。あなたが神か(デスノネタ)。

鮮血夢想

 読み切り。「吸血鬼や彼のライバルのヒロインが非現実的な野望のために戦っている行為そのものをギャグにする」ことを狙うと同時に、この手の説明過多なファンタジーマンガの構造そのものもギャグとするという、極めてメタレベルなマンガだなあと思いました。
 何の解決もせずにただ日常が流れて終わり、な投げっぱなしっぷりも色々な意味で印象的でした。こういうのもアリなんだ今のサンデー。

なつみんのまんが

 読み切り。最後の「夏の定番まんが」は、最初のページのメニューを描写しているシーンに「冷やし中華始めました」の張り紙がないとオチが効いてこないんじゃないか? と、自分の脳内にいるマンガ編集者が指摘してました。
 あとは同様に、「恩返しのまんが」の「チェンジ」もネタが風俗的に高度過ぎます。サンデー読んでるのは実はおっさんばかりである、という正しい現状認識の上で描かれたマンガなのでしょうか。

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