2010年07月一覧

35号はお休みです・サンデー34号絶チル感想

 チクビトーン投票に参加してくださった皆様、ありがとうございました。思っていたよりも多くの投票を頂き、感謝しております。
 一人のキャラに連続投票をしている様子を眺めてニヤニヤしたりしてましたよ(悪趣味)。

 なお、OVAは二万枚売れれば二期制作に繋がると噂されていますが、チクビトーンについてはどのくらいの売れ行きが目標なのか気になります。先生ならきっとやってくれると信じてますが。
 個人的には、皆本ハーマイオニーにチクビトーンを貼る展開を期待。男の娘メカ乳首ですよ男の娘メカ乳首。本当にやったら斬新すぎて死ねます。オレが。

 以下、遅くなりましたがサンデー34号の絶チル感想です。
 既に時間がないので(いつものことですが)、簡潔にまとめます。

乙女のポリシー #1~#3 あらすじ:
 水着回
 女子も男子も。皆本も。

  • 水着はともかく、今回のテーマは「人生の分岐点」。薫は自身が今ここで成長しなければ自分が望む皆本との未来を得られないことを自覚して曲がりなりにも努力を開始、悠理は「自分が変わることで望む未来を得ることができる」という選択肢があることを知り、フェザーは悠理のコア人格であるユーリに対して「自分の生き方を選べ」と迫る。そんな話だったという感想です。
  • ただし、薫は自覚はあるものの、ステレオタイプ的な「女子」っぽい振る舞いに馴染めずに空回り。読者的には当然の結果ではありますが、「自分はカワイイ」ことを指摘されて無防備になった一面が出てきたのはちょっと意表を突かれる演出で、こちらもときめきました。やんちゃなクラスメート女子の可愛らしい一面を見つけてドキドキしちゃうような、ちょっと甘酸っぱいアレです。
    この一面を自在に見せることができれば、物凄い女子力を得ることができる可能性が出てきましたが、でもなんか薫にはキャラ的に無理そう。
  • 紫穂はその女子力の暗黒面に目覚めている上に既に使いこなしているので(32号サプリメント参照)、なにそれ怖い。女帝怖い。
  • ユーリ/悠理は、自分の人生にも選択肢があるということを知ったことで、明らかに動揺してます。「絶チル」中学生編はある意味ユーリの物語でもある訳ですが、コミックス22巻でのナイのことといい、今回のことといい、いよいよ彼女を巡る物語も佳境に入ってきた感じ。
  • フェザーがあれだけユーリに介入してきているということは、ユーリが「黒い幽霊」から解き放たれるかどうかが未来に大きく影響することは確実でしょう。悠理もユーリもファントムも「薫ちゃんが大好き」という一点は共通しているので、それが彼女の心理的な障壁に対する突破口となって欲しいところです。百合的な意味ではなく、「努力友情勝利」という少年漫画的なカタルシスを得る意味で。いやマジで。
  • そして男性陣ですが、まず賢木はお色気回お得意のコメディリリーフ役として相変わらず輝いていたものの、一番輝いていたのは紫穂に乗っかられてウォータースライダーを逆落しされていたコマだったという事実。やっぱりそういう運命なの?
  • 32号の賢木の「お・れ・は・ミ・カ・タ・だ」は、『仮面ライダースピリッツ』の名台詞が由来ですね。賢木には過ぎた言葉です。
  • ティムは「薫ちゃん」という呼び方をナチュラルにできるようになって来ており、順応力の高さを発揮しつつあるように思えます。賢木に対するツッコミもこなせており、将来の成長がが楽しみな子になって来た感。
  • バレットは腰履きの海パンがエロいものの、中身は相変わらずのピュアっぷり(中学生男子的な健康的な不健全精神の意味で)。こちらもそちら方面での将来が期待できます。彼には、ぜひオタク中学生の抱える鬱積を表現できるキャラになって欲しいです。モテなくなるけど。
  • そして皆本さんはなんか痩せマッチョ的な体格がさらに鍛えられて大変なことになってるような。さすがエロス担当は違う(エロス?)。
  • なお、薫の妄想の中で皆本が不二子と朧に攻められて「アッー!?」と言ってますが、個人的には「アッー!?」はああいう局面で使う言葉ではないと思います。あのシーンは元々は局長×皆本だったんだけど、編集にストップされてお姉さま版に差し替えられたんじゃないかとか妄想しました。どうでもいいですね
  • 次回への引きは、フェザーが皆本を「未来の話」をネタに誘うところ。これもまた、彼にとって「人生の分岐点」となり得るのかも知れません。

「絶チル」コミックス23巻乳首券発行記念・乳首トーン貼りつけアンケート

サンデー34号「絶対可憐チルドレン」増補版サプリメントより
 今ここでお約束しちゃおう! この二つの売れ行きが好調だったら――
 その次の単行本23巻おまけページでは、なんと…!

 このスクリーントーンを、今、ここにいるキャラの、ちくびに貼っちゃう!!!

 あなたなら、に貼りたいですか?

遊び方:

名前のリンクをクリックすると、そのキャラに対して投票したことになり、名前の後ろの投票数が増えます。
投票数の単位はチクビです。

クリック数に制限はありませんが、あまりに激しくチクビをクリックすると反応しなくなることがありますので、チクビが反応する(=数字が増える)のを確かめつつ、優しくクリックしてあげて下さい。


SUNDAY GX COMICS 10YEAR’S CHRONICLE 吼えろペン

SUNDAY GX COMICS 10YEAR’S CHRONICLE 吼えろペン

封印されていた『新吼えペン』幻の最終回をついに公表!!
ついに完結を迎える『炎尾燃サーガ』を見逃すな!!

 『吼えろペン』及び『新吼えろペン』から、作者の島本先生自身がセレクトした傑作選。巻末には、半分以上完成しながら諸事情により封印されていた『幻の最終回』を完成させて収録。雑誌&単行本掲載バージョンとは全く異なるエピソードで『炎尾燃サーガ』は真の最終回を迎える!! 見逃すな!!
 あなたはまだ、『吼えペン』本当の最終回を知らない…!!

 元椎名高志先生の担当編集者であったアリイどんこと有井氏より、サンデーGXコミックス 10YEAR’S CHRONICLE版「吼えろペン」のプレスリリース掲載の依頼がありました。
 リリースの内容はMOON PHASEさんやコミックナタリーさんなどで既に報じられているので詳しくはそちらをご覧頂くとして、せっかくなので今更ながらこちらでもご紹介します。

 このクロニクル版は基本的に「吼えろペン」「新吼えろペン」からより抜いた作品が計9本掲載された傑作選の体裁を取っているのですが、最大の売りはやはり「新吼えろペン」の幻の最終回が掲載されていること。
 「新吼えろペン」最終回といえば、(このサイトでは当時GX読んでなかったのであえてスルーしてましたが)「ついに島本和彦がパクリマンガを容認したのか!?」ともとれる衝撃的な内容が賛否両論を引き起こし、ネット上で大騒ぎになったりしたものでした。現在でもGoogleで「吼えろペン」と入力すると「最終回」がサジェストされたりしますけど、それだけ吼えペン最終回当時の盛り上がり方が凄かったことが伺えるというもの。
 このクロニクル版では、その頃島本先生に(そして小学館で)何が起こっていたのか、何故最終回がああなってしまったのかを今になって暴露するマンガ「リアル吼えろペン」、および当時のGX編集部からボツを食らった「幻の最終回」が掲載されています。

 その暴露マンガ「リアル吼えろペン」は、7月17日発売のサンデーGX8月号にも掲載されています。
 以下、そのプレスリリース。

リアル吼えろペン~10YEAR’S CHRONICLE 吼えろペン 刊行によせて~

マンガ家vs編集者 最終章!!
全漫画界を揺るがす禁断の告発が、今、始まる……!!

 熱血マンガ家・炎尾燃が突如拝金主義に走り、そんな主人公の姿勢を否定することもなく終わった『新吼えろペン』の最終回。各方面で物議をかもした最終回は、実はすったもんだの末に描き直された“バージョン2”だった!? GX8月号に掲載される読み切り「リアル吼えろペン」では、半分以上描き上げていた会心の最終回を全ボツにされ、全く発想の異なる最終回を1日で捻り出さざるを得なかった島本和彦先生の苦悩が生々しく語られる!! 作中に垣間見える某有名週刊誌休刊騒動の裏事情、そして出版業界の暗部に蠢く巨大な権力と陰謀劇!! 近年急速に増加する出版業界のトラブルにおいても、ここまで生々しく、マンガ家と編集双方から事実が検証され、そして告発する雑誌それ自体の誌面に告発漫画を掲載してしまったのは島本先生とサンデーGXだけ!! これは告発の名を借りた壮大なプロレスなのか!? それとも全エンタメ界を揺るがすガチンコなのか!? ただひとつ確かなのは、『新吼えペン』最終回にまつわる数奇な実話の数々は、皮肉にも『吼えペン』それ自体にすら勝るとも劣らないドラマチックなものであったということだ!! 100%実話!! マンガ家、島本和彦の苦悩、挫折、そして再生の物語を、絶対に見逃すな…!!

 実際に読んでみた感想としては、まず暴露マンガに出てくるアリイどんが格好良すぎて痺れました。作者の島本先生自らが「(当時の事情により)ボツになった正しい最終回が世に出ることはない」と思っていたこの作品に対して「何故こっちを発表しなかったんですか!? こっちの方が全然いいですよ!」と率直なコメントを延べ、「でもGXの編集部からダメって言われたんだよ!」との島本先生の反論に対しては「私がこんなこと言うのも何ですが戦わないと!」と正論を述べて先生を悶えさせる様は、編集者として流石です。多分。

 そしてその「幻の最終回」は、読めば確かにこれがヤングサンデーが休刊するという時節に発表するに相応しい「正しい最終回」だと納得できる内容なのですが、それ故にやっぱり時節柄を考えると当時のGX編集部が掲載を躊躇するのも理解できます。ヤンサンの存在が「歴史」となった今だから公表できる作品なのかも知れませんね。

吼えろペン (サンデーGXコミックス CHRONICLE)
島本 和彦
小学館 (2010-07-17)

※Amazonでは現在品切れ中の様ですが、このコミックスはコンビニでも取り扱っているので、そちらを探してみるのも手かも。うちの近くのファミマにはありました


絶対可憐チルドレン コミックス22巻購入日記

 Twitterにも書きましたが、絶チルのコミックス22巻を買いました。小冊子限定版の方。
 限定版は既にAmazonでは「出品者からお求めいただけます。」のステータスになってますが、昨日の段階ではまだ近所の本屋に在庫があったので、現時点でも入手は場所によっては可能なのではないかと思われます。

 まずおまけのサプリメント総集編小冊子ですが、Twitterにも書きましたけど(二回目)描き下ろしマンガが妙に面白かったです。可憐GUY’Sを10歳に、チルドレン達を20歳にして色々と立場を逆転させてみたみたいな話なのですけど、「お勉強できる子」皆本光一10歳(および、立場が変わっていない真木)以外の全ての登場人物が「大変だ…バカばっかりだ…!」としか言いようがないくらいイイ感じに狂っており、「絶チル」本編のメタというかパロディとして秀逸だなと思いました。
 あと、最後の四コマには兵部10歳と賢木10歳をとっつかまえて目の色変えてるパティさんが出て来ましたが、これは「パティは兵部と賢木のカップリングに萌えている」のか、それとも単に「パティはショタもイケる」のか、どのように解釈するべきか悩んでいます。

 そして本編の方は、Twitterにも書きましたが(三回目)、やはり「キャット・ウォーカー」編における、これまで自らが「黒い幽霊の娘」として行って来た所業を象徴する存在であるナイを目の当たりにしたユーリの心境の変化が個人的な見所でした。特に、チルドレンのトリプルブーストの光に灼かれながら、「このまま灼かれてしまえば――私も生まれ変われる?」と自己の救済を願いながらも、苦しむナイを目の当たりにした直後に「今負けることは私が許しません!」と彼女と共に苦しみながらも生きることを選択するシーンは印象的で、本当に胸にグッと来ます。
 自分の中で「ユーリ×ナイの百合同人が読みたい」というダメな欲求が生まれたのもここからです。

 そんなことを考えながら巻末のおまけを読んでいたら、まさにユーリがナイ(が化けてる猫)といちゃいちゃしたいがためだけに悠理と入れ替わる、という話が載っていました。これを読んだ時には、まさか作者自らユーリ×ナイなマンガを描いて頂けるとは! さすがです椎名先生! と感激しきりでしたよ(バカ)。
 作者ご本人はこの見解を否定されましたが、でももうオレの脳内では、もうユーリとナイが何かしているだけでそれが全てユーリ×ナイに変換される回路が形成されてしまいました。もう手遅れです。この回路のおかげで、これからはより「絶チル」を楽しく読めそうです! ありがとうございます!

 なおこのエピソードでは、ユーリと「フェザー」の間に因縁が生まれたことも示唆していますが、今サンデーの連載の方ではまさにこのユーリとフェザーが激突しようとしており、そういう意味でも今22巻が出るのは作品にとっても良いタイミングだなと思いました。
 最後にまともなこと書いて終わり。


MAJOR終了記念・サンデー32号感想

MAJOR

 最終回。長い間本当にお疲れ様でした。「『MAJOR』が終わるのは吾郎が童貞を捨てた時だ!」とたかすぃさん山田さんと酒飲んで笑いながら語っていたあの頃は、まさかこのマンガが本当に終わるとは思ってませんでしたよ。
 童貞を捨てて終わるどころか、ちゃんと健康で可愛い子供さんを二人もこさえ、投手生命が終わっても野手として再び野球の世界に帰って来て大活躍、子供達はそんな父の姿を見て野球への純粋な憧れを抱くなど、吾郎は文字通りの一家の精神的な大黒柱となっていました。その上、「夢はメジャーで4番!」と短冊に書いちゃうやんちゃさも失っていません。
 「MAJOR」はここで終わりますが、でも彼はまだ全然終わってません。愛する家族や野球がある限り、吾郎はこれからも戦い続けるでしょう。茂野吾郎はまだ戦っている…(ぶわっ)

結界師

 貴族的な顔立ちと下がった眉毛と広いデコが魅力的な月影姫を見ていると、やっぱり死ぬまでに一度田辺イエロウ先生の描く美少女わんさかコメディーを読んでみたいものだと、つくづく思います(感想)。

ハヤテのごとく!

 アーたんとの決着を付け、ギリシャから帰って来てからの「ハヤテ」はやや停滞しているように感じていましたが、ようやくこのマンガのやりたいことが見えてきた様に思えます。
 つまり、美少女わんさかコメディーですよね?(それは最初からですよ?)

神のみぞ知るセカイ

 「エルシィはいない。いや、お前の方がいい
 何だかんだで桂馬はハクアの悪魔としての能力を高く買っているんだなあと思いました。

 あとは、ディアナが桂馬のことを好きになってしまうようなイベントがいつ起こるか期待してます。絶対フラグ立つよね(決めつけ)。

マギ

 マンガの中でまで国家が借金過多の放漫経営で財政破綻だ! とか言われちゃうと、なんかどんよりしますよねー(´・ω・`)。まあ、現代日本はまだ選挙で国民が意思表示する手段があるだけ、「マギ」のファンタジー世界よりはマシですが。多分。
 あと、モルジアナの回想シーンに出て来たアリババがえらい美形に、かつ彼に手を取られる彼女がえらい美少女風な絵柄になってるのが面白かったです。モルジアナはもうすっかり恋する乙女なのねウフ☆

ARAGO

 「何に使うんですか!? 私、頑張ってはきますから!!
 ココの破壊力は異常(感想)。

 思えば、ない胸を強調するように胸の間に鞄のベルトを挟んだ姿で初登場した時から、私はココに惹かれていたのかも知れません。おっさんや妖怪がタムロするこのマンガにおいては、彼女は得難い貴重な存在です。もっともっとボケて下さいお願いします。

Tomorrows

 最終回。連載おつかれさまでした。絶望から脱して未来を掴む形で最後はキレイにまとまりましたね。
 ミンミが最期キスするところは、読んでてちょっとビックリしました。このマンガにはそういう性的な表現は出てこないと思っていたので。ちょっと赤面しちゃった(//)


絶対可憐チルドレンOVA関連商品まとめ

 「愛多憎生」ってどう読むのか自信がない人?(挨拶)

 というかお久しぶりです。
 来る7/16にいよいよ「絶対可憐チルドレン」のOVAが発売されますが、それに併せて発売される関連商品が沢山出てくるみたいなので、個人的にまとめてみました。

OVA
絶対可憐チルドレン ~愛多憎生!奪われた未来?~ Blu-ray [初回限定版][Blu-ray]
ジェネオン・ユニバーサル (2010-07-16)
売り上げランキング: 250
絶対可憐チルドレン ~愛多憎生!奪われた未来?~[初回限定版] [DVD]
ジェネオン・ユニバーサル (2010-07-16)
売り上げランキング: 200

 7/16の主役である絶チルOVA。個人的な最大の見所は、いつぞやのサンデーの紹介記事などに出て来た、変な格好をした皆本のアレっぷり。プロモーションビデオでは「原作にも登場しない謎のキャラクターの正体とは!」とか言ってましたが、その実体はサンデー31号で兵部が覆面しながら出て来て「僕の正体は明かせない」と言ってるのと同レベルのまるわかりっぷりな可能性も排除できません。声優の中村悠一さんのアレな状態の皆本の演技も含め、期待したい所存です。
 そして初回限定版のドラマCDは「メカ皆本ハーマイオニーが大活躍!」とのこと。もしかして、ここでも中村悠一大活躍の予感。

コミックス

 発売日が一緒なのでOVAの関連商品っぽく見えますが、本来はこちらが本家。22巻のメインは、OVAでも出演が予告されているナイとチルドレンが対決する「キャット・ウォーカー」編となりそう。ユーリがナイに対する愛情を徐々に露わにしていくところが個人的な見所です。夏コミでは、ユーリ×ナイの百合同人誌を探したいです(関係ない)。
 そして初回限定版は「増補版サプリメント」の総集編+α。サプリメントは本編では触れられないキャラクターの細かい設定を紹介する場所になっているなど、「絶チル」を語る上での資料的価値が非常に高くなっているので、ファン的には「サプリメント」のリファレンス用として必携のアイテムではないのでしょうか。
 「椎名百貨店」以来久しぶりの椎名先生の四コママンガ集としても価値がありそう。

CD
絶対可憐チルドレン ULTIMATE SONGS [初回限定生産]
アニメ主題歌
ジェネオン・ユニバーサル (2010-07-28)
売り上げランキング: 350

 CDは同時に四枚もリリースされますが、これはこれまで発表された全ての主題歌(OVA含む)+キャラソング集+OP/EDのノンクレジット映像を収録したDVDのセット。そしてジャケットは椎名先生の描き下ろし、その他歴代のジャケットなどに使用されたイラストを収録したブックレットやスペシャル着ボイスがダウンロードできるパスワード入りカードも付いてくるという、ULTIMATE SONGSの名に相応しい全部入りな内容です。もちろん初回限定生産。

絶対可憐チルドレン STARRING COLLECTION ―キャラクターソング集―
TVサントラ
ジェネオン・ユニバーサル (2010-07-28)
売り上げランキング: 11475

 こちらは全キャラソング集。キャラクターシングル、およびドラマCDに収録されたキャラクターソングの総集編です。ジャケットはキャラデザ担当の加々美高さん描き下ろし。
 初回特典として「スペシャル着ボイスがダウンロードできるパスワード入りカード封入」が付いてくるとのことですが、これは “ULTIMATE SONGS”(や他のCD)に付いてくるものとは違うのでしょうか?

絶対可憐チルドレン ALL THE BEST ―主題歌集―
アニメ主題歌
ジェネオン・ユニバーサル (2010-07-28)
売り上げランキング: 3130

 こちらは主題歌集。アニメの全OP/ED+OVAのOP/EDという構成。ULTIMATE SONGSとは異なり、OP/ED映像を収録したDVDは付いてきません。
 価格が(それでも)手頃なので、アニメ版の「絶チル」が好きな(かつ、あまり主題歌CDを買ってなかった)方はこれを選ぶのも手かも。

ザ・チルドレン|可憐GUY's ☆Seventh★Heaven☆|…Out of control…(OVA 絶対可憐チルドレン~愛多憎生!奪われた未来?~ 主題歌)
可憐GUY’s starring YUICHI NAKAMURA and KISHO TANIYAMA also KOJI YUSA ザ・チルドレン starring 平野綾&白石涼子&戸松遥 ザ・チルドレン starring 平野綾&白石涼子&戸松遥
ジェネオン・ユニバーサル (2010-07-28)
売り上げランキング: 670

 OVAのOP/EDを収録した、両A面シングル。今の子どもに「A面」という表現が通じるかはともかく、OVAの主題歌もかなり気合いが入っていることは伺えます。あとジャケットがエロいです。

サイン会

 関連商品という訳ではありませんが、OVAとコミックス22巻の発売を記念して、椎名先生のサイン会が7/17,7/19にそれぞれ東京・大阪で開催されます。詳細はこちら(7/8の記事参照)。当選者にはもうすぐ当選ハガキが届くとのことなので、応募された方は今頃気が気じゃないんじゃないかと思います。
 サイン会当日は椎名先生がまた何かやらかしそうな気配もあるので、そちらも楽しみです。とりあえず事前にTwitterのサイン会用ハッシュタグを決めておき、当日サイン会に参加される方がモバイルでその様子をタグ付きでライブ投稿していくなんでのはどうでしょうか。目指せbuzztter入り。

 今回は単発のOVAということですが、評判が良ければOVAがシリーズ化したりアニメの第二期が作られたりすることも決して夢ではないと思われるので、OVAが売れて椎名先生にみんなの元気が届くといいですね! と思います。
 OVA化が決定してからの椎名先生は、「宣伝」と称してTwitterに参入して日常的にファンと交流し始めたり、なりきりチャットをやらかしたり、作画風景をライブ配信したりと、色々面白いことをやってくれたので、ファンとしては本当に嬉しかったです。ネットではっちゃけてる先生の姿を見て、これまで生きてて本当に良かったと何度思ったことか。いやマジで。

 ですので、もしOVAがシリーズ化したりしたらますます椎名先生が増長してもっと面白いことをやってくれるに違いないと信じているので(勝手に)、そういう意味でもOVAの評判が高くなるといいなーと思っているところです。
 とりあえず自分は発売日に池袋でOVAとコミックス22巻限定版を購入する予定です。無事に買えるといいのですが。


列挙版サンデー31号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 もう来週にはOVAが発売ですか! 時の過ぎるのが早すぎます! 助けて!
 あとブルーレイの再生環境を下さい!(わがまま)

 以下、サンデー31号の感想です。

マイ・ウィングス #6 あらすじ:
 回避不可能な未来予知に対してゆらぎを与える力を持つ存在「フェザー」は、皆本と同居することになりました。鳥の格好で。

  • 見た! この絵をペン入れするところをライブで見たよ!(チルドレンがベッドで寝てるページを指さしながら)
  • ちくしょう! なんで主任ばっか…!!
     まったくですね。
  • 機密保持のためにナオミや雪乃の顔はマスクされるのに谷崎主任や(高レベルエスパーである)幸生の顔はマスクされない理由は、多分この世界では「男にはプライバシーはいらねえ」という作者の意向が働いているものと思われます。
     幸生が顔バレして(表層的に)カッコイイこと言ったせいで彼が妙にモテ初めて雪乃が不機嫌になる展開になったら面白いかもとか思いましたが、生幸生を見られた上で彼がモテ続けるのは不可能という結論に達したのでこの展開は消滅。
  • あと谷崎主任はモテるべき。サンデーを買い支えている30~40代独身男性読者のために。
  • もしかして、フェザーは鳥形態になったら知能も鳥並みになってしまうのではないかと、「ミナモトー♥」と叫びながら飛びかかるフェザーを見て思いました。鳥頭フェザー。
  • 兵部自重(無理)。
     彼はまだ薫が「女王」となって世界を統治するエスパーの未来を探しているようですが、もうそれは無理だと悟り始めており、それ故に不二子と協力することにしたのかもとか思いました。しかし彼は自重できないひねくれ者故に、素直に不二子や皆本と手を結ぶことはないでしょうけど。
  • 少なくともそいつが、未来の『ゆらぎ』を生んでいる証拠よ」のシーンは、(意図的に薫が振り向いたシーンを隠しているため?)どの辺がコミックス1巻時点の未来と違うのか、判断ができませんでした。
     そういえば、絵柄は当時とは結構違ってますよね?(そういう問題ではない)
  • 最後のページ。今回のエピソードでは彼女も随分オトナになったと感じさせてくれましたが、「強くていい女になった自分」のイメージが大概だったので、まだまだコドモなのなと思い直しました。