アニメのCM枠でPVが流れ始めた、「可憐Girl’s」に関するニュース記事。
噂には聞いていましたが、彼女たちはやはり相当の難関を勝ち抜いて選ばれたエリートの様ですね。
「訓練していない者が着ると漫才師にしか見えなくなる
」と言われる、あのバベルの制服を着こなせるとは流石!(←デマ)
とりあえず超がんばれ。CD買います。
椎名高志ファンサイトC-WWWの更新報告日記でした(過去形)
アニメのCM枠でPVが流れ始めた、「可憐Girl’s」に関するニュース記事。
噂には聞いていましたが、彼女たちはやはり相当の難関を勝ち抜いて選ばれたエリートの様ですね。
「訓練していない者が着ると漫才師にしか見えなくなる
」と言われる、あのバベルの制服を着こなせるとは流石!(←デマ)
とりあえず超がんばれ。CD買います。
サンデー25号に掲載された「神のみぞ知るセカイ」に出てきた人生のエンディングテーマ『集積回路の夢旅人』に曲を付けて初音ミクに歌わせた作品。これはすごい。本当に作ってしまうところが特に。
最後に出てくるゲーム機が(マンガのX-BOX360ではなく)黒サターンというところに、個人的にグッと来ました。
そして『神のみぞ知るセカイ』は、扱っているテーマ故か、それともこの作品の持つポテンシャルがそうさせるのか、どうやら様々な人達の心の琴線に触れて語らせる力を持つ作品であるらしく、まだ第6話までしか掲載されていないのにも関わらず、既に様々な意見がネットに登場しているのが興味深いです。
以下、自分が面白いと思った記事のブックマーク。
これでもオッケーですか?」って先生! ボクが女子なら桂馬の嫁になりたいくらいでしたよ!
今更になりますが、サンデー24号の絶チル感想です。
まずフェチ要素の確認から。パティの黒いストッキングが破けている様がいいです。椎名高志作品における破れストッキング描写というと、「GS美神極楽大作戦!!」コミックス9巻の横島君の妄想に出てくる美神令子のストッキングの破れが思い出されますが、それと比べると破れ描写技術が大きく向上しているのが伺えて嬉しいです。
しかも、今度の場合は破れ対象がまだ少女であり、かつストッキングが黒いので、よりフェティシズムを刺激するっつうか、端的に言ってエロいですよね。ですよね(連呼)。このご時世にこんな描写にゴーサインを出した編集の人は度胸があるなあと思いました。パティに黒いストッキングを履かせたのは、これがやりたかったためなのな!(決めつける)
今回の話で、黒パンスト属性に目覚めた子は必ず居ます。五人はいます。よくやった。
バレットやティムはバベルに保護された結果立派なオタクに更正しましたが、パンドラに保護されたパティはこれからどうなるんでしょうか。ブラックファントムから課せられた使命である「チルドレンの監視」を無意識に実行する薫のストーカーになるのか、それとも真木×兵部に萌えちゃう立派なオタクになるのか。何にしろ幸せになって欲しいです。
そしてそれ以外の点についてですが、今回(というか「ファントム・メナス」編全体)のメインテーマは、兵部が澪に語った「いつか君たちが手を差し出した時、自分でもよく判らない理由で彼女は拒絶できない。何故なら、それは彼女が幼い頃たったひとつ餓えていたものだからね
」という台詞に集約されていると感じました。今回のサブタイトルが「ファントム・メナス」である所以がここでしょう。
この台詞で個人的に気になったのは、兵部があまりに過去に拘りすぎていると思われること。
実際、兵部自身や「パンドラ」の構成員達は過去に満たされなかった想いがあるが故に仲間となった訳ですし、伊号の未来予知も兵部の予測の正確さを裏付けているので結局このマンガはそのようになるんでしょうけど、人の未来の行動はそこまで過去に束縛されるものなんだろうか? とも思ってしまいました。
もし薫がパンドラと組む理由が幼少時の愛情の欠如に起因するものであったとすれば、まだ現在の段階ではこの未来を回避できるんじゃないかという気がします。それこそが、このマンガの今後の大きなテーマの一つになるのではないのでしょうか。
っていうか、まさにこれこそが “We can try over the future world
“! ”We can try over the future world
” なんですよ! 略すると「わー」ですよ! わー!
ただ、この未来を回避するためには、今回の最後で薫の「甘え」を冗談だと思って軽く流した皆本のボンクラっぷりを何とかしないといかんですね。
そういう意味では、やはり不二子ちゃんの取る「皆本とチルドレンをデキさせる。そのためには手段は問わない」という戦略は大筋では正しいのかも。やり方はかなり間違っている気がしますが。
サスケ部屋mk2さんで紹介されていますが、9月にコナミより「絶対可憐チルドレン」のゲームが発売されることが発表されました。
椎名高志先生の作品としては、PC-Engine版「GS美神」以来、14年ぶり3回目のゲーム化となります。
→絶チル、DSでゲーム化。
(サスケ部屋mk2さん)
宣伝文句を読む限りでは、割としっかりした作りのRPGになりそうな雰囲気。対象ユーザーは、女性にも目配せはしている様ですが、どっちかというと男の子向けつうか真のコア層であるところの30代男性向けっぽい気がします(偏見)。今後の情報を楽しみに待ちたいと思います。
これで「第四のチルドレン」が実は少女じゃなくてショタっ子だったりイルカだったりミソッカスだったりすると面白いんですけどね(オレが)。
以下は個人的な妄想なのですが、もしアニメ版「絶チル」がゲームになるとしたら、小学生~中学生女子向けを意識した、プレイするのに比較的敷居が低いミニゲーム集になるんじゃないかと思ってました。
ミニゲームをクリアすると、皆本のチルドレンに対する好感度がアップするよ! アダルトモードに変身すると皆本に迫れるイベントが続々発生! あなたも自分の躰で堅物エリート男性を籠絡する歓びを味わっちゃおう! みたいなアレです。
以下、妄想したゲーム内容。
妄想なのでオチはありません。
「椎名大百貨店」を購入することに成功しました。
この「椎名大百貨店」に収録されているエピソードですが、これらは全て「一番湯のカナタ」の連載が終了というか打ち切られてから「絶対可憐チルドレン」の連載が始まるまでの間に発表され、かつ既に発売されている「GSホームズ極楽大作戦!」や「絶対可憐チルドレンガイドブック」に掲載されていない作品が収録されているのが特徴です(→この時期に椎名先生が発表した作品のまとめ)。
また、これらが描かれた時期はサンデー本誌以外の様々な雑誌に転々と発表していた時期でもあり、世間的な評価では「不遇を託っていた」印象をどうしても拭いきれないっていうか、むしろズブズブであったような気がしてなりません。
どうやら椎名先生も、この時期には色々と思い悩むことがあったみたいです。
当時、「漫画が一生の仕事ってどうよ」と迷ってました。もういい歳なのに生活の大部分が「超能力を持った少女が」とか妄想する毎日。まともな社会経験まったく積んでません。
「椎名大百貨店」のあとがきより
しかし、その迷いの中から生まれた奇跡の作品があります。それが「パンドラ」です。
「パンドラ」のどこが奇跡だったのかと言えば、それは椎名高志という作家が自分本来のキャラクターと作風を、作品を描いている中で再び見つけ出すことに成功したこと。それに尽きます。
そしてそれは、この作品の第三話の以下の台詞に集約されています:
「空から降ってきた人間じゃない女のコ、最高ッ!!
」
大事なことなのでもう一度書きます。空から降ってきた人間じゃない女のコ最高。これです。こんな台詞を自分のマンガのキャラクターに正々堂々と喋らせる境地に作者が達したことこそが、「パンドラ」という作品の最大の価値なのです。
この台詞は、自分が本来のホームグラウンドと自負していたであろうSFコメディ路線の「一番湯のカナタ」が打ち切られ、「自分はいつまでもマンガを描いてていいのか?」と漫画家としてのキャリアに疑問を持ち始めていた当時の椎名先生が、「それでも空から降ってきた人間じゃない女のコが好きだ! 大好きだ! そして、そういうマンガを描くことも大好きなのだ! ならそれを描くしかない!」と、己の本質を取り戻した象徴なのです。
いやその別に本物の椎名先生がそういうこと言ったかどうかは判りませんが、でも真実はきっとそうに違いありません。
自己分析するに、この話は「低俗で幼稚で不毛な現実逃避なのはわかってるが、それでも俺は漫画が好き」というダメ人間の血の叫びなのではないかと(笑)。
「椎名大百貨店」のあとがきより
「パンドラ」第三話を描くことで、空から降ってきた人間じゃない女のコとかそういうのが大好きな自分自身を取り戻した椎名先生は、その直後にサンデー超増刊で「絶対可憐チルドレン」(コミックス1巻の巻末に収録されている版)を発表。超能力を持った幼女三人組に大の男がメロメロにされるSFコメディーという直球ど真ん中な内容が大当たりし、サンデー本誌で再び連載を開始することとなります。
その後の破竹の快進撃は、皆様ご存知の通りですね。
現在の「絶チル」路線に繋がる原点とも言える「パンドラ」は、そういった意味で椎名ファンにとっても極めて重要な作品です。椎名先生のファンを自負しているまだ未読の方は、ぜひこの機会に読んでみることをオススメします。
齢四十にしてついに「空から降ってきた人間じゃない女のコ最高」の境地に達した椎名先生の心意気を汲み取ってこその椎名ファンだと思いました。
壱松と弓はそのままつきあっちゃいなYO! 的な認識を読者に与える話と理解。
というかこのマンガ、第二話があまりに衝撃的な展開だったので、もはや今後何が起こっても驚きません。「MAR」連載終了を経て甦った安西先生は、何か凄いモノに目覚めてしまった模様。
そして個人的には参宮橋(=非モテオタクの権化)が王子さまであって欲しいです。
参宮橋のような世界に絶望しているオタクこそが幸せになって欲しいのです(力説)。
鉢かつぎ姫のボケがどんどんキツくなって行くのが恐ろしいです。今回の場合、彼女が携帯している電話(≠携帯電話)がどうやって電話網に繋がっているのか、激しく謎です。月打されているのは一寸法師の鬼ではなく、実はあのような黒電話の存在を許している作品世界そのものではないのか。そんなことまで考えさせられるガジェットだと思います。早くも「月光条例」がセカイ系の様相を呈してきました(間違い)。
「一寸法師」で一番悪いのは、一度の粗相程度で家から娘を追い出してしまった、娘を信頼していない姫の父親なのではないかと思われます。おとぎはなしの世界はドメスティックバイオレンスが横行している世界なので恐ろしい。
「勝ち気な女の子は泣くとカワイイ」の法則は偉大!(挨拶)
時音は計算高い子というよりは、己の成すべきことを成すために必要なことならそれを行うことに全く躊躇しない覚悟を(おそらく父を失った頃から)完了させている子であり、その意志の強さが彼女の魅力でもあるのですが、でも覚悟が完了しているが故に、今回夕上が彼女に指摘した「己の行動によって悲しむ人が出る」ということにまでは気が回らなかった模様。時音もまた、自分が愛という名の後方支援を受けていたことに気付いたんですよ!(覚悟のススメ用語)
っていうか、これで時音×良守のフラグがついに立ったんじゃね? みたいな感じに。二人の再会シーンが今から楽しみです。
あとヒゲラーメンが気になる(そこか)。
「戦いは明後日! 場所はおって伝える!
」
きっと戦いの舞台は何故か溶岩が渦巻いていたり断崖絶壁だったりするファンタジー富士山みたいな、「魁!男塾」を彷彿とさせる荒唐無稽なところに違いないと想像。驚羅大四凶殺みたいなアレなバトルが繰り広げられるに違いありません。
この調子で連載が進めば、そのうちキャラクターが倒される度に「死亡確認!」と叫ぶけど実は死んでなかったりする、長い髭と変な髪型がトレードマークの謎の中国人とかが出てくるんじゃないかと思いました。がんばれアイドル番長軍団。
ダンスのステップをコマンド操作に翻訳して覚える主人公のゲーマー的機転に感動(そこか)。
そういうアレで美生編完結。エピソード冒頭では「小銭の存在を知らない」ことがセレブだと思っていたが故に大量にパンを購入してしまっていた美生が、今では小銭を使ってパン買えるようになったよ! という形で彼女の変化や成長を表現していたのが、すっきりまとまっていて美しいなと思いました。
個人的にはこのマンガ、この調子で行けば従来の美少女わんさかラブコメディーの新機軸を生み出す凄い作品に成長するんじゃないかと思っているのですが、世間的な評価はどうなんでしょうか。もしサンデーにタグ付け機能があったら、「もっと評価されていい
」タグを設定したい気分です。なお、「作者は手遅れ
」タグはもう既に付いてます(ひどい)。
今日のアニメ版で、ちゃんと葵が「尻の毛」と言ってくれたことに安堵しました(挨拶)。
そしてお知らせですが、まず以前予告した「ZETTAI KAREN BLOGGING」の移転を実施しました。
「絶チル」に関する新商品情報を追加することで、よりアフィリエイトブログっぽくなりました。アフィリブログ爆発しろ!(自虐)
※サスケさん、ご紹介ありがとうございます
あと、このc-www.net(XServer)に設置している「絶対可憐チルドレン感想掲示板」ですが、最近あまり(負荷による)にサーバエラーが多発するようになったので、個人サイト用にアカウントを持っているロリポップに緊急避難的に移転させました。
XServerは、PerlなどのCGIはよく動かなくなりますが(CGIではなくApacheのモジュールとして動作しているっぽい)PHPのプログラムは問題なく動作するため、長期的にはPHPで書かれたシステムに移行することも考えていますが、とりあえず移転させることで対応することにしました。
掲示板は新しいサイトに自動的にリダイレクトするようになっているので、特にブックマークの変更等は必要ありません。
よろしくお願いします。
ネット上から「絶チル」について書かれた記事を自動的に取得することを目的にした RSS Feed 収集サイト ZETTAI KAREN BLOGGING(愛称:絶ブ)ですが、稼働し始めてから3年以上が経過して色々と機能不全なところが出てきていること、およびアニメ化によって情報が増えて取りこぼしが発生していることなどの理由により、現在新しいバージョンを構築中です。
サイトはこちらになります。
見てくれはあまり変わりませんが、情報の収集元にGooに加えてTechnorati、およびニコRSS(ニコニコ動画の検索結果をRSS化して配信しているサイト。ありがたいです)を追加したこと、および収集サイクルを1時間に一度にしたこと(従来は半日に一度)が変化点です。
内部的には、データの保存先をMySQLにしたり、ページ生成エンジンをPHPでフルスクラッチしたりとかしてますが、使う分には多分どうでもいいです。
しばらく機能を追加しつつ様子を見て、問題なさそうだったら新しい方に移行し、現在のものは更新を停止する予定です。
よろしくお願いします。
なお、週末はこれのプログラミングをずっとしていたので、マンガの感想はお休みします。
サンデーの「絶チル」に関してですが、澪は強制解放時は遠慮せずにもっと薫に密着するべきだと思いました。パンドラのエスパー少女達は、薫にエロく絡めば絡むほど強制解放時のパワーが増すことをもっと知るべきです。
みんな大好きニコニコ動画より。
アニメ版絶チルOPの曲「Over The Future」をアニメ版横山三国志OPに被せたもの。妙にシンクロしているのが面白い。
歌詞を三国志風にアレンジしている字幕のセンスも良いです。
そしてこちらはダイターン3のOPに被せたもの。こちらのシンクロっぷりはもはや異常。「誇りにしたら~
」でダイターンが矛っぽい武器持って出てくるところなんか、正直どうかしてると思います。
尺が決まっているオープニングアニメにおける演出パターンの類似性というものを考えさせてくれる動画ですね(キレイなまとめ方)。
「Over The Future」をピアノ+ベースでセルフセッションした動画。素晴らしいです。
OPが如何にいい曲なのかを認識させてくれます。
お久しぶりです(枕詞)。
最近書いてなかったサンデー感想のまとめみたいなものを淡々と書いてみます。
「MAR」が終了した頃は色々大変だったらしい安西先生が奇跡の復活を遂げ、再びサンデーで新連載を開始。
薔薇を背負った美少年三人組がサンデーの表紙を飾っているところからして「ああ、これはそういう人気を狙ったマンガ?」とか思っていたのですが、最期にラムちゃん(=いわゆる「オレだけを好きになってくれる空から降ってきた人間じゃない女の子」キャラの、サンデーにおける総称)がいきなり出て来てビビりました。そういう人気を狙っているのかと思わせておいて、実はそっちの人気を狙いに来ていたとは。中々あなどれません。
個人的には往年の「ロケットプリンセス」みたいな脳天気ラブコメマンガになって欲しいところなのですが、「銀河系青春ストーリー
」という壮大なスケールのアオリが入っているところからすると、それだけでは済まないような気がしてなりません。このマンガはどこへ向かおうというのか。そういう方なのかそっちの方なのか。
時音さん強化エピソードと解釈。「短パン履いてるから見られても大丈夫!
」とハキハキ言えるところから推測できるように、時音さんは元々少年マンガのヒロインとしての立場を超越したところに立っている人であり、そこが彼女の魅力でもあります。「神殺し」をやってしまってからも彼女は全くブレることなく、「己は己の成すべきことを成すだけだ」みたいなサバサバした行動理念で動いているように思えます。なので、生足見られた程度では彼女の感情は揺らがないのです。
この辺、「時音のいない世界なんて俺は知らない!
」と初々しい台詞を堂々と言ってのける、良くも悪くも感情で動く良守とは対照的ですね。果たして良守は無事時音を救い出し、時音の生足を間近で見ることができるのか否か。良守が時音の短パン姿を見た時の反応が今から楽しみです。
「月打」される対象は「おとぎはなし」ということになっていますが、「おとぎはなし」の具体的な定義がどのようになっているのか、ちょっと気になっています。
「月打」されたキャラクターは行動がおかしくなってしまうということは、即ち月打されたキャラは元のキャラをベースにした新しいキャラになってしまうということであり、これは要するに「キャラクターの二次創作を行う」ことに等しいのではないかと思われます。つまり「月打」は、二次創作を行っても著作権的に問題が生じない作品であれば、「おとぎはなし」に限らずどの作品でも対象になり得るのではないのでしょうか。より具体的に言えば、青空文庫に掲載されている小説であれば「月打」され得る可能性があると考えられます。
「よだかの星」で社会に絶望した夜鷹が月打されちゃったおかげで星にならずに社会に復讐するテロリストになったり、「小公女」ではセーラが月打されちゃって巨大化してミンチン先生に襲いかかって(以下略)みたいな。そんなことばかり考えている今日この頃です。
主人公の月光は口で言ってることとやってることが相反する、極端なツンデレキャラだよなあという印象です。「あやかし堂のホウライ」のホウライを彷彿とさせます。
少し前にやっていたさそり番長のエピソードは、さすがの私も「こんな60年代のヤクザ映画的なノリで付いてこれる読者がどのくらいいるの?」と不安になったりしましたが、でも読者を置いてきぼりにしてこその「金剛番長」なので、まあこれはこれでいいんじゃね? と自分を納得させることにしました。
そして今回の暗契五連槍編ですが、爆熱番長以外はもはやどんな戦闘方法を使うのか想像もつかない奴らばかりです。道化番長なんか、ハシラで「なんでこんなヤツが爆熱番長と手を組むことになったんだろう
」と編集者から突っ込まれている始末です。更に粘着番長に至っては多分人間ですらないです。でも、全く非論理的な展開が許される自由さがあるからこそ、「金剛番長」は面白いのです。困ったマンガですね(ニヤニヤしながら)。
第二話で、主人公の桂馬が「早く契約を終わらせるためには、エルシィを妹として一緒に住むのが最善の策だ
」と論理的に結論付けて同居を認めた展開に感心しました。決して感情にほだされる訳ではなく、あくまであらゆることに感情よりも理性を優先させて対処するタイプの主人公って、少年マンガでは実は案外珍しいのかも知れません。
第三話では、ギャルゲーの攻略法がそのまま「現実」でも通用することを理解した桂馬が、これまた理知的に淡々と現実女子を攻略しにかかる姿が妙に格好いいです。オレがこのマンガ内の女子なら絶対惚れてるね! と断言して行きたい。