海堂 尊 (宝島社) / ¥ 460
椎名高志ファンサイトC-WWWの更新報告日記でした(過去形)
※メガミマガジン編集部から献本して頂きました。ありがとうございます!
お久しぶりです。
金曜日に夜更かししたせいか身体のリズムが崩れてしまい、週末は夜10時を過ぎると眠くて仕方が無くなる身体になっていました(単に寝不足で体調崩したとも言う)。その上、家族が風邪引いちゃったりしてもう色々と大変なことに。
なので、せっかく「絶対可憐チルドレン」が表紙のサンデー12号の感想を書く時間が取れませんでした。以下箇条書き。
おキヌちゃんはオレの嫁」と名乗るべきだったんだろうか。
君の身体感覚は今僕のものだ」って台詞が心底エロくてたまりません。あと蛇。蛇エロい。やはりこのカップリングが個人的にはベストです。
あたし…信じてたのに…」という薫の台詞は、薫達のことを信じて待つ皆本と、薫の信頼を裏切った兵部の対比を浮かび上がらせますね。
無事で良かった」と兵部から言われて頬を赤らめたパティの頭の中を想像しながら今夜は寝ます。
あの「冷やし中華はずかしめました」の人がまさかの週刊連載化。「うすい胸…うすい腰…うっすい尻…
」とか普通に言ってる「はじあく」といいこれといい、今年のサンデーは何かこう思い切り方が違う気がします。
万物擬人化マンガということで、個人的にはよく腐女子の人達が思考実験として語っている「鉛筆と消しゴムはどっちが攻めか」というテーマを美少女に擬人化した上で百合っぽくやって欲しいなあ、とか思ったんですけど、でもこれの作者のなつみん先生はカワイイ絵柄で風俗っぽいベッタベタなオヤジギャグ的ネタを平気で繰り出してくる人なので、そういう方向に期待するのは間違いですね。すみません(何)。
長瀬先生編完結。このエピソードについては既に作者のサイトで解説が加えられていますが、個人的には「現実には理想が足りない。理想の結末が必要なんだ
」という言葉が「現実」に対して絶望しているはずの桂馬の口から出てきたことが、今回の物語の一番大きなポイントなのかも知れないとか思いました。彼は現実に絶望しながらも、でもまだそれを打ち破る何かを期待しているのかも知れません。
あと今回は終わり方が美しすぎます。このマンガが「神知る」でなくて普通のラブコメマンガだったら、ここで連載終わってますよ! というくらい美しい。更にもしこのマンガがエロマンガだったら、次のページからはさぞやエッチな展開が(略)。
明らかにこれまでとは異質な変なキャラが登場。まだ連載序盤なのにこんな変態出して大丈夫なのか。明らかな変態を出すことで、キョーコに「ジローの方がまだマシ」とか思わせる展開なのか。
というか、キョーコの回りにはこんな男しかいないのか。いないんだろうなあ。女もユキちゃんとか変態だしなあ。
正の絵がリアル過ぎて吹いた。
デコ覚醒の巻。デコがアクロに対する自分の本当の気持ちに気付いた時、ついにデコは真の覚醒を遂げた! っつう感じで、「絶チル」のパティならずとも頬を赤らめちゃうくらいのラブラブエピソードでした。こんな展開を待っていたよ!
最後のページの最後のコマなんか、きっと次のシーンではデコはアクロにお姫様抱っこされるに違いありません。このまま結婚しちゃうといいと思うよ。
このタイトルって、「八神君の家庭の事情」リスペクトなのでしょうか。
テーマとしては女装モノに属すると思います。普段は女装が似合う男子なんだけど、変身すると完璧な「女形」になっちゃうというニュースタイルのヒーロー(ヒロイン)像は、「こんなカワイイ子が女の子のはずがない」的なノリが大喜びされる現代に似合ったものなのかも知れません。
これで主人公に「女装するのは恥ずかしいけど…でも…(ポッ」的な要素がちょっとだけ混じれば完璧ですね!(ダメ)
ネットというか、「ゴルゴ31」さんで紹介されていた記事に対してなのですが。
ゴルゴさん「ハヤテ」デビューおめでとうございます(遅い)。
椎名先生がサンデーの目次で「漫画・映画・アニメの中で『これは格好いい!』と思った決めゼリフがあれば教えてください
」という質問に対して、「絶望した!!」と答えたという件。
個人的には、椎名先生と久米田先生の関係は、好きとか嫌いとかというより、むしろ盟友関係と言っても良いくらいの深い絆があるのではないかと思ってます。久米田先生の生前葬にも列席してましたしね。きっとプライベートでは、久米田先生は椎名先生のことをメープルピンピンと呼んで愛しんでいるのではないかと妄想してます。久米田絶望攻め(嫌)。
あとこの記事と直接は関係ないのですが、今の小中学生くらいの若い久米田先生ファンになると、『昔久米田先生は週刊少年サンデーで連載をしていた』こと自体を知らない子がそろそろ出てきているんじゃないかと危惧してます。久米田先生は今ではもうすっかりマガジンの顔ですし。『絶望先生』の載ってないマガジンに絶望した! とかみんな絶対言ってますよね今週。
藤子不二雄ファンのkoikesanさんが、「絶チル」が如何に「エスパー魔美」をはじめとした藤子不二雄作品の影響を受けている作品であるのかを、とても丁寧に説明しているエントリ。コメントも含めてとても参考になります。
椎名先生にとって藤子不二雄先生の作品はもはや「血肉」と言っても良いレベルにまでテイストが染み渡っており、椎名作品における藤子不二雄作品ネタを上げていくと、本気で暇(いとま)がなくなる程だと思ってます。また、「『絶対可憐チルドレン』は、そうした古典的とも言えるSF設定をベースにしながら、そのうえで21世紀を迎えた現在の少年マンガとして活きのよさや面白さを備えた作品です。
」という記述には、とても共感させられました。
なお、個人的に「椎名先生の藤子不二雄マンガの好きっぷり」の例で真っ先に浮かぶのは、リメイク版「のび太の恐竜」でタイムパトロールのリーム姐さんが出てこないと大人げない不満を漏らす、この椎名先生の姿です。
「TPぼん」好きなオッサンはホントやっかいですね(他人事のように)。
サンデーで「絶対可憐チルドレン」の担当編集をされていた有井大志氏がサンデーGXに異動となり、その際にサンデーGXの編集者日記で以下のコメントを書かれていました:
少年サンデーに異動した直後、『一番湯のカナタ』の連載を終えられた椎名先生の担当につき、短期集中、連載立ち上げ、アニメ化と色々な経験をさせていただきました。
短期連載を載せた直後、GXのK前編集長が「作品ごとGXに引き抜く」と仰られ、勧誘合戦になったのも今ではいい思い出です。
そして、異動を前にした最後の校了が表紙&巻頭カラー…… これ以上ない最高の形でサンデーとお別れできました。
椎名先生、ありがとうございます。
「絶チル」の短期連載開始時、椎名先生は「少なくともワタシと担当はいい作品だと思ってます」と述べています。この「担当」が有井氏ですね。
「絶チル」は(少なくとも当時の)少年マンガとしては異常な部類に入る作品だったのは間違いないところなのですが、それでもあえて「絶チル」を少年サンデー誌上で連載させるため、有井氏も当時は相当尽力なされたのではないかと想像します。それだけに、今の「絶チル」が連載作品として成功した姿に対して、深い感慨を抱いているのでしょう。
これまでありがとうございました。新天地でのご活躍を期待します。
そういえば「絶チル」の短期連載版が掲載されていた頃の2004年のサンデーって、
とか、何かもう色々と大変だった記憶があります。
そんな大変な年にサンデーで連載を始めた「ハヤテのごとく!」の畑先生とか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。
おわります。
「いわゆるひとつの『攻め』ですね!?
」
パティ×紫穂というシチュエーションであれば、それは攻めというよりはタチと言うべきなのではないかと思いましたがどうか?(挨拶)
その辺はともかく、今回のサンデー連載の感想を要約すると、兵部と愉快な仲間達が洞窟にやって来て葉が総受け、パティが大喜びの回ということになります。
パティというキャラの立ち位置は「男性間のやりとりを腐女子的なフィルタで垣間見た時の関係性を読者に対して可視化することを目的としたキャラクター」ということになるかと思われますが、わざわざこんなメタな視点を持ったキャラを後付で配置するところが凄いです(ある意味)。
先週までやんちゃしてた葉が真木に縛られてひぃひぃ言ってるところとか、紫穂を傷つけようとしたことで兵部に睨まれて葉が頬を赤らめつつシュンとして「すんません
」と言っちゃうところとか、本来であればそういう視点でマンガを読む技術を体得した読者だけが「ぷっ、ぷぷっ
」と吹き出してニヤニヤしていたものでしたが、それをあえてそういう視点を持たない読者に対してもパティが「ぷっ、ぷぷっ
」と腐女子笑いをすることで「ここはそういう含みを持たせているシーンである」ことを可視化し、「どうぞこいつらでニヤニヤして下さい」と作者が新しい視点を提供しているところが、個人的には特に凄いよなと思いました。
「MISTERジパング」の頃の私は、同人誌描いてる方から「殿の股チラがエロいんですよ!」と教えてもらうまでは信長が如何にエロいキャラだったのかを把握できなかったものでしたが、それに比べれば「絶チル」は随分と親切になりましたよね。そういう方向に親切にする必要性があるかどうかはともかく。
パティには、バベルサイドのバレット+ティム組と同じく「オタクの存在こそが平和の証である」という作者の信念が込められているはずなので、きっと彼女のメタな立ち位置についても今回の様にコメディとして使う以上の深淵な目的があるのではないかと思っているんですけど、でも単に後先考えずに作者がノリでやってるだけなのかも知れません。
そしてストーリーの方ですが、人工衛星の落下に巻き込まれて窮地に陥った不二子ちゃんチームがまさかのブリティッシュ作戦で逆転、次回巻頭カラーで逆襲なるか? みたいな感じになって来ました。カラーにあわせて見せ場を持ってくる構成の妙は流石。
戦力的にはバベル側圧倒的有利ですが、原稿速報によれば兵部と不二子の伝説の樹での告白イベントがあるようなので楽しみ(まちがい)。
あと紫穂は結局「自分が将来『女帝』になる」という予言を聞いていたことが判明しましたが、更に彼女は「皆本もそのことをずっと前から知っていて、それでその予知を覆すために戦っていたこと」も知ったことが描写されていました。「バカ…
」とか言いながら固まってる皆本にそっと触れる紫穂がやたら可愛いです。
腹黒さと可愛らしさを両立させている紫穂は、やっぱりチルドレンの中では一番精神的には成熟しているのかなという印象です。
スカウターを装備して「戦闘力たったの5か…ゴミめ
」ゴッコしてる葵は凶暴そうでイイネ(いいのか)。
先週は「キョーコくんのうすい胸…うすい腰…うっすい尻…
」や「こんな感じのネコミミ娘にしてもらえるなら協力は惜しまん
」とか「しっぽは弱点でお願いする!
」とかのダメ名台詞が勢揃いした神回であり、何か書かないといけないと思っているうちに公私ともに忙しくなってしまって(以下略)という感じで大変に残念でした。
そして「透明人間になって女子更衣室に潜入する」という正統派少年マンガな展開を見せた今回のポイントは、ついにそのキョーコのうすい胸が名実共に明らかになってしまった上、ジローがそのうすいおっぱいを鷲づかみにしてしまったことに尽きます。
特にジローがおっぱいを掴んだコマは「キョーコの胸のうすさ」と「うすいなりにちゃんと柔らかそうな感触」がきちんと表現されており、私なんかはもうそのコマばっかり何度も何度も見返してしまいました。ウブで純情な藤木先生の、精一杯のエロスな表現を堪能。ありがとうございました。
にしても、本当にキョーコは胸がないですね。スポーツブラをつけているとか、まるで「絶チル」の小学生時代の薫のようです。サイズ的にも(ひどい)。
薫の場合は胸のサイズの成長がそのまま彼女自身の成長のメタファーとなっているので、薫はおっぱいが大きくなることが運命付けられているのですが、キョーコの胸はもはやジローが改造でもしない限り大きくなる見込みがないことも、また運命付けられていると言えます。そしてジローは、今回の一件でおっぱいのスペックは大きさで決まるモノではないことを文字通り体感した訳であり、彼はキョーコの胸を改造する必要性をそれほど感じなくなったのではないのでしょうか。つまりキョーコのおっぱいは、永遠にあのまま。それでいいのです。
キョーコの登場によって、サンデーのセックスシンボルが「ちちしりふともも」であった時代は名実共に終焉を迎え、「うすい胸…うすい腰…うっすい尻…」の時代が到来したのです。私は今回の「はじあく」を読んで、そう結論付けるに至りました。
そしてキョーコの友達のユキはキャラ紹介に「見かけによらず大胆!?
」と書かれてましたが、彼女はむしろ「見かけによらず変態
」だと思います。彼女は渡キョーコファンクラブに入って会員ピンクを名乗るべき。
「仕方ないよー それが現実ってことでー
」
「何が現実よ、バカじゃないの!
」
この手の形で「現実」という言葉を見る度に、この画像を思い出してしまいます。
これ元ネタなんだっけ(どうでもいい)。
それで、今回はとにかく二階堂先生のナチュラルなサドっぷりが素晴らしいです。「(長瀬の情報を)教えてやるぞ。なんでも
」と桂馬に胸元をちらつかせて迫りつつ、情報を盾にいいように桂馬をこき使う姿は極めて自然体。「生粋のS女」の二つ名は伊達ではありません(二つ名?)。
しかし真のSM関係とは、MがSに対して如何なる責めを自分にさせたいのかを察してその責めを行わせるように振る舞い、またSはMがどのように責められたいのかを察してMの望むように振る舞うという、受け責めを通じた極めて高度なコミュニケーションなのです。そのような観点に立てば、彼女をSとして自然に振る舞えるのは、桂馬が彼女の責めを全て受け止めるだけのMとしての才能があるからということになります。
今回のエピソードでも、桂馬が二階堂先生の責めを全て乗り越え、その上で「長瀬が落ち込んでいると気になるんだ
」と彼女に伝えたからこそ、二階堂先生も長瀬先生についての本当のことを桂馬に語ろうと気を許す結果に繋がったに違いありません。生粋のSを堕とすためには、MとしてSの責めを全て受け入れる覚悟があることを示す必要があることを、桂馬は本能的に理解していたのです(決めつけ)。
今回の攻略対象はあくまで現実の前に熱血が空回りしている長瀬先生ですが、今回のエピソードに限っては、Mの桂馬がSの二階堂先生を攻略したと評価することができるのではないのでしょうか。
っていうか、何で自分はこんなに一生懸命SMについて語っているんだろうかと思いました。
「皆本は童貞ではない」というオフィシャル発言によって、今後の男性・女性向け二次創作界隈が活発化することに期待します!
俺の妄想を超える同人誌が読みたい!(挨拶)
それで本編の方は、賢木と葉の「惚れた男の為ならいくらでも鬼になれる」男同士のガチンコ対決エピソード続き。
「あのバカをからかっていいのは俺らだけだ!
」(翻訳:少佐をからかっていいのは俺だけだ)と言い放つ葉といい、「俺の仲間に手を出したらてめえは殺す!
」(翻訳:俺の皆本に手を出したら殺す)と言い放つ賢木といい、ホントにこいつら兵部と皆本に心底惚れ込んでますよね。
しかも賢木に至っては「殺してくれと頼むような目に遭わせてからな。医者の俺にはどうすればいいかよーく判ってる
」とか、もはや腐女子ならずともエロスなことしか妄想できない台詞を言い出す始末であり、こんな現場に居合わせたらそりゃパティもたまらず吹き出すに決まってます。
来週もきっとこいつらは何かやらかしそうなので(パティが喜ぶ方面で)楽しみにして行きたい。
その一方、紫穂は紫穂で多分この二人が本気で殺し合う展開に発展するのをwktkしながら待ってたっぽいので、性根の腐り具合においてはパティを凌駕していると言えます。紫穂の黒さはホンモノ。さすが将来世界を支配する女です。
紫穂が前回自分が将来エスパー達のリーダーとなる話を聞いかどうかについては、今回微妙にボカされているような感じがしました。実際どうなんだろう。
そんな感じで世界の果てで賢木×葉(リバ可)のカップリングが進展している一方、宇宙では兵部×不二子のカップリングがフィーチャーされてました。個人的にこのマンガで一番好きなカップリングは兵部×不二子なので、この二人の掛け合いが読めたのは嬉しかったです。
特に兵部が不二子のことを「不二子さん
」ではなく「姉さん
」と呼んだところなんか、この二人の昔の関係を色々と想像させてグッと来てしまいます。この二人は本当に実の姉弟みたいに仲良かったんだなあとか、でもこの二人は今の皆本とチルドレンの関係以上に「近すぎた」が故に結局は上手く行かなかったんだろうなあとか、こう色々と想像してしまいますよ。
そして、最期は兵部が鬼畜モードに豹変してエンド。もしこの状態の兵部が葉と賢木の前に現れたら、葉は逆に言葉責めでおしおきされてしまい、賢木も「ヤブ医者」と野次られまくった挙げ句に殺してくれと頼むような目に遭わされることは必至であり、更にその場に居合わせることになるパティはそんな光景を見て鼻血を吹きまくることも、また必至の様相です。
様々なカップリングが花を咲かせる今回のシリーズ、次回以降もそういう意味で楽しみでなりません。
時間ねえー(バナー略)
そんなアレな状況なので、先週出たサンデー8号の感想をざっと書いておきます。
二回程読み切りとして登場した経歴を持つこの作品が、ついに正式連載枠を獲得。頑張って欲しいですね。
それでこのマンガ、表紙では「笑ってる糸目兄ちゃんと子狸」というハートフルかつ微笑ましいマンガのように思わせておいて、本編では血しぶき飛び交い子どもも大人も死にまくるブラッディきわまりない内容なのが凄いなと思いました。サンデー読んでてここまで心理的にキツいマンガを読んだのは、「マリンハンター」でシャークの恋人と妹が惨殺されるエピソード以来かも知れません。
久しぶりに油断ならない連載が始まったなという印象です。
おかっぱ予言者のサキ再登場。とてつもない重荷を背負っているにも関わらず毅然とした態度を崩さない気丈な彼女ですが、いつか任務から解放され、亡きかつての主人を想ってボロボロ泣くところを見てみたいです。絶対可愛いと思います(サド)。
桂馬苦境。発生している問題に対して適切なソリューションを見つけ出し、苦境を飄々と切り返すのが桂馬の主人公たる所以なのですが、今回はそれが裏目に出るという珍しい展開になってました。
しかも、最期で桂馬が自ら「下手を売った」と判断した『お前の勝手な基準で人を見るんじゃない
』という言葉が、実は長瀬先生に対して逆に効果を与えていたというのも面白いところ。これまでのパターンとは違った展開になりそうで楽しみ。
自分も機動戦艦ナデシコの魅力は、やっぱSF設定にあると思ってます。ルリルリ三部作最終話とかSF的にはベッタベタなネタなんだろうけどやっぱり泣かすよね!(←古いオタクはこれだから)
はじあく男祭り開催。何だこれ(褒め言葉)。
「ジローには恋愛感情という概念がない」というキャラクターのアドバンテージを活かしまくった話作りの旨さにメロメロです。あとジローがお耽美キャラに見えてしまう「キョーコビジョン」にもワロタ。妄想少女という設定は伊達じゃない。
「それでも俺には大事な友達だったんだー!
」に図らずもグッと来てしまいました。革はどこまでもこういう奴なのな。
いつかこの想いが報われる日が来るんでしょうか。報われるまで相当酷い目に遭いそうな気がする(ひどい)。
熱血系少年マンガにありがちな「無茶な特訓」そのものをギャグにしたエピソード。根性を論拠に無茶な展開を繰り広げる一方で、それをメタってギャグにすることも可能な「金剛番長」という作品の懐の広さを感じました。ホントこのマンガやりたい放題だよなあ。
瀕死のデコが色っぽすぎると思った(まちがい)。