はじめてのあく 一覧

今の黒澤さんの姿は「正義を唱えて力を振るう者の醜さ」が凝縮されてて素敵だと思うサンデー1号はじあく感想

はじめてのあく

 お久しぶりです(挨拶)。

 掃除用ロッカーの中に二人きりになった緑谷とユキの動向が気になる今週の「はじめてのあく」でしたが、その結果はユキがおしっこを我慢できなくて脱落するという、ある意味とてもこのマンガらしいオチが待っていました。
 でも、ユキがおしっこ我慢して赤面しつつモジモジしてる様子に対して、あの草食系ボンクラ男子の緑谷が思わず抱きしめにかかってしまう程の劣情を抱いてしまったのはちょっと意外でした。緑谷くんもついに目覚めてしまいましたね。おしっこ我慢フェチに(まちがい)。

 キョーコとジローの痴話喧嘩については、いつものことなので問題ないです。あとシズカは基本的には残念な子なので、ごくまれに見せる残念じゃない姿には惹かれますね(褒めてます)。
 そしてサブローのチャイナドレスですが、アリだと思います。

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チャイナドレスというと「チャイナさんの憂鬱」を連想する世代。あと春麗


シズカはともかく、ルナはエロい(感想)。サンデー42号はじあく感想

はじめてのあく

 水着回。やってることは基本的にはおっぱいむにゅとかおっぱいポロリとかおっぱい見られてキャーとかいう、美少女わんさかラブコメディの基本に極めて忠実な内容でしたが、でもやはりいいものはいいです。前回大神を再登場させたのは、この水着回で彼女を活躍させる(主におっぱいで)ためだったのか! と納得させられました。
 こういうマンガは少年誌に一つは必ず必要なので、これからも頑張って欲しいですね。

 やたらモテるジローにキョーコが一方的に嫉妬してケンカするのはいつもの事なのでとりあえず問題ないですが、個人的に面白いと思ったのは、大神が「あんなやつが作る組織なら入ってみたいものだ」と言ったことに対して、キョーコが「いつの間にか大神ちゃんにまで毒牙を!」と反応していたことです。大神ちゃんですよ大神ちゃん。先週はデレた大神の頭をカワイイカワイイ言いながら撫でていたキョーコでしたけど、年齢的に年上でかつては敵同士だった大神を早くも「大神ちゃん」呼ばわりしたり普通にタメ口をきいたりと、なかなか大胆に接しているように見えます。
 彼女がここまで(いくら大神ちゃんがカワイイとはいえ)フランクに他人に接することができるようになったのは、「まー、ジローがいるからね、慣れちゃった」と本人が言ってるようにジローと長いこと付き合って来たおかげであり、彼女にとってジローはもはや必要不可欠な存在なのです。まあそれも本人はよく判っていると思うので、早いところジローと仲直りして、彼の懐の広さを信じて素直に告白でも何でもしてしまえばいいんじゃないかと思いました。告白したらこのマンガ終わっちゃうけど(ひどい)。

 あと、ジローはキョーコの裸を見てつい「お前の貧しい体を見るつもりはない」とか言ってしまってますけど、少なくともキョーコの尻は貧相どころかキュッと引き締まった素晴らしい尻なのです。あれはいい尻です(力説)。
 ジローは自分のカラダにどうしてもコンプレックスを抱いてしまう女性心理をもっと知るべきですが、それ以上にもうちょっとについても知るべきだと思いました。あれはいい尻です(連呼)。


「ついにきた?」サンデー39号はじあく感想

はじめてのあく

 先週から今週にかけての「はじめてのあく」を読んでいるうち、この作品世界における「正義の味方」と「悪の組織」って、警察権力を国家からアウトソーシングされた民間軍事会社と、地域に根ざした昔からの暴力団の関係に近いのかなあとか、余計なことを考えてしまいました。
 この作品世界は警察の手に負えないほど「悪の組織」が蔓延しているのか、あるいは「悪の組織」はある種の必要悪であると社会が認識しており、国としてはとりあえず対策してます的なポーズを取るために「正義の味方」をパフォーマーとして雇っているのか、その辺はまだよく判りませんし、多分作者は何も考えていないと思います(決めつけ)。

 まあ、今回のエピソードの主眼はキョーコがジローに心を許していく描写にあるのは明らかなので、まさに余計なことですよね。すみません。

 そうそう、そうなんですよ奥さん(いきなり)。今回の最後の方でキョーコが「なんか民間人って言うのは…イヤだったのよね。私とこことは関係ないって言ってるみたいで…」と言ってましたが、これはもう「自分はジローと一緒にキルゼムオール=阿久野家の一員になる」と言っているに等しいですよね奥さん。遠まわしなプロポーズみたいなものですよ奥さん。
 そして今回のラストシーンにおける、(ボンクラなのでまだキスのちゃんとした意味を理解していない)ジローがキョーコのほっぺにチューした時の、キョーコの表情と反応を見ましたか奥さん。なんという可愛らしさでしょうか。これはもう完璧にキましたね。「キョーコはジローの嫁」なのは読者は既にみんな納得していることと思いますが、本人もついにそうなる覚悟を決めた! と解釈してよさそうです。

 あとジローに必要なのは、キスの持つ意味を本人が理解した上で、今回のような「ごほうびのキス」ではない「本当のキス」をすることに他なりません。いやまあ、正直なところボンクラなジローには「本当のキスの意味」とか理解できるとはまだ思えないのですが、それでもキョーコにここまでの表情をさせてしまった以上、ジローは男としてやるしかないのです! がんばれジロー! 全国のボンクラな男性サンデー読者が応援しているよ!(多分)

 あと今回は、戦部どのがジローの長姉のアヤに惚れてるシーンが出てきましたが、まだ高校生のジローとは違っておっさんはもう30過ぎてるんだから、モジモジしてないでもっと頑張れと思いました。


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